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旧車の売買と鑑定市場

自賠責保険はなぜ強制加入なのか?契約内容や加入しない場合に生じる事態を解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.04.21

自賠責保険はなぜ強制加入なのか?契約内容や加入しない場合に生じる事態を解説

「クルマやバイクを買うとなぜ自賠責保険に加入しなければならないのか」と疑問に感じたことがある人は多いのではないでしょうか。 自賠責保険は、事故の被害者を救済するためにクルマを運転するすべての人に加入が義務づけられている保険です。未加入でクルマを運転すると法律で罰せられる他、事故発生時に自身の資産では賄えないほどの賠償責任を負う恐れがあります。 この記事では、自賠責保険が必要な理由や加入しない場合の影響、契約の仕組みや任意保険との違いなどについて詳しく解説します。 自賠責保険はなぜ必要? 自賠責保険は「自動車損害賠償保障法(以下、自賠法)」により、事故による被害者の救済を目的としてすべての自動車やバイクに加入が義務づけられる保険です。根拠となる条文は以下のとおりです。 第1条:この法律は、自動車の運行によって人の生命又は身体が害された場合における損害賠償を保障する制度を確立することにより、被害者の保護を図り、あわせて自動車運送の健全な発達に資することを目的とする 第5条:自動車は、これについてこの法律で定める自動車損害賠償責任保険又は自動車損害賠償責任共済の契約が締結されているものでなければ、運行の用に供してはならない また、自賠法の第3条ではクルマの人身事故で相手にケガを負わせたときや死亡させたときは、そのクルマを運転していた人に損害を賠償する責任があると定められています。 第3条:自己のために自動車を運行の用に供する者は、その運行によって他人の生命又は身体を害したときは、これによって損害を賠償する責めに任ずる 自賠責保険に加入していると、被害者がケガをしたときや後遺障害を負ったとき、亡くなったときに一定金額を上限に保険金が支払われます。 事故の加害者は受け取った保険金をもとに損害を賠償することが可能です。もし自賠責保険がないと加害者が十分な賠償資力を持たない場合、被害者は必要な補償を受けられない恐れがあるため、すべての車輌に加入が義務づけられています。 引用:e-gov 法令検索「自動車損害賠償保障法」 自賠責保険が誕生した背景 戦後の日本ではクルマを持つ人が急激に増え、それにともない交通事故も増加しました。 しかし、加害者の多くは被害者に十分な賠償金を支払えるだけの経済力がなく、交通事故でケガをしたり亡くなったりしても泣き寝入りせざるを得ないことも多くありました。 また、当時の民法では「事故が加害者の故意(わざと)または過失(不注意)によって発生した」ことを被害者側が証明する必要がありました。法律の専門知識がないために、損害賠償の請求を諦めた人も少なくなかったようです。 こうした問題を解決するためには、主に以下の2点が必要でした。 ・事故の立証責任を加害者に転換させる法的な整備 ・加害者に十分な賠償能力がなくても被害者が最低限の補償を受けられる仕組み そこで、1955年に自賠法が制定され自賠責保険に加入していない車輌の運行は禁止されることになりました。 自賠責保険がないとどうなる? 自賠責保険に加入しないままでは車検を受けられないため、公道を走行できません。また、未加入の状態でクルマを運転すると、以下の刑事罰と行政処分が科せられます。 ・1年以下の懲役または50万円以下の罰金 ・違反点数6点・免許停止処分 クルマの運転中に人身事故を起こしても保険金が支払われないため、加害者と被害者に以下のような影響が生じる可能性があります。 加害者は多額の損害賠償請求を受ける 事故の加害者が自賠責保険に加入していないと、高額な損害金をすべて自己負担することになる可能性があります。 たとえば、交通事故の被害者が亡くなり、2,000万円の損害賠償を請求されたとしましょう。自賠責保険に加入していれば、人身事故の被害者が死亡したとき最高3,000万円の保険金が支払われるため、賠償金の全額をカバーできます。 一方、自賠責保険に未加入の場合は保険金は支払われないため、2,000万円の賠償金を加害者が全額負担しなければなりません。 加害者が自賠責保険に加入していなかった場合、被害者が政府保障事業を請求すると、国土交通省が代わりに被害者の損害をてん補することがあります。しかし、加害者の賠償責任が免除されるわけではなく、国から損害賠償を請求されます。 加害者が弁済しない場合は訴訟を起こされ、最終的には自動車や不動産、給与などが差し押さえられてしまうでしょう。 被害者は生活や仕事に大きな影響を受ける 自賠責保険に加入していない場合、原則として被害者は治療費や通院の交通費などを一時的に自己負担することになります。 事故の被害者は、加害者に対して損害賠償を直接請求することも可能です。しかし、加害者側に十分な支払い能力がないと、被害者は十分な賠償金を得られず、治療費や生活費を支払うために多額の貯蓄を切り崩さざるを得なくなる可能性があります。 大ケガを負ったことで仕事ができなくなり、収入の減少が続いて被害者とその家族の生活が苦しくなる場合もあります。 また、加害者との示談交渉や示談手続きを弁護士に依頼したり訴訟を提訴したりすると被害者側の手間や金銭的な負担はさらに増えてしまうでしょう。 被害者に多大な迷惑をかけないようにするためにも、自賠責保険には必ず加入することが大切です。 自賠責保険の契約内容 続いて、自賠責保険の補償対象や保険金額、保険料などについて詳しく解説します。 対象 自賠責保険の補償対象となるのは人身事故による損害賠償に限られます。 自賠責保険に加入するクルマが事故を起こし、相手がケガや後遺障害を負ったとき、または死亡したときに保険金が支払われます。 事故相手のモノを壊したことによる損害や運転者自身と同乗者のケガ、事故車輌の修理代などは補償されません。 保険金額 自賠責保険の保険金額(支払限度額)は、被害者1名につき以下のとおりです。 ・死亡による損害:3,000万円 ・後遺障害による損害:障害の程度に応じて75万〜4,000万円 ・傷害による損害:120万円 上記金額を上限として、実際の損害額が支払われます。 後遺障害による損害の場合、障害の程度に応じた第1〜第14級の等級に応じて保険金額が決まります。 自賠責保険の保険金は、原則として加害者がまず損害賠償金を支払った後で損害保険会社に請求をします。加害者が不誠実な場合や示談交渉が難航するときは、被害者が保険会社に損害賠償額を直接請求することも可能です。 保険料 自賠責保険は事故の被害者を救済することを目的とした社会的保障の性格がある保険であるため、保険料には保険会社の利益が含まれません。これを「ノーロス・ノープロフィットの原則」といいます。 また、自賠責保険の保険料は、車種や契約期間などで異なります。2023年4月1日以降に補償が始まる契約の場合、自家用乗用車普通自動車と軽自動車の保険料は以下のとおりです。 (単位:円) 契約期間 普通自家用自動車 軽自動車 12ヶ月 11,500 11,440 13ヶ月 12,010 11,950 24ヶ月 17,650 17,540 25ヶ月 18,160 18,040 36ヶ月 23,690 23,520 37ヶ月 24,190 24,010 ※沖縄県、離島など一部地域については上記と異なります。 契約期間 自賠責保険の契約期間は、1〜37ヶ月のあいだで車検の有効期間をカバーする範囲内で設定します。 自家用乗用車の場合、車検の有効期間は新車登録から3年間で以後2年ごとです。自賠責保険の契約期間は、一般的に車検の有効期間+1ヶ月に設定します。 これは、車検の有効期間が満了日の24時で切れるのに対し、自賠責保険は満了日の12時までが期限であり、12時間の無保険期間が生じないようにするためです。 たとえば、車検の有効期間が2年の場合は自賠責保険の契約期間は25ヶ月、3年の場合は37ヶ月に設定します。 自賠責保険の保険金が支払われないケース 自賠責保険に加入しても以下の場合では保険金が支払われません。 ・契約者または被保険者の悪意(故意が明白であること)による場合 ・重複契約の場合 ・加害者である運行供用者(※1)および運転者に責任がない場合 ・電柱に自ら衝突するようないわゆる自損事故で死傷した場合 ・自動車の運行(※2)による死傷ではない場合 ・被害者が他人(※3)ではない場合 参照:一般財団法人 日本損害保険協会「損害保険Q&A」 ※1.自賠法第3条の自己のために自動車を運行の用に供する者※2.人または物を運送するしないにかかわらず、自動車を当該装置の用い方に従い用いること。走行、駐停車だけでなく自動車に構造上設備されているすべての装置を本来の目的にしたがって使用する場合(例:クレーン車のクレーン操作)も含む※3.運行供用者および運転者以外の者 たとえば、被害車輌がセンターラインをオーバーしたことで発生した事故や被害車輌の信号無視による事故などは、自賠責保険の補償対象外です。 2つ以上の自賠責保険を重複契約している場合、契約日が最も早い契約から保険金が支払われます。その他の自賠責保険から保険金は支払われません。 自賠責保険の契約方法 自賠責保険の加入や更新、解約をする際の手続きは以下のとおりです。 加入方法 新車や車検が切れている中古車を購入する場合、ディーラーや中古車販売店などが自賠責保険の加入手続きを代行してくれるのが一般的です。車検が残っている中古車の場合、購入時に自賠責保険の加入手続きは必要ありません。 軽二輪(125cc超250cc以下のバイク)や原付など車検がない車輌についても、購入店が自賠責保険の加入手続きをしてくれるケースがほとんどです。 自身でも損害保険会社の支店やクルマ・バイクの販売店などで自賠責保険の加入手続きができます。車検のない車輌の場合は、コンビニや保険会社のWebサイトで手続きをすることも可能です。 しかし、費用が安くなるなどのメリットは特にないため、基本的には販売店に任せるのがよいでしょう。 更新方法 自賠責保険の更新は、車検の際に行われるのが一般的なため、所有者自身が別途手続きする必要はありません。 軽二輪や原付など車検のない車輌は、自身で更新の手続きが必要です。損害保険会社の支店やクルマ・バイクの販売店などで更新できる他、車検のない車輌はコンビニやインターネットでも手続きが可能です。 有効期限は、車輌本体に貼られている自賠責のステッカーまたは車検のステッカーに記載されています。 解約方法 クルマを廃車にするときや自賠責保険を重複契約したときなどは解約手続きが必要です。 廃車の場合、一般的には車輌を引き取る業者に自賠責保険の解約手続きを任せられます。 自身で解約する場合は、保険会社に連絡をして必要書類を郵送します。保険会社によっては、インターネットの「One-JIBAI」で情報を入力し、必要書類をアップロードして解約手続きをすることも可能です。 自賠責保険を解約すると、残りの保険期間に応じた解約返還金を受け取れることがあります。ただし、解約返還金は基本的に払い込んだ保険料の総額を下回ります。また、残りの保険期間が1ヶ月未満の場合、返還保険料はありません. 自賠責保険に加えて任意保険への加入も重要 自賠責保険の補償は、事故相手のケガや死亡、後遺障害による損害に限られており、保険金額にも上限があります。そのため、人身事故により億単位の損害賠償を負ったときや事故相手のモノを壊したときなどは、自賠責保険のみではカバーできません。 過去には、事故の被害者が亡くなった場合や介護を要する重度の後遺障害を負った場合に、以下のような高額な損害が認められたケースもあります。 認定損害額 性別・年齢 職業 損害 約5億2,800万円 男性・41歳 医師 死亡 約3億9,700万円 男性・21歳 大学生 後遺障害 約3億8,200万円 男性・29歳 会社員 後遺障害 約3億7,800万円 男性・23歳 会社員 後遺障害 約3億6,700万円 男性・38歳 医師 死亡 約3億6,500万円 男性・14歳 中学生 後遺障害 引用:損保ジャパン「ここが知りたい、事故サービス 高額賠償事案判例(人身事故)」 人身事故による高額な損害賠償や物損事故などに備えるためには、自賠責保険だけではなく「任意保険」に加入することも重要です。 任意保険では、対人賠償責任保険の保険金額を無制限にできます。また、自賠責保険ではカバーされない、事故相手のモノを壊したときに負った損害や自身や同乗者のケガ、運転していた車輌の損害などに備えることも可能です。 また、事故相手との示談交渉サービスや弁護士費用をカバーする特約、事故車輌を指定の場所まで運搬するロードサービスなどもあります。クルマやバイクを運転する場合は、万が一の事故に備えて自賠責保険だけでなく任意保険にも加入しておくことをおすすめします。 まとめ 自賠責保険は、交通事故の被害者が必要最低限の補償を受けられるようにするために加入が義務づけられている保険です。 未加入のまま運転すると、懲役刑または罰金、免許停止処分といった厳しい罰則が科されます。また、事故を起こした際の損害賠償をすべて自己負担することになります。 たとえ自賠責保険に加入したとしても、人身事故を起こして高額な賠償責任を負ったときや、運転者自身や同乗者がケガをしたときなどには対処できません。クルマを所有している方は、安全運転を心がけるだけでなく自賠責保険と任意保険にも必ず加入しましょう。

