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私は、25年前からZ32専門店を営んでいますが、Z32型フェアレディZが現行車から旧車になっていく様を見てきました。
いつしか、名車であるZ32を一台でも多く遺したいと思うようになり、今はそれを使命として尽力しています。
なぜなら、年々減ってきている光景を目の当たりにし、今となっては「絶滅危惧車種」になってしまったからです。
この先、一台でも多く遺すために何をすべきか?考えている時間はなく、今から行動する必要があります。
遺すのはオーナー様であって私達ではありません。私達は、あくまでもサポート役です。
日頃から、オーナー様にお願いしていることをまとめてみました。
■1.いつまでもファンがいること
そのクルマを愛するファンがいなければ、絶対遺りません。
時代が変わっても不変の愛が必要です。
そのクルマの魅力を次の時代にも受け継ぎ、ファンを絶やさないようにしなければなりません。
■2.オーナーが「旧車に乗っている自覚を持つ」こと
オーナーがいなければ、絶対遺りません。
乗り続ける強い意志が必要です。
オーナーが旧車に乗っているという自覚を持ち、大事に守っていかなければなりません。
■3.点検やメンテナンスを怠らないこと
日々の点検やメンテナンスをしなければ、絶対遺りません。
前向きな予防整備が必要です。
ドレスアップや見た目を良くするよりも、中身を重視した整備を行わなければなりません。
■4.純正部品を使った整備をすること
純正部品がなければ、絶対遺りません。
部品があるうちにストックすることも必要です。
純正部品をオーダーし続け、メーカー製廃を阻止しなければなりません。
■5.中途半端な状態で手放さないこと
中途半端な状態のクルマは、絶対遺りません。
オーナーである以上は、コンディションを保つことが必要です。
万が一、売却しなければならなくなったとき、次オーナーに自信を持って受け渡さなければなりません。
■6.専門店を頼ること
旧車は専門店を頼らなければ、絶対遺りません。
メンテナンスは専門店を頼ることが必要です。
専門店が存続するために利用し続け、一緒に遺す努力をしなければなりません。
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[ライター・撮影/小村英樹(Zone代表)]