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クルマのエンジンを始動するとき、「キュルキュル」というセルモーターの音はするもののエンジンがかからないという経験をしたことはありませんか?室内灯やヘッドライトなどの電気系統は正常に作動しているのに、なぜかエンジンだけがかからない状況は、ドライバーにとって非常に困った事態です。このような状況に陥ると、遅刻や予定のキャンセルなど日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、修理費用の発生など経済的なダメージも懸念されます。 本記事では、「エンジンがかからない」「電気はつく」「キュルキュル音がする」という三つの条件が揃った時に考えられる主な原因と、その具体的な対処法について解説します。 ▼関連記事エンジンがかからない場合の原因と対処法|症状別の解決方法を解説エンジンがかからないのに電気はつく!?原因と対処法を解説 エンジンがかからないのに電気がつく状態とは? エンジンがかからないというトラブルは、クルマのオーナーにとって非常に困る事態です。特に「電気はつくのにエンジンがかからない」状態は、バッテリー上がりのような単純な故障ではないことを示唆しています。なぜなら、室内灯やヘッドライトが点灯するということは、バッテリーからある程度の電力が供給されている証拠であるためです。 この状態では、バッテリーが完全に放電しているわけではなく、エンジンをスタートさせるための電力が不足しているか、あるいはエンジン始動に関わる他の部品に問題が生じている可能性が高いと考えられます。 キュルキュル音がする場合に考えられる4つの原因と対処法 エンジンをかけようとした時に「キュルキュル」という音がするのは、セルモーター(スターターモーター)が正常に作動している証拠です。それにも関わらずエンジンがかからない場合、以下の4つの原因が考えられます。 スパークプラグの不具合 スパークプラグは燃料に点火するための重要な部品です。スパークプラグは走行距離が伸びると徐々に電極が摩耗し、また燃焼によって発生するカーボンが付着すると性能が低下します。一般的に1万〜2万km程度での交換が推奨されていますが、使用状況によっては早く劣化する場合もありますし、もっと走ることもできます。 車種によってはスパークプラグは比較的簡単に取り外し可能で、電極部分の状態を目視で確認できます。電極が汚れていたり、摩耗していたりする場合は交換が必要です。ただし、エンジンルームでの作業は複雑になることが多く、交換は整備工場やディーラーに依頼しましょう。 さらに、点火系統のトラブルとして、ディストリビューターの不具合やイグニッションスイッチの接触不良なども考えられます。これらの部品も経年劣化によって機能が低下し、エンジン始動に支障をきたします。 イグニッションコイルの故障 イグニッションコイルはバッテリーからの電力を高電圧に変換して、スパークプラグで火花を発生させるための部品です。このコイルに問題があると、スパークプラグが正常でも点火が行われず、エンジンはかかりません。 特に高温多湿の環境や長期間の使用によって、コイル内部の絶縁が劣化し、故障する場合があります。イグニッションコイルの故障は、テスターによる電圧測定にて判別可能です。専門知識が必要なため、整備工場やディーラーでの診断を受けましょう。 インジェクターの詰まり インジェクターの詰まりによって、エンジンに適切な量の燃料が供給されなくなると、キュルキュル音はするものの、エンジンは始動しません。 インジェクターは燃料を微細な霧状にして燃焼室に噴射する部品ですが、長年の使用やガソリンの品質によっては、噴射口が詰まったり固着したりします。特に走行距離が多いクルマや長期間放置していたクルマではそのリスクが高まります。インジェクターの詰まりは、専用のクリーナーを燃料タンクに添加するとで改善できることもありますが、症状が重い場合は分解清掃や交換が必要です。 キュルキュル音以外の異音が発生する場合の原因 ここまでセルモーターが回っているだけのキュルキュル音が発生する場合の故障の原因と対処法について解説してきました。それと対象にセルモーターが回らない類の異音が聞こえる場合にはどのようなトラブルが隠れているのでしょうか。 カチカチ音がする場合 バッテリーの電圧が低下しており、セルモーターを回すだけの電力がないことを示しています。この状態ではリレーが作動する音だけが聞こえ、セルモーターは回りません。 ガガガ音する場合 「ガガガ」という重い音が聞こえる場合は、バッテリー上がりや電圧不足が原因です。ジャンプスタートでエンジンがかかるか試してみましょう。 何も音がしない場合 何も音がしない場合は、バッテリーが完全に上がっているか、セルモーター自体に問題がある可能性が高いです。早めに整備工場かディーラーに持ち込んで部品の交換を依頼しましょう。 まとめ キュルキュル音がしてエンジンがかからない場合、スパークプラグの不具合、イグニッションコイルの故障、インジェクターの詰まりなどが主な原因です。「カチカチ」「ガガガ」音はバッテリー電圧低下、無音はバッテリー完全放電かセルモーター故障の可能性があります。トラブル発生時はジャンプスタートを試み、解決しない場合は整備工場やディーラーに相談しましょう。
クルマを運転しようとしたときにエンジンがかからないと焦ってしまうでしょう。しかし、その原因は必ずしも深刻な故障とは限りません。実は簡単な操作ミスやその場で対処できる問題である場合も多いのです。 この記事では、エンジンがかからない場合の主な原因や症状、具体的な対処方法について、解説します。 エンジンがかからないときの主な原因 エンジンがかからない場合、どのような症状が出ているのかによって原因を絞り込めます。ここでは、エンジンがかからないときの主な原因と症状について解説します。 燃料不足 十分な量の燃料がないと、他の機関に問題がなくてもエンジンはかかりません。残り5〜6L程度まで減ると、燃料残量警告灯が点灯します。この状態で走行を続けるとエンジンが停止してしまう可能性があり大変危険なため、警告灯の点灯を確認したら速やかに給油しましょう。 燃料は十分に残っているのに、エンジンがかからないケースもあります。これは燃料ポンプの故障や燃料フィルターの目詰まりによって、燃料がエンジンまで正常に供給されていない状態です。 また、寒冷地や長期間使用していなかった場合、燃料タンク内に水分が混入して凍結したり、燃料そのものが劣化したりすることで、エンジンがかからなくなります。 シフトの誤操作・始動手順ミス エンジンがかからない原因として意外と多いのが、シフトレバーの位置や始動手順の誤りです。特に最近のクルマは安全機能が充実しており、決められた手順を守らないとエンジンが始動しません。 AT車は、シフトレバーが「P」(パーキング)または「N」(ニュートラル)位置に入っていないとエンジンがかからないようにつくられています。シフトレバーを「D」(ドライブ)の位置に入れたままエンジンを切ってしまうケースもあるため、停車時には必ずシフトポジションを確認しましょう。また、ブレーキを踏み込まないとエンジンが始動しないため、手順に問題がないか確かめることが大切です。 MT車は、2000年以前の古い車種を除いて、クラッチペダルを踏み込んでいない状態ではエンジンがかからないように設計されています。AT車と同様に、始動手順が間違っていないかを確認してみましょう。 ハンドルロック ハンドルロックはクルマの盗難を防ぐための安全機能です。エンジンを切った後にハンドルを左右どちらかに回すと、カチッという音とともにロックがかかります。 駐車時に意識せずハンドルを切った状態でエンジンを停止すると、自然とハンドルロックがかかります。ハンドルロックがかかった状態では、キーを回してもエンジンがかからず、プッシュスタート車の場合はスタートボタンを押してもエンジンが始動しません。 解除方法は車種によって異なりますが、基本的にはハンドルを左右に軽く動かしながらキーを回す、またはスタートボタンを押すことで解除可能です。ただし、ハンドルを強く切りすぎた状態でロックがかかっている場合は、解除がやや困難になることもあります。 スマートキーの電池切れ スマートキーの電池切れによってエンジンが始動できない場合があります。スマートキーはポケットやバッグに入れたままでドアの開閉やエンジン始動ができる便利な鍵です。しかし、内蔵電池の消耗により車輌との通信ができなくなると、エンジンがかからなくなります。 スマートキーの電池切れが近づくと、ドアの施錠・解錠の反応が悪くなったり、エンジン始動時に「キーが見つかりません」などの警告が表示されたりします。電池切れの予兆に気がついたら、早めに交換しましょう。 ただし、電池が切れた場合でも、スマートキーに内蔵されているメカニカルキーでドアを開けられる場合があります。また、スマートキーをスタートボタン付近にかざしながらエンジンを始動させる緊急始動の方法が用意されているクルマもあります。ただし、この方法は一時的な対応策であり、早めにスマートキーの電池交換を行いましょう。 バッテリー上がり クルマを動かすための電気量が足りていないとエンジンがかかりません。この状態をバッテリー上がりといいます。長時間クルマを動かさずに放置していたり、ヘッドランプや室内灯を消し忘れたままにしていると、発生しやすいトラブルです。 エンジンをかけようとしたときに「カチカチ」という音がするものの始動できない場合は、バッテリー上がりの可能性が高いでしょう。 また、電気はつくがエンジンがかからない場合は、セルモーターまでは電気が届いているものの、バッテリーの出力が不足していることが考えられます。バッテリー自体が劣化していたり、気温が低くバッテリーの性能が下がったりしているとこの症状が起こりやすいです。 