「車売却ってそもそもどんな流れなのか」「車の相続について相談したい」など車売却をご検討の際に出てくる悩みに無料でお答えいたします!
【相談例】
● 車売却のそもそもの流れが分からない
● どういった売り方が最適か相談したい
● 相続で車を売りたいけど売り方が分からない
● 二重査定や減額について知りたい
など
軽自動車を売却するには、複数の書類を揃える必要があります。必要書類をあらかじめ確認しておくと、スムーズに売却できるでしょう。この記事では、軽自動車の売却時の必要書類や取得方法などを解説するとともに、売却するときの流れを紹介します。 軽自動車の売却時の必要書類 軽自動車を売却する際の必要書類は普通車の場合と比べて少ないうえに、実印と印鑑証明書が不要です。まずは、軽自動車の売却時の必要書類を1つずつ解説します。 リサイクル券 軽自動車の売却には、リサイクル券が必要です。リサイクル券は、廃車時の解体費用を前払いしたことを証明する書類で、車検証入れに保管されているケースがほとんどです。 紛失した場合は以下の方法でリサイクル券を印刷してください。 1.自動車リサイクルシステムにアクセス2.自動車ユーザー向け3.自動車リサイクル料金の預託状況4.印刷 軽自動車納税証明書 軽自動車の売却には、軽自動車納税証明書が必要です。軽自動車税を支払ったときに、領収印が押された納税証明書を受け取れます。名義変更時は不要ですが、車検や売却時に必要です。 紛失した場合は、各自治体の役所で再発行できます。再発行時は、身分証明書や印鑑が必要なため持参しましょう。 またクレジットカードで納税した場合は、納税証明書が発行されないため、紛失したときと同様に各自治体の役所で発行してもらう必要があります。 自賠責保険証明書 軽自動車の売却には、自賠責保険証明書が必要です。強制保険とも呼ばれており、公道を走行するのに必要な書類です。自賠責保険証明書は、車検証入れに保管されているケースが多いため、車内を確認しましょう。 紛失した場合は、加入している保険会社で再発行の手続きをします。どこの保険会社かわからないときは、車を購入したディーラーや販売店に問い合わせてみてください。 自動車検査証(車検証) 軽自動車の売却には、自動車検査証(車検証)が必要です。自賠責保険証明書と同様に、常時携帯が義務付けられているため、車検証入れに保管されているケースがほとんどです。 紛失した場合は、管轄の軽自動車検査協会で再発行の手続きをします。再発行には申請依頼書と使用者の押印が必要で、300円程度の手数料が発生することも把握しておきましょう。 自動車検査証記入申請書 軽自動車の売却には、自動車検査記入申請書が必要です。次の所有者へ名義変更するための書類であり、署名と捺印をします。 自動車検査記入申請書は、売却先で用意してくれるケースがほとんどです。軽自動車検査協会で入手できるほか、こちらからダウンロードも可能なため、ぜひ活用してください。 印鑑 軽自動車の売却には印鑑が必要です。印鑑は実印である必要がなく、朱肉を使う認印でも問題ありません。ただしシヤチハタなどのネーム印は、認められないため注意してください。 住民票 現住所と車検証上の住所が異なる場合は、住民票が必要です。住民票は各自治体の役所で取得できます。自治体によってはマイナンバーカードを使って、コンビニに設置されているキオスク端末でも取得が可能です。住所が変わっていなくても、住民票を求められるケースがあるため買取店に確認してみてください。 また車検証上の住所から2回以上変更した場合は、住民票に加えて「戸籍の附票」が必要になることも把握しておきましょう。 戸籍謄本 婚姻により苗字が変わった場合は、変更前後の氏名を確認するため戸籍謄本が必要です。戸籍謄本は本籍地の役所で入手できます。マイナンバーカードを所有していれば、コンビニのキオスク端末で取得することも可能です。ただし、本籍地がコンビニ交付に対応していない場合は取得できません。 委任状 名義変更または廃車手続きを買取店に代行してもらうため、委任所が必要です。氏名と住所を記入し、捺印して売却先に提出します。 委任状は売却先で用意してくれることが多いですが、こちらでも書式をダウンロードできるため、せび活用してください。 軽自動車を売却するときの流れ 軽自動車を売却するときの流れを把握しておくと、スムーズに手放せるでしょう。続いて、軽自動車を売却するときの流れを解説します。 1.売却先を決める 車の売却先を決めて査定依頼します。「しつこく営業された」「契約後に買取金額を減額された」などと、店舗によって対応が異なるため、口コミや評判などを参考に売却先を選びましょう。また売却先によって、得意とするメーカーや車種が異なり、車に合った店舗で査定してもらうと高価買取が期待できます。 2.査定を受ける 売却先と日程を調整し、査定を受けます。直接出向く「来店査定」の他に、自宅や職場まで来てもらう「出張査定」を実施している店舗もあるため、自分に合った方法を選んでください。出張査定は、店舗に出向く手間を省けるため時間がない人におすすめです。 また査定前に洗車しておくと、車を大事にしている印象を売却先に与えられるため、高価買取につながる可能性があります。 3.必要書類を提出する 査定金額に納得し、売却の契約を交わした後は、上述した必要書類を揃えて提出します。不備があると手続きが進まず、売却金の入金が遅れてしまう可能性があるため、必要書類に漏れがないよう注意してください。 4.車両を引き渡す 必要書類の提出後は車両を引き渡します。ETCカードなど車内に忘れ物がないか確認してから。車両を引き渡しましょう。またカーナビに登録していた個人情報の削除も忘れないようにしてください。 5.入金を確認する 必要書類と車両を引き渡したら、売却先からの入金を待ちます。入金のタイミングは店舗によって異なるため、具体的な日にちを事前に確認しておくと安心です。入金予定日を過ぎた場合は、すぐに売却先へ問い合わせてみてください。
