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旧車王をご覧の皆様!
いつもこの「邪道」なコラムをお読み頂きありがとうございます。
今回は輸入車の旧車についてアルミ弁当箱を通してお話をさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
■第13回 ~今回の斜めから見た旧車~
今回の話はとてもいい加減な話です。
「ここに描かれているくるまは何なのか?」なんです。
ひどいですよね?車種もわからないのにコラム化するなんて!?
しかし、アルミ弁当箱の世界ではよくある話で、わざとぼやけて描くことは少ないことではありません。
これが「パチモン」などを生むことになるベースだと思われます。
と言うわけで、個人のSNSでも反響があった「このくるまな~に?」的な、遊び心満載のテーマを刑事ドラマ風にお送りしたいと思います。
■第1容疑車「MG-B」
個人的にこのアルミ弁当箱を初めてみた時の印象は「MG-B」でした。
好きなクルマのひとつでもあり、私みたいな体型でも安心して乗れるイギリス車のオープンカーのひとつだったので、若いころは何回か買おうと思っていた時期もあったほどです。
アルミ弁当箱の全盛期の70年代前半なら「MG-B」は年代的「アリバイ」はどんぴしゃではないでしょうか?
■第2容疑車「MG-A」
正直、「MG-A」に関しては全く容疑車としてはノーマークでした。
しかし、実際にクルマを見てみるとなるほどと思うところもあり、ユーザーのみなさまの知見や感覚の凄さを改めて感じました。
自分では勝手に、もっと丸みのあるクルマと思い込んでいました。
同じ「MG」から容疑車が2台とは、この年代の「オープンカー=MGまたは英国車」という暗黙のルールが、アルミ弁当箱業界にはあったのかもしれません。
■第3容疑車「ジャガーEタイプ ロードスター」
クーペ好きの私にとって「ジャガーEタイプ」はクーペ推しだったので、このロードスターもノーマークでした。
確かにライトの角度などはアリかと思うのですが、全体の「鋭さ」がこの図柄からは感じられなかったので、本ボシではないような気がします。
しかし、図柄があまりにも雑なので、Eタイプも容疑車の1台として残しておきたいと思います。
■第4容疑車「トライアンフ スピットファイヤーMK3」
そして、最後の大穴!
それが「スピットファイヤー MK3」です。
なぜMK3にこだわったかというと、図柄が雑でどの時代のスピットかわからないこともあるのですが、注目したいのが「左ハンドル」ということです。
今までご紹介してきた「容疑車」たちは全て英国車。
ということは「右ハンドル」。
にも関わらずこの図柄は左、ということは「輸出車」と勝手に「想像と妄想」をしてしまう・・・と、輸出が盛んであった「MK3」にたどり着くという推理なのです。
どうでしょうか?
「?」マークだらけの根拠が全くない話の流れなのですが、「サンビーム」「フィアレディSRL」などの「タレコミ」を沢山いただきました。
ぜひみなさまもアルミ弁当箱の図柄から、当時の旧車の「想像と妄想」で楽しんでみてはいかがでしょうか?
■お知らせ
そしてここでお知らせを・・・・・。
私のコレクター本「アルミ弁当箱図鑑 マニアック編」がアマゾンにて絶賛発売中です。オールカラーの100ページに様々なジャンルのアルミ弁当箱を詰め込んでおります。是非、読んで頂ければありがたいです!よろしくお願いいたします。
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そしてなんと!この私に映画出演のオファーがありました!
「路恋人」監督の「ぜんぶ朝のせいだ!」にちょこっと出演させていただきます。
詳細が決まりましたらまたご報告させてください!
●映画『ぜんぶ朝のせいだ』オフィシャルTwitter
https://twitter.com/morningall2023
●映画『ぜんぶ朝のせいだ』特報
https://www.youtube.com/watch?v=vg0LHPEM6Ss
[画像 / FavCars.com 撮影/ライター マツド・デラックス(山本圭亮)]