R35 GT-Rの優れた性能を存分に発揮するためにはタイヤ選びも重要です。今回は、R35 GT-Rのおすすめタイヤを紹介するとともに、タイヤの選び方や購入方法も解説します。R35 GT-Rの性能を十分に発揮するために必要なタイヤ選びの参考にしてみてください。 R35 GT-Rのタイヤおすすめ5選 R35 GT-Rに適しているタイヤはどれなのでしょうか。ここでは、R35 GT-Rにおすすめのタイヤを5種類紹介します。 【R35 GT-Rタイヤサイズ】前輪:255/40ZRF20(97Y)後輪:285/35ZRF20(100Y) ADVAN Sport V105 20インチ ヨコハマタイヤ ADVAN Sport V105は、ヨコハマタイヤを代表するスポーツタイヤです。欧州メーカーと共同開発することで優れた性能を実現しており、国内外問わずさまざまなメーカーの車に使えるため、R35 GT-Rにも適しています。 PILOT SUPER SPORT 20インチ ミシュラン PILOT SUPER SPORTは、ミシュランを代表するスポーツタイヤです。ル・マン24時間レースを21連覇した最先端テクノロジーを採用し、ドライ路面での高いハンドリング性能やスポーツカーとの共同開発によって高い品質を実現しました。 P ZERO 20インチ ピレリ P ZEROは、ピレリを代表するタイヤブランドで、優れたハンドリングとコントロール性能が特徴です。さまざまなメーカーの承認タイヤとしても選ばれていることから、その実力は確かなものといえるでしょう。 PILOT SPORT CUP 2 20インチ ミシュラン PILOT SPORT CUP 2は、ミシュランのスポーツタイヤのひとつです。レースで培った最新技術を投入し、公道も走れるサーキットタイヤとなっています。サーキット走行から市街地の走行まで対応できる万能なスポーツタイヤです。 ポテンザ RE070R-R2 RFT ブリヂストン ポテンザ RE070R-R2 RFTは、ブリヂストンのスポーツタイヤであるポテンザのランフラットタイヤです。R35 GT-Rに適したタイヤであるため、ドライ性能、ウェット性能、高速性能、コーナリング性能などを高い水準で両立しています。 R35 GT-Rのタイヤの選び方 R35 GT-Rのタイヤを選ぶときは、価格より性能を重視した方がよいでしょう。 R35 GT-Rは、高性能なマルチパフォーマンススーパーカーです。そのため、車の性能に合ったタイヤでなければ、本来のポテンシャルを発揮することができません。 このような理由から、R35 GT-Rのタイヤを選ぶときは、優れた性能を受け止められるスポーツタイヤを選ぶことをおすすめします。また、純正タイヤとしても採用されているランフラットタイヤの方が、よりR35 GT-Rの性能を発揮することができるでしょう。予算に余裕があるなら、純正装着されているランフラットタイヤを選ぶことをおすすめします。 R35 GT-Rのタイヤの購入方法 R35 GT-Rのタイヤを購入するときは、ディーラー、タイヤ専門店、カー用品店、整備工場で購入した方がよいでしょう。価格を重視するのであれば、インターネットの通販で購入する方がリーズナブルに買うことができます。もし、通販でタイヤを購入するのであれば、持ち込みによるタイヤ交換を受け付けているディーラーや整備工場などを見つけてから購入しましょう。
日産が世界に誇るスーパーカーR35 GT-Rをカスタマイズして、オリジナルのR35に仕上げたい方は多いのではないでしょうか。今回は、R35 GT-Rのおすすめエアロパーツを紹介するとともに、選び方のコツや購入方法について解説します。 R35 GT-Rのエアロパーツおすすめ5選 R35 GT-Rのおすすめエアロパーツにはどのようなものがあるのでしょうか。おすすめエアロパーツを5つ紹介します。 Varis【KAMIKAZE R Super Sonic】 Varisの「KAMIKAZE R Super Sonic」には、次のバリエーションが用意されています。 【KAMIKAZE R Ver.2 FRP VERSION KIT】・F/BUMPER Ver.2+F/DIFFUSER(FRP+VSDC)・F/FENDER Ver.2+EXTENSION COVER(FRP・4PCS)・SIDE AIR PANEL(FRP・2PCS)・SIDE SKIRT with BIG UNDER BOARD (FRP)・REAR WIDE FENDER KIT(FRP・7PCS)・WIDE用AIR SHROUD(FRP)・REAR BUMPER (FRP)・REAR UNDER SKIRT (FRP) 【KAMIKAZE R Ver.2 CARBON VERSION KIT】・F/BUMPER Ver.2+F/DIFFUSER (FRP+VSDC)・F/FENDER Ver.2+EXTENSION COVER(FRP+CARBON・4PCS)・SIDE AIR PANEL(CARBON・2PCS)・SIDE SKIRT with BIG UNDER BOARD photo(FRP+CARBON)・REAR WIDE FENDER KIT (FRP・7PCS)・WIDE用AIR SHROUD(CARBON)・REAR BUMPER(FRP+CARBON)・REAR UNDER SKIRT(FRP+CARBON) その他にもクーリングボンネットやライトウェイトトランクなど、さまざまなエアロパーツを用意しています。 WALD【Sports Line Black Bison Edition】 WALDの「Sports Line Black Bison Edition」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・Front Bumper Spoiler(wiht Grille Cover/Front Lip/Side Duct/Under Cover/Fog Lamp)・Side Steps(F.R.P)・Rear Diffuser・Trunk Spoiler・Rear Wing Flap・Rear Over Fender(F.R.P) R35 GT-Rの原型をとどめながら、カスタマイズできるパーツが揃っています。 CHARGE SPEED【Bottom Line】 CHARGE SPEEDの「Bottom Line」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・フロントスポイラー with ボトムライン・サイドステップ with ボトムライン・リアディフューザー with ボトムライン・3点セット(フロント・サイド・リアディフューザー)・ルーフフィン・ボンネット ダクト付・ボンネット レインカバー・エアロトランク(リアスポイラー一体型)・リアバンパーダクト・リアアンダーサイドカウル・フロントオーバーフェンダー(片側15mmワイド)・リアオーバーフェンダー(片側20mmワイド) オーバーフェンダーを取り付けると、R35 GT-Rであるものの、別の車のように見えるといった魅力があります。 ROWEN【WORLD PLATINUM】 ROWENの「WORLD PLATINUM」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・フロントレーシングスポイラー・サイドステップ・リアバンパーエクステンション・リアフェンダーアーチエクステンション・リアウイングVer.II・トランクスポイラーVer.II 派手ではないものの存在感を引き立たせるエアロパーツが揃っています。 KUHL Racing【WIDE BODY Ver.1】 KUHL Racingの「WIDE BODY Ver.1」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・Ver1 KRUISE KR-35RR フロントディフューザー・Ver1 KRUISE KR-35RR サイドステップ・Ver1 KRUISE KR-35RR サイドディフューザー・Ver1 KRUISE KR-35RR リアフローティングディフューザー・Ver1 KRUISE KR-35RR リアディフューザーフィン さりげなくカスタマイズできるエアロパーツが揃っています。 R35 GT-Rのエアロパーツの選び方 R35 GT-Rのエアロパーツは、予算の範囲内で好みに合ったものを選びましょう。 好みのエアロパーツを装着することでR35 GT-Rへの愛着が増します。妥協して選ぶとしばらく経ってから後悔することもあるかもしれません。日本が誇るスーパーカーをカスタマイズするときは、妥協せずにエアロパーツを選びましょう。 R35 GT-Rのエアロパーツの購入方法 R35 GT-Rのエアロパーツを購入するときは、インターネット経由でオーダーする方がほとんどです。店舗に行って購入から取り付けまで任せることもありますが、多くの方は通販でパーツのみを購入し、後日整備工場などで取り付けてもらっています。 また、エアロパーツを購入するときは、事前に整備工場にエアロパーツの取り付けを依頼しておき、整備工場にエアロパーツを送ってもらう方がよいでしょう。 パーツの中には、サイズが大きいものもあるため、自宅から整備工場に持っていくことが難しかったり、運搬中に破損したりすることもあります。そのため、整備工場に直接配達してもらい、後で車を持ち込んで取り付けてもらう方がよいでしょう。