最近のクルマは、メーターパネルにバッテリーマークを表示させたり、警告灯が点灯したりすることで、バッテリートラブルを知らせてくれます。このような警告が出た場合は、早めの対処が必要です。 セルモーターの故障 セルモーターはスターターモーターともいわれる、エンジンを始動させるためのモーターです。正常に動作していると「キュルキュル」という音を発しますが、この音が安定しない場合は故障の可能性が考えられます。 また、エンジンをかけようとしたときに「ガガガ」という異音がする場合も、セルモーターが故障していることが多いです。セルモーターが動いてはいるが、内部の部品が摩耗したり破損したりしていて回りきっていないときに異音が発生します。 冬場や寒冷地での使用 冬場や寒冷地では、気温の低下によってエンジンがかかりにくくなることがあります。低温下ではバッテリーの性能が著しく低下し、エンジン始動に必要な電力を十分に供給できません。また、寒さでエンジンオイルの粘度が上がることで、エンジン内部に上手く行き渡らず始動できなくなります。 寒い時期にエンジンをかけようとすると、セルモーターの回転音が普段より弱くなったり、「キュルキュル」という音が長く続いたりする症状が現れます。このような状態で何度もセルを回し続けると、バッテリーを消耗させるだけでなく、セルモーターにも負担がかかってしまいます。 対策としては、一度の始動操作を長く続けすぎないようにしましょう。エンジンがかからない場合は、5分程度間隔を空けてから再度始動してみてください。また、寒冷地では夜間の駐車時にエンジンをボンネットカバーで保温したり、エンジンブロックヒーターを使用したりすると、改善に期待できます。 エンジンがかからない場合の対処方法 クルマのエンジンがかからない場合、落ち着いて状況を確認し適切に対処しましょう。ここでは、状況別の対処法を解説します。 電気はつくがエンジンがかからない場合 メーター内表示が点灯したりパワーウィンドウが作動したりするなど、電気系統が正常に作動するにもかかわらずのにエンジンがかからない場合は、まずシフトレバーの位置を確認します。シフトレバーが確実に「P」(パーキング)または「N」(ニュートラル)に入っているかみてみましょう。 次に、ブレーキペダルの踏み込み具合を確認してください。踏み込みが浅い場合はエンジンがかからないことがあります。確実にブレーキペダルを踏み込んでから、もう一度エンジン始動を試みましょう。 また、ハンドルロックがかかっているとエンジンが始動できません。ハンドルを左右に軽く動かしながらキーを回す、またはスタートボタンを押すと解除できます。 ▼関連記事はこちらエンジンがかからないのに電気はつく!?原因と対処法を解説 電気もつかずエンジンがかからない場合 電気系統が全く作動しない場合は、バッテリー消耗や不具合が考えられます。バッテリー上がりが疑われる場合は、ブースターケーブルを使用して他のクルマから電気を供給するか、ジャンプスターターを使用して応急充電を行います。 セルを回したときに「カチカチ」という異音がする場合は、バッテリーの電圧が著しく低下している可能性があります。この場合、無理に何度もセルを回すのは避け、バッテリーの充電や交換を検討する必要があります。 まとめ エンジンがかからないトラブルは、適切に対策すれば防げます。また、トラブルが発生した際にすぐに対応できるよう、日頃から準備をしておくことが重要です。 日常的な予防策として、クルマを停める際は必ずライトやエアコンの電源を切り、シフトが「P」の位置にあることを確認しましょう。また、週に1回程度は15分以上の走行を心がけることで、バッテリーの充電状態を良好に保てます。 冬場は特にバッテリーへの負担が大きくなります。寒冷時のエンジン始動時は、すべての電装品をオフにしてからエンジンをかけることで、バッテリーへの負担を軽減できます。また、異音や警告灯などの異常が見られた場合は、早めに点検を受けることをおすすめします。 また、もしものときに備えて、ブースターケーブルやバッテリー上がり時の応急処置用品を車内に常備しておくと安心です。また、ご加入の自動車保険のロードサービスの連絡先も、すぐに確認できるようにしておきましょう。 エンジンがかからないトラブルは、突然起こると慌ててしまいますが、本記事で紹介した症状や対処法を知っておけば、落ち着いて対応することができます。定期的なメンテナンスと適切な準備を心がけ、安全なカーライフを送りましょう。
クルマの電気はつくのにエンジンがかからない……そんな経験をしたことはありませんか?キーを回してもプッシュスタートボタンを押しても、ライトやカーナビなどの電気系統は動くのに、エンジンだけが始動しない状況は非常に困惑するものです。このような状態に陥るのにはさまざまな原因が考えられますが、適切な対処法を知っておけば、慌てずに対応できます。 この記事では、エンジンがかからないが電気はつく場合の主な原因と、症状別の適切な対処法、そして未然に防ぐための方法までを詳しく解説します。愛車のトラブルに備えて、ぜひ参考にしてください。 ▼関連記事はこちらエンジンがかからない場合の原因と対処法|症状別の解決方法を解説 エンジンがかからないのに電気がつく主な原因 クルマの電気系統は正常に動作しているのに、エンジンだけが始動しない場合、いくつかの原因が考えられます。ここでは、代表的な原因について解説していきます。 バッテリーの状態が関係している場合 電気はつくのにエンジンがかからない状況で最も多いのが、バッテリーの状態に問題がある場合です。 まず、バッテリーの弱りが挙げられます。これはバッテリーが完全に上がっているわけではなく、ライトやカーナビなどの少ない電力で動く装備には電気を供給できても、エンジンを始動させるための大きな電力を供給できない状態です。寒冷地や冬の時期は特にバッテリーの性能が低下しやすいため注意が必要です。 また、バッテリー端子の腐食も原因となることがあります。バッテリーの端子が腐食していると、電気の流れが悪くなり、エンジン始動に必要な電力が十分に供給されません。端子部分に白い粉のような物質が付着している場合は、腐食のサインであるため、早めに清掃しましょう。 さらに、バッテリーの経年劣化も見逃せません。バッテリーの寿命は一般的に2~3年といわれています。使用年数が長いバッテリーは、十分な電力を供給できなくなることがあるため、定期的な点検と交換が必要です。 セルモーターの故障が考えられる場合 セルモーターはエンジンを始動させるための重要な部品です。セルモーターに問題がある場合、次のような症状が現れます。 長年の使用でセルモーターの内部部品が摩耗すると、エンジンを回すための十分な力を発揮できなくなります。特に街乗り使用で走行距離が10万kmを超えるクルマは、セルモーターの故障リスクが高まるため注意が必要です。 また、配線の断線や接触不良もエンジンがかからない原因となります。セルモーターへの配線に問題があると、バッテリーからの電力がセルモーターに正しく伝わらず、エンジンが始動しません。この場合、配線の修理や交換が必要です。 さらに、スターターソレノイドの故障も見逃せません。セルモーターを制御するスターターソレノイドが故障すると、セルモーターが正常に作動しなくなります。キーを回したときに「カチカチ」という音がする場合や、全く音がしない場合は、セルモーターやスターターソレノイドの故障を疑うべきです。 症状別の対処法と原因の見極め方 エンジンがかからない場合、出る音や症状によって原因を特定しやすくなります。ここでは症状別に原因と対処法をみていきましょう。 カチカチ音がする場合 バッテリー電圧の低下、セルモーターの故障、スターターソレノイドの不具合などが考えられます。この場合、まずバッテリーの状態を確認してみましょう。 バッテリーの電圧低下が原因なのであれば、他のクルマから電気を借りる「ジャンプスタート」で問題が解決します。それでも改善しない場合は、各種部品の点検や交換が必要です。セルモーターが回転するために必要なバッテリー電圧の正常値は、12.5V~12.8Vのため、12.5V 以下の時は補充電などで電圧を上げる必要があります。 セルモーターは回るがエンジンがかからない場合 セルモーターは正常に回っているにもかかわらず、エンジンが始動しない場合は、燃料系統や点火系統に問題がある可能性が高いです。 燃料系統の問題としては、ガソリン切れや燃料ポンプの故障、燃料フィルターの詰まりなどが考えられます。また、長期間クルマを使用していない場合は、タンク内のガソリンが劣化している可能性もあります。燃料計を確認し、十分なガソリンがあるにもかかわらずエンジンがかからない場合は、燃料ポンプやフィルターの点検が必要かもしれません。 点火系統の問題としては、スパークプラグの劣化やイグニッションコイルの故障、点火時期の異常などが挙げられます。これらの部品が正常に機能しないと、燃料に火花が飛ばず、エンジンが始動しません。スパークプラグは消耗品であるため、定期的な交換が推奨されています。 自分でできる応急処置と確認方法 トラブルが発生した際、まずは自分でできる確認と応急処置を行ってみましょう。適切な対応で、その場でクルマを動かせる場合もあります。 バッテリーの状態を確認する簡単な方法 バッテリーの状態は、次の方法で確認できます。 キーを「ACC」の位置まで回す(またはプッシュスタート車ならブレーキを踏まずにスタートボタンを押す)と、オーディオやナビなどの電装品が使える状態になります。これらの電装品が正常に動作するかどうかでバッテリーの状態を判断できます。電装品の動作が通常より遅い、または全く動作しない場合は、バッテリーの弱りを疑うべきでしょう。 また、室内灯やヘッドライトを点けて、その明るさを確認するのも1つの方法です。バッテリーが弱っていると、ライトが暗く点灯したり、点滅したりする傾向があります。