【13年・18年経過】自動車税種別割・重量税の早見表|乗り換えた方がよい理由も紹介

目次
1.13年・18年経過したクルマの自動車税種別割 2.18年経過のクルマの自動車重量税 3.18年が経過したクルマは乗り換えを検討した方がよい理由 4.まとめ

クルマは、初度登録から13年経過した時点で各種税金がが重課されます。18年経過した場合には、さらにもう1段階重課されて税額が高くなります。そのため、維持費の負担が増えることに抵抗を覚え、クルマを乗り換えるべきか悩む方も多いでしょう。

なお、初年度登録から13年と18年で重課されるのは自動車重量税であり、自動車税種別割が重課されるのは初年度登録から13年が経過したときのみです。

この記事では、13年・18年経過したクルマの自動車税種別割と自動車重量税の早見表や、乗り換えを検討した方がよい理由などを紹介します。

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13年・18年経過したクルマの自動車税種別割

自動車税種別割は、4月1日時点の所有者に毎年課税され、クルマの排気量に応じて税額が決まります。ただし、初度登録から13年経過した場合は重課され、標準の税額より高くなります。

たとえば、排気量2,000ccのクルマの税額は4万3,500円(2019年10月1日以降にに新規登録した場合)ですが、初度登録から13年経過すると、5万1,700円に重課されます。

また、18年経過するとさらに重課されると思われがちですが、実際に重課されるのは13年が経過した場合のみであることに留意してください。

13年経過したクルマの自動車税種別割の税額は、以下のとおりです ※ディーゼルは11年経過。

排気量 2019年9月30日以前 2019年10月1日以降 13年経過
1,000cc以下 29,500円 25,000円 33,900円
1,000cc超〜1,500cc以下 34,500円 30,500円 39,600円
1,500cc超〜2,000cc以下 39,500円 36,000円 45,400円
2,000cc超〜2,500cc以下 45,000円 43,500円 51,700円
2,500cc超〜3,000cc以下 51,000円 50,000円 58,600円
3,000cc超〜3,500cc以下 58,000円 57,000円 66,700円
3,500cc超〜4,000cc以下 66,500円 65,500円 76,400円
4,000cc超〜4,500cc以下 76,500円 75,500円 87,900円
4,500cc超〜6,000cc以下 88,000円 87,000円 101,200円
6,000cc超 111,000円 110,000円 127,600円
軽自動車 7,200円
※2015年3月31日以前
10,800円
※2015年4月1日以降
12,900円

なお、クルマを初度登録した時期によっても自動車税額が異なります。車検証に記載されている初度登録年月日を確認して、税額をチェックしましょう。

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18年経過のクルマの自動車重量税

自動車重量税とは、車輌重量に応じて、新車登録時に3年分、以降は車検時にまとめて2年分支払う税金のことです。初度登録から13年経過したら重課され、18年経過するとさらに税額が高くなります。

たとえば、車輌重量が〜1.5tの場合、本来の税額は2万4,600円です。初度登録から13年、18年経過した場合の税額は以下のように重課されます。

・13年経過 3万4,280円
・18年経過 3万7,800円

車輌重量ごとの税額は以下のとおりです。

車輌重量 標準 13年経過 18年経過
〜0.5t 8,200円 11,400円 12,600円
〜1.0t 16,400円 22,800円 25,200円
〜1.5t 24,600円 34,200円 37,800円
〜2.0t 32,800円 45,600円 50,400円
〜2.5t 41,000円 57,000円 63,000円
〜3.0t 49,200円 68,400円 75,600円
軽自動車 6,600円 8,200円 8,800円

車検証に記載されている車輌重量をもとに、該当する税額をチェックしてください。

18年が経過したクルマは乗り換えを検討した方がよい理由

18年経過したクルマは、税金が高いうえにメンテナンスコストがかかるため、乗り換えを検討する方も多いでしょう。

続いて、18年経過したクルマは乗り換えた方がよい理由を詳しく紹介します。

税金が高い

18年経過したクルマは、税金が高くなるため乗り換えを検討してした方がよいでしょう。そもそも重課される理由は、年式が古いクルマの排気ガスは地球温暖化に影響を与えると考えられているためです。

一方、環境に優しい電気自動車やプラグインハイブリッド自動車などは「グリーン化特列」が適用されるため、自動車税種別割を抑えられます。さらに、車種によっては「エコカー減税」が適用され、自動車重量税が減税されます。

税金を抑えたい場合は、年式が新しいクルマか環境に優しい電気自動車やハイブリッドカーなどを選ぶとよいでしょう。

メンテナンスコストがかかる

18年経過しているクルマは、さまざまな部品が劣化している可能性が高いため、メンテナンスコストがかかります。

年式が新しいクルマであれば、エンジンオイルやブレーキフルード、ラジエータ液などの消耗品を交換すれば問題なく走行できるでしょう。交換が必要な消耗品が少ないため、メンテナンスコストはそれほどかかりません。

一方、年式が古いクルマは部品の劣化により故障や不具合を起こすため、メンテナンスコストが高額です。たとえば、タイミングベルトの断絶や各種オイル漏れ、ミッション関係の不具合などが発生すると、数万以上の交換・修理費用がかかります。

メンテナンスコストを抑えたい場合は、新車または年式が比較的新しいクルマに乗り換えるとよいでしょう。

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まとめ

自動車税種別割は、初度登録から13年経過すると重課されます。自動車重量税も初度登録から13年経過すると重課され、18年経過するとさらに税額が高くなることに留意してください。

また、18年経過したクルマは税金が高いうえに、部品の劣化によりメンテナンスコストもかかります。維持費を抑えたい場合は、環境に優しい車種を選んだり年式が新しいクルマに乗り換えたりすることを検討しましょう。

なお、18年経過したクルマを手放す際は、旧車に精通した買取店に売却すると高額買取の可能性が高まります。少しでも多く乗り換え費用に充てられるよう、旧車の価値を理解した買取店にクルマを売却しましょう。

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