2025年1月に2代目エスティマが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.04.21

2025年1月に2代目エスティマが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2025年1月に、トヨタの人気ミニバン「2代目エスティマ」が25年ルール解禁となりました。発売当時から革新的なデザインと優れた使い勝手で人気を博したエスティマは、25年ルールの解禁に伴い中古車価格が変動する可能性があります。 本記事では、2代目エスティマの25年ルール解禁の背景と、モデルの魅力について詳しく解説します。今後の中古車市場動向の参考としてぜひお役立てください。 2025年1月に2代目エスティマが25年ルール解禁! 2025年1月に、2代目エスティマの25年ルールが解禁されます。2代目エスティマは2000年から2006年にかけて製造されたミニバンで、初代の成功を受け継ぎながらもさらに洗練されたモデルとして市場に登場しました。 特筆すべきは、当時としては先進的だった空力性能を考慮したスタイリングと、広々とした室内空間を両立させた点です。また、4WDシステムを搭載したモデルも用意され、さまざまな使用環境に対応できる汎用性の高さも魅力でした。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入することができないのです。 しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドル車である日本車やイギリス車をそのまま輸入できるようになります。また、関税や排ガス規制も対象外になることも25年ルールの特徴です。 こうした特別ルールにより、2025年1月以降は、1990年1月に製造された2代目エスティマからアメリカへの輸入が可能となり、その後、発売月に合わせて順次輸入が解禁されていきます。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁で2代目エスティマは値上がりする? 25年ルールの解禁により、2代目エスティマの中古車価格に変動が生じる可能性があります。ただし、スポーツカーのような著しい価格高騰は考えにくいかもしれません。 その理由として、2代目エスティマは生産台数が比較的多く、スポーツカーと比較して希少性が低いことが挙げられます。しかし、良好な状態で保存されているモデルについては、一定の需要増加が見込まれるでしょう。 25年ルールが解禁される2代目エスティマの魅力 2代目エスティマの最大の魅力は、その革新的なパッケージングとデザイン性の高さにあります。全長約4.75m、全幅約1.8mという比較的コンパクトなボディサイズながら、3列シートで7、8人乗りを実現した空間効率のよさは、今日のミニバン設計の先駆けになったといえるでしょう。 パワートレインについては、2.4Lの直列4気筒エンジンと、3.0LのV型6気筒エンジンを搭載したモデルが展開され、当時としては十分な動力性能を確保していました。 これらの特徴から、2代目エスティマは単なる移動手段を超えた、ライフスタイルを彩る1台として多くのユーザーに支持されました。 2代目エスティマ以外で2025年に25年ルール解禁される車種一覧 2025年は、2代目エスティマ以外にも人気の旧車が25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁時期と特徴は以下のとおりです。 ・トヨタ WiLL Vi(1月解禁)クラシックと未来を融合した独創的なデザインをもつモデル。丸みを帯びたボディライン、バブルのようなヘッドライト、円形のリアランプが特徴的で、内装も丸型メーターなど個性的です。 ・トヨタ bB(2月解禁)トヨタ bBは2000年に登場した独特なボックス型デザインが特徴のコンパクトカーです。四角いフォルムと広い室内空間を持ち、カスタマイズ性の高さから若者に人気を集めました。1.3Lと1.5Lエンジンを搭載し、実用性とスタイリッシュさを両立させた革新的なモデルです。 ・ダイハツ アルティス(3月解禁)ダイハツ アルティスは、トヨタ カムリのOEMモデルとして登場した高級セダン。2.2L 直4エンジンによる滑らかな走りと快適な乗り心地、高い信頼性が特徴です。広い室内空間も魅力です。 ・トヨタ 2代目RAV4(5月解禁)2代目RAV4は、初代の成功を発展させたクロスオーバーSUVです。拡大したボディサイズと室内空間を持ちながらも取り回しの良さを維持しています。2.0L/1.8Lエンジンを搭載し、洗練されたデザインと実用性を兼ね備え、日常からアウトドアまで幅広く活躍します。 ・トヨタ オーパ(5月解禁)オーパは、2000年5月に発売された5ドアハッチバックです。コンパクトなサイズながらも広々とした室内を有し、ファミリー層から人気を博しました。 ・ホンダ アコード ユーロR CL1型(6月解禁)ホンダの高性能スポーツセダンとして知られる「ユーロR」は、2.2L DOHC VTECエンジンを搭載し、最高出力220psを誇ります。スポーティな走行性能と日常の使い勝手を高次元で両立させた名車として、海外でも高い評価を得ています。 ・ダイハツ アトレー7(7月解禁)アトレー7は、コンパクトなボディに7人乗りの3列シートを実現した実用的なミニバンです。1.3Lのエンジンを搭載し、スライドドアや折りたたみ可能な後部座席など、日常使いに便利な機能を備えています。 ・スバル インプレッサ WRX STI GDB型(8月解禁)スバルのラリー技術を惜しみなく投入した高性能4WDスポーツモデルです。水平対向2.0Lターボエンジンと優れた4WD性能により、あらゆる路面状況で圧倒的な走行性能を発揮します。特に雪国での需要が高まる可能性があります。 ・ダイハツ YRV(8月解禁)コンパクトながらも広い室内空間と個性的なデザイン、スポーティな走りを兼ね備えた実用性の高いモデルです。 ・30セルシオ(8月解禁)30セルシオは、2000年8月から製造されたトヨタのフラッグシップ高級セダン。4.3L V8エンジンを搭載し、世界トップレベルの静粛性と快適な乗り心地が特徴です。 ・9代目カローラ(8月解禁)9代目カローラは、2000年から2017年まで製造された大衆車です。空力性能を重視した流麗なデザインと、1.3L、1.5L、1.8Lのエンジンによる力強い走りを両立させています。 ・ホンダ スマートシビック(9月解禁)ホンダ シビックの7代目モデルです。先代よりも一回り以上大きくなったボディで、ミニバンを思わせる外観をもちます。 ・ホンダ 3代目シビックフェリオ(9月解禁)走行性能、実用性、どちらにもこだわってつくられたコンパクトカーです。VTECエンジンを搭載し、小さいボディながらハイパワーを誇ります。 ・トヨタ 110系 マークⅡ(10月解禁)高級感あるセダンフォルムと多彩なパワーユニットが特徴のモデルです。ツアラーVに搭載された1JZ-GTEターボエンジンによる280psの走行性能は多くのファンを魅了しています。 ・トヨタ オリジン(11月解禁)トヨタ生産台数1億台突破を記念して約1,000台のみ製造された限定車です。初代クラウンをモチーフにした豪華セダンとして注目を集めました。 ・マツダ トリビュート(11月解禁)マツダとフォードの共同開発によって生まれた、実用性と優れた走行性能を兼ね備えた小型クロスオーバーSUVです。 ・日産  エクストレイル(11月解禁)初代エクストレイルは最高280psのエンジンと「ALL MODE 4×4」で本格オフロード性能と日常の使いやすさを両立。スクエアなボディによる大容量荷室と実用的装備、優れた視界と収納で、クロスオーバーSUVの先駆けとして魅力的なモデルです。 ・トヨタ クルーガー(11月解禁)クルーガーは、2000年発売のSUVです。セダンの快適性とSUVの実用性を高次元で融合し、高い走行性能と乗り心地を実現しました。 ・スズキ グランドエスクード(12月解禁)グランドエスクードは、2.7LのV6エンジンと本格的な4WDシステムを搭載した、スズキのSUVです。高い走破性と日常の快適性を両立し、さまざまな路面状況に対応できます。 まとめ 2000年から2006年にかけて製造された2代目エスティマが、2025年1月に25年ルール解禁となります。革新的なデザインと実用性を兼ね備えたミニバンとして、その当時から多くのファンに支持されてきました。25年ルールの解禁により、アメリカ市場への輸出が可能となり、中古車価格にも一定の影響が出ることが予想されます。 特に、良好な状態で維持されている個体は、コレクター価値が高まる可能性があるでしょう。また、2025年には他にも、アコード ユーロRやインプレッサ WRX STiなど、人気の高性能モデルが解禁を迎えます。これらの車種については、より大きな価格変動が予想されるため、今後の市場動向に注目が集まります。 もし、お手持ちの2代目エスティマや他の旧車の売却をお考えであれば、旧車買取の専門店「旧車王」にぜひご相談ください。10年以上経過した古いクルマに特化した専門鑑定士による適正な鑑定と、自社工場での修理・修復能力により、お客様のクルマの価値を最大限に引き出します。日本全国どこでも無料で出張査定を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

