外付けのナビゲーション「ポータブルナビ」とは?おすすめ機種も紹介

目次
1.そもそもポータブルナビ(外付けナビ)とは 2.ポータブルナビ(外付けナビ)のメリット 3.ポータブルナビ(外付けナビ)の注意点 4.ポータブルナビ(外付けナビ)の選び方 5.ポータブルナビ(外付けナビ)が向いている人 6.ポータブルナビ(外付けナビ)が向いていない人 7.おすすめのポータブルナビ(外付けナビ)3選

カーナビゲーションは、日本全国を迷わず運転するために必須です。今回は、車を購入した後でも装着できるポータブルナビ(外付けナビ)とは、どのようなナビゲーションなのか解説します。また、ポータブルナビの選び方やおすすめ機種も紹介します。ポータブルナビ(外付けナビ)を検討中の方はナビ選びの参考にしてみてください。

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

reasons_to_choose_qshaoh

contact_button

そもそもポータブルナビ(外付けナビ)とは

ポータブルナビとは、取り付けや取り外しが簡単で、持ち運びができるナビゲーションです。車に取り付ける場合には、ダッシュボード上に設置するのが一般的です。

ナビゲーションの性能や機能は、メーカーや機種によって異なります。モニターのサイズは、コンパクトな5インチや標準的な大きさの7インチがほとんどです。中には、大画面で視認性や操作性に優れ、テレビや映像コンテンツを楽しめる9インチもあります。

旧車王バナー旧車王バナー

ポータブルナビ(外付けナビ)のメリット

ポータブルナビのメリットは、車を購入した後でも取り付けられることです。車の内装に埋め込むタイプの一般的なナビゲーションの場合は、車の電装品を作動させる配線から電源をとります。一方、ポータブルナビの場合は、シガーソケットから電源をとるタイプがほとんどであるため、内装を剥がして配線する必要がありません。

また、簡単に持ち運びできることもメリットでしょう。さらに、車を乗り換えても、今まで使っていたナビゲーションをそのまま使用できます。加えて、メーカーナビやディーラーナビよりもポータブルナビの方が値段が安いこともユーザーにとっては嬉しいポイントといえるでしょう。

ポータブルナビ(外付けナビ)の注意点

ポータブルナビは、車のダッシュボード上に設置することがほとんどです。ただし、ポータブルナビを設置する際には、前方の視界を妨げない位置に取り付け、エアバッグの作動を妨げないようにしなければなりません。つまり、保安基準に適合する(車検に合格する)ようにしなければならないということです。ポータブルナビの取り付け方が不安な場合は、カー用品店や整備工場などでアドバイスを受けながら取り付けましょう。

また、ポータブルナビは車のバック(Rギア)と連動していないタイプがほとんどです。そのため、基本的にはポータブルナビの画面をバックモニターとして利用できません。ただし、ポータブルナビの中には、バックカメラに対応している機種もあることから、用途や目的、欲しい機能に応じて機種を選ぶことが大切と言えます。

旧車王バナー旧車王バナー

ポータブルナビ(外付けナビ)の選び方

ポータブルナビを選ぶときは、液晶モニターのサイズやナビゲーションの精度・機能などに着目しなければなりません。ここからは、ポータブルナビを選ぶときに注目すべきポイントを6つ紹介します。

液晶サイズ

ナビゲーションの視認性にも影響する液晶モニターのサイズは、ポータブルナビを選ぶときに注目すべきポイントです。

主流のサイズは、コンパクトな5インチと標準的な7インチの2サイズとなっています。機種によっては、大画面で視認性や操作性に優れる9インチを用意しているモデルもあります。

液晶モニターのサイズは、ナビゲーションの利用がメインであれば5インチ、機能が豊富で視界を妨げにくいサイズがよいのであれば7インチ、ナビゲーション以外のエンタメ(テレビや映像コンテンツなど)も楽しみたい場合には9インチがよいでしょう。

精度

自車の位置をモニターに表示するナビゲーションの精度は重要なポイントです。

衛星電波による自車位置の検出は、GPSだけでなく、「みちびき」や「グロナス」など複数の衛星電波を受信できるタイプがよいでしょう。また、ジャイロセンサーや加速度(車速)センサーなどが搭載されていると、トンネルや地下などでも自車の位置を計測することができます。

ポータブルナビを選ぶときは、自車位置を検出する衛星電波だけでなく、速度や傾斜などを検知する機能を搭載している機種がおすすめです。

表示する情報量

ポータブルナビに表示される情報量は、多いものを選ぶとよいでしょう。

ナビ画面に表示されるのは道だけではありません。駅やコンビニ、目印となる建物など、さまざまな情報が表示されます。

ナビゲーションを使って目的地へ向かうときは、駅や目印となる建物が表示されるタイプの方が道に迷う心配が少なくなります。また、コンビニやファミレス、コインパーキング(駐車場)なども表示されるポータブルナビであれば、より使い勝手がよいでしょう。

