2024年7月、トヨタのバン「レジアスエース(H100系)」がアメリカ25年ルール解禁の対象車となります。レジアスエースは、さまざまな用途に使えるバンとしてハイエースとともに高い人気を誇るモデルです。今回は、レジアスエースの25年ルールの解禁による中古車価格への影響を含め、今後の動向について考察します。 2024年7月にレジアスエース H100系が25年ルール解禁! 2024年7月、世界各国で信頼されているトヨタのワンボックスカー「ハイエース」の兄弟車である「レジアスエース」が製造から25年を迎えます。この節目に伴い、アメリカ25年ルールが解禁され、レジアスエースがアメリカ市場へ流通することとなります。 また、巨大な市場であるアメリカへの輸出が解禁されれば、中古車市場が動く可能性が高いです。なぜ、25年が経過するとアメリカ市場がオープンになり、中古車市場が動く可能性があるのでしょうか。 アメリカ25年ルールとは? アメリカの輸入車関係法令の例外(通称 25年ルール)は、クラシックカーとして右ハンドルのクルマを登録できる制度です。 アメリカでは、原則として右ハンドルのクルマを輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドルのクルマをそのままアメリカへ輸入することができます。 このアメリカ25年ルールにより、製造から25年以上経過した日本の名車たちがアメリカに多く流通しているのです。 ▼アメリカの25年ルールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でレジアスエース H100系は値上がりする? アメリカへの輸入解禁に伴い、レジアスエースの中古車価格は動く可能性があります。 ただし、値上がりするか、維持となるか、値下がりするか、正確な動向は誰にもわかりません。そのため、実際に査定に出さなければ正しい売却価格を把握できないのです。 もし、レジアスエースを少しでも高く売りたいのであれば、25年ルールが解禁されたこのタイミングで一度査定してみることをおすすめします。 25年ルールが解禁されたレジアスエース H100系の魅力 レジアスエース(H100系)は、ビスタ店の専売車として1999年にデビュー。ラインナップは、バンのみ、標準ルーフのみの設定でしたが、ボディは標準ボディとロングボディの2種類が用意されていました。 ハイエースの兄弟車ということもあり、実用性や使い勝手、優れた耐久性はお墨付きです。レジアスエースは、広く知れ渡ったハイエースのモデル名違いであるため目立つ存在ではありませんが、ハイエースと同等の性能や耐久性を持つバンとして一定の人気があります。 レジアスエース H100系で2024年に25年ルールが解禁される車種一覧 レジアスエース H100系以外にも2024年に25年を迎えるモデルは数多くあります。ここで、その一部を紹介します。 ・2024年1月:スカイライン GT-R R34「スカイライン」の名を冠する最後のGT-R。直列6気筒ツインターボエンジンと強靭なボディにより現在でも優れた性能を発揮する高性能スポーツカーです。 ・2024年1月:ランサーエボリューションVI三菱を代表するスポーツセダン。スバル インプレッサWRXのライバルとして日本国内でも高い人気を誇っていました。 ・2024年1月:シルビア S15日産のFRスポーツカーとして人気のシルビア。最後のシルビアであるS15も2024年にアメリカ25年ルールの解禁対象となりました。 ・2024年1月:トヨタ ヴィッツ ヴィッツは1999年に発売されたトヨタのコンパクトカーで、小さなボディに広い室内空間を実現した革新的な設計が特徴です。優れた燃費性能と高い信頼性を誇り、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した名車です。 ・2024年4月:S2000ホンダの2シーターオープンスポーツカー。ホンダの本格スポーツカーは生産が終了した現在でも多くのファンが存在し高い人気を誇ります。 ・2024年9月:17系クラウントヨタの高級車「クラウン」の11代目。13系にあったスポーティモデル「アスリート」の名が復活した世代のクラウンです。 ・2024年10月:MR-SトヨタMR-Sは1.8L直列4気筒エンジンを搭載した軽量ミッドシップスポーツカーです。約1,000kgの車体と理想的な重量配分により優れたコーナリング性能を発揮します。電動開閉式ハードトップも特徴で、高い信頼性と走る楽しさを両立しています。 まとめ レジアスエースは、ハイエースほど知名度は高くないものの、ハイエースの兄弟車であるため、優れた耐久性が特徴です。2024年にアメリカ25年ルールの解禁車となり、今後の値上がりを期待している方もいるかもしれません。しかし、どのような値動きをするかは予想が難しいため、売却を検討している方は中古車市場の動きをこまめにチェックすることをおすすめします。
クルマは、初度登録から13年経過した時点で各種税金がが重課されます。18年経過した場合には、さらにもう1段階重課されて税額が高くなります。そのため、維持費の負担が増えることに抵抗を覚え、クルマを乗り換えるべきか悩む方も多いでしょう。 なお、初年度登録から13年と18年で重課されるのは自動車重量税であり、自動車税種別割が重課されるのは初年度登録から13年が経過したときのみです。 この記事では、13年・18年経過したクルマの自動車税種別割と自動車重量税の早見表や、乗り換えを検討した方がよい理由などを紹介します。 13年・18年経過したクルマの自動車税種別割 自動車税種別割は、4月1日時点の所有者に毎年課税され、クルマの排気量に応じて税額が決まります。ただし、初度登録から13年経過した場合は重課され、標準の税額より高くなります。 たとえば、排気量2,000ccのクルマの税額は4万3,500円(2019年10月1日以降にに新規登録した場合)ですが、初度登録から13年経過すると、5万1,700円に重課されます。 また、18年経過するとさらに重課されると思われがちですが、実際に重課されるのは13年が経過した場合のみであることに留意してください。 13年経過したクルマの自動車税種別割の税額は、以下のとおりです ※ディーゼルは11年経過。 排気量 2019年9月30日以前 2019年10月1日以降 13年経過 1,000cc以下 29,500円 25,000円 33,900円 1,000cc超〜1,500cc以下 34,500円 30,500円 39,600円 1,500cc超〜2,000cc以下 39,500円 36,000円 45,400円 2,000cc超〜2,500cc以下 45,000円 43,500円 51,700円 2,500cc超〜3,000cc以下 51,000円 50,000円 58,600円 3,000cc超〜3,500cc以下 58,000円 57,000円 66,700円 3,500cc超〜4,000cc以下 66,500円 65,500円 76,400円 4,000cc超〜4,500cc以下 76,500円 75,500円 87,900円 4,500cc超〜6,000cc以下 88,000円 87,000円 101,200円 6,000cc超 111,000円 110,000円 127,600円 軽自動車 7,200円※2015年3月31日以前 10,800円※2015年4月1日以降 12,900円 なお、クルマを初度登録した時期によっても自動車税額が異なります。車検証に記載されている初度登録年月日を確認して、税額をチェックしましょう。 18年経過のクルマの自動車重量税 自動車重量税とは、車輌重量に応じて、新車登録時に3年分、以降は車検時にまとめて2年分支払う税金のことです。初度登録から13年経過したら重課され、18年経過するとさらに税額が高くなります。 たとえば、車輌重量が〜1.5tの場合、本来の税額は2万4,600円です。初度登録から13年、18年経過した場合の税額は以下のように重課されます。 ・13年経過 3万4,280円・18年経過 3万7,800円 車輌重量ごとの税額は以下のとおりです。 車輌重量 標準 13年経過 18年経過 〜0.5t 8,200円 11,400円 12,600円 〜1.0t 16,400円 22,800円 25,200円 〜1.5t 24,600円 34,200円 37,800円 〜2.0t 32,800円 45,600円 50,400円 〜2.5t 41,000円 57,000円 63,000円 〜3.0t 49,200円 68,400円 75,600円 軽自動車 6,600円 8,200円 8,800円 車検証に記載されている車輌重量をもとに、該当する税額をチェックしてください。 18年が経過したクルマは乗り換えを検討した方がよい理由 18年経過したクルマは、税金が高いうえにメンテナンスコストがかかるため、乗り換えを検討する方も多いでしょう。 続いて、18年経過したクルマは乗り換えた方がよい理由を詳しく紹介します。 税金が高い 18年経過したクルマは、税金が高くなるため乗り換えを検討してした方がよいでしょう。そもそも重課される理由は、年式が古いクルマの排気ガスは地球温暖化に影響を与えると考えられているためです。 一方、環境に優しい電気自動車やプラグインハイブリッド自動車などは「グリーン化特列」が適用されるため、自動車税種別割を抑えられます。