事故にあい、廃車にするか保険で修理するか迷っている人もいるでしょう。どちらがよいかは「車の状態」や「保険の等級」を考慮して、判断する必要があります。この記事では、廃車にするか保険で修理するかの判断ポイントを解説します。廃車になったときの保険の扱いや、切り替え方法についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。 「廃車」と「保険で修理」の判断のポイント 廃車にするか保険で修理するか迷った場合は、破損状況や保険の等級、走行距離と年式を考慮したうえで判断するとよいでしょう。まずは「廃車」と「保険で修理」の判断ポイントを解説します。 破損状況 フレーム部分まで損傷している場合は、修理しても元通りにならないことがあるため、廃車にした方がよいでしょう。フレームとは、車の土台(骨組み)にあたる部分で、損傷すると車の強度が低下するため、走行時の安定性に大きな影響を与えてしまいます。 フレームが損傷しているかどうかは目視で判断するのが難しい場合もあるため、知識があるディーラーに点検を依頼しましょう。なお、フレーム部分に損傷がなく多少の傷や凹みであれば、保険で修理することをおすすめします。 保険の等級 保険の等級を下げたくない場合は、修理せず廃車にした方がよいでしょう。保険を使うと、等級が下がり次年度の保険料が上がってしまうため、修理せず廃車にした方がよいケースもあります。ただし、事故の過失割合によっては自身の保険を使わないといけない場合もあるため、保険会社に相談しながら判断するとよいでしょう。 走行距離や年式 走行距離が多く年式が古い場合は、修理できたとしても廃車にして乗り換えた方がよいケースもあります。特に年式が古い車は、今後故障した際に修理費が高額になる可能性があるため、保険で修理せずに乗り換えた方がよいでしょう。 事故で廃車になったときの保険の扱い 事故で廃車になったときは、加害者側の保険や、自身が契約している車両保険で保険金が補償されます。ただし、以下の2つに該当する場合は、補償されないため注意してください。 ・車両保険に加入していない・相手に過失がない 続いて、事故で廃車になったときの保険の扱いを解説します。 車両保険に加入していれば全額保証 車両保険に加入していれば過失割合に関わらず、契約時に設定した「車両保険金額」の全額が補償されます。車両保険金額は契約時の車の時価相当額で設定されており、例えば120〜150万円のように保険会社に提示された範囲内で選択することが可能です。 時価相当額とは、そのときの車の価値のことで、中古車市場で需要があるほど設定できる車両保険金額が高くなります。補償額は車両保険金額を保険証券で確認しましょう。 全損の場合は全損保険金を受け取れる 全損の場合は、車の時価相当額に基づいて算出された金額を保険会社から受け取れます。しかし年式が古い場合、時価相当額が低く受け取れる金額が少ないため、同等の車を購入できないケースもあるでしょう。「車両全損修理時特約」を付帯していれば、時価相当額を超えた分の修理費を補償してもらえます。 例えば時価相当額が50万円、修理費が80万円のケースで全損になった場合、不足分の30万円の補償を受けることができます。 「補償される全損保険金が少なくて同等の車を購入できない」「愛着があるからできれば廃車にしたくない」といった場合に備えて、付帯を検討しましょう。ただし、車両全損修理時特約には上限金額が設定されており、保険会社によって金額が異なる点に注意が必要です。 特約で保険金が増える場合がある 「新車特約(車両新価特約)」や「買替時諸費用特約」を付帯していれば、補償される金額が増えます。新車特約とは、修理費が新車価格相当額の50%を超えた場合、新車購入費用を補償してくれる特約です。車両保険のみの場合、車両保険金額は1年ごとに約20%ずつ減りますが、新車特約を付帯していることで契約時に設定した金額を全額受け取れます。例えば、300万円の新車を購入した場合の車両保険金額は、1年ごとに以下の金額に変わります。 ・1年目 300万円・2年目 240万円・3年目 190万円 3年経過しているとはいえ、新車同等の程度でも190万円しか補償されません。しかし新車特約を付帯していれば、車両保険金額に関係なく、契約時に設定した300万円全額を受け取れるため、同等の車を購入できます。 また買替時諸費用特約は、買い替える場合、車両保険金額の10%(上限20万円)が、買替時の諸費用分として補償されます。ただし保険会社によっては、上限金額が異なるケースがあるため、保険証券を確認してみてください。 廃車にするときに保険の切り替えはどうする? 廃車にした場合、今後どうするかによって、保険の手続き方法が異なります。続いて、廃車にするときの保険の対応方法を解説します。 乗り換える場合 廃車にして乗り換える場合は「車両入れ替え」をします。車両入れ替えは、廃車にする車から乗り換える車へ、契約内容や等級を引き継ぐ方法です。これをしない場合は無保険で走行することになるため、必ず手続きを行いましょう。 しばらく乗り換えない場合 廃車にしてしばらく乗り換えない場合は、保険を一旦解約し「中断証明書」を発行してもらいましょう。中断証明書があれば、今後車を購入してもスタートの6等級からではなく、以前の等級を引き継ぐことが可能です。ただし中断証明書の有効期限は「最大10年間」のため、期日に注意して再度保険を契約してください。また、発行するにはいくつか条件があるため、保険会社に確認しましょう。 今後車に乗らない場合 今後車に乗らない場合は、期日を指定して保険を解約しましょう。解約せずに満期を迎えてしまうと、保険会社は無保険状態を防ぐために、契約を自動更新してしまいます。乗っていないのに保険料を払うことになるため、廃車にする日程が決まり次第、解約の手続きをするとよいでしょう。 また配偶者や同居の家族が今後車に乗る機会がある場合、中断証明書があれば等級を引き継げます。発行するのに手数料は発生しないため、取得しておくと今後活用できるでしょう。
