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マツダ トリビュートが2025年11月に25年ルール解禁を迎えます。フォードとの共同開発で誕生したこのSUVは、アメリカ市場でも人気を博したモデルです。日本では比較的珍しい存在であることから、25年ルール解禁により価値が変動する可能性があります。今回は、トリビュートの魅力と今後の価値について詳しく解説していきます。
2025年11月にマツダ トリビュートが25年ルール解禁!
2025年11月、トリビュートが25年ルールの解禁を迎えます。2000年11月に発売されたトリビュートは、マツダとフォードの共同開発によって生まれた小型クロスオーバーSUVです。発売当時、本格的なオフロード性能と乗用車感覚の取り回しのよさを両立させた先進的なモデルでした。
そもそも25年ルールとは?
25年ルールとは、製造から25年以上が経過した右ハンドル車をアメリカ国内に輸入できる特別な規定です。通常、アメリカでは右ハンドル車の輸入が制限されていますが、このルールにより、25年以上経過したクルマはクラシックカーとして登録が可能となります。さらに、関税や排ガス規制も対象外となるため、日本の旧車をそのままの状態でアメリカに輸入することができるようになります。
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25年ルール解禁でマツダ トリビュートは値上がりする?
トリビュートの場合、25年ルール解禁による大幅な価格上昇は限定的である可能性が高いと考えられます。その理由として、すでにアメリカ市場では同型のフォード エスケープが販売されていたことが挙げられます。ただし、マツダ独自のチューニングが施された日本仕様車として、一部のマニアやコレクターからの需要は見込まれるかもしれません。特に良好なコンディションを保った個体や、希少なグレードについては、一定の価値を保持する可能性があります。
25年ルールが解禁されるマツダ トリビュートの魅力
トリビュートの最大の魅力は、本格的なSUVの機能性と、乗用車のような快適な乗り心地を両立させた点にあります。3.0L V6エンジンを搭載したLXグレードでは、最高出力203psと最大トルク27kg・mを発揮し、力強い走りを実現。
室内空間も特筆すべき魅力の1つです。広々としたキャビンは、当時のSUVとしては珍しく乗用車感覚での使用が可能で、ファミリーユースにも適していました。また、リアシートを倒すことで大容量のラゲッジスペースを確保でき、アウトドアやレジャーでの使用にも対応できる実用性を備えています。
マツダ トリビュート以外で2025年に25年ルールが解禁される車種一覧
2025年には、トリビュート以外にも注目の車種が25年ルール解禁を迎えます。代表的な車種は以下の通りです。
・ホンダ アコード ユーロR CL1型(6月解禁)
高回転型エンジンH22Aを搭載した高性能セダンで、スポーティな走りが魅力のモデルです。
・スバル インプレッサ WRX STI GDB型(8月解禁)
2.0L水平対向ターボエンジンを搭載した4WDスポーツセダンで、圧倒的な走行性能を誇ります。
・ホンダ スマートシビック(9月解禁)
ホンダ シビックの7代目モデルです。先代よりも一回り以上大きくなったボディで、ミニバンを思わせる外観をもちます。
・ホンダ 3代目シビックフェリオ(9月解禁)
走行性能、実用性、どちらにもこだわってつくられたコンパクトカーです。VTECエンジンを搭載し、小さいボディながらハイパワーを誇ります。
・トヨタ オリジン(11月解禁)
トヨタ生産台数1億台突破を記念して約1,000台のみ製造された限定車です。初代クラウンをモチーフにした豪華セダンとして注目を集めました。
・日産 エクストレイル(11月解禁)
初代エクストレイルは最高280psのエンジンと「ALL MODE 4×4」で本格オフロード性能と日常の使いやすさを両立。スクエアなボディによる大容量荷室と実用的装備、優れた視界と収納で、クロスオーバーSUVの先駆けとして魅力的なモデルです。
まとめ
2025年11月に25年ルール解禁を迎えるトリビュートは、フォードとの共同開発により生まれた、本格的なSUVの性能と乗用車感覚の使い勝手のよさを両立させた魅力的なモデルです。
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