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2022年10月にルネッサが25年ルール解禁!今後値上がりする?

目次
1.2022年10月にルネッサが25年ルール解禁! 2.そもそも25年ルールとは? 3.25年ルール解禁でルネッサは値上がりする? 4.25年ルールが解禁されたルネッサの魅力 5.ルネッサ以外で2022年に25年ルールが解禁された車種一覧 6.まとめ

2022年10月にルネッサの25年ルールが解禁されたことにより、ルネッサの値動きについて興味がある方もいるでしょう。希少性が高まり市場価値が上昇する可能性があります。

この記事では、25年ルールによる今後の値動きや、ルネッサの魅力などを紹介します。

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2022年10月にルネッサが25年ルール解禁!

ルネッサは、1997年〜2001年まで日産が販売していたステーションワゴンです。2022年10月に製造から25年経過したため、アメリカの25年ルールが適用されるようになり、アメリカでの輸入が可能となりました。

アメリカの公共交通機関が発達していない地域では、クルマは生活の必需品として欠かせません。また、日本車は故障しにくいイメージがあるほか古いクルマに対して重税しないため、低年式でも需要があります。

25年ルールの解禁により、アメリカがルネッサを輸入すると、国内の中古車価格に影響を与えるでしょう。

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そもそも25年ルールとは?

25年ルールとは、アメリカの自動車輸入に関する制度のことです。本来、アメリカが日本車を輸入するには、米国の安全基準や排ガス規制などを満たす必要があります。

しかし、製造から25年以上経過したクルマはクラシックカーとして認定され、安全基準や排ガス規制を満たす必要がありません。つまり、製造から25年以上経過しているルネッサを、アメリカは日本仕様のまま輸入できます

▼アメリカの25年ルールについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

25年ルール解禁でルネッサは値上がりする?

25年ルールの解禁により、国内でのルネッサの中古車価格に影響があることが見込まれています。仮にアメリカがルネッサを輸入した場合、国内での希少価値が高まるため、中古車価格が値上がりする可能性が考えられます。

ただし、中古車価格は需要と供給のバランスやクルマ状態などさまざまな要因で変動するため、必ずしも値上がりするとは限りません。たとえば、ボディの損傷が多かったり故障箇所が多かったりすると、高値がつかないでしょう。

とはいえ、アメリカでは走行性能に異常がなければ、低年式なクルマでも需要があります。売却を検討している場合は市場の動向に注目し、ベストな時期に売却しましょう。

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25年ルールが解禁されたルネッサの魅力

ルネッサは、マルチアメニティービークル(MAV)とも呼ばれており、多彩な機能と広い室内空間が魅力のクルマです。

乗車定員は5人でありながら室内空間は2,100mmと広く、ロングホイールベースの活用により居住空間の拡大を実現しています。他のステーションワゴンより全高を高く設計していることも、室内空間が広い理由の1つです。

また、2列目のシートを「前方に270mm」「後方に300mm」移動が可能です。

たとえば、前にスライドすればラゲッジスペースを広くできて、後ろにスライドすればリムジン並みのスペースを確保できます。このように、乗車人数や荷物の量に応じて最適な室内空間をつくり出すことが可能です。

当時は、ルネッサのように自由に室内空間をつくれるクルマがなかったため、乗客の快適性と利便性により注目を集めました。また、遮音対策により静粛性が高いため、長時間でも快適に運転できます。

ルネッサは多様なニーズに対応できる万能車として、家族旅行や日常の買い物、さらにはビジネスシーンにおいて活躍しました。

ルネッサ以外で2022年に25年ルールが解禁された車種一覧

ルネッサ以外で、2022年に25年ルールが解禁された車種は以下のとおりです。

2代目 センチュリー:4月
2代目センチュリーは、1997年〜2017年までトヨタで生産された最高級乗用車で、デビューから30年を経て初めてフルモデルチェンジが行われました。アイデンティティである重圧なスタイリングを継承しつつ、機構面では30年分のアップデートが行われています。

ハイエースレジアス:4月
ハイエースレジアスは、1997年〜1999年までトヨタで生産されたセミボンネットワンボックスカーです。標準モデルに加えて、スポーティモデルも設定されています。

ローレルC35型:6月
ローレルC35型は、1997年〜2003年まで日産で生産された4ドアハードトップです。先代のC34型よりCピラーの傾斜を大きくし、躍動感を強調しています。スカイライン R33のトランスミッションやシルビアのエンジンを流用した改造車も出回っているようです。

・アリスト160系:8月
アリスト160系は、1997年〜2005年までトヨタで生産されたラグジュアリースポーツセダンです。クラウンマジェスタの姉妹車であり、ハイパフォーマンスなターボエンジンや四輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用するなど、スポーツカーらしい装備に仕上がっています。

・シビックタイプR EK9型:8月
シビックタイプR EK9型は、1997年〜2001年にホンダで生産されたスポーツカーです。NSXタイプRやインテグラタイプRに続き、タイプRシリーズの第3弾として登場しました。

・トルネオ:9月
トルネオは、1997年〜2002年までホンダで生産された4ドアセダンです。6代目アコードの姉妹車であり、高水準な環境保全性能とクルマを操る楽しさを当時の最先端技術で実現しています。日本の道路や駐車場に適したサイズでありながら、積載量が多いという特徴があります。

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まとめ

マルチアメニティビークルとして呼ばれていたルネッサは、2022年10月に25年ルールが解禁されました。

アメリカに輸入されると、国内での希少価値が高まる可能性があり、中古車価格が値上がりするかもしれません。ルネッサの売却を検討している場合は、今後の値動きに注目しましょう。

なお、ルネッサは製造から25年経過しているため、旧車カテゴリーに分類されます。少しでも高く売却したい場合は、旧車の価値を適正に評価できる業者に相談しましょう。

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