ER34 スカイライン GT-R仕様の紹介です。
最近、よく見かけるようになったER34のGT-R仕様ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?
まず理由のひとつとして挙げられるのが価格です。
R34スカイラインは、全てのグレードで価格が高騰しており、特にGT-Rは1,000万円を軽く超えています。対してER34は状態のよい個体が400万円台で手に入ります。そこに、GT-R仕様にするための費用が100万円上乗せされたとしても、まだ半分以下ということになります。
もちらん、GT-R仕様にする理由は価格だけではありません。なぜなら、駆動方式が異なり、得意な走行シチュエーションも違うからです。
ご存知のとおり、GT-RはアテーサE-TSを採用したフルタイム4WDとなりますが、ER34は純粋なFR駆動です。したがって、たとえばドリフトが目的の方にとっては、ER34を購入することに大きなメリットがあります。
因みに今回の車両は、GT-R化と同時にフロントがオーバーフェンダーになっているので、前後265/35R18が装着可能になっています。
フロントはこんな感じです。
リアはこんな感じです。
そして、装着されるホイールが、TE37風の将軍(SHOGUN)ホイールになります。こちらも、本物の半分以下で購入できますが、デザインだけならむしろ本物以上です。もちらん、しっかりと刻印があるので、れっきとした正規品です。
さらにこの車両には、ニスモの300km/hフルスケールメーターが装着されています。しかも、カーボン調加工が施されていますので、とってもレーシーです。
ただし、メーター交換の際は交換前の走行距離を整備記録簿に記載する必要があります。また、この整備記録簿を紛失した場合はメーター改ざん車扱いとなります。
R34スカイラインは、今後しばらくは高値が続くことが予想されますので、メーター改ざん扱いによる大幅減点には注意が必要です。
[ライター/旧車王編集部]