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より魅力的な旧車へとカスタマイズするために、ホイールの交換を考える方は多いのではないでしょうか。しかし、旧車は現代の車とはデザインが大きく異なるため、どのホイールが合うのか悩むこともあるでしょう。そこで今回は、旧車のホイールに関するアンケート調査をもとに、人気ホイールメーカーや各ホイールメーカーの特徴を紹介します。旧車のホイールをカスタマイズしようと考えている方は参考にしてみてください。 旧車に興味がある人に人気のホイールメーカー 「旧車王」が旧車に興味のある128人を対象に実施した旧車のホイールについてのアンケートの結果によると、BBSやRAYSなど現在でも人気が高いホイールメーカーがランキング上位を占めていました。ここからは、旧車王が実施したアンケート結果を元に人気のホイールメーカーの特徴を紹介します。 BBS BBSは、モータースポーツやスポーツカーなどに採用されるドイツのホイールメーカーです。 社名がBBSとなった1970年当時は主にエアロパーツを製造するメーカーでしたが、1973年に独自のメッシュデザインを採用した軽量・高剛性なレース用鋳造3ピースアルミホイールを完成させ、1974年に高品質な鍛造アルミ製品を製造する技術を確立。 その後、アルミホイールを多く製造するブランドへ成長し、市販車への採用も開始しました。現在でも数多くの旧車や高性能車にBBSホイールが採用されています。 RAYS RAYS(レイズ)は、1973年に創業した日本のホイールメーカー(本社:大阪府)です。 企画・開発・製造・検品まで自社で一貫して行い、Made in Japanにこだわっています。また、過酷な条件で戦うレーシングカーのホイールだけでなく、パフォーマンスを究めた鍛造ホイールやストリートで華やかに輝く鋳造ホイールなど、さまざまなタイプのホイールをラインナップしていることも特徴です。 WORK WORK(ワーク)は、1977年(昭和52年)に設立されたメーカーです。 ユーザーの多様化するニーズに対応するため、分業化を推進し、生産ラインを随時融合させる「オン・デマンド・システム」による多品種少量生産を行っています。また、カラーリングやP.C.D.などにオーダーメイドを取り入れているのも魅力です。 ENKEI ENKEI(エンケイ)は、1950年に設立された日本のメーカーです。 日本で初めてアルミホイール製造に成功しただけでなく、独自の製造技術により国内外問わず人気があります。また、市販車のホイールのみならず、レーシングカーのホイールも製造・供給していることから、信頼性が高いことも魅力です。 SSR SSRは、株式会社タナベが展開するホイールブランドです。 1982年の創業以降、モータースポーツのみならず、市販車のホイールも製造・販売しています。また、純正では手に入れられないホイールを製造しているのもSSRの特徴です。 RS WATANABE RS WATANABEは、自動車レース用マグネシウムホイールの製造・販売を手がけたのち、レースでの経験と技術を基盤に1972年に設立されたメーカーです。1ピース製鋳造アルミ・マグホイールを一貫して製造・販売しています。 中でも「エイトスポーク(カマボコ型8本スポーク)」が代表となる製品です。このエイトスポークは、旧車だけでなく、最新のモデルにも似合うスタイルのホイールとして人気です。 OZ Racing OZ Racingは、1971年に創業したホイールメーカーです。 F1やWRCなどのレーシングカーのホイールだけでなく、フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ・アストンマーティン・マクラーレンなど、高性能な車のホイールも手がけています。 Weds Sport Weds Sportは、自動車用のアルミホイールやスチールホイールを中心に、自動車部品や用品の企画開発・販売を行っているメーカーです。 1985年からはレースに参戦し、レースの現場で培った技術を製品にフィードバックしていることも特徴です。 HAYASHI Racing HAYASHI Racingは、ホイールや自動車用パーツの製造・販売をしているメーカーです。 ハヤシストリートホイールの歴史は、1969年10月10日に富士スピードウェイで開催された日本グランプリGP IIクラスに出場したレーシングカー(カーマンアパッチ)用に作られたレーシングホイール(アルミ製)を一般車用へモデファイして販売したことから始まりました。 Advan Racing Advan Racingは、タイヤメーカーである「横浜ゴム」が製造・販売するホイールです。 国内外問わずさまざまな車種にマッチするスポーティなホイールをラインナップしていることが特徴となっています。また、シルバーやグレー、ブラックやゴールドなどの定番カラーのみならず、レッドやブルーなどの豊富なカラーバリエーションも魅力です。 旧車ホイールの購入方法 旧車に合うホイールは、どのようにして購入すればよいのでしょうか。ここからは、旧車ホイールの購入方法について紹介します。 通販サイト 通販サイトを使うと、所有している旧車に合うホイールを見つけやすいでしょう。ただし、サイズ違いや偽ブランド品に注意してください。また、中古品の場合には、キズや割れなどホイールそのものの状態に注意する必要があります。 個人売買 個人売買の場合には、正規販売より安く手に入れられる可能性が高いものの、希少価値が上乗せされて高値で買わされてしまうこともあるため注意が必要です。また、キズや汚れなどを隠していることもあるため、現物を見てから購入した方がよいでしょう。 加えて、高額で買わされないようにするためにも、ホイールの相場を調べてから購入することをおすすめします。 旧車ホイールを購入する際の注意点 旧車ホイールを購入する際は、サイズに間違いがないか、正規ブランド品なのかということに注意しなければなりません。また、購入するときは、キズや汚れなどがないか注意深く見てから購入しましょう。
