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ハコスカの愛称で親しまれている日産 3代目スカイライン(C10型)は、旧車の中でも高い人気を誇るモデルです。今回は、ハコスカの人気が高い理由やリセールバリューについて紹介します。ハコスカを売却するときの参考にしてみてください。 ハコスカは圧倒的な人気を誇る旧車 1968年にデビューした3代目スカイラインは、旧車の中でも人気が高いモデルです。箱形のスタイリングから「ハコスカ」と呼ばれるようになった3代目スカイラインは、現在でも多くの愛好家に親しまれています。 また、ハコスカの中でも高性能モデルに位置する「2000GT-R」は特に人気が高いです。この3代目スカイラインの高性能モデルに与えられた「GT-R」の名は、現在も日産のスポーツモデルの象徴となっています。 ハコスカのリセールバリューの相場 ハコスカのリセールバリューは、高い状態を維持し続けています。車両の状態にもよりますが、数百万円で買取されることはほぼ確実といえるでしょう。また、高性能モデルであるGT-Rは、1,000万円以上になることも珍しくありません。 ハコスカのリセールバリューが決まる要因 ハコスカのリセールバリューは、車両の状態によって大きく変わります。では、ハコスカのリセールバリューを決める要因は何なのでしょうか。 オリジナル部品が使われている ハコスカは、オリジナル部品が使われているとリセールバリューが高くなりやすいです。エクステリアやインテリアだけでなく、エンジンやトランスミッションなど、内部の部品までオリジナル部品だと買取額が高くなります。また、部品そのものにも高い価値があるため、部品だけでも高価買取されることがあります。 保管状態が良い 車両の保管状態が良いとリセールバリューが高くなります。外装の錆びや塗装の色褪せなどがなく、内装の褪せやひび割れなどがないと高い評価になります。 グレード ハコスカには、4ドア/2ドアをはじめ多種多様のバリエーションが用意されていました。数あるバリエーションの中でも、高性能モデルの「GT-R」は、非常に人気が高くリセールバリューも高い状態となっています。ただし現在は、どのグレードであっても旧車としての価値や希少性が高いため高価買取される可能性が高いです。 ハコスカを高く売る方法 ここからは、ハコスカを高く売る方法を解説します。 ハコスカに対する知見が豊富な業者を選ぶ ハコスカを高く売るためには、ハコスカのことを知り尽くした専門業者に買い取ってもらうことがポイントです。 ハコスカは、先述したように4ドア/2ドアをはじめ、多種多様のバリエーションを用意していました。そのため、ハコスカのどの年式のどのグレードなのかまでわかる専門買取業者でなければ、ハコスカの価値を適正に評価できません。 ハコスカを売却するときは、ハコスカの査定や買取した実績があり、ハコスカの知識が豊富な業者に依頼しましょう。 外装・内装を含め細部までメンテナンスを行う 外装、内装、エンジン、足まわりなど細かな部分までしっかりメンテナンスしておくと高く売れます。 ハコスカは、今や存在そのものに価値があるといっても過言ではないほど希少な車となっています。そのため、車両の状態が良いほど高く売れるのです。 ハコスカをいずれ売却する予定がある方は、定期的にエンジンをかけて走らせたり、外装や内装が劣化しないようこまめにメンテナンスしたりしておきましょう。こまめな手入れで良好な状態を保つことで、売却時に高く評価されます。 ハコスカの魅力と歴史 ハコスカは、1968年7月にフルモデルチェンジしてデビューした3代目スカイライン(C10型)です。 1968年9月には、スカイラインGTのモデルチェンジを発表し、1969年2月に高性能モデル「2000 GT-R」を発売しました。 高性能モデルのGT-Rは、デビュー当初4ドアのみのラインナップでしたが、1970年10月に2ドアハードトップになりました。 GT-Rは、高性能モデルにふさわしい2.0L直列6気筒DOHCエンジン(S20型)を搭載していることが魅力です。最高出力は160馬力でした。2000GTに搭載される2.0L直列6気筒OHC(L20型)の出力が120馬力であったことからも、GT-Rがいかに高性能だったのかがわかるでしょう。 【スカイライン 2000GT-R(2ドアハードトップ)の主要スペック】・全長4,330mm×全幅1,665mm×全高1,370mm・ホイールベース:2,570mm・エンジン:S20型(直列6気筒DOHC/水冷式)・最高出力:160PS/7,000rpm・最大トルク:18.0kgm/5,600rpm・トランスミッション:5速/後1速・最高速度:200km/h※1970年当時のリリース情報より
ランドクルーザー 80系のリセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。世界的にも悪路走破性の高さや頑丈さは認知されており、生産終了から20年以上が経過した現在でも数多くのファンを魅了する車です。今回は、ランドクルーザー 80系のリセールバリューや高く売却する方法について解説します。ランドクルーザー 80系の購入や売却を検討中の方は参考にしてください。 ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場は、非常に高い状態が続いています。世界的にも人気のモデルであるため、アメリカのオークションでは2021年に約1500万円で落札された車体もありました。国内でも状態のよい車体は中古車で200万円台が主体となり、走行距離が短いものや査定評価の高い車体は600万円前後のプレミア価格がついています。 走行距離が少なく、状態のよい車体は200〜300万円の査定額となるケースが多いです。新車販売当時の車両本体価格が350〜450万円だったことから、残価率も非常に高い車だといえるでしょう。ただし、年式が古い車となるため、走行距離や車体の状態などでその価値は大きく異なります。 ランドクルーザー 80系のリセールバリューが決まるポイント ランドクルーザー 80系のリセールバリューが決まるポイントについて詳しく解説します。 走行距離が少ない 走行距離が少ないランドクルーザー 80系はリセールバリューが高いです。頑丈なフレームでタフなランドクルーザー 80系は、走行距離が20〜30万kmでも十分に性能を発揮します。ただし、リセールバリューを考えると、走行距離15万kmを境に相場に大きな変動が見られるため、ひとつの目安と考えるとよいでしょう。 エンジンタイプ ディーゼルエンジン仕様車は、排ガス規制によりリセールバリューは期待できないと考える人も多いでしょう。