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2022年8月、ホンダのスポーツモデルであるシビックタイプR EK9型が製造開始から25年が経過し、アメリカの25年ルールの対象となりました。この記事では、25年ルールの概要、初代シビックタイプRのEK9型の特徴、今後の相場の動向などについて解説します。
2022年8月にシビックタイプR EK9型が25年ルール解禁!
シビックタイプRの初代モデルとして現在でも高い人気を誇るEK9型は、2022年8月に製造開始から25年が経過し、アメリカ25年ルール解禁となりました。これにより、アメリカへの輸出が盛んになり、中古車相場にも動きが見られる可能性が高くなっています。
そもそも25年ルールとは?
アメリカの25年ルールとは、アメリカの輸入車関係法令の例外ルールのことで、製造から25年が経過したクルマの登録区分がクラシックカーとして認められる制度です。
原則としてアメリカでは右ハンドルのクルマの輸入ができません。ただし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとして登録できるようになります。クラシックカー扱いとなった右ハンドルのクルマは、そのままアメリカへ輸入することが可能になります。
このルールにより、製造から25年以上経過した日本車がアメリカに多く輸出されるようになる可能性があります。
▼アメリカの25年ルールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ
25年ルール解禁でシビックタイプR EK9型は値上がりする?
アメリカ25年ルールの解禁に伴い、シビックタイプR EK9型の中古車相場が変動する可能性があります。
シビックタイプRは、日本国内のみならず海外でも人気が高いモデルです。そのため、初代シビックタイプRであるEK9型の買取相場や中古車市場価格などが変化する可能性が高いといえるでしょう。
必ず値上がりするとは断言できませんが、買取額や査定額が変化すると予想されます。
25年ルールが解禁されたシビックタイプR EK9型の魅力
初代シビックタイプRであるEK9型は、FF車の2ボックスという新しいマーケットを開拓したシビックのスポーツモデルです。「より多くの方に走る歓びを存分に味わっていただきたい」というホンダの熱い思いから誕生しました。
ホンダの代名詞とも言えるVTECエンジンを搭載するEK9型タイプRは、1.6Lという小さな排気量でありながら、1.0Lあたりの出力が100PSを超える高性能エンジンとなっています。
高性能エンジンを搭載する初代シビックタイプRは、鋭敏な動力性能とコントローラビリティを両立させたコンパクトなスポーツモデルとして現在でも高い人気を誇るモデルです。
シビックタイプR EK9以外で2022年に25年ルールが解禁された車種一覧
シビックタイプR EK9型の他にも、2022年に25年ルールが解禁されたクルマがいくつもあります。主なモデルは次のとおりです。
解禁年月 |
名称 |
特徴 |
2022年4月 |
2代目 センチュリー |
国産車唯一のV12エンジンを搭載する乗用車 |
2022年4月 |
ハイエースレジアス |
5ナンバーサイズの3列シートミニバン |
2022年5月 |
ローレル C35型 |
ローレルの最終モデルとなる8代目 |
2022年8月 |
2代目アリスト。直列6気筒エンジン+FR、4灯ヘッドランプやリアコンビランプが特徴 |
|
2022年9月 |
アコードの姉妹車でプリモ店とベルノ店で販売された |
まとめ
ホンダを代表するスポーツモデルとして度々注目されるシビックタイプRの初代モデルであるEK9型は、アメリカの25年ルールの解禁に伴い、市場の相場も変化する可能性が高いです。また、今後、流通台数が減少すれば希少価値も高くなる可能性もあるでしょう。シビックタイプR EK9型を売却したい方や手に入れたい方は、注目が集まっている今がチャンスかもしれません。
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