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2025年10月に、トヨタの人気セダン「110系マークⅡ」が25年ルール解禁となります。2000年代初頭に日本の道路を走り続けた往年の名車が、ついにアメリカ市場へ輸出可能になるのです。このタイミングで中古車価格に大きな変動が予想されます。
本記事では、110系マークⅡの25年ルール解禁の意味と今後の市場動向、そしてこのモデルの魅力について詳しく解説します。
2025年10月に110系マークⅡが25年ルール解禁!
2025年10月、110系マークⅡが製造から25年を迎え、アメリカの「25年ルール」が解禁されます。110系マークⅡは、2000年10月から2004年11月まで生産された9代目マークⅡであり、トヨタの中核を担う高級セダンとして多くの人々から支持されたモデルです。
特に「グランデ」や「ツアラーV」などのグレードは、高級感と走行性能を高次元で両立させたモデルとして日本国内でも高い評価を得てきました。
旧車王の販売中車輌
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マークII ツアラーV
E-JZX100改
1996年
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MR-S Vエディション
TA-ZZW30
2006年
60,283km
6AT
修復歴なし
総額157.4万円(税込)
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そもそも25年ルールとは?
25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。通常、アメリカでは日本やイギリスなどの右ハンドル車をそのまま輸入することはできません。
しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となり、右ハンドル車をそのまま輸入できるようになります。また、関税や排ガス規制も対象外であるため、日本国内で使用されていたクルマをそのままの状態でアメリカに持ち込めます。
▼詳しくはこちら
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ
25年ルール解禁で110系マークⅡは値上がりする?
25年ルール解禁により、110系マークⅡの価格上昇が予測されています。特に高性能グレードの「ツアラーV」や「グランデ」などは、すでに国内でも価格上昇傾向にあり、今後アメリカからの需要が加わることで一層の価格高騰が見込まれます。
ただし、値上がりの程度は車輌の状態や個体差によって大きく異なります。とりわけ以下の条件を満たす個体は高値で取引される可能性が高いでしょう。
- ・低走行距離であること
- ・事故歴や大きな修復歴がないこと
- ・内外装の状態が良好であること
- ・純正パーツが多く残っていること
- ・人気グレード(ツアラーVなど)であること
ただし、すべての110系マークⅡが一律に高騰するわけではなく、ベースグレードや状態の悪い個体は大きな価格上昇は見込めない可能性もあります。売却を検討している所有者は、自身のクルマの状態や市場動向を慎重に見極めた上で、最適なタイミングでの売却を検討することをおすすめします。
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25年ルールが解禁される110系マークⅡの魅力
110系マークⅡの最大の魅力は、高級感あふれる内外装と力強い走行性能を両立させている点です。
パワーユニットは2.5L、2.5Lターボ、2Lのエンジンをラインナップ。特にツアラーVに搭載された1JZ-GTEエンジンは280psを発揮する高性能ユニットとして高い評価を得ています。
また、90年代後半の高級セダンとして、当時の最新装備も充実しています。本革シートやウッドパネル、マルチインフォメーションディスプレイなど、現代のクルマに通じる装備を搭載し、20年以上経過した今でも古さを感じさせない内装デザインが魅力です。
110系マークⅡ以外で2025年に25年ルールが解禁される車種一覧
2025年は、110系マークⅡだけでなく、多くの名車が25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁時期と特徴は以下のとおりです。
・トヨタ 2代目 エスティマ(1月解禁)