地図デザイン

地図のデザインは、交差点や分岐の拡大表示機能があるタイプがおすすめです。

交差点では、信号機の横の交差点名標識も運転する際の重要な情報となります。そのため、交差点名標識が表示されるポータブルナビの方が、運転中に道を間違うことが少なくなるでしょう。また、高速道路を走行する際には、分岐や出口の拡大表示機能があると、道間違いを減らすことができます。

ポータブルナビの地図デザインをチェックするときは、交差点名標識の表示や分岐・出口の拡大表示があるかどうか確認しておきましょう。

地図更新の可否

地図更新ができるかどうかチェックしておくのも大切なポイントです。

最新の情報をナビ画面に表示したい場合や初めての場所に行くことが多い場合には、地図更新がされるタイプがよいと言えます。一方、ナビの本体価格重視で、おおよその道が分かれば問題ないという場合には地図更新がないタイプでもよいでしょう。

ワンセグのような付加機能の有無

ポータブルナビでも、フルセグやワンセグなどのテレビ、Bluetooth対応の機種があります。車内でエンタメを楽しみながらドライブをしたい場合には、付加機能が装備されているポータブルナビがおすすめです。

また、最近はドライブレコーダー付きのポータブルナビもあります。万が一のときの記録も同時にしておきたい方は、ドラレコ付ポータブルナビがおすすめです。

ポータブルナビ(外付けナビ)が向いている人

ポータブルナビが向いているのは、レンタカーやカーシェア、社用車など車の乗り換えが頻繁にある人におすすめです。

ポータブルナビは、シガーソケットに差し込むだけで電源をとることができ、ナビ本体の脱着も容易なことが特徴となっています。また、メーカーナビやディーラーオプションのナビよりも価格が安いため、手軽にナビを手に入れたいという方にもおすすめです。

旧車王バナー旧車王バナー

ポータブルナビ(外付けナビ)が向いていない人

ポータブルナビが向いていない人は、ダッシュボード上にモニターを置きたくない方や配線を剥き出しにしなくない方など、車のインテリアに後付けパーツを取り付けたくない方です。

また、ポータブルナビは、ステアリングスイッチやバックモニターなど、車に装備されている機能と連動しないことがあります。そのため、車に装備されている機能を利用したい場合には、埋め込みタイプとなるメーカーナビやディーラーナビの方がよいでしょう。

おすすめのポータブルナビ(外付けナビ)3選

外付けのポータブルナビは、さまざまなメーカーから複数の機種が販売されています。しかし、機種が多すぎることから、どのポータブルナビがよいのか悩んでしまうこともあるでしょう。

ここからは、おすすめのポータブルナビを3機種を簡単に紹介します。ポータブルナビを検討中の方は参考にしてみてください。

Gorilla SSDポータブルカーナビゲーションCN-G1500VD

パナソニックのゴリラ(Gorilla)CN-G1500VDは、7V型ワイドVGAモニターのポータブルナビゲーションです。

ナビゲーションの主な機能には、無料の全地図更新・無料の部分地図更新(いずれも2024年7月31日まで)、Gジャイロ、グロナス・みちびき・GPSのトリプル衛星受信、ワンセグ、音楽・MP4動画再生などがあります。また、オプションでリアビューカメラ接続に対応しているのも特徴です。

ゴリラCN-G1500VDは、無料の地図更新や精度の高い自車位置検知などの機能が充実しているポータブルナビといえるでしょう。

ポータブルカーナビゲーション MOGGY YPB746

ユピテルのMOGGY YPB746は、機能が充実している7インチモニターのポータブルナビゲーションです。

ナビゲーションの主な機能には、ワンセグ、「一方通行進入禁止案内」や「交差点対向車注意案内」といった安全運転アシスト機能、観光ガイドなどがあります。

ユピテル MOGGY YPB746は、うっかりやってしまう交通違反を抑止する機能が充実していることから、初めて走る道や運転に慣れていない方でも安心なポータブルナビといえるでしょう。

Gorilla SSDポータブルカーナビゲーションCN-G540D

パナソニックのゴリラ(Gorilla)CN-G540Dは、ゴリラシリーズのスタンダードモデルで、5V型モニターのポータブルナビゲーションとなっています。

ナビゲーションの主な機能には、Gジャイロ、グロナス・みちびき・GPSのトリプル衛星受信、ワンセグ、音楽・MP4動画再生などがあります。ゴリラCN-G540Dには、上級モデルと同じような機能が搭載されているのが特徴です。ただし、地図更新は有償での対応となります。また、リアビューカメラ接続に対応していません。

ナビゲーション機能をメインに利用するのであれば、ゴリラCN-G540Dで問題ないでしょう。

旧車の買取なら「旧車王」におまかせ!