お正月にニュースでハデハデな改造車を見たことはありませんか?シャコタン、竹槍マフラー、深リムホイール、ワイドフェンダーで武装しているクルマたち……。これらの改造車は「街道レーサー」と呼ばれベース車両は現在旧車人気の高いクルマたちであることが多いんです。この記事では街道レーサーで人気のベース車両を紹介します。 街道レーサーとは? 街道レーサーは、1970年代に流行したクルマのカスタム手法です。当時、国内レース最高峰であった富士グランチャンピオンレース(グラチャン)のレースカーを模倣したものが源流となっています。レギュレーションはほぼ無制限で、現代のレーシングカーには見られない特大のチンスポイラー、リアウィング、極太タイヤを収めるための特大ワイドフェンダーなどが特徴です。さらにアレンジを加え、竹槍マフラー、深リムホイールを装着しド派手なカラーリングを施した攻撃的なスタイルにする改造が走り屋の間で大流行しました。現代でも一部の旧車愛好家の間で人気のあるカスタムですが、違法改造になることが多いので注意が必要です。クルマのカスタムは車検適合範囲内で楽しみましょう。 街道レーサーで人気のベース車両5選 ここからは街道レーサーで人気だったベース車両を5つ紹介します。 マークⅡ/チェイサー/クレスタ(GX71) マークⅡ、チェイサー、クレスタは3兄弟といわれています。ベースは同じですが、販売チャネルごとにキャラクターを変えて販売されていました。3兄弟の中でもGX71は現代でも旧車ならではのカクカクとしたデザインが人気です。また、FRでマニュアルの設定があるセダンということも走り屋に支持されるポイントです。 R30系スカイライン R30系スカイラインはドラマ「西部警察」で人気を博したモデルです。派手なアクションシーンやカースタントでクルマ好きの心を鷲掴みしました。また、後期のRSグレードは薄型ヘッドランプ、グリルレスフェイスから「鉄仮面」と呼ばれ、唯一無二の存在感で現在も高い人気を誇っています。また、シルエットフォーミュラと呼ばれるレースカテゴリで活躍したことで多くの支持を集めています。 初代セリカ(ダルマセリカ) ふくよかなボディラインと髭面に見えるメッキバンパーがだるまに似てることで初代セリカは「ダルマセリカ」と呼ばれ愛されました。ヤマハ製の2T-G型DOHCエンジンを搭載する最上級グレード「1600GT」は専用エンジン、専用外装、専用内装でスポーツカー好きの憧れのモデルでした。GTグレードは特に人気が高く、旧車人気も相まって現在もプレミア価格で取り引きされています。 セドリック/グロリア(430系) セドリック/グロリアはトヨタクラウンのライバル車で日産を代表する高級セダンです。豪華さはもちろんのこと、国産車初のターボを設定したフラッグシップモデルということが大きな話題となりました。ターボモデルは別格の人気があり、走りの面ではライバルのクラウンに勝っていました。現在も中古市場で人気が高く、300万を超えるプレミア価格がついているものもあります。 ローレル(130系) ローレルはトヨタのマークⅡ3兄弟のライバルにあたる日産のハイソカーです。特に2代目の130系は街道レーサーベース車両として大人気でした。スカイライン(ブタケツ)と兄弟車で2ドアハードトップモデルは優雅なボディラインと力強いフロントフェイスで上質かつスポーティな性格が当時のクルマ好きから支持されました。 街道レーサーのような改造車は売ることができないって本当!? 旧車人気で大人気の街道レーサーベース車両ですが、一般的に改造車は査定額が低くなる、もしくは売却が難しいといわれます。なぜかというと、主に下記の理由が挙げられます。 ・違法改造車は警察に摘発される・安全性が担保されていない・派手な改造は万人に受け入れられず買い手が見つからない このような理由から0円査定になってしまうケースも多く見受けられます。しかし旧車王なら値段をつけることができるかもしれません。旧車王ではグループの力でパーツ供給から修理・整備を中間マージンなしですることができます。また、改造車専門買取「改車王」も運営しています。改造車はカスタムパーツによってプラス評価になることもあります。改造車のご売却を検討されている場合は、ぜひ「改車王」にご連絡ください。
ナンバープレートを変更したい場合や希望する好みの番号に変えたい場合は、どのような手続きをしたらよいのでしょうか。今回は、中古車のナンバープレートの交換が必要な場合や用意しなければならない書類、手続きの手順について解説します。中古車を購入したときの参考にしてみてください。 中古車のナンバープレートはどういうときに交換する? 中古車のナンバープレートは、交換が必要なケースと交換しなくてもよいケースがあります。では、中古車のナンバープレートを交換しなければならないケースはどのようなときなのでしょうか。ここでは、中古車のナンバープレートを交換するケースについて紹介します。 他の都道府県のナンバープレートの中古車を購入した 他の都道府県のナンバープレートが取り付けられている中古車を購入したときは、自分が住んでいる地域を管轄している運輸支局のナンバープレートに交換しなければなりません。 運輸支局の管轄が異なるナンバープレートの中古車を購入した 同一の都道府県内の中でも、運輸支局の管轄が細かく分かれている場合があります。自分が住んでいる地域を管轄する運輸支局ではないナンバーが付いている中古車を購入した場合は、ナンバープレートを交換しなければなりません。 ナンバープレートがない車を購入した 車検が切れた中古車や一時抹消登録している車など、ナンバープレートがない車両を購入した場合は、新たにナンバーの交付を受けなければなりません。 好みでナンバーを変更したい すでにナンバープレートが付いているものの、好みの番号に変えたい場合は、希望ナンバーの手続きが必要です。好みの数字にするときは希望番号の申し込みをして、希望番号予約済証を受領してから1ヶ月以内にナンバーの交付を受けなければなりません。 ナンバープレートを盗まれた ナンバープレートを紛失・盗難した場合は再交付が必要です。また、盗難・遺失などによりナンバープレートを交換する場合は、ナンバープレートを返納できない理由が必要となります。 加えて、ナンバープレートが盗難された場合には、届出警察署名・届出日・受理番号などを記載しなければなりません。そのため、ナンバープレートが盗難された際には警察に届け出るようにしてください。 ナンバープレートが破損した ナンバープレートが破損した場合には、再交付の手続きが必要です。破損したときには管轄の運輸支局または軽自動車検査協会で速やかに再交付を受けましょう。また、ナンバープレートが破損した場合も、理由書が必要となります。 中古車のナンバープレートの交換手続き ここからは、中古車のナンバープレート交換の手続きについて紹介します。 必要書類 ナンバープレートを交換するときには、準備しなければならない書類がいくつかあります。必要となる書類は次のとおりです。 ・申請書・手数料納付書・車検証(自動車検査証)・ナンバープレート(自動車登録番号標)・委任状(代理人が申請する場合に必要)・理由書(紛失や盗難などの場合に必要)など 主に上記の書類が必要となります。委任状が必要なのは、業者に手続きを代行してもらうときです。また、ナンバープレートの紛失や盗難などの場合には、理由書が必要となります。 