個性的な軽スポーツカーとして人気があるS660。生産終了のアナウンスに伴い、新車購入希望者が殺到しました。そんなS660の中古車相場が高騰していると感じる人もいるでしょう。今回はS660が高騰しているのか、いつまで値上がりが続くのかを詳しく解説します。価格が高くなりやすいS660の特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
S660とは
S660とは、2015年3月にホンダが発売した、軽2シーターオープンスポーツカーです。1991年に発売され人気があったビートと同様に、S660は「曲がる楽しさ」を体感できます。小さいながらも安定した走りや、本格スポーツカーのような外観など、軽自動車とは思えない優れた走行性能とデザイン性が高く評価されています。
S660の価格は下がっていく!?
S660の生産が2022年3月で終了し、ホンダがEV・FCV路線に方針を切り替えると発表したことから、S660のような車は今後生産されないとユーザーから予想されていました。それに伴ってS660にはプレミア価格がついていましたが、中古車市場の変化によって必ずしも値段が上がっていくといは言い難い状況になりそうです。詳しくは次で説明します。
S660はもう値上がりしない?
所謂「旧車バブル」でS660の価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。
新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。
価格が高くなりやすいS660の特徴
続いて、価格が高くなりやすいS660の特徴を紹介します。
こまめにメンテナンスをしている
こまめにメンテナンスをしているS660は、価格が高くなりやすいでしょう。S660のようなスポーツカーは、オイル類やラジエーター液の状態がコンディションに大きな影響を及ぼします。また、S660にはターボエンジンが搭載されているため、特にエンジンオイルのメンテナンスが重要です。
S660 モデューロX
S660のモデューロXは、価格が高くなりやすいでしょう。モデューロXは、他のグレードには付かない特別なパーツが取り付けられたカスタマイズカーです。新車価格は300万円で、現在は約400万円台後半まで高騰しています。そのため、S660のモデューロXは、高額売却が期待できるでしょう。
2020年1月のマイナーチェンジ以降の「アルファ」
2020年1月のマイナーチェンジ以降のアルファも価格が高くなりやすいでしょう。マイナーチェンジ以降のアルファには、シートヒーターが付いています。冬のオープン走行にはヒートシーターの需要が高いため、価格が高くなりやすいのです。
新車価格が200万円に対して、現在は中古車として約300万円で販売されているケースもあります。
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