さらに、車種によっては「エコカー減税」が適用され、自動車重量税が減税されます。 税金を抑えたい場合は、年式が新しいクルマか環境に優しい電気自動車やハイブリッドカーなどを選ぶとよいでしょう。 メンテナンスコストがかかる 18年経過しているクルマは、さまざまな部品が劣化している可能性が高いため、メンテナンスコストがかかります。 年式が新しいクルマであれば、エンジンオイルやブレーキフルード、ラジエータ液などの消耗品を交換すれば問題なく走行できるでしょう。交換が必要な消耗品が少ないため、メンテナンスコストはそれほどかかりません。 一方、年式が古いクルマは部品の劣化により故障や不具合を起こすため、メンテナンスコストが高額です。たとえば、タイミングベルトの断絶や各種オイル漏れ、ミッション関係の不具合などが発生すると、数万以上の交換・修理費用がかかります。 メンテナンスコストを抑えたい場合は、新車または年式が比較的新しいクルマに乗り換えるとよいでしょう。 まとめ 自動車税種別割は、初度登録から13年経過すると重課されます。自動車重量税も初度登録から13年経過すると重課され、18年経過するとさらに税額が高くなることに留意してください。 また、18年経過したクルマは税金が高いうえに、部品の劣化によりメンテナンスコストもかかります。維持費を抑えたい場合は、環境に優しい車種を選んだり年式が新しいクルマに乗り換えたりすることを検討しましょう。 なお、18年経過したクルマを手放す際は、旧車に精通した買取店に売却すると高額買取の可能性が高まります。少しでも多く乗り換え費用に充てられるよう、旧車の価値を理解した買取店にクルマを売却しましょう。
クルマの乗り心地や走行性能に影響するサスペンションは、時間の経過とともに劣化したり性能が落ちてきたりします。それでは、クルマのサスペンションの交換時期とはいつ頃なのでしょうか。今回は、サスペンション交換の時期の目安やサスペンションを交換するメリット、サスペンションを交換しなかったときの問題点について解説します。 クルマのサスペンションの交換時期 まず、サスペンション交換の目安時期やタイミングについて解説します。 走行中に異変を感じたとき 走行中に違和感を覚えたときは、サスペンションの交換を検討する必要があります。 タイヤ、エンジン、ボディなど、サスペンション以外のパーツに問題がないにもかかわらず、乗り心地が悪化したり、異音・挙動の異変が起きたりしたときは、サスペンションが原因である可能性が高いです。異変や異常が起きたときは、走行を中断し、早めにディーラーや整備工場などにクルマを持ち込んで点検してください。 新車登録から10年もしくは走行距離5万kmを超えた時期 新車登録から10年、または、走行距離が5万km〜10万kmを超えたときは、サスペンションの交換を検討しましょう。 時間が経過したり走行距離が伸びたりすると、サスペンションに使われているゴム部品の劣化や構成部品のヘタリが発生します。走行中に突き上げるような衝撃を受けたときは、サスペンション部品の一部が劣化または破損している可能性が高いです。速やかにディーラーや整備工場などに持ち込んで点検してもらいましょう。 クルマのサスペンションの交換費用 クルマのサスペンションの交換費用は、4本一式替えた場合で10万〜20万円程度です。ただし、4本とも一気に交換するケースはあまり多くありません。また、構成部品を全て取り替えるとも限らず、たとえば、ストラットASSY交換するのであれば1箇所あたり4万〜6万程度かかります。サスペンションの状態によって費用は異なるため、ディーラーや整備工場で見積もりをしてもらいましょう。 サスペンションを交換するメリット サスペンションを交換するとどのようなメリットがあるのでしょうか。 乗り心地がよくなる サスペンションを交換すると、乗り心地が改善されます。劣化していない部品やヘタっていないサスペンションは、衝撃をうまく吸収してくれます。そのため、今まで取り付けていたサスペンションより乗り心地がよくなったと感じるでしょう。 操作性が高まる サスペンション交換は、操作性にも影響します。サスペンションは、衝撃を吸収するだけでなく、車体の傾き(ロール)を抑える役割も担っています。そのため、サスペンションを交換すると運転操作がしやすくなるのです。 クルマのサスペンションを交換しない問題点 クルマのサスペンションを交換しない場合、どのような問題が起きるのでしょうか。 不具合が起きる サスペンションを交換しないと不具合が発生します。具体的には、乗り心地の悪化、異音の発生、ショックアブソーバーのオイル漏れ、ゴムブッシュの硬化や破損などです。サスペンションを交換しないと、さまざまな不具合が起きるため、走行可能なうちにサスペンション交換をしておきましょう。 車検に通らない サスペンションに異常が起きていると車検に通らなくなります。 サスペンション部品のオイル漏れや破損が発生していると、車検不合格となります。車検整備のときにサスペンションの不具合が見つかった場合は、車検のタイミングでサスペンション交換をしましょう。 サスペンションの交換はプロに任せた方がよい サスペンション交換は、自分で行うことができます。ただし、取り付け方法や手順を守らなかった場合、走行中に部品が外れてしまったり、破損したりしてしまうため大変危険です。そのため、作業に不安がある時は、ディーラーや整備工場などプロに任せたほうがよいでしょう。 また、サスペンションの交換費用を安く抑えたい場合には、サスペンションを自分で購入し、整備工場に持ち込んで取り付けてもらうと、費用を安く抑えられる可能性があります。ただし、サスペンションを購入するときは、忘れずに適合確認してください。 サスペンションの交換の依頼先別の特徴 サスペンション交換をするときに依頼する業者の特徴を解説します。 カーディーラー ディーラーでは、純正サスペンションへの交換を実施してくれます。また、整備の信頼性が高いこともディーラーの特徴です。純正品にこだわりたい方や安心な整備を希望する方はディーラーでサスペンション交換するとよいでしょう。 整備工場 整備工場は、さまざまな車種に対応できることが特徴です。また、社外品や部品の持ち込みに対応している場所もあります。さらに、ディーラーよりも交換費用を安く抑えられる場合が多いのも整備工場の特徴です。 カー用品店・ガソリンスタンド カー用品店やガソリンスタンドでもサスペンション交換してくれる場所があります。ただし、すべてのカー用品店やガソリンスタンドでもサスペンション交換を受け付けているわけではありません。カー用品店やガソリンスタンドでサスペンション交換しようと考えている方は、事前に対応しているかどうかを確認しましょう。 まとめ サスペンションは、走行や乗り心地に影響するだけでなく、車検の合否にも関係する重要な部品です。少しでもサスペンションに違和感を覚えたときは、ディーラーや整備工場などにクルマを持ち込んで異常がないか確認しましょう。安全にクルマを走らせるためにも、サスペンションのことを日頃から気にかけておくことをおすすめします。
車高を落として派手な外装や内装にしているVIPカーを見かけたことがある方も多いでしょう。そもそもVIPカーはどのようなクルマのことで、どのような特徴があるのでしょうか。今回は、VIPカーの特徴やベースとなる人気車種について解説します。 VIPカーとは VIPカーの「VIP(Very Important Personの略)」とは「要人」のため、直訳すると「要人が乗るクルマ」を意味します。 しかし、クルマのジャンルとしてのVIPカーは意味が異なります。 クルマのジャンルとしてのVIPカーは、主に高級セダンに豪華な加飾を施したカスタムカーのことです。そのため、本来の「VIP」とは用途もクルマの状態も異なります。 要人が乗るような高級セダンをカスタムするため、VIPカーと呼ばれるようになったとの説がありますが、具体的な定義はありません。 VIPカーの特徴 ここからは、クルマのジャンルとしてのVIPカーの傾向を解説します。 車高が低い VIPカーの特徴の1つは、車高が低いことです。それも、少しだけ車高が低いのではなく、サイドシルが地面に擦れそうになるほどに車高が低いものが多くみられます。いわゆる「シャコタン」と呼ばれる人気のあるスタイルですが、車高を下げすぎると保安基準に適合しなくなる場合があるため、カスタムする際は保安基準を確認したうえで行いましょう。 旧車の高級車 VIPカーは、旧車の国産高級車をベースにカスタムしているものが多くみられます。型落ちの高級車は新型と比べて安価で入手できます。しかし、古いクルマの場合はメンテナンス費が高かったり自動車税種別割の重課される可能性があったりして維持費用が高いことに注意が必要です。 豪華な装飾 VIPカーには、内装が豪華に仕上げられているものが多くみられます。ランプ関係、グリル、スポイラー、エアロパーツなどのエクステリアのみならず、シートや内装パネルなど、さまざまな部分をカスタムしている傾向があります。 アウトリップ フェンダーからホイールのリムだけをはみ出させる「アウトリップ」をしているクルマも多くみられます。ただし、アウトリップは、保安基準に適合していないカスタムであることを理解しておきましょう。 マフラーの変更 VIPカーは、極太のマフラーを装着していたり音が大きいマフラーを取り付けていたりする傾向があります。ただし、マフラーのカスタムについても保安基準に適合していないケースがあるため、慎重な判断が必要です。 