旧車市場動向

アルテッツァは価格高騰&値上がりしている?旧車買取専門店が買取相場を解説
旧車市場動向 2024.08.27

アルテッツァは価格高騰&値上がりしている?旧車買取専門店が買取相場を解説

アルテッツァは、トヨタのFRスポーツセダンとして人気のあるクルマです。販売終了から20年近く経過した現在もなお、中古車市場では高い支持を得ています。 今回は、アルテッツァがどのようなクルマなのか解説するとともに、中古車事情がどのように変化しているのか解説します。アルテッツァの売却を検討している方は参考にしてみてください。 アルテッツァとは アルテッツァは、1998年10月~2005年7月まで販売されていたFRスポーツセダンで、「操り、走る」心地よさを堪能できるクルマとして開発されました。 エクステリアには、ワイドな印象を強調する横長のヘッドライトやフロントグリルに加え、踏ん張り感を演出する台形をモチーフとしたフロントバンパーを採用しています。リアは、丸型4灯のテールランプを採用していることが特徴です。 エンジンは、最高出力160psを発生する直列6気筒の「1G-FE型」と、最高出力210psを発生する高性能な直列4気筒の「3S-GE型」の2種類がラインナップされています。グレードは、直列6気筒の1G-FE型を搭載し4速AT/6速MT(2000年5月~)が組み合わされる「AS200」と、高性能な直列4気筒3S-GE型を搭載し5速AT/6速MTを組み合わせた「RS200」の2つです。 また、スポーティな装備を充実させた「Zエディション」やラグジュアリー装備が備わる「Lエディション」なども用意しています。 エンジンは、フロントミッドシップに搭載されています。加えて、バッテリーや燃料タンクなどの重量物が車両の中心に寄せたパッケージを採用していることから、小気味良いハンドリングを実現しているのが特徴です。 デビュー当初のボディサイズは、全長4,400mm、全幅1,720mm、全高1,410mmでした。2001年5月のマイナーチェンジ以降は全幅が1,725mmとなっています。 アルテッツァは、2005年7月まで約7年にわたり販売され、1世代で販売終了となりましたが、アルテッツァで築き上げたFRミドルサイズセダンのアイデンティティは、レクサス ISに引き継がれています。 ▼アルテッツァの魅力はこちらの記事でも解説しています。アルテッツァは打倒欧州車目指して徹底的に鍛え上げられた入魂のFRスポーツセダン アルテッツァの価格は高騰している? 大手中古車販売サイトを確認したところ、アルテッツァは直近2〜3ヶ月で目立って高騰していませんでした。(※2024年8月時点)しかし、昨年アメリカの25年ルールの対象になったばかりで、今後多くのアルテッツァが輸出されると国内での価格が跳ね上がるかもしれません。 ▼アルテッツァの25年ルール解禁についてはこちらで詳しく解説しています。アルテッツァが25年ルール解禁!値上がりしている?最新相場情報を解説! アルテッツァの現在の買取相場 アルテッツァの価格動向について解説しましたが、具体的にはどれくらいの価格で取引されているのでしょうか。下記にアルテッツァの現在の買取相場をまとめました。※2024年8月時点の情報です。 グレード トランスミッション 買取相場 RS200 6MT ~150万円 RS200 Zエディション 6MT ~150万円 RS200 リミテッドⅡ・ナビパッケージ 6MT ~150万円 RS200 ナビパッケージ 6MT ~150万円 TOM'S 280T 6MT ~250万円 3S-GE型エンジンを搭載しているRS200は最大で150万円ほどの価格で売却できます。なかでも人気が高いのは、RS200に専用装備が加えられたZエディションです。17インチタイヤ&ホイールおよび大径ブレーキ、さらに専用シート地やプライバシーガラスが装備されています。 また、RS200を上回る価格で取引されているのが特別仕様車であるTOM'S 280Tです。希少性の高さが買取相場に大きく影響しています。 アルテッツァを高く売るにはどうすればよい? アルテッツァは、メンテナンスが行き届いていることに加え、カスタマイズされていない車輌が高く評価される傾向にあります。ここからは、アルテッツァを高く売るポイントを解説します。 こまめにメンテナンスをする メンテナンスが行き届いていているアルテッツァは、価格が高くなりやすいです。ボディやホイールなどの外装、シートやインテリアパネルなどの内装、エンジンやトランスミッションなどのパワートレインといった各部の手入れがされていると、すぐに再販売できるため、査定額が高くなります。 ノーマルの状態を保つ アルテッツァは、高出力エンジンを搭載するFRのスポーツセダンであることから、改造やカスタムを目的に購入を検討する方が多いクルマです。そのため、改造されていない車輌が高く評価される傾向にあります。アルテッツァを高い価格で売却したいのであれば、ノーマルの状態を保つとよいでしょう。 TOM'S 280Tは希少性をアピールする TOM'S 280Tは、トムスが専用チューニングを施したコンプリートカーです。ターボチャージャー仕様のエンジンを搭載し、最高出力280psという優れた走行性能をもちます。わずか100台しか生産されていないため、その希少価値は非常に高く、マニア垂涎の1台であることに間違いありません。もしTOM'S 280Tを売却するのであれば、いかに珍しいのかを積極的にアピールするとよいでしょう。 アルテッツァを売るなら実績・知識豊富な業者へ ラグジュアリーなスポーツセダンとして、数ある旧車のなかでも強い存在感を放つアルテッツァ。デザインも乗り味も妥協したくないというファンから多くの支持を得ています。 売却を検討する際には、こうしたクルマとしての価値をしっかりと理解している業者を選びましょう。どんな歴史をもち、どういった部分が長年愛されているのかを知っている買取業者であれば高額買取に期待できます。アルテッツァはもちろん、さまざまな車、特に古いクルマに特化したサービスに査定を依頼するのがおすすめです。