しかし、ランドクルーザー 80系は、現在でも海外で非常に人気が高いモデルです。ガソリンよりもディーゼルエンジン仕様車の方が買取相場が高く、そのほとんどは海外へ輸出されます。ただし、ランドクルーザー 80系のディーゼルエンジン車は国内では登録できない地域もあるため、購入時には注意が必要です。 メーカー純正仕様車 ランドクルーザー 80系は、カスタムベースとしても人気が高い車です。しかし、外品パーツでカスタマイズされた車はリセールバリューが低くなる傾向にあります。モデルの特性上、悪路走破性を発揮できるか否かが、リセールバリューに大きく影響します。 バンよりもワゴンタイプ ランドクルーザー 80系は、国内では1ナンバーとなるバン仕様車が維持費も経済的で人気です。しかし、リセールバリューを考えると、3ナンバーのワゴンタイプの方が高値を維持しています。これはランドクルーザー 80系が海外に輸出されることが多いためです。 海外の国々ではワゴンやバンという仕様の違いではなく排気量100cc単位やCO2排出量、馬力などで自動車税の課税基準を決めることが多く、同じ税額なら豪華装備のワゴンタイプが選ばれることが相場に影響しています。 ランドクルーザー 80系を高く売却する方法 続いて、ランドクルーザー 80系を高く売却する方法について解説します。 ランドクルーザー 80系の魅力を理解している業者を選ぶ ランドクルーザー 80系を高く売却するためには、ランドクルーザー 80系の魅力を十分に理解している業者を選ぶ必要があります。一般的な買取業者やディーラーは、オークションの相場を基準に買取額を設定しています。特殊な車両であるランドクルーザー 80系は、専門店などモデルの知識や取扱い経験の豊富な業者を選ぶことで高額売却の可能性が高まるでしょう。 こまめにメンテナンスする ランドクルーザー 80系のリセールバリューを高くするには、こまめなメンテナンスが必要です。非常に頑丈な車体のランドクルーザー 80系は、レジャーや長距離走行に用いられることが多いため各種オイルや消耗品の定期的な交換は欠かせません。また、耐久品についても経年による劣化対策をしっかりと行い、必要に応じて部品の交換などをしていくことでよい状態が保てます。 純正部品は保管しておく ランドクルーザー 80系は、カスタマイズされた車体も数多く流通しています。しかし、カスタマイズ車は価値評価が大きく分かれてしまい、状態によっては査定額が大幅に低くなるケースがあるため注意が必要です。カスタマイズしていても純正パーツの保管さえしていれば、買取査定前にメーカー純正仕様に戻せるため問題はありません。 ランクル80の魅力と歴史 ランドクルーザー 80系は、1989〜1997年にトヨタが販売したSUVです。先代60系よりも一回り大きくなったボディサイズの80系は、それまでのクロカンテイストから高級SUVへ変貌を遂げました。 ランドクルーザー 80系は高い悪路走破性や耐久性だけでなく、ランドクルーザーシリーズで初となる快適性や静粛性を備えたモデルです。また、ガソリンエンジンではランドクルーザー歴代史上最強の215psを発生する4.5ℓ 直6エンジンを搭載したことも話題となりました。 ランドクルーザー 80系は、本格オフローダーだけでなく豪華仕様となったことでタウンユーザーからも高い支持を得ています。世界中で人気の高かった先代60系の約41万台という累計生産台数と比較しても、80系は約55万台というベストセールスを記録しました。 基本スペック販売期間........1989~1997年乗車定員........5~8名駆動方式........フルタイム4WD(バンモデルの一部でパートタイム4WDを設定)エンジン........直6 4.0ℓ 3F-E型(1990~92年ガソリン仕様)、直6 4.5ℓ 1FZ-FE型(1992~97年ガソリン仕様)、直6 4.2ℓ 1HZ型(1990~97年ディーゼル仕様)、直6 4.2ℓ 1HD-T型(1990~95年ディーゼル仕様)、直64.2ℓ 1HD-FT型(1995~97年ディーゼル仕様)
95プラドは、トヨタの人気SUVであるランドクルーザープラドの2代目モデルです。国内外を問わず中古車市場で人気があります。今回は、95プラドのリセールバリューの相場や高く売るためのコツ、ポイントなどについて解説します。95プラドの売却を検討している方は参考にしてみてください。 95プラドのリセールバリューの相場 95プラドのリセールバリューは、約90万円~370万円と幅広い価格帯で推移しています。リセールバリューに幅があるのは、外装や内装、走行距離や年式など車両の状態が異なるためです。 また、95プラドはカスタマイズのベース車両として人気があります。さらに、国内外問わず需要があるため、リセールバリューが高い傾向となっています。 95プラドを少しでも高く売りたいのであれば、外装、内装、エンジン、足まわりなど車両の状態を良い状態に維持しておくことがポイントといえるでしょう。 95プラドのリセールバリューが決まるポイント 95プラドのリセールバリューは、車両の状態やカスタマイズの有無・内容などによって決まります。ここからは、95プラドのリセールバリューが決まる主なポイントを紹介します。 外装や内装の状態 外装や内装の状態は、リセールバリューを決める重要なポイントです。 外装のキズ・へこみ・塗装の剥がれ、シートの穴あきや擦りきれなどがあると査定時にマイナス評価になってしまいます。そのため、定期的に洗車や車内清掃をして、きれいな状態を維持しておきましょう。 エンジンや足まわりなどのコンディション エンジンやトランスミッション、サスペンションや下まわりのコンディションを整えておくとリセールバリューが高くなりやすいです。そのため、定期的な点検や消耗部品の交換は欠かさずに実施しましょう。 また、下まわりや足まわりが錆びたり劣化したりすると、査定時にマイナス評価となります。リセールバリューを良くするためにも車両のコンディションは整えておきましょう。 カスタマイズの有無・内容 3ドア車に標準装備されている丸型のヘッドライトが装備されていたり、オーバーフェンダーが装着されたりするなど、カスタマイズされている95プラドはリセールバリューが高い傾向が見られます。 また、ボディを再塗装または新たにオールペイントしても、きれいな状態であればリセールバリューが高くなるため、カスタマイズしたときはそのままの状態で査定に出すことをおすすめします。 95プラドを高く売却する方法 ここからは、95プラドを高く売るためのポイントを解説します。 95プラドを正しく評価できる業者を選ぶ 95プラドは生産が終了してから時間が経過しているモデルです。そのため、95プラドを正しく評価できる業者を選んで売却することが高く売るためのポイントとなります。 