さらに、希望ナンバーの場合には「希望番号予約済証」、字光式ナンバーの場合には「字光式番号標交付願」などが必要です。 ナンバープレートの変更には、さまざまな書類が必要となり、不備があると受理されません。そのため、必要書類については管轄する運輸支局や代行を依頼する業者などに確認しておきましょう。 手続きの流れ 必要書類の準備ができたら、普通車の場合は管轄する「運輸支局」、軽自動車の場合は「軽自動車検査協会」で手続きします。 手数料は、ペイント式であれば約2,000円程度です。ただし、字光式や希望ナンバーの場合には、別途手数料が必要となります。 これらの手続きを業者に代行してもらう場合は、代行手数料がかかります。手数料は、おおよそ1万円~2万円が相場です。ただし、代行手数料は業者によって異なるため、ナンバープレートの交換を代行してもらう場合には、手数料がどのくらいかかるのか事前に確認しておきましょう。 中古車のナンバーを好きなナンバーに変更する方法 中古車のナンバープレートを好きな番号に変更する場合には、希望ナンバーの申し込みが必要です。 申し込みは、「希望番号申し込みサービス( https://www.kibou-number.jp/html/GCAA0302.html )」から行います。 注意しなければならないのは、希望ナンバーの申し込みをして、希望番号予約済証の受領したら、1ヶ月以内にナンバープレートの交付を受けなければならないことです。 このように、希望ナンバーにするためには、申し込みを行うだけでなく、予約済証を受領してからナンバー交付までの期間が定められています。そのため、希望ナンバーは時間がかかるだけでなく手間もかかるため、手続きが面倒な場合には業者に代行してもらうとよいでしょう。
車をローンで購入する際は、基本的に保証人を求められることはありません。しかし、収入や勤続年数といった審査項目次第では、保証人が必要になります。今回は、車のローンを組むときに保証人が必要となる場合や、保証人を立てないための対処法などについて解説します。ローンで車を購入するときに保証人が必要となるのか気になっている方は参考にしてみてください。 車のローンで求められるのは連帯保証人 車をローンで購入するとき、保証人を求められることはほぼありません。ただし、場合によっては保証人を立てるよう求められます。 車のローンで求められる保証人は「連帯保証人」です。連帯保証人とは、ローンの返済義務がある債務者とほぼ同等の責任を負う保証人です。つまり、車を購入し所有していないものの、ローンの契約者である債務者と同じようにローンの責任を背負う人が連帯保証人となります。 もし、債務者の支払いが滞った場合、連帯保証人が債務者に代わってローンの支払いをしなければなりません。そのため、連帯保証人になってもらいたいとお願いされたときは、非常に重たい責任を負うことを理解しておく必要があります。なお、連帯保証人は保証人とは違い、債務者が問題なく返済をしていても、債権者から請求を受ければ代わりに返済しなければなりません。 ただし、実際には債務者が返済できない場合にのみ請求されることが一般的です。 車のローンに連帯保証人が不要なことも多い 車をローンで購入する場合は、連帯保証人が不要となるケースがほとんどです。例えば、高額な車であっても、車を担保としてローンを組む場合は連帯保証人が必要ありません。 また、ローンの種類を変えると連帯保証人が不要というケースもあります。そのため、連帯保証人が必要といわれても、ローン会社を変えると連帯保証人なしでローンを組めるケースも珍しくありません。 車のローンに連帯保証人が必要になるケース 車のローンを組むときに連帯保証人が必要となるケースは主に次の5つです。 購入者が未成年 未成年がローンで車を購入する場合は、連帯保証人が必要となります。また、成人していても学生の場合は保証人が必要です。そのため、本業が「学生」の場合は、ローンで車を購入するのを控える方がよいでしょう。 車の価格に対して収入が低い 車の価格に対して収入が低い場合は、連帯保証人が必要となることがあります。 車のローンは、年収200万円以上で利用できるといわれますが、年収が多くても借り入れる金額が大きい場合は連帯保証人が必要です。 収入が不安定 収入が不安定な場合は、連帯保証人を求められます。 契約社員、パート・アルバイト、自営業などの方は、ローンの審査で収入が安定していないと判断されてしまい、連帯保証人が必要となることがあります。 金融事故の履歴がある 過去に支払いの遅延や滞納などの金融事故があった場合、連帯保証人を求められることがあります。 金融事故がある場合は、一定の期間が経過するのを待つか、販売店の自社ローンを利用するなど、別の方法を検討する必要があります。 年収に占める借金の割合が高い 年収より借金の割合が高いと連帯保証人を求められます。 例えば、住宅ローンや学資ローンなど、車のローンとは別に何らかのローンの返済期間中に、車のローンを組もうとすると、年収より借金の割合が高くなり、連帯保証人を立てるよう求められます。 車のローンの連帯保証人は誰に頼めばいい? 連帯保証人は、誰でもなれるわけではありません。連帯保証人を頼める人の条件は次のとおりです。 ・成人~65歳未満(年金受給者の場合は連帯保証人として認められないケースがあります)・安定した収入がある人・金融事故がない人など 上記の条件を満たしていれば誰に頼んでも良いものの、債権者と同等の責任を負うため、一般的に親や配偶者などに連帯保証人になってもらうケースが多いようです。 連帯保証人を立てられないときの対処法 連帯保証人を立てられないときはどのようにしたらよいのでしょうか。 頭金を多く用意する 頭金を用意すると連帯保証人が不要になるケースがあります。頭金を入れると、借入金が少なくなり審査に通りやすくなります。 別のローンを利用する 別のローン会社で申し込むと連帯保証人が不要になることがあります。 一般的に金利が低い銀行のローンは審査が厳しく、ディーラーのローンは審査に通りやすいといわれています。そのため、ひとつのローン審査がダメだった場合、別のローン会社の審査を受けてみるとよいでしょう。 ただし、ローンの審査が厳しくない場合、金利が高いことがあります。そのため、別のローンを利用するときは、金利や利息がどのくらいなのかしっかり確認しておきましょう。 車種を変更する 車種やグレードを変更すると連帯保証人が不要になることがあります。 車種やグレードが変われば、借入金が少なくなり、ローンの審査に通りやすくなります。もし、ひとクラス上の車種や上級グレードの車で審査をしたときに連帯保証人が必要となった場合は、車種を変更したりグレードを変えたりすると連帯保証人が不要になることもあるようです。 オプションを外して価格を安くする オプションを外して購入価格、つまり借入額を下げると連帯保証人が不要になるケースがあります。オプションは、必要なものを厳選して装着しましょう。 返済期間を長くする 返済期間を長くすると連帯保証人が不要になることがあります。ただし、返済期間を延ばすと利息が高くなることがあるため、月々の支払い金額だけに注目するのではなく、利息がいくらになるのか事前に確認しておきましょう。 他の借金を一括返済する 住宅ローンや学資ローンなど他の借金があると連帯保証人が必要となることがあります。そのため、他のローンを一括返済して、車のローンを組むと連帯保証人が不要になることがあります。 保証会社の利用を相談する 保証会社を利用すると連帯保証人が不要になります。ただし、保証会社を利用すると保証料がかかります。そのため、保証料がいくらになるのか契約前にしっかりと確認しましょう。