ハイエース100系のリセールバリュー・買取相場を旧車専門店が解説!高く売るコツも紹介
旧車市場動向 2024.08.27

ハイエース100系のリセールバリュー・買取相場を旧車専門店が解説!高く売るコツも紹介

トヨタを代表するワンボックスカー「ハイエース」は、日本国内のみならず海外でも高い人気を誇るモデルです。今回は、ハイエースのリセールバリューや価格が高い理由、売る前に覚えておきたいポイントと売却のベストタイミングを紹介します。ハイエース100系の売却を検討している方やリセールバリューの動向を調べている方は参考にしてみてください。 ハイエース100系の種類 ハイエース100系には、バン、ワゴン、コミューターの3つのボディタイプがあり、それぞれ特徴や価格が異なります。まずはバン、ワゴン、コミューターの違いを解説します。 バン ハイエースバンは、商用車として使用されることが多いワンボックスカーです。広々とした荷室が特徴で、大きなサイズの荷物も難なく運搬できます。安全装備も充実しており、ビジネスカーとしての利便性に優れたモデルといえるでしょう。新車価格は2004年発売のモデルで200万〜300万円程度です。 ワゴン ハイエースワゴンは、多人数で乗車できるミニバンです。大家族で移動するためのファミリーカー、多くの荷物を乗せて移動するアウトドア用など、さまざまなシーンで使用されています。外観がスマートでありながらも室内には余裕があり、デザインと実用性どちらも妥協したくない方にぴったりのモデルです。新車価格は2004年発売のモデルで250万〜400万円程度です。 コミューター ハイエースコミューターは15名まで乗車できるモデルです。運転するには中型免許か大型免許が必要で、ホテルや施設の送迎用マイクロバスとして頻繁に使われます。 ハイエース100系の買取相場 ここからは、ハイエース100系の現在の買取相場をボディタイプ別に紹介します。※2024年8月時点の情報です。 ボディタイプ 買取相場 バン 〜115万円 ワゴン 〜220万円 コミューター 〜100万円 一般的に、クルマの残価率は5年落ちで50~60%、7年落ちで20~30%だといわれています。ハイエース100系の最終モデルの発売からすでに20年近く経過していることを考えると、非常に高い数値です。 なぜハイエース100系のリセールバリューは高い? ここからは、ハイエース100系のリセールバリューが高い理由を紹介します。 商用車として人気がある 貨物を運ぶ商用車として人気が高い点がハイエースの特徴です。小型/普通車の商用バンにおいて、ハイエースのシェア率はなんと約80%。同程度の車格のクルマと比べて耐久性が高く、小回りがきくボディサイズながらも広い室内空間を有しているため、商用車として圧倒的な支持を得ています。 あわせて、ファミリーカーやレジャー用の1台としての需要も高く、幅広い層に求められています。剛性の強いクルマであり新車でなくても充分に役割を果たせる点も、中古車市場での人気が衰えない理由です。 モデルチェンジまでの期間が長い モデルチェンジまでの期間の長さも、ハイエースのリセールバリューが高い理由の1つです。モデルチェンジが実施されるとそれまでのモデルは価値が下がる傾向にあります。一般的なサイクルは4〜6年程度ですが、ハイエースの現行モデルは2004年以来一度もモデルチェンジが実施されていません。(※2024年8月現在)いわば20年近くもの間「現行」で有り続けているために型落ちとして扱われておらず、値崩れせずに高いリセールバリューを保っています。 海外での需要が高い ハイエースは、国内のみならず海外でも高い人気を誇っています。1967年の登場以来、フィリピンやタイなどの東南アジアを中心に、発売された国は述べ150ヶ国以上。その優れた耐久性が評価されており、大人数が乗車するためのバスや観光客の送迎タクシーとして活用されています。 ハイエース100系でリセールバリューの高いグレード・カラー・装備品 高水準なリセールバリューを維持しているハイエース100系ですが、グレードやカラー、オプションによってはさらに価値が高まります。ここからは、高値のつきやすいグレードやカラー、オプションを紹介します。 グレード ハイエースのなかで人気が高いのは、上位グレードである「スーパーGL」です。商用車としての使い勝手はもちろん、内装の快適性や高級感によって厚い支持を集めています。スーパーGLにしか装備できないオプションも多く、「憧れのハイエース」として中古車市場での需要が高いため、高値を維持しています。 カラー ハイエース100系で人気なのは、スーパーGL限定のツートン+サイドデカールのカラーリングです。発売当時、車種問わずツートンカラーが注目を集めており、ハイエースでも例に漏れず人気を博しました。 装備品 ハイエースの査定額は装備品に左右されにくいですが、社外ナビやETC、リアクーラーやリアヒーターを搭載していると評価が高くなる傾向にあります。一方で社外のパーツは個人の好みに依存するものであるため、なかなか評価されにくいのが実情です。 ハイエース100系を売る前に覚えておきたいポイント 次に、ハイエースを売る前に覚えておきたい3つのポイントを紹介します。これから売却を検討されている方は参考にしてみてください。 傷や凹みはそのままでもOK ハイエースは商用車として利用されるケースが多く、外観よりも走行性能が重視されます。そのため、多少ボディが傷ついていたり凹んでいたりしても査定額は大幅に下がりません。むしろ、売却前に修理した場合、修理費用のほうが高くつく可能性があります。若干の傷や凹みはそのままの状態で売却しましょう。 海外諸国の「輸入規制」に注意する 海外での人気が高いハイエースですが、古いモデルを売却する際には各国の輸入規制に注意しなければなりません。たとえば、ケニアでは初度登録8年以内の車輌に限り輸入を可能としています。一方でアメリカでは右ハンドルのクルマは発売より25年経過しないと輸入できません。古いモデルを売却する際には、特にこうした規制の影響を受けやすいため、事前に把握しておくとより高く売却できるでしょう。 ハイエース100系はいつ売却するのがベスト? リセールバリューの高いハイエースを損なく売るためには、売却のタイミングが重要です。ここからは、ハイエース100系をいつ売るのがベストなのかを解説します。 走行距離10万kmの手前 クルマの価値は5万km単位で変化するといわれています。ハイエースは頑丈で走行距離が延びてもダメージが蓄積しにくいですが、一般的なイメージでは10万kmを超えると、「古くて傷んでいる」と思われて敬遠されがちです。そのため、なるべく9万kmあたりで売却するとよいでしょう。 走行に関わる部品が故障したとき ダメージに強いハイエースでも、エンジンやトランスミッションなど走行に関わる重要な部品が故障したら手放しを検討するタイミングです。1箇所だけではなく複数箇所に故障がみられている場合なら、なおさら乗り換えの時期だといえます。可能であれば、深刻な故障に発展する前に売却すると価格も落ちにくいでしょう。 まとめ ハイエース100系のリセールバリューと買取相場について解説しました。 ハイエースは、国内はもちろん海外でも人気の高いワンボックスカーです。長い間モデルチェンジが実施されてないことも手伝って、リセールバリューは高水準を維持しています。そのままでも高額査定に期待できる車種ですが、今回紹介したポイントをおさえるとより高く売却できるでしょう。 また、依頼する買取業者を選ぶ際にはハイエースに精通しているかどうかも重要なポイントです。過去の実績をチェックして、多くのハイエースを買取っていれば豊富な知識・ノウハウが蓄積されている証拠だといえます。問い合わせ前に一度ホームページを確認し、これまでにどれだけ多くのハイエースを取扱っているか確認しましょう。