2代目エスティマは、革新的な空力デザインと広々とした3列7〜8人乗りの室内空間を両立させた先進的ミニバンです。2.2Lや3.0Lエンジン、4WDモデルも用意され、実用性と走行性能を高次元で融合したモデルです。
・トヨタ WiLL Vi(1月解禁)
クラシックと未来を融合した独創的なデザインをもつモデル。丸みを帯びたボディライン、バブルのようなヘッドライト、円形のリアランプが特徴的で、内装も丸型メーターなど個性的です。
・トヨタ bB(2月解禁)
トヨタ bBは2000年に登場した独特なボックス型デザインが特徴のコンパクトカーです。四角いフォルムと広い室内空間を持ち、カスタマイズ性の高さから若者に人気を集めました。1.3Lと1.5Lエンジンを搭載し、実用性とスタイリッシュさを両立させた革新的なモデルです。
・ダイハツ アルティス(3月解禁)
ダイハツ アルティスは、トヨタ カムリのOEMモデルとして登場した高級セダン。2.2L 直4エンジンによる滑らかな走りと快適な乗り心地、高い信頼性が特徴です。広い室内空間も魅力です。
・トヨタ 2代目RAV4(5月解禁)
2代目RAV4は、初代の成功を発展させたクロスオーバーSUVです。拡大したボディサイズと室内空間を持ちながらも取り回しの良さを維持しています。2.0L/1.8Lエンジンを搭載し、洗練されたデザインと実用性を兼ね備え、日常からアウトドアまで幅広く活躍します。
・ホンダ アコード ユーロR CL1型(6月解禁)
ホンダの高性能セダンで、自然吸気の2.2L DOHC VTECエンジンを搭載し、スポーツ走行を重視したモデルです。特にタイプRに迫る走行性能と実用性を兼ね備えた点が評価されています。
・ダイハツ アトレー7(7月解禁)
アトレー7は、コンパクトなボディに7人乗りの3列シートを実現した実用的なミニバンです。1.3Lのエンジンを搭載し、スライドドアや折りたたみ可能な後部座席など、日常使いに便利な機能を備えています。
・スバル インプレッサ WRX STI GDB型(8月解禁)
スバルの4WDスポーツセダンで、ラリー競技で培われた技術をフィードバックしたハイパフォーマンスモデルです。水平対向2.0Lターボエンジンと優れた4WD性能により、あらゆる路面状況で圧倒的な走行性能を発揮します。
・ダイハツ YRV(8月解禁)
コンパクトながらも広い室内空間と個性的なデザイン、スポーティな走りを兼ね備えた実用性の高いモデルです。
・30セルシオ(8月解禁)
30セルシオは、2000年8月から製造されたトヨタのフラッグシップ高級セダン。4.3L V8エンジンを搭載し、世界トップレベルの静粛性と快適な乗り心地が特徴です。
・ホンダ スマートシビック(9月解禁)
ホンダ シビックの7代目モデルです。先代よりも一回り以上大きくなったボディで、ミニバンを思わせる外観をもちます。
・ホンダ 3代目シビックフェリオ(9月解禁)
走行性能、実用性、どちらにもこだわってつくられたコンパクトカーです。VTECエンジンを搭載し、小さいボディながらハイパワーを誇ります。
・トヨタ オリジン(11月解禁)
トヨタ生産台数1億台突破を記念して約1,000台のみ製造された限定車です。初代クラウンをモチーフにした豪華セダンとして注目を集めました。
・マツダ トリビュート(11月解禁)
マツダとフォードの共同開発によって生まれた、実用性と優れた走行性能を兼ね備えた小型クロスオーバーSUVです。
・日産 エクストレイル(11月解禁)
初代エクストレイルは最高280psのエンジンと「ALL MODE 4×4」で本格オフロード性能と日常の使いやすさを両立。スクエアなボディによる大容量荷室と実用的装備、優れた視界と収納で、クロスオーバーSUVの先駆けとして魅力的なモデルです。
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まとめ
2025年10月に110系マークⅡが25年ルール解禁となります。高級感と走行性能を両立させた日本の名車が、アメリカ市場へ正式に輸出できるようになることで、中古車相場への影響が予想されます。特に人気グレードや状態の良い個体は、値上がりする可能性が高いでしょう。
また、2025年はアコード ユーロRやインプレッサ WRX STiなど、日本の高性能モデルが多数解禁となる年であり、日本車市場全体が活性化することが期待されています。
110系マークⅡの売却を検討されている方は、プロの鑑定士による正確な査定を受けることをおすすめします。旧車王では10年以上経過したクルマの査定を得意としており、110系マークⅡのような旧車の価値を適正に評価いたします。無料の出張査定も行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。