軽自動車と普通車では廃車の手続き方法や費用が異なることを知らない人も多いでしょう。軽自動車と普通車は法的には別物となるため、廃車に関しても窓口が異なります。今回は、軽自動車の廃車費用や廃車手続きの種類、還付金を受けられるケースなどについて詳しく解説します。 軽自動車の廃車の種類 軽自動車の廃車の種類について詳しく解説します。 自動車検査証返納届 自動車検査証返納届は、普通車の一時抹消登録にあたります。長期的に軽自動車を使用しないときに行う手続きで、管轄の軽自動車検査協会の事務所や支署に届け出ます。長期的に軽自動車を使用しない場合は、軽自動車税(種別割)の基準となる賦課期日(4月1日)前に届け出ることで翌年度分の納税が不要となるため、忘れないように手続きしましょう。 必要書類は以下のとおりです。 ・車検証・ナンバープレート前後2枚・自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書(軽様式4号様式)・申請依頼書(代理人手続きの場合) 解体返納 解体返納は、普通車の永久抹消登録にあたります。軽自動車を解体して廃車するときに行う手続きで、管轄の軽自動車検査協会の事務所や支署が届出窓口です。解体返納は永久に軽自動車を使用しないことが前提となるため、認可を受けた自動車解体業者に解体を依頼して解体報告番号を発番してもらう必要があります。 必要書類は以下のとおりです。 ・車検証・ナンバープレート前後2枚・使用済自動車引取証明書・自動車検査証返納届出書及び解体届出書(軽第4号様式の3)・軽自動車税(種別割)申告書・申請依頼書(代理人手続きの場合) また、盗難や滅失などで車検証が返納できない場合は以下の情報が必要です。 ・車両番号の情報・使用者・所有者の氏名ならびに住所の情報※ナンバープレートが返納できない場合は、車両番号標未処分理由書を提出。 解体届出 解体届出は、自動車検査証返納届済みの軽自動車を解体した場合に必要な手続きです。解体を依頼した業者から解体完了の報告後に行います。 必要書類は以下のとおりです。・使用済自動車引取証明書・解体届出書(軽第4号様式の3)・申請依頼書(代理人手続きの場合) 軽自動車の廃車費用の内訳と相場 続いて、軽自動車の廃車費用の内訳と相場について解説します。 自動車検査証返納届の申請手数料 自動車検査証返納届の申請手数料は1件につき350円です。解体返納や解体届出に関しては申請手数料無料で手続きできます。ただし、車両の解体には費用が発生するため、事前に解体業者に運搬費や代行申請手数料なども含めて見積りを依頼するとよいでしょう。 解体費用 解体費用は、解体業者により異なります。不動車や故障車でも買い取ってくれる業者もいるため、まずはそれらの査定を受けましょう。解体する場合の費用は、特殊な状態でなければ1〜2万円程度が目安です。 運搬費 自走できない軽自動車の場合は運搬費(レッカー代)が必要です。解体業者や故障・事故車専門の買取業者には運搬を無料で行ってくれるところもあるため、そちらを探してみるのもよいでしょう。運搬費は車両の状態で左右され、10km以内の短い距離であれば1〜3万円程度が相場です。 抹消登録手数料 抹消登録手数料は自分で手続きを行えば不要です。しかし、解体業者やディーラーなどに依頼する場合は業者によって異なり、代行手数料として1〜3万円程度は必要でしょう。買取業者なら抹消登録手数料無料で引き取ってくれる可能性もあるため、廃車を考えるのであればまず買取業者に問い合わせることをおすすめします。 リサイクル費用 軽自動車のリサイクル費用は、6000〜16000円程度が一般的です。リサイクル費用は、2005年に制定された自動車リサイクル法に基づいて車の購入者に支払い義務があります。新車購入時や車検時、廃車時に一度だけ負担が必要です。 廃車時に自動車重量税の還付が受けられる場合がある 廃車時に自動車重量税の還付が受けられる場合があります。軽自動車税(種別割)に関しての還付はなく、重量税についてのみが対象です。条件は、解体返納か解体届出で車検残存期間が1ヶ月以上あることです。なお、それぞれの手続き時に還付申請する必要があります。また、自賠責保険も残存期間が1カ月以上あれば還付が可能なため、解体返納や解体届出完了後に保険会社の窓口か保険代理店で忘れずに手続きしましょう。 軽自動車の廃車費用を抑える方法 軽自動車の廃車費用を抑える方法は、専門の買取業者を利用することです。不動車や故障車であっても解体して中古パーツで販売することができるため、需要のある車は高額査定や無料引取りしてもらえる可能性があります。一般的な買取業者で「買取できない」「廃車費用がかかる」といわれても、事故車や故障車などを専門に扱う買取業者に問い合わせてみるとよいでしょう。 軽自動車の廃車手続きの流れ 軽自動車の廃車(解体返納)手続きの流れは以下の手順で行います。 ①解体業者に解体を依頼②解体業者から使用済自動車引取証明書、ナンバープレート前後2枚を受け取る。③必要書類を揃えて管轄の軽自動車検査協会の事務所や支署で手続きする。④自動車重量税還付申請書付表1の交付を受ける。⑤自賠責保険の承認請求書を記入して保険会社に提出する。