トヨタ ヴァンガードのリセールバリューは高い?買取相場の傾向や高く売るコツを紹介
旧車市場動向 2024.08.27

トヨタ ヴァンガードのリセールバリューは高い?買取相場の傾向や高く売るコツを紹介

トヨタの高級ミディアムSUVとして2007年に登場したヴァンガードのリセールバリューは高いのでしょうか。今回は、2007年から2013年まで販売されたヴァンガードのリセールのポイント、高く売るコツ、モデル概要を紹介します。ヴァンガードのリセールバリューが気になっている方や高く売りたいと考えている方は参考にしてみてください。 ヴァンガードのリセールバリューのポイント 2007年にデビューした高級ミディアムSUV「ヴァンガード」のリセールバリューは、一定の水準をキープしている傾向がみられます。 一般的なSUVによくある2列シート5人乗り仕様だけでなく、多人数乗車ができる3列シート7人乗り仕様を用意していたこともリセールバリューに影響しているでしょう。また、シンプルで上質感ある内外装デザインや飽きにくいスタイリングであることも人気を支えている理由と考えられます。 そのほか時間が経過しても色褪せない質感やデザインが人気の理由の1つであり、安定したリセールバリューに大きく貢献しています。 ヴァンガードを高く売る方法 時間が経過しても色褪せないスタイリングや上質感をあわせ持つヴァンガードを高く売るためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここからは、ヴァンガードを高く売るためのコツを紹介します。 基本的なメンテナンスをしておく 洗車や室内清掃、定期点検や消耗品交換など、基本的なメンテナンスをしておくと高く売れる可能性が上がります。 時間の経過とともに劣化していく部品の交換や定期的なオイル交換など、車を安全・快適に動かすことができるよう点検・整備をしておくと、査定時に高い評価になりやすいです。そのため、基本的な手入れは欠かさずに行っておきましょう。 オプション機能をアピールする オプション、快適性を高める装備、乗車定員などヴァンガードの魅力ポイントを査定申し込み時に記載したり、査定時にアピールしたりしましょう。 ヴァンガードには、5人乗り仕様と7人乗り仕様が用意されています。とくに7人まで乗れるSUVは、さまざまな用途に利用できることから需要が高いと考えられます。また、アルカンターラと本革を組み合わせたシートなど、高級ミディアムSUVらしさやヴァンガードの個性を際立たせるアイテムが装着されている場合はしっかりアピールしましょう。 ヴァンガードの魅力と歴史 ヴァンガードの魅力は、色褪せないスタイリングや質感、ゆとりある動力のV6エンジン搭載車が用意されていたことなどです。 2007年にデビューしたヴァンガードは、「Active & Luxury」をテーマにゆとりある動力性能、操縦性、走行安定性、上質な内外装などを兼ね備えた高級ミディアムSUVとして登場しました。エクステリアは、SUVらしいたくましさと都会的で洗練されたスタイルを両立。シンプルでありながら上品なスタイリングとなっています。インテリアは、本革とアンカンターラを組み合わせたシート表皮を設定し、さりげない上質さを表現していることが魅力です。 ヴァンガードには、3列シート7人乗り仕様と2列シート5人乗り仕様が用意され、あらゆるシーンで利用できる多彩なシートアレンジもポイントとなっています。また、3列シート7人乗り仕様の3列目シートは床下に収納できるため、ラゲッジスペースを広く使えることも特筆すべきポイントです。 エンジンは、3.5L V型6気筒エンジンと2.4L直列4気筒の2種類。駆動方式は全車4WDとなっています。2008年の一部改良では、2.4Lエンジン搭載車に2WD(FF)を設定しました。2012年の一部改良では3.5Lエンジン搭載車を廃止。2013年に販売を終了しました。 【ヴァンガードの主要スペック】 サイズ 全長4,570mm×全幅1,855mm×全高1,690mm(350S 7人乗り仕様の数値) エンジン 3.5L V型6気筒(2007年~2012年)/2.4L直列4気筒 トランスミッション 3.5L車が5速AT/2.4L車がCVT 駆動方式 4WD/2WD(2008年~、2.4L車のみ) 乗車定員 3列シート7人乗り/2列シート5人

2024年1月にランエボⅥが25年ルール解禁!中古価格は上がっている?
旧車市場動向 2024.08.27

2024年1月にランエボⅥが25年ルール解禁!中古価格は上がっている?

2024年は、ランサーエボリューションⅥ(ランエボⅥ)がアメリカの25年ルール対象になった年です。解禁されて中古車の価格が変わるかどうか、気になっている方も多いでしょう。実は、2024年はほかにも注目のモデルが25年ルール解禁を迎えます。 今回は、ランエボⅥが25年ルール解禁による価格の変動について解説します。25年ルールの概要から、解禁を控えたモデルまでお伝えするため、今後の動向を把握する際に役立ててください。 2024年1月にランエボⅥが25年ルール解禁! 2024年1月、ランエボⅥが、アメリカの自動車輸入に関する規制緩和「25年ルール」に基づき、輸入が解禁されました。日本仕様車しかないモデルのファンにとって待望の瞬間となったでしょう。 ランエボは、Ⅷからアメリカ市場に導入され、それ以前のモデルは右ハンドル車の解禁を待つしかありませんでした。そのようなモデルはJDM(Japanese Domestic Market)と呼ばれ、多くのファンから支持されています。 なかでもランエボⅥは、高い走行性能と歴代モデルを踏襲しつつ洗練されたデザインで、人気のモデルです。今回ランエボⅥが解禁されたことをきっかけに、ライバル車にも人気に火がつき、市場がより盛り上がりをみせると予想されます。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、アメリカ合衆国の輸入規制に関する規定のことです。本ルールにより、製造から25年が経過した海外の自動車はアメリカへの輸入が許可され、安全基準や排ガスなどの環境規制の適用が免除されます。 ▼25年ルールについてより詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しているためぜひご覧ください。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でランエボⅥは値上がりしている? 2024年8月現在、大手中古車販売サイトでのランエボⅥの中古価格は300万円程度です。新車価格と同じ、もしくは少し高値の個体が散見されます。また、ここ1〜2ヶ月程度で大幅に高騰しているランエボⅥは確認できていません。少なくとも現在はまだ25年ルールの影響をあまり受けていないと言ってよいでしょう。 しかし、アメリカではJDMモデルの人気が非常に高いため、新規登録より25年経過した個体がどんどん増えることで価格が上昇する可能性は十分に考えられます。また、世界ラリー選手権(WRC)という大きな舞台で活躍したランエボⅥは、投資やコレクションの観点から魅力的な選択肢になり得ます。状態がよく、車本来の性能を保ったランエボⅥは、価格が上昇する可能性は高いでしょう。 また、2025年にはランエボシリーズのなかで最も高額なトミ・マキネン・エディションの25年ルールが解禁されます。三菱のラリードライバーであるトミ・マキネンの4年連続チャンピオン獲得を記念して作られた特別仕様車です。日本ではわずか3,000台弱しか生産されなかった貴重なモデルで、1,000万円以上の価格で取引されるケースも珍しくありません。ただでさえ希少価値の高い「トミマキ」も、25年ルール解禁でさらなる高値がつく可能性があります。 ただし、価格の上昇は複数の要因に左右され、必ずしも高騰するとは限りません。購入を検討されている方は、市場の動向をこまめにチェックしておくとよいでしょう。 25年ルールが解禁されたランエボⅥの魅力 続いて、25年ルールが解禁されたランエボⅥの魅力を改めて振り返ります。 ランエボⅥは、“ランエボ第2世代”の集大成のモデルです。高い走行性能を象徴するような力強いデザインで、大きなフロントエアダムやリアスポイラーなどが特徴です。内装には、レカロ製のスポーツシートやMOMO製のステアリングホイールなど、運転する楽しさを追求した装備が満載です。 世界ラリー選手権(WRC)での活躍もランエボⅥを語るうえでは欠かせません。ランエボⅥの最大の特徴でもあった2段式リヤウイングをレギュレーション違反だと国際自動車連盟に指摘され改善を余儀なくされたものの、三菱が夢にまで見たモンテカルロラリーで優勝を獲得。その後もトミ・マキネンによって2勝し、さらに第12戦のラリーサンレモも制してシリーズランキングで単独首位に立ち、4年連続でドライバーズタイトルを手にしました。 仕様変更の指示をもろともせずに勝利を掴んだランエボⅥは、三菱はもちろんスポーツカーの歴史に色濃くその名を刻んだ名車です。記録にも記憶にも残る、後世に永く語り継がれていく1台であることは間違いありません。 ▼ランエボⅥを含む第2世代の魅力はこちらでも解説しています。第2世代ランサーエボリューションがなぜ人気なのか? 高い戦闘力に込めた三菱の想いに迫る ランエボⅥ以外で2024年に25年ルールが解禁される車種一覧 2024年はランエボⅥだけでなく、ほかにも多くの魅力的な日本車が25年ルール解禁を迎えます。具体的な車種名と解禁される月は以下のとおりです。 ・日産 スカイラインGT-R R34:2024年1月・日産 シルビアS15:2024年1月・ホンダ S2000:2024年4月・トヨタ レジアスエース H100系:2024年7月・トヨタ クラウン 17系:2024年9月 スカイラインGT-R R34は、日本車のアイコンとして広く知られている1台です。特に映画「ワイルド・スピード」シリーズに登場し、国際的な知名度は抜群です。 シルビアS15はスタイリッシュな外観なうえにドリフトが楽しめるため、スポーツファンからの人気が高いモデルです。 S2000は、ホンダを代表するオープントップのスポーツカー。バランスの取れたハンドリングと高回転型エンジンで、ドライビングの楽しさが評価されている1台です。 レジアスエースH100系は、商用車でありながら独特なスタイルと実用性の高さで、キャンピングカーのベース車輌として人気があります。 クラウン17系は、いわずと知れたトヨタのフラッグシップセダンです。上質な乗り味とブランドの信頼性で、多くのファンを抱えています。 ランエボⅥを含めた魅力的なモデルが25年ルール解禁を迎え、中古車市場の動向が変化する可能性は高いといえます。 まとめ 2024年の25年ルール解禁は、ランエボⅥをはじめとする数々の日本車がアメリカの地で再び輝きを放つ年となります。なかでも、ランエボⅥは世界的人気のモデルのため、25年ルール解禁をきっかけに国内市場の価格にも影響をもたらすかもしれません。ランエボⅥを狙っている方は、今後の動向に注目しましょう。

