目次
2024年7月、トヨタのバン「レジアスエース(H100系)」がアメリカ25年ルール解禁の対象車となります。レジアスエースは、さまざまな用途に使えるバンとしてハイエースとともに高い人気を誇るモデルです。今回は、レジアスエースの25年ルールの解禁による中古車価格への影響を含め、今後の動向について考察します。
2024年7月にレジアスエース H100系が25年ルール解禁!
2024年7月、世界各国で信頼されているトヨタのワンボックスカー「ハイエース」の兄弟車である「レジアスエース」が製造から25年を迎えます。この節目に伴い、アメリカ25年ルールが解禁され、レジアスエースがアメリカ市場へ流通することとなります。
また、巨大な市場であるアメリカへの輸出が解禁されれば、中古車市場が動く可能性が高いです。なぜ、25年が経過するとアメリカ市場がオープンになり、中古車市場が動く可能性があるのでしょうか。
アメリカ25年ルールとは?
アメリカの輸入車関係法令の例外(通称 25年ルール)は、クラシックカーとして右ハンドルのクルマを登録できる制度です。
アメリカでは、原則として右ハンドルのクルマを輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドルのクルマをそのままアメリカへ輸入することができます。
このアメリカ25年ルールにより、製造から25年以上経過した日本の名車たちがアメリカに多く流通しているのです。
▼アメリカの25年ルールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ
25年ルール解禁でレジアスエース H100系は値上がりする?
アメリカへの輸入解禁に伴い、レジアスエースの中古車価格は動く可能性があります。
ただし、値上がりするか、維持となるか、値下がりするか、正確な動向は誰にもわかりません。そのため、実際に査定に出さなければ正しい売却価格を把握できないのです。
もし、レジアスエースを少しでも高く売りたいのであれば、25年ルールが解禁されたこのタイミングで一度査定してみることをおすすめします。
25年ルールが解禁されたレジアスエース H100系の魅力
レジアスエース(H100系)は、ビスタ店の専売車として1999年にデビュー。ラインナップは、バンのみ、標準ルーフのみの設定でしたが、ボディは標準ボディとロングボディの2種類が用意されていました。
ハイエースの兄弟車ということもあり、実用性や使い勝手、優れた耐久性はお墨付きです。レジアスエースは、広く知れ渡ったハイエースのモデル名違いであるため目立つ存在ではありませんが、ハイエースと同等の性能や耐久性を持つバンとして一定の人気があります。
レジアスエース H100系で2024年に25年ルールが解禁される車種一覧
レジアスエース H100系以外にも2024年に25年を迎えるモデルは数多くあります。ここで、その一部を紹介します。
・2024年1月:スカイライン GT-R R34
「スカイライン」の名を冠する最後のGT-R。直列6気筒ツインターボエンジンと強靭なボディにより現在でも優れた性能を発揮する高性能スポーツカーです。
・2024年1月:ランサーエボリューションVI
三菱を代表するスポーツセダン。スバル インプレッサWRXのライバルとして日本国内でも高い人気を誇っていました。
・2024年1月:シルビア S15
日産のFRスポーツカーとして人気のシルビア。最後のシルビアであるS15も2024年にアメリカ25年ルールの解禁対象となりました。
・2024年4月:S2000
ホンダの2シーターオープンスポーツカー。ホンダの本格スポーツカーは生産が終了した現在でも多くのファンが存在し高い人気を誇ります。
・2024年9月:17系クラウン
トヨタの高級車「クラウン」の11代目。13系にあったスポーティモデル「アスリート」の名が復活した世代のクラウンです。
まとめ
レジアスエースは、ハイエースほど知名度は高くないものの、ハイエースの兄弟車であるため、優れた耐久性が特徴です。2024年にアメリカ25年ルールの解禁車となり、今後の値上がりを期待している方もいるかもしれません。しかし、どのような値動きをするかは予想が難しいため、売却を検討している方は中古車市場の動きをこまめにチェックすることをおすすめします。
旧車の買取なら「旧車王」におまかせ!
長い時間を共にした愛車だからこそ、売却先にもこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。
旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を続けております。旧車に関する実績と知識なら、どこに負けない自信があります。また、ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する「二重査定」も一切ございません。誠実にお客さまのクルマと向き合い、適正に査定いたします。
全国どこでも無料で出張査定にうかがいますので、大事な愛車の売却先にお悩みの方はぜひ「旧車王」にご相談ください。