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映画TAXiに登場した名車5選を紹介

目次
1.映画TAXiとは 2.映画TAXiで活躍した名車を紹介

車好きに人気の映画作品・TAXiシリーズ。フランスの道をプジョー406が暴走するシーンに胸が高鳴った人も多いのではないでしょうか。他にもラリーカーやネオクラシックベンツ、国産スポーツカーも活躍します。この記事では映画TAXiシリーズのなかでも、特にカーアクションが多い作品に登場した名車を紹介します。

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映画TAXiとは

TAXiはフランスの人気映画監督リュック・ベッソンが脚本・製作を務めたアクション・コメディ映画です。スピード狂のタクシー運転手・ダニエルとダメ刑事・エミリアンが手を組み、大迫力のカーアクションを繰り広げながら事件を解決していく様子が描かれています。1998年に1作目が公開され、世界中でヒットしシリーズ化しました。リュック・ベッソンは1〜5作目までの脚本を手掛けており、車好きにはカーアクションのシーンが多く登場する1〜3作目がおすすめです。

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映画TAXiで活躍した名車を紹介

ここからは映画に登場し活躍をした名車を紹介します。

プジョー406

まず紹介するのは、主人公ダニエルが1〜3作目で乗るプジョー406です。作中ではスイッチ操作によって車高が下がりエアロパーツが現れて変身します。普段はどこにでもあるTAXiですが、ダニエルが本気を出す時はレーシングカーのような姿に変形します。さらにシリーズが進むにつれてカスタムの幅は広がり、雪山仕様やニトロの搭載、空中での姿勢制御までできるようになるところも見所です。

ベース車輌のプジョー406はフランスのミドルクラスセダン。エンジンは2.2Lの直4で最高出力は158psと普通な印象ですが、映画で暴走するTAXiにはどのような改造を施したのか気になるところですね。

しかし、TAXiをハイパーカーにしてしまうアイデアには驚嘆した方も多いのではないでしょうか。映画公開後、日本国内では一部にしか知られていなかったプジョーの知名度が一気に高まりました。

メルセデス・ベンツ500E(W124)

次に紹介するクルマは1作目の敵役、強盗団が乗っていたメルセデス・ベンツ500E(W124)です。500EはW124の中でも特別中の特別モデルであり、ポルシェが作ったベンツとして知られています。

1991年〜1995年にかけて製造された500Eでは、ポルシェがベンツから供給されたボディパーツを使って開発・製造を行い、最終的な塗装をベンツの工場で行った後、再度ポルシェでエンジン等を取り付けました。両工場間を行ったり来たりして完成されたコスト度外視のコラボ作品がメルセデス・ベンツ 500Eです。5LのV8エンジンを搭載し、ワイドフェンダーなどの専用装備が施され、異彩を放っています。

ポルシェが開発・製造を手掛けた500Eは別格の人気があり、中古市場では状態のよいもので1,000万円以上のプライスタグがついています。スペック上では最大出力326ps、0-100km/h加速は6.1秒と現代の車と比較するとさほど差はありませんが、車づくりに込められた想いから今でも熱狂的なファンに支持される程の人気を誇っています。

三菱 ランサーエボリューションⅥ

シリーズ2作目の敵として登場した暴力団のクルマが、ランサーエボリューション(通称ランエボ)Ⅵです。作中で使用された車輌についていたナンバープレートが千葉ナンバーだったため話題になりました。フランスのオシャレな街中を千葉ナンバーのランエボが駆け抜けるシーンには多くの日本人が歓喜したでしょう。

ランエボシリーズも500E同様に熱狂的なファンが多く存在する車輌の一つであり、人気の理由はなんといってもWRCでの活躍です。5ナンバーサイズの4ドアセダンがベースのハイパフォーマンスカーで、日常での使い勝手の良さもありながら、ラリーでも輝かしい成績を残しています。ラリードライバーの名前を冠した特別仕様車トミーマキネンエディションは、2021年にイギリスで開催されたオークションに出品された際、日本円換算1,500万円以上で落札されました。

プジョー306MAXI

2作目の序盤に登場したのは、プジョーのラリーカー306MAXI。ダニエルの運転するプジョー406がラリーカー306MAXIを煽って追い抜くシーンが印象的です。ダニエルのTAXiが異次元の速度を出すため目立ちませんが、プジョー306MAXIも1998年のモンテカルロラリーを制する程、実は凄まじく速いクルマです。中古市場にレプリカが稀に出回っており、300万円以上の値がつきます。

三菱 ランサーエボリューションVII

シリーズ3作目に登場するパトカーにはランサーエボリューション(通称ランエボ)VIIが使用されました。高速道路を爆走するダニエルのプジョー406を追尾して一度は追いつくものの、最終的にニトロスイッチを使われて引き離されてしまいました。2作目までのプジョー406なら勝てていたかもしれないといわれるクルマがランエボVIIです。

このモデルからランエボ初のATが設定されました。MTモデルより車重が160kg増加(RSグレードとの比較)し最大出力が若干下がり272psと変化しましたが、本格的なラリーカーを手軽に操作できると人気を集めました。

ランエボVIIはデビューから20年以上経過しましたが、中古市場では今でも高値で取り引きされています。10万km以上走行した車輌であっても200万円以上の値段がつくものが多く存在しています。

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