マーチスーパーターボ 13インチ NISMO ワタナベホイールの紹介です。
大変希少なニスモとレーシングサービスワタナベのコラボホイールです。
しっかりと刻印もあるので、れっきとしたニスモホイールです。しかし、タイヤサイズが185/60R13なので、最近の車への流用はほぼ不可能です。もちろん、後継モデルであるK11であれば履かせることができますが、K11の方がタイヤサイズがひと回り小さいので、スピードメーターに多少の誤差が生じます。具体的には、K10の純正のタイヤサイズが175/65R13なのに対して、K11は175/60R13となります。ただし、エントリーモデルのタイヤサイズはどちらも145R12ですので、上位グレードのタイヤサイズの違いは許容範囲といえるかもしれません。
それより気を付けなければならないのは、ハブ径です。日産車のコンパクトカーのハブ径といえば60mmですが、この時代は59mmでした。つまり、仮にタイヤサイズを変えたとしても、今の日産車には絶対に履くことができないということです。
フロントはこんな感じです。
リアはこんな感じです。
因みに、このマーチスーパーターボは日本一状態がよいかもしれません。
詳細は下記のとおりです。
・無事故車
・外装、再塗装・色変えなし
・エンジン快調
・スーパーチャージャー・ターボ正常稼働
・外装キズへこみなし
・内装純正スポーツシート破れほつれ共になし
・13インチNISMOワタナベホイール
・パーソナルステアリング
・純正部品(14インチホイール・ステアリング・シフトノブ)全てあり
・クラッチ交換後1000km以内
・タイヤ2019年製TOYOセミスリックR888R、交換後1000km以内
・エアコン正常稼働
内装もこのとおり非常に綺麗です。
さらに下回りもしっかりとメンテナンスされています。
もし、この車両と同程度の中古車を購入するとしたら、250万円超えが確実です。
マーチスーパーターボは、1989年1月に登場したホットハッチです。
エンジンは、前年発売された競技ベースモデルのマーチRと同じ930ccのツインチャージド直列4気筒SOHCのMA09ERT型です。エンジンスペックも共通で、最高出力110ps・最大トルク13.3kg・mを発揮します。しかし、マーチスーパーターボは、マーチRのストリートバージョンだったにもかかわらずパワーステアリングが設定されませんでした。もしかしたら、わずか770kgという車両重量が、重ステ仕様を決断させたのかもしれません。
[ライター/旧車王編集部]