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故障車を廃車にする手順は?故障車の廃車に必要な費用や廃車にするデメリットなどについても解説

目次
1.故障車を廃車にする手順 2.故障車の廃車にかかる費用 3.故障車を廃車にするデメリット 4.故障車は廃車ではなく売却がおすすめ 5.故障車の売却先は2つ 6.車の需要と供給や状態をしっかり評価できる業者を選ぼう

故障車を廃車にする手順について知らない人も多いでしょう。高額な修理代が必要なため廃車を決意した場合はどのような手順が必要なのでしょうか。今回は、故障車を廃車にする手順やかかる費用、故障車を廃車にするデメリットなどについて解説します。故障車の廃車を検討中の人は参考にしてください。

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故障車を廃車にする手順

まず始めに、故障車を廃車にする手順について詳しく解説します。

1.業者に引き渡す

故障車の処分が決まったら業者に引き渡します。自走できるのであれば業者に持ち込み、自走不可の場合は搬送の手配と費用が必要です。搬送費は業者によって異なり、5,000〜1万円程度が目安です。中には故障車の引取りを搬送費用無料で行ってくれる業者もいるため、事前に調べておきましょう。

2.必要書類を用意する

故障車を廃車するためには必要書類を用意しなければなりません。必要書類は廃車の仕方によっても異なるため、不足がないよう余裕をもって準備しましょう。自分で行う場合は運輸支局などで何が必要となるかを詳しく聞いておく必要があります。また、業者に手続きを代行してもらう場合は代行費用が必要です。

3.運輸支局に提出する

自分で廃車手続きを行う場合は、必要書類が揃った時点で運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)に提出します。このときに自動車重量税(自動税は申請不要)や自賠責保険の還付申請は忘れずに行いましょう

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故障車の廃車にかかる費用

故障車の廃車にかかる費用は、一時抹消登録(永久抹消登録は不要)で必要な印紙代350円です。また、スクラップ業者に解体を依頼する場合は別途1〜2万円程度の解体費用がかかります。

故障車を廃車にするデメリット

続いて、故障車を廃車にするデメリットについて詳しく解説します。

業者とのやり取りに手間がかかる

故障車を廃車にするデメリットのひとつとして、業者とのやり取りに手間がかかるという声をよく聞きます。廃車には必要書類も多く運輸支局で行う抹消登録も二種類あるため、手続きが繁雑で車輌を引き渡すだけでは業者とのやり取りが終了しないことが多いのが理由です。

一切の利益を得られない

故障車を廃車にすると一切の利益を得ることができません。自動車重量税の還付金などで廃車費用の相殺ができる可能性はあります。しかし、費用負担や手間暇がかかり、時間や心労が予想以上にかかったという人が多いのが実情です。

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故障車は廃車ではなく売却がおすすめ

故障車は廃車ではなく売却がおすすめです。廃車では一切の利益が得られず、逆に費用負担や手間がかかってしまいます。しかし、修理をせずに売却することができれば、廃車費用を相殺してさらに利益を得る可能性もあるでしょう。修理費用が高いからとあきらめずに、まずは査定依頼をすることをおすすめします。

故障車の売却先は2つ

続いて、故障車の売却先について詳しく解説します。

中古車買取店

中古車買取店は、中古車の在庫を確保するために故障車の買取を強化しています。エアコンの故障やバッテリー上がり、外装の凹みやキズなど軽微な修理でなおるものであれば問題ありません。人気車種で需要の高い車なら高価買取してもらえる可能性が高いでしょう。

廃車買取店

廃車買取店は、主にパーツ取りを目的として買取を行っています。リサイクルパーツを始め鉄やアルミといった素材の売却も行うため、高額な修理費用が発生する故障車の売却先として検討するとよいでしょう。

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車の需要と供給や状態をしっかり評価できる業者を選ぼう

車の需要と供給や状態をしっかり評価できる業者を選びましょう。具体的には、故障車や不動車でも高価買取の実績が高く、旧車やスポーツカーを自社で再生して販売している業者です。長年に渡って故障車や不動車を専門に扱っている業者であれば、車の価値をしっかりと評価してくれるでしょう。

旧車王が運営するリペアマニアは、上記の条件をすべて満たした国内でも希少な専門業者です。全国に流通ルートを完備したスケールメリットを生かしており、中古車業界の一部で問題となっている二重査定(買取契約後に再度詳細査定を行い、不備が見つかった場合に減額請求すること)も行いません。長年の実績と培った知識により、査定に絶対的な自信があるリペアマニアであれば安心して査定を依頼できます。

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