「車売却ってそもそもどんな流れなのか」「車の相続について相談したい」など車売却をご検討の際に出てくる悩みに無料でお答えいたします!
【相談例】
● 車売却のそもそもの流れが分からない
● どういった売り方が最適か相談したい
● 相続で車を売りたいけど売り方が分からない
● 二重査定や減額について知りたい
など
見る角度や光の加減によって色が変わるマジョーラカラーなど個性的な色のクルマはつい振り返ってみてしまいます。愛車を個性的な色にしたい。色褪せてきた愛車のボディを復活させたい。全塗装をしたいユーザーは以前よりは増えてきました。今回は、全塗装の費用感やメリット、デメリットについて詳しく紹介します。 全塗装の料金は色や工程によって違う 愛車を好みの色に変える全塗装(オールペン)。クルマ好きなら1度はあこがれるカスタマイズの1つです。 しかし、全塗装の料金をみると、なかには軽自動車が購入できそうな金額を提示しているところもあり躊躇してしまうかもしれません。まずは、全塗装の料金相場と料金の内容について詳しく見ていきましょう。 全塗装の料金相場 全塗装の料金は、まず塗装色による違いが大きく、一般的には20〜50万円前後です。塗装色による違いをもう少し詳しく説明すると、ソリッドカラー、メタリック、パールなど、選択する色によって塗料の積層数が変わってきます。 たとえば、クリア塗装の必要のない単純な白や赤といったソリッドカラーの積層数は1層ですが、パール塗装の場合は色の層、パール素材の層、クリアと3層以上の塗装が必要です。 積層数が多くなれば、それだけ手間と塗料が増えるので費用は高くなります。また、元の塗装色と違う色にする場合も、下地処理の手間が増える分、費用が価格が高くなりがちです。 仕上がりはどの程度分解するかで違ってくる ボンネットやトランクの裏側、ドアの内側などもボディと同じ色で塗装されているように、純正の塗装は、ボディ外側だけではなくフレームから塗装されています。 全塗装する場合、ドアやバンパー、ボンネットなどをどの程度まで分解して塗装するかにより、仕上がりの印象が大きく違ってきます。しかし、細かく分解して塗装をすればするほど仕上がりもよくなりますが、内装全てやエンジンに至るまで全ての部品を外してフレームまで塗装をするのは現実的ではなく、費用と時間がかなりかかります。 とくに元の色と違う色に塗装をする際には、どの範囲まで塗装をするのか事前に検討しましょう。 全塗装のメリット 好きな色、美しい塗装面の車には、自然と愛着が湧くもの。全塗装のメリットは何にも代え難い満足感です。 思い入れのあるクルマを純正色で再塗装すれば、新車を購入した際の感動が蘇ります。また、ほかにはない個性的な色に挑戦できるのも、全塗装のメリットです。 劣化した塗装をリフレッシュして新車同様にできる 全塗装というと、純正と異なる好みの色に塗り替えることをイメージしがちですが、純正と同じ色に再度全塗装をすることで、新車時同様の鮮やかな色合いと艶感が復活します。 堅牢な純正の塗装でも、紫外線や酸性雨などの影響でどうしても経年劣化は避けられません。日々見ていると見慣れてしまいますが、新車と比べると違いは一目瞭然です。 また、元と同じ色への塗装であればどの箇所も同色なので、あまり多くのパーツを外すことなく塗装できます。 好きな色でクルマへの思い入れが増す 全塗装最大の魅力は好きな色にできること。中古車で思った色のクルマが入手できなかった場合でも好みの色にできますし、純正に設定のない色に塗装すれば個性を表現できます。 クルマを所有するうえで、ボディカラーは満足度において重要です。好みの色で全塗装をすれば、それだけ愛着を持てるようになります。 全塗装のデメリット 全塗装をするうえで最大のデメリットは、買い取り価格が減額される可能性があることです。オリジナルからの変更ということでカスタムカー扱いになり、色によっては買い取りできない場合もあります。次のクルマの購入資金とするため、少しでも高額でクルマを売りたい場合には全塗装はおすすめしません。 また、全塗装は依頼する工場の実力差が出やすいため、仕上がりや耐久性がイマイチといったこともあります。全塗装をする場合は、事前に十分情報収集をして依頼しましょう。 全塗装をすると査定が下がる場合がある もとと同色の純正色に全塗装をした場合は、査定に影響しないことやむしろ買い取り価格があがる場合もあります。しかし、全塗装をした費用を回収できるほど査定が上がることはほとんどありません。さらに、塗装の質によっては同色への全塗装でも査定が下がる場合もあります。 また、純正から色変更をおこなった場合はカスタムカー扱いになり、価格が下がるどころか色や仕上がりによっては買い取りをしてもらえないことも少なくありません。最終的にクルマを高額で売りたい場合、全塗装を避けたほうが無難です。 塗装の品質に注意 クルマの塗装は職人の腕の差がそのまま出てしまう作業の1つ。下地処理、下塗り、本塗装と後処理のほとんどは手作業のため、依頼先の実績などをよく確認して依頼しましょう。 価格が高ければ高品質というわけではありませんが、全塗装の仕上がりには1つ1つの工程をどれだけ丁寧におこなうかということが重要。かけた時間と手間の分だけ高額になるのが普通で、あまりに価格の安い工場には注意が必要です。 まとめ 全塗装は万人におすすめできるものではありません。しかし、価格やデメリットを理解しているなら、思い切って好みの色に全塗装をすることで、より愛着をもってクルマに乗り続けられます。 全塗装をしたいけれど、デメリットを考えると迷ってしまうかたにはラッピングという手法もおすすめです。 簡単にいうとクルマにフィルム状のシールを貼ることで色を変えることができ、あとから元に戻すこともできます。ただし、施工費用は全塗装とほぼ変わらない金額でありながら、耐用年数が5年ほどと全塗装の半分程度なのでコスパはあまりよくありません。 全塗装をする際は、今乗っているクルマを中古車としてなるべく高く売りたいのか、それとも今よりももっと満足感を持って長く乗り続けたいのかを十分検討することが大切です。
