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車を所有している人にとって毎年負担になる自動車税(種別割)。車によって納税額が高額になるケースもあるため、クレジットカードで納付してポイント還元を受けたい人もいるでしょう。この記事では、自動車税(種別割)をクレジットカードで納付できるかについて詳しく解説します。納付方法や注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
自動車税(種別割)とは
自動車税(種別割)は、自動車の排気量に応じて毎年課せられる税金です。4月1日時点の車の所有者に対して、自動車税(種別割)の納付書が5月頃に送付されます。車検証記載の住所に届くため、住所変更を忘れないようにしましょう。
また、車が登録された年によっては増税されます。自動車の所有年数が13年、18年を超えたタイミングで増税される点に注意が必要です。
自動車税(種別割)はクレジットカードで納付できる
クレジットカードで自動車税(種別割)を納めるには、支払い専用サイトまたは、Yahoo!公金払いにアクセスする必要があります。続いて、クレジットカードによる納付について詳しく解説します。
クレジットカード支払いができるようになった年月日
自動車税(種別割)のクレジットカード支払いができるようになったのは、2017年からです。2016年の税制改正により、クレジットカード支払いが可能になりました。以前からクレジットカード支払いが可能な地域はありましたが、2016年の税制改正を機に、対応できる自治体が増えました。
対応している自治体
下記の自治体は、Yahoo!公金払いによる自動車税(種別割)の納付が可能です。
北海道地方
北海道
東北地方
青森県・山形県
関東甲信地方
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・神奈川県・長野県
北陸地方
新潟県・富山県・福井県
近畿地方
奈良県・和歌山県
東海地方
静岡県・岐阜県
中国・四国地方
鳥取県・岡山県・島根県・広島県・山口県・香川県・愛媛県
九州地方
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県
Yahoo!公金払いが対応していない地域は、自治体の支払い専用サイトからクレジットカードで納付ができます。自治体によってはクレジットカード納付に対応していないため、事前に自治体のWEBサイトや窓口で確認しましょう。
納付方法
クレジットカードによる自動車税(種別割)の納付方法は下記のとおりです。
・納付書とクレジットカードを準備
・支払い専用サイトまたは、Yahoo!公金払いにアクセス
・納付書に記載されている納付番号や確認番号などの情報を入力
・クレジットカード情報を入力
・入力内容を確認して、誤りがなければ完了
支払い専用サイトは「○県 自動車税 クレジットカード」と検索すれば表示されます。
自動車税(種別割)をクレジットカードで納めるメリット
続いて、自動車税(種別割)をクレジットカードで納めるメリットを解説します。
現金を下ろす必要がない
クレジットカードで自動車税(種別割)を納めれば、銀行から現金を下ろす必要がありません。そのため、銀行やATMに出向く手間が省けます。また、現金を持ち歩くことによる紛失や盗難のリスクも抑えられるでしょう。クレジットカードも盗難されるリスクがありますが、暗証番号が必要であったり、すぐに利用を停止できたりと、現金と比べて被害を抑えられます。
時間と場所を問わず納付できる
クレジットカード払いであれば、時間と場所を問わずに自動車税(車種別))を納付できます。そのため、自分の好きなタイミングで自動車税(種別割)の納付が可能です。また、納付書が自宅に届く時期がゴールデンウィークと重なる可能性があり、忙しくて支払う時間がない人もいるでしょう。外出先でも納付が可能なため、自動車税(種別割)の納付が遅れることもなくなります。
クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカードで自動車税(種別割)を納めた場合、支払い金額に応じてポイントが貯まります。自動車税(種別割)は数万円以上かかるため、多くのポイントを貯めることが可能です。
クレジットカードの利用実績がつく
クレジットカードで自動車税(種別割)を納めれば、カードに利用実績がつき、返済能力や信用性の評価が高まります。返済能力や信用性は、他の金融機関でローンを組むときや利用限度額の増額などの審査に影響を及ぼします。返済能力や信用性の評価を高めたい場合は、自動車税(種別割)を毎年クレジットカードで納めるとよいでしょう。
分割払い・リボ払いができる
クレジットカードであれば、分割払い・リボ払いで自動車税(種別割)を納付できます。現金で自動車税(種別割)を納める場合、原則として一括で税金を支払う必要があります。クレジットカードであれば、支払い回数やリボ払いが可能なため、金銭的な負担を分散できるでしょう。
自動車税(種別割)をクレジットカードで納めるときの注意点
続いて、自動車税(種別割)をクレジットカードで納めるときの注意点を解説します。
決済手数料がかかる
クレジットカードで自動車税(種別割)を納めると、決済手数料が発生します。金額は自治体によって異なりますが、300円前後で設定されています。還元されるポイントより、決済手数料の方が高いケースもあるでしょう。しかし、お金を下ろしたりコンビニに出向く手間を考えると、多少の手数料は必要なコストです。
納付期限が設けられている
納付書に記載されている期限を過ぎてしまうと、クレジットカードで納付できません。納付期限を過ぎてしまうと、延滞料金が発生し、税務署に納付書を再発行してもらう手間もかかります。また、金融機関の窓口や郵便局で現金一括で納付する必要があります。クレジットカードで自動車税(種別割)を納める場合は、納付期限を考慮し、早めに納税した方がよいでしょう。
納付後の取り消しができない
クレジットカードで自動車税(種別割)を納付した場合、納付の取り消しができません。違うクレジットカードで決済し直したい場合でも、取り消しが不可能です。そのため、どのクレジットカードを利用するか、事前にきちんと決めておく必要があります。
納税証明書の発行に時間がかかる
クレジットカードで自動車税(種別割)を納めた場合、納税証明書の発行に時間がかかります。現金で支払う場合は、その場で検修印が押されるため、すぐに納税証明書が発行されるでしょう。しかし、クレジットカードの場合は発行までに2〜3週間程かかります。また自治体によって、車検時に納税証明書が必要な場合があります(※軽自動車は必須)
そのため、2〜3週間以内に車検に出す予定がある場合は、コンビニや金融機関の窓口で自動車税(種別割)を納めましょう。
領収書が発行されない
クレジットカードで自動車税(種別割)を納めた場合、手続きはインターネット上で完結するため、領収書が発行されません。しかし、クレジットカードの利用明細書で領収書の代用が可能です。領収書が必要な場合は、クレジットカードの利用明細書を保管しておきましょう。
残高不足になっていないか事前に確認する
クレジットカードで自動車税(種別割)を納める場合は、事前に銀行口座の残高を確認しておきましょう。残高不足の場合、自動車税(種別割)が引き落とされず、自分の信用情報に傷がつく可能性があります。信用情報に傷がつかないよう、銀行口座にお金が入っていることを確認してからカードを利用するようにしてください。
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