内装の変更 シートや内装パネルなどのインテリアの部品を変更することも多いです。ただし、カスタム内容によっては保安基準に適合しないものもあるため、保安基準を確認したうえでカスタムしましょう。 VIPカーのベースとなる人気の車種 VIPカーのベースとなる人気車種を紹介します。自分でVPIカーを作りたいと考えている方は参考にしてみてください。 アリスト トヨタ アリストは、高級スポーツセダンとして販売されていたモデルです。海外ではレクサス GSとして販売されていました。ターボエンジンを搭載するグレードは国産最速セダンともいわれています。 センチュリー センチュリーは、トヨタの最高級車として販売されているモデルです。公用車にも採用されているセンチュリーの中古車は、VIPカーのベース車輌として人気があります。2代目センチュリーは、国産車唯一のV12エンジンを搭載しています。 シーマ シーマは、日産の高級セダンです。初代シーマは大ヒットモデルのひとつで、「シーマ現象」と呼ばれる社会現象を引き起こしました。 クラウン クラウンは、トヨタの高級車です。セダン・ワゴン・ハッチバックなど、さまざまなボディタイプを展開しているパーソナルプレミアムカーです。さまざまなモデルがあるクラウンですが、VIPカーのベース車輌として人気なのはセダンです。 レクサスLS レクサス LSは、レクサスのフラッグシップセダンです。国内外問わず人気の最高級セダンの中古車は、VIPカーのベース車輌としても人気があります。レクサスの雰囲気と高品質な内外装を活かしたカスタムも人気です。 セルシオ セルシオは、トヨタの最高級車として登場したモデルです。海外では、レクサス LSとして販売されました。圧倒的な静粛性や安定性、優れた耐久性などが特徴です。高い人気を誇ることから、現在でも多くのセルシオが町中で見られます。 VIPカーを購入するときの注意点 VIPカーを購入するときに、気をつけなければならないことがあります。ここでは、購入時の注意点を解説します。 保安基準に適合しているか VIPカーを購入する際は、保安基準に適合しているか確認してから購入しましょう。また、カスタムパーツを取り付ける際も同様です。保安基準を満たしていない場合、整備不良の車輌として取り締まられるだけでなく、万が一のときの被害が拡大してしまいます。VIPカーを走らせて会場やミーティングなどに向かうときは、保安基準に適合しているかどうかを確認してから公道を走行しましょう。 販売店の保証内容 VIPカーを購入する際は、販売店で保証を用意しているか確認しましょう。購入後にトラブルが発生したときに対応してもらえるような保証がある場合は、加入しておくことをおすすめします。 事故車ではないか 事故車ではないか確認してから購入しましょう。事故車をカスタムしてしまうと、思わぬトラブルや事故が発生してしまう可能性があります。事故車は価格が安い傾向にありますが、安全に走らせるためにも避けた方がよいでしょう。 まとめ VIPカーは、派手な見た目や圧倒的な存在感などが特徴のカスタムカーです。VIPカーに乗りたいものの、どのようなことに気をつければよいのかわからないときは、この記事を参考に、ベースとなるクルマ選びやカスタマイズの方針などを考えてみてください。
アリスト160系は、2022年8月に25年ルールが解禁されました。25年ルール解禁により、アリスト160系の値動きについて調べている方もいるでしょう。 この記事では、25年ルールによる中古車価格の変動や、アリスト160系の魅力などについて紹介します。 2022年8月にアリスト160系が25年ルール解禁! アリストは、トヨタを代表するラグジュアリースポーツセダンとして1997年〜2005年まで販売されていました。2代目である160系はアリストの最終モデルです。海外ではトヨタが国外で展開していた高級ブランドのレクサスから「GS」として発売され、2005年以降は国内でも同様にレクサス「GS」として販売が続けられています。 アリストは、カスタムやチューニングのベース車輌としての人気が高く、ドリフト走行を目的としてMTに改造されている個体も存在しています。そんなアリストが、アメリカの25年ルール解禁によって多く輸出されると、国内の中古車市場にも影響が出るでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、アメリカの右ハンドル車輸入規制の緩和措置のことです。本来、アメリカでは日本やイギリスで流通している右ハンドルのクルマを輸入できません。 しかし、製造から25年経過したクルマは、アメリカでクラシックカーとして登録できるため右ハンドル車でも輸入できます。さらに、関税や排ガス規制の対象外にもなるため、アメリカにとっては輸入しやすいといえます。 ▼アメリカの25年ルールについて、より詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。アメリカの「25年ルール」とは?名車の中古車相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でアリスト160系は値上がりする? 25年ルールの解禁により、アリスト160系の中古車価格が値上がりする可能性があります。これまで以上にアメリカがアリスト160系を輸入した場合、国内での希少価値が高まるため、価格が高騰することが予想されます。 ただし、中古車価格はさまざまな要因で左右されるため、必ず高騰するとは限りません。たとえば、クルマのコンディションや内外装の状態が悪いと、高値での取引は難しいでしょう。 しかし、査定してもらわないと実際の金額がわからないため、正確な金額を知りたい場合には買取業者への査定依頼をおすすめします。 25年ルールが解禁されたアリスト160系の魅力 アリスト160系は、直列6気筒の3L ツインターボエンジンを搭載しています。 最高出力は当時の自主規制値いっぱいの280psを誇っており、走行性能が優れている点が大きな魅力です。大排気量により「国産車最速セダン」とも呼ばれていました。 内外装ともにラグジュアリーなテイストで、日産「シーマ」と競合していました。また、トヨタの高級セダン「クラウンマジェスタ」の姉妹車でもあり、初代までは共通のプラットホームを使用していたものの、2代目からは新開発のものが採用されています。 新開発のプラットホームの採用により、クルマの前後の突き出し部分を短くし、エンジンの搭載位置が変わったため重量のバランスが最適化されました。その結果、ハンドリング性が大幅に向上し、運転しやすいうえに滑らかで、より安定したドライブを楽しめるようになりました。 アリスト160系は、力強い走りを楽しめる走行性能と、長距離ドライブでも疲れを感じさせない優れた乗り心地が両立したモデルです。バランスの取れた性能により今でも多くの愛好家から高く評価されています。 ▼関連記事アリストのベースグレードとどこが違う?今も人気のベルテックスエディションを詳しく紹介 アリスト160系以外で2022年に25年ルールが解禁された車種一覧 アリスト160系以外にも、2022年に25年ルールが解禁された車種があります。 該当車種と解禁年月は以下のとおりです。 ・2代目 センチュリー:4月2代目 センチュリーは、1997年〜2017年までトヨタで販売されていた最高級乗用車です。誕生から30年を経て初めてモデルチェンジが行われたものの、アイデンティティである重圧なスタイリングも継承されています。 ・ハイエースレジアス:4月ハイエースレジアスは、1997年〜1999年までトヨタで販売されていたワンボックスミニバンです。ハイエースをベースにしており、4WDも設定されていました。 ・ローレル C35型:6月ローレル C35型は、1997年〜2003年まで日産で販売されていた4ドアハードトップです。スカイラインとプラットホームやエンジンが共通であり、ハイオーナーカーとしても人気を博していました。 ・シビックタイプR EK9型:8月シビック タイプR EK9型は、1997年からホンダで発売されたシビックタイプRの初代モデルです。B16B型エンジンを搭載し最高出力185psを誇る、ホンダを代表するスポーツカーの1つとして知られています。 ・トルネオ:9月トルネオは、1997年〜2002年の間にホンダで発売された4ドアスポーツセダンです。姉妹車のアコードより販売台数が多い実績があります。 まとめ 国産車最速セダンと呼ばれていたアリスト160系は、2022年8月に25年ルールが解禁されました。アメリカがこれまで以上にアリスト160系を輸入した場合、国内での希少価値が高くなるため、中古車価格が高騰するでしょう。 アリスト160系の売却を検討している場合は、今後の値動きに注目し、最適なタイミングで手放しましょう。なお、アリスト160系を少しでも高く売却したい場合は、旧車に精通した買取店がおすすめです。