95プラドを売却するときは、ランドクルーザーやプラドを専門とする業者だけでなく、旧車の買取に特化している業者やカスタマイズ車両の査定も得意としている業者にも査定申し込みをして評価してもらうとよいでしょう。 こまめにメンテナンスする 95プラドは、SUVらしい悪路走破性能と乗用車らしい乗り心地を両立していることが特徴です。 そのため、こまめなメンテナンスで不具合やトラブルを予防・修理し、95プラドの魅力が損なわれないようにする必要があります。洗車や車内清掃だけでなく、エンジンオイルの交換や消耗品の交換などもしっかりと行っておきましょう。 そもそも95プラドの魅力とは 95プラドは、1996年にデビューした2代目ランドクルーザープラドの5ドアモデルです。存在感のあるワイド&ローのスタイリングが特徴で、標準ボディとワイドボディの2タイプがあります。エンジンは、V6ガソリンエンジンと直列4気筒ディーゼルターボエンジンの2種類。トランスミッションは4速ATまたは5速MTで、駆動方式はフルタイム4WDです。また、オンロード/オフロード問わず優れた操縦性・走行安定性・快適な乗り心地を実現しています。 5ドアの95プラドは、角型のヘッドライトや横長のフロントグリルが標準装備されるタイプです。この標準タイプも人気がありますが、3ドア車に標準装備される丸型ヘッドライトや四角いヘッドライト&カラーレンズのウインカーが装備されたカスタマイズ仕様も中古車市場で人気となっています。 このように、3ドアモデルに装備されるヘッドライトに変えたり、カスタマイズできたりすることが95プラドの魅力です。
ダットサン(DATSUN)は、小型ピックアップトラックの製造・販売を行っていた日産自動車の前身となる会社です。今回は、ピックアップトラックが代表的なモデルだったダットサンのピックアップの車両概要やリセールバリューについて解説します。歴史あるダットサンの売却を検討中の方は参考にしてみてください。 ダットサンピックアップとは ダットサン ピックアップは、日本のみならず世界的にも支持されている小型のピックアップトラックです。1934年の初代モデルデビュー以降、60年以上にわたり日本を含む世界各国で販売されていました。日本では、1997年に登場したモデルを最後に販売が終了しています。 ダットサンピックアップの歴史 ダットサン ピックアップは、1934年に初代モデルが登場し、以降モデルチェンジを繰り返しながら、2002年まで日本で販売を続けていました。 最後のモデルとは1997年にデビューし、RVとしての力強さと快適性を両立したスタイリッシュなパーソナルピックアップをコンセプトに開発されています。エクステリアは力強く頼もしいスタイリングで、インテリアは快適性を重視したデザインを採用しました。エンジンは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類をラインナップ。 バリエーションは、シングルキャブ・ロングボディの「DX」、シングルキャブ・セミロングボディの「DX」と「DX-L」、ダブルキャブの「AD」「AD-L」「AX」「AX LIMITED」の7タイプです。 ダットサンピックアップは希少? ダットサン ピックアップは、希少といえるでしょう。希少な理由は、日本市場におけるピックアップトラックの需要が少なく、さらにダットサンブランドが販売を終了しているためです。実際、中古車市場を見ても、80台未満(2022年7月時点)しか出回っていません。 ダットサンピックアップのリセールバリューの相場 ダットサン ピックアップのリセールバリューは、約50万円〜約250万円と幅広い価格帯となっています。 リセールバリューの価格に幅があるのは、車両の状態が異なるためです。車両の状態が良ければ、高値で買取される可能性があります。しかし、ダットサン ピックアップは、車両の状態が悪くても世界的に支持されているモデルであり、需要があることから買取額が提示されるケースがほとんどです。そのため、ダットサン ピックアップは、状態が悪くても売れる車と言えます。売却を考えているときは、一度査定に出してみるとよいでしょう。 ダットサンピックアップを高く売る方法 ダットサン ピックアップを高く売るためには、どうすればいいのでしょうか。ここからは、ダットサン ピックアップを高く売るポイントを解説します。 外装や内装などをきれいな状態にしておく ダットサン ピックアップは、年式が古く、走行距離が長くても売れやすい車です。また、外装や内装がきれいな状態であれば、それだけ車の価値が上がるため、買取額が高くなるでしょう。 動かせる状態にしておく ダットサン ピックアップは、日本市場のみならず世界的に需要があるモデルです。そのため、いつでも動かせる状態にしておけば、すぐに買い手が見つかる可能性が高いため、高値で売れるでしょう。エンジンやトランスミッション、サスペンションやタイヤ、電装品などは、定期的にメンテナンスをして、不具合やトラブルがないようにしておくことをおすすめします。 ダットサンピックアップの高価買取ができる業者の特徴 ダットサン ピックアップを高価買取できる業者にはどのような特徴があるのでしょうか。ここからは、ダットサンを適正に評価できる業者の特徴を解説します。 二重査定をしない ダットサン ピックアップを売却するときは、二重査定をしない業者で売りましょう。 二重査定とは、業者が買取後に車両を引き取った後、不具合や故障などがあった場合に買取額の減額を求めることです。二重査定は車の買い取りで大きな問題になっているため、二重査定を行わないことを明言している業者を選ぶとよいでしょう。 旧車の買取実績が豊富 ダットサン ピックアップは、流通台数が少ない希少な車です。そのため、旧車の買取実績が豊富な業者で売却したほうが、より高く売却できるでしょう。 現在販売されていない旧車は、新車と比較できないことから、適切な評価をするのは困難です。そのため、旧車の買取実績が豊富な業者の方がダットサン ピックアップを高く買い取ってくれるでしょう。 クロカンを正しく評価できる ピックアップトラックであるダットサン ピックアップは、商用車や本格SUV(クロスカントリー)を正しく評価できる業者で売却することをおすすめします。 商用車や本格SUV(クロスカントリー)は、乗用車とは異なるボディ骨格や構造を採用していることも珍しくありません。そのため、あらゆるボディ骨格の評価に精通した査定士でなければ、ダットサン ピックアップを適切に評価するのは難しいでしょう。 そのため、ダットサン ピックアップは商用車や本格SUV(クロスカントリー)を正しく評価できる業者で売却したほうが良いのです。 ダットサンピックアップの売却なら旧車王がおすすめ ダットサン ピックアップを売るなら旧車王がおすすめです。 旧車王は、ピックアップトラックのダットサン ピックアップを正しく評価できる査定士が車をチェックします。そのため、正確な価値を算出することができるのです。 ダットサン ピックアップを売るなら、ピックアップトラックの買取りも得意としている旧車王が最適でしょう。