エブリイといえば、スズキを代表するワンボックス型の軽自動車です。1964年にデビューし現在も代替わりを重ね販売されています。中でも二代目エブリイワゴンは軽自動車とは思えない充実装備で話題を集めました。中古市場でも人気のモデルとなっています。しかし、いざ購入しようと思っても「最新の軽自動車と比較して維持費が高そう……」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。この記事では二代目エブリイワゴン(DA64W)にかかる維持費について解説いたします。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の特徴 二代目エブリイワゴン(DA64W)は「軽のミニバン」をコンセプトに開発されました。上級グレードには後席パワースライドドアやフルオートエアコンを採用するなど軽自動車の枠を超えた豪華な装備が話題になりました。高級軽ワゴンブームの火付け役となったモデルです。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費の内訳 二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 二代目エブリイワゴン(DA64W)は2WDと4WDのモデルがあります。2014年4月発売モデルでそれぞれの燃費を見ていきましょう。 2WD:14.4km/リットル4WD:13.8km/リットル カタログ燃費JC08モードで見ましたが、実燃費は2km/リットルほど低い数値になるようです。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で2WDモデルを使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約81リットル使用(*1) し、燃料代は13,121円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、157,452円(*2) かかります。 *1 燃費は12.4km/リットルで算出 ※実燃費想定*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 最新の軽自動車は実燃費で20km/リットルを超えるものがあるので、それらと比較すると燃費が悪く思えますね。 自動車税 二代目エブリイワゴン(DA64W)の自動車税は軽自動車のため7,200円です。 任意保険 二代目エブリイワゴン(DA64W)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):90万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約83,000円/年でした。月額だと7,300円です。通勤使用、免許はブルーで算出しているため、条件によっては保険料が下がるケースがあります。 車検 二代目エブリイワゴン(DA64W)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:19,730円(24ヶ月)自動車重量税:6,600円(24ヶ月)印紙代:1,400円車検料:40,000円合計:67,730円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 軽自動車は法定費用が安くなるメリットがあります。また、比較的新しいクルマであれば整備費用は下がり車検代が安くなるかもしれません。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。二代目エブリイワゴン(DA64W)のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって3万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。二代目エブリイワゴン(DA64W)のタイヤ交換が発生する場合は数万円ほど追加でかかるケースもあります。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、二代目エブリイワゴン(DA64W)の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の二代目エブリイワゴン(DA64W)年間維持費>ガソリン代:157,452円自動車税:7,200円任意保険:83,000円車検:33,865円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:30,000円合計:311,517円 月額では25,960円ほどかかる計算です。注目したいポイントはガソリン代。維持費の半分ほどがガソリン代になっています。自動車税、重量税やメンテナンス代も安いという理由で軽自動車を選ぶ場合、ガソリン代も下げたいですよね。実燃費12.4km/リットルは近年売られている乗用車のコンパクトカーより悪い数値です。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費が高いと思った時の対処法 軽自動車は車重の軽さから燃費が良いものが多いです。しかし二代目エブリイワゴンは最近のコンパクトカーより悪いことがわかりました。税金面で安くなっても頻繁に入れることになるガソリン代がかさむと維持費が高く感じてしまうでしょう。二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。軽ワゴンは居住性の高さと手軽に運転できるサイズ感で需要が高くなっています。過走行や多少ダメージのある二代目エブリイワゴン(DA64W)でも高く売却できる可能性があります。
フェアレディZといえば、GT-Rと並ぶ日産を代表するスポーツカーです。2002年に発売されたZ33型のフェアレディZは先代のZ32型の生産終了から約2年後に発売され、復活を望んでいたフェアレディZファンの間で話題を呼びました。新車時は乗り出し価格が400万円を超えるクルマでしたが中古市場では100万円以下で購入できる個体が増えてきました。しかし、旧車は維持費が心配になりますよね。この記事ではZ33型フェアレディZにかかる維持費について解説いたします。 Z33型フェアレディZの特徴 Z33型フェアレディZは2002年~2008年に発売された5代目のフェアレディZです。先代のZ32発売終了から約2年後に発売され、フェアレディZの復活にファンは歓喜の声を上げました。デビューからフルモデルチェンジまでに、計4回エンジンスペックの向上を図りました。排気量3.5リットルの大型エンジンを搭載しており、最近のダウンサイジングされたエンジンでは味わえない大排気量ならではの乗り味が魅力です。 Z33型フェアレディZ維持費の内訳 Z33型フェアレディZの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 燃費はJC08モードのカタログ数値で9.1~9.7km/リットル、実燃費は7.5km/リットルほどとなるようです。 Z33型フェアレディZはハイオク限定車になります。