スポーツカーの絶版モデルは人気が高い!絶版スポーツカーの魅力や人気モデル8車種を紹介

目次
1.スポーツカーの絶版車とは 2.スポーツカーの絶版車の魅力 3.スポーツカーの絶版車は高騰している? 4.人気のスポーツカーの絶版車8選

絶版となったスポーツカーは現在でも高い人気を誇っています。具体的に、どのような魅力があって人気に繋がっているのか気になる方もいるでしょう。今回は、絶版のスポーツカーとはどのような車なのか、絶版スポーツカーの魅力、人気の絶版スポーツカー8選を紹介します。絶版スポーツカーの購入や売却を検討するときの参考にしてみてください。

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スポーツカーの絶版車とは

絶版になったスポーツカーとは、自動車メーカーでの生産や販売が終了したスポーツカーです。絶版になったスポーツカーの中には、当時の新車販売価格を上回る値段で買取りされ、販売されているモデルもあります。また、日本国内のみならず世界的に人気の高い絶版スポーツカーの場合、プレミア価格になっていることも珍しくありません。

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スポーツカーの絶版車の魅力

絶版になったスポーツカーの魅力は、新車販売時に購入することができなかったモデルに乗れたり、憧れだった車に乗れたりすることです。また、電子制御などが最小限であるため、ピュアなスポーツドライビングを楽しめる点も魅力の一つといえるでしょう。

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スポーツカーの絶版車は高騰している?

スポーツカーの絶版モデルは高騰しています。特に日本車スポーツカー全盛期だった1990年代から2000年代にかけて販売されたモデルは、現在も高い価格になっているケースが多いです。また、絶版スポーツカーは流通台数が少なく限られているため、希少価値が高まっており、同時に値段も高騰しています。

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人気のスポーツカーの絶版車8選

ここからは、人気の絶版スポーツカーの代表例を紹介します。ロータリーエンジンを搭載するモデルや優れた動力性能を誇るクルマなど、日本車スポーツカー全盛期ともいえる時代の車を8車種ピックアップしました。国産車の絶版スポーツカーを探して購入したり、売却するときの参考にしてみてください。

RX-7(FD3S)

マツダ3代目RX-7(FD3S型)は、1991年にデビューしたロータリーエンジンを搭載するスポーツカーです。デビュー当初は、「アンフィニ RX-7」として販売を開始し、1997年から「マツダ RX-7」に変更となりました。

デビュー当時のボディサイズは、全長4,295mm、全幅1,760mm、全高1,230mmで、リトラクタブルヘッドライトを装備した流麗なスタイリングが特徴です。

エンジンは、世界唯一のロータリーエンジンで、2ローターのツインターボ「13B型」を搭載しています。最終的には、最高出力が206kW(280PS)/6,500rpm、最大トルクが314Nm(32.0kgm)/5,000rpmとなりました。

1991年から販売を開始した3代目RX-7(FD3S型)は、2002年に生産終了を発表。2003年に販売を終了しました。

アルテッツァ(RS200)

トヨタ アルテッツァ(ALTEZZA)は、1998年から販売を開始した中型サイズ(Dセグメント)の4ドアスポーツセダンです。

ボディサイズは、全長4,400mm、全幅1,720mm、全高1,410mmと運転しやすい大きさです。6速MTを組み合わせる「RS200」のエンジンは、最高出力154kW(210PS)/7,600rpm、最大トルク215.7Nm(22.0kgm)/6,400rpmの2.0L直列4気筒DOHCを搭載しています。排気量1.0Lあたりの出力が100馬力超という高出力型のエンジンであることが特徴です。駆動方式は、FR(フロントエンジン・リアドライブ)を採用しています。

扱いやすいボディサイズのFRスポーツセダン「アルテッツァ」は、2005年まで生産・販売され1世代で幕を閉じました。

スカイラインGT-R(BNR34)

日産 R34スカイラインGT-Rは、1999年にデビューした直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、スカイラインの名を冠した最後のGT-Rです。

ボディサイズは、全長4,600mm、全幅1,785mm、全高1,360mmで、ボディタイプは、2ドアクーペです。エンジンは、最高出力206kW(280PS)/6,800rpm、最大トルク392.3Nm(40.0kgm)/4,400rpmの2.6L直列6気筒ツインターボ「RB26DETT型」を搭載しています。トランスミッションは、6速MTが組み合わされており、駆動方式は、四輪駆動の「アテーサE-TS」で、四輪マルチリンクサスペンションを装備しています。

