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ランドクルーザー70は1984年にデビューした現在でも人気の高いクロスカントリー車です。現在では「ヘビーデューティ系」に分類され、未舗装路でも難なく走行できる高い走破性や優れた耐久性が特徴のモデルです。 しかし、発売開始されたのが約40年前のクルマであるため、購入を検討しているものの、故障を心配している方、壊れた場合に高額な修理費用がかかるのではないかと不安な方は多いのではないでしょうか。 この記事では、ランクル70でよくある故障事例5つと修理費用を解説します。 ランクル70のよくある故障事例と修理費用の相場 耐久性が高いといわれるランクルですが、何十年も前に登場したモデルともなれば、やはり故障や不具合が多くなります。ランクル70が発売されたのは1984年で約40年前です。さまざまな箇所に故障や不具合がみられてもおかしくありません。 ここでは、ランクル70のよくある故障事例と修理費用の相場を紹介します。 オルタネーターの発電不良 オルタネーターはいわゆる発電器のことで、バッテリーの充電及びさまざまな電装部品への電力供給を行います。一般的に10年~15年、もしくは10万km〜15万kmが寿命といわれており、発売から40年近く経過したランクル70でも、故障に気をつけなければならない箇所です。 ランクル70のオルタネーターの修理費用の相場は、リビルト品で6万円程度、新品部品で12万円程度です。しかし、依頼する業者や使用するパーツによって金額は異なります。 なお、リビルト品とは、パーツ交換やクリーニングを実施し、完全に機能する状態に組み立てられたパーツのことを指します。廃車になったクルマなどから取り外したパーツが使われるため、新品部品ではありませんが、手頃な価格で手に入れられる高品質なパーツです。 ラジエーターからの冷却水漏れ ラジエーターの交換時期は10年または10万kmといわれています。中古のランクル70だと、走行距離が30万kmを超える個体も多いため、交換を避けて通ることはできないでしょう。 年式によっては新品、中古品ともにパーツがないため、専門業者に現物を持ち込んで修理を依頼することになります。 修理費用の相場は、新品(社外品)への交換場合で8万~10万円程度、現物修理の場合で10万円程度です。 燃料噴射ポンプからの燃料漏れ ランクル70には、ディーゼルエンジンを搭載したモデルがラインナップされています。 ディーゼルエンジンは、圧縮した空気に燃料を噴射して動作するエンジンです。ディーゼルの燃料噴射ポンプは非常に丈夫に作られていますが、長年の使用によって磨耗したり、内部のパーツが劣化したりしてパーツに隙間ができてしまい、燃料漏れを起こすことがあります。 燃料噴射ポンプの修理費用の相場は、リビルト品を使用した場合で20万円程度です。依頼する業者によって金額は異なりますが、いずれにしても高額な交換費用を覚悟しなければなりません。 エアコンの効きが悪い 一般的にエアコンの寿命は7年〜10年といわれています。使用状況によっては10年以上使える場合もありますが、ランクル70は最も年式が新しい個体でも20年近くが経過しているため、仮に今正常に作動していてもいつエアコンが効かなくなるかわかりません。 修理費用の相場は、コンプレッサーの交換の場合で10万円程度です。しかし、エバポレーターや配管からエアコンガスの漏れがあった場合は、さらに10万〜20万円程度の費用がかかります。理由は、ダッシュボードの裏側などの交換作業が難しい場所に設置されているためです。交換作業は非常に複雑なため、かかる費用の半分以上が工賃になることも珍しくありません。 フロントアクスルからのデフオイル漏れ ランクル70のフロントアクスルには、ナックルという部品が装着されています。ナックルとは、クルマのステアリングシステムを構成する部品の1つで、ランクル70の場合はそのナックルの内部がグリスで満たされています。また、ナックル内部にはグリスとデフオイルが混ざらないようにオイルシールが設けられています。 しかし、長年の走行でそのオイルシールが消耗するとグリスとデフオイルが混ざりはじめます。グリスとデフオイルが混ざるとキングピンベアリングの固着やナックルからのデフオイル漏れが起こり、最悪の場合は走行できなくなります。 修理費用の相場は、オイルシールに加えて、キングピンベアリングの交換も行った場合で、13万円程度です。 まとめ ランクル70は、30万km以上の走行にも耐える耐久性があるといわれているものの、発売からかなりの年数が経過しているために故障や不具合を避けられないクルマです。消耗品という捉え方で対処するオーナーの方もいますが、初めて古いクルマに乗る方や、クルマが故障した経験が少ない方にとっては、不安を感じるでしょう。 今回紹介した故障事例をもとに、あらかじめ壊れた際の依頼先を検討しておいたり、修理費用を見積もっておくと安心したランクル70ライフを送れるかもしれません。