維持費の負担が大きくなり、所有しているアコードの売却を検討している方もいるでしょう。クルマを売る際に気になるのはリセールバリューです。また、高く売るためには、複数のポイントをおさえておく必要があります。 今回は、アコードのリセール状況や高く売るためのポイントなどについて解説します。 アコードとは アコードは、1976年に登場したホンダのミドルサイズボディのモデルです。45年以上の歴史を誇り、グローバルモデルとして世界中で販売されています。 長い歴史のなかでアコードは、バリエーション豊かなラインナップを展開してきました。セダンを中心に、ステーションワゴン・ハッチバック・クーペなど、さまざまなボディタイプが登場しています。 特筆すべきは、6代目と7代目に設定されたスポーツバージョンのユーロRです。ホンダを象徴するVTECエンジンを搭載し、専用エアロを装着するなど、スポーティな性能を追求しています。 アコードの特徴は、スポーティな走りを実現しながらも、乗り心地や使い勝手を妥協しない造りにあります。この巧みなバランスが、長年にわたり支持を集める理由の1つです。 2024年時点で11世代目を迎えたアコードは、日本国内で数少なくなったセダンの1つとして確固たる地位を築いています。時代とともに進化を続けながら、セダンの魅力を体現し続けているモデルといえるでしょう。 アコードの買取相場 ここでは、アコードのなかでも特に人気の高いユーロRの買取相場を紹介します。ユーロRは、アコードのスポーツバージョンとして高い評価を得ているモデルです。 ※2024年7月時点です アコード ユーロR CL1 CL1の買取相場は、ユーロR、ユーロR・X(特別仕様車)ともに最大で110万円程度です。買取金額には幅がありますが、状態のよい個体であれば100万円以上になる可能性は十分にあります。 CL1は、ユーロRの初代モデルに該当します。2000年から2002年という短い販売期間で生産されたため、希少性が高いのが特徴です。 本モデルは、4ドアセダンの快適性と、220psを発揮する2.2L VTECエンジンの高い運動性能を兼ね備えています。実用性とスポーティさを両立させた点が、評価の高さにつながっているといえます。 アコード ユーロR CL7 アコード ユーロR CL7の買取相場は、前期・後期とも最大で120万円程度です。CL1と比較してやや高値がつく傾向にあります。 CL7は、ユーロRの2代目モデルであり最終型です。CL1と比べてエンジンは2.0Lに小型化されましたが、最高出力220psは変わらず、高性能を維持しています。 2002年から2008年まで販売されたCL7は、CL1よりも販売期間が長く、流通台数も比較的潤沢です。しかし、7代目アコードのなかで唯一トランスミッションが6速マニュアルのみという特徴があり、マニュアル車好きから高い支持を得ています。 アコードのリセールバリューが高い理由 ここからは、アコードのリセールバリューが高い理由を2つ解説します。 優れた走行性能 アコードの大きな特徴は、優れた走行性能です。ホンダが誇るVTECエンジンを搭載しているほか、ユーロRにはスポーツ走行に適したダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用されています。また、フロントフェイスのデザインがスポーティな雰囲気を醸し出している点も、走りを楽しみたい方から熱い支持を得ているポイントです。 海外人気が高い アコードのリセールバリューが高い理由の1つに、海外での高い人気が挙げられます。 初代モデルから世界90ヶ国で販売されているアコードは、日本国内だけでなく、中国やアメリカ、タイなど海外でも広く生産されています。グローバルな展開により、世界中で高い知名度と人気を獲得しました。 特にアメリカでの人気が顕著です。ホンダは1994年からエンジン供給の形でインディカー・レースに参戦し、現地でのエンジンメーカーとしてのブランド力を向上させました。こうした実績もアコードの評価にも好影響を与えているといえるでしょう。 アコードを高く売る方法 ここからは、アコードを高く売るためにおさえておきたい2つのポイントを紹介します。 走行距離をなるべく抑える アコードの売却価格を高くするためには、走行距離を抑えることが重要です。走行距離が短ければ短いほど、クルマの状態が良好であることの証明となり、リセールバリューが高くなります。 アコードは走行性能に優れたモデルとして知られています。走行性能を損ねないよう、売却の検討をはじめた段階からできるだけ走行距離を抑えることで、より高値で売却できるでしょう。 オプションの装備をアピールする オプションが充実している個体は、高い評価を受けやすい傾向にあります。アコードは、スポーティな外観と質感の高い内装をあわせもつモデルですが、オプション装備によって魅力が増している場合は、積極的にアピールしましょう。 アピールする際は、口頭での説明だけでなく、注文表や装備リストなど、視覚的にわかるものを用意するとより効果的です。買取業者に、個体の付加価値を明確に伝えられます。 アコードの売却は旧車王へご相談ください アコードをどこで売却すべきか悩んでいる方は、ぜひ旧車王へご相談ください。旧車王は、旧車の買取に特化した専門業者です。 発売から10年以上経過したモデルに特化しており、アコードのように歴史の長いモデルも適正価格で買取いたします。旧車王のスタッフは、アコードの歴史や特徴、市場価値を熟知しているため、お客様の愛車を正しく評価することが可能です。 旧車王では、全国どこへでも無料で出張鑑定いたします。お客様のご都合に合わせて、ご自宅や指定の場所へスタッフが伺います。さらに、売却にともなう面倒な諸手続きも旧車王が行いますので、手間なく安心して売却できます。 中古車市場は常に変動しており、売却のタイミングによって金額が大きく変わる可能性があります。アコードの売却をお考えの方は、ぜひ一度旧車王までお気軽にご相談ください。
クルマの冷房が効かないと感じた場合、コンデンサーが故障している可能性があります。今回は、エアコンのコンデンサーが故障したときの症状や修理費用の目安、自分で修理できるのかなどについて詳しく解説します。冷房の効きが悪いと感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。 クルマのコンデンサーが壊れたときの症状 コンデンサーは、エアコンガスを冷却する装置です。家庭用エアコンで言うところの室外機にあたります。そのため、クルマのコンデンサーが故障すると、冷房が効かなくなり、生ぬるい風が出てきます。 エアコンを作動させてからしばらく経っても冷たい風が出てこない場合は、コンデンサーが壊れているかもしれません クルマのコンデンサーの交換の費用と依頼先 クルマのコンデンサーが故障したときは、修理ではなく交換が必要になる場合が多いです。コンデンサー交換にかかる費用は、部品代(2万〜4万円)と工賃(1万〜1万5,000円程度)で、合計3万〜5万円程度です。 ただし、コンデンサートラブルの原因によっては洗浄することで問題が解決する場合があります。たとえば、冷房の効きが悪くなっている原因がコンデンサーの表面部分の目詰まりであれば、コンデンサーの洗浄によって冷房の機能が改善する場合があります。コンデンサー洗浄にかかる費用の目安は、1万〜2万円前後です。 コンデンサーの交換や洗浄は、ディーラーや整備工場などに依頼できます。具体的な費用は車種や依頼先によって異なるため、見積もりを出してもらい、対応の質や評判なども比較したうえで依頼先を決めることをおすすめします。 コンデンサー以外の故障が原因の場合もある エアコンの不調や故障などは、コンデンサー以外のコンプレッサー、エバポレーター、各配管からのガス漏れなどが原因の場合もあります。そのため、冷房が効かないからコンデンサーが原因と決めつけるのではなく、ディーラーや整備工場など整備士が在籍している業者で不調や故障の原因を探ってもらい、原因を明らかにして修理や部品交換を実施しましょう。 コンデンサーの交換は自分でできる? エアコンのコンデンサーの修理を自分で行うのは難しいでしょう。 整備士やカーエアコンメーカーのエンジニアなど専門的な知識と技術をもつ方であれば自分で修理できるかもしれませんが、専門知識や工具などがない場合、修理するのは難しいため業者に依頼したほうがよいでしょう。 なお、コンデンサーの洗浄であれば洗車のついでに行うことができます。ただし、コンデンサーを洗浄するときは、網目状の部品を傷つけたり曲げたりしないよう注意してください。 まとめ クルマの冷房が効かなくなる原因はさまざまです。今回紹介したコンデンサー以外が原因でエアコンが効かなくなっている場合もあるため、エアコンの調子が悪いときは早めにディーラーや修理工場などにクルマを持ち込み、原因を探ってもらいましょう。