スカイラインのスポーツモデルであるR34スカイラインGT-Rは、1999年から2002年までというわずかな期間のみ生産・販売されました。

S2000(AP1)

ホンダ S2000は、1999年に販売を開始したFRオープンスポーツカーです。

車種名の「2000」が示すように、エンジンは2.0L(2000cc)の直列4気筒自然吸気VTEC「F20C型」が搭載されています。最高出力は184PS(250PS)/8,300rpm、最大トルクは217.7Nm(22.2kgm)/7,500rpmです。1.0Lあたり125馬力を発生する髙回転・高出力エンジンで、駆動方式は縦置きエンジンで発生した動力を後輪に伝えるFRが採用されています。トランスミッションは、6速MTを組み合わせています。

2.0Lエンジンを搭載するS2000である「AP1型」は、1999年から2004年までの生産・販売となりました。2004年以降のS2000は、2.2Lエンジンに変更。型式も「AP2」に変わり、2009年まで販売されました。

MR2(SW20:2代目)

トヨタ MR2は、1989年に販売を開始した2シーターのミッドシップスポーツカーです。

2代目MR2(SW20)では、トヨタのスポーツカーとして知られるセリカのエンジンを搭載しています。2.0L直列4気筒エンジンは、最高出力121kW(165PS)/6,800rpm、最大トルク191.2Nm(19.5kgm)/4,800rpmの「3S-GE型」自然吸気エンジンと最高出力165kW(225PS)/6,000rpm、最大トルク304.0Nm(31.0kgm)/3,200rpmの「3S-GTE型」ターボエンジンの2種類が用意されました。ボディサイズは、全長4,170mm、全幅1,695mm、全高1,240mmの5ナンバーサイズです。

また、リトラクタブルヘッドライトを装備した流麗なスタイルもMR2ならではの特徴です。初代にはなかった高出力なターボエンジンも用意していた2代目MR2(SW20型)は、1999年まで生産・販売されました。

シルビア(S15:7代目)

日産 7代目シルビア(S15)は、1999年に販売を開始した5ナンバーサイズの2ドアクーペのスポーツカーです。

ボディサイズは、全長4,445mm、全幅1,695mm、全高1,285mmと運転しやすい大きさです。エンジンは、2.0L直列4気筒で、最高出力121kW(165PS)/6,400rpm、最大トルク192.2Nm(19.6kgm)/4,800rpmの「SR20DE」自然吸気エンジンと最高出力184kW(250PS)/6,400rpm、最大トルク274.6Nm(28.0kgm)/4,800rpmの「SR20DET」ターボエンジンの2種類を用意していました。

駆動方式は、フロントにエンジンを搭載し後輪を駆動させるFRを採用。トランスミッションは、グレードによって異なりますが、4AT、5MT、6MTを用意しています。

7代目S15シルビアは、2002年まで販売されました。

AE86

トヨタ AE86は、1983年から販売を開始したスプリンタートレノ/カローラレビンです。型式のAE86から「ハチロク」の愛称で親しまれています。

特に人気が高いAE86は、最高出力130PS/6,600rpm、最大トルク15.2kgm/5,200rpmを発生する1.6L直列4気筒「4A-GEU型」エンジン搭載の「GT-APEX」です。駆動方式は後輪駆動のFRを採用しています。AE86は、1987年までの約4年間にわたり生産・販売されました。

販売が終了した現在でも、プロレーサーの愛車として知られていたり、漫画の主人公が乗るモデルとして知られていたりすることから高い人気を誇っています。

RX-8

マツダ RX-8は、自然吸気のロータリーエンジンを搭載するFR(フロントエンジン・リアドライブ)の観音開き4ドアのスポーツモデルです。

654ccのロータリーエンジンを2機搭載するRX-8のエンジンは、最高出力184kW(250PS)/8,500rpm、最大トルク216Nm(22.0kgm)/5,500rpmのハイパワーバージョンと最高出力154kW(210PS)/7,200rpm、最大トルク222Nm(22.6kgm)/5,000rpmのスタンダードバージョンの2タイプを用意していました。

ボディサイズは、全長4,435mm、全幅1,770mm、全高1,340mmとなっています。現在では、ロータリーエンジンを搭載する最後の車として高い人気を誇っています。

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