サンバイザーは、運転中の眩しい日差しを遮るためのアイテムです。また、サンバイザーの内側にバニティミラーと呼ばれる鏡(車種によっては照明付き)が装備されているものは、メイク直しや髪型のチェックなどにも役立ちます。 サンバイザーが故障したときは、どうすればよいのでしょうか。今回はサンバイザーの故障のパターンや原因、修理・交換の方法について解説します。 クルマのサンバイザーの故障パターン・原因 クルマのサンバイザーの主な故障パターンとして挙げられるのは、ぐらつきや脱落です。まずは故障のパターンとそれぞれの原因について解説します。 ぐらついている サンバイザーの取り付けパーツが緩んだりヒビが入ったりするとぐらつきます。サンバイザーは頻繁に使用されるアイテムであり、開閉を繰り返すことでヒンジ部分が摩耗し、緩んだり壊れたりすることがあります。 サンバイザーがぐらついている場合、落ちる一歩手前の状態である可能性も考えられます。運転中に落下して思わぬ事故につながらないようにするためにも、ぐらつきに気付いたら早めに修理・交換しましょう。 落ちてくる サンバイザーの取付部が損傷すると、落下する可能性があります。サンバイザーが落ちてきたときは、そのままにせず早めに修理したり交換したりしましょう。 バニティミラーの故障 サンバイザーの内側に取り付けられている鏡をバニティミラーといいます。サンバイザーそのものではなく、バニティミラーが故障してしまう事例も少なくありません。付属の照明がつかなくなってしまったり、付け根が割れてしまったりすることがあります。 クルマのサンバイザーが壊れたら交換する クルマのサンバイザーが壊れた場合、部品交換または丸ごと交換する必要があります。 サンバイザーを修理して使い続けることも不可能ではありませんが、一度ガタついたりヒビが入ったりした部品を使い続けると、修理して間もないうちに再び故障する可能性があります。そのため、部品交換またはサンバイザーのユニットごと交換したほうがよいでしょう。 クルマのサンバイザーの交換の手順 クルマのサンバイザー交換は、自分でもできます。サンバイザーの交換手順は次のとおりです。 1.サンバイザーを取り外す2.サンバイザーの故障原因である部品の交換や修理を行う3.サンバイザーを取り付ける ただし、取り外す際に無理やり取り外すと天井の内張りまで剥がしてしまう可能性があるため、作業に自信がないときはディーラーや整備工場などに任せたほうがよいでしょう。 クルマのサンバイザーの交換費用 サンバイザーの交換費用は、車種や素材などによって異なります。サンバイザーそのものの金額は、国産車であれば9,000円程度、輸入車だと3万〜5万円程度です。(いずれも純正品の場合) 業者に交換を依頼した場合は工賃が発生するため、部品代に加えて5,000円程度かかるでしょう。サンバイザー交換を業者に依頼しようと考えているときは、見積もりを取ってから部品代や工賃などを確認することが大切です。 まとめ クルマのサンバイザーは、あると便利なアイテムの1つで、多くのクルマに装備されています。この便利なサンバイザーに不具合やトラブルが発生したときは、思わぬ事故になる前に修理や交換することをおすすめします。
エンジンをかけたときや走行しているときに聞こえるクルマのビビリ音は、一度気になってしまうと解消するまで快適なドライブができなくなることがあります。 そこで今回は、クルマのビビリ音の原因やビビリ音の原因の探し方、ビビリ音を抑える方法などについて解説します。クルマのビビリ音が気になっている方は参考にしてみてください。 クルマのビビリ音の原因 クルマのビビリ音は、部品同士の干渉によって発生します。ただし、発生原因はさまざまです。ここでは、クルマのビビリ音が発生する原因の詳細について解説します。 部品の劣化や変形 クルマのビビリ音は、部品の劣化や変形が原因で、部品同士が干渉して発生します。また、部品を固定していた器具の劣化・破損によって部品同士が干渉することも原因の1つです。 積載物など クルマの積載物とクルマの一部が接触してビビリ音が発生することがあります。荷物の近くや後付けしたパーツ付近から音が聞こえる場合には、荷物を降ろしたり、パーツを取り外したりしてみましょう。接触がなくなることでビビリ音が消える可能性があります。 クルマのビビリ音の原因を調べる方法 どのあたりから音が聞こえているのか耳を澄ましてみると、ビビリ音の発生原因を突き止められることがあります。 こもるような音の場合は、クルマのパネルの間や配線を通しているトンネルなど、表面上から確認できない部分に原因がある可能性が高いため、ディーラーや整備工場に持ち込んで、原因を調べてもらいましょう。 クルマの修理が必要なケース クルマの部品の一部が変形していたり、取り付けパーツが劣化・損傷していたりするときは修理が必要になることがあります。 ただし、修理や部品交換が必要かどうかは原因によって異なるため、まずはビビリ音が発生している原因を突き止め、パーツの変形や部品の劣化・損傷がビビリ音の原因かどうかを明らかにしましょう。 パーツの変形や部品の劣化・損傷によってビビリ音が発生している場合には、修理や部品交換をすることでビビリ音が解消されます。 クルマのビビリ音を抑える方法 クルマのビビリ音は、市販の消音アイテムによって抑えられる場合があります。 ダッシュボードとフロントガラスの隙間からビビリ音が聞こえたり、ドアまわりからビビリ音が発生したりするときは、モールやパッチを使用することでビビリ音を解消できるでしょう。 部品同士の干渉が原因の場合は、部品の間にスポンジやフェルトを挟み込むことでビビリ音が解消されます。 まとめ クルマのビビリ音は、さまざま原因によって発生します。また、ビビリ音は部品の劣化・損傷のサインの1つでもあります。そのため、そのまま放置せず、早めに原因を探り、対処することが重要です。 市販のビビリ音対策アイテムを使用する際には、ビビリ音が発生している原因を明らかにしてから購入しましょう。原因を明らかにしなければ、対策アイテムを使ってもビビリ音は解消されません。 クルマからビビリ音が聞こえるときは、どの付近から音が聞こえているのか、音がこもっているのかどうかなどの発生場所を明らかにして、発生原因に合った対策を行う必要があります。