2025年3月にダイハツ アルティスが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.04.18

2025年3月にダイハツ アルティスが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2025年3月に、ダイハツ アルティスがアメリカの25年ルール解禁を迎えます。トヨタ カムリのOEM供給を受けたこの高級セダンは、高い信頼性と快適な乗り心地で多くのファンを獲得してきました。日本国内では徐々に数が減っているアルティスですが、25年ルール解禁によりアメリカ市場での需要が高まる可能性もあります。 今回は、アルティスの25年ルール解禁による価格の変動と、この車輌の魅力について詳しく解説します。 2025年3月にダイハツ アルティスが25年ルール解禁! 2025年3月、ダイハツ 初代アルティスが25年ルール解禁となります。2000年3月に発売されたアルティスは、ダイハツがトヨタから供給を受けたカムリのOEMモデルとして注目を集めました。当時ダイハツのラインナップにはなかった高級セダンとして位置づけられ、上質な乗り心地とダイハツならではの手頃な価格設定が特徴でした。 アルティスという車名は「高い位置」という意味の英語「Altitude」に由来しており、その名の通り高級感を追求したモデルとして販売されました。トヨタのプラットフォームを使用しながらも、ダイハツらしい価格設定と装備内容で、セダン市場に新たな選択肢を提供した車輌です。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。通常、アメリカでは原則として右ハンドル車を輸入できません。そのため、日本車やイギリス車などの右ハンドル仕様をそのままアメリカに持ち込むことはできないのです。 しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとして登録することが可能となり、右ハンドル車である日本車もそのまま輸入できるようになります。また、関税や排ガス規制も対象外になることも25年ルールの大きな特徴です。このようなアメリカのクラシックカー登録制度(法律の例外)のことを25年ルールと呼んでいます。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でダイハツ アルティスは値上がりする? 25年ルールの解禁により、アルティスの中古車価格が上昇する可能性はありますが、他の人気スポーツモデルほどの急騰は見込めない可能性もあります。アルティスはトヨタ カムリのOEMモデルであり、アメリカ国内ではすでにカムリ自体が多く流通しているため、特別に右ハンドル仕様のアルティスを求める層は限定的かもしれません。 しかし、日本車特有の高い品質と信頼性、そして良好なコンディションで保存されている個体については、一定の需要が見込まれるでしょう。さらに、「ダイハツ」というブランドの希少性も、一部のマニアには魅力的に映るかもしれません。 25年ルールが解禁されるダイハツ アルティスの魅力 アルティスの最大の魅力は、トヨタ カムリの技術をベースにした高い信頼性と快適な乗り心地です。初代モデは2.2Lの直列4気筒エンジン(5S-FE型)を搭載し、最高出力140psを発揮。滑らかなパワー特性と低燃費を両立させた実用的なパワーユニットでした。 また、乗り心地のよさも特徴の1つでした。上質なサスペンション設定により、長距離ドライブでも疲れにくい快適な乗り心地を実現。さらに、広い室内空間は、家族でのレジャーや旅行にも最適でした。内装も高級感のある仕上がりで、当時のダイハツのラインナップのなかでは最上級の質感を持っていました。 デザイン面では、カムリをベースにしながらもダイハツ独自のアイデンティティを取り入れたフロントグリルやエンブレムを採用。シンプルで飽きのこないエクステリアは、20年以上経過した今でも古さを感じさせない魅力があります。また、当時の日本車らしい丁寧な作りと細部へのこだわりが感じられる仕上がりも、アルティスの大きな魅力といえるでしょう。 ダイハツ アルティス以外で2025年に25年ルールが解禁された車種一覧 2025年は、アルティス以外にも多くの魅力的な車種が25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁時期と特徴は以下のとおりです。 ・トヨタ WiLL Vi(1月解禁)クラシックと未来を融合した独創的なデザインをもつモデル。丸みを帯びたボディライン、バブルのようなヘッドライト、円形のリアランプが特徴的で、内装も丸型メーターなど個性的です。 ・トヨタ 2代目 エスティマ(1月解禁)2代目エスティマは、革新的な空力デザインと広々とした3列7〜8人乗りの室内空間を両立させた先進的ミニバンです。2.2Lや3.0Lエンジン、4WDモデルも用意され、実用性と走行性能を高次元で融合したモデルです。 ・トヨタ bB(2月解禁)トヨタ bBは2000年に登場した独特なボックス型デザインが特徴のコンパクトカーです。四角いフォルムと広い室内空間を持ち、カスタマイズ性の高さから若者に人気を集めました。1.3Lと1.5Lエンジンを搭載し、実用性とスタイリッシュさを両立させた革新的なモデルです。 ・トヨタ 2代目RAV4(5月解禁)2代目RAV4は、初代の成功を発展させたクロスオーバーSUVです。拡大したボディサイズと室内空間を持ちながらも取り回しの良さを維持しています。2.0L/1.8Lエンジンを搭載し、洗練されたデザインと実用性を兼ね備え、日常からアウトドアまで幅広く活躍します。 ・ホンダ アコード ユーロR CL1型(6月解禁) ホンダの高性能セダンとして人気を博したモデルです。2.2L DOHC VTECエンジンを搭載し、最高出力220psという当時としては圧倒的なパワーを発揮しました。 ・ダイハツ アトレー7(7月解禁)アトレー7は、コンパクトなボディに7人乗りの3列シートを実現した実用的なミニバンです。1.3Lのエンジンを搭載し、スライドドアや折りたたみ可能な後部座席など、日常使いに便利な機能を備えています。 ・スバル インプレッサ WRX STI GDB型(8月解禁)スバルの四輪駆動技術と水平対向エンジンの組み合わせにより、卓越した走行性能を誇るスポーツモデルです。ラリー競技での活躍もあり、世界中に多くのファンを持つ人気モデルとして知られています。 ・ダイハツ YRV(8月解禁)コンパクトながらも広い室内空間と個性的なデザイン、スポーティな走りを兼ね備えた実用性の高いモデルです。 ・30セルシオ(8月解禁)30セルシオは、2000年8月から製造されたトヨタのフラッグシップ高級セダン。4.3L V8エンジンを搭載し、世界トップレベルの静粛性と快適な乗り心地が特徴です。 ・9代目カローラ(8月解禁)9代目カローラは、2000年から2017年まで製造された大衆車です。空力性能を重視した流麗なデザインと、1.3L、1.5L、1.8Lのエンジンによる力強い走りを両立させています。 ・ホンダ スマートシビック(9月解禁)ホンダ シビックの7代目モデルです。先代よりも一回り以上大きくなったボディで、ミニバンを思わせる外観をもちます。 ・ホンダ 3代目シビックフェリオ(9月解禁)走行性能、実用性、どちらにもこだわってつくられたコンパクトカーです。VTECエンジンを搭載し、小さいボディながらハイパワーを誇ります。 ・トヨタ 110系 マークⅡ(10月解禁)高級感あるセダンフォルムと多彩なパワーユニットが特徴のモデルです。ツアラーVに搭載された1JZ-GTEターボエンジンによる280psの走行性能は多くのファンを魅了しています。 ・トヨタ オリジン(11月解禁)トヨタ生産台数1億台突破を記念して約1,000台のみ製造された限定車です。初代クラウンをモチーフにした豪華セダンとして注目を集めました。 ・マツダ トリビュート(11月解禁)マツダとフォードの共同開発によって生まれた、実用性と優れた走行性能を兼ね備えた小型クロスオーバーSUVです。 ・日産  エクストレイル(11月解禁)初代エクストレイルは最高280psのエンジンと「ALL MODE 4×4」で本格オフロード性能と日常の使いやすさを両立。スクエアなボディによる大容量荷室と実用的装備、優れた視界と収納で、クロスオーバーSUVの先駆けとして魅力的なモデルです。 ・トヨタ クルーガー(11月解禁)クルーガーは、2000年発売のSUVです。セダンの快適性とSUVの実用性を高次元で融合し、高い走行性能と乗り心地を実現しました。 ・スズキ グランドエスクード(12月解禁)グランドエスクードは、2.7LのV6エンジンと本格的な4WDシステムを搭載した、スズキのSUVです。高い走破性と日常の快適性を両立し、さまざまな路面状況に対応できます。 まとめ 2025年3月に25年ルール解禁を迎えるダイハツ アルティスは、トヨタ カムリの技術を受け継いだ信頼性の高い高級セダンです。スポーツモデルほどの価格高騰は予測しづらいものの、良好なコンディションで維持されている個体には一定の需要が見込まれます。同年には、ホンダ アコード ユーロRやスバル インプレッサ WRX STiなど人気の高性能モデルも多数解禁されるため、日本の優れた自動車技術への注目がさらに高まる年になることでしょう。 もし、アルティスをはじめとする旧車の売却をお考えでしたら、旧車専門の買取店「旧車王」にぜひご相談ください。旧車王では10年以上経過したクルマを専門に買取を行っており、クルマを熟知した専属鑑定士による適正価格での高価買取を実現しています。 また、自社工場での修理・修復により価値を最大化し、買取価格に反映させることが可能です。最短当日、無料で日本全国どこでも出張査定を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

クルマ売却に納税証明書は必要?不要なケースから取得・再発行方法まで解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.04.18

クルマ売却に納税証明書は必要?不要なケースから取得・再発行方法まで解説

クルマの売却時には、さまざまな書類が必要です。納税証明書も必要書類の1つであり、自動車税をきちんと納めていることを証明するために使用します。近年はオンラインで納税状況を確認する仕組みが整備されつつありますが、クルマの売却時に提出が必要なケースは依然として存在します。 この記事では、クルマの売却における納税証明書の役割、必要なケース・不要なケース、取得方法や紛失した場合の再発行方法について詳しく解説します。 そもそも納税証明書とは 納税証明書は、税金の納付状況などを証明する書類の総称です。税金の種別ごとに記載内容や交付請求先が異なります。クルマに関連する納税証明書といえば、毎年課税される自動車税を納付したことを証明する「自動車税納税証明書」です。 自動車税は、毎年4月1日時点におけるクルマの所有者に納税義務が課せられる税金です。同年5月頃に送付される納税通知書を使用して自動車税を納付した場合、押印された領収証書(控え)を納税証明書として使用できます。 クルマの売却時に納税証明書が必要なケース クルマの売却手続きにおいて、納税証明書の提出が必要になるかどうかは状況によって異なります。どのような場合に必要となるのか、具体的に見ていきましょう。 買取業者から提出を求められる場合 近年は納税情報管理のデジタル化が進み、運輸支局で納付状況の確認が可能になりました。買取業者が名義変更を行う際に納税確認をできるようになったため、本来は納税証明書を提出する必要はありません。 しかし、一部の買取業者はトラブル防止の観点から紙の納税証明書の提出を求めているため、事前に準備しておく必要があります。 クレジットカード納付の場合 自動車税をクレジットカードで納付した場合は、手元に領収日付印が押された納税証明書が残りません。そのため、買取業者から納税証明書の提出を求められた場合は、都道府県税事務所または自動車税事務所で交付を受ける必要があります。 なお、納付の記録が納税情報管理システムに記録されるまで、およそ1~2週間かかります。クレジットカードで納付した直後はシステムへの反映がさらに遅れ、売却のタイミングに間に合わないケースがあります。急いでクルマを売却したい場合には注意が必要でしょう。 クルマの売却時に納税証明書が不要なケース 前述のとおり、自動車税の納税確認手続きは電子化によって大きく変化しました。納税情報をシステム上で確認できるようになったため、売主が納税証明書を提出する場面は減少傾向にあります。 軽自動車税においても、2023年1月にスタートした全国統一システム「軽JNKS」の普及により、売却時における納税証明書の提出は不要になりつつあります。 クルマ売却で必要な納税証明書の取得方法 クルマの売却に際して納税証明書が必要になった場合、どのように取得すればよいのでしょうか。普通自動車と軽自動車それぞれの取得方法を紹介します。 普通自動車の場合 普通自動車における納税証明書は、自動車税納税通知書を使って金融機関やコンビニなどで自動車税を納付した際に受け取る領収日付印のある領収証書です。誤って破棄しないように注意しましょう。 インターネットバンキングなどを利用してオンラインで納税した場合、後日自動車税納税証明書が郵送されます。ただし、自治体によっては発行しない場合があるため、都道府県税事務所または自動車税事務所に交付請求を行わなければならないケースもあります。 交付請求は窓口で行うのが一般的ですが、一部の自治体では郵送による申請にも対応しています。 交付請求時には、原則として以下の書類が必要です。 ・車検証(登録番号や車台番号確認のため) ・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど) ・交付手数料(400円前後) ・印鑑 ただし、必要書類や手続きは自治体によって異なるため、事前に都道府県税事務所または自動車税事務所に確認しておきましょう。 なお、納税の記録がシステムに反映されるまで1~2週間程度の時間がかかる場合があります。納税証明書が急ぎ必要になるようならオンラインの利用は避け、金融機関等の窓口から現金で納付しましょう。 軽自動車の場合 軽自動車における納税証明書も、軽自動車税納税通知書を使用して納付した際に押印を受けた領収証書です。 オンラインで納税した場合の交付請求先は、市区町村役場の税務課等です。自治体によって対応する課が異なるため、申請前に確認しておきましょう。普通自動車と同様に窓口での交付請求が基本ですが、郵送申請に対応する自治体もあります。 交付請求時に必要な書類は以下のとおりです。 ・車検証(登録番号や車台番号確認のため) ・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど) ・交付手数料(400円前後) ・印鑑 なお、システムに納税の記録が反映されるまでに時間がかかる点は普通自動車と同じですので、急ぎの場合には現金での納付を利用しましょう。 納税証明書を紛失した場合の再発行方法 納税証明書を何らかの理由で紛失した場合は、再発行を受けられます。交付請求先は新規発行時と同じです。普通自動車なら都道府県税事務所または自動車税事務所、軽自動車なら市区町村役場の税務課等で受け付けるほか、一部の自治体ではオンラインでの再発行手続きが可能な場合があります。 提出書類は新規発行時と同じです。 クルマ売却の必要書類 クルマの売却時には、納税証明書以外にもいくつかの書類が必要です。売却手続きをスムーズに進めるためにも、これらの書類は事前に準備しておきましょう。 必要書類 備考 普通自動車 軽自動車 自動車検査証(車検証) クルマの所有者や仕様を証明する書類。原本が必要。 ○ ○ 自賠責保険証明書 強制保険の証明書。有効期限内のものが必要。 ○ ○ 自動車リサイクル券 リサイクル料金を預託済みであることを証明する書類(預託済みの場合)。 ○ ○ 印鑑登録証明書 発行から一定期間内(通常1~3ヶ月)のもの。所有者のものが必要。 ○ × 実印 印鑑登録証明書と同じ印鑑。譲渡証明書や委任状に押印。 ○ × 認印 売買契約書に押印。不要である場合もある。 × △ 譲渡証明書 クルマを譲渡することを証明する書類。実印の押印が必要。 ○ × 委任状 名義変更などの手続きを買取業者に委任する場合に必要。実印の押印が必要。 ○ △ 自動車検査証記入申請書 車検証の内容を変更する際に提出する申請書。軽自動車の名義変更に必要。 × ○ 自動車税納税証明書 納税状況を確認するため。電子化により不要なケースも多い。 △ × 軽自動車税納税証明書 納税状況を確認するため。電子化により不要なケースも多い。 × △ 住民票 車検証の住所と現住所が異なる場合に必要。(軽自動車の場合) × △ ※ △は業者によって不要になるケースがあります。 上記の書類を事前に準備しておくことで、査定から売却契約、車輌の引き渡しまでがスムーズに進みます。なお、買取業者によって必要書類が異なる場合があるため、事前に確認しましょう。 ▼関連記事はこちらクルマ売却の流れ7ステップ!注意点や必要書類も丁寧に解説します軽自動車の売却時の必要書類は?売却の流れも紹介 まとめ クルマの売却における納税証明書は、納税確認の電子化により、必要ではないケースが増えてきました。一方で買取業者の方針などを理由に、依然として提出を求められることも少なくありません。 納税証明書は、普通自動車なら都道府県税事務所や自動車税事務所、軽自動車なら市区町村役場で取得・再発行が可能です。紛失した場合も慌てずに手続きを行いましょう。 クルマの売却を成功させるためには、納税証明書だけでなく、車検証や自賠責保険証明書、印鑑証明書などの必要書類を事前にしっかりと確認し、準備しておくことが大切です。書類の準備を整え、スムーズなクルマ売却を実現しましょう。