通常の明るさと比較して、明らかに暗い場合はバッテリーの充電不足や劣化が考えられます。 さらに、パワーウインドウの動作確認も有効です。パワーウインドウを操作してみて、窓の動きが通常より遅い場合、バッテリーの弱りが疑われます。 ※バッテリーが弱っている時に何度も上げ下げするとパワーウィンドウのモーターに負荷が掛かるので頻繁に動作確認するのは控えましょう。 これらのチェックでバッテリーの弱りが疑われる場合は、ジャンプスタートを試してみましょう。 ジャンプスタートの正しい手順 <準備するもの>・救援車・ブースターケーブル・ジャンプスターター <ジャンプスタートの手順>1.救援車のエンジンを停止し、両方の車のイグニッションをオフにする2.赤いブースターケーブルを、まず故障車のプラス端子(+)に接続3.同じ赤いケーブルのもう一方を、救援車のプラス端子(+)に接続4.黒いブースターケーブルを、救援車のマイナス端子(-)に接続5.同じ黒いケーブルのもう一方を、故障車のエンジンブロックやボディの金属部分(アース)に接続 ※バッテリーのマイナス端子に直接つなぐとスパークする危険性あり6.救援車のエンジンをかけ、数分間アイドリングさせる7.故障車のエンジンをかける8.エンジンがかかったら、接続と逆の順序でケーブルを外す エンジンがかからないトラブルを未然に防ぐ方法 エンジンがかからないという事態を避けるためには、定期的なメンテナンスが重要です。ここでは、トラブルを未然に防ぐための方法を紹介します。 バッテリーの定期点検 定期的なバッテリーの点検は非常に重要です。3ヶ月に1回程度、バッテリー液の量や比重をチェックし、不足していれば補充します。また、バッテリー端子の腐食がないか確認し、腐食している場合は清掃してバッテリーの性能を保ちましょう。 使用年数が2~3年を超えたらバッテリーの交換をおすすめします。また、長期間使用していないと、バッテリーの自己放電により弱ってしまう場合があるため、定期的にエンジンをかける、またはバッテリー充電器で補充電することも重要です。 燃料系統のメンテナンス 燃料系統のメンテナンスも欠かせません。定期的な燃料フィルターの交換を行い、ガソリンが思わぬ経路で詰まることがないよう、ガソリンの流れがスムーズである状態を保ちましょう。 また、ガソリンを長期間放置すると劣化するため、目安として6ヶ月程度クルマに乗る予定がない場合は、すぐに親油と入れ替えることができるようガソリンを少なめにしておくことが推奨されます。 冬場の対策 寒い時期には気温の低下によりバッテリーの性能が大幅に落ち、エンジンがかからなくなる場合があります。寒冷地では電気毛布やエンジンヒーターを使用すると、バッテリーやエンジンの負担を軽減できます。 また、寒冷地向けの冬用バッテリーへの交換や、低温に強いエンジンオイルの使用も検討するとよいでしょう。 まとめ 本記事ではエンジンはかからないが電気はつくというトラブルについて解説しました。 日常的なメンテナンスと定期的な点検により、突然のエンジントラブルのリスクを大幅に抑えられます。また、10年以上経過した古いクルマは部品の劣化が進んでいることが多いため、特に注意が必要です。 もし、お手持ちのクルマが頻繁にエンジントラブルを起こすようになった場合は、修理を重ねるよりも、新しいクルマへの買い替えを検討したほうがよいかもしれません。私たち旧車王では、10年以上経過した古いクルマ(旧車)を専門に高価買取を行っています。熟練した専属鑑定士による鑑定で、お客様のクルマの価値を最大限に引き出します。お気軽に無料査定をご利用ください。
クルマのバッテリー交換は車検や法定点検のときに業者に任せているという人は多いかもしれません。クルマのバッテリーの品質が向上している影響で突然バッテリー上がりのトラブルに見舞われるケースが増加しています。 この記事では、クルマのタイプ別の使用年数の目安やバッテリーの寿命を延ばす方法などについて解説します。クルマのバッテリートラブルが不安な人は参考にしてください。 クルマのバッテリーの交換タイミングとは クルマのバッテリーの寿命は、使用環境によって大きく異なるものの、平均2~3年程度といわれています。 しかし、最近のバッテリーは前兆が把握しにくい傾向にあります。エンジンがかかりにくい、ヘッドライトが暗い、もしくはパワーウィンドウの開閉が遅いなどが、バッテリーの寿命のサインだといわれていますが、実はそのときは時すでに遅しです。 突然のバッテリー上がりや立ち往生などといった不要なトラブルに陥らないためにも、バッテリーの定期的な交換が必要です。 クルマ【タイプ別】の使用年数の目安 「一般的なガソリン車」「アイドリングストップ車」「ハイブリッド車」の3つにわけて、バッテリーの寿命について解説します。 それぞれのタイプの仕組みや特徴を把握することで、バッテリー上がりなどのトラブルを防げるでしょう。 一般的なガソリン車 一般的なガソリン車のバッテリーの寿命は4〜5年、使用状況によっては2〜3年といわれています。 エンジンがかかっている状態ではオルタネーターが作り出した電力が直接電装品に供給され、余った電力がバッテリーに充電されるため、バッテリーの電力が消費されるのはエンジンの始動時くらいです。バッテリーの劣化に大きな影響を与える程ではありませんが、年に2万km以上走行したり、逆に極端に使用頻度が低かったりする場合は、2年程度で交換が必要です。クルマの平均的な走行距離は1,000km/月、もしくは1万km/年といわれているため、あまり走行距離が延びると劣化が早まります。一方で、クルマのバッテリーは長時間放電状態のままでいると劣化が進むという特性があるため、走行距離が少な過ぎる場合でもバッテリーの寿命は短くなります。 アイドリングストップ車 アイドリングストップ車のバッテリーの寿命は2〜3年です。 アイドリングストップ車は、バッテリーに最も負荷のかかるエンジンの始動を走行中に何度も繰り返すため、寿命が短くなります。さらに、アイドリングストップ時の電装品への電力供給も行わなければならないため、より寿命が縮まりやすいです。 アイドリングストップはバッテリーに寿命が迫ると作動しないため、急にバッテリーが上がるというトラブルは起こりませんが、他のタイプより寿命が短い点については注意が必要です。 ハイブリッド車(補機バッテリー) ハイブリッド車のバッテリー(補機バッテリー)の寿命は4〜5年といわれています。 ハイブリッド車は、バッテリーに最も負荷がかかるエンジンの始動に、駆動用のモーターを使用します。そのため、他のタイプよりは比較的寿命が長い傾向にあります。ただし、エンジンが停止している間のコンピューター(ECU)、カーナビゲーションシステム、ETC、ドライブレコーダーなどへの電力供給は補機バッテリーが行うため、全くバッテリーに負荷がかからないわけではない点について覚えておきましょう。 また、走行距離や使用頻度が寿命に関係することについては一般的なガソリン車と同様です。 クルマのバッテリーの寿命を判断するポイント クルマのバッテリーは、日常的に点検したり状態をチェックしたりすることによって、寿命が近いかどうかを判断できます。 ここでは、クルマのバッテリーの寿命が尽きそうなときのサインについて解説します。 バッテリーの電圧が低くなっている 一般的なクルマに搭載されているバッテリーの正常な電圧は「12.5V〜14V」です。走行中はオルタネーターが作動しているため14Vまで上昇しますが、エンジンが停止しているときの電圧は12.5V〜13Vです。 「バッテリーの電圧は12Vが正常値」といわれることもありますが、実質12Vはほぼ下限値といってよいため、この数値を下回っている場合は、寿命に近づいている可能性があります。 バッテリーの電圧を測る方法はいくつかありますが、バッテリーに電圧計を直接つないで測る方法が最も簡単で確実です。 バッテリーの端子に白い粉が付着している 端子が白い粉を吹いている状態は「サルフェーション」と呼ばれ、バッテリーが寿命を迎えた際の症状の1つといわれています。 白い粉は、バッテリー液(希硫酸)の気化等により再結晶化した硫酸鉛です。端子に付着しているとバッテリー内部の電極板にも付着しており、サルフェーションは絶縁物質のため、電気の流れが悪くなります。 つまり、バッテリーの性能の低下を意味する現象であり、寿命が近いと認識してよいでしょう。 アイドリングストップの頻度が減る アイドリングストップ車のアイドリングストップの頻度は、バッテリーの寿命を知るうえでわかりやすい判断ポイントといえるでしょう。 アイドリングストップ車は、バッテリーの劣化が進むとアイドリングストップの頻度が極端に少なくなり、ほとんど作動しなくなる場合もあります。 コンピューター(ECU)の方でかなりのマージンを取っているため、アイドリングストップの頻度が減ってもそのまましばらくは乗ることができますが、前回のバッテリー交換から2年以上経過しているような場合は早めの点検や交換が必要です。 前回の交換時期から年数が経過している 前回の交換から年数が経過しているバッテリーは寿命が近くなってる可能性が高いといえるでしょう。 適切な時期にバッテリー交換を行うためには、マーカーペン(ホワイト)などで交換時期を記載しておくことが大切です。マーカーペン(ホワイト)などで交換時期を記載しておくと、バッテリー交換後の使用期間を正確に把握できます。 バッテリーのトラブルの多くは、交換時期を忘れてしまったり、使用期間自体がわからなかったりすることから発生します。年間の走行距離やクルマのタイプを考慮したうえで、バッテリーの交換時期を決めることも大切です。中古車で前回の交換時期がわからない場合は、なおさら早めの交換をおすすめします。 クルマのバッテリーを長持ちさせる方法 クルマのバッテリーは、乗り方などを工夫することで長持ちさせることができます。 