頭文字Dといえば峠の走り屋を描いたクルマ漫画・アニメ作品です。国産スポーツカーブームに火をつけた作品といっても過言ではありません。「秋名のハチロク」こと主人公・藤原拓海の運転するAE86、「赤城の白い彗星」と呼ばれる実家が太くてイケメン高身長、高学歴の高橋涼介が操るRX-7(FC)、弟の高橋啓介のRX-7(FD)などが人気ですが、他にはどのようなクルマが活躍したのでしょうか。この記事では主役級ではないけど、筆者が取り上げたい頭文字Dで人気を博した旧車を紹介します。 トヨタ カローラレビン(AE85) 主人公藤原拓海の親友、武内樹(イツキ)の愛車です。AE86を買ってみんなを驚かせようと一人でクルマを買ってバイト先の先輩や拓海にお披露目したところ、間違ってハチゴー(AE85)を購入してしまったことが発覚してしまいます。イツキは先輩たちにバカにされ、不憫な思いをしてしまいます。 どうしてもハチロクと比べられがちのハチゴーですが、“ならでは”の魅力が詰まっているクルマです。シングルキャブ仕様で走りに不向きと言われていますが、チューニング次第ではその潜在能力を引き出せるといわれています。また、ハチロクよりも激しく走行している個体が少なく、キレイな状態で市場に流通しているケースも珍しくありません。どうかイツキにもあまり落ち込まないでほしいですね! トヨタ・セリカ GT-FOUR(ST205後期) 拓海のサッカー部の先輩であり恋敵的存在でもある御木先輩の愛車は、トヨタ・セリカ GT-FOUR(ST205後期)です。雪の秋名山であっさりと拓海の運転するAE86に抜かれてしまいましたが、実はすごいクルマなんです!ST205 セリカ GT-FOURはWRCで大きな成果を出すことはできませんでしたが、アメリカでインディアナポリス500に次ぐ歴史のあるモータースポーツ大会「パイクスピーク」では1994年、1996年、1997年に総合優勝を果たしています。 スズキ カプチーノ スズキ カプチーノは埼玉北西エリア連合チームとのバトルに登場しました。埼玉北西エリア連合チームリーダーの秋山は「ハチロクに勝つには軽さしかない」という結論を導き出し非力だけど車重約700kgと超軽量ボディのスズキ カプチーノを投入しました。 さすが軽自動車といった軽さですね。カタログスペックで軽自動車規格自主規制値の64馬力しか出ていませんが、車重の軽さのため本当におもしろいクルマになっているそうです。また、着座位置が非常に低いため体感速度が恐ろしいほど速いといわれています。 トヨタ アルテッツァ またまた埼玉北西エリア連合チームのクルマを紹介します。リーダー秋山延彦の愛車であるトヨタ アルテッツァです。特にバトルで目立った活躍はないのですが、アルテッツァはコンパクトFRのセダンでMTを選択できる珍しい国産車です。 1998年から2005年まで販売され、生産台数は11万1462台でした。トヨタ自動車としてはヒット作とはならず1世代限りで終わってしまったモデルですが、現在では前述の通りコンパクトFRセダンという希少なパッケージングのため人気を集めています。 ホンダ S2000(AP1) 若者たちが壮絶なレースを繰り広げる作品かと思いきや、おじさま世代のキャラクターも主人公・拓海のライバルとして登場します。その代表が筑波山のチーム「パープルシャドウ」のリーダー格である城島俊也です。職業は医師で、乗っているクルマはホンダ S2000(AP1)。ホンダの超高回転型エンジンの名機「F20C」を搭載したFRレイアウトのオープンカーです。理論的な思考と熟練のテクニックで拓海を追い込みました。 S2000は主に前期型のAP1と後期型のAP2があります。熱狂的なファンからは前期型のAP1が支持されています。人気が集まっている大きな理由は8,300回転で最高出力の250馬力を出すエンジンにあります。しかし、超高回転型エンジンは日常域ではパワーが出なくて不便なため後期型では低回転でも力の出るエンジンに変わりました。一部のファンからは日常域を重視した設定のAP2になったことを嘆く声もあがりました。スポーツカーは非日常を楽しむものですもんね。とはいえ、中古市場ではAP2も高い人気を誇っています。 3代目 日産 バネット プロジェクトDといえばサポートカーの存在も忘れてはいけません。3代目 日産 バネットです。「マツダ党の高橋涼介のチームなのに日産車なの?」と疑問に思うかもしれませんが安心してください。マツダ ボンゴのOEMです。ベースのマツダ ボンゴはトラックタイプやキャンピングカーのベース車両としても人気があります。 交換タイヤやパーツ、工具など重たい荷物を搭載して山道を駆け上がるにはやはりマツダボンゴベースの車両が最適だったのでしょうか。日産のバンといえばキャラバンが代表格ですが、バネットをチョイスするあたりが高橋涼介のセンスといったところですね。マツダ愛を強く感じました。中古市場では大手の情報サイトを検索してみましたが流通していませんでした。もしお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ旧車王にお譲りください!