初代クラウンエステートのリセールを専門店が解説!高く売る方法も紹介します
旧車市場動向 2024.08.27

初代クラウンエステートのリセールを専門店が解説!高く売る方法も紹介します

初代クラウンエステートは、1999年から2007年に製造・販売されていたステーションワゴンです。販売終了から15年以上が経過し、売却を考えている方もいるのではないでしょうか。より高値で売却したい場合は、リセールバリューを最大化する方法について確認しておくことが大切です。 今回は、初代クラウンエステートのリセールについて詳しく解説するとともに、高値で売却するためのポイントをお伝えします。 初代クラウンエステートとは 初代クラウンエステートは、11代目クラウン(17系)で追加されたステーションワゴンです。ロイヤル・アスリートセダンのボディを基本としながら、ラゲージルームによるワゴンならではの伸びやかなフォルムが特徴です。 EBDやABS、ブレーキアシストを全グレードで標準装備しているほか、SRSカーテンシールドエアバッグなど、当時の最新安全技術が盛り込まれています。 また、ステーションワゴンでは世界初となる、リヤシートの電動リクライニング機構、ラゲージルームの内気浄化を可能とするラゲージルームエアピュリファイヤーなど、快適装備も充実しています。 セダンと同様にアスリートとロイヤルサルーンをラインナップ。特に、アスリートVは2.5Lターボエンジンによってステーションワゴンとは思えない動力性能で注目を浴びたグレードで、現在も高い人気を誇ります。 初代クラウンエステートの買取相場 ここからは、初代クラウンエステートの買取相場について、3つの型式に分けて紹介します。※2024年8月時点の情報です。 JZS171W型 JZS171W型のクラウンエステートの買取相場は、〜120万円程度です。4つのグレードのうち、特別仕様車のプレミアムスポーツセレクション4AT仕様は高値がつきやすい傾向にあります。 フロントヘッドランプエクステンションやフロントグリル、チタン調塗装のホイールオーナメントなど、特別仕様車ならではの専用装備の状態が買取に影響するでしょう。 グレードごとの買取相場は下記のとおりです。 グレード/トランスミッション 買取相場 アスリート/5AT 5万〜30万円 アスリートE/4AT 5万〜30万円 アスリートV/4AT 5万〜100万円 プレミアムスポーツセレクション/4AT 5万〜120万円 プレミアムスポーツセレクション/5AT 5万〜20万円 JZS173W型 JZS173W型の買取相場は、〜20万円ほどです。グレードによる金額差はありません。 グレード/トランスミッション 買取相場 アスリートFOUR/4AT 5万〜20万円 アスリートFOUR プレミアムスポーツセレクション/5AT 5万〜20万円 JZS175W型 JZS175Wの買取相場は、〜50万円ほどです。ほかの型式と同様、アスリートのほうが高値になりやすい傾向にあります。 グレード/トランスミッション 買取相場 アスリートG/5AT 5万〜50万円 ロイヤルサルーン/5AT 5万〜20万円 初代クラウンエステートのリセールバリューのポイント クラウンエステートのリセールバリューを高めるポイントは、良好な車輌状態を維持することです。トヨタ車のなかでも長い歴史を誇るクラウンはブランド価値が高いため、走行距離や年式による影響は他車よりも小さいでしょう。 そのため、綺麗な状態を維持できているかが、売却益に大きな影響をおよぼします。ボディに傷はないか、内装装備は問題なく動くかの確認は欠かせません。加えて、オプション装備がある場合は、もれなくアピールしましょう。可能であれば、注文書のように装備類を証明できるものがあると査定で有利に働く可能性があります。 初代クラウンエステートを高く売る方法 ここからは、クラウンエステートを高く売るためにおさえておきたい、2つの方法について紹介します。 走行距離を抑える 走行距離は買取金額に影響する重要なポイントです。クラウンエステートは、ブランド力によって走行距離が売却額におよぼす影響が他車と比べて小さいものの、走行距離を抑えるに越したことはありません。 売却を検討している場合は、生活に支障のない範囲でバスや電車などの公共交通機関を利用してクルマを使う機会を減らすと、走行距離が伸びることを抑えられます。 こまめにメンテナンスをする クルマの状態も買取金額に影響します。初代クラウンエステートは、最終モデルの販売終了から15年以上が経過しています。可能な範囲でメンテナンスを実施し、マイナス要素を減らすことで金額アップが見込めます。 具体的には、下記のメンテナンスを行いましょう。 ・洗車・内装の清掃・外装の傷補修 クルマの状態によっては、メンテナンスで出費がかさんでしまうかもしれません。メンテナンスにかかる労力やコストと予想される査定額を比較し、メンテナンスの頻度や内容を決めましょう。 初代クラウンエステートの売却は旧車王へご相談ください 初代クラウンエステートは、ステーションワゴンでありながらセダン譲りの走行性能をもつモデルです。そんなクラウンエステートを売却される場合は、旧車王へご相談ください。 旧車王は、旧車を専門に20年以上にわたって買取事業を行っております。豊富な実績と知識をもとに、お客様の愛車を丁寧に“鑑定”いたします。全国無料で出張鑑定に対応しているため、クルマを持ち込んでいただく必要はありません。鑑定し契約した後に金額を減額したりキャンセル料を請求するなどの「二重査定」も一切行っていないため、安心してご相談ください。