ここでは、クルマのバッテリーを長持ちさせる方法を紹介します。 定期的に十分な距離を走行する クルマのバッテリーの寿命を延ばす方法は、定期的に十分な距離を走行することです。 クルマを運転しない間も、バッテリーはコンピューター(ECU)やセキュリティシステムなどに対して、常に電力供給を行っています。また、蓄えられた電力は時間の経過と共に減少していきます。バッテリーのサイズや電装品の数にもよりますが、3〜4週間程度でバッテリー上がりを起こしてしまう場合もあります。 そのため、最低でも週に一度はクルマを動かすとよいでしょう。距離としては10km以上、時間にすると30分程度の走行が1つの目安です。街中などの渋滞やストップアンドゴーが多い道では充電が不十分になる可能性があるため、ドライブコースを工夫することをおすすめします。 エンジン停止状態での長時間の電装品の使用は避ける エンジンを停止した状態で電装品を長時間使うことは避けたほうがよいです。 エンジン停止状態で、何度も電装品を長時間使うと、バッテリーに大きな負荷がかかります。どうしても電装品の長時間の使用が必要な場合は、アイドリングが可能な場所を探しましょう。 長期間乗らない時はバッテリーを充電する クルマに長期間乗らない場合は、バッテリー上がりのリスクが高まりますが、バッテリーチャージャーを使って充電をすることでベストなコンディションを維持できます。 バッテリーチャージャーは、バッテリーターミナルをつないだまま充電可能なため、安全で手間がかかりません。基本的にバッテリーにつなぎ電源をコンセントに挿すだけで充電ができます。 ただし、家庭用の100V電源の確保が必要なため、マンションや月極駐車場の場合は難しいかもしれません。電源の確保が難しい場合は、バッテリーを外して充電しましょう。 バッテリー交換はどこに依頼すればいい? バッテリーの交換は、ディーラーや整備工場、カー用品店やガソリンスタンドなど、基本的にどこでも依頼できます。 バッテリー代に加えて作業工賃と廃棄費用がかかりますが、1万5,000円〜6万円程度で交換できます。高価格帯のバッテリーが必ずしも高性能であるとは限らないため、なるべく費用を抑えたいというユーザーはバッテリーに詳しい整備士やスタッフに質問や相談をしてみるとよいでしょう。 バッテリー交換は自分でできる? 車種にもよりますが、バッテリー交換は自分でもできます。バッテリー交換は比較的簡単な作業のため、必要な工具と正しい手順の知識さえあれば誰でもできます。ただし、端子の接触によるショートやバッテリーの横倒しなどによるバッテリー液(希硫酸)漏れなどがあるため、自信がない人は整備工場やディーラーに依頼するようにしましょう。 まとめ バッテリーの寿命ついて解説してきました。最も大切なのは、バッテリー上がりを起こさないことです。一度バッテリー上がりを起こすと元には戻らないうえに、部品自体の交換が必要になります。バッテリーの交換には、高額な費用がかかるため、適切に寿命を把握してバッテリー上がりを防ぎましょう。 クルマに使用されているいわゆる鉛バッテリーは、スマートフォンなどに使用されているリチウムイオンバッテリーとは特性が異なり、放電を繰り返し行ったり、長時間放電したりすると寿命が縮まってしまいます。 定期的な長距離運転を心がけたり、余裕を持ったバッテリー交換を行ったりして、トラブルを未然に防ぎましょう。
クルマのサイドミラーが割れたり傷ついたりした場合、どこに修理を依頼すればよいのでしょうか。修理費用や修理にかかる時間など、さまざまなことが気になるものです。ミラーが割れた場合は安全確認に支障をきたすため、なるべく早く修理することが大切です。 この記事では、クルマのサイドミラーの修理をどこに依頼すればよいのかや修理にかかる費用について詳しく解説します。 クルマのサイドミラーの修理の依頼先 クルマのサイドミラーの修理は、ディーラーや町の修理工場、カー用品店に依頼できます。依頼先によって費用や修理期間が異なるため、それぞれの違いを把握しておきましょう。 ディーラー ディーラーとは、自動車メーカーの特約店として契約している正規の販売店のことです。たとえば、トヨタであればトヨタカローラやトヨペットといった店舗を指します。 ディーラーはメーカーの新車や中古車の販売以外に修理も行っており、メーカーの正規品を使用して修理を行うのが特徴です。メーカーの保証対象であれば修理費用がかからない場合もあるでしょう。 ディーラーでの修理の流れは下記のとおりです。 1.見積もりを依頼 2.担当者が自宅へ来訪するか、ディーラーへ車を持っていき、修理箇所の確認と見積もりを行う 3.修理する 部品の取り寄せなどに日数がかかる場合は、車を預けることもあります。 町の修理工場 修理工場はメーカーの正規品以外の部品も使用できるため、クルマに合う安い部品を取り寄せてもらうことが可能です。 修理工場で修理してもらうときの流れは以下のとおりです。 1.見積もりを予約 2.担当者が自宅に来訪するか、工場へ車を持ち込んで見積もりを行う 3.修理する 修理の内容によってはその日に修理してもらえることもあります。部品の取り寄せに日数がかかる場合は、工場に車を預けて修理してもらいます。 カー用品店 カー用品店は、タイヤやエンジンオイル、カーナビなどのクルマ用品を販売している店舗です。たとえば、オートバックスやイエローハットなどがあります。 クルマ用品の販売のみを行っているイメージがあるかもしれませんが、車の修理を行っている店舗もあります。修理ができない店舗もあるため、事前に公式ホームページを確認したり問い合わせてから依頼しましょう。 カー用品店に依頼するときの流れは以下のとおりです。 1.見積もりを予約 2.店舗にクルマを持って行き見積もりを行う 3.修理する ディーラーや修理工場と違い、カー用品店は必ず車を自分で店舗に持ち込みます。部品があればその日に修理をしてもらえる場合もありますが、部品の取り寄せなどに日数がかかる場合は日を改めて来店しなければいけません。 ガソリンスタンド 板金修理を受け付けているガソリンスタンドでは、サイドミラーの修理ができる場合が多いです。近場でサイドミラーを直してもらえる場所を探しているときは、近所のガソリンスタンドに修理ができるか聞いてみましょう。ただし、交換には対応していないことがあります。 クルマのサイドミラーの修理ができるケース・できないケース サイドミラーが損傷した場合、修理できるケースとミラーをモーターごと交換しなければならないケースがあります。修理内容によって対応できる業者が異なるため、交換が必要かどうかを確認してから業者を選びましょう。 ここからは、修理できるケースと交換が必要なケースについて詳しく解説します。 修理できるケース 修理できるケースは下記のとおりです。 ・カバーのみが損傷 ・鏡が割れている 壁などで擦ってしまってカバーに傷がついてしまったり、鏡が割れてしまったとしても損傷した部分のみ交換すればよいため、サイドミラーの交換は必要ありません。 カバーや鏡の交換は、ディーラー・整備工場・カー用品店に依頼できます。ただし、修理の日数は部品の在庫の有無で異なります。部品の取り寄せに日数がかかる場合、その間はクルマを使用できないため、修理期間を確認しておきましょう。 修理できないケース(交換が必要) ぶつけた衝撃でサイドミラーが動かなくなった場合や、損傷がひどい場合は本体の交換が必要です。 たとえば、サイドミラーが開閉しなくなっている場合は、動かしているモーターに異常が生じているため、モーターごと交換しなければなりません。モーターの修理は電気の配線の交換などが必要になるため、カー用品店では修理できません。整備工場であれば修理できるところが多いですが、ディーラーに依頼したほうが安心でしょう。 モーターごとの交換は在庫があればその日に修理が完了する場合もあります。部品を取り寄せる必要がある場合は日数がかかるため、あらかじめ店舗に問い合わせて修理に必要な日数を確認しましょう。 クルマのサイドミラーの修理にかかる時間 修理にかかる時間は、内容によって異なります。 修理・交換内容 日数 かすり傷の修理 即日 鏡のみ交換カバーのみ交換鏡とカバーを交換 在庫があれば即日 モーターごと交換 在庫があれば即日から数日 在庫がない場合は、1ヶ月以上かかる場合があります。また、人気車種かどうかによっても在庫状況が変わるため、早く直したい人はなるべく早めに部品があるかどうか確認しましょう。 クルマのサイドミラー修理にかかる費用 修理費用も修理内容によって異なります。修理内容ごとの費用は下記のとおりです。 修理・交換内容 費用相場 かすり傷の修理 数百円~2,000円 鏡のみ交換 1,500円~3,000円 カバーのみ交換 8,000円~1万円程度 鏡とカバーを交換 1万円前後 モーターごと交換 3万円前後 かすり傷であれば、コンパウンドをカー用品店で購入し、自分で修理することもできます。コンパウンドは数百円で購入可能です。鏡やカバーの交換の場合、部品代があまり高額ではないため、費用は数千円で済むケースが多いでしょう。 モーターごと交換する場合は、3万円前後が相場です。ディーラーに依頼すると、メーカーの正規品を使用するため、修理工場やカー用品店に比べると費用が高くなる場合があります。 しかし、モーターごと交換する場合は後のトラブルを減らすためにも、ディーラーへ依頼するほうが安心です。修理の依頼は、費用だけでなく、修理期間や安全性などを総合的に考えて業者を選びましょう。 サイドミラーの修理で保険を使うか悩むこともあるかもしれませんが、実費で修理することをおすすめします。その理由は、保険を使うと翌年の保険料が上がり、実費で修理した金額以上の保険金を負担しなければならなくなる可能性が高いためです。 ただし、保険を使って修理した場合に、どの程度保険料が上がるかは試算してみなければわかりません。