中古車選びをしていると「ワンオーナー」という表示を目にします。ワンオーナーとは、以前の車の所有者が、ひとりである場合につけられる表示です。 本記事ではワンオーナー車の確認方法、メリットとデメリット、ワンオーナー車を選ぶときのポイントについて、詳しく解説します。 ワンオーナー車とは ワンオーナー車とは、その車の以前の所有者が1人の車のことです。さらに所有者は個人に限られます。個人ではなく法人契約やレンタカーとして使われた場合は、不特定多数の人が運転しているといって間違いないでしょう。不特定多数が運転していると想像できる車であれば、例え所有歴がひとりであっても、ワンオーナー車とは扱われません。 ワンオーナー車の確認方法 購入を検討したい中古車が見つかった際に、購入を希望する車がワンオーナー車であるかどうかを確認する方法は次の2つです。 車検証を見る ワンオーナー車かどうかを確認する1つめの方法は、車検証を見ることです。車検証には車の所有者の情報が記載されています。もし所有者に関して複数の情報が記載されていれば、その車はワンオーナー車ではないことがわかります。 またワンオーナー車であれば、車検証に記載されている「初度登録年月」と「登録年月」は同じ時期になります。もし2つの情報に大きなずれがあるようなら、その期間中に市場へ流通し、誰かが所有した可能性があります。 ただし、所有者が転居によって車のナンバープレートが変更された場合、登録年月が更新されます。ナンバープレートの変更により、初度登録年月と差異が生じますが、このようなケースであればワンオーナー車として捉えることができます。 また近年は個人情報保護のために、過去の車の所有者の情報が確認できなくなってきました。そこで次に解説する、新車保証書を確認しましょう。 新車保証書を見る 新車保証書は、車以外の多くの製品にもついてくる、製品を購入すると同封されている保証書です。自動車なら新車販売時に、新車販売した店舗から発行されます。新車保証書の名義と車検証にある一つの名義が同一であれば、ワンオーナー車であると判断して間違いないでしょう。 ワンオーナー車のメリット ワンオーナー車は所有者が一人なので、ほとんどを同一の人物かその家族が運転した車であると判断できます。同じ人たちが運転していることから、次のようなメリットがあると考えてよいでしょう。 安心感がある ワンオーナー車であれば、新車から同じ人が所有し続けた車であることから、丁寧に扱われてきた可能性が高いと考えられます。メンテナンスも定期的に行われた車であれば、安心して運転できるでしょう。 故障箇所が少ない傾向がある 新車当時から丁寧に扱われ、定期的にメンテナンスが行われてきた車であれば、今後故障が発生する可能性も比較的少ないと予想されます。消耗部品も適切に交換されていれば、突然高額な部品交換に出費が必要となるケースも少ないでしょう。 ワンオーナー車のデメリット ワンオーナー車には安心感というメリットがある反面、以下のようなデメリットも考えられます。 価格が高め ワンオーナー車は人気がある分、価格は高めになる傾向があります。ワンオーナーであることの安心感よりも価格を優先したい方にとっては、ワンオーナー車を選ぶデメリットは大きいと言えるでしょう。 車の状態が悪いケースもある 過去の所有者が車を乱暴に運転する人や、点検整備を気にしない人であった場合には、車の状態が悪くなっている可能性が考えられます。ワンオーナー車でもボディや内装にキズや凹みなどが多い車であれば、乱暴に扱われた車かもしれません。購入する際には車の状態について、入念に確認しましょう。 ワンオーナー車を選ぶときのポイント ワンオーナー車だからといって、必ずしも安心して乗れる車であるとは言い切れません。以下に示す点について、忘れずに確認しましょう。 修復歴を確認する ワンオーナー車であっても、事故などで大きな修復歴があれば、今後の使用に影響を及ぼす可能性があるかもしれません。車には車両の構造や走行に関わる修復を行った際には、記録を残すことが義務付けられています。今後の使用に影響しそうな修復を受けていないかどうか、必ず確認しましょう。 内装や外装などをチェックする 内装や外装などを細かくチェックすると、その車が丁寧に扱われたかどうかを判断することができます。比較的新しいのに内装や外装に多くのキズなどの劣化があれば、その車は乱暴に扱われてきた可能性があるかもしれません。 中古車鑑定書を確認する 中古車には「中古車鑑定書」という、第三者機関が発行する鑑定書がつけられている場合があります。日本自動車鑑定協会というNPO法人や、一般財団法人の日本自動車査定協会が、公平な査定を行った上で、鑑定書や査定証を発行しています。第三者機関の専門家が、公平な立場で評価した車であれば、安心して購入しやすくなります。 ワンオーナー車が向いている人 ワンオーナー車は、気に入った中古車を手に入れて、今後長く丁寧に運転したいと考える人には向いているでしょう。丁寧に扱われたワンオーナー車を見つければ、購入後も安心して長く乗り続けることができるはずです。 ワンオーナー車が向いていない人 ワンオーナー車が向いていない人は、とにかく初期費用を抑えて中古車を手に入れたい人、あらかじめ比較的短い間だけしか、その車を所有する予定がない人などです。
車を買い替えるための検討や、中古車選びをする際に気になる情報の一つに、走行距離があります。車の走行距離は使用期間とともに増えていくので、一概に数値の大きさだけでは比較できませんが、車の特徴や使われ方などを推定する材料になります。本記事では車の走行距離と、買い替えるタイミングや中古車を選ぶ際の目安について、詳しく解説します。 1年の走行距離の目安 日本における1年間の車の走行距離は、1万kmが目安とされています。1年間で1万kmと言われているのは、日本人の車の使い方からも容易にイメージできるでしょう。ただし、この目安には仕事で使用する車は含まれていません。主な車の3つの代表的な使い方別に、走行距離の目安について解説します。 通勤に使用する場合 通勤での往復距離は、20kmから60km程度が現実的ではないでしょうか。1年間の出勤日を240日と仮定すると、通勤による年間の走行距離は4,800kmから14,400kmになります。 通勤+週末の外出に使用する場合 普段の車を通勤+週末の外出に使用する場合の走行距離は、外出頻度と移動距離に大きく依存します。 例えば、往復100km程度の移動が月2回の場合の走行距離は、1年間で2,400kmです。これに通勤距離の4,800km~14,400kmを加えると、7,200km~16,800kmが目安になります。 