オートマティックトランスミッション。いわゆるATといえばほとんどがトルクコンバーター+ステップ式ATでした。機構が単純で高出力エンジンでも対応できることから、多くの車種で一気に採用が進みます。しかし、高まる燃費性能への要求から次第に他の方式にシフト。そして、近年になり技術が進歩するとともに、トルクコンバーターが再び注目を浴びています。今後ATの主流に返り咲くかもしれない、トルクコンバーターについて詳しくご紹介します。 かつてはATの主流だったトルクコンバーター AT(オートマチックトランスミッション)は、1960年代以降アメリカを中心に急速に普及。 ATの普及を牽引したのがトルクコンバーター+ステップ式AT です。さまざまな形式のATのなかでも、機構が比較的単純で当時の技術でも開発が容易だったことが後押ししました。 トルクコンバーターの仕組み トルクコンバーターは、エンジンとトランスミッションを直接接続せず、流体(オイル)を介してトルクを伝達。エンジンとトランスミッションを物理的にクラッチ板でつながないため、単純な機構でATを実現しました。 エンジンの回転でトルクコンバーター内のオイルをかき回し、その回転力でトランスミッションにつながるタービンを回して動力を伝えます。エンジンの出力とトランスミッションは直接つながっていないため、停車時にクラッチを切る必要もなく、滑らかに発進することが可能です。 トルクコンバーターのデメリット トルクコンバーター最大のデメリットは、伝達ロスが大きいことです。流体で動力を伝達するため、エンジン出力によって流体が動いてトランスミッション側のタービンを回すまでに、どうしてもロスが発生します。また、トルクを伝達する際に一部は熱として液体内に放出されることもロスが発生する一因です。 伝達ロスが大きいと、当然エンジンの性能が十分に発揮されません。ロスの分だけエンジン負荷が上がるので燃費的にも不利になります。また、時間的ロスも発生するため、適切なギアにシフトチェンジするのに時間がかかる点も燃費が悪化する要因でした。 燃費性能重視の風潮からCVTやDCTに置き換わる 環境意識の高まりから、車に求める性能の中でも燃費性能が重要視されるようになると、トルクコンバーターのデメリットを補う新しい技術の投入が模索されるようになりました。そこで開発されたのがCVTとDCTです。 より高効率化を目指して開発されたCVTとDCT 従来のトルクコンバーター+ステップ式ATのデメリットを解消するため、開発された代表的な方式が、CVTとDCTです。どちらも急速に採用される車種が増え、現在でも多くの車種で採用されています。 トルクコンバーターのまま効率を高めたCVT CVTはエンジン出力と車軸を、テーパー状(円錐)のプーリーを介してベルトで接続した変速機です。 テーパー状のプーリーがギアの変わりとなり、ベルトのかかる位置によって変速します。ギアのように段がないので無段階変速機とも呼ばれています。 エンジンとの動力伝達には、従来通りトルクコンバーターを使用する車種が大半です。(一部電磁クラッチを使用した車種もあり)しかし、1速、2速というような通常のステップ式ATと違い、CVTはエンジンを適切な回転数で使用することができるため、特に燃費の向上に効果を発揮します。 伝達ロストスムーズな変速を実現するDCT DCTはデュアルクラッチトランスミッションのことで、奇数段ギアと偶数段ギアそれぞれにクラッチが装備されています。 MTと同じく物理的にクラッチがつながるため、伝達ロスを最小限に抑えることが可能。奇数段ギアのクラッチがつながっている間に偶数段ギアを準備しておき、変速タイミングでクラッチを切り替える仕組みです。 また、マニュアルトランスミッション(以下MT)のペダルを踏んで操作するクラッチと基本的には同じですが、湿式と乾式の2種類の方式が存在します。 技術革新で再び脚光を浴びているトルクコンバーター 近年の技術革新によって、トルクコンバーター最大のデメリットである伝達ロスが大幅に改善されつつあり、一度は見放されたトルクコンバーターは、再度脚光を浴びるようになってきました。 実際にCVTからステップ式ATに再び戻した車種も増えてきています。 CVTとDCTが抱えていたデメリット 夢のATとされたCVTとDCTですが、同時にデメリットも抱えていました。 エンジンの高出力化やより高い燃費性能が求められるなか、そのデメリットが浮き彫りになり始めます。 CVTはベルトで動力を伝達するという仕組み上、高出力エンジンでは滑りが発生してしまいます。また、油圧でプーリーを動かすため一定のエンジンパワーが変速で消費されてしまうのも出力を追求したエンジンにとっては不利でした。 そして、DCTのデメリットは、機構が複雑なため小型化しにくくコストもかかること、不具合が発生しやすいこと。さらに、よりエンジンを効率よく使うため、8速や10速といった多段化が求められるなか、重量と大きさがネックとなったのです。 電子制御の進化でデメリットを解消 トルクコンバーターのデメリットである伝達ロスを軽減する方法として、エンジンとトランスミッションを直結させるロックアップ機構という方法がかねてからあります。しかし、CVTやDCTなみに伝達ロスを軽減するには精度の高い制御が必要で、デメリットの解消とまではいきませんでした。 制御方法が長年課題だったロックアップ機構ですが、技術の進歩によって近年劇的な進化を遂げます。各種センサーによる的確な車両状況の把握、制御コンピューターの高速化による瞬時の動作によって伝達ロスを大幅に軽減することに成功。トルクコンバーターならではの滑らかな発進と高効率を両立しました。 また、トランスミッションの多段化という要求に対しても、従来のステップ式ATは有利。さらに、トルクコンバーター自体は低コストで比較的コンパクトに設計できることもあり、近年トルクコンバーターを採用したステップ式ATの車種が増えてきています。 CVTからトルコンATに戻った車種やあえてATを採用した車種 トルクコンバーターの進化によって、新車にステップ式ATを採用するメーカーも増えてきています。さらに、CVTに一度変更したもののモデルチェンジでステップ式ATに戻る車種も出てきました。 4代目マツダ デミオ マツダ デミオもステップ式ATを再度採用した車種の1つ。2007年に発売された3代目デミオでは省燃費化のためにCVTを初めて採用しました。しかし、2014年の4代目へのモデルチェンジでトルクコンバーターATに戻しています。 新開発の「SKYACTIV-DRIVE」というトランスミッションで、トルクコンバーターをベースに「燃費」「なめらかな発進と変速」「ダイレクト感」を緻密な設計と制御で実現しました。 5代目トヨタ スープラ ドイツBMWとの共同開発で大きな話題となった5代目のトヨタ GRスープラにも、ZF製8速のステップ式ATが採用されています。(姉妹車のBMW Z4も同じ)スポーツカーとして、MTが欲しいというユーザーの要望もあり、2022年4月下旬には6速MTモデルの追加される予定です。 それまでスープラがMTを設定していなかった理由は「速さを追求した」から。つまり、「速さ」という点でMTは非効率で、今やステップ式ATの方が速いのです。 ダイレクト感とレスポンスが重要なスポーツカーにも、トルクコンバーターを用いたステップ式ATが採用されるようになりました。 まとめ トルクコンバーターを用いたステップ式ATから、CVTやDCTに置き換わった大きな理由の1つは燃費性能の向上でした。面白いことに、さらなる燃費性能の向上が求められる現在は再びトルクコンバーター+ステップ式ATが見直されています。 小さく軽量で、いかに動力を効率的に伝達するか?単純な機構による高い信頼性と低コスト、流体伝達による滑らかな発進や変速、多段化の要求にも応えられる省スペース設計。トルクコンバーター+ステップ式ATの組み合わせは、現代の車に求められる変速機の要件を高次元で満たす機構として見直されています。 ハイブリッドや電気自動車など、動力の発生方式による違いや技術革新ばかり注目されがちです。しかし、トルクコンバーターやステップ式ATなど、動力伝達の方式も日々進化。「これからどんな優れた方式出てくるか」ということに注目してみるのも、面白いのではないでしょうか。 [ライター/増田真吾]
