日産 セレナ C27 純正 バックドアパネル アッパー ガラス付 マルーンレッドの紹介です。
セレナと言えば、国産ミニバンのナンバーワン登録台数で有名ですが、その歴史をたどると初代は今では考えられないミッドシップの構造で運転席と助手席の真下にエンジンがありました。2代目のセレナでは、ステップワゴンと同じフロントエンジン&フロントドライブに変わりましたが、ライバルのステップワゴンとの一番の違いは当時ミニバン初となる両側スライドドアの採用でした。
今では常識となっている両側スライドドアですが、実は意外と歴史が浅く片側からしか乗れず不便な思いをしたことを今でもよく覚えています。3代目のセレナでは、サイズが5ナンバー枠一杯まで広がりステップワゴンが小さくなってしまったことと、マイナーチェンジで復活したハイウェイスターの人気で、一気にミニバンナンバーの地位を不動のものにしていきました。そのハイウェイスターは、エアロパーツが標準装備されているグレードですが、ミニバン=エアロパーツという常識を作ったのもセレナと言えるでしょう。
4代目では、キープコンセプトでトヨタに逆転されてしまいましたが、5代目では「e-POWER」や高速道路の自動運転技術などで、巻き返しを図っています。
[ライター/旧車王編集部]