2024年9月に17系クラウンが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車市場動向 2024.08.26

2024年9月に17系クラウンが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2024年9月に、17系クラウンがアメリカの25年ルール解禁の対象となります。本ルールの解禁によって、中古車の価格がどのように変わるのか、気になっている方もいるでしょう。 今回は、17系クラウンの価格動向や25年ルールについて解説します。 2024年9月に17系クラウンが25年ルール解禁! 2024年9月に、17系クラウンの25年ルールが解禁されます。クラウンはトヨタを代表するセダンです。特に17系は、スポーティモデル「アスリート」やステーションワゴン「エステート」など、ラインナップが充実した世代として知られています。 17系クラウンは国内の流通量が少なくなってきているため、25年ルール解禁によりさらに入手が困難になる可能性があります。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールは、アメリカにおける輸入車規制の緩和措置です。アメリカでは右ハンドル車の輸入を許可していませんが、製造から25年以上経過した車輌は通常の輸入規制を免除され、クラシックカーとして登録・輸入が可能になります。 25年ルールの解禁により、右ハンドルしか用意されていなかった日本専用車もアメリカ国内に輸入できるようになります。17系クラウンの25年ルールが解禁されるのは、2024年9月です。 製造から25年経過した時点で順次、本ルールが適用されるため、年を追うごとに対象車種も増えます。 ▼25年ルールについてより詳しい内容は、以下の記事でまとめているためぜひご覧ください。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁で17系クラウンは値上がりする? 25年ルール解禁により、17系クラウンは値上がりすることが予想されます。アメリカでは、同じセダンのカムリが販売されており一定の人気を博しています。また、2022年には新型クラウンも販売がスタートし、旧モデルが注目される可能性は低くないでしょう。 17系クラウンは、国内の中古車市場でも流通量が多くありません。実際に、大手の中古車販売サイトで「17系クラウンアスリート」を検索しても2024年8月時点で50台を下回る状況です。 流通台数の少ないなかで今後需要が高まれば、値上がりする可能性はあります。売却を検討する場合は、動向に注目するとよいでしょう。 25年ルールが解禁された17系クラウンの魅力 17系クラウンは、1999年から2003年まで販売された11代目にあたるモデルです。10代目まで採用されたハードトップスタイルからセダンスタイルへ変更しつつ、センターピラーのブラックアウト処理で往年の風格を維持しています。 クラウンらしさともいえる充実した内装装備は、25年経過した現在でも魅力的です。ゆったりと座れる大型のシートや左右独立で温度調整可能なフルオートエアコン、電動リヤサンシェードなど、乗る人すべてが快適な空間が広がっています。 さらに、走りの部分も見逃せません。2.5L、2.5Lターボ、3.0Lと3つのエンジンがランナップされ、しなやかな足回りとともにスムーズな加速と安定した走りが体感できます。 12代目クラウンからはデザインが刷新されるため、セダンらしさを求める方にとって17系は魅力あるモデルといえるでしょう。 17系クラウン以外で2024年に25年ルールが解禁される車種一覧 17系クラウンは2024年9月に25年ルールが解禁されますが、2024年はそのほかにも、魅力的なモデルが解禁されました。 該当車種と解禁年月は下記のとおりです。・スカイライン R34 GT-R:1月・ランサーエボリューションVI:1月・シルビア S15:1月・S2000:4月・レジアスエース H100系:7月 どのモデルも日本市場において、ファンの多い名車です。なかでも、スカイラインGT-Rやランサーエボリューションは世界的な人気を誇ります。25年ルール解禁によって、中古車市場にどのような影響が出るのか動向が注目されます。 まとめ 17系クラウンは、セダンとしての快適性と走りの楽しさを体感できるモデルです。25年ルール解禁により、今後アメリカのファンからの熱い視線が期待されます。 流注量が少ないクルマのため、今後の中古車市場の動向から目が離せません。クルマの売却はタイミングが重要なため、最新情報をチェックしたうえで、売る時期を見極めましょう。

三菱 デリカのリセールバリューは高い?リセールバリューのポイントやデリカD:5の特徴を紹介
旧車市場動向 2024.08.26

三菱 デリカのリセールバリューは高い?リセールバリューのポイントやデリカD:5の特徴を紹介

三菱を代表するモデルである「デリカ」のリセールバリューは高いのでしょうか。今回は、三菱自社生産のミニバンであるデリカD:5のリセールバリューや高く売る方法などを解説します。デリカD:5の売却を検討している方は参考にしてみてください。 デリカ D:5のリセールバリューのポイント 三菱 デリカD:5のリセールバリューは、年式やグレード、走行距離、内外装の状態などによって大きく異なります。また、複数回のマイナーチェンジや大幅な改良などが実施されているため、実際に査定に出してみないことには明確な査定額はわかりません。参考の平均査定額は200万円台後半となっているため、リセールバリューはよいと言えるでしょう。 デリカ D:5を高く売る方法 ここからは、デリカD:5を高く売る方法について紹介します。少しでも査定額をアップしたい方は参考にしてみてください。 基本的なメンテナンスをしておく デリカD:5を高く売るためには、基本的なメンテナンスを欠かさないことが重要です。エンジン、足まわり、外装、内装など、車の見た目や走行性能に関わるメンテナンスは買取時に重視されるポイントとなります。そのため、日頃から洗車や清掃、定期的な点検・整備は欠かさずにしておきましょう。 ブラック・ホワイト系が人気であることをアピールする デリカD:5は、ブラック系やホワイト系のボディカラーが人気です。また、グレーやアクセントカラーが入った車輌も人気となっています。これらの人気ボディカラーは高価買取が期待できるため、査定時には人気ボディカラーであることをアピールしましょう。 カスタマイズ車輌はそのままでも高く売れる オフロード仕様にカスタマイズされている車輌は、そのままでも高く売れる傾向があります。オーバーフェンダー、オフロード仕様のタイヤ、マッドガードなどが装着されているデリカD:5は、取り外さずそのまま査定に出しましょう。 デリカ D:5の魅力と歴史 デリカD:5は、2007年に販売を開始したオールラウンドミニバンです。ワンボックスカーならではのスペースやユーティリティに加え、オンロードとオフロードのいずれにおいても高い走行性能を発揮するモデルとなっています。デビュー当初はガソリンエンジンのみのラインナップとなっていましたが、途中でクリーンディーゼルエンジン車を追加しました。 2019年には、大幅なフェイスリフトを実施しました。三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」や縦型のマルチLEDヘッドライトを採用し、ひと目で三菱だとわかる特徴的なエクステリアとなったことが特徴です。インテリアには、デザインを一新した水平基調のインストルメントパネルを採用。機能性と開放感を兼ね備えた室内となりました。 さらに、衝突被害軽減ブレーキシステムなどの予防安全技術「e-Assist」を装備したことで、安全性が向上しています。 エンジンは、大幅な改良を施したクリーンディーゼルエンジンと新開発の8速スポーツモードATの組み合わせにより、パワフルでありながら静かで滑らかな走りへと進化させました。 2023年4月時点で販売されているデリカD:5の主なスペックは次のとおりです。 サイズ 全長4,800mm×全幅1,795mm×全高1,875mm エンジン 2.2L 直列4気筒 クリーンディーゼル 最高出力 107kW(145ps)/3,500rpm 最大トルク 380Nm(38.7kgm)/2,000rpm トランスミッション 8速AT 駆動方式 4WD WLTCモード燃費 12.6km/L 乗車定員 7人/8人  