車検証の住所変更をする際、引っ越す地域によってはナンバープレートを変更する必要があります。そのままにしておくと、罰金が科せられる可能性があることに注意が必要です。 この記事では、車検証の住所変更時にナンバープレートの変更が必要なケースや、具体的な手順などを紹介します。 車検証の住所変更時にナンバープレートの変更が必要なケース 運輸支局や軽自動車検査協会の管轄に変更があった場合は、車検証の住所変更時にナンバープレートの変更が必要です。たとえば、横浜市から川崎市に引っ越した場合、下記のように管轄が変わります。 ・横浜市:神奈川運輸支局・川崎市:川崎自動車検査登録事務所 神奈川運輸支局は「横浜ナンバー」、川崎自動車検査登録事務所では「川崎ナンバー」が配布されます。管轄の運輸支局や軽自動車検査協会がわからない場合は、下記のページで確認しましょう。 ・運輸支局・軽自動車検査協会 車検証の住所変更時にナンバープレートの変更が不要なケース 運輸支局や軽自動車検査協会の管轄に変更がない場合は、車検証の住所変更時にナンバープレートを変更する必要がありません。たとえば、横浜市から横須賀市に引っ越した場合です。 横浜市と横須賀市の管轄は、同じ神奈川運輸支局のため、ナンバープレートの変更が不要です。 ナンバープレートを変更しなかった場合の罰則 ナンバープレートを期限内に変更しないと、50万円以下の罰金が科される可能性があります。厳密にいうと、ナンバープレートではなく車検証の住所を15日以内に変更しなければなりません。 参考:道路運送車両法「第12条」「第109条2号」 また、住所を変更しないままだと、自動車税種別割の納付書が旧住所に届いてしまいます。旧住所に届くことにより、支払いが遅れる可能性があり、自動車税種別割に延滞金が発生することに注意が必要です。 リコールの案内も車検証の住所をもとに発送されているため、届かなくなる可能性があります。リコールの内容次第では、適切な対応を受けていないと車検に通りません。 さらに、リコール内容が原因で不具合が出たり事故を起こしたりした場合の責任は使用者にもあります。事故によって周囲の人や物に被害を与えた場合は、損害賠償責任を負うことにもなりかねません。 トラブルを避けるためにも、必ず期限内に手続きしましょう。 住所とナンバープレートの変更手続きの期限 車検証の住所とナンバープレート変更の手続きは、引っ越してから15日以内に行う必要があります。15日以内に行わなかった場合は、50万円の罰金が科される可能性があることに注意してください。 参考:道路運送車両法 「第12条」「第109条」 また、従来は住所変更した当日に運輸支局でナンバープレートを受け取る必要がありました。しかし、2022年1月4日からオンライン(OSS)でマイナンバーカードを用いて車検証の住所変更をした場合、ナンバープレートの交換が次回の車検時まで猶予される特別措置が導入されています。 ただし、オンラインで手続きするとはいえ、道路運送車両法で定められた期限を超えてはいけません。引っ越しをしてから15日以内に手続きしましょう。 流れとしては、次回の車検時までに旧ナンバープレートを返却して、交付された新ナンバープレートを取り付けます。業者に車検を依頼する場合は、「オンラインで住所変更をしたいため、ナンバープレートの変更が必要な旨」を伝えましょう。 車検証の住所とナンバープレートの変更手続き 車検証の住所とナンバープレートの変更手続きは、引越し先の住所を管轄する運輸支局で行います。軽自動車の場合は軽自動車検査協会で行うため、混同しないようにしましょう。 続いて、車検証の住所とナンバープレートの変更手続きの必要書類や手順、費用を紹介します。 必要書類 車検証の住所とナンバープレートの変更手続きをする際は、以下の書類が必要です。 【普通車】 自分で用意する書類 運輸支局で入手する書類 車検証 申請書 第1号様式 住民票(法人の場合は商業登記簿謄本) 手数料納付書 車庫証明 自動車税申告書 旧ナンバープレート 【軽自動車】 自分で用意する書類 運輸支局で入手する書類 車検証 申請書 軽第1号様式 住民票 申請依頼書(事前ダウンロードが可能) 旧ナンバープレート 参考:国土交通省 東北運輸局「住所変更等(変更登録)」軽自動車検査協会「必要書類」 クルマをローンで購入しており残債がある場合は、所有者であるローン会社の委任状も必要です。ローン会社に問い合わせて、住所変更の手続きにより委任状が必要な旨を伝えましょう。 また、普通車の住所変更には車庫証明書が必要です。車庫証明書は管轄の警察署で手続きします。交付までに3〜4日程度かかるため、時間に余裕を持って申請しましょう。 軽自動車の場合は、車庫証明書が不要です。ただし、自治体によっては変更手続き後に、管轄の警察署で「保管場所届出」を行わなければなりません。 届出が必要かどうかわからない場合は、管轄の警察署に問い合わせましょう。 手順 運輸支局で手続きする場合の手順を具体的に紹介します。 書類を作成する 窓口で以下を入手し、記入例を参考に書類を作成します。 ・申請書 第1号様式・手数料納付書・自動車税申告書 自動車登録番号や車体番号などを記入する必要があるため、車検証を用意しておきましょう。 印紙を購入する 整備振興会の窓口で、住所変更とナンバー変更する旨を伝えて、手数料分の印紙を購入します。運輸支局内はさまざまな窓口があり、間違いやすいため建物の案内図をチェックしましょう。 手数料分の印紙を購入したら、手数料納付書に貼り付けます。 必要書類を提出する 検査登録事務所の窓口で、必要書類一式を提出します。3月や9月などの繁忙期以外の場合は、目安として30〜60分程度で住所変更後の車検証が交付されます。 交付されたら、その場で記載内容に誤りがないかチェックしましょう。 税申告をする 車検証の住所変更をした際は税申告が必要なため、隣接している自動車税事務所で忘れずに手続きしましょう。 自動車税事務所の窓口では、新しく交付された車検証と作成した自動車税申告書を提出します。なお、住所変更の場合は税申告時に税金を納める必要はありません。 参考:東京主税局「自動車の登録時は税申告をお忘れなく!」 ナンバープレートの交付を受ける ナンバーセンターの窓口で、新しいナンバープレートが交付されます。交付される際に旧ナンバープレートを返却する必要があるため、事前に取り外しておきましょう。 また、普通車の後部のナンバープレートには「封印」が取り付けられています。クルマの封印とは、ナンバープレートを固定するボルトの上に被せるアルミのキャップのことで、運輸支局で正式に登録されたことを意味するものです。 封印の穴の開け方次第ではナンバープレートのネジの溝が潰れて、スムーズに取り外せなくなるケースもあります。下記の手順で、適切に作業しましょう。 1.マイナスドライバーの先を封印の真ん中に当てる2.自分の腹部の前でマイナスドライバーを持ち腰を落とす3.腰とお腹から体重をかけて、力強く封印を押し破く ナンバープレートを取り付ける 交付を受けたら新しいナンバープレートをクルマに取り付けて、敷地内の「封印取り付け所」で封印してもらいます。封印は運輸支局もしくは封印受託者でないと取り付けられないため、必ず封印取り付け所に立ち寄りましょう。 参考:道路運送車両法 「第11条」 また、ナンバープレートが封印されてない状態では公道を走行できません。ナンバープレートを封印せずに公道を走行した場合、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されることに注意してください。 参考:道路運送車両法「第11条5項」「第108条の1」 費用 車検証の住所とナンバープレートの変更手続きには、以下の2つの費用がかかります。 ・印紙代(手数料) 350円・ナンバープレート代 1,500円程度(地域によって異なる) 軽自動車は手続きにかかる手数料が無料のため、印紙代はかかりません。なお、盗難や破損などによりナンバープレートを再発行する際も、手数料は不要です。 希望ナンバーに変更する場合は事前予約が必要 車検証の住所変更時にナンバープレートを「希望ナンバー」に変更する場合は、事前予約が必要です。希望ナンバーとは、ナンバープレートの大きい数字4桁を自由に指定できる制度のことで、注文生産のため交付まで1週間程度かかります。 希望ナンバーは、Webまたは運輸支局の希望番号予約センターで事前予約が可能です。 ただし、抽選対象希望番号の場合は、毎週月曜日に実施される抽選に当選しなければなりません。たとえば「・・・1」や「・・・8」、「・777」といった人気が高い数字です。 抽選対象希望番号は管轄の運輸支局によって異なるため、事前にチェックしましょう。なお、希望ナンバーを取得するには4,000円〜6,000円程度の費用がかかります。 図柄ナンバーへの変更も可能 車検証の住所変更時は、図柄ナンバーへの変更も可能です。図柄ナンバーとは、地域や観光振興などを目的に観光地や名産などをデザインしたナンバープレートのことです。 タイミングによっては、国際的なスポーツ大会の開催に合わせた図柄ナンバーも取得できます。図柄ナンバーは、希望ナンバーと同様に事前予約が必要で、入金確認後10日程度で交付されます。 図柄ナンバーの取得費用は7,000円〜1万円程度です。 まとめ 住所を管轄する運輸支局や軽自動車検査協会に変更がある場合、車検証の住所変更時にナンバープレートの変更も必要です。 住所とナンバープレートは、引っ越しをしてから15日以内に変更する必要があり、期限内に手続きできなかった場合は50万円以下の罰金が科される可能性があります。自動車税の納付書やリコールの案内も、旧住所に届きトラブルになる可能性もあるため、必ず期限内に住所とナンバープレートの変更をしましょう。 また、ディーラーや自動車販売店では、車検証の住所とナンバープレートの変更手続きを代行しています。運輸支局や軽自動車検査協会は、平日9時頃~17時頃までしか手続きを受け付けていないため、時間内に行けない場合は代行を依頼するとよいでしょう。