ホンダ プレリュード(PRELUDE)は、1978年から2001年まで5世代にわたり販売された2ドアのスペシャリティクーペです。今や貴重な存在ともいえる国産スペシャリティ2ドアクーペのリセールバリューは、どのくらいなのでしょうか。今回は、プレリュードの車両概要やリセールバリューについて解説します。 プレリュードとは ホンダ プレリュードは、1978年から2001年まで販売されていた2ドアのスペシャリティカーです。中でも、3代目では世界初となる四輪操舵システム(4WS)や四輪ダブルウイッシュボーンサスペンションなど、数々の新しいシステムを導入し、デートカーとして一世を風靡しました。プレリュードは、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)スペシャリティクーペの一時代を築き上げたモデルです。 プレリュードの魅力 ホンダ プレリュードは、デートカーとして憧れのスペシャリティモデルだったことが魅力です。 初代プレリュードは、1978年に登場しました。フロントシートの快適性を重視しているものの4人乗りを実現した室内、国産車初となる電動式サンルーフの標準装備(Eタイプ除く)、集中ターゲットメーターなどが特徴です。初代プレリュードのバリエーションは、「XT」、「XR」、「XE」、「E」の4タイプを用意しています。 2代目プレリュードは、1982年に登場しました。日本初の四輪アンチロックブレーキや空力特性に優れるスタイリング、軽量かつ高鋼性のモノコックボディ、高効率ロックアップ機構付きホンダマチック4速フルオートなど、新しい技術が搭載されています。バリエーションは、上級グレードの「XX」、中間モデルの「XZ」、ベーシックな「XC」の3つです。 3代目プレリュードは、「人とクルマのよりよい一体感を創り上げる」というコンセプトのもと開発され、1987年に世界初となる四輪操舵システムを装備してデビューしました。バリエーションは、16バルブDOHCの「2.0Si」、12バルブSOHCの「2.0XX」、「2.0XR」、「2.0XL」の4タイプ。 4代目プレリュードは、1991年に販売を開始しました。「スペシャルティカーとは何か」を課題として開発され、ワイド&ショートの個性的なスタイリング、前席を優先した2シーター感覚のスポーティなインテリア、ドライバーの意思に応える走りを実現しました。また、運転席&助手席SRSエアバッグシステム、TCS、ABS、LSDなどの安全装備を充実させているのも特徴です。バリエーションは、「Si」と「Si VTEC」の2タイプ。 5代目プレリュードは、高い走行性能と優れたデザインをあわせ持つことを目指し、ホンダの最先端テクノロジーを結集したスペシャルティクーペとなっています。5代目では、マニュアルシフト感覚のAT「Sマチック」、剛性感あるブレーキフィーリングと旋回制動性能を向上させる新しいABSなどを装備し、エレガントクーペらしい走りを実現しました。また、スポーツグレードのType Sは、1リッターあたり100PSを達成した2.2L(220PS)DOHC VTEC自然吸気エンジンを搭載しています。さらに、左右への駆動力配分により優れた旋回性能を実現するATTS、Type S専用アクティブ・コントロールABSなどを装備していることも特徴です。バリエーションは、「Xi」、「Si」、「SiR」、「Type S」の4タイプ。 プレリュードは、ベーシックなグレードからスポーツクーペらしいグレードまで幅広いバリエーションを用意していることが特徴のスペシャリティモデルです。 プレリュードのリセールバリューの相場 プレリュードのリセールバリューは、上昇傾向にあります。中古車の価格は、約40万円〜約300万円と幅広い価格帯で推移しています。 プレリュードの流通台数は多くありませんが、旧車人気や国産スペシャリティカー人気、世界的な半導体不足の影響による新車販売の低迷など、さまざまな理由により、高値になっていると考えられるでしょう。 プレリュードを高く売る方法 プレリュードを高く売るためには、どうすればよいのでしょうか。ここからは、プレリュードを高値で売る方法を解説します。 外装や内装をきれいにしておく 外装や内装がきれいなプレリュードは、年式や走行距離などに関わらず高値になる傾向があります。そのため、現在プレリュードを所有していて、売却を検討しているときは、外装や内装をきれいな状態にしておきましょう。 もし、エンジンがかからなかったり、動かすことができなかったりしても、外装や内装をきれいにしていれば、高値で売却できる可能性が高いです。 型式が古いモデル プレリュードは、型式が古いほど高価になります。型式が古いプレリュードは、希少価値が高いと評価されることから、プレミア価格になる傾向があります。そのため、型式が古いほど高く売れるのです。 プレリュードの高価買取ができる業者の特徴 プレリュードの高価買取ができる業者には、どのような特徴があるのでしょうか。ここからは、プレリュードを高値で売ることができる業者の特徴を解説します。 二重査定をしない プレリュードを売るときは、二重査定をしない業者を選びましょう。 二重査定とは、買取契約から車両の引き取りまで完了した後に、不具合や故障などが見つかった際に買取額を減額することです。二重査定をする業者に売却すると、売却時に想定していた利益を得られなくなる恐れがあります。そのため、二重査定を一切しない業者を選びましょう。 旧車の買取実績が豊富 プレリュードは、流通台数が少なく、希少価値が高い車です。そのため、旧車の買取実績が豊富な業者で売却したほうが、より高値で売ることができるでしょう。 プレリュードのような旧車は、旧車ならではの着眼点でなければ適正な評価をすることができません。そのため、旧車を得意としている業者で売却した方がプレリュードを高く売ることができるのです。 ネオクラシックカーを正しく評価できる プレリュードは、旧車としても評価されていますが、ネオクラシックカーとしても評価されるモデルです。そのため、ネオクラシックカーの買取実績が豊富で、ネオクラシックカーの価値を正しく評価できる業者で売却したほうが、高値で売ることができます。 プレリュードの売却なら旧車王がおすすめ プレリュードを売るなら旧車王がおすすめです。 旧車王は、旧車・ネオクラシックカーであるプレリュードの価値を的確に見極められる査定員が車を評価します。そのため、より高い評価をすることができるのです。 プレリュードを売るなら、旧車・ネオクラシックカーの買取りを得意としている旧車王がおすすめといえるでしょう。
