目次
トヨタを代表するクロスカントリー車として世界各国で高い人気を誇るランドクルーザーの100系は、2023年1月にアメリカの25年ルールの解禁対象となりました。25年ルールの解禁がランクル100の中古車市場での価値におよぼす影響について気になる方は多いのではないでしょうか。
今回は、アメリカの25年ルールの解禁に伴うランクル100の買取への影響について考察します。
2023年1月にランクル100が25年ルール解禁!
2023年1月に中古車市場でも高い人気を誇るランクル100がアメリカの25年ルールの対象車種となりました。ランクル100は、日本国内のみならず世界各国で信頼されているモデルであるため、今後、買取相場や中古車価格が変動する可能性が高いでしょう。
なぜ製造・販売開始から25年が経過すると中古車市場に動きがあるのでしょうか。まずは、アメリカ25年ルールについて解説します。
そもそも25年ルールとは?
25年ルールとは、アメリカにおける輸入車関係法令の例外として定められているルールです。
アメリカでは、原則として右ハンドルのクルマを輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。そのため、右ハンドル車をそのまま輸入することができます。
この条件付きで右ハンドル車を輸入できるようになるルールが「25年ルール」です。
▼25年ルールについては以下の記事で詳しく解説しています。
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ
25年ルール解禁でランクル100は値上がりする?
25年ルールの解禁によってランクル100は値上がりする可能性が高いでしょう。ただし、どのような状態のクルマでも必ず値上がりするわけではありません。
買取相場や中古車価格が値上がりする条件が整うことで値上がりする可能性が高いと予想されるだけであるため、過度な期待は禁物です。実際の買取額は査定してみないことにはわかりません。
25年ルールが解禁されたランクル100の魅力
ランクル100は、それまでランクルが培ってきた走りの基本性能を向上させつつ、ラグジュアリー要素をより高めたモデルです。
エクステリアやインテリアは、ランクルらしい無骨さを残しながら、上質感や高級感を感じさせるデザインとなっています。
ランクル100は、プレミアムSUVとしての方向性をさらに高めた世代のランクルとして、今も高い人気を維持しているモデルです。
ランクル100以外で2023年に25年ルールが解禁された車種一覧
ランクル100以外にも2023年に誕生から25年が経過するモデルがあります。主なモデルは次のとおりです。
・三菱 ランサーエボリューションV:2023年1月
ランエボVは、WRCでの勝利を目指して開発された4WDスポーツカーで、高い走行安定性と優れたハンドリング性能を誇るモデルです。
・日産 スカイライン R34:2023年5月
スカイライン R34は、優れた走行性能と扱いやすさ、そしてベンツやBMWを凌ぐほどのボディ剛性を兼ね備えたスポーティなモデルです。
・トヨタ アルテッツァ:2023年10月
アルテッツァは、FRレイアウトと6速MTを採用し、スポーティなドライビングができるクルマです。
・スズキ ジムニーJB23:2023年10月
ジムニーJB23は、軽量コンパクトなボディに優れたオフロード性能を持ち、悪路走破性に定評があります。
・スバル レガシィBE型:2023年12月
レガシィBE型は、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDシステムを搭載し、高い安定性と快適な乗り心地を実現しています。
まとめ
ランクル100は、製造から25年経過したことやアメリカへの輸出規制解禁に伴って、今後さらに中古車市場で注目されるでしょう。もし、25年ルール解禁のタイミングでランクル100の売却を検討している方は、古いクルマを専門としている業者へ相談したり査定依頼したりすることをおすすめします。
旧車の買取なら「旧車王」におまかせ!
長い時間を共にした愛車だからこそ、売却先にもこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。
旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を続けております。旧車に関する実績と知識なら、どこに負けない自信があります。また、ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する「二重査定」も一切ございません。誠実にお客さまのクルマと向き合い、適正に査定いたします。
全国どこでも無料で出張査定にうかがいますので、大事な愛車の売却先にお悩みの方はぜひ「旧車王」にご相談ください。