リッター10km未満のハイオク限定車、お金をばら撒いている感覚に陥る燃費ですね……。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約133リットル使用(*1) し、燃料代は23,160円(*2) です。この条件で1年間走行した場合、277,920円(*2) かかります。*1 燃費は7.5km/リットルで算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の3.0リットル超~3.5リットル以下(自家用)の自動車税は57,000円/年です。Z33型フェアレディZの場合は車齢13年超えのため、自動車税は重課税され66,700円かかります。 任意保険 Z33型フェアレディZの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):75万円免責金額(1回目-2回目以降):5~10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約108,000円/年でした。車両保険で保険料が上がっています。任意保険は事故率や盗難率を加味し算出するため、スポーツカーの保険料は高くなる傾向にあります。保険金額は75万円のため、車両保険をつけないで保険料を下げるという選択肢もありかもしれません。 車検 Z33型フェアレディZの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:119,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1トン超~1.5トン以下の重量税は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、13,200円高い37,800円になります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。Z33型フェアレディZのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。Z33型フェアレディZのタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤのため10万以上追加でかかるケースもあります。 Z33型フェアレディZ年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、Z33型フェアレディZの場合、合計でいくらになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のZ33型フェアレディZ年間維持費>ガソリン代:277,920円自動車税:66,700円任意保険:108,000円車検:59,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:562,425円 月額では46,900円ほどかかる計算です。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることができます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月かかります。 Z33型フェアレディZの維持費が高いと思った時の対処法 大排気量のハイオク限定車は維持費が高額になります。また、最終モデルでも発売から15年近く経過するクルマのため、こまめにメンテナンスする必要があり、維持するにはどうしてもお金がかかってしまうでしょう。Z33型フェアレディZの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点のデータです
車を一時抹消すると、自動車税は還付されるのか気になっている方もいるでしょう。自動車税種別割の還付を受けるには条件があるため、一時抹消したからといって必ず受け取れるわけではありません。この記事では、一時抹消で自動車税種別割の還付を受けられるケースと受けられないケースを紹介するとともに、注意点や還付金の受け取り方なども解説します。 一時抹消で自動車税種別割の還付を受けられるケース・受けられないケース ナンバーを返却して車を一時的に使用できない状況にする「一時抹消登録」をすれば、還付を受けられます。ただし、住民税や固定資産税などの地方税が未納な場合は、還付を受けられません。他の地方税が未納だと、還付金が未納分に充当されるケースもあります。 また自動車税種別割は、4月1日〜翌年3月31日までの未経過分を月割りにして還付されるため、3月に一時抹消した場合も還付を受けられません。 一時抹消による自動車税種別割の還付に関する注意点 一時抹消による自動車税種別割の還付について、いくつか注意点があります。続いて、一時抹消による自動車税種別割の還付に関する注意点を解説します。 いったん1年分の自動車税種別割の納税が必要 4月に一時抹消する場合は、5月中旬頃に届く納付書で1年分の自動車税種別割の納税が必要です。1年分の自動車税種別割を納税した後、11ヶ月分の還付を受けることができます。自動車税種別割は4月1日付で課せられる税金であり、すでに1ヶ月分が発生しているため、還付金は11ヶ月分となります。 4月1日以前に一時抹消すれば納税の義務がないため、車を使用していない場合は3月中に手続きするのがおすすめです。 軽自動車税種別割は還付されない 軽自動車税種別割は還付制度がないため、還付を受けられません。軽自動車は、解体返納(永久抹消)した場合のみ「自動車重量税」の還付を受けることが可能です。また契約している自賠責保険の解約手続きを行えば、残っている期間を月割にして保険料が返金されます。 ただし、車検や保険の残りの期間が1ヶ月未満の場合は、還付または返金されないので注意してください。 自動車税種別割の還付金の受け取り方 一時抹消の手続き完了後、2〜3ヶ月程度で登録されている住所へ「還付通知書」が届きます。「還付通知書」のほかに、身分証明書と印鑑を指定された金融機関の窓口へ持参して還付金を受け取ります。 なお、有効期限は1年間のため期限内に受け取るようにしましょう。地域によっては、手渡しまたは口座振込のケースもあるため、還付通知書に記載されている内容を確認してみてください。 そもそも一時抹消登録とは 一時抹消登録とは、ナンバープレートを管轄の運輸支局に返却し、一時的に公道を走れなくするための手続きです。続いて、一時抹消登録はどういうときに行われるのか、手続き方法や永久抹消登録との違いを解説します。 どういうときに行う? 