車の雪下ろしは必須!雪を下ろす方法や注意点などを解説

目次
1.なぜ雪下ろしが必要なのか 2.雪下ろしの基本的な方法 3.雪下ろしで車に傷をつけないコツ 4.突然雪が積もった場合はどうする? 5.まとめ

地域によって程度は異なりますが、冬になると雪が降ったり積もったりします。また、屋根がない駐車場に車を止めているときに雪が降れば、車の上にも雪が積もります。車に降り積もった雪は、運転する前に必ず下ろさなければなりません。

今回は、車の雪下ろしが必要な理由、雪下ろしの方法、注意点などを解説します。雪国での生活を始める人はもちろん、休暇を利用して雪が降る地域に出かける方も参考にしてみてください。

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なぜ雪下ろしが必要なのか

雪が降り積もっている車を動かすときは、必ず雪下ろしをしてから動かしましょう。

雪国で生活している方や雪が降る場所へ出かけたことがある方なら当たり前のように行っていることですが、はじめて雪国で生活する人や普段雪が降り積もることがない地域に住んでいる人にとっては疑問に感じるかもしれません。

まずは、なぜ車の雪下ろしが必要なのか詳しく解説します。

雪下ろしをしないで運転するとどうなる?

車に降り積もった雪を下ろさずに車を動かしてしまうと、走行中や加速・減速をした時にドサッと雪が落ち、後続車に迷惑がかかったり視界が塞がれてしまうため大変危険です。

少しの雪なら大丈夫ではないかと思う方もいるかもしれませんが、油断は禁物です。少量であっても、走行中に勢いよくまとまった雪が飛んでいくと、大きな事故やトラブルに発展する可能性があります。

そのため、車に積もった雪は必ず下ろしてから運転しましょう。

雪下ろしをせずに放置するとどうなる?

雪下ろしをせずに放置するのも危険です。雪は水や氷より軽いものの、数メートルの高さまで降り積もると非常に重たくなります。

高く積み上がった雪の重さに車が耐えられなくなると、ルーフやボンネットがへこみます。そのため、雪下ろしをせずに放置するのは非常に危険なのです。

地域によって雪の質が違う

雪は、地域によって質が異なります。サラサラな雪が降る地域もあれば、水分を多く含んだシャーベット状の雪が降るところもあります。

この雪の質の違いは、重さの違いともいえるでしょう。降り積もる雪がサラサラであれば重さは軽く、水分を含むシャーベット状であれば重いです。このように雪の質によって雪の重さ、つまり車にかかる重量が異なるため、雪下ろしは定期的に行ったほうがよいでしょう。

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雪下ろしの基本的な方法

車の雪下ろしをするときは、スノーブラシやスノースクレーパーなどを使います。また、道路の雪を除雪するためのスコップも用意しておくとよいでしょう。

ここからは、車の雪下ろしの基本的な手順を紹介します。

雪下ろしの手順

雪下ろしは次の順番で行います。

1.車を出すための通り道をスコップで作り出す
2.車に積もった雪を大まかに下ろす(ルーフ→フロントガラス・リヤガラス→ボンネット→トランクの順に下ろす。雪は車体の左右に落とす)
3.運転席まわり(ドアやルーフなど)の雪を取り除きエンジンをかけて暖房をつける(マフラー周辺に雪が積もっている場合はマフラー付近の雪を取り除く)
4.車に積もった雪をしっかりと下ろす(1番目と同様に車の左右に雪を下ろす)

雪下ろしの際の注意点

車に積もった雪は車体の左右に落としましょう

車の前後に雪を下ろしてしまうと、車を出せなくなったり、マフラーが塞がり一酸化炭素中毒になったりする可能性があります。このようなことに気をつけながら車の雪下ろしをしましょう。

雪下ろしで車に傷をつけないコツ

雪下ろしをするときは、車を傷つけないよう注意しましょう。ここからは、車の雪下ろしをする時に車体を傷つけないようにするコツを紹介します。

雪下ろしで傷がつく原因

まず、車の雪下ろしをする時に傷がついてしまう原因について知ることが大切です。雪下ろしの際に車が傷つく原因として、主に次の2つが挙げられます。

・車に付着した砂やホコリと雪の摩擦で傷がつく
・スノーブラシやスノースクレーパーが車体に当たって傷がつく

傷をつけない雪下ろしのポイント

雪下ろしの際に車に傷がついてしまう原因がわかったところで、車に傷をつけないためのポイントを紹介します。そのポイントは次の2つです。

・雪が降る前に車の砂やホコリを洗い流しておく(コーティングをかけておくと更によい)
・ボディに付着している雪をスノーブラシやスノースクレーパーで下ろす時はマイクロファイバークロスなどで硬い部分を覆う

この2点に気をつけるだけでも、雪下ろしするときに車に傷がつきにくくなります。

雪下ろしに必要な道具と保管場所

雪下ろしする際には次の3つの道具を用意しておくとよいでしょう。

・スノーブラシやスノースクレーパー
・スコップ
・マイクロファイバークロス

また、雪が降ることがわかっている場合は、あらかじめ積雪対策をしておくとよいでしょう。主な積雪対策は次のとおりです。

・屋根がある場所に車を止める
・屋根がない場所に止める時はカバーをかける

このような道具の準備や積雪対策をしておくと、雪下ろしが楽になります。

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突然雪が積もった場合はどうする?

ここまで、雪国での生活を前提に解説してきましたが、休暇を利用して出かける場合、運転中に雪が降ってきたりSA・PAで食事や休憩をしているときに車に雪が積もったりすることがあります。

もし、突然雪が降ってきたときは、どのようにすればよいのでしょうか。

突然雪が降り始めて積もったら、厚手のゴム手袋をして、ほうきやタオルなどを使って雪下ろしをしてから出発してください。雪下ろしの道具がないという理由で車に雪を積もらせたまま出かけることは厳禁です。

まとめ

雪は、車の運転において雨より気を使います。また、雪下ろしをせずに車を走らせるのは危険を伴います。そのため、わずかな積雪であっても雪下ろしを必ずしてから運転しましょう。

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