日本を代表するスーパーカーである日産 GT-Rは、2007年のデビューから進化を続け、今なお人気が高いモデルです。そんなGT-Rの維持費はどのくらいなのでしょうか。今回は、日産 GT-Rの維持費の内訳や目安、安く抑える方法について解説します。 R35 GT-Rの維持費の種類と目安 車を所有すると、ガソリン代、メンテナンス費、自動車税・重量税など、維持費がかかります。まず、GT-Rの維持費の種類と目安について見ていきましょう。 ガソリン代 R35 GT-Rのガソリン代は、1年間でおおよそ24万3,500円です。 これは、WLTCモード燃費が7.8km/Lと公表されているGT-Rを1年間で1万km走行した場合の計算となります。GT-Rの場合、使用する燃料はハイオクガソリンです。 2023年8月時点におけるハイオクガソリン1Lあたりの単価はおおよそ190円。このことから、1年で1万km走行した場合、24万円以上のガソリン代がかかる計算になります。 税金 税金は、1年に1回支払う自動車税と車検時にまとめて支払う自動車重量税があります。 GT-Rの場合、自動車税は6万6,500円(2019年10月までに購入していた場合)です。 自動車重量税は、2,000kg以下の分類となるため、2年間で3万2,800円。1年あたり1万6,400円となります。 つまり、税金だけで1年あたり82,900円かかるという計算です。 メンテナンス代 メンテナンス代は、車の使い方によって異なるため一概にいくらと断言することはできませんが、おおよその目安として、オイル・フィルター交換、タイヤ交換、ブレーキパッドとローターの交換を合わせると、約60万円〜100万円となります。 GT-Rには、新車装着タイヤにランフラットタイヤが装着されています。タイヤ交換の際に新車装着タイヤと同じようにランフラットタイヤにすると、4本交換でおおよそ40万円。ただ、ラジアルタイヤにすると4本交換でおおよそ20万円です。 このように選ぶタイヤによってメンテナンス費用は変動します。 修理費 修理費用は、修理する箇所や交換するパーツによって異なります。 もちろん修理することなく乗り続けることが理想ではありますが、何らかの事情によって修理が必要になった場合には、それなりの費用がかかることを覚悟した方がよいでしょう。 GT-Rは、国産車の中でも性能が非常に高いため、修理・交換するパーツによっては高価になる場合があります。 車検代 車検代は、先ほど説明した自動車重量税、車検基本料金、印紙代、自賠責保険料、部品交換費用や調整費用などの合計となります。 実際にGT-Rを所有しているオーナーの情報によると、車検費用の合計は約10万円〜20万円(1年あたり5万円〜10万円)のようです。 この金額はあくまでも必要最低限の費用となるため、交換する部品の数が増えたり、整備・調整する箇所が増えたりすると費用も高くなります。 駐車場代 駐車場代は、自分の土地の場合にはかかりませんが、借りる場合にかかる費用です。 駐車場にかかる費用は、地域によって異なるため、一概にいくらと断言することはできませんが、月極駐車場の全国平均は1ヶ月おおよそ9,000円。東京都内の場合は2万円〜5万円が相場です。 東京都内でGT-Rを所有し、1ヶ月5万円の駐車場を借りた場合、1年でかかる駐車代は60万円となります。全国の平均価格の場合、1ヶ月あたり9,000円であるため、1年あたり10万8,000円です。 任意保険料 任意保険料は、等級や年齢などによって異なりますが、30代・ゴールド免許・17等級の場合、1年あたり17万円というシミュレーション結果となりました。 もし、GT-Rを所有するのであれば、シミュレーションを使って試算してみることをおすすめします。 R35 GT-Rの維持にかかる年間費用の目安 1年あたりにかかるR35 GT-Rの維持費をまとめると次のようになります。 ・ガソリン代:約24万円・税金:8万2,900円・メンテナンス費:約60万円・車検代:約10万円・駐車代:約60万円・任意保険料:17万円 合計179万2,900円 あくまでも概算であるため、必ずこれだけの維持費がかかるとはいえませんが、GT-Rを所有するとかなりの維持費がかかるといえるでしょう。 R35 GT-Rの維持費を抑える方法 R35 GT-Rの維持費を抑える方法には、車に負荷をかけない運転を心がけることがポイントです。 急加速・急ブレーキなどをすると、エンジン・タイヤ・ブレーキなどに負担がかかり、消耗品が早く劣化してしまいます。 また、タイヤは純正と同じランフラットタイヤを推奨しますが、コストを抑えるためにラジアルタイヤに履き替えるというのも維持費を抑える方法のひとつです。 このような小さな積み重ねが、GT-Rの維持費を抑えるための方法といえるでしょう。
車は現金やローンで購入するほか、カーリース会社と契約して乗る方法もあります。カーリースの契約者が亡くなった場合、リース車輌を相続できるかどうか気になる方もいるでしょう。この記事では、リース車輌を相続できるかどうか、解約時の違約金などについて紹介します。 カーリースの契約者が亡くなった場合は強制解約 カーリースは基本的に中途解約が認められていませんが、契約者が亡くなった場合は強制解約されます。契約者が亡くなった場合、リース契約を相続人へ引き継ぐことはできません。そのため、契約者が亡くなった旨をカーリース会社に伝えて、解約手続きをする必要があります。 なお、以下の場合もリース契約を継続できないため、中途解約が認められるでしょう。ただし、契約内容は個々で異なるため、事前に確認が必要です。 ・事故でリース車輌が廃車になった場合・リース車輌が盗まれた場合・病気やケガなどで車を運転できなくなった場合・転勤で海外赴任する場合・契約者が自己破産した場合 死亡による強制解約でも違約金が発生する 契約者が亡くなり、強制解約になった場合は違約金が発生します。これは、リース会社は契約時に取り決めた金額が支払われることを前提にリース料金やサービス内容を設定しており、料金を受け取れないと損失を受けてしまうためです。死亡は仕方のない事情ではありますが、本来受け取れるはずの料金が支払われないと、リース会社の商売は成り立ちません。 なお、契約者が亡くなった場合に発生した違約金は、相続人が支払う必要があります。 違約金の目安は「残りの契約期間のリース料金相当」です。例えば、毎月のリース料金が3万円で、残りの契約期間が3年の場合は「108万円(36ヶ月×3万円)」の違約金が発生します。 予定より早く返済したことで、返却時の車の価値が契約時に設定された残価(返却時の車の想定価格)を上回った場合は、違約金から差額が差し引かれます。ただし、返却時に傷やへこみがあったり設定した走行距離を上回っていたりすると、車の価値が残価を下回り、追加料金が発生する可能性があるため注意しましょう。 契約者死亡でも名義変更できない? 契約者が死亡した場合でも、リース車輌の名義変更はできません。リース車輌は契約者以外でも運転できるため、名義変更すればそのまま乗り続けられると思う方もいるでしょう。ほとんどのリース会社では使用者の名義変更ができないため、契約者が死亡した場合は、解約するしかありません。リース車輌は基本的に、どのような理由でも名義変更が認められていないことに注意しましょう。 ただし、一部のリース会社では、審査に通れば契約者死亡による名義変更を認めているケースがあります。死亡による名義変更ができるかどうか、被相続人が契約しているリース会社に問い合わせてみてください。 そもそもカーリースとは カーリースとは、契約者が希望した車をリース会社が販売店で購入し、契約年数に応じて顧客に貸し出すサービスのことです。車を購入した場合、車輌本体価格や付属品のほかに、税金や車検費用などが発生するため不定期な支払いがあります。 一方、カーリースは頭金が不要で、契約期間中の税金やメンテナンス費用も月々のリース料金に含まれているため、毎月定額で車を利用できます。中古車を取り扱っているリース会社もあり、生産が終了したモデルに乗れるほか、新車より月々のリース料金を抑えることが可能です。 また、月々のリース料金は契約時に設定された残価を車輌本体価格から差し引いて、残りの金額を契約月数で割って算出しています。例えば、300万円の車の残価が100万円と契約時に設定された場合、差額の200万円を契約月数で割って支払います。車輌本体価格に加えて税金やメンテナンス費用、手数料が加算される仕組みです。 ただし、ローンの利息には含まれない税金やメンテナンス費用にも手数料が発生するため、購入するより高くなるケースがあります。契約者死亡による名義変更が可能な場合は、メリットやデメリットを考慮したうえで、リース車輌を相続しましょう。
