車は高価な耐久消費財であり、長く使うことで愛着や思い入れも生まれるのではないでしょうか。一方で新しい車は燃費や安全性も日々向上し、目新しいデザインに惹かれることもあるでしょう。それはでは車はいつ乗り換えるのがベストなのでしょうか。この記事では車の買い替え時期について、検討すべきタイミングと、乗り換える際に注意する点について解説します。
車の買い換えを検討する時期
車は、次のタイミングで買い換えを検討することが大切です。
車検を受ける前
車検を受ける前は、車の乗り換えを検討するのに良いタイミングでしょう。日本では新車登録してから3年目と、以後2年ごとに車検を受けなければなりません。車検は車を安全に使うための検査制度であり、受ける際は検査費用と検査前の整備費用が必要です。まとまったお金が必要になるので、気に入らない点があったり、他に気になる車があれば、車検前に乗り換えるとよいでしょう。
修理費用が高くなるとき
修理費が高くなるなら、別の車に乗り換えるのもよいでしょう。車を含め工業製品に故障が発生する確率は一般的に、「バスタブ曲線」になります。製品を使い始めた時には初期不良が発生しますが、時間の経過とともに発生確率は減っていきます。しばらく安定期がありますが、それを過ぎると故障率は経年劣化によって上がります。消耗部品であれば、交換も必要になるでしょう。調子が悪くなってきた、交換部品が増えて出費がかさむようになってきたと感じたら、新しい車に乗り換えを検討するよい時期と捉えられます。
家族が増えたとき
結婚や出産、親家族との同居など家族が増えれば、車に大人数で乗る機会も増えるでしょう。軽自動車やコンパクトカーからワンボックスカーへの乗り換えを検討するよい時期です。
自動車税が上がる前
自動車税、軽自動車であれば軽自動車税は、車の所有者にかかる税金で、古い車には高い税金が課せられます。具体的にはディーゼル車は新車登録から11年経過以降、ガソリン車や軽自動車は、新車登録から13年経過後から税金が高くなります。税金が高くなるタイミングを、車の乗り換え時期と考えるのもよいでしょう。
メーカー保証がなくなったとき
車の保証内容や保証期間は部品によって区分けされていますが、一般的に、新車から3年目、5年目、または10万km走行までなどと決められています。メーカー保証がなくなれば、突然予期せぬ修理費が発生するかもしれません。メーカー保証がなくなるタイミングは、車の乗り換えを検討すべきタイミングの一つと言えます。
使用頻度が変わったとき
例えば転勤や引越しなどで、車通勤の距離が変わる、車通勤が必要になったり、不要になることもあるでしょう。転勤や引越しがなくても、ライフスタイルの変化で、公共交通機関を使うようになるかもしれません。毎日車を使う距離が長くなった、使用頻度が減った、または普段は車を使わない生活になったなど、車の使用頻度が変わった時に、買い替えを検討すると良いでしょう。
車は何月に買い換えるのがいい?
車を乗り換えるなら、12月から3月がおすすめです。なぜなら下取りの査定価格が高くなることが期待できるからです。4月からの新社会人の社会デビューや会社の人事異動によって、年始から3月にかけて車の需要が高まります。需要の高まりにあわせて、中古車の下取り価格も高くなるかもしれません。
車を買い換える際の注意点
車を買い替える際に気をつけたいポイントを、2つお伝えします。
早めに行動する
車の買い替えを決めたら、早めに行動しましょう。一般的に時間が経つほど、下取り価格は下がります。使用している車が故障し、修理費用が発生するかもしれません。または傷付けてしまい、下取り価格が下がってしまうリスクもあります。
保険を忘れずに切り替える
車を乗り換える際には、任意保険は忘れずに切り替えましょう。任意保険は車と結びついているので、車を乗り換えたら保険も手続きが必要です。また任意保険は、長く無事故で加入することで等級が上がり保険料が安くなりますが、この等級も車の乗り換えとともに引き継ぐ必要があります。
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