レジアスエースバンがハイエースバンの姉妹車であることを知らない人も多いでしょう。本家ハイエースと同じリセールバリューであれば、購入してみたいと考える人も多いはずです。今回は、レジアスエースバンのリセールバリューのポイントやレジアスエースバンを高く売る方法、レジアスエースバンの魅力と歴史について解説します。レジアスエースバンの購入や売却を検討中の人は参考にしてください。
レジアスエースバンのリセールバリューのポイント
レジアスエースバンのリセールバリューのポイントは、姉妹車であるハイエースと同じです。広いユーティリティに運転のしやすいボディサイズ、外観デザインやスペックなどに違いはありません。トヨタの販売チャンネルの違いによって名称が異なるだけのため、リアハッチのエンブレムと説明書以外はハイエースとまったく同じです。
レジアスエースバンはバンと福祉車両のみのグレード設定のため、ハイエースのようにワゴンやコミューターは選択できません。しかし、バン仕様でもワゴンに劣らない豪華仕様のスーパーGLが存在し、カスタム車やキャンピングカーのベース車両としてリセールバリューは高値で安定しています。名前が違ってもハイエースと同等のリセールバリューがあるといってよいでしょう。
レジアスエースバンは国産のバンとして屈指のリセールバリューの高さを誇るハイエースに劣らない人気があり、名称の違いではその価値は左右されません。キャンピングカーブームに影響されることなく、今後も高いリセールバリューは続くでしょう。
レジアスエースバンを高く売る方法
続いて、レジアスエースバンを高く売る方法について解説します。
内装はきれいにしておく
レジアスエースバンは、内装をきれいにしておくことで高額査定となる可能性が高い車です。商用車として使用されることも多いため、積み荷で内装がぼろぼろになっていると査定で減額されてしまうこともあるでしょう。荷室のキズ防止用トリムカバーやラゲッジ用マットを使用し、新車購入時から傷や汚れを対策しておくことで高額査定が期待できます。
高年式・低走行
レジアスエースバンは、高年式・低走行の車両が高く売れます。新車の納車が長期化している状況では、状態のよい車両が新車の車両本体価格並みで中古車販売された事例もあるほどです。特に、新車保証が継承できる最終モデルは高額査定が見込めるでしょう。
圧倒的人気のスーパーGL
レジアスエースバンは、上級グレードのスーパーGLが圧倒的な人気を誇ります。廉価グレードのDXも人気で、高いリセールバリューを維持しています。しかし、スーパーGLは「グランドラグジュアリー」の名を冠することからもわかるように、大人5人がゆっくりとくつろげるリアシートや、ワゴンやミニバンにも劣らない豪華仕様が特徴です。
ビジネスだけでなくファミリーユースにも絶大な人気のグレードで、リセールバリューを意識して購入するのであればスーパーGL一択といえるでしょう。また、特別仕様車 スーパーGL DARK PRIME(1〜2)などは、ダークメッキやスパークリングブラックパールクリスタルシャインといったダーク系色で彩られ非常に高い人気を博しています。
レジアスエースバンの魅力と歴史
レジアスエースバンは、1999〜2020年に販売されたトヨタのキャブオーバー型バンです。販売チャンネルの違いによってハイエースとは異なる名称で、バンのみ取扱いが開始されました。そのため、2020年にトヨタが全車種の全店舗取扱いを開始したのを契機に販売が終了しています。
レジアスエースバンは初代 H100系、二代目 H200系ともにハイエースと共通の構成で生産されており、広大な室内空間やカスタムパーツの豊富さなどその魅力はハイエースとまったく同じです。4ナンバーサイズの取り回しのしやすさや、頑丈で壊れにくい点も多くの人に支持される理由といえるでしょう。
【基本スペック】
初代 H100系
販売期間 | 1999~2004年 |
乗車定員 | 2~10名 |
駆動方式 | FR/4WD |
エンジン |
・2.0L 1RZ-E(ガソリン仕様) |
二代目 H200系
販売期間 | 2004~2020年 |
乗車定員 | 2~10名 |
駆動方式 | FR/4WD |
エンジン |
・2.0L 1TR-FE(ガソリン仕様) |
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