一時抹消登録は、長期の海外出張や入院など、車を一時的に使わなくなったときにする手続きです。一時抹消されている期間は、自動車税種別割が発生しないため税金を抑えられます。また「自分はもう乗らないけど、いつかは誰かに譲渡や売却したい」ときにも、適用される方法です。上述した状況に該当する場合は、車に乗っていない期間の税金を抑えられるため一時抹消することをおすすめします。 手続きの方法 一時抹消は、管轄の運輸支局で手続きし、以下の書類を提出する必要があります。 ・印鑑証明書※発行から3ヶ月以内・印鑑証明書の印鑑(実印)・車検証・ナンバープレート・申請書(第3号式の2)・手数料印紙※350円 また現住所と車検証上の住所が異なる場合は、新旧住所等の移り変わりの記載がある「住民票」の提出も必要です。 永久抹消登録との違い 永久抹消登録は、車を解体して廃車する際に行う手続きであり、再登録ができないためその車を今後使うことはできません。一方で一時抹消登録は、再登録ができるため同じ車をもう一度利用することが可能です。 また永久抹消登録すると自動車税種別割のほか、自動車重量税や自賠責保険の残存分の還付を受けられます。
ジムニーといえば、軽自動車規格の本格クロカンとして世界的に人気を誇るスズキを代表する車種です。特に二代目のJA22はエンジンがSOHCから高回転まで回るDOHCになり、日常域での使い勝手が良さから多くのユーザーから支持を得ています。一般的な軽自動車とは比較にならない悪路走破性を誇るジムニーですが、維持費はどのようになっているのでしょうか。性能に応じて維持費も高くなるのか気になるところですよね。この記事では、そんな二代目ジムニー(JA22)の維持費について解説いたします。 ジムニーの特徴 ジムニーの特徴は軽量、コンパクトかつシンプルで頑丈な車体です。強度と耐久性を高めるためラダーフレームを採用し、サスペンションは前後とも固定軸という硬派な仕様となっています。 また、カスタムパーツが多く存在し、オーナーこだわりの一台に仕上げられることも魅力の一つです。オフロードコースに持ち込まれるジムニーは、原型と大きく異なる特殊な改造が施されているものも見かけます。 ジムニー(JA22)維持費の内訳 ここから、ジムニーの維持費について5項目に分け解説します。 ガソリン代 ジムニー(JA22)の燃費はカタログ記載の数値の10・15モード燃費で15.8km/リットルです。しかし、これはあくまでもカタログ上の数値。実燃費は、下記が目安です。MT:10~15km/リットルAT:9~10km/リットル MTモデルは燃費を伸ばせますが、ATモデルは現代の大型セダン級の悪さになります。 仮にジムニー(JA22)のATを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは100リットル使用(*1)し、ガソリン代は16,270円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合のガソリン代の総額は、195,240円(*2) です。*1 燃費は10km/リットルで算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、2015年4月1日以後に最初の新規検査を受けた軽自動車(自家用)の自動車税は10,800円/年です。ジムニー(JA22)の場合はいかがでしょうか。最初の新規検査から13年を経過した軽自動車の場合、12,900円/年かかります。ジムニー(JA22)の場合、1998年のモデルが最終型になるため増額された税金が適用されるでしょう。貨物登録されているモデルであれば6,000円かかります。 任意保険 ジムニー(JA22)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約6万円/年でした。車両保険については付帯していません。古い車には車両保険を付帯できないケースが多いです。 車検 クルマを維持するうえで、一般的に最も財布にダメージを与えるといわれるのが車検代です。自家用登録の軽自動車を新車で購入した場合は初回が3年後、2回目以降は2年ごとの車検が義務付けられています。貨物登録の場合は1年ごとに車検を受けなければなりません。それでは、どれくらいの費用がかかるのか具体的に見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:19,730円(24か月)自動車重量税:8,800円(24か月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,100円車検料:80,000円合計:109,630円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ここで注目するポイントは重量税です。軽自動車の場合、重量税は6,600円ですが、初年度から18年経過した車両に対しては増額されてしまいます。また、古いクルマの場合は車検時に部品交換などの整備が発生する可能性が高く、車検代が一般的に高くなるケースが多いです。そのため10万円以上はかかることを覚悟しておきましょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ジムニー(JA22)の場合、本格的なオフロード走行をしている方も多いと思いますが、ここでは一般的なメンテナンス費用について言及します。メンテナンスについては下記の費用がかかってきます。・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。タイヤ交換が発生する場合は+10万ほどかかるケースもあります。 ジムニー(JA22)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のジムニー(JA22)年間維持費>ガソリン代:195,240円自動車税:12,900円任意保険:60,000円車検:54,815円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:372,955円 月額では31,000円ほどかかる計算になります。軽自動車は維持費が安いと言われますが、旧車のジムニー(JA22)の場合は話が変わってきます。特に通勤で使用する場合は燃費の悪さによりガソリン代のウェイトが大きく占めるでしょう。現行型のスズキ「アルト」はカタログ燃費で27.7km/リットルです。なんとジムニー(JA22)の約3倍ほど走る計算になります。 ジムニー(JA22)の維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には現代のクルマと比較するとお金がかかるものです。さらに、故障が増え修理費用など別途発生する可能性があります。もし、ジムニー(JA22)の維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。