クルマのスピーカーは、車内で音楽を聴いたり交通情報をラジオで収集したりするために欠かせないアイテムです。クルマのスピーカーが故障してしまったときは、どこに修理を依頼すればよいのでしょうか。 今回は、クルマのスピーカーが故障したときの症状や修理・交換の依頼先について解説します。 クルマのスピーカーの故障パターン クルマのスピーカーが故障すると、ビビリ音が発生したり音割れしたりします。また、スピーカーに接続されている配線に接触不良が起きたり断線したりすると、音が途切れたり音が出なくなったりします。 故障したときの症状が明確なため、故障に気づきやすいでしょう。 ただし、音楽やラジオ・テレビを視聴する際の音量が小さい、またはオーディオを日常的に使わない場合は、スピーカー関連の故障に気づくのが遅れる可能性があります。そのため、定期的な電装品のトラブルチェックの際に音楽やラジオを流して、正常かどうか確認しましょう。 クルマのスピーカーは修理できる? クルマのスピーカーのトラブルや不具合は修理できますが、修理が可能かどうかはスピーカートラブルの種類によって異なるため、まずはプロに相談することが大切です。また、故障の程度や故障箇所によっては多額の費用がかかります。そのままにしておくか修理するかは費用対効果を踏まえて判断しましょう。 クルマのスピーカーの修理・交換の依頼先 クルマのスピーカーの修理・交換は、ディーラー、修理工場、カー用品店に依頼できます。ここからは、それぞれの特徴を解説します。 ディーラー ディーラーでは、スピーカーをはじめとする電装品の修理が可能です。ただし、修理に伴う部品交換やスピーカー交換で使用する部品は純正品のため、部品代や工賃が整備工場やカー用品店などと比べて高額になる傾向があります。 純正品を希望しているが自分では取り寄せることが難しい場合や、整備工場やカー用品店にパーツを持ち込む選択肢がない場合は、ディーラーに修理を依頼しましょう。 整備工場 整備工場では、電装品の修理や部品交換が可能です。また、社外品やリビルト品への交換も可能なため、ディーラーよりも費用を抑えられる傾向にあります。 カー用品店 カー用品店では、スピーカーの取り付け・交換などを行っています。スピーカーが故障したタイミングでスピーカーユニットごと交換したいと考えているのであれば、種類が豊富なカー用品店に依頼するとよいでしょう。 クルマのスピーカーの修理・交換費用 クルマのスピーカーの修理・交換費用は、原因によって異なります。そのため、4,000〜5,000円程度で済む場合もあれば、1万〜2万円以上の費用がかかることもあります。 そのため、スピーカーやスピーカー関連の部品にトラブルや不具合が起きたときは、ディーラーや整備工場などにクルマを持ち込み、見積もりを出してもらいましょう。 クルマのスピーカーは自分で修理できる? スピーカーの修理は、電装品に関する知識や工具・部品があれば、自分で行うことも可能です。ただし、自分で修理した場合には、何が起きても自己責任となるため、作業に不安があるときはクルマのオーディオ関連の整備も実施している業者に依頼したほうがよいでしょう。 クルマのスピーカーの修理・交換のおおよその手順は下記のとおりです。 1.問題箇所の特定 2.必要な道具と材料の準備 3.クルマのバッテリーを切る 4.ドアパネルの取り外し 5.スピーカーの取り外し 6.配線のチェック 7.スピーカーの修理または交換 8.ドアパネルの再取り付け 9.バッテリーの復旧(バッテリーを切断したときに電装品関連がリセットされてしまった場合は再設定もする) このように単純にスピーカーだけを外せばよいというわけではありません。また、スピーカーを分解して部品を交換しなければならない場合があったり、ディスク機器やアンプなどのスピーカー以外の部分に故障の原因があったりする場合もあります。 クルマの修理や整備の経験がある方なら対応できますが、専門の知識や技術がないのであれば、やはりプロへ依頼するのがベストでしょう。 まとめ クルマのスピーカーは、経年劣化や使用環境の影響などにより、トラブル・不具合が発生したり故障したりします。スピーカーから発せられる音に違和感を感じたり、音が途切れたり、ビビリ音が聞こえたりしたときは、故障範囲が拡大する前に点検やトラブルシューティングをしてもらい、必要に応じて修理や交換を依頼しましょう。