デリカD:5といえば、2007年から2024年6月現在も販売が続いている三菱の代表的なワンボックスカーです。世界で唯一のオールラウンダーミニバンとして人気を集めています。 ファミリーカーとして活用できるほどの広い室内空間をもちながら、本格クロカンに匹敵する悪路走破性を誇る唯一無二のモデルであるだけに、購入を検討している方は多いでしょう。しかし、クルマを所有する際に気になるのは維持費です。特にデリカD:5のように大きなミニバンだと、一般的なサイズのクルマよりも維持費がかかるのではないかと不安に感じる方は少なくないはずです。 そこでこの記事ではデリカD:5にかかる年間維持費の内訳を解説します デリカD:5の維持費の内訳 デリカD:5の維持費について、以下のモデルを例に挙げ、5項目に分けて解説します。 年式:2013年グレード:M(ベースグレード)駆動方式:フルタイム4WD使用燃料:ガソリン排気量:2,359cc車輌重量:1,770kg 燃料代 2013年式のガソリンモデルの実燃費について、みんカラの口コミを確認したところ、平均で8.85km/L程度のようでした。 この燃費で月間1,000km走行した場合、約113Lのガソリンを使用することになり、1ヶ月あたり1万9,470円ほど(*1)の燃料代がかかります。1年間走行した場合の総額は、約23万3,640円(*1)です。 *1 2024年7月7日のレギュラーガソリン1L当たりの平均価格172.3円で算出 自動車税種別割 自動車税種別割はクルマの排気量によって税額が決まります。今回例に挙げたモデルは2L超〜2.5L以下の区分に該当するため、4万5,000円/年です。(2019年9月30日以前に新規登録されている場合) また、新規登録から13年を超えると自動車税種別割は重課されるため、2013年式のモデルの場合あと2年ほどで税額が高くなります。2L超〜2.5L以下の区分だと、重課後の税額は5万1,700円です。 ▼自動車税種別割の排気量ごとの税額はこちらで詳しく解説しています。クルマの維持費はどのくらいかかる?クルマを保有する際にかかる費用の一覧を解説 任意保険料 2013年式のデリカD:5の任意保険料について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:10使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約:あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):150万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円-10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約7万円/年でした。現在の等級や条件によって保険料は変動するため、正確な金額を知りたい方は一度ご自身の情報をもとにシミュレーションしてみるとよいでしょう。 車検代 続いて、車検にかかる費用を紹介します。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万2,800円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検基本料:5万円合計:10万2,250円※車検基本料は内容、依頼先の工場などにより増減します。 1年分に換算すると、5万1,125円です。 車検代のなかで注目したい項目は、自動車重量税です。その名前のとおり、車輌重量によって税額が決まります。今回例に挙げたM(ベースグレード)は1,770kgのため、〜2tの区分に該当し、税額は3万2,800円です。 また、自動車税種別割と同様に、自動車重量税も新規登録から13年以上経過すると重課されます。〜2tの区分の場合4万5,600円と、それまでよりも1万2,800円も高くなってしまうため留意しておきましょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用をみていきましょう。デリカD:5のメンテナンスについては以下の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・エアコンフィルター交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代 など 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。タイヤ交換が発生する場合は追加で数万〜数十万円かかるケースもあります。 デリカD:5年間維持費はいくら? デリカD:5の維持費の内訳について解説してきました。各項目を合算した年間の総額は以下のとおりです。 <自家用車登録のデリカD:5年間維持費>燃料代:23万3,640円自動車税:4万5,000円任意保険料:7万円車検代:5万1,125円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費用:5万円合計:44万9,765円 月額では3万7,000円ほどです。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 デリカD:5の特徴と魅力 基本的にクルマは何年にもわたって乗り続けるものです。費用だけではなく、自分のライフスタイルに合っているクルマであるかどうかも重要なポイントです。そこでここでは、デリカD:5の特徴と魅力を紹介します。 冒頭で述べたとおり、デリカD:5は世界で唯一のオールラウンダーミニバンです。定員7〜8名でラゲッジスペースも充実しているため、大人数での外出に適しています。多彩なシートアレンジが可能なため、アウトドアでの車中泊にも役立つでしょう。 さらに、デリカD:5の魅力といえばやはり悪路走破性の高さです。電子制御4WDという、FFをベースにして後輪に駆動を配分するレイアウトを採用した本格派のフルタイム4WDであり、砂利道や山道も難なく走行できます。 また、カスタムパーツが豊富でオーナーこだわりの1台に仕上がっている個体が多いのもデリカD:5ならではの特徴の1つでしょう。大人数で出かける足車として、アウトドアを楽しむクルマとして、カスタムで自分らしさをアピールする趣味車として、1台でさまざまな楽しみ方ができる、デリカD:5はまさしく唯一無二の存在です。 ▼デリカD:5の魅力をさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。なんと発売から17年!デリカD:5が長きにわたり愛される理由とは? まとめ デリカD:5の維持費と特徴について解説しました。 大柄なボディで、なおかつ排気量も大きいためにどうしても税金がかさんでしまいます。さらに年式によってはあと数年で13年超の重課の対象になるため、中古で購入する際には注意しましょう。 しかし、多様な場面で活躍する、他に類をみないミニバンであることは間違いありません。ご自身の利用シーンに対して費用が見合うかどうかを確認してから、購入するかどうかを決めるとよいでしょう。 ※2024年7月7日時点のデータです