昨今、90年代国産スポーツカーの価格が高騰していますが、シビック タイプR EK9も当然高騰しています。実際、弊社では21万キロ走行にも関わらず300万円で買い取りした事例もあります。20年落ち、21万キロ越えとは思えない金額です。なぜここまで高い金額で取引されるのでしょうか?理由を詳しく見ていきます。 シビック タイプR EK9スペックとそのすごさ そもそもタイプRのRはレーシングの頭文字から来ています。そのため、大前提として‘‘走り‘‘が悪いとタイプRは名乗れません。これは開発者側もユーザー側も共通認識になっています。だからこそ、決してその名前に恥じない走りができるように多くの技術がタイプRには詰め込まれています。つまり、ホンダの本気が垣間見えるモデルと言えるのです。 例えばEK9には、B16Bという自然吸気VTECエンジンが搭載されています。自然吸気エンジンにおいて排気量1,000ccあたり、100馬力あれば高性能といわれているなか、このエンジンは当時としては世界最高峰であるリッター当たり116psを叩き出しました。 ホンダはその性能を達成するため、ベースのB16Aエンジンから型式が変わってしまうほど、多くの技術を詰め込みB16Bエンジンを作りあげました。変更点は、熟練職人の手作業によるポート研磨やバルブ類の強化、コンロッドの軽量化、吸排気の流入量を上げるためのチューニングなど多数に及びます。また数値に表れにくい、澄み渡る甲高いサウンドや、気持ちよく高回転まで回るといった官能性の部分にもさらに手を加えました。 さらに走行性能においては、サーキットを走りこむことによってタイプR専用のエアロパーツや足回りを開発しました。そのおかげで走行性能を大幅に上げることができ、結果としてFF車は曲がらないという常識を覆すほど、よく曲がる車に仕上げられました。 EK9にも搭載されたVTECエンジンの仕組みをおさらい VTECとはパワーと環境性能を両立させるための技術のことです。正式名称を「バリアブル (V) バルブタイミング (T) アンドリフト・エレクトリック (E) コントロール (C) システム」と言います。 車は空気をどれだけ多く吸い込めるかがパワーアップの重要なポイントになります。そして、その空気はバルブという部品の隙間から燃焼室に入っていきます。つまりバルブの開く量を変えることで、パワーなどに直結する空気の吸気量を変えることができるということです。そこでVTECは、エンジン回転数に応じて大きさの異なるカムシャフト(リフト量)と油圧ピンで低回転用と高回転用が切り替わるロッカーアームを動かすことにしました。 これは、回転数が低い時は、そこまでパワーを求めていないのでバルブを閉じ目にします。逆に高回転まで回している時はパワーを求めているので、バルブを開きます。したがって、回転数が上がると、VTECの切り替えポイントがあるのです。このポイント(回転数)を超えると、俗に言う「ンバァァァ」という表現をされるエンジンサウンドになります。 VTECエンジンが登場した1980年代半ばとしては、このエンジンはとても革新的でした。実際、VTECエンジン登場後には同様の可変バルブタイミングエンジンが他メーカーでもさらに開発されていきました。その結果、現在では多くのメーカー、車種に搭載されています。その状況をみると、VTECが可変バルブタイミングエンジンの草分け的存在だったといえるでしょう。そんな技術の結晶ともいえるVTECエンジンの最高峰のひとつが、タイプRに搭載されたB16Bなのです。 シビック タイプR EK9がなぜ人気か そして現在のリセール状況について 近年、80~90年代のネオクラシック国産スポーツカーが高騰していることは皆さんも記憶に新しいのではないでしょうか。現代の車にはない、デザインや性能、雰囲気が人気の理由です。もちろん、EK9も例外ではありません。実際に旧車王ではサンライトイエロー、21万キロ走行のEK9を300万円で買取した事例があります。このように、現在EK9は非常に高い買取額が期待できます。 現行シビックタイプRは、ついにターボを採用しました。ターボを採用したことで、これまでよりも更なるパワーを得ることができました。しかし、従来の自然吸気VTECがもつ最大の醍醐味であるエンジンを高回転まで回すことや、甲高いサウンドという楽しみは大幅に薄れました。また、EK9は車体のサイズも扱いやすく、車重もとても軽量です。大きく、重くなった現行車にはない、軽快さがEK9にはあります。しかし様々な規制から、B16BのようなエンジンやEK9の車両サイズでの再販は不可能と考えられます。 しかし、裏を返せば、それだけEK9の価値は高まるばかりだということです。もう二度とEK9は作られないということは、EK9の台数がこれ以上増えることはありません。むしろ減っていく一方です。需要があるのに、供給は減る一方なのです。すると経済学の理論通り当然、価値はどんどんあがっていきます。また、EK9は右ハンドル仕様しか生産されませんでした。よって北米には正規輸出されていません。そのため25年ルール(アメリカでは25年経過した車は輸入規制が大幅に緩和される)が適用される来年2022年には今以上に取り引きが活発になるかもしれません。 スポーツカーを売るのに旧車王がおすすめの理由 歴代のシビックタイプRの中で、EK9は一番人気の高いモデルです。人気車種がゆえ、買取に関する情報が多すぎて、どこに査定を出せばよいか迷っていらっしゃる方も多いかもしれません。 旧車王ならEK9に特化したスタッフがしっかりと査定を行います。EK9は製造終了から20年以上経過しました。今もお乗りのあなたは、きっとEK9に大きな愛情をもっているはずです。そんなあなたの愛情のこもったEK9をぜひ一度見せていただけませんか。必ずや他店に負けない、高価買取を実現してみせます。 旧車を買い続けて20年以上!目利き鑑定士の納得買取なら旧車王https://www.qsha-oh.com/ [ライター/旧車王編集部]