サイドステップとは、クルマのサイド部分に装着するパーツです。駐車場で隣のクルマや壁にぶつけたり、道路の凹凸や段差によって擦れてしまったりして、傷がついてしまうことがあります。 ここでは、クルマのサイドステップに傷をつけてしまったときの修理の依頼先や修理費の目安について解説します。また、傷を防ぐ方法も紹介するため、クルマのサイドステップを傷つけないように対策したい方もぜひ最後までチェックしてください。 クルマのサイドステップの破損の種類 サイドステップは、クルマの両サイド下部にあるパーツのことで、サイドシルに並行して取り付けられています。 サイドシルより外側に張り出しているパーツであるため、傷がつきやすいパーツです。 また、サイドステップはクルマのボディサイドに取り付けられるステップ(踏み段)を意味する言葉ですが、サイドスカートやサイドスポイラーなどのエアロパーツやドレスアップパーツもサイドステップと呼ばれることがあります。 また、エアロパーツやドレスアップパーツも外側に張り出しているパーツのため、傷つけてしまいやすいパーツです。 それでは、サイドステップ(エアロパーツやドレスアップパーツを含む)の破損にはどのような種類があるのか詳しくみていきましょう。 すり傷 すり傷は、走行中にサイドステップが障害物に接触することによってできる傷です。速度が速かったり、接触に気づくのが遅れたりすると、長く深いすり傷ができてしまいます。 へこみ傷 へこみ傷は、クルマの乗り降りや段差を乗り越えたときなどにできる傷です。サイドステップの形状や素材によっては割れてしまう場合もあります。 クルマのサイドステップの傷は放置してもいい? クルマのサイドステップを傷つけてしまったときは、そのまま放置しないようにしましょう。 クルマは、走行中に揺れたり振動が発生したりします。わずかな揺れや振動であってもサイドステップが外れてしまう可能性があるため、破損に気がついたときは早めに修理しましょう。 また、エアロパーツとしての機能をもつサイドステップ(サイドスカートやサイドスポイラー)は、破損すると走行が不安定になることもあります。事故につながる可能性もあるため、破損したらすぐに修理しましょう。 クルマのサイドステップの修理費用の目安 クルマのサイドステップの修理費用は、修理の依頼先によって異なります。ここからは、ディーラー、整備工場、カー用品店のそれぞれの特徴と修理費用について解説します。 ディーラー ディーラーは、取り扱いメーカーの正規販売店のため、高い専門技術によって修理してくれます。また、正規品を使用して修理や塗装を行うため、再塗装した部分の色が目立つ心配もありません。ただし、純正品を使用して優れた技術力をもって修理をする分、費用が高額になる傾向にあります。 ディーラーでの修理費用目安は2万円~(費用は修理箇所や範囲によって異なります)です。 整備工場 整備工場ではクルマの修理・整備・点検・車検を行います。車種を問わずに対応可能な点が特徴です。また、「自動車整備士」の資格をもつ整備士が所属しているため、専門資格が必須の複雑で難しい修理も実施してもらえます。 なお、整備工場によって技術力が異なるため、修理の依頼先は慎重に選ぶ必要があります。修理費用はディーラーよりも安い場合が多く、1万円~(費用は修理箇所や範囲によって異なります)が目安です。 カー用品店 車検や点検などの整備も行っているカー用品店でも、サイドステップを修理できる場合があります。ただし、必ず修理できるとは限らないため、事前にサイドステップの修理が可能か確認しておきましょう。 カー用品店での修理は、ディーラーや整備工場などよりも費用が安く、修理時間が短い場合が多いです。損傷がひどくない場合は、カー用品店に依頼するのもよいでしょう。 カー用品店での修理費用目安は5,000円〜(費用は修理箇所や範囲によって異なります)です。 クルマのサイドステップは自分で修理できる? 小さなすり傷や深さが浅い傷であれば、カー用品店で販売されている修理キットを使って自分で修理できます。ただし、損傷が広範囲に広がっていたり、傷が深かったりする場合は、整備工場やディーラーに修理を依頼しましょう。 クルマのサイドステップの傷を防ぐ方法 クルマのサイドステップが傷つかないようにするためには、サイドステップをぶつけたり擦ったりしないように気をつけましょう。特に、道路の段差はサイドステップをうっかり擦ってしまうことが多いため、より一層の注意が必要です。 また、擦ってしまったときに傷つかないようにするために、フィルムを貼り付けたり、ラバー製の小さなスポイラーを使用したりするのもよいでしょう。 まとめ クルマのサイドステップは、クルマのフレームであるサイドシルより外側に張り出しているため、傷をつけてしまう可能性が高いパーツです。サイドステップを傷つけてしまったときは、放置せずになるべく早く修理に出して損傷範囲の拡大や部品の脱落を防ぎましょう。
クルマを走行させている最中に排気音が異常に大きいと感じた場合、マフラーが損傷している可能性があります。そのままにしておくと重大な事故につながる危険があるため、速やかにクルマを止めてマフラーが壊れていないか確認しなければなりません。 今回は、マフラーが壊れている場合にどのような修理が必要なのか、修理方法や応急処置方法を紹介します。 クルマのマフラーの故障の種類 ここでは、マフラーの主な故障・損傷の原因について紹介します。 ・腐食(マフラーの内部で発生した水分や路面から跳ね上げられた水などによって腐食して穴が空く)・損傷(段差や石などにぶつけて損傷して穴が空く)・塩害(塩水や潮風によって腐食して穴が空く) この他にも、さまざまな理由で損傷しますが、主な故障原因は上記の3つです。走行中の音が大きいと感じたときは、クルマの下を覗き込んでマフラーを確認してみてください。 クルマのマフラーの応急処置 マフラーが損傷していると、排気音が大きくなり、近隣住民に迷惑がかかる可能性があります。マフラーの損傷に気がついたときは、応急処置として市販の修理キットを利用するとよいでしょう。 なお、市販の修理キットで対応できるマフラーのトラブルは、部分的に穴が空いているケースのみです。