クルマの売却時期はいつがよい?高く売るためのポイントを解説

目次
1.クルマを高く売却できる時期 2.クルマを高く売却するための時期選びのポイント 3.クルマを高く売却するための時期以外のポイント 4.まとめ

クルマを高く売るためには、適切な売却時期を選ぶことが重要です。売却時期によっては査定額が数十万円ほど変動する場合もあります。本記事では、クルマを高く売却できる時期や時期選びのポイントを解説します。

売却時期以外の注意点も紹介しているため、「クルマを少しでも高く売りたい」人は参考にしてください。

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クルマを高く売却できる時期

クルマを高く売却できる時期

クルマの売却額は、市場の需要と供給の影響を受けます。そのため、少しでも高く売却するには、世間の購入需要が高まる時期を確認しておく必要があります。

日本自動車販売協会連合会の統計データによると、新車の販売台数がもっとも増える時期は毎年「3月」と「9月」です。3月と9月は多くのディーラーの決算期にも当たるため、業界全体でクルマの取引が活発になります。

買取業者としては、需要が高まる時期に向けて少しでも多くの在庫を確保しておきたいところです。そのため「1~3月初旬」と「8~9月上旬」に売却相談をすると、通常時よりも高額買取を期待できます。

出典:一般社団法人 日本自動車販売協会連合会「登録車+軽自動車販売台数(新車)」

1~3月初旬

3月は1年を通してもっともクルマの販売が活発になる時期です。4月からの新生活や5月の大型連休に向けてクルマの購入・買い換え需要が高まるなか、多くの買取業者やディーラーが決算セールを行います。

一方で、年度末の繁忙期でもあるため、業者の対応が遅れがちになります。なるべくスムーズに売却するためにも、余裕をもって1~2月頃から動き出すとよいでしょう。

8~9月上旬

3月に次いで、9月も購入需要が高まる時期です。多くのディーラーや買取業者の中間決算月でもあり、9月末に向けてあちこちで決算セールが行われます。繁忙期直前の8月から動き出し、複数社で見積もりを取って高額売却を狙いましょう。

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クルマを高く売却するための時期選びのポイント

クルマを高く売却するための時期選びのポイント

クルマの売却価格は、新車登録後の経過年数や車検前後などのタイミングの影響を受けます。売却の目安のタイミングをいくつか紹介するため、クルマの状態に適した売却時期を検討してみてください。

車検前

自家用車の車検時期は、新車登録から3年、以降は2年ごとです。車検の実施には数万~数十万円程度の負担が発生し、走行距離が伸び年式が古くなるほどに車検費用が高くなる傾向があります。

車検を受ける前に売却すれば、車検費用の負担を軽減できます。車検費用の負担後に売却した場合でも、買取価格がその費用分高くなる保証はないため、車検前の売却も検討しましょう。

3年・5年・10年・13年が経過する前

一般的に、クルマの価値は初度登録からの年数が経過するにつれて下落します。特に3年、5年、10年、13年目は価格が下がりやすいため、その前に売却することを検討しましょう。

3年目は比較的新車に近い状態のため、メーカー保証や車検が切れる前であれば、高値で売却できる可能性があります。5年目は多くのメーカーで新車の延長保証が切れることから、手放す人が増える時期です。

10年目以降は買取価格が大幅に下落し、13年目以降は自動車重量税が増額されます。10年経過すると、高額での売却は難しいでしょう。ただし、「根強い人気がある」、「何らかの要因で需要が供給を大きく上回っている」などの要因で、価格が高騰するケースもあります。

いずれにしても、クルマの価値を理解している業者に売却することが大切です。旧車王では、年式が古いクルマの価値を正確に鑑定いたします。まずはお気軽にご相談ください。

走行距離が1年で1万kmに達する前

走行距離が1年で1万kmを超えると、故障のリスクが高い「過走行車」とみなされ、買取価格が低くなることがあります。もちろん、実際に故障するかどうかは車輌のメンテナンス状況によって異なるため、一概にはいえません。