車は世相と技術が反映された製品で、その時代に合わせた装備が搭載されてきました。近年では自動運転、EV化と車は今大きな過渡期にあります。10年後の道路ではどんな車が走っているのか。今後10年で消えるかもしれない装備をみていくと、未来の車の形がより具体的に見えてくるかもしれません。 当たり前は既に変わりつつある車の装備5選 シフトノブ(シフトセレクトレバー)に針が動くスピードメーターなど、これまで当たり前に装備されていると思っているものも、既になくなっている車もあります。 なくなりそうな装備を紐解くと、車の操作はよりシンプルになっていることが見えてきます。車を操作している感覚が楽しい人には少し寂しい面もありますが、車の安全性をより高めるためには仕方のない方向性なのかもしれません。 車の心臓部であるエンジン 車の心臓部であり、ボンネットを開けると存在感を放つエンジン。しかし既にEV車が出始めていて、10年後にはボンネットを開けても小さなモーターが設置されているだけという日がくるかもしれません。 また、エンジンがなくなるということは、エンジンオイル交換も不要になります。さらに、パワーステアリングも油圧式から電動式への置き換えが進んでいるので、パワステフルードも不要になる日がくるでしょう。 MT車の名残であるシフトノブは完全消滅の可能性も シフトセレクトレバー、いわゆるシフトノブはMT車の名残ともいえる装備です。しかし、すでにパドル式、ダイヤル式やボタン式のものも出てきています。さらに安全技術や自動運転技術が進化すると、ボタン1つで車が動くようになる日がくるかもしれません。 アナログメーターは過去の遺物になる 「物理的に針が動く」アナログメーターは、多くの車でフル液晶ディスプレイのメーターが採用され既になくなる方向です。アナログ風の表示方式自体は一部車種で今後も残り続けても、自動運転技術が進むとそもそも速度やエンジンの回転数を逐一確認する必要性がありません。 物理スイッチは減っていく 車をコクピットのように演出する物理スイッチも、今後なくなってしまうかもしれない装備の1つです。エアコンのコントロールなど、一部の機能は既にタッチセンサー式のスイッチになっています。さらに、遠くない将来スマホのように車のコントロールは液晶タッチパネルのみになるかもしれません。 また、電動化がさらに進み、既にワイヤーで物理的に引っ張っているトランクや給油口の開閉もタッチパネルからコントロールできるようになりつつあります。 カーナビそのものは進化するも社外品ナビは厳しいかもしれない 自動運転技術はGPSによる方位測定と、カメラによる3D認識によるものです。つまり、純正のカーナビは自動運転技術の核ともいえる装備なので今後も存続します。ただし、純正のカーナビが外せなくなる以上、社外品のカーナビは入り込む余地がなくなってしまいます。自動運転技術が搭載されていない車種であれば、スマホのアプリの方が、性能も更新性も高いのでそちらに置き換わっていくでしょう。 既になくなってしまったかつては定番装備だったもの4選 かつては当たり前だった装備でも、今では既になくなったしまったものがいくつもあり、なかには法律で義務付けられていた装備もありました。また、オプションとして現在でも残ってはいるものの、時代の流れから選択されなくなった装備もあります。 車内は優雅な喫煙場所 男性の喫煙率が6割を超えていたという時代背景もあり、灰皿やライターが標準装備でした。 前後席の灰皿はもちろん、車種によっては後席にもシガーソケットが備えられ、タバコを片手に運転する当時のドライバーには欠かせない装備でした。 現在では灰皿は小物入れなどに置き換わり、シガーソケットも「アクセサリーソケット」や「電源ソケット」という呼び名に変わってきています。シガーソケット自体は現在でも電源として残っていますが、もともとは「シガー」の名の通りライターが取り付けられていたことを知るかたも年々減っているかもしれません。 法律で義務付けられていた速度警告音 時速100km/hを超えると「キンコン」と鳴っていた速度警告装置。かつては道路交通法で義務付けられていた装備も現在ではなくなってしまいました。法律で定められていた正確な速度は普通乗用車で105km/h、軽自動車は85km/hです。 しかし、日本独自の装備だったためアメリカ政府や自動車メーカーからの圧力で1986年に法律は廃止。以降徐々に姿を消していきました。 安心して運転できたコーナーポール 左前方のバンパーから伸びる1本の棒。運転席から見にくい左前方の位置を示すコーナーポールです。車両感覚にあまり自信が無い人でも、コーナーポールのおかげでしっかり見切りをつけられました。セダンや大きな車だけでなく、コンパクトカーや軽自動車などでもよく見かけた装備です。 現在でも純正オプションやアフターパーツとして販売されていますが、各種センサーやモニターの発達で装備する人はほとんど見かけません。 レースのシートカバーで高級感を演出 かつて車は高級で特別なものというイメージがあり、その演出として定番だったのがレースのシートカバーです。車種やグレードを問わず、多くの車で装備されていました。 最近はみかけることもなくなりましたが、実は今でも純正品として供給されています。しかも撥水性が高められるなど機能性も進化していて、小さな子どもなどを乗せる際はシートの汚れを防ぐアイテムとして有効です。 ただ、どうしても古めかしいイメージから敬遠する人が多いのも事実で、いつかは完全になくなってしまう日も来るかもしれません。 まとめ 慣れ親しんだ装備がなくなっていくのは寂しさも感じます。車の装備は、技術面だけではなく当時の世相を反映したものもあり、振り返ると思わぬ発見もあるかもしれません。 一方、この装備が将来どうなっていくのかを考えるのは楽しいものです。技術の進歩によってなくなるのか、より進化するのか。車を運転しながら思いを馳せてみてはいかがですか。 [ライター/増田真吾]
ランドクルーザーはトヨタでもっとも歴史のある車種であり、国内のみならず世界中にファンがいる日本を代表する車種です。ところが、年式の古いランドクルーザーは、 NOxPM法の規制により、主に首都圏や大都市で登録することができません。(車検が通せない) そこで今回の記事では、NOx・PM法についておさらいし、古いランドクルーザーとどのように付き合っていけばよいのかについて解説していきます。 NOxPM法とは RVブーム全盛期に販売されていたランドクルーザー80や70、さらには60や40といった往年のランドクルーザーは今も根強い人気を誇る車種です。また、近年80年代~90年代のややレトロなデザインが見直されはじめ、これから古いランドクルーザーの購入を検討している新規ユーザーも増えています。 ところが、80年代~90年代のランドクルーザーは、主力エンジンがディーゼルです。そのため、冒頭でも述べたように、NOx・PM法の規制により、登録はおろか、継続検査(車検)を通すことすらできません。 NOx・PM法とは、正式名称「自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法」と言い、1992年(平成4年)6月に公布、2007年に改正されています。 規制対象となっているのは、直接人体に悪影響を及ぼすとされる窒素酸化物(以下:NOx)と、粒子状物質(以下:PM)です。 