中古車の中には、年式が新しく、走行距離が非常に短い、新古車といわれる「登録(届出)済未使用車」が流通することがあります。新古車は、新車や中古車とどのようなちがいがあるのでしょうか。今回は、新古車の特徴や新車・中古車との違い、メリット・デメリットなどについて詳しく解説します。 新古車とは 新古車とは、一度登録されたものの使われずにほぼ新車の状態で中古車市場に出回っている車のことです。ただし、新古車という表記は、新車とも中古車とも理解できてしまうため、一般社団法人 自動車公正取引協議会は「登録(届出)済未使用車」と表記するよう規定しています。 では、登録(届出)済未使用車は、中古車や新車とどのように違うのでしょうか。 中古車との違い 中古車との違いは、使用されたり運行されたりしたかという点です。 一般社団法人 自動車公正取引協議会によると、走行距離が100kmを超え、使用または運行されたと考えられる車両は中古車となり、登録(届出)済未使用車と表示できないと規定しています。 また、走行距離に関係なく、ユーザー名義で登録(届出)された車両や試乗車や代車として使われた車両は、「登録(届出)済未使用車」と掲載できません。 つまり、走行距離が長く、ユーザー名義での登録または試乗車や代車として使われた場合が中古車となります。一方、走行距離が非常に短く、ユーザー名義で登録されておらず、試乗車や代車として使われていない車は登録(届出)済未使用車となります。 新車との違い 新車との違いは、初回登録か2回以上登録されているかという点です。 初回登録となる場合は新車、登録が2回目となる場合は中古車となります。この2回目以上登録されている車の中でも、走行距離が非常に短く、初回登録がユーザー名義で登録されていない車両で、試乗車や代車として使われていない車が新古車となります。 新古車のメリット 新古車には、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、メリットを3点紹介します。 新車に近い品質の車が比較的安く手に入る 新車に近い状態であるにもかかわらず、新車より安く手に入れられるケースが多い点がメリットとなります。 メーカー保証がついているものも多い 登録(届出)済未使用車は、登録されて間もないためメーカー保証が付いている車両が多いです。メーカー保証が付いている車であれば、トラブルがあったときに保証で修理できます。 新車よりも納車が早い傾向がある 新古車は一度登録されているため、車両がすでに市場に出回っています。よって、名義を変えるだけで登録が済むことから、新車より納期が短くなる傾向があります。 新古車のデメリット 新古車には、デメリットもあります。ここからは、デメリットを4点紹介します。 車種によっては在庫が少ない 車種によっては在庫がないケースがあります。また、希少なモデルや台数限定モデルなどは、新古車として出回ることがほとんどないといえるでしょう。 初回車検日が早く到来する 初回車検までの期日が短くなることがあります。初回登録から時間が経過した車を購入した場合、新車より早く初回車検を受けることになります。購入を検討しているときは、購入日と初回車検日が異なることを理解し、車検満了日を間違えないよう注意しましょう。 メーカーオプションを追加できない 車の製造過程で装着するメーカーオプションを追加できません。どうしても装着したいメーカーオプションがある場合には、希望するメーカーオプションが装着されている登録(届出)済未使用車を探すか、新車をオーダーしましょう。 不特定多数の人が触れている 不特定多数の人が触れている可能性が高いです。そのため、ほぼ新車と同じ状態であるものの、細かなキズや汚れが付着していることがあります。新古車を購入するときは、車の隅々までしっかりと確認し、気になるキズや汚れなどが付着していないか確かめましょう。 新古車を選ぶときのポイント ここからは、登録(届出)済未使用車を選ぶときに気を付けるべきポイントを4点紹介します。 車検までの残り日数を考慮する 初回車検までの残り期間を確実に確認しておきましょう。 新古車は、すでに初回登録がされている車であるため、新車より車検までの期間が短くなっていることがあります。そのため、購入から何年何ヵ月後に初回車検を受けるのか確かめておきましょう。 メーカー保証の有無を確認する メーカー保証が付いているか確認してください。メーカー保証が付いていない場合には、メーカー保証と同等の内容の保証を付けられるか販売店に確認・相談しましょう。保証が付いていないと故障したときに大きな出費を強いられる場合があります。そのため、保証の有無の確認は重要です。 車内の清掃状態や細かな傷の有無を確認する 車の状態は細かくチェックしましょう。新古車の購入を検討しているときは、実際に車を見に行き、細かなキズや汚れ、車内の臭いなどを確認してください。ほぼ新車とは言え、人が全く乗っていないわけではないため、多少は劣化している場合があります。 諸経費を確認する 車両本体価格だけでなく、登録にかかる費用や納車整備費用などの諸経費を確認しましょう。 登録(届出)済未使用車は、新車より安く購入できるケースが多いため、諸経費込みで新車より高いと、メリットを感じられません。そのため、最終的な支払金額(合計金額)が新車より高くないか確認しましょう。 新古車の購入先 ここからは、登録(届出)済未使用車の購入先を紹介します。 ディーラーの中古車販売店 ディーラーで販売していることがあります。 新しい車を購入しようとディーラーへ出向いたときには、登録(届出)済未使用車があるか聞いてみるとよいでしょう。 中古車販売専門店 中古車販売店では、中古車全般を取り扱っているため、登録(届出)済未使用車ストックしている場合があります。 ただし、中古車販売店に必ず在庫があるとは限りません。そのため、中古車販売店のサイトや電話で目当ての新古車があるか確認しましょう。 オークション オークションに出回ることがあります。 オークションで購入するときは、業者に依頼する必要があります。また、オークションで目当ての車を落札できる保証はありません。そのため、すぐに車がほしい場合には、オークション以外の方法で購入しましょう。 新古車が向いている人 新しい車をなるべく安く手に入れたい人に向いています。ただし、装着できない装備があったり、頻繁に使わない装備が取り付けられていたりすることがあることをわかった上で購入しましょう。