兄弟が亡くなった場合、誰が被相続人の車を相続するのかについて、遺言書をもとに決定していく必要があります。しかし、必ずしも遺言書があるとは限らないうえに、肝心の相続について記載がない場合も少なくありません。今回は兄弟のクルマを相続するケース、相続することになった場合の具体的な手続きと流れ、必要書類などを紹介します。 兄弟のクルマを相続するケース 兄弟のクルマを相続するケースは、以下のいずれかです。 ケース1: 遺言書で車を相続させることを指定している場合 亡くなった兄弟が遺言書で自分の車を特定の兄弟姉妹に相続させる旨を指定している場合、その指示に従って車を相続することになります。 ケース2: 法定相続人である場合 法定相続人になった場合、兄弟のクルマを相続できる可能性があります。 法定相続人とは、被相続人の財産を相続する権利がある人のことで、民法で相続順位が定められています。具体的な相続順位は、下記のとおりです。 第一順:配偶者・子ども(直系卑属)第二順:父母・祖父母(直系尊属)第三順:兄弟姉妹 参考:民法「889条」 つまり、兄弟に配偶者や子ども、父母などがいない場合は、兄弟姉妹にクルマを相続する権利が与えられる可能性があります。 兄弟姉妹が複数人いる場合は、下記のように均等に分配されます。 長男:被相続人長女:1/3次男:1/3次女:1/3 他の兄弟姉妹が亡くなっている場合は、代襲相続人として、被相続人の甥や姪が法定相続人となります。代襲相続人とは、被相続人の子どもや兄弟姉妹が亡くなっている場合に、代わりの相続人となる人のことです。 ただし、代襲相続は兄弟の甥や姪までしか発生しません。甥や姪の、子どもや孫は代襲相続人になれないことに留意してください。 また、被相続人に配偶者がいる場合、兄弟姉妹は以下の分配で相続します。 配偶者:3/4兄弟姉妹:1/4 兄弟姉妹が複数人いる場合は、1/4を人数で均等に分けて相続します。 兄弟のクルマを相続するときの流れ まず前提として、自動車を相続する人全員が名義変更をする必要があります。どのように名義変更をすれば良いのか、以下で流れを確認しましょう。 1.対象車の正式な所有者を確認する 故人が使っていたクルマだからといって、名義が故人本人になっているとは限りません。例えばローンで該当車を購入した場合などは、名義が信販会社や自動車販売店、ディーラーになっているケースが考えられます。また、リース契約で車を使用していた場合は所有者がリース会社であるケースもあるでしょう。クルマの正式な所有者は「自動車検査証」(車検証)上で確認できるので、相続が発生した時点でまず故人の名義になっていることを確認しましょう。 2. 新しい所有者を決めて「遺産分割協議書」を作成 新しい所有者を決める際は、最初に遺言書で次の所有者が指定されているかどうかを確認しなければなりません。故人が遺言書で車の相続者を指定している場合は、その遺言書に従います。遺言書がなかったり、車の相続に関する記載がなかった場合は、誰が自動車を受け継ぐのかを遺産分割協議で決める必要があります。名義変更には協議の内容に基づいて作成する「遺産分割協議書」が必要です。この協議書には法定相続人全員の署名と捺印があることが必須です。また、クルマの価格が100万円以下である場合には「遺産分割協議成立申込書」という簡易な書類でも手続きが可能です。 3. 警察署で車庫証明の申請をし、必要書類を準備する 運輸支局で名義変更をするために必要な書類を集めます。 なかでも車庫証明は受け取りまでに時間がかかるため、早めに申請しましょう。ただし、車の置き場が故人の使用していた場所と変わらない場合は車庫証明は必要ありません。車庫証明の申請場所は、これから登録する車庫証明の場所を管轄する警察署です。当日持参する必要のあるものを所轄の警察署に事前確認してから、申請に行くようにしましょう。当日は所定の申請用紙に必要事項を記入し、必要書類と一緒に提出します。この申請用紙は運輸局や自治体のウェブサイトからダウンロードが可能です。 申請から交付まで約1週間ほどかかるため、申請後に発行された頃になったら再度管轄の警察署に出向き、交付を受けましょう。 4. 運輸支局で名義変更の手続きをする 1から3までの手順が無事に終わったら、名義変更を行います。必要書類を運輸支局へ持参のうえで手続きします。受付時間は平日の限られた時間帯のため、直接行くのが難しい場合は委任状を用意して代理人を立てることも検討しましょう。 5. 名義変更完了後の手続き(クルマの新しい所有者になったらすること) 名義変更によって自身が新しい所有者になった後の対応については、今後クルマをどうしたいかによって異なります。「相続した車に乗り続けるのか?」「相続したクルマを売却するのか?」また値段がつかない等の理由で売却できない場合は、「廃車するのかどうか?」などの選択肢が考えられるでしょう。以下、パターン別に手続きのポイントを解説します。 パターン1. 相続したクルマに乗り続ける場合 この場合は、自動車保険の引き継ぎや変更をする必要があります。故人の利用していた保険の保険会社に連絡しましょう。 パターン2. 相続したクルマを第三者に売却したい場合 この場合は、ディーラーや中古買取業者に連絡しましょう。通常の売却時に必要な資料に加え、以下の書類が必要です。・被相続人の戸籍謄本・遺産分割協議書 なお、通常の売却に必要な資料は以下のとおりです。・実印・印鑑証明書・自動車検査証・自動車税納税証明書・自賠責保険証・リサイクル券 パターン3. 相続した車を廃車したい場合 必要書類を揃えて運輸支局で手続きをし、廃車手続きを行います。詳細は管轄の運輸支局のホームページで確認しましょう。 兄弟のクルマを相続するときの必要書類 ここでは、兄弟の車の相続における名義変更の際に必要な書類一式を紹介します。 相続人が1人だけで、その1人が相続するパターン ・故人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の印鑑証明書 (発行から3ヶ月以内のもの)・相続人の実印 ・車検証 (原本)・車庫証明書 複数人の相続人のうち1人が相続するパターン ・遺産分割協議書 (もしくは遺産分割協議成立申込書)・故人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の印鑑証明書 (発行から3ヶ月以内のもの)・車検証 (原本)・車庫証明書 (40日以内のもの) なお、名義変更の際は費用も発生します。自身で全ての手続きを行う場合は約6,000円、行政書士やディーラーなどに代行を依頼する場合は1万円以上はかかります。 兄弟のクルマを相続するときの注意点 兄弟の車を相続することになったときに何に注意したら良いか見ていきましょう。ここでは重要かつ見落としがちなポイントを2点ご紹介します。 自動車保険も名義変更する 相続した自動車に乗り続ける場合は、自動車保険の名義を変更する必要があります。自賠責保険と任意保険はいずれも名義変更しましょう。名義をそのままにしておいて万が一事故を起こした場合は、補償が受けられない場合があります。 相続税が課税されないか確認する 兄弟のクルマを相続するときは、相続税が課税されないか確認しましょう。預金額や不動産などを相続したときと同様に、クルマも相続税の対象です。 ただし、遺産の合計が基礎控除額より少なければ相続税はかかりません。基礎控除額は、下記のように相続する人数によって金額が異なります。 計算式:3,000万円+(600万円×法定相続人数) 1人:3,600万円2人:4,200万円3人:4,800万円 相続するクルマとその他の財産の合計が、上記の基礎控除額を超えていないか確認してみてください。 評価額(クルマの価値)を調べる方法は下記のとおりです。 ・買取相場価格による評価・売却査定価格による評価・減価償却による評価 なお、相続税の申告で漏れがあり税務署から指摘された場合は、ペナルティが課されるケースがあることに注意が必要です。正確に相続税を計算したい場合は、専門家に相談するとよいでしょう。 車検が切れている場合は手続きが複雑 車検が切れているクルマは、通常通りに名義変更できないため、相続手続きが複雑です。車検切れのクルマを相続するには、まず車検を通さなければなりません。 相続したクルマを処分する場合は、車検に通す必要はないものの、解体業者にスクラップを依頼した後に「移転抹消登録」をする必要があります。 また、車検切れでは公道を走行できないため、仮ナンバーを取得しなければ、整備工場や運輸支局にクルマを持ち込めません。 相続する際に必要な書類のほかに「移動報告番号と解体通知日が記載された書類」や「永久抹消登録申請書」などを揃える手間もあります(処分する場合)。 クルマの相続はただでさえ複雑なものの、車検切れの場合はさらに手間がかかることに留意してください。 ▼なお、下記記事では車検切れのクルマを相続する際の、対応方法や注意点を具体的に解説しています。廃車にしたいときの手続きについても解説しているため、相続したクルマの処分を検討している場合は参考にしてみてください。車検切れのクルマを相続するときにはどうしたらいい?対応方法や注意点を解説!
