街中を散策するだけで楽しい!ドイツのクルマ事情について

目次
1.■ドイツでどのようなクルマに出会う? 2.■輸入車について 3.■個人的なドイツの交通事情への感想

はじめまして。

今回から旧車王ヒストリアにて記事を執筆させていただきます、西尾菜々実です。

私は去年の夏からドイツに移住したのですが、散歩をするだけで日本とは違うクルマ事情と出会います。

日本の京都で生まれ育ったため、街で輸入車見る機会は多くなかったのですが、移住してからはあたりまえのように走っています(現地では"国産車"だったりします)。

その結果、今までの環境とは違い、さまざまな国のメーカーが製造するクルマを見ることができるようになりました。

今回は、ドイツに移住してどのようなクルマと出会い、私がどのような感想を持っているかご紹介いたします。

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■ドイツでどのようなクルマに出会う?

ドイツでは路上に駐車場が多く、街を散策するだけでさまざまな種類のクルマと出会うことができます。

日本ではBMWやメルセデス・ベンツというと、やはり高級車というイメージが強いのではないでしょうか。

もちろんBMWといえば小型車も有名なのですが、私が日本で暮らしていた感覚だとやはり高級車を想像します。

私が日本で働いていたときも、高級車向けの部品を担当していました。

ドイツに移住し、街を散策していると、やはり小型車やクラシックカーを見かける機会が多い印象です。

私としては実際にクルマの購入をディーラーの方に相談しなくても、多種多様なクルマを駐車場で観察したり時間をかけて眺めることができるので嬉しいです。

デザインが特徴的なクルマや、日本車では滅多に見ないカラーバリエーションなどと出会うことが多いのです。

その結果、クルマの良さや比較する項目を見つけることができ、散策の時間が楽しく過ごせます。

比較的決まった車種をいつも見るのではなく、いつも新しい車種に出会えます。

ドイツでは、小型車でも二人乗りの小さいミニカーを見かけることがあります。

もちろん日本でも走行しているのですが、ドイツに移住してからのほうが見る機会が多いです。

個人車としての利用も見かけますが、ピザなどの配達の使用としても見ることができます。

軽自動車の定員よりも定員数が少ないので、車体の大きさもより小さくなっており、小回りが効く印象です。

街中で二人乗りのミニカーに出会うと、特徴的な走行に目が引かれます。

電動式のミニカーも存在し、気軽に外出できる印象があります。

▲筆者撮影

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■輸入車について

ドイツではヨーロッパ車だけでなく、さまざまな国のクルマを見ることが可能なことも、移住して気づいた点です。

先ほども記載したのですが、ドイツでは駐車場が車道に多いため、展覧会のように車を眺めることができます。

多種多様なクルマが偶然その日に駐車された順番で並べられているため、配色違いの同車種が停車されている偶然に出会うことがあります。

将来このクルマの新バージョンが購入したいなどと考えながら街を散策しています。

ドイツでは住宅の配色が日本よりも多様であるうえ、建築様式も違うため、クルマが走行していたり停められている姿がより一層映えて目に映ります。

輸入車以外に、もちろん日本車に出会うこともあります。

日本出身の私からすると、見るだけで日本車だと認識できるので、クルマのメーカーを日本車かどうか判断するというのが最近の楽しみ方です。

個人的には、日本車にドイツで遭遇する率は高いという体感を持っています。

アメリカでの日本車の使用率までは届きませんが、やはり目にする機会は多いです。

ドイツではやはり、BMWやメルセデスベンツと言った国産車の使用率が高いですが、有名な輸入車や日本車を均等に見かけることができます。

国ごとの使用されているクルマメーカー率を現地で見ると、他国ごとのクルマに対する要望の違いが現れているので興味深くて楽しいです。

本当に驚いたことは、ベンツの高所作業車を間近で見ることができたことです。

生活を支える働くクルマとしてメルセデス・ベンツを見ると、少しカルチャーショックを受けました。

ドイツ在住の方は日常の光景として暮らしているのだと考えると、本当に身近なクルマメーカーとして親しまれているのだなという印象を持ちました。

■個人的なドイツの交通事情への感想

ドイツでは、都市の大きさによってのクルマメーカーの使用率が違うという感想を持っています。

やはり大都市では高級車を目にする機会が多く、駐車場の位置によっても停められるクルマのメーカーの違いを見つけることができます。

私の場合、バスで旅行をしたことがあるのですが、窓から見える景色が違う気がしています。

クルマの外観が購入するきっかけとなる人には、大きな違いとして影響するのではないかと思います。

街を散策していて思うことは、クルマのメーカーのこだわりだけではなく、個人がどのような用途でどのような機能を必要としているか?

さまざまな国のクルマが並んでいるドイツだからこそ、個人の思いがより深く現れているように受け取れるということです。

などなど、私はドイツでのクルマ事情をこのように感じながら暮らしています。

今後も素敵な街並みが存在するドイツから、現地の情報をお届けする予定です。

これからもよろしくお願いします。

 

[ライター・西尾菜々実 / 画像・西尾菜々実、AdobeStock]

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