クルマの事故にあったものの、自分が加害者か被害者かどうか判断できない場合があります。たとえ衝突されても、事故の状況によっては自分に過失があることも少なくありません。 この記事では、クルマの事故で加害者と被害者が明確なケースや、修理代は誰が負担するかなどについて紹介します。 クルマの事故の多くは加害者と被害者が明確ではない クルマの事故の多くは、加害者と被害者が明確ではありません。 ただし、もらい事故の場合は相手側の過失が100%のため、自分は被害者であることが明確です。もらい事故とは、「停車中にぶつけられた」といった、自分に一切過失がない事故のことです。 しかし、自分にも過失がある事故では、双方に責任が問われます。たとえば、青信号の交差点を直進した際、反対車線の右折車に衝突されて事故にあった場合です。 この場合、過失割合は「右折車が8割」「直進車が2割」になるため、自分にも20%の過失があります。交通事故の過失割合とは、相手がいる事故において「自分の過失」と「相手の過失」を割合で表したもののことです。 また、信号がない交差点で出会い頭に事故を起こした際も、以下のように双方に責任が問われます。 ・優先道路外から侵入した車輌:9割・優先道路を走行している車輌:1割 相手側に衝突されても前方不注意と認められた場合は、自分にも過失があることに留意してください。 クルマの事故で加害者と被害者が明確なケース クルマの事故において、加害者と被害者が明確なケースは具体的にどのような状況なのか、気になる方もいるでしょう。 続いて、クルマの事故で加害者と被害者が明確なケースを紹介します。 青信号車に赤信号で走行したクルマが衝突 青信号を走行中に、赤信号を無視して交差点に入ったクルマに衝突された場合の過失割合は10:0になるため、加害者と被害者が明確です。ただし、重過失や不注意が認められた場合は、青信号で走行しているクルマにも過失が生じるケースがあります。 たとえば、赤信号を無視して走行しているクルマがいるにもかかわらず、交差点に侵入した際に事故が起きた場合です。青信号で交差点に進入しても注意不足とみなされた場合は、過失が生じることに留意してください。 信号待ちで後ろからの追突 赤信号で完全に停車しているところに後ろから追突された場合の過失割合は10:0になるため、加害者と被害者が明確です。この場合、追突した側に100%の過失があります。 ただし、急ブレーキをかけて停車した際は、追突された側にも過失が出ることに留意してください。 対向車同士で片側がセンターオーバーして衝突 走行中に反対車線からクルマがセンターオーバーし、衝突された際の過失割合も10:0のため、加害者と被害者が明確です。 道路に中央線が引かれている場合、線から左側を走行しなければなりません。「中央線がない場合は、道路の中央から左側部分を通行しなければならない」と道路交通法で定められています(道路交通法 第17条4項)。 そのため、センターオーバーしたクルマに100%の過失があります。ただし、他のケースと同様に前方不注意と判断されたり中央線がなかったりした場合は、被害者側にも過失割合があることに留意してください。 クルマの事故の修理代は誰が負担する? クルマの事故の修理代は、過失割合に応じて支払います。 続いて、クルマの事故の修理代は誰が負担するかについて詳しく紹介します。 被害者に過失がない場合 過失割合が10:0の事故で被害者に過失がない場合、基本的には加害者がクルマの修理代を全額負担します。加害者が任意保険に加入している場合は、保険会社から修理代が支払われます。 ただし、事故が起きた時点で支払いが確定するわけではありません。整備工場で修理見積もりを取った後にアジャスターの損害調査が入り、事故の状況や修理代が適正かどうかチェックされ、問題なければ支払われます。アジャスターとは、保険事故の損害調査を行う者のことです。 また、全損の場合は実際にかかる修理代ではなく、クルマの時価額で補償されます。たとえば、修理代が100万円でもクルマの時価額が70万円だった場合は、30万円を自己負担する必要があります。 そのため、必ずしも修理にかかる全額が支払われるわけではありません。損害賠償額に納得できない場合は弁護士に相談するとよいでしょう。 加害者側の保険会社との示談が成立したら、修理を依頼する整備工場または自分の銀行口座に修理代が振り込まれます。なお、どちらかに過失がない場合、被害者側の保険会社は示談交渉ができないことに留意してください。 被害者にも過失がある場合 被害者にも過失がある場合は、過失割合に相当する損害賠償金を相手に支払う必要があります。 仮に加害者のクルマの修理代が100万円で、過失割合が8:2だった場合は、20万円を相手に支払わなければなりません。全損となり時価額が80万円だった場合は、16万円を相手に支払います(80万円の2割)。 また、被害者にも過失がある場合、修理代は「過失相殺」されます。過失相殺とは、過失割合に応じて修理代が減額されることです。 以下の場合、被害者側は70万円の修理代が補償されます。 ・被害者の修理代:100万円・過失割合:被害者3割・加害者7割 とはいえ、双方の保険会社が示談交渉を行うため、加害者と被害者が直接やり取りすることは通常はありません。具体的には、下記のように双方の保険会社同士のやり取りのみで完了します。 1.被害者と加害者の示談交渉が開始2.双方がクルマを整備工場に持ち込んで見積もりを取る3.整備工場とアジャスターが調整協議を行う4.修理代が確定する5.修理代以外の損害や過失割合が確定する6.示談が成立する7.修理代が振り込まれる 結果に納得がいかず、話し合いだけで示談が成立しない場合は、調停で調停委員を介した話し合いを行い、それでも解決しない場合は裁判で過失割合の判決が下ります。 なお、任意保険に加入しておらず、人身事故以外のケースでは自分で損害賠償金を支払う必要があるほか、示談交渉やお金のやり取りをしなければならない点に注意してください。人身事故の場合は自賠責保険を利用できますが、損害賠償金の全額を補填できない可能性があります。 なお、加害者の過失割合の方が多くても、被害者が多く支払うケースがあることにも注意が必要です。たとえば、以下のように加害者側の損害額が多い場合があげられます。 <過失割合 9:1> 損害額 請求額 加害者 1,000万円 100万円 被害者 100万円(1,000万円の10%) 90万円(100万円の90%) 加害者側の方が重傷を負っていたり修理代が高額だったりした場合は、被害者の方が支払う金額が高いことに留意してください。 クルマの修理代は修理に使わなくてもよい 事故によりクルマが破損しても、保安基準に適合していて走行上の問題がなければ、修理代を修理に使わなくても問題ありません。「加害者から受け取った保険金は修理に充てなければならない」という法律はないため、修理代の使い道は所有者次第です。 たとえば、受け取った修理代をクルマの買い替え費用に充てることもできます。修理代の使い道は所有者の判断に委ねられるため、自分に最適な方法で保険金を活用しましょう。 まとめ クルマの事故の多くは、加害者と被害者が明確ではありません。そのため、自分が被害者であっても加害者側に損害賠償金を支払わなければならない場合があります。 修理代は過失割合に応じて変わり、示談交渉やお金のやり取りは保険会社が代行してくれます。ただし、任意保険に加入していないときや自分に過失がない場合、自分で示談交渉を行わなければならないことに留意してください。 なお、修理代は必ずしも修理代に充てる必要がないため、自分に最適な方法で保険金を活用しましょう。
NSXの売却を検討していて「NSXのリセールバリューが高いと聞いたが、どの程度で売れるのか知りたい」「もっと高く売るにはどうすればよいか知りたい」という点が気になっている方は多いでしょう。NSXを高く売るためには、どのような点が評価されているクルマなのかを理解することが先決です。 今回は、NSXのリセールバリューや高く売るためのポイントなどについて詳しく解説します。 NSXとは NSX (初代)は、1990年から2005年まで製造・販売されていたホンダを代表する2シーターのミッドシップスポーツカーです。車名の由来は、「新しい(New)」「スポーツカー(Sports car)」に、未知数を表す「X」を加えた造語「New Sports X」に由来し、それぞれの単語の頭文字をとって「NSX」と名付けられました。 当時、F1で多くのタイトルを獲得していたホンダは「ホンダらしい先進的でアイデアあふれるスポーツカーを提案し、長年のHonda Dreamを実現する」(引用:https://www.honda.co.jp/sportscar/NSX_30th/concept/)という想いのもとNSXを開発しました。F1ドライバーのアイルトン・セナが鈴鹿サーキットでNSXに試乗し、開発に携わったことからも、ホンダの思い入れの強さがうかがえます。 NSXの特徴として、ミッドシップエンジン・リアドライブを採用していることが挙げられます。また、NA1に搭載されている3.0L V型6気筒DOHC VTEC自然吸気エンジンは、許容最高回転数8,000rpmの高回転型エンジンです。さらに、ミドル級トップレベルのパワーを目指すために、レーシングテクノロジーの1つである大幅な軽量化が実現できるチタンコンロッドを採用している点も大きな特徴です。 また、世界初のオールアルミボディを採用したことも特徴の1つです。さらに、従来のスポーツカーでは犠牲になりがちだった視界を確保しやすいドライビングポジションや操縦性などの快適性も追求しています。 発売から30年以上経った現在でも高い人気を誇るNSXは、革新的な設計思想と卓越した性能により、現代のスポーツカー開発にも大きな影響を与え続けているクルマです。 NSXの買取相場 ここではNSXの買取相場を解説します。NA1、NA2、NSX-Rにわけて各モデルの買取相場について、詳しくみていきましょう。 ※2024年7月時点の情報です。 NA1 NA1は、3.0Lエンジンを搭載したモデルです。高回転までスムーズに吹け上がるエンジンは、今でも高く評価されています。