生前に被相続人が遺言書を残しているケースがあります。車の相続において、遺言書がどのように関係するのか、気になる方もいるでしょう。この記事では、車の相続における遺言書の役割や手続きの流れなどを紹介します。 車の相続における遺言書の役割 遺言書は、誰にどれだけの資産を分配するのかを被相続人(亡くなった人)が指定する書類です。法律で定められたルールのもとで作成され、法的な効力を持ちます。 被相続人の遺産は、基本的に相続できる優先順位が定められており、以下の順に相続権が与えられます。 ・1位:被相続人の配偶者(必ず相続人になる)・子ども・2位:被相続人の両親・3位:被相続人の兄弟姉妹 例えば、被相続人に配偶者と子どもがいる場合は2人に相続権が与えられるため、被相続人の両親や兄弟姉妹は相続できない仕組みです。ただし、遺言書に「兄の長男に相続させる」と記載がある場合は、被相続人の意思が優先されます。 遺言書があるとはいえ、配偶者や子ども、被相続人の両親の権利である遺留分は守られます。遺留分とは、相続人が最低限の相続財産を請求できる権利のことです。遺産を遺留分を超えて取得した方に「遺留分侵害額請求」を行う必要があります。 また、遺言書には以下3種類があり、自筆証書遺言と秘密証書遺言の場合は家庭裁判所での「検認手続き」が必要です。 ・公正証書遺言・自筆証書遺言・秘密証書遺言 公正証書遺言は、法律の専門家の公正人が事前に内容を確認し、遺言書の内容が真実であると証明されているため、検認手続きは不要です。一方、自筆証書遺言や秘密証書遺言は公正人が内容を確認していないため、家庭裁判所で検認手続きをしなければなりません。公正人による確認、もしくは検認手続きされている遺言書でないと、名義変更の添付書類として有効にならないため、注意してください。 なお、自筆証書遺言や秘密証書遺言では、記載漏れや内容が誤っているケースがあります。例えば「〜に相続させる」としか記載されていない場合や、車名や車体番号を間違えているケースです。記載漏れや内容が誤っている遺言書では手続きできないため、相続人間で被相続人の意思をくみ取って「遺産分割協議書」を作成しましょう。 遺言書がない場合の車の相続方法は? 遺言書がない場合は「誰が車を相続するのか」を相続人全員で話し合います。話し合いの中で決めたことを「遺産分割協議書」にまとめて、名義変更の添付書類として提出しましょう。 遺産分割協議書は以下の内容を記載し、相続人全員の実印を押印します。 ・被相続人の氏名・新所有者の氏名・車のナンバーと車体番号・相続人全員の氏名と住所 また、相続する車の価値が100万円以下の場合は「遺産分割協議成立申立書」でも、名義変更の添付書類として提出できます。遺産分割協議成立申立書は新所有者のみで作成でき、相続人全員の実印が不要です。遺産分割協議書を簡略化した書類であり、相続人全員の実印を押印する手間がないため、スムーズに車を相続できます。 ただし、遺産分割協議成立申立書で手続きする場合は、車の価値が100万円以下であること証明しなければなりません。価値が100万円以下であることを証明するには、ディーラーや自動車販売店に車を査定してもらう必要があります。査定の結果が記載されている「査定書」を入手して、遺産分割協議成立申立書に添付しましょう。 車の相続手続きの流れ 車の相続手続きは、必要書類を揃えて陸運局で名義変更手続きすると完了します。続いて、車の相続手続きの流れを紹介します。 車の所有者を確認する まずは、車の所有者を確認しましょう。なぜなら、被相続人が車をローンで購入していると、ローン会社やクレジット会社が所有者になっているケースがあるからです。所有者を被相続人に変更するには、ローンを完済して「所有権解除」の手続きをしなければなりません。所有者になっているローン会社やクレジット会社に相続したい旨を伝えて、所有権解除の案内をしてもらいましょう。 また、車検証は「道路運送車両法第66条」により、車に備え付けることが定められています。車内にあるケースが多いため、グローブボックス内の車検証入れや、ドアのサイドポケットなどを探してみてください。なお。車検証が見つからない場合は、陸運局で再発行する必要があります。 相続人を確認する 続いて、相続人が誰なのかを明確にします。遺言書があれば、記載されている方が新所有者です。ただし、遺言書がない場合は「誰が車を相続するのか」を相続人全員と話し合って、新所有者を決めなければなりません。 また、話し合う際は相続人に漏れがあると、後にトラブルに発展する可能性があります。特に被相続人が再婚している場合は、元配偶者との間に子どもや養子がいるケースもあるでしょう。被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本や除籍謄本、改製原戸籍をしっかり確認し、トラブルに発展しないよう相続人全員を正確に確認してみてください。 必要書類を準備する 新所有者が決定したら、陸運局に提出する書類を準備します。相続手続きに必要な書類は以下のとおりです。 ■1人で相続する場合・被相続人の戸籍謄本※死亡した事実と相続人全員を確認できるもの・相続人の戸籍謄本・相続人の印鑑証明・相続人の実印※代理人に手続きを依頼する場合は実印を押印した委任状・車庫証明書※保管場所に変更がない場合は不要・車検証 ■相続人のうちの1人が相続する場合・被相続人の戸籍謄本※死亡した事実と相続人全員を確認できるもの・代表相続人の戸籍謄本・代表相続人の印鑑証明・代表相続人の実印※代理人に手続きを依頼する場合は実印を押印した委任状・遺産分割協議書※遺言書がある場合や相続人が1人しかいない場合は不要・車庫証明書※保管場所に変更がない場合は不要・車検証 ■複数人で相続する場合・被相続人の戸籍謄本※死亡した事実と相続人全員を確認できるもの・相続人全員の戸籍謄本・相続人全員の印鑑証明書・相続人全員の実印※代理人に手続きを依頼する場合は全員の実印を押印した委任状・車庫証明書※保管場所に変更がない場合は不要・車検証 ■軽自動車の場合・被相続人の戸籍謄本※死亡した事実と相続人全員を確認できるもの・相続人の住民票もしくは印鑑証明書・車検証・申請依頼書・自動車検査証記入申請書※軽第1号様式 なお、車庫証明書は取得するまでに3営業日程度かかるため、余裕を持って警察署で申請しましょう。 陸運局で手続きする 必要書類を揃えたら、新所有者の管轄の陸運局で名義変更手続きをします。具体的な流れは以下のとおりです。 1.窓口付近に用意されている「手数料納付書」と「申請書※第1号様式」を記入2.500円分の印紙を窓口で購入し、手数料納付書に貼り付ける3.車検証を発行している窓口にすべての書類を提出4.車検証が発行されたら内容に誤りがないかをその場で確認5.陸運局内に隣接されている自動車税事務所の窓口で「自動車税申告書」を入手して記入6.窓口で税申告する ナンバー変更がある場合は以下も行います。 7.ナンバーセンターで新ナンバープレートを受け取る8.ナンバープレートを付け替える9.敷地内の封印取り付け場所でナンバープレートを封印してもらう10.旧ナンバープレートを窓口に返却 陸運局の管轄が変わる場合や、希望ナンバーを取得した場合は、車を持ち込む必要があるため注意しましょう。なお、軽自動車の場合は陸運局ではなく「自動車検査事務所」で手続きする必要があるため、混同しないようにしてください。
レガシィツーリングワゴンといえば、スバルの高性能ステーションワゴンとして1989年にデビューしたモデルです。フルタイム4WDやターボエンジンの搭載など、従来のステーションワゴンのイメージを一新しました。なかでも歴代最高との呼び声が高いのが、2003年〜2009年に販売されていた4代目BP系です。しかし「フルタイム4WDの大排気量車は維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではレガシィツーリングワゴン(BP系)にかかる維持費について解説いたします。 レガシィツーリングワゴン(BP系)の特徴 レガシィツーリングワゴン(BP系)は、スバルで初めてカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したモデルです。3ナンバーでありながらもワイドボディを維持し、先代から約100kgもの軽量化を実現した点が高く評価され、2003年12月には国内販売台数が100万台を突破しました。水平対向ディーゼルを搭載しているために走行性も安定しており、内外装のデザインも美しく、どの側面からみても魅力が光っています。歴代最高と呼ばれるに相応しいスバルの代表者の一つといえるでしょう。 レガシィツーリングワゴン(BP系)維持費の内訳 レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 代表的な3種類のガソリンエンジンで燃費をみていきましょう。 