エブリイはスズキの商用軽自動車として、日本で広く知られている車です。製造元のスズキだけでなく、日産ではNV100クリッパー、三菱はミニキャブ バン、マツダからはSCRUM VANとしてそれぞれ車名を変えて販売されており、日本のビジネスを支えている車とも言っても過言ではないでしょう。また乗用車タイプのエブリイワゴンも、日常生活やレジャー用に人気があります。 本記事では、エブリイのリセールバリューのポイントや高く売る方法などについて詳しく解説します。 エブリイのリセールバリューのポイント エブリイのリセールバリューのポイントは、高年式の低走行車であることです。エブリイは40年ほどの歴史があり、エブリイワゴンの現行モデルも2015年から販売されています。市場に流通している台数も多いので、リセールバリューは高年式で走行距離が短い車で高くなる傾向があります。 エブリイを高く売る方法 エブリイを高く売るための方法は、基本的なメンテナンスをしておくことと、他車との仕様差をアピールすることです。 エブリイとエブリイワゴンはそれぞれ目的や仕様が違うので、年式や状態が同じであっても買取価格が異なります。しかし高く売却するためのポイントは同じと考えてよいでしょう。 基本的なメンテナンスをしておく 車を良好なコンディションに保つためには、日頃の基本的なメンテナンスが大切です。例えばエンジンをよい状態に保つためには、定期的なオイル交換がポイントになります。商用車として使うのであれば、高価なエンジンオイルを使うよりも、安価なエンジンオイルを定期的に交換したほうがよいでしょう。 オプション・カスタマイズをアピールする 商用バンの現行モデルは2015年に登場しました。歴史が長く販売台数も非常に多い車です。売却を希望する車にオプションやカスタマイズされていれば、買取業車に強くアピールしましょう。同年式、同レベルの他車に対して差別化を強調することが、高く売却する上でのポイントになります。 エブリイの魅力と歴史 エブリイの最大の魅力は、長い販売実績に裏付けられた品質の高さがあることです。どのような車であっても、新しく開発されて市場に出ると、予期せぬ不具合や弱点になる部位が見えてくることがあります。自動車メーカーでは外観に大きな変化がなくても、目に見えない細かい改良を繰り返しながら、車の品質を高めています。現行エブリイはすでに販売期間が長く、他の自動車メーカーからも販売されており、日本の道路を知り尽くした車とも言えるでしょう。 広い室内空間はもちろん、スズキが独自に開発した5AGSという自動変速機も魅力の一つです。5AGSはマニュアルトランスミッションのクラッチ操作を自動化した、いわばオートM/Tとも呼べる自動変速機です。 燃費がよいのはもちろん、マニュアル変速操作もできます。現行のエブリイワゴンは5M/Tまたは4速のA/Tですが、商用のエブリイの2WDモデルには現在でも5AGSが搭載されています。 CVTやA/Tが主流の日本車において、気軽にマニュアルトランスミッションの楽しさを味わいたい旧車ファンにとっては、大きな魅力になるでしょう。
ケンメリは、旧車の中でも名車中の名車と呼ばれています。ケンメリのリセールバリューが高いのであれば、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、圧倒的な人気を誇るケンメリのハコスカとの違いや、リセールバリューの相場、高く売る方法について解説します。ケンメリの購入を検討中の人やオーナーは参考にしてください。 ケンメリは圧倒的な人気を誇る旧車 ケンメリは圧倒的な人気を誇る旧車です。その人気はスカイラインの代名詞ともいえるハコスカに匹敵するといっても過言ではありません。レースでその名を轟かせたハコスカに対し、ケンメリは社会現象にもなった特徴的なCMで絶大な人気を獲得しました。 流線型のデザインと高い技術で作られたケンメリは、走りと同時にデートカーとしての要素を持ち、ハコスカ以上の付加価値を与えられた車といえるでしょう。ハコスカより進化しながらもサイズアップや重量増、排ガス規制によりモータースポーツでは活躍できなかった不運の車です。しかし、ハコスカの2倍以上の販売台数を誇り、今なお不朽の名車と呼ばれています。 ハコスカとの違い ハコスカは、1968〜1972年まで販売された3代目スカイラインです。ケンメリの先代にあたり、その名の通り箱型のデザインが印象的といえるでしょう。プリンス自動車と日産自動車の合併時に販売された車で、GT-Rの原点となるモデルです。 当時のハコスカ GT-Rの新車価格はおよそ150万円で、現在の価値に換算すると950万円ほどのプレミアムカーであり2000台弱が販売されました。現在でも人気が高く標準仕様車は400〜600万円、GT-Rは2000万円前後で取引されており、過去のオークションでは4000万円以上の価格がついています。 ケンメリのリセールバリューの相場 ケンメリのリセールバリューの相場は、非常に高値で推移しています。生産台数がわずか197台(内市販されたのは195台)のGT-Rは過去に5000万円以上で取引された事例もあり、それ以外のグレードについても状態がよければ取引価格は1000万円を超える状況です。不動車でも100万円以上の価格がつく車体もあり、投機目的で購入される人も多いためその相場は年々上昇しています。 大卒初任給が6万円ほどだった時代のケンメリ GT-Rの新車価格は160万円強でした。現代の価値でいえば400〜500万円程度の価格設定といえ、生産台数を考えても誰もが認めるプレミアムカーです。発売から40年以上が経過した現在のリセールバリューの相場は、希少性だけでなく「幻のスカイライン ケンメリ GT-R」の衰えない人気の証といえるでしょう ケンメリのリセールバリューが決まる要因 ケンメリのリセールバリューが決まる要因について詳しく解説します。 GT-Rはオークションで数千万円 ケンメリ GT-Rは、197台の生産台数という希少性でオークションでは数千万円の価格がつきます。国内外問わずに購入希望者が多いため、不動車であっても1,000万円近くの価格がつくこともあるほどの人気ぶりです。 ノーマル車が人気 ケンメリは、ノーマル車が人気です。古い車のためすべてが純正部品のままのフルノーマル車はほとんどありません。しかし、車検非対応のチューンナップ車やワンオフパーツが多用された車は、オリジナルに近い状態に戻すために費用や手間がかかります。その点で考えれば、適切なメンテナンスを施してオリジナルパーツを数多く残している車はリセールバリューも高いでしょう。 