マツダ NCロードスター 純正 ビルシュタイン サスペンション 1台分の紹介です。
こちらのお品物は、希少な純正ビルシュタインとなりますが、わずか10,000キロの使用でスタビリンクも付属されています。
取付されていたお車であるNCロードスターについても少し触れておきます。
今からおよそ16年前となる2005年に、3代目となるマツダ・ロードスター通称NCロードスターが発売されました。
この時期は、日本はバブル経済の終わりから経済的な転換期にあり、マツダもその例外ではありませんでした。そのため、マツダはロードスターに専用のプラットフォームを開発することができませんでした。新規プラットフォームと銘打ちながらも、実際には4シーターのRX-8と共用していたのです。
こうしてでき上がったNCロードスターは、NBロードスター比で全長+40mm、全幅+40mm、全高+10mm、ホイールベース+65mmと非常に大柄になりました。それでも、その大型化されたボディはロードスターらしさが失われないように最後まで仕上げられました。
エンジンは1.8リッターから2.0リッターへ排気量アップが図られ、タイヤサイズも16インチ、もしくは17インチへとインチアップされました。ただし、例えばBMWがZ3からZ4へ転じたようなプレミアム路線を簡単には選びませんでした。
なぜならロードスターには「人馬一体」という明確なポリシーがあったからです。
[ライター/旧車王編集部]