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走行中の飛散物や事故などによってクルマのライト類が損傷した場合、早めに修理しなければなりません。今回は、クルマのライトが損傷したときの修理の依頼先、費用の相場、交換方法に加えて、ライト類の修理をしなかったときのリスクについて解説します。ヘッドライトが傷ついてしまった方や修理を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
ヘッドライトの修理の依頼先
クルマのライト類のなかでも損傷しやすいのは、クルマの前方に取り付けられているヘッドライトです。ここでは、ヘッドライトが損傷した場合の修理の依頼先について紹介します。
ディーラー
ヘッドライトの修理の依頼先として最初に思い浮かべるのは、クルマを購入したディーラー(販売店)ではないでしょうか。
クルマの修理や点検・整備、車検などを実施しているディーラーではヘッドライトの修理も受け付けています。また、純正品を用いて修理するため、安心してクルマを預けられるでしょう。
ただし、純正品を使用する場合には費用が高額になりやすい傾向があります。そのため、ディーラーに依頼する際には、事前に見積もりを取って整備工場やカー用品店と費用を比較したほうがよいでしょう。
整備工場
整備工場は、その名前のとおりクルマの整備や修理を専門としており、ヘッドライトの修理や交換を依頼できます。また、中古品を使った修理によって費用を抑えられます。
ただし、ヘッドライトの交換や修理を依頼する場合は、法令で定められている光軸調整を実施してくれるかどうかを確認しておくことが重要です。部品交換だけで済ませる整備工場に依頼すると、整備不良で車検に通らなくなる可能性があるため、慎重に依頼する工場を選びましょう。
カー用品店
カー用品店でも、ヘッドライトの修理や交換に対応している場合があります。すべてのカー用品店で実施しているわけではありませんが、車検を実施していたり、点検・整備を行っているカー用品店であれば、ヘッドライトの修理や交換も受け付けているでしょう。
カー用品店に依頼するメリットは、好みのバルブ(電球)やライトに交換できることです。また、カー用品店に依頼するときは、整備工場と同様に光軸調整や法律に則ったバルブに交換してくれるかなどを確認してから依頼先を選びましょう。
ガソリンスタンド
車検や点検・整備を実施しているガソリンスタンドでは、ヘッドライトの修理や交換が可能です。ただし、バルブ交換のみ対応しているところもあるため、ヘッドライトそのものが損傷している場合は、受け付けてもらえない可能性があります。ガソリンスタンドに依頼する際には、どこまで対応可能なのかをあらかじめ問い合わせておきましょう。
ヘッドライトの修理費用の相場
ヘッドライトの修理費用は、バルブ交換、レンズの修理、本体交換など、場所と内容によって異なります。修理内容別の費用相場は以下のとおりです。
・バルブ交換:1,000円〜1万円程度
・レンズの修理(ヘッドライトのヒビや割れ):1万〜5万円程度
・ヘッドライトユニットの交換:3万円程度〜
ヘッドライトの修理は自分でできる?
ヘッドライト交換は、基本的に部品を取り外して付けるだけの作業であるため、自分でも実施できます。
ただし、ヘッドライトを交換した際には光軸調整も必要です。この光軸調整には、専門知識が必要で、なおかつ車検の合否にも影響するため、慎重に行わなければなりません。
どのように調整すればいいのかわからない場合は、ディーラーや整備工場に依頼したほうがよいでしょう。
ヘッドライトの修理・交換にかかる期間
ヘッドライトの修理や交換にかかる期間は、短くて数分、長いと数日程度です。バルブ交換だけであれば、数分で作業が完了します。しかし、ヘッドライトユニットそのものを交換する際は部品の取り寄せや脱着、光軸調整が必要なため、数日かかる場合があります。
そのため、見積もりをとったときに、修理期間も合わせて確認しておきましょう。また、ヘッドライトの修理や交換に日数がかかる場合は、代車を用意できるかも確認しておくことが大切です。
ヘッドライトの破損を放置するのは違反になる?
ヘッドライトをはじめとするライト類の破損や球切れなどをそのままにしておくのは整備不良(違反行為)とみなされます。そのため、破損や球切れに気づいたら早めに修理や交換をしてください。
また、ヘッドライトやテールランプなどのライト類が故障していたり不具合が起きていたりすると、走行中に周囲の交通に危険を及ぼす可能性があります。安全にクルマを走らせるためにも、ライト類の破損は放置にしないようにしてください。
ヘッドライトの修理費用を抑える方法
ヘッドライトの修理費用を抑える方法の一例は、以下のとおりです。
・メーカー保証を利用する
・複数の業者から見積もりを取る
・中古品やリビルト品を使う
・保険で直す
など
上記の方法を利用すると、出費を抑えられます。ただし、それぞれにメリットやデメリットがあるため、ディーラーや整備工場の担当者と相談しながらどの方法で修理するか決めましょう。
ヘッドライトの交換が必要になるケース
ヘッドライトやテールランプなどのライト類は、故障や損傷だけでなく、光量が減少してきたときにも交換が必要です。夜間の走行中に前方が見えにくいと感じたときは、一度ディーラー・販売店や整備工場などに相談するとよいでしょう。
まとめ
ヘッドライトやリアコンビランプなどのライト類は、不具合やトラブルが発生すると整備不良として取り締まられたり、車検に合格できなかったりします。このようなことから、ライト類にトラブルが発生したら、早めにディーラーや整備工場などに相談して対処することが重要です。
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