そのため、保険を使った場合と自費で修理した場合の差額を計算してから、保険を使うかどうかを判断しましょう。 クルマのサイドミラーを修理せずに走行する問題点 サイドミラーが故障しても修理せずに走行させても問題ないと考える人もいるでしょう。クルマのサイドミラーを修理せずに走行する問題点は以下のとおりです。 ・法律違反になる ・事故につながる それぞれ詳しくみていきましょう。 法律違反になる かすり傷程度であればそのまま走行していても問題ありません。しかし、見るからにカバーや鏡が割れていたり、モーターが動かなくなったりしている場合は、法律違反になります。道路交通法では「交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある車両等を運転させ、又は運転してはならない」と定められています。 どの程度損傷していたら修理しなければいけないかは具体的に決められてはいません。損傷の程度が「交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある」と考えられる場合、修理をしなければ道路交通法の定めにより、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金が課せられる可能性があります。 カバーやミラーが割れている場合や、モーターが動かなくなっている場合は速やかに修理をしましょう。 出典:道路交通法 第六十二条・第百十九条 事故につながる サイドミラーが故障しているのに走行していると、以下のような事故につながる危険性があります。 ・カバーの破片が走行中に飛び、歩行者や他の車に当たる ・ミラーが走行中に外れて、歩行者や他の車に当たる ・鏡が割れていて後方確認が十分にできず、歩行者や車・バイクと衝突する ・ミラーの角度調整ができず、後方確認が十分にできないため、歩行者や車・バイクと衝突する 事故につながる危険のある故障はすぐに修理しましょう。 クルマのサイドミラーを自分で修理する方法 ミラーは自分で修理できます。ただし、ミラーが壊れたときは周りの塗装もはがれている場合が多いため、きれいに仕上げることはほぼ不可能でしょう。ミラー本体の交換は、新しいミラーや配線を取り外す剥がし器やラチェットなどの工具があれば自分でできます。 交換の手順は、以下のとおりです。 1.内張りを剥がす 2.配線を取る 3.サイドミラーを付ける 4.内張りを元に戻す 5.動作確認をする ミラー本体の交換は配線を間違えると正しく作動しません。安全面で考えても業者に依頼するほうがよいでしょう。 まとめ 今回は、ミラーの修理の依頼先や費用、期間について紹介しました。 ミラーを修理したい場合は、ディーラーか修理工場、カー用品店に依頼しましょう。修理の内容によっては即日修理完了が可能です。修理工場とカー用品店には正規品を使わない選択肢があるため、費用を抑えたい方に向いています。 それぞれの特徴を踏まえ、自身に適した依頼先を選びましょう。
タイヤのパンクは、クルマの走行中に起こることが多いトラブルの1つです。近くにディーラーやガソリンスタンド、カー用品店などがあれば、修理を依頼できます。 この記事では、タイヤのパンク修理の依頼先ごとの特徴や費用、自分で直すことは可能なのかなどについて詳しく解説します。 タイヤのパンク修理の依頼先 タイヤのパンク修理の依頼先として挙げられるのが、町の修理工場、ディーラー、カー用品店、ガソリンスタンドです。それぞれの特徴や料金などについて詳しくみていきましょう。 町の修理工場 町の修理工場は、特定のメーカーに限らず幅広い車種の修理を請け負っています。プロの整備士がタイヤの状態を確認して適切に修理してくれるため、安心して依頼できるでしょう。 基本的に新しい部品への交換ではなく修理を前提としているため、費用を抑えたい場合に向いています。また、直接修理を請け負うため、中間手数料が不要なこともメリットです。 ただし、店舗や整備士によってクオリティに差があったり、部品の調達に時間がかかったりする場合があります。特に、修理にかかる時間には車の状態、車種、部品の在庫などさまざまな要因が絡むため、事前に問い合わせることをおすすめします。 ディーラー ディーラーは、新車を販売することが主な業務ですが、タイヤのパンク修理も対応可能です。日頃から利用している店舗であれば気軽に依頼することができ、安心感もあります。 修理費用は他より高めに設定されていることが多いです。たとえばトヨタの一部ディーラーでは、外面修理で2,200円かかります。 営業時間や定休日も決まっているため、急いで修理してほしいときに対応してくれるとは限りません。修理を依頼したいときは事前に可能かどうかを確認する必要があります。 カー用品店 カー用品店は、安価でスピーディーにパンク修理をしてくれます。たとえばオートバックスでは、1,650円〜対応してもらえます。 また、タイヤを豊富に扱っているため、タイヤ交換が必要となった場合にも対応できます。修理は可能ですが、外面修理しか対応していない店舗も多いです。その際には、外面修理しか対応していない店舗の場合、タイヤの傷口を接着剤で表面からふさぐことしかできないため、どの修理法に対応しているのか事前に確認しておく必要があります。 ガソリンスタンド ガソリンスタンドもタイヤがパンクした際の修理先としてよく利用されています。 ピットが併設されている大手ガソリンスタンド(例:ENEOS、コスモ石油、出光)であればパンク修理を受け付けている場合が多いです。 店舗数が多いため、すぐに見つけることができますが、応急処置しか請け負っていない場合もあります。また、対応の可否や修理にかかる料金はガソリンスタンドによって異なるため、各店舗に問い合わせて確認しましょう。 タイヤ交換が必要になる場合は、取り寄せなければならないことがあります。ガソリンスタンドで取扱っているタイヤの種類はそれほど多くありません。そのため、取り寄せることになった場合は時間がかかります。 タイヤのパンク修理の料金 タイヤのパンク修理には、外面修理と内面修理の2つの方法があります。それぞれ料金も異なり、請負ってくれない場合もあるため、事前に知っておきましょう。 修理依頼先 外面修理 内面修理 町の修理工場 1,000〜3,000円 5,000円程度 ディーラー 2,000円程度 5,000円程度 ガソリンスタンド 1,500〜2,000円 請負がない場合が多い カー用品店 1,000〜2,000円 請負がない場合が多い タイヤ専門店 1,000〜2,000円程度 3,000〜5,000円程度 外面修理 タイヤのパンク修理でもっとも一般的で簡易的な方法が外面修理です。タイヤに異物が刺さった場合、その部分に棒状のゴムを差し込み、強制的に空気を止める方法やタイヤの外側から修理剤を用いて補修する方法などがあります。タイヤをホイールから外さずに修理できるため、施工時間の短縮と作業工賃も安く抑えることができます。 ただし、外面修理はあくまでも応急処置です。修理した部分から再度空気が漏れる可能性が高く、基本的に2回目の修理ができないため、空気漏れが再発した場合はタイヤを交換しなければなりません。 内面修理 内面修理では、タイヤをホイールから取り外して補修作業を行います。タイヤの内側までしっかり点検でき、パンクの穴とタイヤの内面をパッチを用いて補修するため、エア漏れの心配がなく、修理後の耐久性にも優れています。 ただし、ホイールを車体から外し、タイヤをホイールから外して施工するため、施工時間が長くなるうえに作業工賃も高くなります。タイヤ専門店やカー用品店で主に対応していますが、店舗によっては内面修理を行っていない場合もあります。 タイヤのパンク修理にかかる時間 外面修理は、作業時間が短く、20分程度で完了することがほとんどです。パンクしている場所を特定するのに時間を要する場合は目安以上に時間がかかる場合もあります。 内面修理は、ホイールからタイヤを取り外す必要があるため、補修作業にタイヤの着脱作業を含めて60分程度かかります。 タイヤ交換が必要なケース パンクしたタイヤの状態によっては修理ができない場合もあります。その場合は、タイヤ交換が必要で、当然ながら費用も高くなります。どのような状態でタイヤ交換が必要になるのか詳しく解説します。 接地面以外に異物が刺さっている タイヤの接地面以外の側面や角に釘などが刺さって破損している場合は、タイヤを交換する必要があります。接地面とは「タイヤが道路に接している部分」のことです。 ひび割れしている タイヤがひび割れており、内部にまで達している場合は、タイヤを交換しなければなりません。そのまま放置するとひび割れが深くなり、そこから空気が漏れることでさらに空気圧が低下し、ますますひび割れが進行してしまいます。 パンクしたタイヤで走行するとどうなる? タイヤがパンクしたまま走行を続けるとゴムの内部に破損やダメージが発生しやすくなります。パンクしたタイヤは、空気が抜けて低内圧になっているため、タイヤを引きずったまま走行するような状態になり、引きずり痕ができてしまいます。修理ができなくなるだけでなく、大事故につながる可能性もあるため、タイヤがパンクしたまま走行することは絶対にやめましょう。 パンクしたタイヤは自分で修理できる? タイヤのパンクの度合いが軽く、外面修理であれば、自分で修理を行うことも可能です。その場合には、市販のパンク修理キットを使用します。修理キットはあくまでも一時的な処置なので、あとからプロに依頼してきちんと修理してもらうことをおすすめします。 タイヤの寿命を延ばす方法 パンクやバーストなどタイヤに関連するトラブルや不具合を防止するためには、タイヤの寿命を延ばすための日常点検が欠かせません。 タイヤの日常点検には、目視確認と空気圧チェックがあります。 タイヤの目視確認では下記を確認しましょう。 ・タイヤ接地面に異物が刺さっていないか・タイヤの側面のひび割れ・亀裂や損傷がないか・残り溝の深さが十分にあるか 空気圧チェックでは以下の点を確認します。 ・空気圧が均等に減っているか(1本だけ異常に減っている場合はパンクしている可能性が高い)・規定空気圧に調整する(空気圧の高すぎまたは低すぎは偏摩耗の原因となります) また、定期的なローテーションもタイヤの寿命を延ばす方法の1つです。定期点検や車検のとき、冬用タイヤまたは夏用タイヤに交換するときなど、タイヤを外すタイミングでローテーションを行うとよいでしょう。 夏用タイヤや冬用タイヤを保管するときは、暗く涼しい場所に保管しましょう。直射日光が当たったり、雨に濡れたりすると、タイヤそのものが劣化してしまうため、次のシーズンに使用できなくなる場合があります。 まとめ どれだけ注意していても起きてしまうのが、タイヤのパンクです。車の走行中にパンクしてしまった場合、まずは停車し、自分の目で状態を確認した後に、状態に応じて町の修理工場、ディーラー、カー用品店、ガソリンスタンドなどに修理を依頼してください。パンクしたまま走行するとタイヤが破損し、修理が不可能になってしまう危険性があるので絶対にやめましょう。 また、軽度であれば修理キットを用いて自分で対処することもできますが、あくまでも応急処置ということを覚えておくことが大切です。
