車をローンで購入する際は、いくつかの書類を揃える必要があります。必要書類に不備があるとスムーズにローンを契約できないため、申し込む前に確認しておくとよいでしょう。この記事では、車のローン契約の必要書類や提出するタイミング、方法などを紹介します。
車のローン契約の必要書類
ローン契約時の必要書類は、借入する貸金業者によって異なります。なお、ディーラーや信販会社は必要書類が少なく、銀行系のローンの方が揃える書類が多い傾向があります。基本的には以下の書類が必要です。
・本人確認書類
・年収を証明する書類
・車の購入に利用することを証明する書類
それぞれの必要書類を具体的に紹介します。
本人確認書類
車のローン契約では、以下の本人確認書類が必要です。
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
・健康保険証
貸金業者によっては、複数の本人確認書類を求められるケースもあるため、いくつか準備しておくとよいでしょう。
また、現住所と本人確認書類に記載されている住所が異なる場合は、住民票の提出を求められることもあります。現住所と本人確認書類に記載されている住所に違いがないか、事前に確認しておくと必要書類をスムーズに揃えられます。
なお、法人名義で契約する場合は、登記簿謄本や営業許可証の提出が必要です。
年収を証明する書類
ローン契約するには、年収を証明する以下の書類が必要です。
・源泉徴収票
・給与明細書 ※直近3ヶ月
・所得証明書
・納税証明書 ※所得税、住民税
申込者の年収から返済能力の有無の確認や、借入可能金額が計算されます。法人や個人事業主の場合は、決算書や確定申告書、納税証明書などを提出する必要があります。
ローンを車の購入に利用することを証明する書類
ローン契約するには、以下が記載された「見積書」または「注文書」が必要です。
・申込者の氏名
・購入金額
・販売店名
見積書や注文書は、ローンを車の購入に利用することを証明するために提出します。見積書や注文書は車の販売店で入手することが可能です。貸金業者によっては、見積書ではなく正確な購入金額が記載された「注文書」を求められるケースもあるため、担当スタッフに確認しましょう。
また、個人売買では取引される金額が妥当かどうか判断しにくく、車の購入以外の目的で不正に利用される可能性もあるためローン契約ができません。
その他
ローンを借り換える場合は、残債が確認できる返済明細書を提出します。返済明細書は、契約しているローン会社の利用者専用Webページからダウンロードしたり、発行を依頼したりすることで入手できます。また、直近の返済を確認するために通帳のコピーを求められるケースもあるため、すぐに対応できるよう準備しておくとよいでしょう。
なお、ローン契約後は返済で利用する口座情報や銀行印が必要です。
車のローン契約で必要書類を提出するタイミング
ディーラーや信販会社のローンは仮審査に通過し、申込するときに必要書類を提出します。ただし、銀行系のローンの場合は、審査前に必要書類の提出を求められるケースもあります。
また、仮審査から本審査まで一定の期間が設けられており、必要書類を提出できずに期限を過ぎてしまうと、手続きをやり直す必要があるため注意してください。スムーズに手続きが済むよう、仮審査中に必要書類をある程度そろえておくとよいでしょう。
ローン契約の必要書類の提出方法
ローン契約の必要書類の提出方法はいくつかあります。自分に合った方法を見つけて、必要書類を提出しましょう。
手渡し
ディーラーや信販会社のローンは、基本的に販売店へ出向き、担当したスタッフへ手渡しで提出します。販売店によっては、自宅まで取りに来てくれるケースもあるため、忙しくて時間が作れない場合は担当スタッフに相談してみましょう。
また、銀行系のローンの場合も金融機関の窓口に出向き、必要書類を提出します。
メールで送る
必要書類をスマートフォンで撮影し、担当者へメールで送って提出します。書類をデジタルデータ化する「PDFファイル」であれば、より鮮明に記載されてある内容を確認できるため、再提出になる可能性が低くなります。
専用申込フォームがあれば、インターネット経由で必要書類のデータをアップロードし、提出することも可能です。
郵送する
ローン契約の必要書類は、郵送で提出することも可能です。ただし、必要書類に不備があった場合は再提出する手間や時間がかかるため、郵送する前に入念に確認しておきましょう。
郵送物には個人情報が含まれた書類が入っているため、宛先が間違っていないか注意して郵送してください。
なお、貸金業者によってはFAXでも必要書類を提出できます。FAXは文字が薄くなることもあるため、はっきりと記入してから送信しましょう。
車のローン契約の流れ
車のローン契約は、手続きが順調に進めば1〜2週間程度で借入できます。追加で他の書類の提出を求められるケースもあるため、3週間程度の余裕を持ってローンを契約するとよいでしょう。続いて、車のローン契約の流れを紹介します。
1.仮審査
貸金業者が指定した用紙に以下を記入し、仮審査を申し込みます。
・氏名
・生年月日
・勤務先
・勤続年数
・年収
・他社への借入状況
貸金業者によっては、専用フォームで必要な情報を入力し、インターネットで仮審査を申し込むことも可能です。仮審査の結果は、1〜3営業日で届くケースもあり、早く手続きを済ませて車を購入したい場合は、必要書類を事前に準備しておくとよいでしょう。
また、購入車種が決まっていなくても仮審査ができる貸金業者もいるため「自分はローンに通るのか」を事前に確認できます。
2.申し込み
仮審査に通過したら必要書類を提出し、本審査に申し込みます。申込手続きをインターネットで完結できる貸金業者もいるため、担当スタッフや公式Webサイトを確認してみてください。
また、仮審査と本審査の申込内容に違いがあると、手続きのやり直しを求められるケースもあります。スムーズにローン契約できるよう、間違いがないか慎重に申込手続きを行いましょう。
3.本審査
ローン契約の必要書類を提出し、申込手続きが完了したら、個人情報機関に登録された情報をもとに本審査が行われます。本審査では借入の可否のほかに、借入金額や借入期間、適用される金利も決められます。必要書類や申込内容に不備があった場合は、ローン会社から確認の連絡が入ることもあるため、いつでも対応できる状態にしておきましょう。
また、仮審査に通過しても本審査では借入を断られるケースがあることも把握しておいてください。
4.契約
本審査で決まった借入条件をもとにローン契約をします。ディーラーや信販会社のローンは、基本的に販売店へ直接振り込まれます。銀行系のローンの場合は、自分の口座に振り込まれるため、入金を確認したらすぐに販売店へ支払いましょう。
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