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バブル時代のアイテム、ブーメランアンテナやルーフボックスなど

1987~1991年の俗にいうバブル時代に流行ったアイテムをご紹介します。バブル時代には、大型セダンやRV車と呼ばれた四輪駆動車が飛ぶように売れて、一大ブームとなりました。今回はその時代に流行ったアイテムをいくつか紹介します。

1.字光式ナンバー
今では、ほとんど見ることがなくなった「字光式ナンバープレート」ですが、もともとは雪国でナンバープレートが見えなくなることを防止する目的で作られたものでした。

ところが、バブル時代に入るとドレスアップの一つとして人気を得ることになります。絶滅危惧種ではありますが、現在も購入可能ですので、あえて字光式ナンバーというのはいかがでしょうか。また、かつて白熱球が主流でしたが、時代に合わせてLED化が進んでいます。

2.ブーメランアンテナ

ブーメランアンテナは激レアアイテムと言っても過言ではありません。

もともとは、車載テレビの映りを良くする目的でアメリカのストレッチリムジンに装着されていましたが、実際にはほとんど効果がなかったそうです。

それでも、ドレスアップとして装着するのが流行し、セドグロやセルシオなどの大型セダンの後ろで見かけることがありました。

3.グリルガード

かつてのRVブームではグリルガードが大人気のアイテムになりました。

フロントにグリルガードを着けて、さらに大径のフォグランプを追加するのが、当時のRV車の定番のアイテムでした。特に当時人気だったデリカスターワゴンはグリルガードとの相性が抜群で、さらにフォグランプを装着すると最高の見た目になりました。ユーザーに三菱=RV車というイメージを植え付けたとも言われています。

近年ではワイルド志向のカスタマイズが再燃しており、グリルガードが再び定番のアイテムになるかもしれません。

4.ルーフボックス

1987年11月に公開された映画「私をスキーに連れて行って」の影響で、バブル時代の若者の間ではスキーが一大ブームになりました。当然ながら、映画に登場したセリカセリカGT-FOURも絶大な人気を集めましたが、そんなスキーヤーの「ステータスシンボル」が「INNO」や「THULE」などのルーフボックスでした。

しかし、いまでも一定の需要がありますので、ウインタースポーツの人口が増えれば、またブームが来るかもしれません。

[ライター/旧車王編集部]

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