NA1には全部で3つのグレードがあります。 ■ベースグレード ベースグレードの買取相場は、〜1,300万円です。年式や型式、トランスミッションによって価格が異なります。 <前期>・5MT:〜1,300万円・4AT:〜800万円 <中期>・4AT:〜800万円 <後期>・4AT:〜1,000万円 ■タイプT NA1タイプTの買取相場は、最大で1,300万円程度です。発売時期とトランスミッションごとの目安は以下のとおりです。 <前期>・5MT:〜1,300万円・4AT:〜800万円 <中期>・4AT:〜800万円 <後期>・ 4AT:〜1,000万円 タイプTは、1995年に追加されたNSXのタルガトップモデルです。ルーフをリアキャノピーのエンジン上部に収納するユニークなシステムを採用し、オープン化によるボディ剛性の低下を抑えるための設計が施されています。 NA2 NA2は、3.2Lエンジンを搭載し、全車6MT採用に変更され、限界域でのコントロール性能が向上しました。NA2のボディ対応別に買取相場を紹介します。 ■ベースグレード ベースグレードの買取相場は、中期モデルで〜1,800万円、後期モデルで〜2,000万円です。 NA2自体の中古車市場に出回る数が少ないため、状態のよい個体であれば高値で取引される可能性があります。 ■タイプS タイプSの買取相場は、中期モデルで〜2,000万円、後期モデルで〜2,300万円です。 タイプSは、ワインディングロードでの走行を重視した専用チューニングが施されています。具体的には、リアの剛性を高めつつフロントを相対的に柔らかくすることで、限界域まで安定した操舵力と正確なステアリングを確保しています。エアコンやオーディオなどの快適装備をそのままに約45kgの軽量化を実現し、運動性能が引き上げられたグレードです。 ■タイプS Zero タイプS Zeroの買取相場は、中期モデルで〜2,200万円、後期モデルで〜2,500万円です。 タイプS Zeroは、タイプSをさらにチューニングしたグレードです。具体的には、ハードサスペンションの採用・遮音材・エアコン・オーディオなどの装備をワイヤーハーネスを含めて非装着にすることで、約96kgの軽量化を実現しました。 なお、販売当時は、簡素化された装備があまり受け入れられず、販売台数はわずかです。現在は希少性として評価されており、タイプSよりも買取相場は高くなりやすい傾向にあります。 ■タイプT タイプTの買取相場は、中期モデルで〜1,8000万円、後期モデルで〜2,000万円です。 NA1のタイプT同様、タルガトップが特徴です。タルガトップとは、車体中央のルーフ部分を取り外しができる構造を指します。取り外したルールは、リアキャノピーのエンジン上部に収納できるスマートさが評価されています。 タイプR/NSX-R タイプRおよびNSX-Rは、その性能の高さから長年にわたってスポーツカーファンを魅了し続けており、買取相場も高値で推移しています。タイプRは最大3,000万円程度、NSX-Rは最大で6,000万円程度の価格がつく場合があるほどです。 いわゆる「TYPE R」シリーズの歴史の幕開けを飾ったのがNSX タイプRでした。タイプRは、1992年から1995年のわずか3年間で480台ほどしか生産されませんでした。この希少性も高価格の一因となっています。 タイプRはサーキットでの走行に特化したモデルで、ベースグレードから快適装備を徹底的に排除し、120kgもの軽量化を実現しました。さらに、専用開発のダンパーとハイグリップタイヤを採用することで足回りを強化し、極限の走行性能を追求しています。 専用開発のレカロ製フルバケットシートやMOMO製ステアリングホイールの採用、ホンダが初めてF1に参戦したマシンと同じ「チャンピオンシップ・ホワイト」の専用ボディカラー設定など、特別なグレードとして位置付けられています。 NSXのリセールバリューが高い理由 ここからは、NSXが発売から30年以上経った今でも高いリセールバリューを誇る、主な3つの理由を紹介します。 希少性が高い NSXのなかでも特定のグレードは、その高い希少性に伴ってリセールバリューも非常に高くなっています。たとえば、NA1のNSX-Rは、1992年から1995年のわずか3年間で480台ほどしか生産されなかったため、ほかのグレードの2~3倍もの値段で取引されることも珍しくありません。 また、NA2のタイプS Zeroは、走りに特化し快適装備を搭載していないため、当時はあまり販売台数が伸びませんでした。結果として、現在では非常に希少な車輌となり、高いリセールバリューを維持しています。 高性能とブランド力により確固たる地位を築いている NSXは、量産車世界初のオールアルミボディを採用し、軽量化と高剛性を両立したことが大きな特徴です。当時としては画期的な技術であり、30年以上経った現在でも高い評価を受けています。 さらに、1995年のル・マン24時間耐久レースGT2クラスでの優勝など、モータースポーツでの活躍もブランド力の向上につながっています。 海外人気が高い NSXは海外、特にアメリカで高い人気を誇ります。その理由は、高性能とホンダブランドへの信頼にあります。 NSXは高回転型のVTECエンジンやオールアルミボディ、優れたハンドリングなど、ホンダの先進技術が詰まった高性能スポーツカーです。また、F1での活躍を通じてホンダブランド自体も海外で高い評価を得ています。 実際に、アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」では、状態のよいNSX、特にNSX-Rが高値で取引されています。この海外での人気も、NSXのリセールバリューを押し上げる要因となっているといえるでしょう。 NSXを高く売る方法 ホンダNSXは高い価値をもつ車輌ですが、適切に評価してもらうためには、売却の際にいくつかのポイントに注意する必要があります。ここでは、NSXを高く売るための効果的な方法を紹介します。 NSXの価値を十分に理解している業者に相談する NSXを高く売るためには、その価値を十分に理解している業者に売却することが重要です。ホンダが世界に誇るスーパーカーとして、NSXは発売から30年以上経った今でも根強い人気を誇っています。 しかし、NSXの希少性や価値を十分に理解しておらず、適切な査定額が提示されないケースがみられます。 NSXのようなスポーツカーに特化している買取業者や、NSXの買取実績をもっている業者は、専門的な知識と適切な査定基準をもっているため、NSXの真の価値を理解したうえで査定します。そのため、状態がよいNSXであれば、高額査定に期待できるでしょう。 なるべく走行距離を抑える 走行距離は、中古車の査定において値段を大きく左右する要素の1つです。一般的に、走行距離が短いほど車輌の状態がよいと判断され、高額査定につながりやすい傾向があります。 特にNSXのような高性能車の場合、走行距離は査定額により大きく影響します。可能な限り、日常の移動ではなるべく使わず、特別な日にだけ乗るなどして走行距離を抑えることで、高額査定につながる可能性が高まります。 ただし、長期間まったく乗らないことはクルマのコンディションに悪影響を与える可能性があるため、適度に走行させることが大切です。 NSXの売却は旧車王へご相談ください 旧車王は、発売から10年以上経過したクルマに特化している買取サービスです。NSXも多数のお客様からお譲りいただいた実績があります。NSXの売却をお考えの方は、旧車王までぜひご相談ください。 NSXは、現在のホンダのスポーツカーの礎を築いた伝説的な1台です。高回転型エンジンが奏でる心地よいサウンドを楽しみながら、究極のドライビングプレジャーを味わえるクルマとして、多くのファンを魅了し続けています。 旧車王は、知識やノウハウをもとに価値を適切に評価し、満足のいく買取価格をご提案いたします。 また、旧車王は全国無料で出張鑑定に対応しています。NSXのような高級車の場合、わずかな走行距離の増加も価格に影響する可能性があるため、この点は大きなメリットです。まずはお気軽にご相談ください。
