日本を代表するスポーツカーの日産 R35 GT-Rに乗りたいと考えているものの、燃費が気になっている方は多いのではないでしょうか。今回は、R35 GT-Rの燃費や歴代モデルとの比較、燃費を伸ばす方法について紹介します。R35 GT-Rの燃費が気になっている方や燃費を伸ばしたい方は参考にしてみてください。
R35 GT-Rの燃費
日産 R35 GT-Rは、年々厳しくなっていく燃費基準や騒音基準などをクリアしながら2023年時点でも販売されているスーパーカーです。そのため、燃費性能が非常に悪いということはないでしょう。
カタログ燃費は、2024年モデルのGT-RがWLTCモード燃費7.8km/Lです。3.8LのV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、高い出力を発生させる4WDのスーパーカーであることを踏まえると、燃費性能は十分といえます。
当然ながら、ハイブリッドカーやコンパクトカーなどの低燃費車を比べると燃費は悪いといえますが、高性能スポーツカーの中ではGT-Rの燃費性能は良い方といえるでしょう。
なお、ライバル車として比較されることが多いポルシェ 911の燃費は7〜8km/L、ランボルギーニ ウラカンの燃費は5〜6km/Lです。
R35 GT-Rと歴代モデルの燃費比較
R35 GT-Rと歴代GT-R(スカイラインGT-R)の燃費を比べてみましょう。
・R32 GT-R(10・15モード燃費)8.2km/L
・R33 GT-R(10・15モード燃費)8.1km/L
・R34 GT-R(10・15モード燃費)8.1km/L
・R35 GT-R(10・15モード燃費)8.2~8.6km/L
このように比べてみると、各世代ごとに大差がないようにみえますが、R32〜R34のGT-Rは2.6L直列6気筒ツインターボエンジン(RB26DETT)を搭載しているのに対し、R35 GT-Rは3.8LのV型6気筒ツインターボエンジン(VR38DETT)を搭載しています。
R35 GT-RはこれまでのGT-Rよりエンジン排気量を大きくし、高出力化がされているのにも関わらず、燃費性能は従来モデルと大きく変わらないということになります。つまり、エンジン排気量や出力の観点からみると、効率が良くなり、燃費性能が向上していると考えることができるでしょう。
R35 GT-Rの燃費を抑える方法
R35 GT-Rの燃費性能を伸ばすためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここからは、R35 GT-Rの燃費を伸ばす方法について解説します。
急加速・急発進を控える
燃費を伸ばすためには、急加速や急発進などの急操作を控えましょう。
急加速や急減速など急操作は車に負荷がかかる運転です。このような運転をすると、燃料を多く消費したり、消耗部品が早く劣化してしまったりします。
滑らかに加速をして、ゆとりを持って減速をするだけでも燃費はよくなるため、燃費性能をよくしたいのであれば、急操作を避けるようにしましょう。
こまめにメンテナンスする
こまめにメンテナンスすることも燃費性能の維持に貢献します。
エンジンオイルやオイルフィルター、ブッシュ類など、エンジンの潤滑を適正な状態に維持したり、フリクションを少なくしたりするメンテナンスをしておくと、駆動系がスムーズに動くようになります。
不調だった駆動系のパーツがスムーズに動くようになれば、燃費性能が改善するため、定期的なメンテナンスや部品交換は欠かさずにしておきましょう。
エンジンブレーキを活用する
エンジンブレーキを活用すると燃費が伸びることがあります。
先の交通状況に応じて早めにアクセルをオフにしたり、状況に合わせたギア選択をしたりするなど、エンジンブレーキを有効に活用すると無駄な燃料消費を抑えることができ、燃費性能が向上します。
まとめ
R35 GT-Rは、高性能なスポーツカーでありながら、年々厳しくなる燃費基準をクリアし続けているモデルです。そのため、スーパーカーまたは高性能スポーツカーとして考えれば十分な燃費性能となっています。高性能モデルは燃費を犠牲にしなければならないといわれることもありますが、R35 GT-Rは性能と燃費をうまく両立しているモデルといえるでしょう。そのため、高性能な車でありながら燃費性能も両立しているモデルを探しているのであれば、R35 GT-Rも候補の1つとなるでしょう。
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