きっちりとレストアされている ケンメリは、きっちりとレストアされている車が人気です。不動車やボロボロの状態でも価格がつくとはいえ、適切なメンテナンスや必要に応じたレストアがされた車はリセールバリューもそれに見合ったものとなります。 ケンメリを高く売る方法 続いて、ケンメリを高く売る方法について詳しく解説します。 ケンメリに対する知見が豊富な業者を選ぶ ケンメリを高く売るためには、ケンメリに対する知見が豊富な業者を選ぶことが重要です。グレードによってエンジンも異なるため、不具合があってもレストアや修理などが適切に行える業者であれば正確な査定価格を提示してくれます。 細部まで入念にメンテナンスする ケンメリは、細部まで入念にメンテナンスすることで高く売ることができます。新車登録から40年以上が経過した車のため、メンテナンスの度合いが状態の良し悪しを大きく左右します。買取業者も状態のよいケンメリほど査定額を上乗せしてくれるため、頻繁にメンテナンスすることを心掛けましょう。 過剰な装備を追加しない ケンメリは、過剰な装備を追加していない車の方が高く売れます。現代の車に標準装備された快適装備を追加することも可能とはいえ、乗りつぶすつもりでなければ控えた方がよいでしょう。可能な限りオリジナルのケンメリを希望する購入希望者も少なくありません。追加した装備により内張りなどが加工されていると査定価格が下がる可能性があります。 ケンメリの魅力と歴史 ケンメリは、日産が販売した4代目スカイラインです。CMの「ケンとメリーのスカイライン」が社会現象を起こし、その名を冠しました。先代のハコスカの総販売台数が約31万台だったのに対し、5年の販売期間で約67万台のセールスを記録していることが人気の高さを物語っています。 箱型で獰猛な肉食獣を彷彿させるハコスカから妖艶なシルエットへと変化したケンメリには、以降のスカイラインに継承された丸形4灯のテールランプも初採用されました。4ドアセダンもラインナップされ、こちらはヨンメリの愛称で呼ばれています。 生産台数197台のケンメリ GT-Rは「幻のスカイライン」として非常に人気が高いです。オーバーフェンダーやリアスポイラー、フロントグリルも専用装備されスカイライン初の4輪ディスクブレーキも採用されました。 レースで圧倒的な存在感をみせた先代ハコスカ GT-Rの後継であるケンメリ GT-Rは、当時のレースレギュレーションなどにより実戦投入が困難なためそのポテンシャルを公の場で発揮することはできていません。希少性に加えてこの背景が「幻のスカイライン」の所以といえるでしょう。 基本スペック販売期間........1972~1977年乗車定員........5名駆動方式........FRエンジン........直4 1.6ℓ G16型、直4 1.8ℓ G18型、直6 2.0ℓ L20型、直6 2.0ℓ S20型(GT-R)、直4 1.6ℓ L16型、直4 1.8ℓ L18型、直6 2.0ℓ L20E型全長(GT-R)........4460mm全幅(GT-R)........1695mm全高(GT-R)........1380mm車両重量(GT-R)........1145kg最高速度(GT-R)........200km/h
旧車やネオクラシックカーのプレミア価格は、メーカーのブランドイメージなどの様々な要因によって、ユーザーのイメージとの間に乖離が生まれることがよくあります。ここでは、実はプレミアがついている日本車が最も輝いていた時代を代表するネオクラシックカーについて、5車種に絞ってご紹介させていただきます。 古い車にはなぜプレミアがつくのか? ますます盛り上がりを見せる旧車ブームですが、古い車にはなぜプレミアがつくのでしょうか?まず、「ノスタルジック」な1970年代の旧車の価値が高いのは、全国各地で旧車イベントやクラシックカーフェスティバルが開催されており、コレクション的な要素が大きいと言えます。それに対して、1980年代・1990年代のネオクラシックカーは、全く理由が異なります。 ネオクラシックカーで人気のモデルの特徴は、とにかく美しいデザインと走りの良さです。また、カスタマイズすることで、それがより際立つモデルも多く見られます。したがって、今もなお現役で使用されている個体がほとんどです。そして、年々進化するカスタムパーツの相乗効果もあり、発売から20年以上経過したモデルが多いにもかかわらず全く古さを感じることはありません。 一般的に知られているプレミア価格の国産車 一般的に知られているプレミアがつく国産車は、やはり今現在販売されているモデル以上のポテンシャルを持つスポーツカーが大半をしめていると言えます。また、モータースポーツで活躍したモデルが人気なのは旧車乗りの共通認識かもしれません。まずは、元々スペシャルティーカーとしてデビューいたシルビアとその兄弟車である180SXです。同じくFRスポーツモデルであるS2000とRX-7は、いまだに一線級のポテンシャルと言われており、さらなる中古車価格の高騰が予想されます。 モータースポーツ関連では、GT-RとNSXを思い浮かべる方が多いと思いますが、高騰の度合いは他のモデルの比ではなく、新車価格を超える取引も珍しくありません。そして、AE86、ハコスカ、フェアレディZ S30が驚愕の買取額で取引されていることは言うまでもありません。 実はプレミア価格がついている国産車5選 チェイサー 名機と呼ばれる「1JZ-GTE」を搭載する「ツアラーV」と聞けば、クルマ好きなら誰しもピンとくるはずです。しかし、3兄弟であるマークⅡ・チェイサー・クレスタの中では、どうしても主力車種であるマークⅡが一番人気となってしまい、他の2車種は陰に隠れてしまうという暗い歴史があります。さらに、100系を最後にチェイサー・クレスタの車名が消滅しております。ところが、いまだに100系のチェイサーだけは別格と言われています。その理由は、20年を経過しても全く色褪せない美しいデザインです。そのことは買取相場にもそのまま反映されており、純正5速MTの個体にプレミアがついているのはもちろんのこと、兄貴分のマークⅡに迫るほどの大きな市場規模を誇っています。 パジェロ 本格クロカン4WDと言えば、ランドクルーザープラドや流行のジープラングラーを思い浮かべる方は多いと思います。ただし日本には、それらのクルマが足元にも及ばない歴史的名車が存在します。そのクルマは、世界一過酷といわれるダカールラリーにおいて、7連覇を含む12度の総合優勝を果たした三菱パジェロです。また、パジェロなくして今日のRV(SUV・ミニバン含む)ブームはなかったと言われております。そして、買取相場はその素晴らしい歴史を忘れておりません。