アルミホイールの製造方法には、「鍛造(たんぞう)」と「鋳造(ちゅうぞう)」の2種類があります。それぞれホイールの見た目は似ているものの、特徴が大きく異なります。 愛車のドレスアップのためにホイール交換を検討する際には、違いを理解したうえで、どちらを購入するか決めるとよいでしょう。この記事では、鍛造ホイールとは何かをテーマに、特徴や鋳造ホイールとの違い、見分け方などについて紹介します。 鍛造ホイールとは? 鍛造ホイールとは、ビレットと呼ばれるアルミ合金に高い圧力をかけて成形されたホイールのことです。走行性能が高いスポーツカーや高級車など、大径でタイヤが太い車種に純正で装着されている傾向があります。 また、ホイールの種類のなかでも軽量で剛性が高いため、走行性能が追求されるレース車輌にも採用されています。 鍛造ホイールの特徴 鍛造ホイールは、アルミ合金をホイールの金型に流し込み、大きな圧力を加えて圧縮したり叩いたりして製造します。伝統的な日本刀の製造方法と同じであり「鍛えて造る」ことから、鍛造と呼ばれています。 金属は叩けば叩くほど強度が増します。そのため、剛性の高いホイールを製造するにはぴったりの素材です。 なお、鍛造ホイールを製造するには高度な技術が必要なため、容易に参入できる業界ではありません。鍛造ホイールの代表的なメーカーは以下のように限られています。 ・BBS・RAYS・TWS 鋳造ホイールとの違い 鍛造ホイールと鋳造ホイールでは、製造方法に違いがあります。 鋳造ホイールは、鋳型に溶かしたアルミ合金を流し込み、そのまま冷やして固めたホイールです。鍛造ホイールのように、圧力を加えたり叩いたりする工程がなく、低コストで大量に製造できる特徴があります。 そのため、鍛造ホイールに比べて値段が安いものが数多く販売されています。また、デザインの自由度も高くさまざまな種類のホイールを製造できるため、多くのメーカーが取り扱っています。 一方で、鋳造ホイールのデメリットは、製造中に「巣」と呼ばれる空洞や穴ができることです。ホイールの空洞や穴は、タイヤの空気が漏れる原因になります。 また、鋳造ホイールは時間をかけて圧縮したり叩いたりしないため、鍛造ホイールより剛性が劣っている傾向があります。仮に剛性を高めるとその分厚みを持たせる必要があり、重量が増えるという課題が生じます。 鍛造ホイールのメリットとデメリット 鍛造ホイールの購入を検討する際は、メリットとデメリットを把握したうえで自身に適しているかどうかを判断することが大切です。 続いて、鍛造ホイールのメリットとデメリットを紹介します。 鍛造ホイールのメリット 鍛造ホイールは、軽いにもかかわらず剛性が高いことが特徴です。ホイールが軽いと車輌重量が軽くなるため、クルマを動かすのに必要な力が減るうえに、タイヤが路面から離れて空転する回数が減り、燃費が向上します。 さらに、ホイールが軽量化するとバネ下重量も軽くなります。バネ下重量とは、サスペンションのスプリングよりも下側、つまりよりタイヤに近い方の重さのことです。バネ下重量が軽くなると、サスペンションの動きがよくなって乗り心地が向上する傾向にあります。 また、鍛造ホイールは鋳造ホイールよりも剛性が高いため、レーシング用のハイパフォーマンスカーやスポーツ走行を楽しむクルマで使うのに適したホイールです。その証拠に、スポーツカーの代表格であるスカイラインR32 GT-RやフェアレディZ Z34は純正ホイールに鍛造ホイールを採用しています。 そのほか、外観においてもメリットがあります。鍛造ホイールの引き締まった質感により、高級感や上質感を演出できるため、ドレスアップ用のホイールにも適しているでしょう。 鍛造ホイールのデメリット 鍛造ホイールは、鋳造ホイールよりも製造に手間がかかるため、その分コストが高くなります。また、製造工程の関係で鋳造ホイールのように複雑な形状に対応できず、デザインの自由度が低いというデメリットもあります。 しかし、最近では成形後に機械で削り作業を行うことにより、以前よりも複雑なデザインに対応できるようになりました。 鍛造ホイールには、燃費や乗り心地が向上するメリットがあるため、多少コストはかかってもいいから性能がよいホイールを使いたいという方におすすめです。 鍛造ホイールの見分け方 鍛造ホイールと鋳造ホイールは見た目が似ているため区別がつきにくいものの、刻印されている文字で見分けられます。 ・鍛造ホイール:文字が彫られている(凹形状)・鋳造ホイール:文字が盛り上がっている(凸形状) 鍛造ホイールは、圧縮したり叩いたりするため、鋳造ホイールのように凸形状にするのは難しいとされています。 また、鍛造ホイールには「FORGED」の文字が刻まれていることが多いです。「FORGED」と刻印されているのであれば、鍛造ホイールで間違いないでしょう。 また、一部の手触りで判別できる場合もあります。鋳造ホイールの裏溝(ハブの逃げ穴)は表面処理されていないことが多く、ざらついている場合があります。ただし、ざらざらしていない鋳造ホイールやそもそも裏溝が存在しない鋳造ホイールもあるため、一概には言い切れません。 まとめ 鍛造ホイールは、アルミ合金を圧縮したり叩いたりすることによって製造されます。軽量で剛性が高いホイールであり、燃費や乗り心地の向上が可能です。また、スポーツ走行に適したホイールとしても人気を博しています。ただし、鍛造ホイールは価格が高いため、購入する場合は予算を考慮しましょう。 一方、鋳造ホイールは低コストで大量生産できるために価格が安いですが、剛性は鍛造ホイールに劣ります。 それぞれのメリットとデメリットを把握し、自身に合ったホイールを選びましょう。
2000年以前には、現在主流のグリップタイプではなく、フラップタイプのドアハンドルを採用しているクルマが多い傾向にありました。デザイン性を重視するために、2000年以降にもフラップタイプのドアハンドルを採用しているクルマがいくつか発売されています。 この記事では、フラップタイプのドアハンドルの特徴やメリット、減ってきている理由、採用している車種などについて紹介します。 フラップタイプのドアハンドルとは フラップタイプのドアハンドルとは、下から手を差し込んで小さな板状の取っ手を持ち上げるようにして開けるドアハンドルのことです。 かつてドアハンドルといえばフラップタイプが主流であり、国産のベーシックカーを中心に採用されていました。モデルによっては、横から手を入れてドアハンドルを引くタイプもありました。 また、ドアハンドルにはフラップタイプのほかに「グリップタイプ」もあります。上下のどちらかからドアノブを握り、手前に引くとドアを開けられます。ドイツ車や高級車などの一部の車種では、昔からグリップタイプを採用していました。 グリップタイプよりも構造が簡単で低コストで製造できることから、国産車ではフラップタイプが主流となっていました。しかし、現在ではグリップタイプもそれほどコストをかけずに製造できるため、現在はほとんどのクルマでグリップタイプが採用されています。 フラップタイプのドアハンドルのメリット フラップタイプのドアハンドルは、グリップタイプに比べて軽いうえに小さい形状になっています。 車体サイズが小さい軽自動車やコンパクトカーは、ボディの限られたスペースを有効活用するために、フラップタイプが採用される傾向にありました。ドアハンドルが軽いと弱い力でもドアを開けることができます。 また、ボディとドアハンドルがフラットになっており、わずかながら空気抵抗が少なくなります。加速性能が向上し、走行中の安定性も確保されるため、スポーツカーにフラップタイプが採用されやすい傾向にあります。 一方、グリップタイプはユニバーサルデザインになっており、上下どちらからでも手を入れることが可能です。 ユニバーサルデザインとは、年齢や性別、身体の状況、文化などの違いにかかわらず、誰もが利用しやすいようデザインされた商品やサービスのことです。ドアハンドルをしっかり握れるため、力を入れやすくドアを開けられます。 さらに、グリップタイプは手をかけたときに爪がドアハンドルに当たらないため、爪やクルマのボディを傷つける心配がほとんどありません。 フラップタイプが減ってきている理由 フラップタイプが減ってきている理由は、グリップタイプのほうが使い勝手がよいうえに、安全面に配慮されていて現代に合っているためです。 たとえば、万が一の事故の際に手以外の方法でドアを開けることも可能です。ロープやフックをドアハンドルに引っ掛けて乗員を救出できます。なお、ドイツメーカーのフォルクスワーゲンでは、こうした安全面を考慮して、フラップタイプが主流だった時代からグリップタイプを採用し続けています。 また、現代ではリモコン操作やドアの下に足をかざすだけで開けられるスライドドアが普及していることも、フラップタイプの需要が減っている理由の1つです。 ただし、今でもデザインを重視してフラップタイプを採用している車種もあります。たとえば、ホンダのS660(※2022年3月に生産終了)やスズキのジムニーです。 フラップタイプが採用されている車種の例 フラップタイプが採用されている車種の例は、以下のとおりです。 ・日産 スカイライン R34(1998年発売) ・トヨタ クラウン S17(1999年発売) ・三菱 ランサーエボリューションⅤ(1998年発売) ・ホンダ NSX(1990年発売) ・マツダ RX-7 FD3S型(1991年発売) フラップタイプが壊れる原因 フラップタイプは、経年劣化により突然外れるケースがあります。特に冬にドアハンドルが寒さにより硬直し、急いで強く引っ張った際に外れる事例が多く見られます。 高年式のクルマでも稀に発生します。古いクルマを扱う際には、ドアハンドルを引っ張る際の力加減により注意が必要です。 フラップタイプが壊れた場合は、ほかのドアから車内に入り、内側から解錠すれば開けられます。ただし、チャイルドロックがかかっていると、内側からドアを開けられないため専門業者に修理を依頼しなければなりません。 なお、ドアハンドルが壊れた場合は該当箇所のパーツを交換すれば修理できます。交換費用の目安は以下のとおりです。 ・部品:5,000〜1万5,000円程度・工賃:1万円程度 ただし、パーツの生産自体が終了している場合は、中古パーツで修理しなければなりません。中古パーツを入手できなかった場合は、ドアハンドルの修理ができないことに留意してください。 まとめ フラップタイプは軽くて小さいため、クルマをコンパクトに設計できるほか、力が弱い人でも開けやすいドアハンドルです。 また、フラットな形状なため空気抵抗が少なくなり、わずかながらも加速性能が向上する点も魅力です。 ただし、経年劣化や開ける際の力加減により突然壊れるケースがあることに注意しましょう。今回、解説した内容を参考に、フラップタイプとグリップタイプのどちらが自分に合っているかぜひ考えてみてください。