NSXが高リセールの理由とは?高く売るポイントも紹介します
旧車市場動向 2024.08.23

NSXが高リセールの理由とは?高く売るポイントも紹介します

NSXの売却を検討していて「NSXのリセールバリューが高いと聞いたが、どの程度で売れるのか知りたい」「もっと高く売るにはどうすればよいか知りたい」という点が気になっている方は多いでしょう。NSXを高く売るためには、どのような点が評価されているクルマなのかを理解することが先決です。 今回は、NSXのリセールバリューや高く売るためのポイントなどについて詳しく解説します。 NSXとは NSX (初代)は、1990年から2005年まで製造・販売されていたホンダを代表する2シーターのミッドシップスポーツカーです。車名の由来は、「新しい(New)」「スポーツカー(Sports car)」に、未知数を表す「X」を加えた造語「New Sports X」に由来し、それぞれの単語の頭文字をとって「NSX」と名付けられました。 当時、F1で多くのタイトルを獲得していたホンダは「ホンダらしい先進的でアイデアあふれるスポーツカーを提案し、長年のHonda Dreamを実現する」(引用:https://www.honda.co.jp/sportscar/NSX_30th/concept/)という想いのもとNSXを開発しました。F1ドライバーのアイルトン・セナが鈴鹿サーキットでNSXに試乗し、開発に携わったことからも、ホンダの思い入れの強さがうかがえます。 NSXの特徴として、ミッドシップエンジン・リアドライブを採用していることが挙げられます。また、NA1に搭載されている3.0L V型6気筒DOHC VTEC自然吸気エンジンは、許容最高回転数8,000rpmの高回転型エンジンです。さらに、ミドル級トップレベルのパワーを目指すために、レーシングテクノロジーの1つである大幅な軽量化が実現できるチタンコンロッドを採用している点も大きな特徴です。 また、世界初のオールアルミボディを採用したことも特徴の1つです。さらに、従来のスポーツカーでは犠牲になりがちだった視界を確保しやすいドライビングポジションや操縦性などの快適性も追求しています。 発売から30年以上経った現在でも高い人気を誇るNSXは、革新的な設計思想と卓越した性能により、現代のスポーツカー開発にも大きな影響を与え続けているクルマです。 NSXの買取相場 ここではNSXの買取相場を解説します。NA1、NA2、NSX-Rにわけて各モデルの買取相場について、詳しくみていきましょう。 ※2024年7月時点の情報です。 NA1 NA1は、3.0Lエンジンを搭載したモデルです。高回転までスムーズに吹け上がるエンジンは、今でも高く評価されています。NA1には全部で3つのグレードがあります。 ■ベースグレード ベースグレードの買取相場は、〜1,300万円です。年式や型式、トランスミッションによって価格が異なります。 <前期>・5MT:〜1,300万円・4AT:〜800万円 <中期>・4AT:〜800万円 <後期>・4AT:〜1,000万円 ■タイプT NA1タイプTの買取相場は、最大で1,300万円程度です。発売時期とトランスミッションごとの目安は以下のとおりです。 <前期>・5MT:〜1,300万円・4AT:〜800万円 <中期>・4AT:〜800万円 <後期>・ 4AT:〜1,000万円 タイプTは、1995年に追加されたNSXのタルガトップモデルです。ルーフをリアキャノピーのエンジン上部に収納するユニークなシステムを採用し、オープン化によるボディ剛性の低下を抑えるための設計が施されています。 NA2 NA2は、3.2Lエンジンを搭載し、全車6MT採用に変更され、限界域でのコントロール性能が向上しました。NA2のボディ対応別に買取相場を紹介します。 ■ベースグレード ベースグレードの買取相場は、中期モデルで〜1,800万円、後期モデルで〜2,000万円です。 NA2自体の中古車市場に出回る数が少ないため、状態のよい個体であれば高値で取引される可能性があります。 ■タイプS タイプSの買取相場は、中期モデルで〜2,000万円、後期モデルで〜2,300万円です。 タイプSは、ワインディングロードでの走行を重視した専用チューニングが施されています。具体的には、リアの剛性を高めつつフロントを相対的に柔らかくすることで、限界域まで安定した操舵力と正確なステアリングを確保しています。エアコンやオーディオなどの快適装備をそのままに約45kgの軽量化を実現し、運動性能が引き上げられたグレードです。 ■タイプS Zero タイプS Zeroの買取相場は、中期モデルで〜2,200万円、後期モデルで〜2,500万円です。 タイプS Zeroは、タイプSをさらにチューニングしたグレードです。具体的には、ハードサスペンションの採用・遮音材・エアコン・オーディオなどの装備をワイヤーハーネスを含めて非装着にすることで、約96kgの軽量化を実現しました。 なお、販売当時は、簡素化された装備があまり受け入れられず、販売台数はわずかです。現在は希少性として評価されており、タイプSよりも買取相場は高くなりやすい傾向にあります。 ■タイプT タイプTの買取相場は、中期モデルで〜1,8000万円、後期モデルで〜2,000万円です。 NA1のタイプT同様、タルガトップが特徴です。タルガトップとは、車体中央のルーフ部分を取り外しができる構造を指します。取り外したルールは、リアキャノピーのエンジン上部に収納できるスマートさが評価されています。 タイプR/NSX-R タイプRおよびNSX-Rは、その性能の高さから長年にわたってスポーツカーファンを魅了し続けており、買取相場も高値で推移しています。タイプRは最大3,000万円程度、NSX-Rは最大で6,000万円程度の価格がつく場合があるほどです。 いわゆる「TYPE R」シリーズの歴史の幕開けを飾ったのがNSX タイプRでした。タイプRは、1992年から1995年のわずか3年間で480台ほどしか生産されませんでした。この希少性も高価格の一因となっています。 タイプRはサーキットでの走行に特化したモデルで、ベースグレードから快適装備を徹底的に排除し、120kgもの軽量化を実現しました。さらに、専用開発のダンパーとハイグリップタイヤを採用することで足回りを強化し、極限の走行性能を追求しています。 専用開発のレカロ製フルバケットシートやMOMO製ステアリングホイールの採用、ホンダが初めてF1に参戦したマシンと同じ「チャンピオンシップ・ホワイト」の専用ボディカラー設定など、特別なグレードとして位置付けられています。 NSXのリセールバリューが高い理由 ここからは、NSXが発売から30年以上経った今でも高いリセールバリューを誇る、主な3つの理由を紹介します。 希少性が高い NSXのなかでも特定のグレードは、その高い希少性に伴ってリセールバリューも非常に高くなっています。たとえば、NA1のNSX-Rは、1992年から1995年のわずか3年間で480台ほどしか生産されなかったため、ほかのグレードの2~3倍もの値段で取引されることも珍しくありません。 また、NA2のタイプS Zeroは、走りに特化し快適装備を搭載していないため、当時はあまり販売台数が伸びませんでした。結果として、現在では非常に希少な車輌となり、高いリセールバリューを維持しています。 高性能とブランド力により確固たる地位を築いている NSXは、量産車世界初のオールアルミボディを採用し、軽量化と高剛性を両立したことが大きな特徴です。当時としては画期的な技術であり、30年以上経った現在でも高い評価を受けています。 さらに、1995年のル・マン24時間耐久レースGT2クラスでの優勝など、モータースポーツでの活躍もブランド力の向上につながっています。 海外人気が高い NSXは海外、特にアメリカで高い人気を誇ります。その理由は、高性能とホンダブランドへの信頼にあります。 NSXは高回転型のVTECエンジンやオールアルミボディ、優れたハンドリングなど、ホンダの先進技術が詰まった高性能スポーツカーです。また、F1での活躍を通じてホンダブランド自体も海外で高い評価を得ています。 実際に、アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」では、状態のよいNSX、特にNSX-Rが高値で取引されています。この海外での人気も、NSXのリセールバリューを押し上げる要因となっているといえるでしょう。 NSXを高く売る方法 ホンダNSXは高い価値をもつ車輌ですが、適切に評価してもらうためには、売却の際にいくつかのポイントに注意する必要があります。ここでは、NSXを高く売るための効果的な方法を紹介します。 NSXの価値を十分に理解している業者に相談する NSXを高く売るためには、その価値を十分に理解している業者に売却することが重要です。ホンダが世界に誇るスーパーカーとして、NSXは発売から30年以上経った今でも根強い人気を誇っています。 しかし、NSXの希少性や価値を十分に理解しておらず、適切な査定額が提示されないケースがみられます。 NSXのようなスポーツカーに特化している買取業者や、NSXの買取実績をもっている業者は、専門的な知識と適切な査定基準をもっているため、NSXの真の価値を理解したうえで査定します。そのため、状態がよいNSXであれば、高額査定に期待できるでしょう。 なるべく走行距離を抑える 走行距離は、中古車の査定において値段を大きく左右する要素の1つです。一般的に、走行距離が短いほど車輌の状態がよいと判断され、高額査定につながりやすい傾向があります。 特にNSXのような高性能車の場合、走行距離は査定額により大きく影響します。可能な限り、日常の移動ではなるべく使わず、特別な日にだけ乗るなどして走行距離を抑えることで、高額査定につながる可能性が高まります。 ただし、長期間まったく乗らないことはクルマのコンディションに悪影響を与える可能性があるため、適度に走行させることが大切です。 NSXの売却は旧車王へご相談ください 旧車王は、発売から10年以上経過したクルマに特化している買取サービスです。NSXも多数のお客様からお譲りいただいた実績があります。NSXの売却をお考えの方は、旧車王までぜひご相談ください。 NSXは、現在のホンダのスポーツカーの礎を築いた伝説的な1台です。高回転型エンジンが奏でる心地よいサウンドを楽しみながら、究極のドライビングプレジャーを味わえるクルマとして、多くのファンを魅了し続けています。 旧車王は、知識やノウハウをもとに価値を適切に評価し、満足のいく買取価格をご提案いたします。 また、旧車王は全国無料で出張鑑定に対応しています。NSXのような高級車の場合、わずかな走行距離の増加も価格に影響する可能性があるため、この点は大きなメリットです。まずはお気軽にご相談ください。