マフラー全体が錆びていたり、穴が空いている箇所が複数あったりする場合には、業者に依頼して修理や交換してもらいましょう。 クルマのマフラーの修理の依頼先 マフラーの修理は、ディーラーや整備工場など、クルマの点検・整備をしているところに依頼できます。ここでは、修理の依頼先について解説します。 ディーラー ディーラーではマフラーの修理が可能です。また、正規品への交換が可能なため、交換する場合でも安心してクルマを預けられます。ただし、ディーラーならではの高い技術で修理したり正規品へ交換したりするため、費用が高額になる傾向があります。 整備工場 整備工場でもマフラーを修理できます。整備工場では、部分的な修理や溶接など、さまざまな方法での対応が可能なため、要望にあう修理をしてもらえるでしょう。ただし、クルマからマフラーを取り外すなど、専門性の高い修理を依頼すると、費用が高額になる可能性があります。 カー用品店 カー用品店でもマフラーの修理ができる場合があります。また、修理だけでなく、アフターパーツへの付け替えも可能です。 修理と付け替えのどちらにするかは、修理費用や付け替え費用の見積もりによって決めることとなるでしょう。マフラーが損傷したタイミングでアフターパーツに交換したいと考えているときは、カー用品店への相談をおすすめします。 クルマのマフラーの修理費用 マフラーの修理内容別の費用相場は次のとおりです。 ・マフラーの穴埋め:5,000円〜・複数箇所の修理:1万円〜・マフラー交換:5万円〜 上記はあくまでも目安です。車種やマフラーのタイプによって費用が異なるため、修理の際は見積もりを出してもらってから修理するか交換するか判断しましょう。 マフラーの交換が必要なケース マフラーを交換するかどうかは、劣化や損傷具合によって異なります。修理で対応できないほど錆びていたり劣化していたりする場合は、マフラーの交換が必要です。そのため、クルマの下を覗き込んだときに明らかにマフラー全体が錆びているときは、ディーラーや整備工場に相談して、どのように対応をするか決めましょう。 まとめ クルマのマフラーは、使用環境や使用方法によって錆びたり劣化したり壊れたりします。もし、走行中の排気音が大きくなったと感じたときは、マフラーに穴が空いていないか、錆びていないかなどをチェックしてみてください。対応方法がわからない場合は、無理に自分で修理しようとせずに業者に相談しましょう。
冷却水が漏れるとクルマはオーバーヒートを起こし、エンジンがかからなくなる場合があります。エンジンが壊れる可能性もあるため、クルマの冷却水漏れの原因を突き止めて、なるべく早く対処しましょう。 この記事では、クルマの冷却水が漏れる原因や対処法、放置する問題点などを紹介します。 クルマの冷却水が漏れる原因 クルマの冷却水が漏れる主な原因は、ラジエーターの損傷と関連部品の劣化です。クルマの冷却水が漏れる原因を詳しく紹介します。 ラジエーターの損傷 ラジエーターが損傷するとクルマの冷却水が漏れます。ラジエーターとは、走行により熱くなったエンジンを冷やす部品のことです。 ナンバープレートの裏あたりに取り付けられており、車種によってはフロントグリルの隙間からラジエーターが見える場合もあります。外に剥き出しになっているため飛び石を受けやすく、衝撃により穴が開くことが冷却水漏れの主な原因です。 また、経年劣化により樹脂部分にヒビが入ったり腐食したりして、冷却水が漏れるケースもあります。 ガスケットの劣化・メカニカルシールの劣化 ガスケットやメカニカルシールの劣化も、クルマの冷却水漏れの原因です。 ガスケットは、部品と部品のつなぎ目に使用されているパッキンのようなものです。ウォーターポンプとエンジンの隙間にも取り付けられており、ここのガスケットが劣化すると気密性が保てなくなり、冷却水が漏れてしまいます。 また、ウォーターポンプの軸部には、エンジン内に冷却水の侵入を防ぐメカニカルシールが取り付けられています。長年の使用により、シール面から冷却水が漏れることも珍しくありません。メカニカルシールの劣化が原因で冷却水が漏れている場合は、ウォーターポンプ自体の交換が必要です。 ラジエーターホース・ヒーターホースの劣化 ラジエーターホースやヒーターホースの劣化でも、クルマの冷却水が漏れてしまいます。ラジエーターホースとは、冷却水の通り道となるホースのことです。一方、ヒーターホースは高温になった冷却水の通り道であり、暖房装置に熱を供給する役割があります。 ホースには耐久性が高い合成ゴムが採用されているものの、長く使用すると劣化し、本来密着している箇所に隙間が生じるため、冷却水が漏れます。10万km以上走行すると亀裂が入ったり破れたりする可能性があります。 シリンダーヘッドガスケットの劣化 シリンダーヘッドガスケットの劣化も、クルマの冷却水が漏れる原因です。シリンダーヘッドガスケットとは、エンジンの骨格部分である「シリンダーヘッド」と「シリンダーブロック」の間に挟み込まれているガスケットのことです。 気密性を維持する役割があり、冷却水の漏れや外部からの異物の混入を防ぎます。劣化すると気密性を維持できなくなり、隙間が生じて冷却水が漏れます。 クルマの冷却水漏れの対処法 クルマの冷却水漏れに対処するには、原因となる部品の交換が必要です。それぞれの部品を交換した際にかかる費用は、以下のとおりです。 ・ラジエーター:4万〜12万円・ウォーターポンプ:2万〜7万円・ラジエーターホース/ヒーターホース:5,000〜1万5,000円・シリンダーヘッドガスケット:4万5,000〜11万円 上記はあくまでも目安の費用です。エンジンが大きいほど、部品代や工賃が高くなることに留意してください。 また、ラジエーターは社外品が販売されているため、活用することにより部品代を抑えられるでしょう。ただし、極端に安い社外ラジエーターに交換した場合、短期間で冷却水漏れが起きる可能性があります。 修理工場と相談をしつつ、適切なラジエーターに交換しましょう。なお、ディーラーではなく修理工場やカー用品店に依頼すると、作業工賃を抑えられます。 クルマの冷却水が漏れたときは走行してもいい? 冷却水の漏れが少量であれば、自走で整備工場にクルマを持ち込めます。ボンネットを開けて、冷却水が入っている「リザーバータンク」を見て、量を確認しましょう。 リザーバータンクには「MAX/MIN」や「FULL/LOW」といったメモリがあり、目視で冷却水の量を確認できます。メモリの間に水面がある場合、漏れは少量と判断できるため短い距離であれば自走しても問題ありません。 ただし、大幅に冷却水が減少している場合は、走行中にオーバーヒートを起こす可能性があります。明らかに冷却水が少ないと判断した場合は無理に自走せず、JAFや自動車保険のロードサービスを利用して、クルマを修理工場に持ち込みましょう。 なお、オーバーヒートを起こしている場合、ボンネットやエンジンルーム内は高温になっています。火傷をするおそれがあるため、注意して開けましょう。 クルマの冷却水漏れを放置する問題点 クルマの冷却水漏れを放置すると、エンジンがオーバーヒートを起こし、エンジンの歪みが起こったり潤滑機能が失われたりして、最終的にはエンジンが壊れる可能性があります。 オーバーヒートでエンジンに歪みが生じると、ヘッドガスケットに大きな負荷がかかってしまい、破損につながります。ヘッドガスケットが破損することでエンジンの出力が低下し、本来の力を発揮できなくなります。すぐにエンジンが壊れるわけではありませんが、気を付けておくべき症状の1つです。 一方、潤滑機能が失われると金属同士が擦れ合うため、摩擦によって部品が焼きついてしまいます。エンジンが焼きつくと乗せ替えが必要であり、100万円程度の高額な修理費を支払わなければなりません。状態次第では廃車を余儀なくさせるでしょう。 また、エンジンが焼きついた場合、クルマが途中で止まったりエンジンルーム内から大量の煙が発生したりします。最悪の場合は車輌火災が起こるおそれもあるため、クルマの冷却水漏れに気づいたらなるべく早く専門業者に相談し、修理や交換をしましょう。 冷却水は少しずつ減少するため点検が必須 冷却水は漏れていなくても少しずつ減少するため、定期的に点検を行うことによってオーバーヒートを防げます。 まずは、車内の水温計で冷却がしっかり行われているかを確認しましょう。運転席メーター内の水温計には「H」と「C」が記載されており、針が真ん中を指していれば問題なく冷却が行われています。 ボンネットを開けてリザーブタンク内の冷却水の量も定期的に確認しましょう。リザーブタンクは、ウォッシャー液が入っているウォッシャータンクと間違われやすい傾向にあります。 リザーバータンクのキャップには「冷却水」や「COOLTANK」などの表記があるため、ウォッシャータンクと混同しないよう注意してください。 また、冷却水が漏れるとピンクや緑色の液体が下に流れます。駐車場の地面が濡れているのを発見したら、冷却水が漏れているかどうか確認しましょう。 まとめ クルマの冷却水が漏れる主な原因は、ラジエーターの損傷と部品の劣化です。冷却水漏れを修理するには、原因となる部品を交換しなければなりません。 冷却水の漏れが少量の場合は、自走で修理工場に持ち込めます。ただし、冷却水が明らかに減っていたりほとんど入っていなかったりする場合は、走行中にオーバーヒートを起こす可能性が高いため、ロードサービスを利用しましょう。 また、冷却水漏れを放置するとエンジンが壊れるため、高額な修理費用を払わなければなりません。定期的に点検を行い、冷却水漏れに気づいたらなるべく早く対処しましょう。
ブレーキは、速度を落としたり止まったりするための、クルマにとって欠かせない部品です。ブレーキの利きが悪いまま走行を続けると、停車できなくなり重大な事故に発展する可能性があります。リスクを最小限に抑えるために、ブレーキに不具合を感じたら早めに点検に出しましょう。 今回はブレーキが利きにくくなる原因や修理費用と期間、修理の依頼先について解説します。 クルマのブレーキが利きにくくなる原因 ブレーキが利きにくくなる原因はさまざまです。ここからは、ブレーキが利かなくなる原因について解説します。 ブレーキオイル(ブレーキフルード)の劣化 ブレーキオイル(ブレーキフルード)は、油圧式ブレーキの油圧を伝えるために使うオイルです。ブレーキペダルを踏んだ力を油圧に変換し、マスターシリンダーからブレーキキャリパーやホイールシリンダーに伝えることでクルマは停車しています。しかし、ブレーキオイルが劣化するとその性能が低下し、ブレーキの制動力が落ちてしまいます。そのため、ブレーキオイルは定期的に交換しておきましょう。 ブレーキキャリパーのトラブル ブレーキのディスクローターを挟み込むキャリパーに不具合が発生すると、ブレーキが利かなくなります。ブレーキキャリパーは、油圧によってシリンダーが押し出され、ブレーキパッドをブレーキローターに押し付ける重要な役割を担っている部品です。