ガソリン 3.0L:9.8〜11.6km/Lガソリン 2.5L:13.0km/Lガソリン 2.0L:12.0〜14.0km/L 10.15モードのカタログ燃費で比較しました。実燃費はそれぞれカタログ値より2kmほど低くなるといわれています。 ここからは金額をシミュレーションします。主力モデルである2.0Lを例にみてみましょう。 レガシィツーリングワゴン(BP系)を通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは100リットル使用(*1)し燃料代は1万8,820円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合の総額は、22万5,840円(*2)です。 *1 燃費は10km/リットルで算出(実燃費)*2 2023年8月10日のハイオクガソリン1Lあたりの平均価格188.2円で算出 自動車税 2023年8月現在、新車登録が2019年9月30日以前の1.5L超~2.0L以下(自家用)の自動車税は3万9,500円/年です。レガシィツーリングワゴン(BP系)は2003年にデビューしているため、多くの個体が車齢13年を超えており、自動車税は重課税されて4万5,400円かかります。 任意保険 レガシィツーリングワゴン(BP系)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):45万円免責金額(1回目-2回目以降):5~10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約9万5,000円/年でした。車両保険では45万円までカバーできます。 車検 次にレガシィツーリングワゴン(BP系)の車検代についてみていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)印紙代:2,300円車検料:5万円合計:10万7,750円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 今回は1.0t超~1.5t以下に区分されるモデルで重量税を計算しました。同区分の一般的な現行モデルの重量税は2万4,600円ですが、レガシィツーリングワゴン(BP系)の初期モデルだと初年度登録からすでに18年以上経過しています。そのため、二段階に重課税されて3万7,800円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要なことが予想されるため車検代は高額になるかもしれません。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。レガシィツーリングワゴン(BP系)のメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。レガシィツーリングワゴン(BP系)のタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤを購入すると追加で10万円以上かかるケースもあります。 レガシィツーリングワゴン(BP系)年間維持費はいくら? レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費は合計でいくらぐらいになるのでしょうか。ここまで紹介した税額や保険料をあわせて計算してみましょう。 <自家用車登録のレガシィツーリングワゴン(BP系)年間維持費>燃料代:22万5,840円自動車税:3万9,500円任意保険:9万5,000円車検:5万3,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:46万4,215円 月額では3万8,600円ほどかかります。通勤で使用しない場合は燃料代と任意保険料を下げられるでしょう。また、ローンで購入するとさらに月々の返済が発生するほか、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月かかります。 レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費が高いと思った時の対処法 レガシィツーリングワゴン(BP系)は発売から20年近く経過するモデルのため、各種税金が高くなってしまいます。また、ハイオク仕様のため燃料代がかさんでしまうほか、古いクルマのためにメンテナンス費も跳ね上がってしまうでしょう。 レガシィツーリングワゴン(BP系)の維持費が高いと思ったら、手放しを検討してみてはいかがでしょうか。10年以上経過している個体であれば、ぜひ旧車王にご相談ください。 ※2023年8月10日時点のデータです
カスタムカーの祭典として、多くの自動車ファンから注目を集める「東京オートサロン」。実は、東南アジアの人気観光地であるタイにも「オートサロン」という名前を冠したカスタムカーイベントがあるのをご存じでしょうか。2023年も「バンコクオートサロン2023」として、6/28〜7/2の5日間にわたりバンコク近郊のインパクトチャレンジャーホールで開催されていました。 東京オートサロンとのつながりも深い、バンコクオートサロン2023の様子をタイのカスタムカー事情や日本車人気とともに紹介します。 10年以上の歴史を誇るバンコクオートサロン バンコクオートサロンの歴史の始まりは、10年以上も前にさかのぼります。初開催は2012年「バンコク・インターナショナル・オートサロン2012」というイベント名で、「東京オートサロン」と正式にライセンス契約を結び開催されました。 バンコクオートサロンはコロナ禍で中止期間もありましたが、基本的に毎年開催されています。自動車メーカーに加え、ホイールや足回り、エアロなどのチューニングパーツメーカーも数多く出展。半分旅行気分でバンコクを訪れている特別感を抜きにしても、単純に自動車ファンとして楽しめる充実したモーターショーでした。 まずは、5日間にわたって開催された、2023年のバンコクオートサロンの概要を紹介します。 展示車輌の多くが日本車 会場奥の広いスペースを確保していたのは、トヨタ、ホンダ、マツダ、いすゞといずれも日本の自動車メーカーです。さらに、東京オートサロン2023の出展車輌の一部も船便ではるばる海を超え、バンコクオートサロンに展示されていました。 タイでは日本車が人気で、街なかでもトヨタやホンダの車をよく見かけます。アフターパーツメーカーやチューニングショップも、日本車を中心にデモカーを制作していました。また、CUSCOやOGURAクラッチといった日本のアフターパーツメーカーもブースを設けるなど、耳に入ってくる言葉を意識しなければまるで東京オートサロンにいるのかと錯覚してしまいます。 90年代JDMが大人気 日本のオートサロンは、メーカーを中心に現行車種か比較的新しい車輌の展示が多いですが、バンコクオートサロンのメインは、1990年代の日本車。 トヨタ 80型スープラやAE86型トレノ、マツダ FC3S型RX-7、日産 R32型スカイラインGT-R、ホンダ EG型シビックなど旧車ファン垂涎のラインナップが、メイン会場のいたるところに展示されていました。 タイで根付いているカスタムカー文化 タイの自動車ユーザーの多くは、思い思いのカスタマイズを楽しんでいます。ホイールやマフラー交換、追加メーターの装備といったライトチューンからエンジンスワップまでカスタマイズ内容は日本と変わりません。タイ名物のトゥクトゥクまで、カスタムマフラーの低音を響かせて走っていたのには非常に驚きました。 特に日本車ベースのカスタムカーが人気で、各々が個性的なスタイリングを楽しんでいます。車検が厳しいうえ、車離れの進む日本以上にカスタムカーへの熱量を感じました。 日本のオートサロンにはない、一般参加も大いに盛り上がったバンコクオートサロン2023のカスタムカーについて紹介します。 現地のアフターパーツメーカーも力を入れた展示 バンコクオートサロンでも、現地タイのアフターパーツメーカーが数多く出展していました。特にホイールメーカーの出展は、ブースも大きく目立っていた印象です。 また、足回りについてはタイ特有の事情があるようで、オリジナルサスペンションを製造する「TunerConcept」の社長は、「タイの舗装路は、日本のようにきれいではありません。タイで快適に走れるよう、オリジナル設計のサスペンションを開発しました」とブランド立ち上げの目的を明かします。一方で「日本製のアフターパーツは、品質が高くタイ人にとても人気ですよ」と、日本人として嬉しい一言も付け加えてくれました。 ちなみに、サスペンションの販売価格は日本円で8万円前後と、日本のパーツメーカーの価格とほとんど変わりません。東南アジアというと物価の安いイメージがありますが、所得も徐々に上がってきた影響で、一般層の顧客も多いとのことでした。 ユーザー参加の展示イベントも開催 バンコクオートサロンでは、ユーザー参加の展示イベントも開催されています。