トヨタのFRセダン「マークII」のリセールバリューは高い?!今も人気のマークIIを高く売るコツも紹介
旧車市場動向 2024.08.23

トヨタのFRセダン「マークII」のリセールバリューは高い?!今も人気のマークIIを高く売るコツも紹介

トヨタ マークIIは、販売が終了した今も高い人気を誇るFRセダンです。今回は、マークIIのリールバリューの傾向を解説するとともに、高く売るためのポイントを紹介します。マークIIの売却を検討している方は参考にしてみてください。 マークIIのリセールバリューのポイント マークIIのリセールバリューは、グレードによって買取額に違いがあります。具体的には、ツインターボエンジンを搭載しているグレードやMTを組み合わせているグレードが人気です。 高出力のエンジンにMTを組み合わせたマークIIは、スポーツ走行にも適しているため、現在でも200万円前後で取引されることがあります。 一方、自然吸気エンジンを搭載したグレードやATを組み合わせたグレードであっても、マークIIが持つ高級感が評価されれば高価買取が期待できます。 マークIIは、歴史が途絶えた今でも一定の人気を維持し続けるモデルといえるでしょう。 マークIIを高く売る方法 マークIIを高く売るためには、どのような方法があるのでしょうか。ここからは、マークIIを高く売るポイントについて紹介します。 基本的なメンテナンスをしておく エンジン、トランスミッション、足まわり、外装や内装などは、しっかりとメンテナンスしておきましょう。基本的なメンテナンスを確実に実施し、メンテナンスノートに整備記録が残っていれば高価買取される可能性が高くなります。 純正パーツをアピールする マークIIは、ラグジュアリーさがセールスポイントのセダンです。また、ターボエンジンによる力強くスポーティな走りも魅力となっています。 このようなマークIIらしさをスポイルしないために、純正パーツが残っていることや純正状態であることを査定時にアピールしましょう。純正パーツのアピールがあると高価買取される可能性が高くなります。 現在の状態で査定に出してみる マークIIは、純正状態の車両だけでなく、カスタマイズされた車両も多く出回っています。どちらの車両であっても高く評価される可能性があることから、査定に出すときはまず現在の状態で査定に出しましょう。 査定したときに、純正パーツの方が高く売れることがわかったら、純正パーツに戻して売却し、取り外したアフターパーツは別に売却すると、結果として高く売れます。 マークIIの魅力と歴史 トヨタ マークIIの歴史は、1968年に販売を開始した「コロナ マークII」まで遡ります。マークIIはデビュー以降、高級感やスポーティさをセールスポイントとしてきました。 車種名が「マークII」となったのは、1984年に登場した5代目からです。また、1997年に販売を開始した7代目からは、ボディの大きさが3ナンバーサイズとなり、スポーティな「ツアラー」とラグジュアリーな「グランデ」に分類されました。 ツアラー系とグランデ系は、外装や内装、サスペンションやステアリングのチューニングなど、見える部分から内部まで、あらゆる部分で違いがありました。さまざまな部分に手が加えられ、キャラクターが明確に分けられたマークIIの中でも、ツアラー系は現在でも高い人気を誇っています。 2000年には、マークIIの最終型となる9代目がデビュー。グレードはグランデ系に統一されましたが、ハイパフォーマンスエンジンを搭載するグレードも用意されていました。グランデ系のみとなった最終型のマークIIの中でも人気が高いのは、ハイパフォーマンスエンジンを搭載した「iR-V(MT)」です。 最終型となったマークIIの主要スペックは次のとおりです。 【マークII(110系)グランデiR-Vの主なスペック】 サイズ 全長4,735mm×全幅1,760mm×全高1,460mm ホイールベース 2,780mm エンジン 2.5L直列6気筒ターボエンジン(1JZ-GTE型) 最高出力 206kW(280ps)/6,000rpm 最大トルク 378Nm(28.5kgm)/2,400rpm トランスミッション 5速MT 駆動方式 FR(2WD) 高級感とスポーティさを両立しているだけでなく、運転そのものを楽しめるMTが用意されていることがマークIIの魅力といえるでしょう。

