スカイラインは価格高騰&値上がりしている?旧車買取専門店が相場推移を解説

目次
1.スカイラインとは 2.スカイラインの価格は高騰している? 3.スカイラインの現在の買取相場 4.スカイラインを高く売るにはどうすればよい? 5.スカイラインを売るなら実績・知識豊富な業者へ

日本が誇る名車「スカイライン」。数々のレースで勝利を量産してきたポテンシャルは世界中の多くのファンを魅了しています。そんなスカイラインの中古価格を気にされている方も多いのではないでしょうか。今回は、最新の中古車市場の動向を踏まえてスカイラインの価格について解説します。

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スカイラインとは

スカイラインは、日産のスポーツセダンです。日本を代表する名車として国内外を問わずに高い人気を誇っています。初代は元航空技術者を数多く擁した富士精密工業(後のプリンス自動車工業)で誕生しており、レースでの活躍を目指して開発されました。その結果、第1回日本アルペンラリーで優勝するなど輝かしいスタートを切っています。2代目のGTは通称「スカG」と呼ばれ、第2回日本グランプリでポルシェ904を抜き去る場面を見せています。続く3代目は新たに設定されたGT-Rがレースで圧倒的な強さを見せて伝説化し、絶大な人気を獲得しました。しかし、排ガス規制の影響もあり、後に続く4代目のGT-Rがわずか3ヶ月間で販売を終えてしまい、その後の16年間はGT-Rの名が途絶えます。

1989年のR32でGT-Rは復活します。4WDシステムなど当時最新の技術を搭載して再びレースで圧倒的な強さを誇り、以降は現行型に至るまでGT‐Rグレードが設定されました。現行のR35GT-Rはこれまでの伝統を引き継いでいますが、車名からスカイラインの名称が外れています。

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スカイラインの価格は高騰している?

スカイラインの価格は、2024年3月からなだらかに上昇しています。スカイラインには60年以上の歴史があり、長年にわたり安定した人気を誇っているため、中古車市場で一定の需要があります。(2024年9月時点の情報)

スポーティーなデザインと高性能なエンジンが魅力で、ファンからの人気が根強いことも中古車市場で需要がある理由の1つです。特に、旧車や限定モデルは希少性から価格が高くなる傾向にあります。

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スカイラインの現在の買取相場

スカイラインの買取相場は下記のとおりです(2024年9月時点)。

モデル

買取相場価格

R30スカイライン

5万~350万円

R31スカイライン

5万~450万円

R32スカイライン

10万~220万円

R32スカイライン GT-R

150万~1,500万円

R33スカイライン

5万~320万円

R33スカイライン GT-R

200万~1,500万円

R34スカイライン

5万~650万円

R34スカイライン GT-R

2,000万~5,000万円

スカイライン ハコスカ

5万~800万円

スカイライン ケンメリ・ヨンメリ

100万~900万円

スカイライン ケンメリ・ヨンメリ2000GT-R

1,000万~6,000万円

スカイライン ジャパン

50万~400万円

スカイラインは、下記のクラシックモデルで高値傾向が続いています。

ハコスカ

ハコスカとは、1968年に発売された3代目スカイラインのことです。4代目スカイラインが登場した後に、角ばった4代目と区別するため、ハコスカと呼ばれるようになりました。

ケンメリ

ケンメリは、1972年9月に発売された4代目スカイラインの愛称で、ヨンメリ(4ドアのケンメリ)とも呼ばれています。

ジャパン

ジャパンは、1977年に発売された5代目スカイラインに該当します。「日本の風土が生んだ日本の名車」を目指して生産されたため、ジャパンと名付けられました。

GT-R

GT-Rモデルも高値で取引されており「R34スカイラインGT-R」は、1,000万円以上で売却できるケースも少なくありません。

ただし、スカイラインの買取相場は大きく変動する特徴があります。タイミングを慎重に見極めて、スカイラインを売却しましょう。

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スカイラインを高く売るにはどうすればよい?

スカイラインは世代によって価格差があり、高値がつく理由もそれぞれ異なります。そのため、スカイラインを高く売るためには、高値がつく理由に着目し、査定時にアピールすることが大切です。

スカイラインを高く売却する際にアピールしたい内容について、詳しく見ていきましょう。

「R32」は希少性と圧倒的な人気をアピールする

R32は、1989年に誕生した8代目です。このモデルで16年ぶりに復活した3代目GT-Rは、レースで勝つために開発されました。1990年にレースデビューすると異次元の強さで世界中を席巻し、GT-R伝説を神話に変えたとも言われています。現在でもその人気は衰えず当時の新車価格を上回る価格で取引きされ、状態によっては1,000万円を超えるほどの高値がつくこともあります。

ハコスカ「C10型」は根強いファンがいることをアピール

C10型は、1968年から1972年に販売された3代目で通称「ハコスカ」と呼ばれています。ワークス活動を休止するまでに49連勝を含む通算52勝の記録を残したGT-Rは伝説として語り継がれており、現在のスカイラインの礎となったといえます。絶大な人気があり、高値で取引されているモデルです。

根強いファンがいることを理解している業者に相談したうえで、その人気の高さをアピールするとよいでしょう。

ハードトップ2000GT-R(KPGC110型)は195台しか販売されていないことをアピール

KPGC110型は、4代目となる通称「ケンメリ」をベースとしています。販売は1973年の3ヶ月間だけで195台のみという極少数のため、市場に出回ると6,000万円の値がつくといわれています。GT-Rとしては2代目となりますが、レースへの投入はなく不遇な存在として名を残しています。

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スカイラインを売るなら実績・知識豊富な業者へ

日本が世界に誇る名車であるスカイライン。長い歴史の中で数多くのモデルがリリースされました。世代ごとに特徴が異なり、市場価値にも差があります。

売却を検討する際には、モデルごとの価値の違いをしっかりと理解している業者を選びましょう。どんな歴史をもち、それぞれどういった部分が長年愛されているのかを知っている買取業者であれば高額買取に期待できます。スカイラインはもちろん、さまざまな車、特に古いクルマに特化したサービスに査定を依頼するのがおすすめです。

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