ブレーキキャリパーに接続されているホースが劣化したり、シリンダーやピストンの動きが鈍くなったりすると、ブレーキが利かなくなります。そのため、キャリパーのトラブルでブレーキが機能しなくならないよう定期的に点検や部品交換をしておきましょう。 ブレーキパッドの残量不足 ブレーキキャリパーに取り付けられているブレーキパッドの残量が極端に不足していると、ブレーキの利きが悪くなります。ブレーキパッドは、ブレーキローターを挟み込む部品です。ブレーキパッドが摩耗して残量が少なくなると、ブレーキが利きにくくなったり、ブレーキペダルを踏み込んでも速度が落ちにくくなったりします。ブレーキペダルを深く踏み込まないとブレーキが利かない場合はパッドが減っている可能性が高いです。 クルマのブレーキの修理の依頼先 ブレーキの修理・点検・整備・調整は、ディーラー、整備工場、車検・点検や整備を行なっているカー用品店などで実施できます。ブレーキの利きが悪くなってきたり、ペダルを踏み込まないと利かない状態になってきたら一度点検を依頼して必要に応じて部品交換や修理をしてもらいましょう。 クルマのブレーキの修理費用 クルマのブレーキの修理費用は、交換部品や整備・調整する箇所によって異なります。ブレーキパッドの交換だけであれば、1万〜3万円程度で交換できるでしょう。ただし、あわせてキャリパーの部品交換や調整、ディスクローターの交換などをすると5万〜10万円以上の費用がかかります。 クルマのブレーキ修理にかかる期間 ブレーキの修理や点検・整備にかかる期間は、数時間から数日です。パッド交換だけであれば1時間以内に作業が終わるでしょう。しかし、キャリパーを外して点検やトラブルシューティングをしたり、ローターを交換したりする場合は、1日から数日かかる場合があります。ブレーキの修理や点検・整備を依頼するときは、どの程度の時間がかかるか確認しておきましょう。 クルマのブレーキの修理費用を抑える方法 アフターパーツを使用したり、整備工場に依頼したりすると、ブレーキの修理費用を抑えられる可能性が高いです。純正品を使って修理や点検をするディーラーや正規販売店の場合は、部品代や工賃が高くなるため修理費用が高額になりやすいです。一方、整備工場ではOEM品や社外品を使用するため、修理費用を抑えられる場合があります。OEM品や社外品のなかでも、各車種への適合が確認されている部品であれば品質の心配はありません。 クルマのブレーキ関連は定期的なメンテナンスが必要 ブレーキは、クルマの速度を落としたり止めたりする重要な部品です。言い換えれば、命に関わる重要な部品であるため、定期的な点検と部品交換は必ず実施しておきましょう。 また、ブレーキパッドやディスクローターなどを限界ギリギリまで使いたいという人もいるかもしれませんが、走行中に速度を落とせなくなったり止まれなかったりすると、追突したり他者を巻き込む事故に発展したりするかもしれません。 そのため、ブレーキ関連のパーツはギリギリまで使うのではなく、定期点検のときに磨耗の程度を見たうえで、早めに交換しておきましょう。 まとめ 安全にクルマを走らせるためには、ブレーキが正しく機能している必要があります。ブレーキトラブルによって事故を起こさないためにも、異常や異変を感じたときは早めに点検に出しましょう。
フェンダーは、駐車するときや駐車場から出庫するときなどに傷つけやすい箇所です。修理する際にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。また、自分で直せるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は、フェンダーの修理について解説します。 クルマのフェンダーの損傷パターン クルマのフェンダーの損傷には、主に2種類あります。 傷 フェンダーの損傷のなかでも多いのが擦り傷です。狭い場所でクルマを動かしたときにガリッと擦ってしまうことが多く、深い傷になる場合もあります。 へこみ 隣のクルマがドアを開けたときに当たったり、飛散物がぶつかったりした際に生じるのがへこみです。狭い駐車スペースにクルマを停めたときに起こりやすいほか、走行中の飛散物によってへこむ場合もあります。 クルマのフェンダーの修理の依頼先 クルマのフェンダーは、ディーラーや整備工場などで修理が可能です。損傷具合によっては、板金塗装が必要なため、日数や費用がかかる場合があります。フェンダーを修理する際は、事前に見積もりを取って、修理内容を確認したうえで依頼しましょう。 クルマのフェンダーの修理費用 フェンダーの傷やへこみを修理する場合の費用は1,000円〜です。タッチペンやコンパウンドなどを使って自分で修理すれば1,000円程度で修理できます。ただし、業者に依頼した場合は、数万円以上の費用がかかります。傷やへこみの大きさや深さ、車種によっても費用は異なる点に留意しましょう。 クルマのフェンダーの交換費用 フェンダーの損傷がひどい場合には、修理での対応が難しいため交換する必要があります。フェンダーを交換した場合は、5万円以上の費用がかかるでしょう。また、車種やボディカラーなどによって費用が異なり、クルマによっては高額になる場合もあります。 たとえば、標準的なコンパクトカーであれば、交換費用は5万円から7万円程度で済みます。一方、高級車やスポーツカーの場合、特別な材質や複雑な塗装が施されていることがあり、交換費用が10万円以上かかるケースも珍しくありません。 さらに、ボディカラーの特殊性も費用に影響します。たとえば、特注色やパールカラーなど特殊な塗装が施されている場合、その塗装を再現するために多額の費用が発生します。 クルマのフェンダーの故障は事故車扱いになる? フェンダーを修理したり交換したりしても、基本的に事故車(修復歴あり車)扱いにはなりません。ただし、フェンダーの損傷・交換箇所によっては修復歴ありとなる場合があります。そのため、交換する際は修復歴ありになるかどうか確認しておきましょう。 まとめ クルマのフェンダーは、慎重に運転していても傷つけやすい部分です。もし、フェンダーを損傷してしまった場合には、傷やへこみの程度によって、自分で修理するか業者に依頼するか決めるとよいでしょう。