対象地域 NOx・PM法の規制対象地域は、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県。(※市区町村により対象外地域も含まれます。)見ていただく分かる通り、主に大きな工業地帯を抱え、なおかつもともとの交通量が多い地域が規制の対象地域となっています。 規制に適合しているランクル では、これからランドクルーザーの購入を考えた場合、どの年式以降を狙えば良いのかについてお話しします。ディーゼルエンジンを積んだランドクルーザーで、今現在(令和2年)でも問題なく使用できるのは、2015年式以降のランドクルーザー150プラドか、復刻版ランドクルーザー70のみ。残念ながら最上位クラスのランドクルーザー100や200には、そもそも規制に適合した日本向けディーゼルエンジンモデルは販売されていません。 しかし、悪路や山道をよく走る方にとって、粘り強いトルクが魅力のディーゼルエンジンモデルは是が非でも乗りたい、乗り続けたいというのが本音でしょう。 そこで、年式の古いディーゼルのランドクルーザーを乗り続けるための方法について解説します。 規制対象から適合に替える方法 まず先にお伝えしておきますが、NOx・PM法が施行された直後、規制地域外の住所で登録する、通称「車庫飛ばし」という方法が横行していました。確かに、規制地域外であれば現在でも登録することは可能ですが、れっきとした違法行為であり、実際に逮捕者も出ているため、絶対に行ってはいけません。 正規の方法で現在の法律に適合させるには、排気ガス浄化装置を取り付けるか、エンジンを乗せ換える必要があります。 排気ガス浄化装置とは、主にPMの浄化を目的としたDPFやDPRなどと呼ばれる装置で、ランドクルーザー40や60といった古い年式のディーゼルであっても、技術的には適合させることが可能です。 しかし、単に装置を取り付けるだけではなく、燃料系の再調整や交換、さらに適合させるためには新たに排気ガス検査を受ける必要があり、短く見積もっても2~3か月掛かります。 また、適合するエンジンに載せ換えるという方法もありますが、これはある意味大掛かりなカスタムと同じで、本来の味を大きく損なうことは確実です。 そして何より、どちらの方法も100万円以上の費用は覚悟しなければならず、よほどの愛着がなければ現実的な方法とは言えません。 まとめ ディーゼルエンジンの持つ粘り強く太いトルクはもちろん、ディーゼルエンジン特有の振動もファンにとっては大事にしたい要素。しかし、私たちの住む地球環境も無視できない問題であり、今後益々古いランドクルーザーをはじめとしたディーゼル車を乗り続けることは難しくなっていきます。 もし、費用をかけてまで乗り続けることが困難であるなら、専門知識と豊富な流通経路を持つ、旧車王をはじめとした専門店への売却をおすすめします。 現在では、先に述べたNOx・PM法の規制地域以外では、今でも古いランドクルーザーのディーゼル車でも使用することが可能です。車は走ってナンボ。規制地域外に住む新たなオーナーに託すのも決して悪い選択ではありません。 ランドクルーザーを買い続けて20年以上納得の高価買取ならランド王https://www.qsha-oh.com/landcruiser/ [ライター/増田真吾]
アメリカで行われている自動車アフターマーケットの見本市、「SEMAショー」をご存知でしょうか?SEMAショーは、東京オートサロンの会場となる幕張メッセの3倍、30万平方メートルという広さで開催される大規模イベントです。 今回は、アフターパーツやペイント、ラッピング、カスタムカーによるショーなど、ありとあらゆるジャンルを取り揃えた大見本市、SEMAショーについて解説していきます。 50年以上続くSEMAショーとは SEMA とは「Specialty Equipment Market Association」の略称で、日本語では「米国自動車用品工業会」という意味になります。1967年の第1回目から、年に一度ハロウィーンの時期に開催され、いままで50年以上の歴史を重ねてきたSEMAショー。当初はロサンゼルスで開催されていましたが、現在はラスベガス コンベンションセンターが会場となっています。 SEMA(米国自動車用品工業会)に7,000社以上の企業が登録しており、アフターパーツをはじめ自動車に関連するあらゆるものを集めた大見本市。業界関係者向けのイベントではありますが、クラシックからEVまで網羅したカスタムカーの展示や、ドリフトのデモ走行などエンターテイメント性も高く、全世界から7万人以上のバイヤーが訪れます。 アフターパーツだけでなくカスタムカーの展示も豊富 アフターパーツを駆使したカスタムカーが数多く展示されるSEMAショーには、ジャンルや生産国を問わず、多彩な車両がお披露目されます。 アメリカで人気の高いピックアップトラックをはじめ、クラシックカーに大排気量エンジンを載せたハイパワー車や奇抜なペイントを施した「ホットロッド」、車高を下げ、足回りにハイドロを装着した「ローライダー」。さらに、SUVやピックアップトラックにテントを設置し、北米で昨今ブームとなっているアウトドアカスタム「オーバーランド」も出展されています。 GT-RやスープラがSEMAでも大人気 東京オートサロンがそうであるように、最終的に商売につなげることが目的のSEMAショーでは、いかに自分のブースに人を呼び込めるかが重要になります。 そこで、インパクト満点なカスタムカーを展示しているわけですが、近年特に注目されているのが、アメリカで人気がある日本車のカスタムカーです。 歴代の日産 スカイラインGT-Rや、トヨタ A80スープラ、FJ40系ランドクルーザーなど、アメリカらしいアグレッシブなカスタムを施された日本車が、毎年数多く出展されています。 SEMAショーの人気イベント さまざまな出典や催しがあるSEMAショーですが、その中でもメインかつ、人気のブースを紹介していきます。 SEMA NEW PRODUCTS SHOWCASE SEMAショーにおける新製品の展示スペースが、「SEMA NEW PRODUCTS SHOWCASE」です。毎年3,000以上の製品が展示されるこのスペースには、自動車アフターパーツをはじめ、板金塗装機器やカーケア用品など、取り扱うアイテムは非常に多ジャンル。 さらに展示スペースでは実演もされており、ペイントブースでは世界中から招かれた職人が、自らの手でカスタムペイントを披露する催しもあります。 コンプリート車両の出展 SEMAショーではアフターパーツメーカーのカスタムカーはもちろん、各自動車メーカーがカスタムを施したコンプリートカーが出展されているのも魅力です。 日本の企業からもコンプリートカーは出品されていますが、メーカーの北米担当のカスタムということもあって、内外装ともに国内モデルよりもアグレッシブな車両が目立ちます。 また、2021年の出展では2022年春発売予定の新型日産「フェアレディZ」も展示。