2025年7月にアトレー7が25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.04.15

2025年7月にアトレー7が25年ルール解禁!今後値上がりする?

2025年7月に、ダイハツ アトレー7が25年ルール解禁となります。コンパクトながら3列シートを備えた実用的なミニバンとして人気を博したアトレー7は、25年ルールの解禁に伴い、中古車価格が変動する可能性があります。 本記事では、アトレー7の25年ルール解禁の背景と、このモデルが持つ魅力について詳しく解説します。アトレー7の今後の動向に関心をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。 2025年7月にアトレー7が25年ルール解禁! 2025年7月に、ダイハツ アトレー7の25年ルールが解禁されます。アトレー7は2000年7月から2004年まで製造された、ダイハツのコンパクトミニバンです。軽自動車をベースにした車体ながら、3列シートを備えた7人乗りという実用性の高いモデルとして、日本国内で広く支持されました。 アトレー7は、軽自動車のアトレーワゴンをベースにしながらも、排気量を1.3Lに拡大し、ボディサイズも拡張することで、家族のための実用車として設計された車輌です。コストパフォーマンスに優れ、使い勝手のよさから、当時の日本のファミリー層から高い評価を得ていました。 25年ルールの解禁により、このコンパクトで機能的な日本のミニバンをアメリカへ輸出できるようになるため、日本車ファンやコレクターにとって注目すべき時期となるでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できませんが、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとして登録することが可能となります。 このルールにより、日本やイギリスなどの右ハンドル車をそのまま輸入できるようになるのです。また、関税や排ガス規制も対象外になることも25年ルールの特徴です。こうした特例により、アメリカの自動車愛好家たちは、かつて手に入れることができなかった日本の名車を合法的に購入し、運転することが可能になります。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でアトレー7は値上がりする? 25年ルールの解禁により、アトレー7の中古車価格が上昇する可能性はありますが、その程度は他の人気スポーツモデルと比較すると限定的かもしれません。アトレー7はスポーツカーではなく実用的なミニバンであるため、コレクター価値よりも実用性が重視される傾向があります。  ただし、アメリカでは日本の「軽自動車文化」や「コンパクト設計の車輌」に対する関心が高まっており、小さな車体で最大限の空間効率を実現したアトレー7は、一部のバイヤーから注目される可能性があります。特に良好な状態で維持されている個体や、希少なグレード・色の車輌は、一定の価格上昇が見込まれることでしょう。  25年ルールが解禁されるアトレー7の魅力 アトレー7の最大の魅力は、コンパクトなボディサイズながら7人乗りの3列シートを実現した空間効率の高さです。全長3.8m程度というコンパクトなボディに、大人7人が乗車できる設計は、当時の日本の自動車技術の高さを示しています。 動力性能面では、1.3Lのエンジンを搭載し、最大出力90psを発揮します。小排気量ながらも力強い走りが特徴で、7人乗車時でも十分な加速性能を備えています。 実用性においても優れており、スライドドアを採用することで狭い駐車場でも乗り降りしやすい設計となっています。また、後部座席を折りたたむことで広大な荷室空間を確保できるなど、日常使いからレジャーまで幅広いシーンで活躍するクルマです。 アトレー7以外で2025年に25年ルールが解禁される車種一覧 2025年には、アトレー7以外にも多くの人気モデルが25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁月と特徴は以下のとおりです。 ・トヨタ WiLL Vi(1月解禁)クラシックと未来を融合した独創的なデザインをもつモデル。丸みを帯びたボディライン、バブルのようなヘッドライト、円形のリアランプが特徴的で、内装も丸型メーターなど個性的です。 ・トヨタ 2代目 エスティマ(1月解禁)2代目エスティマは、革新的な空力デザインと広々とした3列7〜8人乗りの室内空間を両立させた先進的ミニバンです。2.2Lや3.0Lエンジン、4WDモデルも用意され、実用性と走行性能を高次元で融合したモデルです。 ・トヨタ bB(2月解禁)トヨタ bBは2000年に登場した独特なボックス型デザインが特徴のコンパクトカーです。四角いフォルムと広い室内空間を持ち、カスタマイズ性の高さから若者に人気を集めました。1.3Lと1.5Lエンジンを搭載し、実用性とスタイリッシュさを両立させた革新的なモデルです。 ・ダイハツ アルティス(3月解禁)ダイハツ アルティスは、トヨタ カムリのOEMモデルとして登場した高級セダン。2.2L 直4エンジンによる滑らかな走りと快適な乗り心地、高い信頼性が特徴です。広い室内空間も魅力です。 ・トヨタ 2代目RAV4(5月解禁)2代目RAV4は、初代の成功を発展させたクロスオーバーSUVです。拡大したボディサイズと室内空間を持ちながらも取り回しの良さを維持しています。2.0L/1.8Lエンジンを搭載し、洗練されたデザインと実用性を兼ね備え、日常からアウトドアまで幅広く活躍します。 ・トヨタ オーパ(5月解禁)オーパは、2000年5月に発売された5ドアハッチバックです。コンパクトなサイズながらも広々とした室内を有し、ファミリー層から人気を博しました。  ・ホンダ アコード ユーロR CL1型(6月解禁)ホンダの高性能セダンで、2.2L VTEC直噴エンジンを搭載した本格的なスポーツモデルです。最高出力220psを誇り、FRではなくFFという駆動方式でありながら、高いコーナリング性能と加速性能を両立させた名車です。 ・スバル インプレッサ WRX STI GDB型(8月解禁) スバルの高性能4WDスポーツモデルで、2.0Lターボエンジンと独自の4WDシステムにより、あらゆる路面状況で高いパフォーマンスを発揮します。WRCでの活躍を背景に、世界中のモータースポーツファンから熱狂的な支持を受けています。 ・ダイハツ YRV(8月解禁)コンパクトながらも広い室内空間と個性的なデザイン、スポーティな走りを兼ね備えた実用性の高いモデルです。 ・30セルシオ(8月解禁)30セルシオは、2000年8月から製造されたトヨタのフラッグシップ高級セダン。4.3L V8エンジンを搭載し、世界トップレベルの静粛性と快適な乗り心地が特徴です。 ・9代目カローラ(8月解禁)9代目カローラは、2000年から2017年まで製造された大衆車です。空力性能を重視した流麗なデザインと、1.3L、1.5L、1.8Lのエンジンによる力強い走りを両立させています。 ・ホンダ スマートシビック(9月解禁)ホンダ シビックの7代目モデルです。先代よりも一回り以上大きくなったボディで、ミニバンを思わせる外観をもちます。 ・ホンダ 3代目シビックフェリオ(9月解禁)走行性能、実用性、どちらにもこだわってつくられたコンパクトカーです。VTECエンジンを搭載し、小さいボディながらハイパワーを誇ります。 ・トヨタ 110系 マークⅡ(10月解禁)高級感あるセダンフォルムと多彩なパワーユニットが特徴のモデルです。ツアラーVに搭載された1JZ-GTEターボエンジンによる280psの走行性能は多くのファンを魅了しています。 ・トヨタ オリジン(11月解禁)トヨタ生産台数1億台突破を記念して約1,000台のみ製造された限定車です。初代クラウンをモチーフにした豪華セダンとして注目を集めました。 ・日産  エクストレイル(11月解禁)初代エクストレイルは最高280psのエンジンと「ALL MODE 4×4」で本格オフロード性能と日常の使いやすさを両立。スクエアなボディによる大容量荷室と実用的装備、優れた視界と収納で、クロスオーバーSUVの先駆けとして魅力的なモデルです。 ・マツダ トリビュート(11月解禁)マツダとフォードの共同開発によって生まれた、実用性と優れた走行性能を兼ね備えた小型クロスオーバーSUVです。 ・トヨタ クルーガー(11月解禁)クルーガーは、2000年発売のSUVです。セダンの快適性とSUVの実用性を高次元で融合し、高い走行性能と乗り心地を実現しました。 ・スズキ グランドエスクード(12月解禁)グランドエスクードは、2.7LのV6エンジンと本格的な4WDシステムを搭載した、スズキのSUVです。高い走破性と日常の快適性を両立し、さまざまな路面状況に対応できます。 これらの車種は、それぞれ異なる魅力を持っており、アメリカ市場においても一定の需要が見込まれます。特にアコード ユーロRやインプレッサ WRX STiといった高性能スポーツモデルは、25年ルール解禁による価格高騰が予想されます。 まとめ 2025年7月に25年ルールが解禁されるダイハツ アトレー7は、コンパクトながらも7人乗りという実用性を備えた、日本の自動車技術の高さを示す車輌です。25年ルールの解禁により、アメリカ市場でも注目される可能性がありますが、価格高騰の程度はスポーツモデルと比較すると限定的かもしれません。 しかし、良好な状態で維持されている個体や希少なグレードは、一定の価値上昇が期待できるでしょう。 旧車の価値は、その状態や希少性によって大きく左右されます。もしアトレー7をはじめとする旧車の売却を検討されているなら、まずは専門家による適切な査定を受けることをおすすめします。旧車王では、10年以上経過したクルマの買取を専門としており、熟練した鑑定士がクルマの価値を適正に判断いたします。無料査定も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