仕事で使用する場合 仕事で使われる営業車やレンタカーの走行距離は、車によってかなり差があると考えられます。特にタクシーや長距離輸送で使われるトラックは、1年間の走行距離が長くなるでしょう。 中古車として流通する可能性がある車に限定し、一例として営業所近くの客先を廻る営業車で考えてみます。移動中の平均時速を30km/h、移動時間を3時間とすると1日の走行距離は90kmです。営業日が年間240日とすると、年間の走行距離は21,600kmになります。 このように、仕事で使用する車の場合、年間走行距離が1万kmを大きく超えることが多いでしょう。 売却時の走行距離別の特徴 車を売却する際には販売店やディーラー、車の買取専門業者から買取価格の査定を受けます。車の下取りとして査定を受ける際に、あなたの車はどのように見られるのか?走行距離から3つのグループに分けて解説します。 〜3万km 走行距離が3万km以内で、かつ新車登録から3年以内の車であれば、まだ新しい車として評価されるでしょう。タイヤやブレーキパッド、ベルト類などの寿命は残っており、中古車としても価値が高いと判断されます。 〜5万km 走行距離が5万km以内で、かつ新車登録から5年以内の車であれば、ある程度使用された車と見なされるでしょう。平均的に使われた車であるものの、通常の範囲内でのメンテナンスや部品交換を行えば、中古車としても十分に価値がある車であると考えられます。 〜10万km 走行距離が10万km程度の車は、新車登録からの年月にかかわらず、かなり走り込んだ車として扱われるでしょう。走行距離が10万km程度になると、交換が必要になる部品が増えてきますし、交換が求められる部品も、高額なものが多くなります。 先ほどの車の使い方の想定からも、10万kmを走行するには、毎日比較的長い距離を走っている車でも、5年程度は経過していると考えられます。中古車としての価値は、よほどの人気車種でない限り、一般的には低い評価をされると考えておきましょう。 中古車選びでも走行距離に注目しよう ここまでは走行距離を、車を売却する立場から考えてきました。逆に中古車選びをする際にも、走行距離から車の特徴を推定することができるでしょう。1年間の走行距離を1万kmを目安として、走行距離と新車登録からの年月をあわせて考えれば、その車が日々長い距離を走行した車なのか、それとも週末など限定的に使用された車なのかを推定する材料になります。 車の寿命と走行距離の関係 車の寿命と走行距離には、概ね関係があると考えてよいでしょう。車は走行することによって、さまざまな部品が摩耗します。また、エンジンからの発熱によって、劣化が進行する部品もあります。ただし走行距離が短いからといって、車の寿命が伸びるわけではありません。停車した状態が長く続くことによって、調子が悪くなる場合もあります。先に想定したとおり、年間で5,000kmから20,000km程度で使われている車が、適正に寿命を消費できている車と考えてよいでしょう。 車の状態に影響する走行距離以外のポイント 車の状態に影響する要因には、走行距離以外にも車の使用環境、保管環境も影響します。例えば以下の3つの要因が考えられます。 沿岸部 車の保管環境も車の状態に影響する因子の一つです。まず沿岸部などの潮風が吹く地域では、錆が発生しやすくなります。車のボディであれば塗装されており、鉄部品にもめっきが施されていますが、長く潮風にさらされれば、比較的早期に錆が発生してしまいます。 直射日光 直射日光に長く曝されれば、塗装やプラスチック部品の劣化が進行します。ヘッドライトが黄ばんだり曇ったりするのは、太陽光の紫外線を多く受けた結果です。タイヤなどのゴム部品も、直射日光の紫外線の影響を受けやすい部品と言えます。 カバーの着用 近年では少なくなりましたが、車全体を覆うカバーの使用も、車に悪い影響を与えてしまう可能性があります。ボディにチリやホコリが付着した状態でカバーを引きずるようにかけると、チリやホコリでボディの塗装面を擦ってしまいます。また雨天時などにはカバーによって湿気を溜め込んでしまい、錆の早期発生に繋がりかねません。
車の購入先や購入時の流れ、事前準備など、気になることが多々あるのではないでしょうか。今回は、車を購入するときの流れや必要な書類、購入時の注意点などを解説します。車を購入するときの参考にしてみてください。 車の購入先の種類 車の購入先は主に4つです。ここからは、車を買える場所について紹介します。 ディーラー ディーラーは、正規販売店です。メーカーの看板を掲げている販売店がディーラーとなります。また、ディーラーでは新車だけでなく中古車を取り扱っている場合もあります。そのため、購入したいメーカーや車種が明確な場合は、ディーラーで購入するとよいでしょう。 サブディーラー サブディーラーは、メーカーから仕入れた車を販売する店舗のことです。複数のメーカーを取り扱っているケースが多いため、車を比較して購入したい場合は、サブディーラーで購入するとよいでしょう。 中古車販売店 中古車販売店は、文字通り中古車を販売している店舗のことです。複数のメーカーを取り扱っていたり、SUVやスポーツカーなどジャンルに特化したりしている場合もあります。 予算の都合により新車で購入できない車を買えることも、中古車販売店の魅力といえるでしょう。加えて、納車までの時間が早いケースが多いため、いち早く車を手にいれたい場合にもおすすめです。 オークション オークションは、業者向けオークションに参加できる業者にオークション代行を依頼して、希望する車を落札してもらう方法です。ただし、実車を確認せずに購入することになるため、希望条件をしっかりと伝える必要があります。また、悪徳業者もいるため、業者選びも慎重に行わなければなりません。そのため、初心者には向いていない購入方法といえるでしょう。 車の購入の流れ ここからは、車を購入するときの流れについて紹介します。 1.購入する車の目星をつける まず、購入する車の目星をつけましょう。目星をつけるときは、新車と中古車のどちらを購入するか、車の形や乗車定員といった車に求める条件、予算などから絞り込みます。最終的に数台になるまで絞り込んでから販売店に足を運びましょう。 2.販売店に相談する 販売店に出向き、セールス担当者に車の購入を検討していることを伝え、実際に車を見たり乗ったりします。また、不満や不足がないか確認しましょう。 3.見積もりを取る 見積もりをとって、予算オーバーしていないか確認しましょう。また、購入方法もあわせて相談し、一括で買うか分割で購入するのか決めましょう。 4.