Gクラスのリセールバリューは?買取相場や高く売る方法も紹介

目次
1.メルセデス・ベンツ Gクラスとは 2.メルセデスベンツ Gクラスの買取相場 3.メルセデスベンツ Gクラスのリセールバリューが高い理由 4.メルセデスベンツ Gクラスを高く売る方法 5.メルセデスベンツ Gクラスの売却は旧車王へご相談ください

メルセデス・ベンツ Gクラスは、高級SUV市場の中でも高い人気を誇るモデルです。そのため、リセールバリューも高いのではないかと気になっている方もいるでしょう。Gクラスは、ほかの輸入車に比べてリセールバリューが高く、高価買取に期待できます。

この記事では、Gクラスの買取相場やリセールバリューのポイントなどについて紹介します。

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メルセデス・ベンツ Gクラスとは

Gクラスは、1979年から販売されているメルセデス・ベンツを代表するSUVです。軍用車輛である「ゲレンデヴァーゲン」をベースに、一般向けにアレンジしたものがGクラスの起源です。

ゲレンデヴァーゲンの頭文字「G」がそのまま車名として採用されており、国内では「ゲレンデ」の愛称でも親しまれています。

Gクラスは、強固なラダーフレームによる優れたオフロード性能と、洗練された乗り味を両立させて、高級SUVとしての地位を確立しています。初代モデルから現在にいたるまでデザインは大きく変わっておらず、一貫したルックスも長年にわたって支持される理由の1つでしょう。

W460型

初代モデルのW460型は、オーストリアの軍需企業「シュタイア・プフ」と共同開発で生産されました。ドイツでは1981年、日本市場においては1983年に下記の「300GD」が導入されています。

■直列5気筒ディーゼルエンジン
・ショートボディ(3ドア5人乗り)
・ロングボディ(5ドア7人乗り)

■キャンバストップ仕様のカブリオレタイプ

当時の3ナンバー車は高額な税金が発生することから、5ナンバーに収めるため、オーバーフェンダーは装備されていませんでした。

その後、直列4気筒ガソリンエンジンの「230GE」も輸入され、内外装がシンプルなベーシックモデルやワイドフェンダーが装備された基本モデルなどがラインナップされています。最上級グレードの「230GEロング」や、230GEの豪華版「プレディカート(特別仕様車)」も、国内での販売を開始しました。

W463型

2代目のW463型は、1990年〜2018年の間に販売されました。フルタイム4WDの採用に加えて、サイドステップや内装の改良などにより大ヒットしたロングセラーモデルです。

グレードごとに「直列6気筒3.0L〜3.2L」または「V型6気筒3.2L」のエンジンを搭載しています。また、下記の特別仕様車が導入されたことでも話題となった世代です。

・500GE:V型8気筒エンジンを搭載(世界446台限定 ※日本国内では50台)
・AMG G36:G320の3.2L直列4気筒エンジンを3.6Lまで排気量アップ
・G650 ランドレー:V型12気筒エンジンを搭載したマイバッハバージョン

W463A型/W465型

2018年から販売されているW463A型は、2024年のマイナーチェンジで型式がW465型に変わり、現行モデルとして販売されていします(2024年9月時点)。人気だった先代モデルの5ドアを受け継ぎ、室内がさらに広くなりました。

全長や全幅は拡大されたものの、車体の素材の改良により軽量化も実現しています。9速ATやLEDライト、先進安全支援システムなどが導入され、快適性も大幅に向上しています。

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メルセデスベンツ Gクラスの買取相場

Gクラスの買取相場は高値で推移しており、年式が低いほど高く評価されます。ここでは、W460型(初代)とW463型(2代目)のGクラスの買取相場を紹介します(2024年9月時点)。

買取相場は週単位で変動するため、市場の動向をチェックして売却のタイミングを判断しましょう。

W460型

W460型(初代)の買取相場は、100万〜300万円程度です。初代モデルとはいえ、Gクラスは低年式の方が評価される傾向にあります。

中でも下記のモデルは200万〜500万円程度と、ほかのグレードより高値がつく傾向にあります。

・230GE
・280GE
・300GD

W463型

W463型(2代目)の買取相場は、100万〜2,000万円程度です。中でも「G500カブリオレ」の買取相場は1,000万〜2,500万円と、ほかのグレードよりも高く評価されています。

G500カブリオレは、希少価値が非常に高いオープンカーです。車体後部には電動開閉式のソフトトップ(幌)が採用されているため、オープンカーならではの開放感を楽しめます。

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メルセデスベンツ Gクラスのリセールバリューが高い理由

Gクラスは登場以来、高い人気を維持し続けているほか、一部の特別仕様車に希少性があるため、全体を通してリセールバリューが高い傾向にあります。ここでは、Gクラスのリセールバリューが高い理由について紹介します。

登場以来高い人気を維持し続けている

Gクラスは、1979年の登場以来から長年にわたって高い人気を維持しているため、リセールバリューが高い傾向にあります。

圧倒的なデザインとオフロード性能が、SUVファンを魅了し続けています。また、初代モデルから現在まで外観のデザインに大きな変更がなく、伝統を守りつつ進化を遂げている点も根強いファンがいる理由の1つです。Gクラスは、今後も根強い人気を維持し続けるでしょう。

一部の特別仕様車は希少性が高い

Gクラスの一部の特別仕様車は希少性があることも、リセールバリューが高い理由の1つです。たとえば、1987年に登場した特別仕様車「プレディカート」は希少性が高いため、高額で売却できるでしょう。

プレディカートは、230GEの豪華版として販売されていたモデルで、流通台数が非常に少なく、コレクターや愛好家から高い評価を受けています。中でも、プレディカートの特徴である下記の専用装備品がそのままで、オリジナルの状態が保たれている車輌は特に高値がつきやすいでしょう。

・グリルガード
・デカール
・ウッドパネル

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メルセデスベンツ Gクラスを高く売る方法

Gクラスは、価値がわかる業者に査定を依頼し、売却まで細かな傷に注意すると高く売れる可能性があります。ここでは、Gクラスを高く売る方法について詳しく紹介します。

Gクラスの価値がわかる業者に査定を依頼する

Gクラスを高く売るには、価値がわかる業者に査定を依頼する必要があります。Gクラスはモデル数が多いため、すべての業者が適正に評価できるとは限りません。

特に、希少なモデルや旧車を扱う場合、専門知識が不足していると適正な価格を提示されない可能性があります。低年式のGクラスを適正に査定するのは難易度が高いため、旧車に特化した業者に査定を依頼しましょう。

細かな傷に注意する

Gクラスを高く売るには、細かな傷に注意する必要があります。Gクラスは悪路走破性が高いためオフロードで楽しむ方も多いでしょう。オフロード走行では小石や枝などによって細かな傷がつくリスクが上がります。

傷は査定時のマイナス評価につながるため、オフロード走行するにしても走行ルート選びに注意し、傷をなるべく防ぎましょう。

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メルセデスベンツ Gクラスの売却は旧車王へご相談ください

Gクラスの売却をご検討される際には、旧車に特化して20年以上の経験をもつ旧車王へぜひお問い合わせください。旧車王では、プロの鑑定士が豊富な知識と経験を活かし、Gクラスの各モデルや希少車まで細かく鑑定します。

また、自社の整備工場でクルマの修理や修復ができるため、Gクラスの価値を最大限引き出し、買取金額に還元することも可能です。Gクラスを少しでも高く売却したい場合は、ぜひ旧車王までご相談ください

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