ハリアー 60系は、高級SUVとして人気の車輌です。リセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、ハリアー 60系のリセールバリューのポイントや高く売る方法、ハリアー 60系の魅力と歴史について解説します。ハリアー 60系の購入や売却を検討中の人は参考にしてください。
ハリアー 60系のリセールバリューのポイント
ハリアー 60系のリセールバリューは高水準で安定しています。走行距離が少なくよい状態の車輌であれば、上位モデルで300万円以上の買取額となるケースも珍しくありません。なかでもムーンルーフや人気のボディカラー(白や黒系)は、査定額に数万円〜数十万円加算となります。
ハリアー 60系を高く売る方法
続いて、ハリアー 60系を高く売る方法について詳しく解説します。
基本的なメンテナンスをしておく
ハリアー 60系を高く売るために、基本的なメンテナンスをしておくことが重要です。初期のモデルは新車登録から10年程度経過していることもあるため、エンジンオイルやフィルターの定期的な交換に加えてラバー系パーツなどの消耗品も適切な時期に交換しておきましょう。
GRスポーツやTRDなどのパーツをアピールする
ハリアー 60系は、カタログモデルとしてラインナップされたG`zやGR スポーツモデルが人気です。また、トヨタグループが手がけるTRDやモデリスタなどのパーツ装着車も市場で高い評価を得ているため、査定時に加算されるようアピールしましょう。
無段変速機トルクコンバータ(CVT)の不具合を修理しておく
2013〜2016年に販売された対象車(型式 ZSU60W/ZSU65W)のうち、無段変速機トルクコンバータ(CVT)の製造のばらつきによるロックアップクラッチ構成部品の一部に強度が不足しているものがあります。
頻繁に加減速を行うとクラッチが作動不良を起こして警告灯が点灯し、フェールセーフ走行となる不具合が確認されているため注意が必要です。
こちらについてはメーカー対策として新車保証が5年から9年以内へと延長されました。ただし、リコールではないため、新車保証の期限が過ぎた車輌についての修理は有償です。不具合が生じずに保証期間を過ぎた対象車両については査定額が減額となる可能性があるため注意しましょう。なお、既に部品交換が完了している車輌については、定期点検記録簿(メンテナンスノート)にその旨の記載があれば問題ありません。
ハリアー 60系の魅力と歴史
3代目ハリアー(60系)は平成27年度燃費基準を達成するため、従来の排気量からダウンサイジングして開発されました。ハリアーとプラットフォームや基本設計が同じであるレクサス RXの3代目が既に2009年に発売されていたこともあり、ハリアーは先代(30系)で廃止される予定でした。しかし、ディーラーやユーザーからの強い要望により、最終的に国内専用モデルとして開発が決まった逸話は有名です。
初代より高級クロスオーバーSUVという新ジャンルで不動の人気を築いていたハリアーは、60系に進化して既存のユーザーに加えて20〜30代の若い世代の間でも大ヒットしました。スポーティーかつ美しい外観デザインは多くの人を魅了し、豪華な装備や機能性の高いパッケージングはSUVの中でも最上の一台として新型が発売された今も圧倒的な人気を誇ります。
基本スペック
型式 | ZSU60(65)W ASU60(65)W AVU65W |
販売期間 | 2013~2020年 |
乗車定員 | 5名 |
駆動方式 | 2WD 4WD E-Four |
ボディサイズ | 全長 4,720mm(2013~2017年) 4,725mm(2017年~) ※G`z、GR SPORT 全長 4,770mm 全幅 1,835mm 全高1,690mm ※G`z、GR SPORT 1,655mm |
エンジン | 2.0L 直4DOHC 3ZR-FAE型(ガソリン) 2.0L 直4DOHCターボ 8AR-FTS型(ガソリン) 2.5L 直4DOHC 2AR-FXE型(ハイブリッド) |
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