日替わりでテーマが設定されており、チューニングショップやオーナーズクラブを中心に同じ車種が集合し展示されている様子は圧巻です。 R35 GT-Rといった最新車種もありましたが、展示の中心は旧車。ホンダデーでは、EFからEG、EK型までのシビックやDA、DC型のインテグラなどが展示されていました。AWDがテーマの日にはGD型インプレッサやランサーエボリューションの各世代が勢揃い。他にも日産 A31型セフィーロが集合した日もありました。 タイらしい「マイペンライ」の精神を感じる開催日程 最後に、バンコクオートサロン2023の開催日程が、いかにもタイらしい日程だったことについても紹介します。タイには「マイペンライ」という、「大丈夫」や「問題ない」「気にしない」といった意味の言葉があります。 今回のバンコクオートサロン2023では、会場の広さに対して出展社が少ない点が気になり、出展していたメーカーの方にお話を聞いてみたところ、驚くべき回答が返ってきたのです。 タイ最大のレースイベント「バンセーン・グランプリ2023」が全く同じ日程で開催されており、メーカーやチューナーはそちらにかかりきりで多くの団体が出展できていない、さらに自動車ファンの多くがレースイベントに参加しているため例年より来場者は少ない印象とのこと。 日本であれば、東京オートサロンにスーパーGTの開幕戦や最終戦をぶつけるようなもので、関係者間で日程の調整を図るべき事態です。しかし、タイでは「マイペンライ」。出展者も「こちらに来たい人が来てくれればそれでいい」とあまり気にしている様子はありません。いかにもタイらしい精神を感じた瞬間でした。 [執筆・撮影 / 渡邉 篤]
相続した車の名義変更をするときは、ナンバープレートの変更も必要なのでしょうか。今回は、車を相続して名義変更の手続きをするときにナンバープレートの変更も必要なのか解説します。車を相続して名義を変えるときの参考にしてみてください。 車の相続に伴う名義変更においてナンバープレートの変更は不要 車を相続したとき、基本的にナンバープレートを変更する必要はありません。ただし、管轄する運輸局が変わる場合にはナンバープレートの変更が必要となります。例えば、亡くなられた所有者の住まいが神奈川県横浜市で、相続する代表相続人の住まいが埼玉県大宮市だった場合、ナンバープレートの変更が必要です。 また、ナンバープレートの番号は、相続するときに作成する遺産分割協議書に記載します。そのため、相続において車のナンバープレートの番号は重要な情報となります。 相続した車の名義変更の方法3つ 相続した車の名義変更をする方法は、「自身で行う」、「専門家に依頼する」、「ディーラーや販売店に依頼する」の3つです。ここからは、名義変更の方法について解説します。 自分で行う 相続した車の名義変更を自分で行う場合、自分で必要書類を揃え、管轄する運輸局で手続きします。 自分で名義変更すると、代行費用を抑えられるため、必要最低限の費用で名義を変えることができます。ただし、必要書類を揃えたり、運輸局が開いている平日の日中に手続きしたりしなければなりません。 仕事や家庭の都合などで、平日の日中に手続きするのが難しい場合には、専門家に依頼したり、ディーラーに任せた方がよいでしょう。 専門家に依頼する 相続した車の名義変更をするときに、行政書士や代行業者など専門家に依頼するという方法もあります。 司法書士や行政書士などの専門家に依頼すると、代行手数料がかかるものの、全ての手続きを任せることが可能です。また、車の名義変更だけでなく、土地の名義変更、必要書類の取り寄せなど、あらゆる手続きを依頼できます。相続手続きの際には専門家に依頼することも前向きに検討しましょう。 ディーラーに依頼する 車のディーラーや販売店に名義変更を依頼することも可能です。ただし、名義変更を依頼すると代行手数料がかかります。 また、必要書類を揃えるところまでは自分で行わなければなりません。そのため、自分で手続きする予定だったものの、平日の日中に運輸局に手続きに行けないといった場合にディーラーや販売店に名義変更を依頼するとよいでしょう。 相続した車の名義変更の流れ 車を相続し、名義変更するまでの流れは次のとおりです。 1.所有者の確認 まず、車に備え付けられている車検証の「所有者」を確認します。 所有者が亡くなられた方(被相続人)本人の場合には新しい所有者を決める段階へ進みます。もし、所有者欄にローン会社やディーラーなどが記載されていた場合には、所有者欄に記載されている所に連絡し、所有権解除の手続きをしなければなりません。 2.新しい所有者を決める 次に、相続人の中から新しい所有者を決めます。 車の相続をするときは、代表者ひとりが相続するケースが多いものの、2人以上で所有する「共有名義」にすることも可能です。どのような方法で所有するかは相続人同士でしっかりと話し合って決めましょう。 3.遺産分割協議書の作成 新しい所有者が決まったら、遺産分割協議を作成します。 遺産分割協議書には、「車名(車の名前)」、「登録番号(ナンバープレートの番号)」、「型式(車の型式)」、「車台番号(フレームナンバー)」の記載、相続人全員の署名と捺印が必要です。 ただし、遺産分割協議書は、相続人が一人の場合や軽自動車の場合には必要ありません。また、車の価格が100万円以下の場合には、「遺産分割協議成立申立書」で手続きすることも可能です。 4.必要書類を揃える 遺産分割協議書を作成できたら、名義変更に必要な書類を揃えます。 主な必要書類は次のとおりです。 ・車検証(自動車検査証)・戸籍謄本・新所有車の印鑑証明書・遺産分割協議書・車庫証明(保管場所が変わる場合)・ナンバープレート(管轄の運輸局が変わる場合)・委任状(手続きを代行してもらう場合に必要) など このように、名義変更にはさまざまな書類が必要です。書類の不備があると二度手間になることもあるため、専門家に相談したり運輸局や役所の窓口で準備する書類の確認をしたりしてから、必要書類を用意するとよいでしょう。 5.運輸局での手続き 必要書類を準備したら、運輸局で名義変更の手続きをします。運輸局では、申請書の記入や手数料納付書などを当日に作成し、窓口に提出します。本人が手続きに行くときは、実印(軽自動車の場合は認印)が必要となるため、忘れずに持参しましょう。
車を相続したときは、取得税(環境性能割)が課税されるのでしょうか。今回は、車を相続したときに取得税(環境性能割)が課税されるか解説します。また、相続税が課税されるのかという点についても解説していますので、車を相続するときの参考にしてみてください。 相続した車に自動車取得税(環境性能割)はかからない 2019年10月1日から「環境性能割」に変わった自動車取得税(単に取得税とも呼ばれる)は、車を相続したときは非課税です。 ただし、非課税であっても運輸局での申請は必要です。 車を相続したときは、管轄の運輸局または自動車検査登録事務所で名義変更(移転登録)を行うとともに、自動車税申告窓口で「自動車税(環境性能割・種別割)申告書」を提出する必要があります。 また、相続の場合は「自動車税(環境性能割・種別割)申告書」提出時に、遺産分割協議書の写しなど、被相続人(亡くなられた方・旧所有者)と相続人(新所有者)の相続関係がわかる書類の提出も必要です。 車を相続したときには、申請にさまざまな書類が必要となります。書類に不備がないよう事前にしっかりと必要書類などを確認し用意しておきましょう。必要書類や準備すべきものがわからないときは、管轄の運輸局に問い合わせて、必要物を確かめておくと安心です。 車は相続税の計算の元になる財産額に組み込まれる 相続により車を取得したときは、自動車取得税(環境性能割)が非課税であるものの、相続税の対象となる財産額に含める必要があります。 車は一般動産のひとつで、相続した場合にその車の評価額に応じて相続税を納税しなければなりません。申告漏れがあると税務署から指摘が入り、修正申告を求められたり過少申告加算税などを請求されたりする可能性があるため、車を相続したときは相続税の申告を忘れずにしておきましょう。 相続税における車の評価方法 車の相続税の財産額は、基本的に売買の実例価格や精通者(買取業者)の意見価格などを参照して評価されます。ただ、価格が不明な場合は、その車と同じ車種・型式の新品小売価格から償却費または減価額を差し引いた金額をもとに評価します。 言い換えると、車を相続したときは買取業者に査定を依頼し、その査定額に対して課税されるということです。もし、買取業者で査定ができなかった場合には、法律で定められている耐用年数に応じて相続税評価額を算出します。 耐用年数は、普通車が新車6年・中古車2年(6年経過していない場合は「新車の耐用年数-経過年数)+経過年数×20%」で算出)、軽自動車が新車4年・中古車2年です。 このように、車の相続税における財産額の評価方法は、車によって異なる場合があるため、車の価格については、一度弁護士や税理士などに相談することをおすすめします。