RX-7のリセールバリューの動向は?高く売るポイントやRX-7の歴史や魅力についても解説
旧車市場動向 2024.08.22

RX-7のリセールバリューの動向は?高く売るポイントやRX-7の歴史や魅力についても解説

日本が世界に誇るロータリースポーツの名車 RX-7のリセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、「RX-7のリセールバリューの動向」「RX-7を高く売るポイント」「RX-7の高価買取ができる業者の特徴」「RX-7の歴史や魅力」について解説します。RX-7の購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 RX-7のリセールバリューの動向 RX-7は、歴代モデルのすべてがロータリースポーツの名車として高い人気を誇っています。状態のよい車輌であれば数百万円、もっとも人気のある3代目 FD3S型では1,000万円の査定額がつくこともあるほどです。そのため、リセールバリューは高いといえるでしょう。最終モデルの生産終了から既に20年が経過しているため、流通量の少なさも市場価格が高水準で安定している理由のひとつです。 RX-7を高く売るポイント RX-7を高く売るポイントについて詳しく解説します。 点検整備記録簿(メンテナンスノート)を残しておく 点検整備記録簿(メンテナンスノート)は、12ヶ月点検や24ヶ月点検の整備記録を記載するいわば車の履歴書です。点検整備記録簿の記載を確認するだけで、認証工場で整備されたかどうかや不具合・破損の履歴を明確化できるため、高額査定を目指すためには必須のアイテムだといえるでしょう。とくにスポーツカーであるRX-7においては、査定時にその有無で加減額されやすいため必ず残しておきましょう。 エンジンに不具合がないようメンテナンスしておく RX-7を高く売るためには、エンジンに不具合が出ないようしっかりとメンテナンスしておくことが重要です。 ロータリーエンジンの気密性は、各シールによって維持されています。エンジンに不具合が起きないようにするために、圧縮圧力が7MPaを下回らないよう定期的な点検やメンテナンスをしておくことが不可欠です。また、エンジンオイルやフィルター、プラグの交換はこまめに行い、ラバーホース類やファンベルト、各種パッキンの経年劣化には早めに対処しましょう。 メンテナンスを怠り消耗品などの劣化を放置してしまうと、オイル漏れやオーバーヒート、エンジン内部への水の侵入により最悪の場合はエンジンのオーバーホールが必要となります。このような車輌状態では大幅に査定額が減額となるため注意が必要です。 外装や内装をキレイな状態に維持しておく 外装や内装をキレイな状態に維持しておくことは、RX-7を高く売るために重要です。査定時のキズや破損の有無確認や架修が必要となる箇所の見極めは、キレイな状態でなければ難しいといえるでしょう。また、大切に乗っていたことの証明にもなるため、普段からこまめな清掃や洗車を心がけましょう。 RX-7の高価買取ができる業者の特徴 続いて、RX-7の高価買取ができる業者の特徴について詳しく解説します。 二重査定をしない 二重査定とは、売買契約後に詳細査定を再度行い、不具合があった場合に買取業者側から査定額を減額されるものです。大幅な減額に対して売主がキャンセルを申し出た場合はキャンセル料が発生するなど、車の買取で多いトラブルとなっています。 売主側が故意に重大な不具合を隠していた場合は、瑕疵担保責任を負うことが一般的です。しかし、売主が知りうる情報をすべて買取業者に伝えていた場合は、プロの査定士としての力量不足によるものと言えます。二重査定を行わないと明言する買取業者は、査定士としての知識や経験が豊富なため、安心して査定や売却を任せられるでしょう。 RX-7の買取実績が豊富 RX-7の買取実績が豊富な業者を選びましょう。RX-7は他のスポーツカーと比較しても特殊な車輌です。そのため、ロータリーエンジンやモデルごとの弱点・特徴を熟知している業者への売却がおすすめです。数多くのRX-7を見て査定してきた経験豊富な業者であれば、高額査定に期待できます。 RX-7の売却なら旧車王がおすすめ RX-7の売却なら旧車王がおすすめです。旧車王は二重査定を禁止しているJRDRI(日本自動車流通研究所)の会員であるカレント自動車株式会社が運営しています。また、20年以上に渡り旧車や希少車の買取事業を行い、RX-7の知識や買取実績も豊富です。不動車や修理が必要な状態でも査定や買取を実施しているため安心して依頼できます。 RX-7の歴史や魅力 初代RX-7は、1978年に世界で唯一のロータリーエンジンを搭載する量産スポーツカーとして産声をあげました。小型で軽量かつ低重心の特徴を最大限に生かし、加速力と高い動力性能で世界中に衝撃を与えます。空力性能を重視するためにリトラクタブルヘッドライトを採用した外観デザインは欧州のスポーツカーを彷彿させ、初参戦で1979年のデイトナ24時間レースでクラス優勝するなどその名声を一気に高めたといえるでしょう。 2代目 FC3S型は、外観デザインがポルシェ 944に酷似しているといわれ「プアマンズ・ポルシェ」と呼ばれました。ポルシェ 944よりも安価で世界に通じるパフォーマンスを備えたFC3S型にとって、安くて性能の高いスポーツカーとしての敬称だったといえるでしょう。 最終モデルのFD3S型はアニメ「イニシャルD」や「名探偵コナン」、映画「ワイルドスピード」にも登場し、国内外を問わずに爆発的な人気を誇る最後のピュアロータリースポーツと呼ばれています。モータースポーツでも「デイトナ24時間」「バサースト12時間耐久」で総合優勝するなど、スポーツカーとして世界の歴史に名を刻んだ名車中の名車です。 基本スペック【初代(サバンナ)】 型式 SA22C(FB3S) 販売期間 1978~1985年 乗車定員 4名 駆動方式 FR ボディサイズ 全長 4,285mm 全幅1,675mm 全高 1,260mm エンジン ・12A型:573cc×2ローター(NA/シングルターボ)・13B型:654cc×2ローター 【2代目(サバンナ)】 型式 FC3S、FC3C(カブリオレ) 販売期間 1985~1992年 乗車定員 2/4名 駆動方式 FR ボディサイズ 全長 4,335mm 全幅1,690mm 全高 1,270mm エンジン 13B-T型:654cc×2ローターターボ 【3代目(アンフィ二)】 型式 FD3S型 販売期間 1991~2003年 乗車定員 2/4名 駆動方式 FR ボディサイズ 全長 4,295mm(1991~1993年) 4,280mm(1993~1999年)4,285mm(1999~2003年) 全幅1,760mm 全高 1,230mm エンジン 13B-REW型:654cc×2ローターシーケンシャルツインターボ  

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