米国市場向けの240台限定特別仕様車「Z Proto Spec」が展示され、Zファンはもちろん報道関係者まで多くの注目を集めました。 SEMA CRUISEとSEMA IGNITED 4日間に渡るSEMAショーの最終日には、「SEMA CRUISE(セマ クルーズ)」、そして、夕方には、アフターパーティーである「SEMA IGNITED(セマ イグナイテッド)」が開催されます。 SEMA CRUISEはSEMAショー内で展示された車両が勢ぞろいし、一台ずつ列になってパレードを行うイベント。そして、夕方からのSEMA IGNITEDでは展示車両が屋外特設ステージに移動し、フォーミュラドリフトやF1参戦ドライバーによる派手なアピール走行が行われます。 SEMAショーは基本的に業者間での取引となりますが、SEMA IGNITEDは20ドルの入場料を払えば一般人も入場可能。ラスベガスの夜景をバックに行われる派手なアピール走行はまさに圧巻であり、業者一般問わずSEMAショーに訪れる誰もが楽しみしている催しとなっております。 まとめ 東京オートサロンをはるかに超える規模で開催されるSEMAショー。SEMAショーは毎年3000を超えるアフターパーツや、カー用品などを取り揃えるほか、SEMA IGNITEDといった派手な催しも用意したエンタメ性の高いイベントです。 登場する車両は、見た目もスペックも非常に過激なものが多く、アメリカのダイナミックなイメージが車に表れています。 基本的には業者間の取引のみであるSEMAショーですが、屋外ショーには一般客でも入場できるので、日本とはひと味違った自動車イベントを、一度体験してみるのも良いかもしれません。 [ライター/増田真吾]
最近の車は、なぜずんぐりむっくりしたデザインになってしまったのでしょうか? 旧車はなんといっても低くシャープなデザインが魅力です。ここでは、旧車と現行車のリセールバリューの違いや現行車のデザインが大きく変わってしまった理由についてご紹介させていただきます。 現行車がずんぐりむっくりになってしまった理由 昨今の旧車・ネオクラブームで昭和やバブル時代の車に興味を持たれる方も多いのではないでしょうか?また、バブル後の1990年代後半から2000年代前半のモデルが人気なのも近年の中古車市場の特徴です。では何故、現行車ではなく旧車・ネオクラシックカーに人気が集まるのか?という疑問が自然と湧いてきます。もちろん、旧車と言ってもジャンルは様々ですので、一概にこれといったものがあるわけではありません。しかし、そのひとつの理由が低くシャープなデザインであったことは間違いありません。そして、低さは世界共通の美学であり、この先も変わることはないのです。 ならば、現在の技術で低くかっこいい車を造ればよいと話しになりますが、そこには大人の事情があったのです。 国土交通省の歩行者保護基準が年々厳格化することにより、エンジンとボンネットフードに一定のスペースを確保する必要が生じ、かつてのような低くシャープなデザインの車が造れなくなってしまったのです。これが、現行車がずんぐりむっくりになってしまった主たる原因です。そういう視点から考えると、水平対向エンジンの採用で、現行車にもかかわらずかつてのような低くシャープなデザインを実現しているトヨタ86/スバルBRZは、非常に希少価値が高いモデルと言えるでしょう。 旧車と現行車どちらが良いのか? 旧車のデザインが現行車より美しいことを踏まえた上で、旧車と現行車ではどちらが良いのでしょうか?おそらく、誰しも同じ価格、同じ維持費なら旧車を選ぶと応えるはずです。しかし、その維持費が大きな問題になります。旧車の代表的なモデルと言えば、AE86を思い浮かべる方も多いと思いますが、状態がよい個体は200万円以上の出費は覚悟しなければならず、購入後もエンジンやミッションのオーバーホールに加え、ボディのヤレや錆のメンテナンスも必要です。はっきり言って、維持費で前期のトヨタ86が買えてしまうレベルです。 対して、現行車であれば中古車がお手頃な価格で手に入るだけでなく、ライトチューンだけでサーキットなどのスポーツ走行が楽しめてしまいます。ドリキンこと土屋圭市が、前期のトヨタ86を自ら購入したことが大きな話題になりましたが、エンジンがノーマルのライトチューン仕様で筑波サーキットにおいて4秒のタイム短縮を図っていますので、現行車のコストパフォーマンスがいかに高いかがわかります。 また、トヨタ86が発表された8年前に「このトヨタ86/スバルBRZも新車はおじさんがノーマルのまま乗って楽しんでもらって、安くなった中古車を若い子がチューンして楽しむ。早くそうなってもらいたい」という言葉を残していますが、近年では100万円以下のお手頃な価格で手に入るトヨタ86/スバルBRZが存在しており、ドリキン土屋圭市が描いた小さな夢がようやく実現しようとしているのです。 旧車と現行車のリセールバリューの違い 旧車と現行車のリセールバリューの違いは、現行車が「色・年式・走行距離」で決まってくるのに対して、旧車は買取店によって大きく左右されます。理由は、旧車にはこれといった相場がないため、買取店の得意不得意が影響するためです。 また、近年では何故この車が?と思ってしまう、もともと不人気だった車にプレミアが付いているケースが見受けられます。したがって、高年式がメインの買取店ではリスクを避けて安く買う傾向があります。つまり、旧車は売るタイミングや買取店選びが非常に重要ということです。 旧車はどこで売るべきなのか? 旧車はどこで売るべきなのでしょうか?その答えは、ずばり旧車専門店の旧車王に売却を依頼することがベストな選択と言わせていただきます。理由は、 長年に渡り世界中の旧車を買取ってきた実績と確かなノウハウです。ハコスカやAE86などの国産旧車はもちろんのこと、縦目のベンツやクロカン4駆のディフェンダーなども買い取ってまいりました。 旧車王は、旧車・ネオクラシックカーを愛しているのはもちろんですが、決して現行車を否定しているわけではありません。近年では旧車バブルなどの言葉も耳にしますが、このタイミングで旧車・ネオクラシックカーを売却して現行車を楽しむというのもひとつの選択肢ではないでしょうか。 [ライター/旧車王編集部]
