車は車検が切れても売却できます。ただし、車検切れした車は公道は走れないため、売却時に販売点へ持ち込むことを考えている方は注意してください。今回は車検が切れた車の売り方、気をつけるべき点について詳しく解説します。
車検切れの車も売却は可能
車検切れした車でも、車検付きの車と同様に売却できます。車の買取業者は買い取った車をオークションに出品、店頭販売または海外へ輸出しますが、いずれも車検切れは大きなマイナス要素ではないからです。オークションや店頭販売すれば、売れるまでの間に車検切れになることはありますし、輸出するなら日本の車検制度は関係ありません。
車検切れの査定への影響
車検切れによる査定への影響が気になる方もいるかもしれませんが、影響しないと考えてよいでしょう。車検切れ間近の車の査定額を上げるために車検を通したとしても、車検にかかる費用の方が高くつく場合がほとんどです。
車検切れの車を売る時の必要書類
車検切れの車を売る時に必要な書類は以下のとおりです。これは車検付きの車を売る際に必要な書類と変わりません。
普通車、軽自動車共通
・自動車検査証
・自賠責保険証明書
・自動車リサイクル券
・自動車納税証明書
・振込口座情報
普通車のみ
・実印
・譲渡証明(買取業者が用意)
・委任状(買取業者が用意)
軽自動車のみ
・印鑑(認印でも可)
・自動車検査証記入申請書(買取業者が用意)
自賠責保険証明書と自動車納付税証明書には期限があります。つまり車検切れの車の売却には、自賠責保険に加入していることと、自動車税が納付されていることが必要条件になります。
車検切れの車を売る方法
車検切れの車を売る際は、公道を走れないことに注意が必要です。車検切れの車を公道で走らせると、道路交通法違反に問われます。また万が一事故を起こした場合、保険は一切使えません。
車検切れの車を売りたい場合は、次のように対応しましょう。
出張買取を利用する
最もおすすめなのは、買取業者の出張買取サービスの利用です。業者が所定の場所へ車をレッカー車で回収しに来てくれるため、車検切れの車で公道を走る必要がありません。なお、出張買取は費用がかかるケースがあります。
仮ナンバーを取得して販売店に持ち込む
出張買取サービス以外の方法として、仮ナンバーを取得して販売店に持ち込む方法があります。仮ナンバーは発行から5日間有効なナンバーで、赤の斜線が入ったプレートです。仮ナンバーの発行には市町村の役場で手続きと費用が発生します。さらに使用後にも有効期限満了から5日以内の返却が必要でになります。
車検切れの車は放置せずに早めに売却しよう
車検が切れたからといって、車が売れなくなることはありません。また、自賠責保険への加入と自動車税の納税ができていれば、多くの手続きが発生することもないうえに、査定額への影響を気にする必要もないでしょう。ただし、車検の有無によらず、一部の人気車種を除いて時間が経つほど、車の買取価格は低くなります。そのため、必要がなくなった車は早めに売却することをおすすめします。
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