車の所有者が亡くなり、相続するときにクルマが車検切れだった場合、どのように対応すればよいのでしょうか。今回は、車を相続したときに車検切れだった場合について解説します。車検切れの車を相続したときの参考にしてみてください。 車検切れのクルマを相続したときの選択肢と対応方法 車検切れのクルマを相続したときは、まず「処分する」か「使用する」かを決めましょう。「処分」と「使用」のどちらにするかによって手続きが変わります。ここからは、相続したクルマが車検切れだったときの対応方法を解説します。 処分する 車検切れのクルマを相続して処分する場合は、「移転抹消」という手続きを行います。基本的に車は車検が切れていると名義変更ができず、売却や廃車にすることができません。しかし、移転抹消であれば、車検が切れていても名義変更と抹消登録ができます。 手続き手順 移転抹消は下記の手順で手続きします。 1.解体業者にクルマを持ち込む2.クルマを解体してもらう(スクラップ)3.必要書類を準備する4.管轄の運輸支局で手続きする 手続きする際は、下記の費用が発生します。 ・移転抹消の手数料:350円・クルマの解体費用:1〜2万円程度(業者によって異なる)・仮ナンバーの取得費用:750円程度 また、車検が切れている状態では公道を走行できないため、仮ナンバーを取り付けて解体業者までクルマを持ち込まなければなりません。仮ナンバーは役所で取得できます。 さらに、公道を走行するには自賠責保険に加入する必要があります。保険期間が満了している場合は、自賠責保険に加入してから仮ナンバーを取得しましょう。 ただし、車検切れのクルマを積載車で引き取りに来てくれる業者もいます。仮ナンバーを取得して解体業者にクルマを持ち込む手間を省けるため、忙しい場合は引き取りが可能な業者に解体を依頼するとよいでしょう。 必要書類 移転抹消に必要な書類は次のようになります。 ・遺産分割協議書(遺言書がある場合には遺言書)・新名義人の印鑑証明書・故人の戸籍謄本(生まれたところから亡くなるところまで)・相続人全員の戸籍謄本・車検証・移動報告番号と解体通知日が記載された書類・ナンバープレート(一式)・永久抹消登録申請書 このように移転抹消をする場合には、さまざまな書類等を用意しなければなりません。ただし、軽自動車の場合には、車検を通さなくても名義変更することができます。 使用する 車検切れのクルマを相続した後に使用する場合は、下記いずれかの手続きをします。 ①車検→名義変更②名義変更→一時抹消登録→車検 ②は手続きがより複雑になるほか、一時抹消登録の手数料が余分に発生するため、①の方法で車検切れのクルマを相続するのが一般的です。相続したクルマをスムーズに使用したい場合は、①の方法で手続きするとよいでしょう。 また、車検が切れている状態では公道を走行できないため、処分するときと同様に仮ナンバーの取得や自賠責保険への加入を忘れないようにしましょう。 手続き手順 車検切れのクルマの相続の手続き手順は、下記のとおりです。 ①車検→名義変更1.必要書類を揃える2.仮ナンバーを取得する3.車検を受ける4.クルマを管轄の運輸支局に持ち込んで名義変更と車検継続検査の手続きをする ②一時抹消登録→名義変更→車検1.必要書類を揃える2.仮ナンバーを取得する3.管轄の運輸支局にクルマを持ち込んで一時抹消登録と名義変更を行う4.車検を受ける(仮ナンバーを取り付けた状態で)5.管轄の運輸支局で新規車検登録の手続きをする ②の手続きは、一時抹消登録と名義変更した後に車検を受ける必要があるため、二度運輸支局に出向かなければなりません。ただし、クルマが車検に通る状態であれば、一時抹消登録と名義変更するタイミングで同時に新規車検登録ができます。 また、一時抹消登録と名義変更をするには、下記の費用が発生します。 ・一時抹消登録:350円・名義変更:500円・ナンバープレート代:1,500円〜2,000円程度 ※自治体によって異なる・仮ナンバーの取得費用:750円程度 上記に加えて、車検の整備費用や自動車重量税などがかかることに留意してください。 一時抹消登録に必要な書類等 ・車検証・ナンバープレート(一式)・ 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)・遺産分割協議書/代表相続人の印鑑証明書/代表相続人の実印(代表相続人が手続きに行けない場合は代表相続人の実印を押した委任状) など このような書類を用意し、一時抹消登録と名義変更をした後に、新しい名義人で再度登録します。ここで紹介した書類等はあくまでも代表的なものとなります。詳しくは、管轄の運輸局に問い合わせて確認してください。 また、車検切れのクルマを運搬する際は、業者に依頼して積載車で運んだり、自賠責保険に加入してから仮ナンバーを取得して運転したりしなければなりません。運搬方法については運送業者や販売店、仮ナンバーについては市区町村の窓口に問い合わせることで確認できます。 手続きする際には、一度各所に確認してから手続きしましょう。 車検切れのクルマを相続する問題点 車検切れのクルマを相続する際に注意すべきことがあります。ここからは、車検切れのクルマを相続したときの問題点について解説します。 車検切れを知らずに運転すると罰則を受ける 相続したときに、車検切れだと気づかずに運転してしまうことに気を付けましょう。 車検切れのクルマを運転すると、違反点数6点(免許停止30日または取り消し)、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。 参考:道路運送車両法「第58条第1項」「第108条」 また、車検が切れているクルマは、自賠責保険も期限切れになっていることが多いです。自賠責保険が切れている状態で運転すると、違反点数6点(免許停止30日または取り消し)、1年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。 参考:自賠責保険・共済の有効期限切れに注意|国土交通省 車検や自賠責保険の期限が切れていると非常に重い罰則となるため、相続したクルマを運転するときは車検切れや自賠責保険切れに注意しましょう。 車検切れのクルマは名義変更ができない 車検切れの車は、原則として名義変更ができません。そのため、車検切れのクルマを相続するときは、一時抹消登録や移転抹消といった手続きが必要です。ただし、軽自動車の場合には、車検が切れていても名義変更が可能です。普通車と軽自動車で手続き方法が異なる点にも注意しなければなりません。 車検および名義変更を行う流れ 相続したクルマを乗り続ける場合、車検を通してから名義変更する流れが一般的です(車検を通しているため抹消登録は不要)。車検を通すには、自動車税種別割を滞りなく納税している必要があるため、滞納がないか事前に確認しましょう。 また、車検を通すタイミングによっては「納税証明書」の提出が必要です。車検を依頼する業者に納税証明書の提出を求められることもあるため、準備しておきましょう。納税証明書を紛失している場合は、管轄の税事務所で再発行が可能です。 車検を通したら、下記の書類を揃えて相続したクルマの名義変更を行います。 ・被相続人の戸籍謄本 ※死亡の記載があるもの・遺産分割協議書 ※法定相続人全員の実印を押印・相続人の戸籍謄本・相続人の印鑑証明書 ※複数人が相続する場合は全員分の印鑑証明書・相続人全員の委任状 ※複数人が相続する場合・車検証・車庫証明書 クルマの査定額が100万円以下の場合、遺産分割協議書ではなく「遺産分割協議成立申立書」で代用が可能です。遺産分割協議成立申立書は、遺産分割協議書のように相続人全員の実印を押印する必要がないため、手続きが簡便です。 相続したクルマの相続税の計算方法 相続したクルマにも相続税がかかります。 相続税は、クルマの評価額をもとに算出されます。評価額は、新車価格ではなく所有者が亡くなった日をもとに評価しなければなりません。 下記いずれかの方法で相続したクルマを評価し、評価額を算出しましょう。 ・買取相場価格 ※業者がクルマを買い取る際の金額・売却代金・査定額・減価償却法 流通台数が少なくクルマを適正に評価できない場合は、減価償却法を用いて評価額を算出します。減価償却費は、下記2つの方法で算出が可能です。 1.定額法:固定資産の取得価格×定額法の償却率=1年あたりの減価償却費2.定率法:年度初めの固定資産の価値(未償却残高)×定率法の償却率=その年の減価償却費 ※償却率はこちらから参照できます。 申告が漏れると5〜20%の追徴税が課されるため、正確な相続税を計算したい場合は、専門家に相談するとよいでしょう。 ▼下記の記事で減価償却費の計算方法や計算例を具体的に解説しています。減価償却法で相続税を算出する場合は、ぜひ参考にしてみてください。中古車を減価償却する方法とは?耐用年数や計算方法も解説