その証拠にダカールラリーで活躍した初代と2代目がいまだに非常に高値で取引されています。 MR2 国産初のミッドシップ車として、1984年にデビューした名車MR2は、いまでも多くの車好きから愛されています。初代のMR2(AW11)は、ひと目でスポーツカーとわかるデザインとミッドシップレイアウトで、1984年に日本カーオブザイヤーを受賞しています。しかし、NAエンジンのみの設定がセールス面では仇となり販売面で苦戦します。1986年にはマイナーチェンジが行われ、前期モデルの反省からスーパーチャージャーによるパワーアップが図られ、さらにTバールーフも追加され巻き返しに成功します。2代目のMR2(SW20)は、1989年に登場しますが、こちらも初代と同様に走りの面が不評をかい、後期の改良で走りが再評価されるまでに4年近い歳月を待たなければなりませんでした。実は、MR2の中古車価格は非常に高騰しております。そして、相場の特徴で後期が人気なのは言うまでもありません。 GTO GTOは、R32 GT-Rの対抗馬として1990年にデビューしました。しかし、当時三菱にはFRスポーツのラインナップはなく、セダンのディアマンテをベースに強力な3リッターV型6気筒のツインターボエンジン(6G72型)を搭載したFFベースの4WDモデルでした。GTOは車両価格が330万円~390万円とお手頃価格だったにもかかわらず、アルミ製4ポット異径対向ピストンブレーキキャリパー、ドイツ・ゲトラグ社製6速MT、可変リヤスポイラー&アクティブエアロシステム、アクティブエグゾーストシステムなどを採用しており、いずれも国産車初の装備であったことから、当時の三菱の本気度を感じずにはいられません。残念ながら、車としての評価はR32 GT-Rの足元にも及びませんでしたが、買取相場では意外にも評価が高く、状態の良し悪しはあるものの当時の新車価格に近い値段がつく個体も存在します。 オートザム AZ-1 バブル景気を背景に、「5チャネル戦略」などで勢いづいていたマツダは、1975年を最後に取りやめていた軽自動車の生産を計画します。そして、ほとんどコンセプトカーのままと言える形で1992年に発売されたのが、オートザムAZ-1です。その設計思想は非常に過激で、なんとガルウイング式ドアにミッドシップ2シーターという軽自動車にあるまじきものでした。しかし、オートザムAZ-1はまったく売れず、バブル崩壊ともに1995年6月には早くも生産終了となりました。買取相場においては、生産された期間が極端に短いため、ごくわずかな台数が取引されるのみとなりますが、状態が良い個体は当時の新車価格をはるかに上回る査定金額が提示されています。 旧車やネオクラシックカーはどこに売却すれば良いのか? 旧車やネオクラシックカーを高く売るためには、適切な売却のタイミングがとても大切です。理由は、一度は査定額がゼロになってしまったモデルも多く、一時期を境にプレミア価格がドンと落ちる可能性があるからです。したがって、相場が高いと判断したら、なるべく早く売却することが最も適切な方法と言えます。そして、お客様にとってベストなタイミングをお提案出来る旧車王に査定を依頼することで、高値での売却をより確実なものにしていきましょう。 [ライター/旧車王編集部]
ライトウェイトスポーツカーの代名詞ともいえるマツダ ロードスターは、日本のみならず世界中でも支持されている2シーターのオープンカーです。そんなロードスターは、1989年のデビュー以降、モデルチェンジをしながら現在も製造・販売が続けられ、中古車市場でも高い人気を誇ります。今回は、ロードスターのモデル概要や価格について解説します。 ロードスターとは マツダ ロードスターは、1989年9月に販売が開始された2シーター(2人乗り)のライトウェイトオープンスポーツカーです。デビュー当初は、「ユーノス ロードスター」として販売されていました。また、北米では「MX-5 ミアータ」の名で販売されています。 マツダは、ロードスターに採用した駆動方式のFR(フロントエンジン・リアドライブ)と軽量なボディが生み出す軽快で素直な運転感覚の楽しさを「人馬一体」と表現しています。以降、人馬一体がロードスターを示すキーワードになりました。 ロードスターは、自分の手足のように操ることができる扱いやすいサイズのボディや高回転までスムーズに吹け上がるエンジン、軽い車両重量などによって、初代から現行まで軽快な走りになっていることが特徴で、現在も運転好きから支持されています。 初代ロードスター(NA型)は、1989年9月に登場しました。フロントボンネットの中に縦置きされた1.6L直列4気筒エンジン、、軽量でコンパクトなボディ、リトラクタブルヘッドライトが特徴のモデルです。 1990年3月にATモデルを追加し、その年の7月にはグリーンのボディカラーにタン色のインテリアを組み合わせ、本革シート、ナルディ社の木製ステアリング・シフトノブを採用した「Vスペシャル」を発売しました。 さらに、1991年7月にイエローのボディカラーを採用した特別仕様車「J-LIMITED」を800台限定で販売し、8月に「Vスペシャル」にブラックのボディカラーを追加。1992年7月にビルシュタイン製ダンパー、BBS製アルミホイール、ナルディ社の本革巻ステアリング・シフトノブ、リアスポイラーを採用した「Sスペシャル」を発表しました。1993年7月には、エンジンを1.6Lから1.8Lへ変更。その後も限定車や特別仕様車などを販売し、1998年1月にフルモデルチェンジしました。 2代目(NB型)は、固定式のヘッドライトと流麗なスタイリングのボディが特徴です。2000年1月に500台限定の「NRリミテッド」、12月に700台限定の「YSリミテッド」、2001年5月に200台限定の「マツダスピードロードスター」、2003年10月に受注生産の「ロードスタークーペ」、2004年2月に350台限定の「ロードスターターボ」など、さまざまな限定モデルを販売。2005年5月には、「2人乗り小型オープンスポーツカー」生産累計世界一としてギネス世界記録に認定されました。 2005年8月に3代目(NC型)へフルモデルチェンジするとともに、モデルチェンジを記念した500台限定の「3rd Generation Limited」を発売。3代目では、ボディサイズが拡大したものの、ロードスターのコンセプトである「人馬一体」を継承しています。また、軽量かつコンパクトな新開発の2.0Lエンジン、ボディの軽量化、重量配分の最適化などにより、ロードスターらしい走りを受け継いでいます。 2006年には電動ハードトップを採用したプレミアム感ある「ロードスター パワーリトラクタブルハードトップ(RHT)」を追加。