昨今、廃車が以前にも増して注目されるようになりましたが、業者とユーザーの間で廃車の解釈の違いからトラブルに発展するケースもあるようです。ここでは、廃車の本来のあり方や廃車・買取のそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介させていただきます。 廃車のメリット・デメリット 長年乗ってきたお車が、とくに希少車でもなかった場合に真っ先に思い付くのは廃車という選択ではないでしょうか?因みに、廃車とはお車の解体処分を行い、物理的にも名義的にも登録を抹消する「永久抹消登録」」という手続きを行うことを指します。しかし、廃車の定義に曖昧な部分も多く、業者とユーザーの間でトラブルのもとになっているのが現状です。 そして、本題の廃車のメリット・デメリットについてご紹介させていただきますが、まずメリットについては、よい業者さえ見つかれば無料で引き取っていただくことが可能で、なおかつ面倒な価格交渉なども必要ないことです。また、永久抹消登録が無事に完了すれば、重量税が還付されるのも大きなメリットと言えるでしょう。対して、デメリットは廃車を謳っているにもかかわらず、車を流通させている悪質な業者が存在することです。それ以外のデメリットとしては、陸送費や永久抹消の登録手数料に業者によって大きな違いがあることや解体となりますので鉄の相場の影響をどうしても受けてしまうことなどがあげられます。 買取のメリット・デメリット 廃車と買取を悩んだときに買取を選択するメリットは、近年の旧車ブームの影響でディーラーなどで査定が0円の車でも値段が付く可能性があることです。もちろん、廃車との比較になりますので、多くは望めないかもしれませんが、例えば手元に5万円残ったとしたら大きなメリットと言えるのではないでしょうか?なおかつ、長年共に過ごしてきた愛車がスクラップにされず次のオーナーのもとを行くわけですから、願ったり叶ったりと言えるのです。 しかし、わざわざお申し込みいただき、価格交渉などのお時間をいただいたとしても、車種や状態によっては買取自体が出来ない場合があります。それが、買取の一番のデメリットであり、最も難しい部分になります。もちろん、お申し込みはネットで行えますし、買取が難しい場合も基本お電話の段階でお知らせしておりますので、お時間をいただく言っても多く見積もって1時間程度です。 廃車にかかる費用の内訳 廃車にかかる費用の内訳は、最近では廃車無料と謳っている業者を多く見かけますが、一般的な相場は以下の通りです。 1.引き取り費用:0〜30,000円2.登録手数料(永久抹消登録):10,000〜20,000円3.車体解体費用:0〜30,000円 そして、鉄の価格(2020年6月現在14 円/kg)である1台あたり14,000円~28,000円に応じて、かかる費用が決まってきます。また、自動車税、自動車重量税、自賠責保険の還付金はここには含まれておりません。 ボロボロの車でも値段が付くのか? 廃車と買取で悩んだときに一番気になるのが愛車にどのくらいの価値があるのかという点ではないでしょうか?旧車王では、主要車種の相場情報を開示しており、ホームページの車種ページでご覧いただくことが出来ます。例えば、日産のローレルの場合で、最終型のターボモデルが70万円で買取が可能です。もちろん、条件が全て揃った場合に限りますが、廃車のつもりのお車に何十万もの査定が付けば非常にラッキーという話しになります。ところが、これがノンターボになると、途端に査定がゼロになりますので、ここが一番難しい部分になってきます。 但し、最終型のGC35型を除いたローレルは、年式が古くなればなるほど値段が付く傾向がありますので、全体的には買取を選択するメリットが大きいモデルと言えるでしょう。一般的には、マニュアル車のスポーツカー、SUV、ターボ車は、値段が付く可能性が高いと言われておりますが、中古車の相場は常に動いておりますので、先ずは旧車王に査定のご依頼をいただくことをお勧めいたします。 先ずは本当の車の価値を知ることが大切 車の本当に価値というのは、基準が一つではないためひとことで申しあげられないのが実情です。また、どうしても値段が付かなかった場合にしっかりとしたリサイクル業者を選ぶことも非常に重要な要素と言えます。一般的には、国の認定を受けた最寄りのリサイクル業者に直接廃車を依頼することが費用がかからない方法と言われておりますが、地域差もありますのでトータル的に判断することが大切かもしれません。 旧車王では少しでもお客様のお役に立ちたいという気持ちで1件1件の査定を心を込めて丁寧に行っております。そして、お車の本当の価値を知るためには、旧車の確かなノウハウを持つ旧車王にお任せいただくことが、最も近道で有効な手段と言えるのです。 [ライター/旧車王編集部]
昨今、参加型のモータースポーツ普及により、ネオクラシックカーが中心の競技車両にも注目が集まっています。ここでは、希少なネオクラシックカーが競技で使われる理由や競技車両購入及び買取のメリット・デメリットについてご紹介させていただきます。 ネオクラシックカーになりつつある競技車両 今現在、ジムカーナやダートトライアルなどのナンバー付きの車両で行われる様々な種類の競技が存在します。しかし、自動車メーカーが昔のようにハイパワーなマニュアル車をラインナップしなくなったため、競技自体がネオクラシックカーが中心で行われているのが現状です。もちろん、今現在販売されているトヨタ86やスイフトスポーツなどのスポーツモデルも活躍しておりますが、ネオクラシックカーに比べて戦闘力不足なのは明白です。そして、これらの車両の多くは公道が走れるれっきとした合法改造車なのです。理由は、自走が可能なナンバー付き車両であれば積載車を用意する必要がなくなり、参加コストを抑えて出場機会を増やすことが出来るからです。 ジムカーナやダートトライアル以外でも、一般車でも走れるミニサーキットが増えたことにより、モータースポーツは昔に比べて気軽に楽しめるようになりましたが、ドリフト競技が不正改造の象徴になってしまっているなど、まだまだ課題も残されていると言えるでしょう。 競技車両のメリット・デメリット ネオクラシックカーの競技車両を購入や買取を行う際のメリット・デメリットについてご紹介させていただきます。まず単純に20年近く経過した車両を競技で使用しておりますので、一般的には様々なリスクが存在すると言えるでしょう。しかし、メリットがまったくないわけでもありません。例えば、ジムカーナの車両であれば競技の特性上クラッシュの確率は極めて少ないと言えます。なおかつ有名ショップ等でメンテナンスされている車両であれば、高いレベルでコンディションを維持されていることが期待出来ます。 逆にドリフト競技で使用されている車両は、ほぼ100%の確率でクラッシュしておりますので、かっこいいエアロで武装した見た目のよい個体であってもコンディションを期待することは出来ません。当然ながら、そのことが最大デメリットにもなるわけですが、もしドリフト競技が目的で購入するのであれば、肝心なところさえしっかりしていれば修復歴が大きな支障をきたすことはありません。いずれにしても次のユーザーがどんな目的で購入するかが、メリット・デメリットの決め手になってきます。 そして、昨今の中古スポーツカーの価格高騰で競技車両の買取が注目されています。昔から競技車両の売買はヤフオクなどの個人売買が主流になっていますが、旧車王ではカスタマイズされた個体も得意としているため、そのノウハウを活かし競技車両の高価買取も可能であると自負しています。とくに、個々のパーツのスペックやメンテナンス履歴がはっきりしている優良な個体は、高価買取の条件を満たしていると言えるのです。 [ライター/旧車王編集部]