購入を確定する 候補に挙げていた車をすべて見て、見積もりを比較したうえで購入する車を確定します。購入を確定する時点で用意する書類や物などはありません。実際に注文してから、必要な書類を揃えることになります。購入を確定したときに、料金をいつまでに支払うのか確認しておきましょう。 5.料金を支払う 購入を確定した際に取り決めた期日までに料金を支払います。料金を振り込むときには、銀行の営業日に気をつけてください。支払期日を土日・祝日にした場合は、早めに振込み手続きを行い、期日に遅れないようにしましょう。 6.納車 料金の支払いが済んだら、納車されるのを待つのみとなります。納車の際に手渡す書類や車両などがある場合には、忘れないよう注意しましょう。 車を購入する際の必要書類 ここからは、車を購入するときの必要書類を説明します。 新車購入 新車を購入するときには、印鑑証明書、車庫証明書(販売店に代行してもらうことも可能)、実印、委任状(販売店が用意)などが必要となります。必要な枚数は、購入方法によって異なるため販売店に確認してください。 中古車購入 中古車を購入する際も新車と同じように、印鑑証明書、車庫証明書、実印、委任状などが必要となります。中古車は、新車より納車までの時間が短いケースが多いため、書類は早めに揃えることをおすすめします。 オークション オークションの場合も、印鑑証明書、車庫証明書、実印、委任状などが必要となります。 車を購入する際のポイント ここからは、車を購入する際のポイントについて解説します。 必要に応じて相見積もりを取る 必要に応じて相見積もりをとりましょう。 販売店は、掲げている看板が同じでも運営会社が異なることがあります。運営会社が異なれば、割引やその方針などにも違いがあるため、新車を購入する際は、販売店の運営会社を調べて、相見積もりをとるとよいでしょう。 中古車は品質を見極める 中古車を購入する際は、品質をしっかりと見極めてください。 車の外観だけでなく、内装の状態、ドアの開け閉めの具合、エンジンルームやトランクルームの汚れや臭いなど、細かくチェックして、納得できた場合にのみ購入しましょう。 ローンを組む場合は総返済額に注意する ローンを組んで車を購入するときは、総返済額に注意しましょう。 ローンの場合、予想以上に金利が高く、月々の支払額は抑えられていても総支払額が高額になるケースも珍しくありません。総支払額が高い場合には、金利が安いプランを検討したり、頭金を多く入れたりしましょう。 また、近年では数年後の残存価額を引いた金額を分割する残価設定型ローンもあります。月々の支払額を抑えたい方は、残価設定型ローンも検討してみてください。 必ず試乗する なるべく試乗してから購入を決めましょう。モデルによっては試乗できない車もありますが、多くの場合は試乗車が用意されています。そのため、一度でもいいので、実際に走行して運転感覚や乗り心地を確かめましょう。購入した後で後悔しないためにも、試乗をしてから契約することをおすすめします。
旧車の洗車をするときは、塗装の状態、パーツの素材、経年劣化などに注意しなければなりません。今回は、旧車を洗うときの注意点やコツを解説します。旧車の所有者はもちろん、これから旧車を手に入れようと考えている方も参考にしてみてください。 旧車を洗車する前に素材を確認しよう 洗車をする前には、塗装やボディの状態、装着されているパーツの素材、ゴム部品や樹脂パーツのコンディションなどを確認しましょう。 車の状態に合わない方法で洗うと、錆びや水漏れ、水たまりが起きる恐れがあります。車の状態に応じて、水を使う場所と水の使用を控える場所を分けなければなりません。 また、車の状態を悪化させないために、水をバシャバシャかけたり、高圧洗浄機を使ったりしないようにしましょう。 旧車の洗車方法のポイント ここからは、旧車を洗車するときのポイントを紹介します。 ワックスがかかっている場合は水拭きがメイン ワックスがけをしてある場合は、水分を多く含ませたクロスで汚れを拭き取りましょう。乾いたクロスを使うときは、水拭きのあとに使います。最初から乾いたクロスで拭いてしまうと傷つく可能性もあるため、水拭きをしてから乾拭きすることが大切です。また、キズが付きにくいマイクロファイバークロスを使いましょう。 ワックスなし&ひどい汚れは水洗い ワックスがけがされていない車や汚れがひどい車は水洗いをします。水洗いをするときは、弱い水圧で水をかけたりバケツで優しく水をかけたりしましょう。また、使う水の量は最小限にして、車の隙間などに水が溜まらないよう注意が必要です。 部位によって洗い方を変える 部位によって洗い方を変えましょう。ボディはスポンジで洗い、ホイールは柔らかいブラシというように、部位によって洗車用品を使い分け、車を傷めないようにすることがポイントです。また、ホイール用の洗剤とボディ用の洗剤を使いわけるのも、旧車を洗車するときのコツとなります。 旧車の洗車後の扱い方 ここからは、旧車を洗車した後の扱い方について解説します。 走らせて水分を蒸発させる 洗車をしたあとは、水分を飛ばしましょう。水を使って車を洗うと、ボディの隙間やグリルの取り付け部、エンジンルームやトランクルームの底などに水分が残ってしまいます。これらの水分を車を走らせて飛ばしたり、ブロワーで飛ばしたりして、錆びないようにしておきましょう。 コーティングする 洗車後にコーティングをしておくと、汚れが付着しにくくなったり、次回の洗車がしやすくなったりします。また、艶が出たり、ボディの保護ができたりするため、洗車後はコーティングをしておきましょう。
成人式へ参加するときに、かっこいい車で行きたいと思う人も多いことでしょう。一生に一度の晴れ舞台で注目を浴びたいと思うことは不自然なことではありません。今回は、成人式に車で行くとかっこいいのか、成人式に乗っていくのに人気の5選について解説します。成人式に行く予定の方は参考にしてください。 成人式に車で行くとかっこいいって本当? 成人式は、大人に仲間入りして初めての一大イベントです。久しぶりに旧友と再会することもあり、せっかくだからはめを外したい気持ちもあるでしょう。しかし、大人としての余裕と節度を守ることが、周囲からかっこいいと思わせるポイントと言えます。 例えば、駐車場や乗りつける場所がない会場に、無理やり車で侵入することは逆にかっこ悪いと言えるでしょう。マナーを守ることやスマートな所作こそ、大人のかっこよさをアピールすることにつながります。成人式に乗っていく車も、そのような視点で選ぶと好印象を与えられるでしょう。 車の所有は「自立」をイメージさせるものであり、お金持ちアピールのためのものではありません。