長い時間を共にした愛車だからこそ、売却先にもこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。
旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を続けております。旧車に関する実績と知識なら、どこに負けない自信があります。また、ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する「二重査定」も一切ございません。誠実にお客さまのクルマと向き合い、適正に査定いたします。
全国どこでも無料で出張査定にうかがいますので、大事な愛車の売却先にお悩みの方はぜひ「旧車王」にご相談ください。

画像1 画像2
画像ギャラリー(全2枚)を見る

この記事をシェアする

旧車王ヒストリアは
旧車買取20年以上の旧車王
が運営しています

旧車王は、「自動車文化遺産を次世代へ」という信念のもと、旧車・クラシックカーに特化して24年、年間11,000台以上の査定申込をいただいております。改造車から希少車まで、適正価格を見極めて買取させていただきます。弊社所属の鑑定士が最短当日で全国無料出張査定いたします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。特別なそして価値ある希少車の買取こそ、確かなノウハウと実績を持つ旧車王にお任せください!

すぐ査定依頼が可能!

Web査定申込はこちら

まずは車について気軽に相談したい

LINEで売却相談する

関連する記事

国産車初の市販ミッドシップ「MR2」は後期型で完成した!? 前期からの変更点や魅力に迫る

国産車初の市販ミッドシップ「MR2」は後期型で完成した!? 前期からの変更点や魅力に迫る

旧車の魅力 2024-11-22
所有者が亡くなったクルマの売却手順|相続手続き・必要書類をわかりやすく解説

所有者が亡くなったクルマの売却手順|相続手続き・必要書類をわかりやすく解説

旧車売買の豆知識 2024-11-22
クルマの売却は代理人に依頼できる?手順や必要書類などを紹介

クルマの売却は代理人に依頼できる?手順や必要書類などを紹介

旧車売買の豆知識 2024-11-22
高齢者はクルマのローンを組める?ローンを組めるケースを紹介

高齢者はクルマのローンを組める?ローンを組めるケースを紹介

旧車売買の豆知識 2024-11-22
高齢者がクルマの買い替えをするときのポイントとは?

高齢者がクルマの買い替えをするときのポイントとは?

旧車売買の豆知識 2024-11-22
高齢者のクルマの買い換えに使える補助金は?おすすめの車種も紹介

高齢者のクルマの買い換えに使える補助金は?おすすめの車種も紹介

旧車売買の豆知識 2024-11-22
賃貸のアパートでも車庫証明は必須?取得方法や注意点をわかりやすく解説

賃貸のアパートでも車庫証明は必須?取得方法や注意点をわかりやすく解説

旧車売買の豆知識 2024-11-22
免許証の住所変更の期限はいつまで?必要書類や手続き場所・時間まで解説

免許証の住所変更の期限はいつまで?必要書類や手続き場所・時間まで解説

旧車売買の豆知識 2024-11-22

記事ランキング

1
固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

ライフスタイル 2023-09-14
2
MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

MT車(マニュアル車)の運転方法とは?発進・停止・ギアチェンジ・坂道発進のコツを解説

旧車売買の豆知識 2024-10-08
3
車検ステッカーの貼り付け位置はどこ?間違えた場合の罰則も紹介

車検ステッカーの貼り付け位置はどこ?間違えた場合の罰則も紹介

旧車売買の豆知識 2024-02-02
4
車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

旧車メンテナンス 2023-10-18
5
ナンバープレートから個人情報は特定できる?特定できる情報を解説

ナンバープレートから個人情報は特定できる?特定できる情報を解説

旧車売買の豆知識 2024-10-08
6
MT車(マニュアル車)のギアチェンジのコツとは?変速方法について解説

MT車(マニュアル車)のギアチェンジのコツとは?変速方法について解説

旧車売買の豆知識 2024-04-19
7
車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

旧車売買の豆知識 2024-08-06
8
クルマの「キュルキュル音」の原因はなに?修理費用や予防法を解説

クルマの「キュルキュル音」の原因はなに?修理費用や予防法を解説

旧車メンテナンス 2024-10-29

カテゴリ一覧

# 旧車コラム # 旧車の魅力 # 旧車売買の豆知識 # 旧車市場動向 # 旧車メンテナンス # エディターズノート # ライタープロフィール # イベントレポート # ライフスタイル # 加藤久美子&博人の見識 # ドイツ現地レポ # ライター愛車レポート # タイレルP34を追え! # オーナーインタビュー # 名車&迷車烈伝 # マツド・デラックスの世界 # 海外現地レポ