2006年12月に特別仕様車の「Blaze Edition」、2007年4月に「マツダスピードM'z Tune」、10月に特別仕様車の「Prestige Edition」、2011年10月に特別仕様車「BLACK TUNED」などを販売し、2015年に4代目へフルモデルチェンジしました。 2015年5月に登場した4代目(ND型)は、「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)Soul of Motion」を採用していることがトピックです。デザインは、躍動感あるエクステリアと上質なインテリアによって、上品なオープンスポーツカーとなっています。パワートレインは、1.5L直列4気筒ガソリンエンジンをフロントミッドシップに搭載し、6速MT/6速ATを組み合わせたFRです。 2016年11月には、なだらかに傾斜するラインが特徴的なファストバックスタイルの「ロードスターRF」を追加。エンジンは、RFらしい上質な走りを目指して2.0L直列4気筒ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を搭載しています。4代目も従来のロードスターと同じように、「ロードスター30周年記念車」、「100周年特別記念車」、「990S」などの特別仕様車を発売。現在(2022年5月時点)も4代目が継続して販売されています。 ロードスターは、台数が限られているグレードや流通台数が少ない車両、年式が古く希少性が高まっているモデルなどの価値が高く評価されている傾向があります。モデルによっては、プレミア価格で取引されているほどです。 ロードスターは価格が下がっていく!? これまでロードスターの中古価格は高騰し続けていました。特に、限定車やターボエンジン搭載車など希少価値が高い車両は顕著に値上がりしていました。 しかし、中古車市場の変動によって現在以上の高騰は見込めないといわれています。詳しくは次の項目で解説します。 ロードスターはもう値上がりしないって本当? 所謂「旧車バブル」でロードスターの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とはいえません。ロードスターの売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいロードスターの特徴 現在以上の価格高騰は見込めないとお伝えしましたが、そんな中でもどんな個体が評価されるのでしょうか。ここからは、高値がつきやすいロードスターの特徴を解説します。 こまめにメンテナンスされている ボディやルーフ(幌)などの外装、シートやインテリアパネルなどの内装の状態が良好だと、評価されやすいです。特にソフトトップの幌は、日光や雨・風などによって劣化しやすいため、定期的にメンテナンスしておきましょう。 また、エンジン・トランスミッション・サスペンションなどの機械系は、定期的な点検やメンテナンスがされ、いつでも動かせる状態になっていると高値がつきやすい傾向にあります。 高い人気を誇る「ロードスター Vスペシャル」 初代ロードスターに設定されていた「Vスペシャル」は、特別装備が充実し、イギリス車のような上品なロードスターとして人気が高いことから、売却するときの価格も高くなりやすいです。 ロードスター「Vスペシャル」は、1990年7月に追加されたモデルで、ボディカラーにグリーンを採用し、タン色のインテリアを組み合わせています。また、本革シート、木製ステアリングやシフトノブを装備していることも特徴です。 ロードスター「Vスペシャル」中古車の中には、当時の新車販売価格を上回る値段になる車両もあります。「Vスペシャル」の売却を検討している方は、査定に出して今の価値を確認してみることをおすすめします。 特別仕様車「Prestige Edition」 3代目ロードスターに設定された特別仕様車「Prestige Edition」は、プラス評価される装備が充実しているモデルとなっているため、高価格になりやすいでしょう。 プレステージエディションは、ロードスターRHTの上級グレード「RS RHT」および「VS RHT」をベースに、シートヒーター付本革バケットシート、BBS製鍛造17インチアルミホイール、ステンレス製スカッフプレート、フロントフォグランプなどを装備したモデルです。査定では、プレステージエディションの本革シートやアルミホイールなどの特別装備がプラス評価されやすいため、買取時に高い価格になるでしょう。 また、プレステージエディションのベース車両である「RS RHT」や「VS RHT」はロードスターの上級グレードのため、外装や内装、エンジンやトランスミッションなどの機械系の状態がよければ、高く評価されます。ベース車両の「RS RHT」や「VS RHT」の価格が気になったら、査定に出してみるとよいでしょう。
トヨタとの共同開発で2012年にライトウェイトスポーツカーとして登場し、多くの人気を博したBRZ。そんなBRZの中古価格を気にされている方も多いのではないでしょうか。今回は、最新の中古車市場の動向を踏まえてBRZの価格変動について解説します。 BRZとは BRZはトヨタと富士重工が共同開発し、2012年に富士重工より販売が開始されたスポーツカーです。走る楽しさを追求した車で、当時は非常に珍しいFRを採用したことでも話題となりました。価格も新車で250万円ほどとスポーツカーとしては手頃だったため、1年で70万台が売れる大ヒットとなりました。 BRZはもう値上がりしないって本当? 所謂「中古車バブル」でBRZの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われており、現在以上の値上がりは見込めないでしょう。 新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。 事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいBRZの特徴 現在以上の価格高騰は見込めないとお伝えしましたが、そんな中でもどういったBRZが高く評価されやすいのでしょうか。ここからは価格が高くなりやすいBRZの特徴について解説します。 こまめにメンテナンスをしている BRZに限った点ではありませんが、こまめにメンテナンスをしている個体は高く評価されやすいです。激しく走行するシーンの多いスポーツカーだからこそ、整備が行き届いているかどうかは重要なポイント。定期的にメンテナンスし、綺麗な状態を保っておきましょう。 修復歴がない BRZは走りを楽しむ方に愛されるスポーツカーで、街乗り用の車に比べると、どうしてもトラブルに見舞われやすいです。そのため、何の修復歴も事故歴もない個体は希少性が高く、比例して価格も上がっていくでしょう。