2025年8月にダイハツ YRVが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.04.14

2025年8月にダイハツ YRVが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2025年8月に、ダイハツ YRVが25年ルール解禁となります。コンパクトながらも広い室内空間と個性的なスタイリングで人気を集めたYRVは、25年ルールの解禁により海外でも注目される可能性があります。 本記事では、YRVの25年ルール解禁の背景と、このモデルの魅力について詳しく解説します。今後の動向を占う参考としてぜひお役立てください。 2025年8月にダイハツ YRVが25年ルール解禁! 2025年8月、コンパクトボディに広い室内空間を備えたダイハツ YRVが、25年ルールの解禁を迎えます。YRVは2000年8月に発売されたダイハツのスポーティなコンパクトカーで、「Young Recreational Vehicle」の略称として名付けられました。若者向けのレジャーカーというコンセプトどおり、小型ながらも個性的なスタイリングと実用性を兼ね備えた魅力的なモデルです。 特にコンパクトカーながらもスポーティな走りを実現するため、1.3Lエンジンに加えて上級グレードでは1.3Lターボエンジンも設定されました。当時の日本車では珍しい小排気量ターボエンジンの採用により、軽快な走りが魅力のモデルとして評価されています。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。通常、アメリカでは右ハンドル車の輸入が厳しく制限されていますが、25年以上が経過したクルマはクラシックカーとして認められ、輸入規制から免除されるのです。 このルールにより、日本国内向けに製造された右ハンドル車も、製造から25年が経過すればアメリカへの輸入が可能になります。つまり、2000年8月に発売されたダイハツYRVは、2025年8月に25年ルールの条件を満たすことになるのです。 また、25年ルールの適用を受けたクルマは、関税や排ガス規制も緩和されるため、輸入手続きが比較的容易になります。これが、アメリカの日本車ファンにとって魅力的な点です。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でダイハツYRV は値上がりする? 25年ルールの解禁に伴い、YRVの中古車価格にどのような影響があるのでしょうか。結論からいえば、状態のよいYRV、特にターボモデルについては、一定の値上がりが期待できます。 その理由としては、まず海外、特にアメリカでの日本車人気が挙げられます。特に日本国内でしか販売されていなかった個性的なモデルは希少価値が高いとされています。YRVは海外では限定的な販売にとどまっていたため、本国仕様のモデルはコレクターにとって魅力的な存在となるでしょう。 ただし、値上がりは必ずしも確実ではない点にも注意が必要です。中古車価格は個体の状態やメンテナンス履歴、走行距離など様々な要因に左右されます。また、YRVのようなコンパクトカーは、GT-Rやシルビアなどのスポーツカーほどの急激な価格高騰は見込みにくい側面もあります。 25年ルールが解禁されるダイハツYRVの魅力 ダイハツ YRVの最大の魅力は、コンパクトなボディサイズながらスポーティな走りと実用性を両立させている点です。全長3,765mm、全幅1,625mmというコンパクトなボディに、当時としては革新的なデザインと機能性を詰め込んだモデルとして評価されています。 特に注目すべきは、上級グレードに搭載された1.3Lターボエンジン(K3-VET型)です。最高出力140ps、最大トルク18.0kgmを発生し、小型車とは思えない力強い走りを実現しました。 デザイン面では、個性的なフロントマスクとクーペライクなサイドプロファイルが特徴的です。インテリアもスポーティなデザインが採用され、当時としては先進的な3眼メーターやセンターに配置されたタコメーターなど、運転の楽しさを演出する工夫が随所に見られます。 実用面でも、リアシートのスライド機能やフラットな荷室スペースなど使い勝手の良さも魅力の1つです。これらの特徴により、若者を中心に幅広い層から支持されました。 ダイハツ  YRV以外で2025年に25年ルールが解禁される車種一覧 2025年は、YRV以外にも多くの人気モデルが25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁月と特徴は以下のとおりです。 ・トヨタ WiLL Vi(1月解禁)クラシックと未来を融合した独創的なデザインをもつモデル。丸みを帯びたボディライン、バブルのようなヘッドライト、円形のリアランプが特徴的で、内装も丸型メーターなど個性的です。 ・トヨタ 2代目 エスティマ(1月解禁)2代目エスティマは、革新的な空力デザインと広々とした3列7〜8人乗りの室内空間を両立させた先進的ミニバンです。2.2Lや3.0Lエンジン、4WDモデルも用意され、実用性と走行性能を高次元で融合したモデルです。 ・トヨタ bB(2月解禁)トヨタ bBは2000年に登場した独特なボックス型デザインが特徴のコンパクトカーです。四角いフォルムと広い室内空間を持ち、カスタマイズ性の高さから若者に人気を集めました。1.3Lと1.5Lエンジンを搭載し、実用性とスタイリッシュさを両立させた革新的なモデルです。 ・ダイハツ アルティス(3月解禁)ダイハツ アルティスは、トヨタ カムリのOEMモデルとして登場した高級セダン。2.2L 直4エンジンによる滑らかな走りと快適な乗り心地、高い信頼性が特徴です。広い室内空間も魅力です。 ・トヨタ 2代目RAV4(5月解禁)2代目RAV4は、初代の成功を発展させたクロスオーバーSUVです。拡大したボディサイズと室内空間を持ちながらも取り回しの良さを維持しています。2.0L/1.8Lエンジンを搭載し、洗練されたデザインと実用性を兼ね備え、日常からアウトドアまで幅広く活躍します。 ・トヨタ オーパ(5月解禁)オーパは、2000年5月に発売された5ドアハッチバックです。コンパクトなサイズながらも広々とした室内を有し、ファミリー層から人気を博しました。 ・ホンダ アコード ユーロR CL1型(6月解禁)ホンダの高性能セダンで、2,156cc DOHC VTECエンジンを搭載し、最高出力220馬力を発揮します。スポーティなハンドリングと高回転型エンジンの組み合わせは、ドライビングエンスージアストから高い評価を受けています。 ・ダイハツ アトレー7(7月解禁)アトレー7は、コンパクトなボディに7人乗りの3列シートを実現した実用的なミニバンです。1.3Lのエンジンを搭載し、スライドドアや折りたたみ可能な後部座席など、日常使いに便利な機能を備えています。 ・スバル インプレッサ WRX STI GDB型(8月解禁)スバルの4WD高性能スポーツモデルです。ターボチャージャー付きの1,994cc水平対向エンジンと、優れた四輪駆動システムにより、オールラウンドな走行性能を誇ります。ラリー競技での活躍もあり、国際的な知名度も高いモデルです。 ・30セルシオ(8月解禁)30セルシオは、2000年8月から製造されたトヨタのフラッグシップ高級セダン。4.3L V8エンジンを搭載し、世界トップレベルの静粛性と快適な乗り心地が特徴です。 ・9代目カローラ(8月解禁)9代目カローラは、2000年から2017年まで製造された大衆車です。空力性能を重視した流麗なデザインと、1.3L、1.5L、1.8Lのエンジンによる力強い走りを両立させています。 ・ホンダ スマートシビック(9月解禁)ホンダ シビックの7代目モデルです。先代よりも一回り以上大きくなったボディで、ミニバンを思わせる外観をもちます。 ・ホンダ 3代目シビックフェリオ(9月解禁)走行性能、実用性、どちらにもこだわってつくられたコンパクトカーです。VTECエンジンを搭載し、小さいボディながらハイパワーを誇ります。 ・トヨタ 110系 マークⅡ(10月解禁)高級感あるセダンフォルムと多彩なパワーユニットが特徴のモデルです。ツアラーVに搭載された1JZ-GTEターボエンジンによる280psの走行性能は多くのファンを魅了しています。 ・トヨタ オリジン(11月解禁)トヨタ生産台数1億台突破を記念して約1,000台のみ製造された限定車です。初代クラウンをモチーフにした豪華セダンとして注目を集めました。 ・マツダ トリビュート(11月解禁)マツダとフォードの共同開発によって生まれた、実用性と優れた走行性能を兼ね備えた小型クロスオーバーSUVです。 ・日産  エクストレイル(11月解禁)初代エクストレイルは最高280psのエンジンと「ALL MODE 4×4」で本格オフロード性能と日常の使いやすさを両立。スクエアなボディによる大容量荷室と実用的装備、優れた視界と収納で、クロスオーバーSUVの先駆けとして魅力的なモデルです。 ・トヨタ クルーガー(11月解禁)クルーガーは、2000年発売のSUVです。セダンの快適性とSUVの実用性を高次元で融合し、高い走行性能と乗り心地を実現しました。 ・スズキ グランドエスクード(12月解禁)グランドエスクードは、2.7LのV6エンジンと本格的な4WDシステムを搭載した、スズキのSUVです。高い走破性と日常の快適性を両立し、さまざまな路面状況に対応できます。 まとめ 2025年8月に25年ルールが解禁されるダイハツ YRVは、コンパクトながらもスポーティな走りと個性的なデザインで、日本国内だけでなく海外からも注目を集める可能性があります。 また、2025年には他にもインプレッサ WRX STIやアコード ユーロRなど、人気のスポーツモデルが25年ルール解禁を迎えることから、日本の名車が新たな脚光を浴びる年になりそうです。 旧車の価値は年々変化しており、状態の良い個体はコレクターズアイテムとして高く評価される傾向にあります。もしあなたがYRVをはじめとする旧車の売却を検討されているなら、旧車専門の買取業者に相談することをおすすめします。 旧車王では、10年以上経過したクルマの買取を専門に行っており、クルマを熟知した専属鑑定士による適正な鑑定と、自社工場での修理・修復による価値の最大化により、高価買取を実現しています。25年ルール解禁を控えた今こそ、あなたの大切なクルマの価値を見極めるチャンスかもしれません。

2025年5月に2代目RAV4が25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.04.11

2025年5月に2代目RAV4が25年ルール解禁!今後値上がりする?

