今年はコペン誕生20周年!コペン夏祭り2022イベントレポート

目次
1.■1.2022年はコペンは初代誕生から20周年 2.■2.イベント告知はSNSのみ!現代版の口コミ効果を実感 3.■3.みんなコペンが好き!初代も現行も勢揃い 4.■4.三車三様!工夫で広がるさまざまなコペンライフ 5.■5.世代や性別、メーカーとユーザーの垣根を超えた交流が実現 6.■6.まとめ:いつまでも愛し愛され続ける存在であることを実感

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■1.2022年はコペンは初代誕生から20周年

クルマに興味がない人でも「名前は知っている」「あのカワイイカタチのクルマね!」といわれるダイハツコペン。

初代が登場してから驚くことに今年で20年が経過した。

先日、20thアニバーサリーモデルが即完売した記憶に新しいニュースだろう。

初代コペンがデビューしたとき、どうしても間近で実車を見てみたくなり、初めてダイハツディーラーを訪れた。

筆者はまだ中学生だった。

今となっては懐かしい思い出である。

現在、筆者自身も愛車として初代コペンを所有している。

日々、多くのコペンが街中を走っている。

いまだに初代コペンも多く見かけるため、20年の歳月を感じさせない印象がある。

このように、多くのオーナーに愛され続けているコペン。

大規模なオーナー向けのイベントが富士スピードウェイで行われるのを知り、コペンオーナーの一人として参加してきた模様を今回お伝えしたいと思う。

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■2.イベント告知はSNSのみ!現代版の口コミ効果を実感

今回のイベント、告知スタートはSNS、それもTwitterのみとのこと。

●コペン夏祭り CoCoRO COPEN 2022 in FSW @8/12

https://twitter.com/CoCoRoCOPEN

イベントの開催を主催者がまずフォロワーに呼びかけた。

その呼びかけがフォロワーを通じ、リアルなコペンオーナーたちに伝わり、Instagramなど他のSNSも介して広まったそうだ。

筆者もこのイベントについてはSNSを通じて知った。

恥ずかしながら筆者は、SNSについては古くに登録したものしかやっていなかった。

そのため、コペンを所有して7年ほど経つが、コペンオーナーと交流する機会がなかった。

今回、友人に薦められて登録したSNSで、コペンオーナーの方をフォローしてミーティングの情報に触れる機会を得た。

世の中の情報伝達速度が上がり、主なソースがSNSになった。

しかし、肝心の情報が伝わり、そして広がるにためには「人を介していること」は変わらないのだと、改めて実感した。

■3.みんなコペンが好き!初代も現行も勢揃い


 
イベント当日、会場へ向けて走っているとき、何台かのコペンと遭遇した。

勝手に同じイベントに行く仲間かと思い意識していたが、途中でそれぞれ会場とは別方向に走っていってしまった。

いわゆるイベント時に起こる"あるある"であった(笑)。

趣味性は高いが、通勤など日常の使用も行える、懐の深さのあるクルマだからこそ起こった勘違いであった。

その後、会場である富士スピードウェイに到着するとスタッフの方々に誘導された。

誘導役を担当していたのは、有志であり、同じコペンオーナーの方々だという。

頭の下がる思いである。

ボディカラーごとに誘導され、自分と同じ色のコペンがどれだけ参加しているのかを実感した。

開会式において、今回のキーワードである"ココロコペン"について説明があった。

「ココロもコペンも動かさないと錆びてしまう」という思いを語られた。

近年の情勢を踏まえつつも”動いていこう”というメッセージは参加者に強く伝わったに違いない。

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■4.三車三様!工夫で広がるさまざまなコペンライフ

コペンといえば2シーター、電動ルーフ、軽自動車というワードから、荷物が積めないイメージをお持ちの方が多いのではないかと思う。

筆者も愛車にするまではそのようなイメージを持っていた。

しかし、ルーフを閉じていれば、トランク内スペースがそのまま使えるため、意外と荷物を積むことができる。

ただ、ルーフを開けてしまうとトランクにはわずかなスペースしか残されていない。

筆者は今回のイベントでオープンにする予定だったので、トランクの限られたスペースに収められる、最小限の荷物にして家を出たのだった。

そんなコペンに自転車を積載されている方を発見した!


 
お話を伺うと、ワンオフのヒッチメンバーを装着、ヒッチメンバー用のサイクルステーを利用しているとのこと。

トランクリッドにキャリアを装着して、タイヤを積載している。

このスタイルで出かけ、現地で自転車に乗り換え、ツーリングを楽しんでいるそうだ。

さらにフェンダーミラーを装着されているコペンも発見!


 
珍しい後付けフェンダーミラーだが、車検は大丈夫なのか尋ねてみた。

先日車検を受けた際に適合性を確認して、お墨付きとのこと。


 
カスタムスタイルからお気づきの方もいると思うが、クラシックな英国車がテーマだそうだ。

英国車で見たことのある、助手席を覆うカバーはなんとオーナーのお手製。

クラシックカーに乗るのには相応の覚悟が必要だが、理想のスタイルに創意工夫でカタチにしていくのも楽しみである。

会場ではクラシックカー風のカスタムも多く見かけた。

比較的アフターパーツが充実しているコペンだが、他車パーツも活用して個性をアピールされている方が多く見かけた。


 
アフターパーツのなかにはアストンマーティンのフェイスにするキットもあるそうだ。

オーナーは本物のアストンマーティンもお持ちとのこと。

ガレージでこの2台並ぶ姿はきっと微笑ましさすら感じさせる光景に違いない。

■5.世代や性別、メーカーとユーザーの垣根を超えた交流が実現

SNSで広まったイベントだけあり、各所でハンドルネームを呼び合い、談笑をしているグループを多く見かけた。

オフラインで初めて会う方が居たり、愛車を前に気になる箇所を質問しあう場面も見られた。

人見知りな筆者も今回、意を決して気になるカスタムのコペンオーナーに声をかけてみた。

初対面にも関わらず、皆さん気さくにお答えいただき、ありがたい限りであった(この場を借りてお礼申し上げます!!!)。

SNSのリンクとハンドルネームを記載した名刺をくださった方もおり、筆者も次回は準備して参加しようと思う。

ボンネットを開けると人が集まって来るのも「オフ会あるある」の光景といえるだろう(笑)。

今回のイベント、オーナー有志が主催のイベントであったが、お昼頃にサプライズゲストが登場した。

会場である富士スピードウェイ内で同日「ダイハツチャレンジカップ」が行われていたのだ。

そちらに参加されていたダイハツ工業の殿村さん、相原さんがなんとD-SPORT Racing Teamのマシンで登場したのだ!

お二人はGRコペンや20周年記念車の立役者でもある。

お昼休みの時間にイベント会場に姿を現し、急遽トークショーと時間が許す限りコペンオーナーたちとの写真撮影を行っていた。

メーカーの開発者とオーナーが直接交流する機会は稀である。

コペンだから叶ったことなのかもしれない。

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■6.まとめ:いつまでも愛し愛され続ける存在であることを実感

今回参加して改めてコペンというクルマは、多くの人々に愛されていることを実感した。

イベント内でも告知がされていたが、全国各地でさまざまな規模のコペンミーティングが行われているそうだ。

もしコペンオーナーで気になる方は、各種SNSで調べると近場での開催案内が見つかるかもしれない。

きっと新たな発見や出会いがあり、さらにコペンライフが豊かになると思った。

今回はあいにくの雨だったが、次回は晴天のなかオープンのコペンが並ぶことを、今から心待ちにしているのは筆者だけではないはずだ。

[ライター・撮影/お杉]

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