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ホンダの人気コンパクトセダン、3代目シビックフェリオが2025年9月に25年ルール解禁を迎えます。90年代を代表する名車として知られる3代目シビックフェリオは、VTECエンジンを搭載したスポーティなセダンとして、国内外で高い評価を得てきました。現在、アメリカでの需要の高まりが予想され、中古車相場への影響が注目されています。本記事では、3代目フェリオの魅力と25年ルール解禁による市場への影響について詳しく解説します。
2025年9月に3代目シビックフェリオが25年ルール解禁!
2025年9月、3代目シビックフェリオが、アメリカの25年ルール解禁を迎えます。2000年から2005年にかけて製造された3代目シビックフェリオは、コンパクトセダンとして高く評価されています。
VTECエンジンを搭載したモデルがラインナップされており、VTECテクノロジーによる高回転型エンジンの特性と、軽量ボディによる優れたハンドリング性能で、スポーツドライビングの魅力を手軽に味わえるモデルとして、若いドライバーを中心に支持を集めました。
そもそも25年ルールとは?
25年ルールは、アメリカの自動車輸入規制に関する例外規定です。製造から25年以上が経過したクルマは、クラシックカーとして認定され、通常の輸入規制の対象外となります。これにより、日本の右ハンドル車をそのままアメリカに輸入することが可能になります。
さらに、関税や排ガス規制も緩和されるため、コレクターやJDM(Japanese Domestic Market)ファンにとっては、待望の機会です。3代目フェリオの場合、2025年9月以降、アメリカでの需要が高まることが予想されます。
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25年ルール解禁で3代目シビックフェリオは値上がりする?
3代目シビックフェリオの価格動向については、特にVTEC搭載モデルを中心に、値上がりの可能性が高いと考えられます。その理由として、下記が挙げられます。
アメリカでのホンダ車人気
特にVTECエンジン搭載車は、その高回転型エンジン特性と優れた運動性能から、アメリカのJDMファンの間で高い人気を誇っています。
良好な状態の個体の希少性
生産から25年以上が経過し、コンディションのよい個体が少なくなっていることから、状態の良好な車輌は特に高値で取引される可能性があります。
ただし、グレードや使用状態、走行距離などによって価格は大きく異なることが予想されます。
25年ルールが解禁される3代目シビックフェリオの魅力
3代目シビックフェリオの魅力は、なんといっても革新的なパワートレインです。特にRSグレードに搭載されたD17A型VTECエンジンは、最高出力130ps/6,300rpmを発揮し、当時のコンパクトカーとしては優れた性能を誇りました。
洗練されたデザインも大きな特徴で、前期型のシャープなフロントマスクと流麗なサイドラインにより、スポーティさと上質さを両立させたエクステリアデザインは、現代でも色あせない魅力を放っています。
また、コンパクトなボディサイズながら、広々とした室内空間と使い勝手のよいトランクスペースを確保。日常使いの利便性も高く評価されています。
3代目シビックフェリオ以外で2025年に25年ルールが解禁される車種一覧
2025年には、3代目フェリオ以外にも注目の車種が25年ルール解禁を迎えます。
・ホンダ アコード ユーロR CL1型(6月解禁)
2.2L DOHC VTECエンジンを搭載した高性能セダン
・スバル インプレッサ WRX STi GDB型(8月解禁)
スバルの4WDスポーツセダンの代表格
・ホンダ スマートシビック(9月解禁)
ミニバンを思わせる外観をもつシビックの7代目
・トヨタ オリジン(11月解禁)
トヨタ生産台数1億台突破を記念して約1,000台のみ製造された限定車
まとめ
2025年9月に25年ルール解禁となる3代目シビックフェリオは、VTECエンジンによる高性能と実用性を兼ね備えた名車として、アメリカ市場での高い需要が期待されます。特に状態の良いVTEC搭載モデルは、コレクターズアイテムとしての価値も高く、今後の価格上昇が予想されます。
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