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取材時や原稿を書く際に気をつけている話[その1]

多少前後するが、月に20本前後の原稿を書いている。

多いのか少ないのかは正直いって分からない。

メディアに載せるための原稿なので、いろいろと気をつけなければならないことが多い。

自身のブログ(やってないけど)やnoteなどに公開するのとはワケが違う。

このご時世、ちょっと油断すると「車検非対応のクルマの記事をメーカーが載せるんですね」というコメントやダイレクトメッセージが届きかねない。

ホンの些細なところを突いてくる人がゴマンといるからだ。

例えば、メーカー系の案件であれば取材対象車が「車検対応であるかどうか」が非常に重要視される。

実は取材当日になって「ここ、アウト(車検非対応)じゃん」なんてことはしょっちゅうではないけれど、それなりの頻度で起こっていることも事実だ。

ステアリングにホーンボタンがないとか、MT車であればシフトパターン示す情報が見当たらないとか・・・。

実は挙げたらキリがない。

もちろん、その状態では車検には通らないことは事実だが、オーナーもそこまでは知らないということも少なくないのだ。

・・・車検非対応となると、掲載不可なのでその場でお帰りいただく・・・なんてことはありえないので、こちらでどうにか知恵を絞ってリカバリーするしかない。

苦労した甲斐あって、このあたりの経験値はこの5,6年でかなり鍛えられたと思う。

これもノウハウのひとつ・・・なのかもしれない。

そして、原稿を書く際にも気をつけることがいろいろとある。

そのポイントは誰も教えてくれないし、自分で勘所を押さえるしかない。

ひとつ、例を挙げると、タイトルに「女性オーナーであること」を強調しないようにしている。

事実「女性オーナー」の文言が入るだけで、より多くのPVが獲得できる。

20代前半の女性オーナーなんて入れたら(PV獲得には)さらに効果的だ。

「ジェンダーフリー」というキーワードを目にしてからずいぶんと時間が経ったように思うが、たとえば「女性がMT車のスポーツカーに乗る」ことを強調するのは現代の風潮にはあわないかな・・・という気がしているだからだ。

車検対応、ジェンダーフリー、ちょっとした言い回し・・・などなど。

1つの記事の裏にはさまざまな配慮や自主規制など、読者の方のほとんどが気がつかない、目に見えない微調整が密かに行われている。

そういった視点で公開されている記事を読んでみると新たな発見があるかもしれない。

[ライター・撮影/松村透]

 

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