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日産のスポーツカーとして今でも高い人気を誇るシルビアS15。2024年1月にアメリカ25年ルールの対象となりました。今回は、アメリカ25年ルールとは何なのか、シルビアS15の概要や値上がり予測などを含めて解説します。
2024年1月にシルビアS15が25年ルール解禁!
2024年1月に日産のスポーツカーとして高い人気を誇るS15シルビアの製造開始から25年が経過し、アメリカ25年ルールの対象となりました。そもそも、アメリカ25年ルールとは何なのでしょうか。まずはその詳細から解説します。
そもそも25年ルールとは?
アメリカにおいて、輸入車に関連する法律の例外として定められているのが「25年ルール」です。
アメリカでは、原則として右ハンドルの車を輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマの場合、クラシックカーとして登録が認められ、右ハンドル車を輸入できるようになります。これが「25年ルール」と呼ばれるものです。
2000年以降、日本の名車と言われるクルマや日本車全盛期に製造されたクルマが次々と25年を迎え、中古車市場に巨大な自動車マーケットをもつアメリカが参入。従来は、日本国内とアメリカ以外の国・地域が対象でしたが、そこにアメリカが加わることにより中古車市場が活性化しました。
アメリカ25年ルールに伴い中古車市場が広がることで、製造から25年が経過した車の価格が高騰したり、値上がりしたりする場合があります。
25年ルールについては、以下でも詳しく解説しています。
■アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ
25年ルール解禁でシルビアS15は値上がりする?
アメリカ25年ルールに伴って、日産のコンパクトスポーツカー S15シルビアは値上がりする可能性があるでしょう。
ただし、必ず値上がりすると断言はできません。しかし、アメリカにおける日本車の人気や信頼性、スポーツカー人気などにより、これまで以上にS15シルビア人気が高くなり、値上がりする可能性があるといえます。
25年ルール解禁間近のシルビアS15の魅力
シルビアS15は、「見て、乗って、走って、エモーションを感じる軽快コンパクトなスポーティクーペ」をコンセプトに開発された2ドアクーペです。
スピード感と軽快な走りを感じさせるエクステリア、FRの走りを表現した踏ん張り感のあるリヤフェンダー、タコメーターをメーターパネルの中央に配置しドアを開けた瞬間にスポーツマインドをかきたてるインテリアなどが特徴となっています。
エンジンは、250psを発生させる2.0L直列4気筒インタークーラーターボエンジン(SR20DET)と自然吸気の2.0L直列4気筒エンジン(SR20DE)の2種類をラインナップ。S15シルビアは、5ナンバーサイズのコンパクトなFRスポーツクーペとして、現在でも高い人気を誇るスポーツカーです。
シルビアS15以外で2024年に25年ルールが解禁される車種一覧
ここまで、シルビアS15がアメリカ25年ルールの解禁対象となることについて述べてきましたが、2024年に25年を迎える車は他にもあります。以下が2024年に25年を迎えるクルマの一部です。
・日産 スカイライン R34 GT-R R34:2024年1月
・三菱 ランサーエボリューションVI:2024年1月
・ホンダ S2000:2024年4月
・トヨタ レジアスエース H100系:2024年7月
・トヨタ クラウン17系:2024年9月
このように今でも人気が高い名車が続々と25年を迎えています。
まとめ
シルビアS15は、日産のコンパクトFRスポーツカーとして生産が終了した今でも高い人気を誇るモデルです。日本国内でも人気のシルビアS15は、製造開始から25年が経過し、アメリカ25年ルールの解禁対象となり、中古車市場が大きく動くことが予想されます。そのため、このタイミングで売却を検討している方も多いのではないでしょうか。25年も前に誕生したクルマの価値を見極めるには、専門知識と経験が不可欠です。手放す際には、旧車を専門に扱う買取業者へのご相談をおすすめします。
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