「メーターの水温警告灯が赤色になっている」「エアコンから冷たい風しか出ない」といった症状がある場合、サーモスタットが故障しているかもしれません。 サーモスタットとは、エンジンの温度を一定に保つために調整を行っている部品のことです。サーモスタットの異常をそのままにしていると、エンジンが故障して事故やトラブルが起こる可能性があります。 そこで今回は、サーモスタットの概要や交換のタイミングや必要性、交換方法、交換費用について詳しく解説します。 サーモスタットとは サーモスタットとは、クルマのエンジンの温度調整を行っている部品のことです。クルマのエンジンにはオーバーヒートを防ぐためにラジエーターや冷却水(クーラント)が取り付けられており、サーモスタットはエンジンを循環する冷却水の温度を検知し、エンジンの状態に合わせてラジエーターに冷却水を送ることで温度を調整します。 エンジンが高温になりすぎると、オーバーヒートを起こして走行不能になるだけでなく、エンジンが故障する恐れもあります。そのため、サーモスタットによるエンジンの温度調整が欠かせません。 クルマのサーモスタットは冷却水の温度によってバルブが開いたり閉じたりする構造のものが多く、温度が低いときはバルブが閉じられます。冷却水の温度が上がってくるとバルブが少しずつ開き、ラジエーターに冷却水を循環させるという仕組みです。 サーモスタットの交換の必要性 サーモスタットは消耗品のため、年数が経ったら交換が必要です。正常に作動しているときは冷却水の水温を70〜90℃になるように調整しています。しかし、経年劣化でバルブが作動しなくなるとエンジンの適温を保てなくなるため、定期的に新しいものに交換しましょう。 閉じっぱなしの場合はオーバーヒートの原因に バルブが閉じたままだととラジエーターに冷却水が送られません。その結果、エンジンがオーバーヒートを起こす可能性があります。 オーバーヒートはエンジンの破損につながり、非常に危険です。また、エンジンが故障すると修理費用が高額になるだけでなく、最悪の場合エンジンが炎上したり、爆発したりする可能性があるため、早めに交換しましょう。 開きっぱなしの場合はオーバークールの原因に バルブが開きっぱなしの場合は冷却水が流れ続けるため、エンジンが温まらない「オーバークール」という現象が起こります。 オーバークールでエンジンが故障することはないものの、クルマの内部にあるコンピューターがエンジンの温度が低いと判断するため、燃料の噴射量が増えて燃費が悪くなるでしょう。 エンジン始動後にエアコンの暖房がなかなか暖まらないときは、オーバークールになっている可能性があるため、サーモスタットの異常が考えられます。 サーモスタットの交換時期 サーモスタットは使用開始から10年または走行距離が約10万㎞を超えた時点で交換するのが一般的です。 これはあくまで目安であって、実際はクルマの使用環境によって異なるため、交換時期はタイミングベルトの交換時期と合わせるのがよいでしょう。 タイミングベルトとはエンジン内部にあるクランクシャフトとカムシャフトを結ぶ部品のことです。タイミングベルトは一般的に走行距離10万㎞が限界といわれており、メーカーごとに交換時期の目安を定めています。 メーカーが定めるタイミングベルトの交換時期が来たときに一緒にサーモスタットも新しくしておくと、エンジンの故障や事故を防げるでしょう。 サーモスタットの寿命の見極め方 水温計の温度に異常がみられるときはオーバーヒートを起こしている可能性があります。しかし、冷却水が不足している可能性もあるため、まずは冷却水が規定量入っているかを確認しましょう。 リザーバータンクが破損して冷却水が漏れている可能性もあるため、リザーバータンクの残量の確認も必要です。どちらも問題なければ冷却水の量の問題ではないため、サーモスタットに異常があると考えられます。 オーバークールの症状が出ているときは、エアコンの温度を一番高い温度に設定してみて、温風が出るかを確認しましょう。 温風が出ない場合、エンジンルームの中にあるラジエーターホースを触り、熱くなっているかを確認します。このときエンジンルームの他の部品や配管が非常に熱くなっている可能性があるので、他のものには触らないように気をつけましょう。 ラジエーターホースを触ったときに高温になっていれば問題ありませんが、触っても温度が高くなっていない場合はサーモスタットに問題があると判断できます。 サーモスタットが故障したときの症状 サーモスタットが故障すると、どのような症状が現れるのでしょうか。ここでは、サーモスタットが故障したときの代表的な症状を3つ紹介します。 水温計の警告灯が点灯する サーモスタットが故障すると、水温計の警告灯(赤)が点灯します。サーモスタットが壊れると水温管理ができなくなり、エンジンまわりが高温になるため、警告灯が点灯するのです。 水温計の警告灯(赤)が点灯した場合は、安全な場所にクルマを停めてエンジンが冷えるまで待機しましょう。 エンジンがオーバーヒートする サーモスタットの故障に気づかず運転を続けると、エンジンがオーバーヒートします。エンジンがオーバーヒートすると、エンジンが故障したり炎上したりする危険性があるため、早めにクルマを停めてエンジンを冷やしましょう。 エアコンから冷たい風しか出ない エアコンから冷たい風しか出ない場合はサーモスタットが故障している可能性が高いです。また、温かい風しか出ない場合もサーモスタットが故障している可能性があります。つまり、エアコンの温度を変えても出てくる風の温度が変わらない場合は、サーモスタットが故障している可能性が高いということです。 他にも原因はありますが、いずれにしてもエアコンから出てくる風の温度が変わらない場合は一度点検してもらいましょう。 サーモスタットの交換方法 サーモスタットは自分で交換する方法と整備工場やディーラーに任せる方法があります。それぞれの方法について詳しくみていきましょう。 自分で交換する サーモスタットは、手順をしっかり守れば自分で交換することは可能です。交換に必要な部品はホームセンターやカー用品店で購入できます。自分のクルマに適合する部品かどうか確認してから購入しましょう。 整備工場やディーラーに任せる 自分で交換するのが難しい場合や不安なときは整備工場やディーラーに任せましょう。自分で交換するのに比べて部品代に加えて工賃がかかるため費用は高くなりますが、プロの手で交換するため安心感があるでしょう。 整備工場とディーラーではディーラーのほうが費用が高い傾向にあります。また、交換を依頼する際には見積もりを取ってから依頼するとよいでしょう。 サーモスタットを自分で交換する方法 自分で交換する際の交換手順は以下のとおりです。 1.冷却水を抜く 2.ラジエーターホースを外す 3.新しいサーモスタットに交換する 4.冷却水を入れる 5.ラジエーターキャップを開けてしばらくアイドリング運転をおこなう 6.アイドリング運転で減った分の冷却水を補充する 7.ラジエーターのエア抜きをする 8.冷却水が規定量入っているか、漏れていないか再度チェックする 9.ラジエーターキャップを締めて完了 まずはエンジンが冷えているか確かめてから、冷却水を抜きましょう。サーモスタットは、ジグルバルブが上を向くように付けます。取り付け方を間違えると事故を起こす危険があるため、交換するときは手順を守り細心の注意を払いましょう。 サーモスタットの交換費用 本体は2,000円〜3,000円程度です。交換に必要な部品と冷却水は1,000円〜3,000程度かかるため、自分で交換する場合の費用は3,500円〜7,500円程度です。 ディーラーや整備工場に依頼した場合は車種によって異なりますが、工賃が5,000円前後かかるため、部品代と合わせると1万2,000円前後になるでしょう。 まとめ 今回はサーモスタットの交換について解説しました。 サーモスタットは年月が経てば交換が必要なため、クルマを利用する以上は定期的に確認する必要があります。故障をそのままにしておくと重大な事故にも発展しかねないため、異常を感じたらすぐに交換しましょう。 自分での交換も可能ですが、ディーラーや整備工場に依頼するとより安心です。費用が気になる場合には見積もりをとり、あまりにも高額でもうそろそろ乗り換えを検討する時期なのであれば、売却を検討してもよいかもしれません。