旧車王では、日々多くの価値あるお車をお譲りいただいておりますが、車の売却時にはユーザーそれぞれが何かしらの課題を抱えているのが現実です。今回は、今までお客様からいただいた多くのアンケートをもとに、具体的な課題解決の事例13選をご紹介させていただきます。 【目次】 ①. 駐車場の契約期間が迫っていた ②. 遺産相続のやり方がわからない ③. スポーツカーは飽きたので、クロカン4駆に乗り換えたい ④. 運転中の腰の痛みで悩んでいた ⑤. 車検切れで車を動かすことが出来ない ⑥. 急に引っ越しで売却をしなければいけなくなった ⑦. 老後の資金の足しにしたい ⑧. 年齢的に手放すことにした ⑨. 子供が出来たので、流行りのミニバンに乗り換えた ⑩. 相場が高そうだったので売り時だと思った ⑪. 親に免許返納を勧めている ⑫. 乗り心地が悪く家族に反対されている ⑬. 会社の車が古く入れ替えを検討している ケース①:駐車場の契約期間が迫っていた 【お悩み】駐車場の契約期間が迫っており非常に焦っていました。駐車場の更新時期が近いことをうっかり忘れてしまっていたが、車が古く手放すことも検討していたので、この機会に売却してしまいたい。 【解決】すぐに車を移動する必要があったが、ネットを見て問い合わせをしたところ、すぐに査定に来てくれた。車もその場で引き取ってもらえたので非常に助かった。値段も想像以上だった。 ケース②:遺産相続のやり方がわからない 【お悩み】父親が大切にしていた古い車を相続することになった。急なことだったので残すことも考えたが、維持は現実的に難しいので廃車なども検討しなければならない。 【解決】父が大切していた車を思ったいたよりも高く買取っていただき助かりました。難しい相続のやり方も丁寧に説明してくれました。また、スタッフの方から「大切にしていただける方への橋渡しが、私達の使命です。」と仰っていただき、感動を覚えました。→車の遺産相続専門ページ ケース③:スポーツカーは飽きたので、クロカン4駆に乗り換えたい 【お悩み】憧れてきたスポーツカーでやってみたかったことはほとんどやり尽くしてしまった感があるので、次は古いランドクルーザーかディフェンダーに乗り換えたい。 【解決】改造した部分も詳しく見ていただき、納得の査定額を付けてくれました。次の車の購入を心配していましたが、妥協せず次の車が選べそうです。 ケース④:運転中の腰の痛みで悩んでいた 【お悩み】車は気に入っているが、どうしても運転中に腰の痛みを感じるため、腰痛持ちの方に優しいと言われる輸入車に乗り換えたい。 【解決】買取だけでなく、輸入車にも詳しいスタッフが親身になって次の車の相談に乗ってくれました。輸入車の買取も可能とのことだったので、またお願いしたいと思いました。 ケース⑤:車検切れで車を動かすことが出来ない 【お悩み】車検を切らしてしまったため、お店に持っていくことが出来ず、そのまま放置して価値が下落してしまうことも心配だった。 【解決】査定を申し込んだらすぐに来てくれて、車検切れの車もセーフティローダー (積載車)で引き上げてくれた。査定額も車検切れの影響は最小限と言っていただき、想像以上だったので、全て満足です。 ケース⑥:急に引っ越しで売却をしなければいけなくなった 【お悩み】趣味の釣りのために、クロカン4駆の古いディーゼル車に乗っていますが、NOx・PM法の対策地域に引っ越すことになったため、売却する必要が出てきた。 【解決】NOx・PM法の問題があったので、地元の人に個人売買で売却することを考えていたが、全国ネットで迅速かつ柔軟に対応していただき、大変助かりました。買取金額にも満足です。 ケース⑦:老後の資金の足しにしたい 【お悩み】定年退職したので老後の資金が必要になった。長年大切に乗ってきた愛車なので、乗り続けたいのはやまやまだが、売却して維持費の安い軽自動車に乗り換えたいと思っている。 【解決】査定の際は、愛車の思い出も聞いていただき、大変満足です。人気スポーツカーではないにもかかわらず、頑張って値段を付けてくれたので、老後の資金の足しになりそうです。 ケース⑧:年齢的に手放すことにした 【お悩み】長年好きな旧車を乗り続けてきたが、高齢ドライバーが起こす交通事故の多さを知って、運転は若い人に負けない自信があったが年齢的に手放すことを決意した。 【解決】まだまだお元気なので乗り続けていただきたいという私のことを気遣った優しいお言葉をかけていただきました。さらに納得の買取額で買い取っていただいたので、思い残すことなく車から引退出来ます。 ケース⑨:子供が出来たので、流行りのミニバンに乗り換えたい 【お悩み】趣味でスポーツカーに乗り続けてきたが、結婚して子供も出来たので、家族のためにもそろそろ流行りのミニバンに乗り換えたい。 【解決】スポーツカーの知識が豊富で車の本当の価値をわかっていると思った。買取額も思った以上だったので、購入するミニバンに後席モニターを追加で注文してしまいました。 ケース⑩:相場が高そうだったので売り時だと思った 【お悩み】ちょっと、自分の車を中古車情報で調べていたら、相場が高そうだったので売り時だと思った。 【解決】ネットで調べていたらすぐに出てきた。スタッフの方が相場の動向や傾向を詳しく教えてくれて、売り時だと思う気持ちに確信が持てた。 ケース⑪:親に免許返納を勧めている 【お悩み】親に免許の返納を勧めているが、車の売却の手続きがネックになってしまい、なかなか説得することが出来ない。 【解決】車の手続きの不明な点を丁寧にご説明してくれました。査定額も思っていた以上に高く、親が免許の返納を決心してくれたので、本当によかったです。 ケース⑫:乗り心地が悪く家族に反対されている 【お悩み】旧車をカスタマイズして乗っているが、乗り心地が悪く荷物も載らないため、家族に反対されている。子供も増えるので、いいタイミングだと思っている。 【解決】カスタムパーツのひとつひとつまで評価してくれましたので、この機会に売却することを決意しました。査定は車の評価だけだと思っていたので、驚きました。 ケース⑬:会社の車が古く入れ替えを検討している 【お悩み】会社の車が古くなり、入れ替えを検討しているが、会社に車に詳しい社員がおらず困っている。手続きを教えてくれて、少しでも値段を付けてくれたらすぐにお願いしたい。 【解決】査定スタッフの方が、思った以上の値段を付けてくれて、必要書類などの手続きも丁寧に説明してくれたので、安心して売却をすることが出来ました。 古い車の売却にはそれぞれの事情がある 今回、ご紹介させていただいた事例はほんの一部ではありますが、旧車王では日々お客様の課題解決に努めております。もし、この中にひとつでも当てはまる事例がありましたら、そのときは是非旧車王にお申し込みいただき、お客様の悩みのひとつひとつをお聞かせください。そして、旧車王はお客様の課題解決とともによりご満足いただけるサービスを目指してまいります。 [ライター/旧車王編集部]