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免許を取得して持っているけど、運転する機会がなく免許証が身分証となっていることがあるかもしれません。運転をしないまま、気付いた時にはペーパードライバーになってしまっていたとき、免許を返納しようと考えることもあるでしょう。今回は、ペーパードライバーの免許を返納する方法やメリットを解説します。
ペーパードライバーとは
ペーパードライバーとは、免許を取得したものの車の運転をしない人のことです。
「ペーパードライバー(paper driver)」という言葉は、和製英語です。英語圏では「driver on paper only」といいます。免許が誕生した当初(明治40年)は、木製・銅製のものでしたが、甲乙免許証になった大正8年には紙製となり、昭和に入ると紙製の手帳型になりました。現在のようなカード型になったのは昭和48年の頃です。その名残から、「紙をもっているだけのドライバー」という意味で、「ペーパードライバー」と呼ばれるようになりました。
(参考資料:自動車免許はいつから必要になった?免許の歴史を徹底解説)
ペーパードライバーでも免許返納はできる?
ペーパードライバーでも免許を返納できます。
ペーパードライバーで、多くの方は免許証を身分証明書として使っている人もいます。運転免許証を自主的に返納することで、「運転経歴証明書」を発行してもらえます。この運転経歴証明書は身分証明書として使えます。
ペーパードライバーが免許返納を検討する心理
ペーパードライバーは、次のような理由で免許返納を検討することが多いでしょう。
運転に対しての恐怖心や不安感がある
運転の必要性が感じられないため
免許を取得しても、乗る車をもっていなかったり、乗る必要がない環境であったりすると、このまま永久に車に乗らない気がして、免許返納を考え始める場合があります。
ペーパードライバーが免許返納するメリット
ペーパードライバーが免許を返納するメリットは次のとおりです。
特典を受けられる
免許を返納すると「運転経歴証明書」が発行されることをお伝えしました。「運転経歴証明書」を提示することで、高齢者運転免許自主返納サポート協議会の加盟店で特典を受けられる場合があります。対象年齢は65歳以上です。
自動車事故の心配がなくなる
ペーパードライバーは、運転に対しての不安感や恐怖心を抱いているために、運転をしていないことが考えられます。免許を返納すると、車が運転できなくなるので、事故に繋がる危険性がなくなります。
ペーパードライバーが免許返納する際に考えるべきこと
ペーパードライバーが免許返納する時に考えるべき2点について紹介します。
この先本当に運転する機会がないか考える
免許返納した後に車を運転することにならないか今一度考えましょう。免許返納後に再び免許を取得するには、学科や技能試験を受けて合格する必要があります。
車を運転できるメリットを再度考える
車を運転できるメリットを整理して、本当に免許返納すべきかどうか考えましょう。車を運転できるメリットは次のとおりです。
長距離を短時間で移動できる大量の物を運べる
交通の便が悪いところにも行きやすいタイムテーブルを気にする必要がない
免許を返納すると、これらのメリットを得られなくなります。
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