ウインカーは、クルマの運転に欠かせない重要な部品の1つです。そのため、球切れが起きた場合は、なるべく早めに交換する必要があります。 この記事では、ウインカーの球切れ交換の依頼先や交換費用の目安のほか、球切れのまま走り続けることのリスクについても解説します。 ウインカーの種類 ウインカーの取付場所や種類によって、交換方法が異なります。ウインカーの種類は、「フロントウインカー」「サイドウインカー」「リアウインカー」の3つです。それぞれの特徴について詳しく解説します。 フロントウインカー フロントウインカーは、クルマの前方に取り付けられているウインカーです。ほとんどの車種はヘッドライトユニットと一体になっています。いわゆる旧車と呼ばれるような古い車種やリトラクタブルヘッドライトを採用しているスポーツカーの場合はフロントのバンパーに取り付けられており、1990年代にはヘッドライトとウインカーがセパレートになっている車種も存在しました。 フロントバンパーに取り付けられているフロントウインカーの交換は比較的簡単です。最初に固定しているネジをドライバーで外します。次にウインカーユニットをフロントバンパーから取り外します。最後にウインカーユニットからウインカーバルブを外し、新しいウインカーバルブを取り付けます。 取り付けは取り外しの逆の手順で実施可能です。ヘッドライトユニットと一体になっているタイプに関しては、車種によってやり方が異なり、なおかつ作業も複雑なため、ディーラーや整備工場に依頼することをおすすめします。 サイドウインカー サイドウインカーは、クルマの側面に取り付けられたウインカーです。多くの場合はフロントフェンダーに取り付けられています。2000年代後半には、サイドウインカーの一種としてドアミラーウインカーが登場し、現在は軽自動車から大型ミニバンまで幅広い車種で採用されています。 サイドウインカーのバルブ交換は、車体からウインカーユニットを外すことができれば、後はバルブを交換するだけです。しかし、サイドウインカーはツメで固定されているため、失敗するとボディに傷がついてしまいます。ドアミラーウインカーの場合は、ドアミラーカバーさえ外れれば簡単に交換できますすが、車種によっては作業が複雑なためディーラーや整備工場に依頼したほうがよいでしょう。 リアウインカー リアウインカーは、クルマの後方に取り付けられているウインカーです。取付場所の違いこそあるものの、旧車でも現行車でも基本的にはテールランプユニットと一体になっています。この点はフロントウインカーとの大きな違いです。 リアウインカーのバルブを交換するには、テールランプユニットを取り外す必要があります。テールランプユニットは無理な力で引っ張ると破損する恐れがあるため、ディーラーや整備工場に依頼することをおすすめします。 旧車でよくあるウインカーのハイフラ現象とは? 古いクルマのウインカーが球切れすると、ハイフラッシャー現象、略して「ハイフラ現象」がよく起こります。ハイフラ現象とは、ウインカーどれか1つが球切れした際に他のウインカーの点滅が異常に速くなる現象です。 ウインカーは、道路運送車両の保安基準により、橙色であることや、点滅回数が毎分60回〜120回で一定の周期で点滅することなどが定められています。しかし、ハイフラ現象が起こると、ウインカーの点滅回数は120回以上になります。 ハイフラ現象は、ウインカーの球切れによって発生します。特に旧車では、ウインカーのバルブが経年劣化している場合が多く、ハイフラ現象が起こりやすい傾向にあります。バルブが真っ黒になっていたり、電極に錆や腐食が見られた場合は、トラブルになる前に早めに交換しましょう。 なお、ウインカーそのものだけではなく、メーターにあるウインカー表示ランプの点滅も速くなるため、走行中でも球切れに気づくことができます。 ウインカー球切れ交換の依頼先 ウインカーが球切れしたら、ディーラーもしくは整備工場になるべく早く交換を依頼しましょう。ここでは、交換の依頼先のそれぞれの特徴について解説します。 ディーラー ディーラーは、クルマの購入についてはもちろんのこと、車検や修理などのメンテナンス関連についても相談できます。 ディーラーで新車を購入した場合はメーカー保証が付いています。基本的にウインカーのバルブなどの消耗部品は保証の対象外ですが、ウインカーが組み込まれている最新型のLEDヘッドライトは保証の対象です。 最新鋭のLEDヘッドライトが装着されているような高級車に関しては、単なるバルブ交換のみではなく複雑な修理が必要なため、ディーラーに持ち込む必要があります。 整備工場 整備工場では、資格をもつ整備士によるさまざまな修理が受けられます。 ディーラーに比べて修理料金が安い傾向にあるほか、カスタマイズにも対応してくれるという特徴があります。ウインカーの球切れを機会にLEDウインカーにしたり、流行りのシーケンシャルウインカーにしたりする場合には整備工場に依頼しましょう。 ウインカーの交換費用 ウインカーの交換費用は、単なる球切れであれば1,500〜8,000円程度です。ただし、LEDのドアミラーウインカーなどでユニット全体の交換が必要な場合は、1万〜2万円程度の費用がかかります。バルブ交換が簡単に行える場合は安く、逆にフロントグリルやヘッドライトなどの周辺パーツの脱着が必要になる場合は高くなります。 近年「ダブルファンクション・ヘッドライト」と呼ばれるデイライトとウインカーの機能を併せ持つLEDヘッドライトが急増していますが、万が一そのような最新鋭のヘッドライトでウインカーが点かなくなってしまった場合は、ヘッドライトASSYでの交換が必要です。 たとえば、第3世代のBMWのミニは、「ダブルファンクション・ヘッドライト」を採用されている代表的なクルマの1台ですが、ウインカーの故障でヘッドライトの交換が必要になった場合は片側だけで25万円程度の修理費用がかかります。 ウインカーの球切れのまま走ると違法! ウインカーの球切れのまま走行を続けた場合、2つの道路交通法違反で罰せられる可能性があります。1つ目はウインカーを出さずに右折や左折などの車線変更を行う「合図不履行違反」で、2つ目は保安基準に満たない状態で走行する「整備不良車両の運転の禁止」です。 ウインカーの球切れに気づいても、「近所に行くだけなら問題ない」や「慣れた道だから大丈夫」と放置する場合もあります。しかし、合図不履行違反によって6,000円の反則金と違反点数1点が科せられます。また、故障したままの必要以上の運転は、整備不良車両の運転の禁止の違反によって3ヶ月以下の懲役もしくは5万円以下の罰金が科されます。完全に球切れしておらず、ハイフラ現象になった場合でも整備不良車両の運転の禁止の違反とみなされるため、旧車ユーザーの方は注意しましょう。 ウインカーの球切れによる走行は、法律違反になるだけでなく、危険が伴います。周りの対向車や歩行者に次の進路や動き方などを伝えられないと、いつ事故が起きてもおかしくありません。走行中にウインカーの球切れに気づいた場合には、安全な場所にクルマを移動して、ロードサービスでレッカー移動するようにしましょう。 まとめ ウインカーの球切れについて解説しました。 ウインカーの球切れは、技術の進歩でほとんど見られなくなりました。ただし、車種によっては未だに気をつけなければならない故障の1つです。特に、古いクルマに乗っている場合にはハイフラ現象にも注意する必要があります。 また、ウインカーを球切れのまま公道を走ると、道路交通法違反になります。もし走行中にウインカーの球切れに気づいた場合には、レッカー移動しなければなりません。 球切れした場合にはディーラーや整備工場に交換依頼するとよいですが、スペアパーツの常備とDIY技術を身に付けることで、自分でも交換可能です。なお、旧車であれば比較的簡単に交換ができます。 交通の安全のためにも、ウインカーをはじめ、ランプ類の点検やチェックは定期的に行いましょう。
クルマのアクセルを踏んだときやエアコンをつけたときなど、「キュルキュル」という異音が聞こえると故障しているのではないかと心配になる方は多いでしょう。キュルキュル音の主な原因は、ファンベルトの劣化や調整不足です。メンテナンスが行き届いていない場合、このような異音が発生することがあります。 本記事では、クルマのキュルキュル音を引き起こすファンベルトの交換するタイミングや交換にかかる費用の相場について解説します。 キュルキュル音の原因のほとんどはファンベルト クルマのキュルキュル音は、おおむねファンベルトが原因で発生します。ファンベルトとは、エンジンに取り付けられたゴム製の輪状の部品で、その形状から「Vベルト」や「リブベルト」とも呼ばれています。 ファンベルトとプーリーの摩擦力を利用して周辺機器を作動させていますが、ファンベルトの張りが足らなかったり、劣化や硬化があったりすると、摩擦力が足らなくなりキュルキュルという音が発生します。 ファンベルトがどうなるとキュルキュル音が発生する? ファンベルトの張力がなくなったり、経年劣化もしくは硬化してしまうと、キュルキュル音が発生します。それぞれの原因について詳しく確認していきましょう。 ファンベルトの張力不足 ファンベルトが伸びてしまったり、張りの調整が適切でなかったりした場合には、ファンベルトとプーリーの間で多少の滑りが生じ、キュルキュル音が発生します。 ファンベルトの伸びは、年数の経過や年間の走行距離が1万kmを超えるような過走行車で発生します。ただし、年数の経過や走行距離にかかわらずファンベルトが伸び切ってしまうこともあるため、定期的にメンテナンスしましょう。 ファンベルトが伸び切ってしまった場合は、アイドラプーリーなどにあるアジャストボルトを締めたり緩めたりすることで修理可能です。※ファンベルトにひびがなく、調整の範囲内で伸びている場合に限ります。 ファンベルトの劣化や硬化 ファンベルトは、先述の通りゴム製の輪状の部品のため、日々の使用や時間の経過と共に劣化や硬化が進みます。