周りの視線を気にして背伸びするのではなく、自分のライフスタイルや趣向にあった車に乗ることこそ大人のかっこよさといえるでしょう。 成人式で避けた方がいい車はある? 軽自動車やレンタカーを成人式に乗っていくのは避けた方がいいという見解があります。確かに見栄を張ることが目的ならそのとおりかもしれません。しかし、自分らしさや大人としてのスマートさをアピールする観点からは、気にする必要はないでしょう。それよりも清潔感や日頃からしっかりとメンテナンスしていることのアピールが重要です。 車は第二の自室と呼ばれているため、メンテナンスや洗車ができているかどうかからは、人間性を垣間見ることができます。ボロボロでろくに洗車もしていない車よりも、清潔感に溢れてほのかに心地よい香りがする車の方が華やかな成人式には似合っているでしょう。同じ理由で違法改造車や、いわゆる痛車も避けた方が無難です。 成人式に乗っていくのに人気の車5選 続いて、成人式に乗っていくのに人気の車を5つ紹介します。 トヨタ 86 トヨタ 86は、トヨタが生んだFRスポーツカーです。2代目からはトヨタのグローバルスポーツとしてGR86へと改称されました。スポーツカーにありがちなスパルタンなデザインではなく、幅広い年齢層や女性にも人気が高いモデルです。ボクサーエンジンによる低重心や前後重量配分53:47というこだわりにより、高いコントロール性能で走りも楽しめます。 トヨタ アクア トヨタ アクアは、トヨタのコンパクトハイブリットカーです。リッターあたり30kmをはるかに超える低燃費で、新車でも安価なために発売以来高い人気を誇っています。実用面でも運動性能とラゲッジルーム容量を高水準で兼ね備えており、個性的ながら汎用性の高いデザインは親しみやすく好印象を持たれるでしょう。 スバル インプレッサスポーツ スバル インプレッサスポーツは、スバルの5ドアハッチバックです。流麗なデザインとボクサーエンジンによる低重心設計で走りも楽しめ、レジャーでも使い勝手のよいパッケージングに仕上がっています。先代・現行型ともに高級感のあるデザインのため、成人式では落ち着きのある大人を演出できます。 日産 ノート 日産 ノートは、日産のグローバルモデルとなる5ドアハッチバックです。ガソリンエンジンで発電するe-POWER仕様車は、低燃費でモーターによる加速も楽しめます。アクティブなデザインで存在感があるため、成人式でも注目が集まる車です。 マツダ CX-3 マツダ CX-3は、マツダの5ドアコンパクトクロスオーバーSUVです。落ち着きのある室内空間や使い勝手のよいサイズで、パーソナルユースには最適な車といえるでしょう。特徴的でいて美しいデザインは存在感も高く、成人式でも大人のセレクトとして好印象を与えます。 成人式に乗る車は新車じゃないとダメ? 成人式に乗る車は、必ずしも新車である必要はありません。身の丈に合わない高価な車に乗っていると、「親に買ってもらったの?」と思われてよい印象は持たれないでしょう。また、中古車で安く購入していても、清潔感の溢れる車は人柄を表し好印象を抱かれます。背伸びせずに自然体である方が、堅実さや誠実さをアピールすることになるでしょう。
スピードの速さ、スタイリングの良さ、エンジン音。スポーツカーには多くの魅力が詰まっています。しかし、スポーツカーは普通車よりも早く廃車になりやすいという事実をご存じですか?この記事ではスポーツカーがなぜ廃車になりやすい理由と廃車にしないで高く売るための方法を紹介します。 そもそもスポーツカーってどんなクルマ? まずはスポーツカーの特徴をつかんでおきましょう。 高性能なエンジンを搭載している スポーツカーの大きな特徴としてあげられるのは、高速走行を可能にするための高性能なエンジンが搭載されている点です。ターボをつけたり回転数を高めることで馬力を上げています。軽自動車は64馬力のものが多いですが、スポーツカーになると300馬力以上出るモデルも珍しくありません。 よく曲がり、よく止まる クルマの速度が上がると、カーブで曲がりづらくなるほか、ブレーキの制動距離も伸びてしまいます。そのため、スポーツカーはハンドリングをよくするためにハンドルの遊びを減らし、空気の力で車体を地面に押さえつけてグリップ力を稼ぐように設計されています。また、制動距離を短くするために強力なブレーキが搭載されている点もスポーツカーならではのポイントでしょう。 乗りこなすためには高度なテクニックが必要 高性能なスポーツカーは一般車と比較するとアクセル操作、ハンドル操作、ブレーキ操作が難しいです。サーキットやラリーなどのレースで勝つためのクルマであるため、日常の速度域では扱いづらくなっています。また、車高が低く運転席からの視界が悪いスポーツカーも少なくありません。 なぜスポーツカーは廃車になることが多いの? スポーツカーの特徴を紹介しましたが、なぜ廃車になることが多いのでしょうか。ここからはよくある原因を解説します。 一般車よりもエンジンに負荷がかかる スポーツカーはその力を最大限まで引き出して走行する場面も多く、エンジンにどうしても大きな負荷がかかってしまいます。エンジンはクルマのパーツの中でも特に高価で、万が一壊れてしまうと驚くべき金額を提示されるかもしれません。故障のリスクとメンテナンス費用の2つの観点から維持が難しく、廃車になってしまうケースが多いようです。 車体にも大きな負荷がかかる 高速域でクルマを意のままに操るため、空力やブレーキによる大きな力が車体にかかってしまいます。走っているだけで車体にダメージが蓄積されていきます。一般車よりもスポーツカーは強固に作られているものが多いですが、比例して負荷も大きくなりがちです。そのため、不具合や故障が発生しやすく、維持が難しいといわれています。 事故車が多い スポーツカーは任意保険が高くなるという話を聞いたことはありませんか?任意保険料は車種ごとに事故率を考慮して算出されるため、事故の多いクルマは保険料が高くなってしまいます。逆に考えると、保険料の高さは事故率の高さを表しているともいえるのです。。低速度域での事故であれば修理して引き続き乗れますが、先述の通りスポーツカーは高速度域での走りを楽しむクルマです。そのため、事故を起こしてしまうと廃車になる可能性が上がってしまいます。 スポーツカーを高く売るなら旧車王 一般車よりも負荷がかかり事故率も高いスポーツカー。もし乗る機会が少なくなったとしても、廃車以外に売却するという選択肢もあります。旧車王にお任せいただければスポーツカーの高価買取が可能です。ここからはその理由を説明します。 スポーツカー買取実績が豊富である 今、国産スポーツカーブームが起きています。