しかし、少しでも高く売りたいのであれば、査定においてマイナスになる要素は極力なくしたほうが賢明です。よくクルマを利用する人は、日頃から走行距離をチェックしておき、過走行車とみなされる前に売却を検討しましょう。

走行距離が10万kmに達する前

走行距離が10万kmを超えたクルマも、買取価格が下がりやすいため注意しましょう。多くのメーカーが保証するのは「新車登録日から5年間」または「走行距離が10万kmを超えるまで」のためです。

走行距離が10万kmを超えるとメーカー保証が適用されず、買取価格が大幅に下落する可能性があります。

自動車税が課税される前

毎年の自動車税が課税されるタイミングも考慮しましょう。自動車税は4月1日時点での所有者に課せられるため、3月中に売却すると納税の必要はありません

自動車税を支払った後に売却しても、買取業者が売却主に税金を還付する義務はありません。「自動車税を払っている分買取価格に上乗せしてもらえるのでは?」と思うかもしれませんが、対応は業者によって異なります。

売りたいクルマの需要が高まったとき

クルマの売却価格には、中古車市場の需要と供給が大きく影響します。

需要が高まっているモデルであれば、買取業者はできる限り多くの在庫を確保したいと考えるため、高額買取が期待できます。日頃からクルマ関連のメディアやニュースに目を通し、需要のあるモデルや車種をチェックしておきましょう。

新しいモデルが登場する前

通常、新しいモデルの発売時には乗り換える人が一定数います。発売後には旧モデルの供給量が増えて需要が低くなり、買取価格も低くなることが想定されます。

少しでも買取価格の下落を防ぎたい人は、メーカーから新型の登場がアナウンスされたタイミングで売却を検討するとよいでしょう。

クルマを高く売却するための時期以外のポイント

クルマを高く売却するための時期以外のポイント

ここでは、時期以外で買取価格に影響するポイントを解説します。

定期点検整備記録簿(記録簿)を用意しておく

定期点検整備記録簿(記録簿)は、クルマの点検結果と整備状況を記録できる小冊子です。記録簿がなくてもクルマの売却は可能ですが、なければ「誰」が、「いつ」、「どのように」クルマを整備したのかを証明できません。

記録簿があれば、整備の年月日や消耗品を交換したタイミングなどを証明できます。丁寧にメンテナンスしている人ほど、クルマの状態に適した買取価格を期待できるでしょう。

社外パーツは純正パーツに戻しておく

クルマのパーツに社外品を使用している場合は、できる限り純正パーツに戻したほうがよいでしょう。社外パーツは純正パーツと比べて価値が低いとみなされ、買取価格も下がる傾向があるためです。

ただし、社外品でも人気のメーカーやブランドであれば愛好家に需要があります。そのため、査定を受けなければ社外パーツの実際の価値についてはわかりません。

場合によっては、社外パーツのみオークションサイトやフリマサイトで売却した方が売却益の合計が高くなります。

売りたいクルマの買取が得意な業者に相談する

売りたいクルマの買取が得意な業者とは、特定車種の販売に強みがある業者のことです。

たとえば、軽自動車や輸入車など特定の車種で独自の販売ルートを持っていれば、買い取ったクルマをすぐに売却できます。買い取ってから店頭やオークションで販売する手間やコストが必要ないため、より高く買取できる可能性があります。

10年以上経過した旧車やクラシックカーをお持ちの人は、ぜひ旧車王にお任せください。クルマを熟知した専属鑑定士が大切な愛車の価値をしっかりと見極めて適性価格で買取いたします。無料で日本全国どこでも出張査定が可能です。

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まとめ

まとめ

クルマの売却時期を悩んでいる人は、世間一般の購入需要が高まる「3月」と「9月」の1~2ヶ月前から動き出すことをおすすめします。加えて、車検前や新車登録後の経過年数など、個々の車輌状態に適したタイミングを選びましょう。

クルマの買取価格は業者によっても異なります。特定車種の販売ルートを持っている業者であれば高額買取を期待できるため、お持ちのクルマの買取が得意な業者に相談することも大切です。

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