RECARO RS-G ASM FIA 赤ステッチ フルバケットを紹介します。
ASM横浜オリジナルのレカロ製フルバケットシートです。
一般的にフルバケットシートは、サーキット走行などでも使われるため、破れなどがあるお品物の方が多いですが、こちらは極上品になります。
レカロシートは、腰痛にも優しいと言われておりますが、腰痛の原因は、ドライビングポジションが間違っている場合が非常に多く、シートを交換しても解決するとは限りません。
車のシートは一般的にはフルバケットシートのように身体にピッタリでは無く、当たり前ですが、ある程度ゆとりを持って造ってあります。
しかし、車は構造上、ハンドルやアクセル、ブレーキなどは、センターに取り付けられておりません。しかも、運転中は、左足はフットレストで右足でアクセルとブレーキの操作ですから、気持ちに反して、身体を真っ直ぐに保つのが難しくなってしまいます。
つまり、若干でも身体を斜めにして運転することになりますので、運転で腰痛になるのは当たり前のことなのかもしれません。
因みに、ルマン24時間などで使われているレーシングカーは、全てがセンターにくるように設計されていて、ペダルもオルガン式で、アクセルとブレーキの付け根は同一線上に取付られておりますので、身体が斜めになる要素は一切ありません。
もちろん、それはレースの世界の常識であって、良いとわかっていても市販車では難しい話しとなってしまいます。それならば、諦めるしかないという話しになりますが、今回のお品物のようなフルバケットシートに交換することで、かなりの部分で解決が見込めます。
フルバケットシートは、サイズを間違わなければ、身体をしっかりと固定してくれますので、正しい姿勢を保つことが可能になります。どんな方でも最初は違和感を覚えますが、それが自然になれば、元のシートに座っても正しい姿勢をキープ出来ます。
実は、フルバケットシートは、サーキット走行だけで無く、腰痛予防や正しいドライビングポジションを覚えるツールとしても最適なのです。
[ライター/旧車王編集部]