■第5回 ~アルミ弁当箱と旧車の意外な関係~
どうも!「日本アルミ弁当箱協会」会長のマツド・デラックスでございます。
「旧車王」連載5回目となりました今回も「アルミ弁当箱と旧車の意外な関係」を語っていきたいと思います!
■アルミ弁当箱に描かれない車両たち その1
アルミ弁当箱には特撮やアニメ、漫画などたくさんのヒーローが描かれます。
そして、そのヒーローを助ける人たちの武器や戦闘用のメカ等も描かれるわけです。
その中でも比較的多いのは、空を飛ぶ戦闘機が数多く描かれていますが、活躍が地味(?)な車両は描かれていることが少ないようです。
今回からはあえてそんな車両たちに注目して行きたいと思います。
その車両たちは大きく2極化していきました。
ノーマルのまま登場する車両と原形がわからないような特殊な車両(いわゆる改造車)です。
そんな車両ですぐに思いつくのは「ウルトラセブン」に登場する「ポインター号」と「帰ってきたウルトラマン」に登場する「マットビハイクル号」ではないでしょうか?(すぐに知人のS氏を思い出します)
しかし残念ながら「帰ってきたウルトラマン」のアルミ弁当箱には描かれているものはなく、「ウルトラセブン」に至ってはアルミ弁当箱自体の存在が確認できていません(あれほど人気があったのに・・・)。
■さまざま意味でレアなサンダーマスク
「サンダーマスク」は、意外にも「手塚治虫」作品であり、少年サンデーで連載されていました。
特撮としてもウルトラマンシリーズ等のヒーローシリーズが人気でしたが、予算を削られたとの噂もあり、その煽りが車両制作費にも及んでしまったのかもしれません。
その後、特撮では、改造されない車両が増えるのはそんな理由だからなのでしょうか?
サンダーマスクの「科学パトロール隊」には「サンダー1号(サンダーワンごう)」が登場します。
こちらは羽が飛び出し、宇宙まで行けるクルマです。
そのベース車両となっているのが、初代「スバル・レオーネGS-R」です。
他の登場車両ではトヨタ車の多い中、中心として富士重工のクルマが選ばれているのは、1972年あたりの円谷作品で使用されることが多かったからでしょうか?
これ以外にも「トリプルファイター」の「スバル360」などが有名ですね。
しかし、このレオーネも比較的図柄の多い(6種類)サンダーマスクのアルミ弁当箱には描かれておらず、このシリーズ「アルミ弁当箱に描かれない車両たち」のトップバッターとなってしまいました。
当時の特撮車両の選定方法やアルミ弁当箱の図柄の決定方法などは、時代背景等も影響されていたのかも知れませんね。
次回もアルミ弁当箱を通し斜めから見た旧車をお送りいたします。
まったく脈絡のないコラムではありますが、「旧車王」ともども「マツドデラックスコレクション アルミ弁当箱図鑑」もよろしくお願いいたします。
また、アルミ弁当箱を並べて欲しい等とご要望のある方もぜひお声をかけてください。
次回はイベントでは11月13日(日)の「THE銀座RUN」のスタート地点「東京プリンスホテル」の駐車場で展示予定です。
よろしくお願いいたします!
●東京プリンスホテル
〒105-8560 東京都港区芝公園3-3-1 TEL:03-3432-1111
https://www.princehotels.co.jp/tokyo/facility/
●日本アルミ弁当箱協会会長「アルミ弁当箱図鑑 厳選50 」出版への道
https://www.qsha-oh.com/historia/article/matsudo-bangai-1/
またアルミ弁当箱を並べて欲しい等とご要望のある方も是非お声をかけてください。
●日本アルミ弁当箱協会ホームページ
https://kyokai.fans.ne.jp/arumibenntou/
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[撮影/ライター・マツド・デラックス(山本圭亮)]