2025年5月に、トヨタの人気クロスオーバーSUV「2代目RAV4」が25年ルール解禁となります。2000年に発売された2代目RAV4は、初代モデルの成功を受け継ぎながらも、より洗練されたデザインと実用性を兼ね備えたモデルとして世界中で支持を集めました。この25年ルールの解禁により、北米市場での需要が高まり、中古車価格が上昇する可能性があります。 本記事では、2代目RAV4の25年ルール解禁の背景と、このモデルが持つ魅力について詳しく解説します。25年ルールによる市場への影響と、愛車の売却を検討している方に役立つ情報をお届けします。 2025年5月に2代目RAV4が25年ルール解禁! 2025年5月、2代目RAV4(XA20型)が製造から25年を経過し、アメリカの25年ルールが解禁されます。2000年5月から2005年11月まで生産された2代目RAV4は、初代モデルの成功を引き継ぎながらも、よりファミリー向けに進化した日本が世界に誇るクロスオーバーSUVです。 初代RAV4が切り開いたレクリエーショナル・ビークル市場において、2代目RAV4はさらなる洗練と快適性を追求。ボディサイズも拡大され、より実用的になったモデルとして、国内外で高い評価を得ました。このモデルの25年ルール解禁は、特にアメリカの日本車ファンにとって待望の瞬間となることでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。通常、アメリカでは厳しい安全基準や排ガス規制により、日本仕様の車輌をそのまま輸入することはできません。 しかし、製造から25年が経過したクルマは「クラシックカー」として登録することが可能となり、右ハンドル車である日本車をそのまま輸入できるようになります。また、関税や排ガス規制も対象外になるため、本来なら莫大な費用がかかる適合作業が不要になるのです。 2025年5月には、2代目RAV4の最初のモデルがこの25年ルールの適用対象となり、アメリカ市場への輸出の扉が開かれることになります。これにより、日本国内の個体にも影響が及ぶことが予想されます。 ▼詳しくはこちら アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁で2代目RAV4は値上がりする? 25年ルールの解禁により、2代目RAV4の中古車価格が上昇する可能性があります。 アメリカではSUVの人気が高く、特に信頼性の高い日本車への需要が根強いです。2代目RAV4はコンパクトながらも実用性が高く、オフロード性能も備えているため、アメリカの消費者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。 しかし、値上がりが確実とは言い切れない点にも注意が必要です。中古車価格は個体の状態、走行距離、グレード、装備などによって大きく変動します。また、2代目RAV4は比較的生産台数が多いモデルであるため、希少性の面では限定モデルほどの価格高騰は見込めない可能性もあります。 それでも、良好な状態で維持されている個体や、特別仕様車、高グレードモデルについては、25年ルール解禁を機に需要が増し、価格上昇が見込まれるでしょう。 25年ルールが解禁される2代目RAV4の魅力 2代目RAV4の最大の魅力は、コンパクトなボディサイズながらも実用性と走破性を両立している点にあります。全長は初代から拡大され、室内空間も広くなりましたが、依然として取り回しのよいサイズ感を維持しています。 パワートレインでは、2.0L直4エンジンを中心に、一部グレードでは1.8Lエンジンも設定。トランスミッションは4速ATに加え、5速ATも選択可能でした。駆動方式は2WDと4WDが用意され、オンロードでの快適性とオフロードでの走破性をバランスよく両立しています。 デザイン面では、初代の特徴的なスタイリングから一転、より洗練されたルックスとなった点も特筆すべきでしょう。丸みを帯びたボディラインと、当時のトヨタ車に共通する洗練された顔つきは、今見ても古さを感じさせません。 また、実用性の面では、リアゲートが横開きからより便利な上開きに変更されたこと、荷室の拡大、リアシートのスライド機能の追加などが挙げられます。これらの改良により、日常使いからアウトドアまで幅広いシーンで活躍する1台となりました。 2代目RAV4以外で2025年に25年ルールが解禁される車種一覧 2025年は、2代目RAV4以外にも多くの人気モデルが25年ルール解禁を迎えます。以下に、主な車種と解禁時期を紹介します。 ・トヨタ WiLL Vi(1月解禁)クラシックと未来を融合した独創的なデザインをもつモデル。丸みを帯びたボディライン、バブルのようなヘッドライト、円形のリアランプが特徴的で、内装も丸型メーターなど個性的です。 ・トヨタ 2代目 エスティマ(1月解禁)2代目エスティマは、革新的な空力デザインと広々とした3列7〜8人乗りの室内空間を両立させた先進的ミニバンです。2.2Lや3.0Lエンジン、4WDモデルも用意され、実用性と走行性能を高次元で融合したモデルです。 ・トヨタ bB(2月解禁)トヨタ bBは2000年に登場した独特なボックス型デザインが特徴のコンパクトカーです。四角いフォルムと広い室内空間を持ち、カスタマイズ性の高さから若者に人気を集めました。1.3Lと1.5Lエンジンを搭載し、実用性とスタイリッシュさを両立させた革新的なモデルです。 ・ホンダ アコード ユーロR CL1型(6月解禁)ホンダのスポーツセダンとして高い人気を誇るモデルです。2.2L DOHC VTECエンジン(H22A型)を搭載し、最高出力220psを発揮。5速MTのみの設定で、運転する楽しさを追求したクルマです。 ・ダイハツ アトレー7(7月解禁)アトレー7は、コンパクトなボディに7人乗りの3列シートを実現した実用的なミニバンです。1.3Lのエンジンを搭載し、スライドドアや折りたたみ可能な後部座席など、日常使いに便利な機能を備えています。 ・スバル インプレッサ WRX STI GDB型(8月解禁)スバルのラリー活動から生まれた高性能モデルです。2.0L水平対向4気筒ターボエンジンと全輪駆動システムにより、圧倒的な走行性能を発揮します。 ・ダイハツ YRV(8月解禁)コンパクトながらも広い室内空間と個性的なデザイン、スポーティな走りを兼ね備えた実用性の高いモデルです。 ・30セルシオ(8月解禁)30セルシオは、2000年8月から製造されたトヨタのフラッグシップ高級セダン。4.3L V8エンジンを搭載し、世界トップレベルの静粛性と快適な乗り心地が特徴です。 ・9代目カローラ(8月解禁)9代目カローラは、2000年から2017年まで製造された大衆車です。空力性能を重視した流麗なデザインと、1.3L、1.5L、1.8Lのエンジンによる力強い走りを両立させています。 ・スマートシビック(9月解禁)ホンダ シビックの7代目モデルです。先代よりも一回り以上大きくなったボディで、ミニバンを思わせる外観をもちます。 ・3代目シビックフェリオ(9月解禁)走行性能、実用性、どちらにもこだわってつくられたコンパクトカーです。VTECエンジンを搭載し、小さいボディながらハイパワーを誇ります。 ・トヨタ 110系 マークⅡ(10月解禁)高級感あるセダンフォルムと多彩なパワーユニットが特徴のモデルです。ツアラーVに搭載された1JZ-GTEターボエンジンによる280psの走行性能は多くのファンを魅了しています。 ・トヨタ オリジン(11月解禁)トヨタ生産台数1億台突破を記念して約1,000台のみ製造された限定車です。初代クラウンをモチーフにした豪華セダンとして注目を集めました。 ・マツダ トリビュート(11月解禁)マツダとフォードの共同開発によって生まれた、実用性と優れた走行性能を兼ね備えた小型クロスオーバーSUVです。 ・日産  エクストレイル(11月解禁)初代エクストレイルは最高280psのエンジンと「ALL MODE 4×4」で本格オフロード性能と日常の使いやすさを両立。スクエアなボディによる大容量荷室と実用的装備、優れた視界と収納で、クロスオーバーSUVの先駆けとして魅力的なモデルです。 ・トヨタ クルーガー(11月解禁)クルーガーは、2000年発売のSUVです。セダンの快適性とSUVの実用性を高次元で融合し、高い走行性能と乗り心地を実現しました。 ・スズキ グランドエスクード(12月解禁)グランドエスクードは、2.7LのV6エンジンと本格的な4WDシステムを搭載した、スズキのSUVです。高い走破性と日常の快適性を両立し、さまざまな路面状況に対応できます。 これらの車種も2025年に25年ルールの解禁を迎えるため、良質な個体の争奪戦が予想されます。特にスポーツカーやハイパフォーマンスモデルは、アメリカでの人気が高く、価格高騰が見込まれるでしょう。 まとめ 2025年5月、トヨタの人気クロスオーバーSUV「2代目RAV4」が製造から25年を経過し、アメリカの25年ルールが解禁されます。コンパクトながらも実用性と走破性を両立したこのモデルは、アメリカ市場での需要が見込まれ、中古車価格の上昇が予想されます。 特に良好な状態で維持されている個体や希少グレードは、高値での取引が期待できるでしょう。また、2025年にはアコード ユーロRやインプレッサ WRX STiなど、人気の高性能車も25年ルール解禁となるため、日本車ファンにとって見逃せない1年となりそうです。 旧車王では、このような25年ルール解禁を迎える車輌を含め、10年以上経過した旧車の買取を専門に行っています。20年以上の実績と累計買取件数1万5,000件を誇る旧車王なら、愛車の価値を最大限に引き出すことが可能です。 25年ルール解禁を控えた2代目RAV4をお持ちの方、売却をご検討の方は、ぜひ旧車王にご相談ください。プロの鑑定士による鑑定で、愛車の正確な価値を見極めます。

2025年2月にトヨタ bBが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.04.10

2025年2月にトヨタ bBが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2025年2月に、トヨタ bBが25年ルール解禁となりました。2000年に登場したこのコンパクトカーは、独特のボックス型デザインと実用性で多くのファンを獲得してきました。bBは当時のヤングユーザーを中心に人気を集め、カスタマイズベースとしても注目されていました。 25年ルールの解禁により、この日本の個性的モデルがアメリカ市場でも注目を集める可能性があります。本記事では、トヨタ bBの25年ルール解禁の意味と、今後の市場価値について解説します。 2025年2月にトヨタ bBが25年ルール解禁! 2025年2月、トヨタ bBの初代モデル25年ルール解禁を迎えます。2000年2月に日本国内で発売されたbBは、当時としては画期的なボックス型デザインと広い室内空間で、従来のコンパクトカーの概念を覆した革新的なモデルでした。 発売当初から「自分らしさ」を表現できるカスタマイズの自由度の高さが魅力となり、特に若年層を中心に爆発的な人気を博しました。標準グレードだけでなく、TRD仕様をはじめとしたさまざまなバリエーションが展開され、個性を求める層から強い支持を得たモデルです。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。 一般的にアメリカでは、米国の安全基準や排ガス規制に適合していない車輌、特に右ハンドル車の輸入は厳しく制限されています。つまり、日本国内で販売されている右ハンドル車をそのままアメリカに持ち込むことは原則としてできないのです。 しかし、製造から25年が経過したクルマについては、クラシックカーとしての価値を認め、安全基準や排ガス規制の一部免除が適用されます。そのため、日本仕様のままアメリカに輸入することが可能になります。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でトヨタ bBは値上がりする? 2025年2月に25年ルールが解禁されるトヨタ bBですが、中古車価格は値上がりするのでしょうか。 bBの米国版であるサイオンxBは一定の人気を得ていましたが、オリジナルの日本仕様bBは異なるデザインディテールやエンジン、装備を持っています。本物の「JDM(Japan Domestic Market)」への憧れを持つ層からの需要が見込まれます。 特に、カスタマイズベースとして人気の高かったbBは、アメリカのカスタムカー文化とも相性がよいでしょう。ローダウンやホイール交換、ボディキットなど、さまざまなカスタマイズの可能性を秘めた車種として注目される可能性があります。 ただし、スポーツモデルやハイパフォーマンスモデルではないため、GT-Rやランサーエボリューションのような劇的な価格高騰は考えにくいかもしれません。とはいえ、状態のよい低走行車や希少グレード、限定モデルなどは相応の価値上昇が期待できるでしょう。 また、日本国内での中古車市場においても、アメリカからの需要増加により供給が減少すれば、国内価格への影響も考えられます。特に状態のよい個体は、今後徐々に市場から姿を消していく可能性があります。 25年ルールが解禁されるトヨタ bBの魅力 初代トヨタ bBの魅力は、独特のデザインと実用性の高さです。発売から四半世紀近くが経過した今でも色褪せない個性的なスタイリングは、多くのファンを魅了し続けています。 まず、エクステリアは直線的で四角いボックスフォルムが特徴です。丸みを帯びたデザインが主流だった2000年代初頭において、bBの直線的なスタイリングは斬新で、若者を中心に強い印象を与えました。フロントグリルやヘッドライト、テールランプなどのディテールも独特で、一目で「bB」だとわかるデザインアイデンティティを確立しています。 室内空間は、その外観からは想像できないほど広々としており、使い勝手のよさも特筆すべき点です。高い天井高と直方体に近い車内形状により、乗車人数や荷物の量に応じて自在にアレンジできる柔軟性を持っています。特に、大きく開くリアゲートと低い床面高は、荷物の積み下ろしが容易で、日常使いにも適しています。 パワートレインは、1.3L(2NZ-FE型)と1.5L(1NZ-FE型)の2種類のエンジンをラインナップ。特に上級グレードに搭載された1.5Lエンジンは、コンパクトカーとしては十分な動力性能を発揮し、軽快な走りを実現していました。また、FFをベースに、一部グレードには4WDも設定されており、悪天候時や雪道でも安心して運転できる選択肢が用意されていました。 さらに、当時としては先進的だったオプション装備も魅力の一つです。大型サンルーフやナビゲーションシステム、特徴的なインテリアカラーなど、カスタマイズの幅が広かったことも、若者を中心に支持された理由でしょう。 トヨタ bB以外で2025年に25年ルールが解禁される車種一覧 2025年は、トヨタ bB以外にも注目の日本車が25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁時期と特徴は以下のとおりです。 ・トヨタ WiLL Vi(1月解禁)クラシックと未来を融合した独創的なデザインをもつモデル。丸みを帯びたボディライン、バブルのようなヘッドライト、円形のリアランプが特徴的で、内装も丸型メーターなど個性的です。 ・トヨタ 2代目 エスティマ(1月解禁)2代目エスティマは、革新的な空力デザインと広々とした3列7〜8人乗りの室内空間を両立させた先進的ミニバンです。2.2Lや3.0Lエンジン、4WDモデルも用意され、実用性と走行性能を高次元で融合したモデルです。 ・ダイハツ アルティス(3月解禁)ダイハツ アルティスは、トヨタ カムリのOEMモデルとして登場した高級セダン。2.2L 直4エンジンによる滑らかな走りと快適な乗り心地、高い信頼性が特徴です。広い室内空間も魅力です。 ・トヨタ 2代目RAV4(5月解禁)2代目RAV4は、初代の成功を発展させたクロスオーバーSUVです。拡大したボディサイズと室内空間を持ちながらも取り回しの良さを維持しています。2.0L/1.8Lエンジンを搭載し、洗練されたデザインと実用性を兼ね備え、日常からアウトドアまで幅広く活躍します。 ・トヨタ オーパ(5月解禁)オーパは、2000年5月に発売された5ドアハッチバックです。コンパクトなサイズながらも広々とした室内を有し、ファミリー層から人気を博しました。 ・ホンダ アコード ユーロR CL1型(6月解禁) ホンダの誇る高性能セダンです。2.2L DOHC VTECエンジンを搭載し、最高出力220psを発揮するスポーツモデルとして人気を博しました。 ・ダイハツ アトレー7(7月解禁)アトレー7は、コンパクトなボディに7人乗りの3列シートを実現した実用的なミニバンです。1.3Lのエンジンを搭載し、スライドドアや折りたたみ可能な後部座席など、日常使いに便利な機能を備えています。 ・スバル インプレッサ WRX STI GDB型(8月解禁)WRC(世界ラリー選手権)での活躍を背景に開発された高性能4WDスポーツモデルです。2.0L水平対向ターボエンジンと優れたシャシー剛性により、圧倒的な走行性能を誇りました。 ・ダイハツ YRV(8月解禁)コンパクトながらも広い室内空間と個性的なデザイン、スポーティな走りを兼ね備えた実用性の高いモデルです。 ・30セルシオ(8月解禁)30セルシオは、2000年8月から製造されたトヨタのフラッグシップ高級セダン。4.3L V8エンジンを搭載し、世界トップレベルの静粛性と快適な乗り心地が特徴です。 ・9代目カローラ(8月解禁)9代目カローラは、2000年から2017年まで製造された大衆車です。空力性能を重視した流麗なデザインと、1.3L、1.5L、1.8Lのエンジンによる力強い走りを両立させています。 ・ホンダ スマートシビック(9月解禁)ホンダ シビックの7代目モデルです。先代よりも一回り以上大きくなったボディで、ミニバンを思わせる外観をもちます。 ・ホンダ 3代目シビックフェリオ(9月解禁)走行性能、実用性、どちらにもこだわってつくられたコンパクトカーです。VTECエンジンを搭載し、小さいボディながらハイパワーを誇ります。 ・トヨタ 110系 マークⅡ(10月解禁)高級感あるセダンフォルムと多彩なパワーユニットが特徴のモデルです。ツアラーVに搭載された1JZ-GTEターボエンジンによる280psの走行性能は多くのファンを魅了しています。 ・トヨタ オリジン(11月解禁)トヨタ生産台数1億台突破を記念して約1,000台のみ製造された限定車です。初代クラウンをモチーフにした豪華セダンとして注目を集めました。 ・日産  エクストレイル(11月解禁)初代エクストレイルは最高280psのエンジンと「ALL MODE 4×4」で本格オフロード性能と日常の使いやすさを両立。スクエアなボディによる大容量荷室と実用的装備、優れた視界と収納で、クロスオーバーSUVの先駆けとして魅力的なモデルです。 ・マツダ トリビュート(11月解禁)マツダとフォードの共同開発によって生まれた、実用性と優れた走行性能を兼ね備えた小型クロスオーバーSUVです。 ・トヨタ クルーガー(11月解禁)クルーガーは、2000年発売のSUVです。セダンの快適性とSUVの実用性を高次元で融合し、高い走行性能と乗り心地を実現しました。 ・スズキ グランドエスクード(12月解禁)グランドエスクードは、2.7LのV6エンジンと本格的な4WDシステムを搭載した、スズキのSUVです。高い走破性と日常の快適性を両立し、さまざまな路面状況に対応できます。 まとめ 2025年2月に25年ルール解禁を迎えるトヨタ bBは、アメリカ市場での新たな評価を受ける可能性があります。独特のデザインと実用性、カスタマイズの自由度の高さは、25年経った今でも色褪せない魅力を持っています。 25年ルール解禁により、状態のよい個体や希少グレードは特に価値が高まる可能性があります。ただし、bBに限らず、車輌の価値は個体の状態や市場の需給バランスによって大きく変動することを忘れてはなりません。 旧車の価値は長い目で見ると上昇傾向にあるため、現在bBをお持ちの方は、適切なメンテナンスを続けることで資産価値を維持・向上させることができるでしょう。また、売却を検討される場合は、専門業者による適正な査定を受けることをおすすめします。 もし、25年ルール解禁を迎えるトヨタ bBの売却をご検討されている場合は、10年以上経過した旧車専門の買取業者「旧車王」にぜひご相談ください。旧車王では、クルマを熟知した専属鑑定士が大切なおクルマを丁寧に鑑定し、適正な価格を見極めますご売却の際にはぜひ一度旧車王にお問い合わせください。  