クルマのオーバーヒートは、エンジンが異常に熱くなることで発生する現象です。エンジンが故障し、クルマが動かなくなる可能性もあるため、早めに対処する必要があります。今回は、クルマがオーバーヒートする原因や修理費用の目安などについて解説します。 クルマのオーバーヒートとは オーバーヒートは、エンジンの冷却や排熱がスムーズにできなくなることで起きる異常発熱です。エンジンがオーバーヒートしないよう、日頃から冷却システムや排熱システムの手入れやメンテナンスをしておく必要があります。 クルマのオーバーヒートの原因 オーバーヒートは、エンジンの冷却システムに不具合が起きたり、エンジンで発生した熱を排出できなかったりして発生します。ここからは、オーバーヒートの原因を詳しく解説します。 冷却水の漏れ・不足 エンジンの冷却に必要な冷却水が漏れていたり不足していたりするとオーバーヒートしやすくなります。主な原因は、タンクやホースなどの損傷や劣化です。 ウォーターポンプの故障 ウォーターポンプは、冷却するための水を循環させるためのポンプです。このポンプが故障すると冷却システムが作動しなくなるため、オーバーヒートしやすくなります。 ラジエーターの故障 熱を帯びた水を冷やすラジエーターが故障すると、オーバーヒートしやすくなります。ラジエーターはクルマの前方に向けて取り付けられていることが多く、飛散物によって破損したり塞がってしまう場合があるため、定期的に状態をチェックしておくとよいでしょう。 サーモスタットの故障 サーモスタットは、冷却水の流れをコントロールするバルブです。サーモスタットが正しく作動しないと、冷却水の流れを正しく調整できないため、オーバーヒートしやすくなります。 潤滑システムの故障 エンジン内部をはじめとするオイル関係の潤滑がスムーズにされないと、オーバーヒートしやすくなります。オイルは、各部を潤滑するという役割があるだけでなく、各部を冷却するという役割も担っています。そのため、定期的なオイル交換やフィルター交換は実施しておきましょう。 オーバーヒートが起きたときの対応方法 日頃から点検や部品交換などをしていても、悪条件が重なるとオーバーヒートしてしまう場合があります。もし、クルマがオーバーヒートしたら、安全な場所に停車して、クルマを冷却しましょう。 ここからは、オーバーヒートの前兆や対応方法について詳しく紹介します。 オーバーヒートの前兆 クルマがオーバーヒートする可能性については、メーター内の表示が参考になります。メーター内の水温計が70〜90℃であれば正常です。しかし、それ以上の温度になり「H」ゲージに迫っているときは、オーバーヒートするリスクが高まっています。 メーター内に水温計がない場合は、赤の警告灯が点灯するため、すぐに異常であることがわかるでしょう。異常な高温に気がついたら、安全な場所に停車して、クルマを冷却してください。 オーバーヒートしたときの対処法 安全に停止できる場所がすぐに見つけられなかったり、メーター表示に気が付かなかったりして、走行中に異音や異臭がしてきたら、すでにオーバーヒートしている状態です。このような場合は一刻も早くクルマを止めて冷却してください。そのまま走行を続けると、エンジンが故障してしまいます。 安全な場所にクルマを止めて冷却した結果、水温が下がれば再び走行できます。ただし、オーバーヒートを引き起こす原因を突き止め、修理や部品交換をしなければ再発してしまうでしょう。そのため、走行できる状態になったら、いち早くディーラーや整備工場などにクルマを持ち込んで修理してもらいましょう。 オーバーヒートの修理費用の目安 オーバーヒートした際の修理費用は、原因・修理内容・交換部品などによって異なります。 冷却水の不足が原因だった場合は、補充だけで修理が完了するため、1,000円程度で修理できるでしょう。ただし、冷却システムや排熱システムの複数箇所に不具合がある場合は、数万円の費用がかかります。 また、オーバーヒートによってエンジンそのものが故障してしまった場合は、少なくとも10万円以上、エンジンによっては100万円以上の費用がかかります。 このような予定外の出費を強いられないようにするためにも、日常点検や法定点検などの各種点検は確実に実施しておきましょう。 まとめ クルマのオーバーヒートは、冷却システムや排熱システムの進歩によって減少傾向にありますが、冷却や排熱がうまくできない条件の下で運転していると起きてしまうことがあります。オーバーヒートを防ぐためにも、日頃から点検やメンテナンスを実施してください。また、冷却や排熱ができない条件下で長時間さらした場合は、休憩する際にクルマを冷却しましょう。