人気映画ワイルド・スピードをきっかけにスープラやスカイラインGT-R、マツダRX-7など1990年代〜2000年代あたりに発売された少し年式の古いスポーツカーは需要が高いです。特にマニュアル車や限定車だと買取価格が跳ね上がる場合もあります。旧車王はスポーツカーの買取実績が豊富でクルマの評価ポイントを熟知しているため、高価買取することが可能になります。 自社でパーツ供給から修理・修復まで可能である 一般買取店だと、不具合があるスポーツカーは査定額が低く見積もられてしまうことがあります。故障した状態だと、市場で値上がりしない可能性が高いからです。しかし、旧車王のグループにはパーツ供給部門と整備部門があります。そのため、スポーツカーに不具合があっても、自社での修理・修復が可能です。ただ故障箇所を直すだけではなくより価値を高めてから市場に流通させるため、買取時にも他社より高い金額を提示できます。高。 改造車でも買い取ることが可能 スポーツカーはカスタムをしてさらに性能を上げている個体が多いです。一般的に改造車は査定額が低くなるといわれています。しかし、旧車王ならカスタムに熟知している鑑定士が在籍しているため人気メーカーのカスタムパーツが使われている場合は高額査定につながることもあります。
スカイラインといえば、日産を代表する優れた走行性能を誇る乗用車です。なかでも6代目のR30系は、人気テレビドラマシリーズ「西部警察」に登場し人気を集めました。近年の「旧車ブーム」が追い風となりR30系スカイラインの注目度はさらに高まっています。しかしR30系スカイラインは最終型でも30年以上前のクルマ。「古いクルマは維持費がいくらかかるんだろう……」と心配の方も多いのではないでしょうか。この記事ではR30系スカイラインにかかる維持費について解説いたします。 R30系スカイラインの特徴 R30系は1981年から1985年まで製造・販売された6代目のスカイラインです。前期型はテレビドラマ「西部警察」のパトカー、後期型のRSグレードはフロントフェイスの見た目から「鉄仮面」と呼ばれ話題になりました。鉄仮面は独特の現代のクルマにはない独特のデザインで人気を博しています。 R30系スカイライン維持費の内訳 続いて、R30系スカイラインの維持費について5項目に分けて解説します。 燃料代 R30系スカイラインには6種類のエンジンが存在します。今回は人気の高い後期型RSグレード「鉄仮面」を例に燃料代を算出しましょう。 10.15モードのカタログ燃費は10.2km/リットルです。実燃費は2km/リットルほど悪いといわれています。 ここからは金額をシミュレーションします。 人気の鉄仮面を通勤で使用し月間1,000km走行した場合、レギュラーガソリンは約125リットル使用(*1)することになり、燃料代は20,337円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は244,050円(*2)です。*1 燃費は8km/リットルで算出 ※実燃費で算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 自動車税 R30系スカイライン(鉄仮面)の自動車税はいくらかかるのでしょうか。 2022年12月現在、1.5リットル超~2.0リットル以下の自動車税は39,500円/年です。鉄仮面は車齢が13年を超えるため、自動車税は重課税され45,400円かかります。(*3)*3 2019年9月30日以前に新車登録した場合 任意保険 R30系スカイライン(鉄仮面)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約36,000円/年でした。車両保険は付帯できません。 鉄仮面は中古市場で500万円以上の値がついている場合も多いです。しかし一般的な保険会社はそうしたプレミア価格を考慮しません。古いクルマのため、値段がつかないものとして扱われてしまいます。価値の高い旧車を運転する際は、事故を起こさないよう安全運転を心がけましょう。 車検 次に、R30系スカイライン(鉄仮面)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:119,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します R30系スカイライン(鉄仮面)の重量税は、1.0トン超~1.5トン以下に区分にされます。この区分の税額は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した個体は2段階の重課税により37,800円に上がります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要なことが予想でき、車検代が跳ね上がる可能性が考えられるでしょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。R30系スカイライン(鉄仮面)のメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばいいでしょう。鉄仮面のタイヤ交換が発生する場合は数万円以上かかるケースもあります。 R30系スカイライン(鉄仮面)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、R30系スカイライン(鉄仮面)の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のR30系スカイライン(鉄仮面)年間維持費>燃料代:244,050円自動車税:45,400円任意保険:36,000円車検:59,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:435,255円 月額では36,270円程度です。通勤で使用しない場合は燃料代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代がかかります。 R30系スカイライン(鉄仮面)の維持費が高いと思った時の対処法 自動車税と重量税がかさむため、旧車の維持にはそれなりに費用がかかります。もし、R30系スカイライン(鉄仮面)の維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないといわれていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。