クルマの売却に掃除はどれだけ影響する?掃除のポイントを解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.03.25

クルマの売却に掃除はどれだけ影響する?掃除のポイントを解説

クルマの売却を検討している方のなかには「掃除をすれば査定額はアップするの?」と疑問に思われている方も多いでしょう。きれいな方が高く売れそうと思う一方で、どれだけ手間をかけるべきかの線引きは難しいものです。 本記事では、クルマ売却前の掃除が査定にどう影響するかや、効果的な掃除方法とポイントをまとめて紹介します。 クルマを売る前の掃除は査定に影響する? 結論からいうと、クルマの掃除は査定に影響する場合とそうでない場合があります。それぞれ詳しくみていきましょう。 かなり汚れていたのであれば影響する 汚れが目につくほどの状態であれば査定に影響します。また、人が査定するため、気になるところがあればマイナスになる可能性はゼロではありません。 他人のクルマに自分が乗ることを思い浮かべると、どこが気になるのかイメージしやすいでしょう。マットや天井を掃除するのもよいですが、シートやダッシュボードなど目につきやすいところが汚れていないかを重点的にチェックしましょう。 少しの埃や小さなゴミなどは影響しない 埃や小さなゴミは査定額に影響しません。なぜなら、買取り後に清掃するためです。 しかし、きれいな車内は査定士に好印象を与えられる可能性があります。満足できる査定額となるように、できる範囲で掃除をしておくとよいでしょう。 クルマの内外装の査定で影響を与えるもの 査定士が注目するポイントを理解することで、負担をおさえつつ効果が見込める掃除が可能です。ここからは、クルマの内外装で査定に影響するポイントを3つ紹介します。 汚れ 目に見える汚れは査定に影響します。特に下記のような場所の汚れに注意しましょう。 ・ボンネット ・シート ・ヘッドライト周り ・給油口 ・足回り クルマは、日常のちょっとした行動によって汚れていきます。外装であれば泥や砂埃、日光などによって汚れたり劣化したりします。内装は皮脂や汗などで汚れます。加えて、子供がいる家庭では食べこぼし、ペットを飼っている家庭なら抜け毛などが汚れの原因となるでしょう。 汚れは放置すると後から落とすのが難しい場合もあるため、早めの対処と汚れを防ぐ習慣が大切です。 におい クルマのにおいも査定に影響します。とくに、タバコとペットのにおいや汚れは査定額に大きく響くため、該当する方は注意が必要です。においの原因について下記にまとめました。 においの種類 主な発生場所 考えられる査定への影響 タバコ ・シート・天井・フロアマット・エアコンフィルター 査定基準で減点対象と定められている ペット ・シート・フロアマット・ドアトリム 査定基準で減点対象と定められている カビ・湿気 ・エアコン内部・フロアマット下・トランク クルマの管理状態が悪いと判断され、マイナス評価につながる可能性がある なお、強い芳香剤でにおいを誤魔化そうとすると、染みついたにおいと混ざることで、さらに不快感が強くなる恐れがあります。 変色 シートやダッシュボードの変色も査定に影響します。とくに広範囲にわたる変色は、査定額が大きく下がってしまう可能性があります。 シートは素材によって変色のリスクがさまざまです。下記で愛車のリスクをチェックしてみてください。 ・ファブリックシート:通気性がいい分、シミになりやすい・本革・合成皮革シート:長期使用でひび割れ クルマの掃除の方法 すべてを完璧にする必要はなく、査定士が注目するポイントを重点的に掃除することで、効率よくクルマの印象を向上できます。ここでは、効果的な掃除の方法を紹介します。 外装の清掃 外装の状態でクルマの第一印象が決まります。下記3つの部分を重点的に掃除しましょう。 ボディ 査定前のボディ洗車でとくに気を付けたいのは、傷をつけないことです。無理に古い傷や小さなへこみを直そうとすると、かえって状態を悪くすることがあります。基本的な汚れを落とすことに集中しましょう。ボディ洗車のポイントは下記のとおりです。 ポイント 詳細 より重点的に掃除が必要な汚れ ・泥や鳥のフンなどの目立つ汚れ・水アカ 用意する道具 ・カーシャンプー・ホース・柔らかいスポンジ・マイクロファイバークロス・バケツ・ウエス 手順 1.ホースでクルマ全体の汚れを流す2.バケツにカーシャンプーを入れて泡立てる3.泡立てたカーシャンプーをスポンジにつけ、ボディを優しく洗う4.水でシャンプーを残さないように洗い流す5.ウエスで水分を丁寧に拭き取る 注意点 ・晴れた日の掃除は避ける・いきなりスポンジでこすらず、砂や埃を先に洗い流す・高圧洗浄機は使わない(傷がつく原因になる) タイヤ周り タイヤとホイールだけではなく、泥や砂が蓄積しやすいタイヤハウス内部の掃除も忘れないようにしましょう。タイヤ周りの掃除のポイントは下記のとおりです。 ポイント 詳細 より重点的に掃除が必要な汚れ ・泥汚れ・ブレーキダスト・サビ 用意する道具 ・ブラシ・ホース・タイヤクリーナー・ホイールクリーナー・ウエス 手順 1.ホースでタイヤとタイヤハウスに水をかけ泥汚れを流す2.ブラシでこびりついた泥汚れを落とす3.タイヤクリーナーをタイヤに吹き付け、拭き取る4.ホイールクリーナーでホイールの汚れを落とす 注意点 ブレーキ内部に水が入らないよう、勢いよく水をかけない ステッカー 特殊なステッカーや大きなステッカーは、査定前に剥がすべきかどうか迷うかもしれません。そのような場合は、事前に買取業者に確認するのが賢明です。一般的には、個人的な趣味を表すステッカーは剥がしておいた方が無難でしょう。 ステッカーを剥がす際のポイントは下記のとおりです。 ポイント 詳細 より重点的に掃除が必要な汚れ ・ステッカーの剥がし跡・糊残り 用意する道具 ・ステッカー剥がし液・ドライヤー・タオル 手順 1.ステッカー剥がし液を使う場合は、使用方法に従ってステッカーに塗布し、時間を置いてから剥がす2.ドライヤーを使う場合は、十分にステッカーを温めてからゆっくりと剥がす 注意点 ・ステッカーを力ずくで剥がすと、ボディやガラスに傷がつく可能性がある・ステッカーを剥がすのが難しい場合は、無理に剥がさずにそのまま査定に出す 内装の掃除 内装は、汚れの範囲とにおいが査定に影響します。注力したい3つのパーツの掃除方法を紹介します。 シート シートの掃除では、まず掃除機で換気しながら汚れをかき出すことが大切です。砂や埃がひどい場合はマスクを着用し、歯ブラシや綿棒なども活用すると隙間や縫い目などの細かい部分の汚れを効果的に取り除けます。 シートを掃除する際のポイントは下記のとおりです。 ポイント 詳細 より重点的に掃除が必要な汚れ ・シミ・汚れ・ベタつき 用意する道具 ・掃除機・中性洗剤・タオル・粘着クリーナー(コロコロ) 手順 1.掃除機でシートのほこりやゴミを吸い取る2.粘着クリーナーで取りきれない埃やペットの毛を取り除く3.目立つ汚れは、中性洗剤を薄めてタオルに含みシートを拭く4.水で濡らした別のタオルで洗剤を拭き取り、さらに乾拭きで仕上げる 注意点 ・革のシートは専用クリーナーを使う・強く擦るとシートを傷める可能性があるため、優しく丁寧に作業する・掃除後は乾燥させてカビやにおいを防止する フロアマット フロアマットはタバコのにおいや飲み物がこぼれた跡、ペットのニオイなどが染み込みやすい場所です。普段の掃除で気にかけたことがない方も、査定前には一度掃除しておくことをおすすめします。その際、掃除後の乾燥が重要です。 フロアマットを掃除する際のポイントは下記のとおりです。 ポイント 詳細 掃除で注力する汚れ ・泥・砂・ゴミ・シミ 用意する道具 ・掃除機・中性洗剤・ブラシ・ホース 手順 1.クルマからフロアマットを取り外し、砂やゴミを払い落とす2.中性洗剤を水で薄め、ブラシでフロアマットを洗う3.ホースで洗剤を洗い流し、乾燥させる4.乾燥後、掃除機で細かいゴミを吸い取る 注意点 フロアマットはダニや雑菌が繁殖しやすいため、完全に乾燥させる ダッシュボード 査定士が車内で最初に目にする可能性が高いダッシュボードは、内装の印象を左右します。エアコンの吹き出し口や計器パネル周りなど、細かい部分も忘れずに清掃することで好印象を与えられるでしょう。 ダッシュボードを掃除する際のポイントは下記のとおりです。 ポイント 詳細 掃除で注力する汚れ ・埃・汚れ 用意する道具 ・粘着クリーナー(コロコロ)・クルマ用ウェットシート・ダッシュボードクリーナー(中性洗剤) 手順 1.粘着クリーナーでダッシュボード上の埃を取る2.ウェットシートで汚れを拭き取る3.汚れがひどい場合、ダッシュボードクリーナーを使い、乾拭きで仕上げる 注意点 紫外線に弱いため、日頃からサンシェードやUVカットスプレーで保護する クルマ売却前の掃除は業者に依頼できる 自分で掃除するのが難しい場合や、より専門的な掃除を希望する場合は、業者に依頼することも可能です。具体的なメリットと主な依頼先は下記のとおりです。 【メリット】・自分ではやり切れないクルマのすみずみまで掃除してもらえる・自分で掃除する時間と労力を節約できる・特殊な汚れや臭いも除去できる可能性が高い 【依頼先】・カーディテイリングショップ・洗車専門店・ガソリンスタンド なお、料金は依頼先によって異なります。掃除にコストをかけすぎると査定額アップ分を上回ってしまう可能性があることに留意しましょう。 まとめ クルマを売却する際の掃除は、査定額に大きく影響するわけではありません。しかし、査定士の印象を良くする間接的な効果は期待できます。 査定前には下記のチェックリストを参考に、最終確認しておくとより安心です。 ・シートの目立つシミや汚れは取れているか・フロアマットの汚れやにおいはないか・ダッシュボード周りの埃は取れているか・エアコンから不快なにおいはしないか・ドアポケットやグローブボックス内の小物は取り出したか・外装の目立つ汚れは落としたか・タイヤ周りの泥は取れているか・トランク内は掃除したか 無理ない範囲の掃除で、満足のいく査定結果を目指しましょう。