また、ファンベルトはエンジンの外部に取り付けられているため、エンジンの熱にさらされることも劣化や硬化が進む理由の1つです。 劣化や硬化が進むと摩擦力が弱くなって滑りが生じやすくなり、キュルキュル音が発生します。 ファンベルトの交換の依頼先と交換費用の目安 クルマからキュルキュル音が聞こえてファンベルトを交換する場合、依頼できるのは主に以下の2つです。 ・整備工場・ディーラー 交換費用の目安とあわせて、それぞれ詳しく解説します。 整備工場 整備工場は地方運輸局長の認定を受けた工場で、資格をもつ整備士による修理が受けられます。 整備工場の特徴として、ディーラーに比べて修理料金が安い傾向があります。また、社外品も取り扱っていることが多く、その点でも費用を抑えられます。 基本的にどのメーカーのクルマでも対応してもらえますが、輸入車や旧車、などの取扱いの難しい車に関しては、受け付けてもらえない場合があります。自分の車の修理に対応しているかどうか事前に問い合わせると安心でしょう。 ディーラー ディーラーでは、クルマの購入についてはもちろんのこと、車検や修理などのメンテナンス関連についても相談することができます。 ディーラーで購入した新車にはメーカー保証がついていますが、ファンベルトは消耗部品のため、基本的には保証対象外です。しかし、早い段階でキュルキュル音が発生する車種に関しては、無償交換してくれる場合があります。 また、クルマの修理や交換には基本的に純正部品が使われるため、品質が高いというメリットがあります。ただし、工賃や部品代は整備工場に比べて高い傾向にあります。 ファンベルトの交換費用の目安 ファンベルトの交換にかかる費用は、クルマの大きさや車種、交換依頼する場所によって異なりますが、おおむね下表のような内容です。 輸入車 国産乗用車 軽自動車 部品代 5,000円~1万0,000円 4,000円~8,000円 3,000円~4,000円 工賃 5,000円~9,000円 4,000円~8,000円 3,000円~4,000円 合計 1万〜1万9,000円 8,000〜1万6,000円 6,000〜8,000円 部品代と工賃の合計は、1万〜2万円程度です。数十万円単位の高額な修理費用になることはほとんどないでしょう。 ファンベルトの交換時期 ファンベルトの寿命は、3年または走行距離6万kmといわれています。ただし、普段のクルマの使用環境や頻度によっては交換時期が早まる可能性があります。 たとえば、目視のチェックでひび割れなどの傷が見つかった場合は、すぐに交換しなければなりません。また、調整を行ってもキュルキュル音が治らない場合は、交換が必要です。 クルマのキュルキュル音を放置するとどうなる? クルマのキュルキュル音が聞こえてきたときは、ファンベルトを早めに交換しましょう。キュルキュル音を放置するのは大変危険です。 キュルキュル音を放置しておくと、ファンベルトが切れてオルタネーターやウォーターポンプなどが機能しなくなる可能性があります。最悪の場合、エンジンが停止して命に関わる重大な事故にもつながりかねません。「少しくらいなら問題ないだろう」と思い込んで放置せず、キュルキュル音が聞こえるようになった場合には、すぐに点検を依頼し必要に応じて交換を行いましょう。 クルマのキュルキュル音の予防法 クルマのキュルキュル音を予防するために重要なのは、日々のメンテナンスです。キュルキュル音の原因となるファンベルトは定期的な交換が必要な部品です。 12ヶ月点検や車検だけでなく、日頃から日常点検を行い、もし不安に感じることがあれば、整備工場やディーラーなどに相談しましょう。 まとめ ここまでクルマのキュルキュル音について解説してきました。 キュルキュル音が発生したら、なるべく早く整備工場やディーラーで点検を受けることをおすすめします。 交換の依頼先は、何を優先するかによって最適な選択肢が変わります。純正部品を使った高品質な対応を求めるならディーラーがおすすめですが、なるべく費用を抑えたい場合には整備工場が良いでしょう。 車検の際に予防整備で交換するというのもキュルキュル音を防ぐ1つの方法といえるでしょう。
ジムニーは、軽自動車の本格派オフローダーとして確固たる地位を築いています。そのため、新車・中古車問わず高い人気を誇りますが、購入してからの故障に不安を感じる人は多いでしょう。 この記事では、中古車で最も流通台数が多いJB23型ジムニーのよくある故障個所と修理費用の目安を解説します。ジムニーの購入を検討中の方は参考にしてみてください。 ジムニーのよくある故障箇所 ジムニーは、 堅牢なラダーフレームを採用するなど耐久性に定評のあるモデルですが、まったく故障しないというわけではありません。 ここからは、JB23型ジムニーのよくある故障箇所について紹介します。 セルモーターからの異音 セルモーターとはエンジンを始動するための部品です。10万km〜15万kmが寿命といわれており、今までしなかった音が聞こえる場合は故障している可能性があります。突然エンジンがかからなくなってしまうこともあるため、違和感を感じたらなるべくはやく点検に出しましょう。 交換費用は、新品の場合だと部品代だけで6万8,655円(税込)です。リビルト品を使用する場合は4万〜5万円程度と費用を抑えられます。年式の古いJB23型ジムニーであれば、リビルド品でも問題はないでしょう。 オイルクーラーからのオイル漏れ オイルクーラーからのオイル漏れもJB23型ジムニーの定番のトラブルです。オイルクーラーは、その名の通りオイルの冷却を行う装置です。JB23型ジムニーのオイルクーラーは水冷式で、オイルエレメントの上部にあります。 オイル漏れは、ガスケットとOリングの交換のみで修理できますが、オイルクーラー自体が作業しにくい場所にあるため、修理にかかる工賃が高額になってしまいます。具体的な修理費用は、部品代が数百円なのに対して、工賃が15,000円程度です。また、作業の際にエンジンオイルやクーラントが抜けてしまうため補充をしなければなりません。その対応費用を含めると、合計では2万〜2万5,000円程度かかります。 走行距離が10万kmを過ぎたらいつ起きてもおかしくないトラブルのため、3回目の車検のあたりで予防整備として交換してもよいかもしれません。 オートマチックの変速ショックが大きくなる 走行距離が10万km近い過走行のJB23型ジムニーでは、オートマチックの変速ショックが大きくなるという不具合が散見されます。特に多いのが1速から2速へのシフトアップの際の変速ショックです。 一般的に、オートマチックの不具合には30万〜50万円程度の高額な修理費用がかかりますが、JB23型ジムニーは4万〜4万5,000円程度(オートマチックオイル含む)で修理できます。電磁弁とも呼ばれる、変速を制御するために油圧経路の切り替えを行う「ソレノイドバルブ」の交換のみで症状が改善するためです。 ただし、あまりにも症状がひどい場合はオートマチックASSYでの交換が必要になります。その場合はリビルト品を使用した場合でも30万〜35万円程度の修理費用がかかります。 ターボの不具合によるパワー不足 軽自動車規格のジムニーのエンジンは、1986年のマイナーチェンジの際に2サイクルエンジンから4サイクルターボエンジンに切り替わりました。それ以来、一貫してターボエンジンを採用し続けています。 軽自動車にターボエンジンを搭載すると乗用車並みの走りの実現が可能ですが、走行距離10万kmを超えたあたりでパワー不足や白煙の発生などのトラブルに見舞われやすいです。ほとんどのケースでASSY交換する必要があり、修理費用の目安はリビルト品を使用した場合で8万円程度です。 エアコンの効きが悪い ジムニーに限らず、初度登録から10年もしくは走行距離が10万km前後で、クルマのエアコンは効きが悪くなります。心臓部であるコンプレッサーの経年劣化や、エバポレーターや配管周りからのガス漏れなど故障の原因はさまざまです。 ジムニーはどんな部品でもリビルト品が出回っているため、エアコンが故障した場合でも、一般的なクルマより費用を2~3割程度安く抑えることができます。リビルド品を使用した場合の目安は、コンプレッサーの交換で6万円程度、エアコンの丸ごと交換で15万円程度です。 ハブベアリングのガタつき ジムニーでハンドルに振動を感じるようになったらハブベアリングのガタつきを疑いましょう。 ハブベアリングの交換時期は走行距離10万km前後といわれていますが、悪路での走行が多かったり、リフトアップなどでタイヤの外径を大きくしていたりする場合は、6万km程度でも交換が必要になることもあります。 修理費用の目安は、ナックルオーバーホールも含めて13万円程度です。ジムニーは、デフやドライブシャフトなどが一体となっているリジッドアクスル式サスペンションを採用しているため、ハブベアリング交換の際にキングピンベアリング交換、オイルシール交換、グリス交換などのいわゆる「ナックルオーバーホール」も同時に行います。そのため、費用がかさんでしまいます。 まとめ 本記事ではJB23型ジムニーのよくある故障箇所とその修理費用について解説しました。 ジムニーはさまざまな部品のリビルド品が出回っているため、他の車種に比べて修理費用がかかりません。そのため、はじめてのマイカーだとしても無理なく維持できるでしょう。また、JB23型は1998年から2018年まで販売されていたロングセラーなモデルのため、なるべく年式の新しい個体を選ぶことで故障のリスクを最小限に抑えられます。 ジムニーは、発売から半世紀以上の歴史のあるモデルですが、基本構造は初代からほとんど変わっていないため、ここで紹介したよくある故障箇所はJB23型以外の世代でもおおむね同じです。購入前にあらかじめウィークポイントを知っておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。