クルマ売却時に保険の等級を引き継ぐ方法は?期限や必要書類、注意点も解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.03.25

クルマ売却時に保険の等級を引き継ぐ方法は?期限や必要書類、注意点も解説

愛車を売却するとき、「自動車保険の等級は変わる?」「引き継ぎはできる?」など、保険に関するさまざまな疑問が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。 クルマの売却時に任意加入の自動車保険(以下、任意保険)を解約すると等級はリセットされますが、新しい保険契約に引き継ぐことも可能です。 この記事では、任意保険の等級を引き継ぐ方法や注意点などについて詳しく解説します。 クルマを売却すると任意保険の等級はどうなる? 任意保険の等級(ノンフリート等級)は、契約者の事故歴に応じた保険料を算出するための制度です。1〜20等級まであり、等級が高いほど割引率も上がります。 初めて任意保険に加入したときは6等級(契約条件によっては7等級)からスタートします。1年間無事故であれば翌年に1等級上昇し、事故を起こして保険金を請求すると1〜3等級ダウンする仕組みです。 クルマを売却するときに任意保険を解約すると等級はリセットされますが、買い替えの場合は「車両入替」により引き継ぐことが可能です。以下で詳しく解説します。 解約すると等級がリセットされる 任意保険を途中で解約するとノンフリート等級はリセットされるため、再加入する際は6等級(または7等級)からスタートします。 長年にわたり無事故であり、等級が高く大きな割引を受けられていた場合、解約によりリセットされると再加入時の保険料は大幅に増加する可能性があります。 例外として1~5等級(いわゆるデメリット等級)の場合は、任意保険を解約してもリセットされません。解約日から13ヶ月以内に新規加入すると解約前と同じ等級でスタートします。 ▼関連記事はこちらクルマ売却後の保険を解約するベストなタイミングは?注意点も紹介 車両入替で等級を引き継げる クルマを売却した後に新しく買い替える場合「車両入替」という手続きをすると、現在の等級を引き継ぐことが可能です​。車両入替とは、契約車両(補償対象となる車輌)を変更する手続きのことです。 また、加入している任意保険を解約して他の保険会社が取扱う商品に乗り換える場合でも一定の要件を満たすと等級を引き継げます。 売却後に新しいクルマに買い替える予定であり、ノンフリート等級が15等級や20等級など高い場合は解約ではなく車両入替や保険会社の乗り換えを検討しましょう。 クルマ売却時の保険等級の引き継ぎの注意点 クルマを売却するときに任意保険の等級を引き継ぐ場合は、以下の注意点を押さえましょう。 保険会社を変更する際は手続き期間に注意 任意保険の乗り換えで等級を引き継ぐためには、旧契約の解約日の翌日から7日以内に新しい保険の補償が始まるよう契約する必要があります。 8日以上の空白期間が生じると等級は引き継げず6等級からスタートします。 等級が引き継がれても保険料が上がることがある 任意保険の保険料は、クルマの年式やグレードなどで異なります。保険料を計算する際は、車検証に記載されている型式ごとの事故発生状況等をもとに決まる「型式別料率クラス」が用いられるためです。 交通事故の発生件数が多いクルマや人気があり盗難の被害に遭うリスクが高いクルマなどが新しい契約車両になると、等級を引き継いでも保険料が上がる可能性があります。 また、任意保険の補償対象となる運転者の範囲や年齢を広くしたときや、補償を手厚くしたときも保険料が高くなる場合があります。 クルマ売却で等級を引き継ぐための車両入替の方法 クルマを売却したときに車両入替をする場合、期日までに必要書類をそろえて手続きを済ませる必要があります。以下で、車両入替の手続き方法について詳しく解説します。 期限 車両入替の期限は保険会社によって異なりますが、一般的には新しいクルマが納車された日から30日間です。新しいクルマの納車日と任意保険の補償開始日に空白期間が生じると、その間に事故を起こしたときに補償が受けられない可能性があります。 車両入替をする際は、新しいクルマが納車される前に手続きを済ませて納車日から補償が受けられるようにすることが大切です。 また、納車から30日を過ぎると任意保険の等級が引き継げなくなり、保険料が割高になる可能性があります。すでに新しいクルマが納車されている場合は、速やかに保険会社に連絡して車両入替の手続きを済ませましょう。 必要書類 車両入替の手続きをする際は、一般的に以下のような書類が必要です。 ・任意保険の保険証券 ・新しいクルマの自動車車検証・軽自動車届出済証など ・売買契約書や注文書など新しいクルマの購入金額がわかる書類 必要書類は保険会社によって異なります。また、新しいクルマと古いクルマそれぞれの走行距離の申告を求める保険会社もあるため、新しいクルマの納車日が決まったら車両入替の際に準備すべきものを事前に確認しておきましょう。 手続き方法 車両入替の手続きをする際は、契約先の保険会社に連絡します。 代理店型自動車保険に加入している場合は、取扱い代理店に直接連絡するか、保険会社のホームページから申請しましょう。ダイレクト型自動車保険に加入している場合は、インターネットの契約者専用ページまたは電話で車両入替の申し込みができます。 手続きの際は、車両入替をした後の保険料をよく確認しましょう。保険料が高くなる場合は納車前に差額を支払い、低くなる場合は指定口座への振込による返金で精算をします。 また、補償内容や保険金額、補償対象となる運転者の範囲や年齢条件なども確認し、必要に応じて見直しをすることも大切です。 すべての手続きが完了すると、納車日から新しいクルマの補償が開始されます。 クルマ売却後しばらく乗らない場合は「中断」する 売却後に当面の間クルマに乗る予定がなく任意保険にも加入しない場合は「中断証明書」を取得するのも1つの方法です。以下では、中断証明書を取得するとよい理由や手続き方法などについて詳しく解説します。 「中断」で等級を一定期間保存できる 任意保険を「中断」すると中断証明書が発行され、一定期間内に新しく契約した際に、以前の等級を引き継ぐことが可能になります。 通常、任意保険の解約日または満期日から8日以上経過すると、ノンフリート等級は引き継がれなくなり再加入時は6等級(複数台所有の場合は7等級)からスタートします。 契約を中断すると、最長10年間は新規契約の際に中断前のノンフリート等級が適用され、引き続き同じ割引率で保険料が計算されます。 クルマを売却するときのノンフリート等級が10等級や20等級などであり保険料に高い割引率が適用される場合は、将来に備えて中断証明書を発行するとよいでしょう。 「中断」の要件と期限 中断証明書を発行するためには、保険契約を中断する時点でのノンフリート等級が原則として7等級以上である必要があります。 また、ほとんどの保険会社は任意保険の解約日または満期日に以下のいずれかに該当することを発行の条件としています。 ・廃車・売却・リース返還・ナンバープレートの返納などの手続きを完了している ・契約のクルマが盗難されている ・契約のクルマの自動車検査証が効力を失い使用できない ・海外渡航した日の6ヶ月前の日以降に解約日または満期日がある場合 など 中断証明書の発行には期限があります。保険会社によって異なりますが、満期日または解約日から13ヶ月以内や5年以内などと定められるのが一般的です。 中断の手続き方法と必要書類 発行手続きの流れは以下のとおりです。 1.保険会社に中断証明書の発行を依頼する 2.必要書類を提出する 3.保険会社から中断証明書を受け取る 手続きをする際の必要書類は以下のとおりです。 ・保険会社が指定する申請書 ・登録事項等証明書や自動車検査証(車検証)など発行条件を満たしていることを証明する書類 必要書類は保険会社や中断の事由によって異なるため、事前に確認しておきましょう。 発行手数料は無料のケースがほとんどですが、中断証明書が手元に届くまで10日ほどかかるためスケジュールに余裕をもって申請することが大切です。 中断した任意保険を再開する方法 任意保険の中断日から10年以内に新たなクルマを購入した場合は、保険会社や保険代理店に連絡をして手続きをすると、中断前の等級で補償が開始されます。 中断証明書を取得した保険会社以外が取扱う任意保険に新規加入する際も、要件を満たせば等級の引き継ぎが可能です。 等級を引き継ぐためには、保険会社が定める以下のような要件を満たす必要があります。 ・中断前後で車輌の所有者が同一 ・新しい契約の記名被保険者が中断前と同一 ・クルマの用途や車種が同一 クルマの所有者や新しく契約した任意保険の記名被保険者が、中断前の人物の配偶者や同居の親族となった場合も等級を引き継げるケースがあります。 また、任意保険を再開または新規契約の際に等級を引き継ぐ場合、中断証明書と車検証のコピーなどの提出が必要です。 中断した後に、同じ保険会社の任意保険を再開するときや他社で新規契約を結ぶときは等級を引き継げる要件や必要書類をよく確認しましょう。 まとめ クルマを売却するときに任意保険を解約すると等級はリセットされます。クルマを買い替える場合は、車両入替により契約車両を変更するか解約の7日以内に別の保険会社が取扱う任意保険に新規加入して等級を引き継ぐのがよいでしょう。 当面はクルマに乗る予定がない場合は、中断証明書を取得すると最長10年間は等級を維持できます。クルマを手放すときは、これまで積み重ねてきた等級を維持する方法がないかよく検討することが大切です。 10年以上乗ったクルマの売却を考えている場合は「旧車王」にご相談ください。旧車を熟知した専門スタッフが愛車を適切に鑑定いたします。また、自社でパーツの調達やクルマの修理・修復を行い価値を最大化できるため、納得の買取金額のご提示が可能です。まずはお気軽にご相談ください。

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