ダットサントラックといえば1935年〜2012年まで製造・販売されていた日産(ダットサン)のピックアップトラックです。日産の歴史の中で最も長く続いたモデルとして知られています。特に国内向け最終モデルの10代目ダットサンピックアップは、中古市場で大変人気な車輌です。しかし「ピックアップトラックは維持費が大変そう……」と心配の方も多いのではないでしょうか。この記事では10代目ダットサンピックアップにかかる維持費について解説します。 10代目ダットサンピックアップの特徴 10代目ダットサンピックアップは、国内向け最後のレジャー向けモデルとして1997年に登場しました。2012年まで15年にわたり製造・販売されたロングセラーモデルです。ピックアップにはダブルキャブ(4ドア)が採用されました。大人4人が快適に移動できる使い勝手の良さが特徴です。 ダットサンピックアップ維持費の内訳 ダットサンピックアップの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 最もリーズナブルな2.4Lガソリンモデルで燃費を見てみましょう。カタログ燃費は10.15モードで8.5〜9.5km/Lほどです。実燃費はカタログ値より1〜2kmほど低くなる場合が多いといわれています。 ここからは金額をシミュレーションします。2.4Lガソリンモデルのダットサンピックアップを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、燃料は約143L使用(*1)し、燃料代はおよそ2万4,252円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合、1年間の燃料代は29万1,033円(*2)ほどです。*1 燃費は7km/Lで算出(実燃費)*2 2023年7月11日のレギュラーガソリン1L当たりの平均価格169.6円で算出 自動車税 燃費に続き、自動車税も2.4Lガソリンモデルを例に価格を算出します。2023年7月現在、最大積載量1t以下、排気量1.5L超のトラック(貨客兼用車)自動車税は1万6,000円/年です。ただし、ダットサンピックアップの一部個体は車齢が13年を超えます。そのため重課税対象車(2019年9月30日以前に新車登録した場合)として扱われ、自動車税は1万7,600円です。 任意保険 ダットサンピックアップ2.4Lガソリンモデルの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約7万2,000円/年でした。車両保険はつけられません。 車検 次にダットサンピックアップ2.4Lガソリンモデルの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万8,230円(12ヶ月)自動車重量税:1万2,300円(12ヶ月)※初年度登録から13年経過で算出印紙代:2,300円車検料:5万円合計:8万2,830円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ダットサンピックアップの重量税は2.0t超~2.5t以下に区分され、同区分の現行モデルの多くは9,900円です。しかし、初年度登録から13年以上経過した個体は重課税により1万2,300円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要であると予想されるため、車検代は高額な可能性が高いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ダットサンピックアップについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ダットサンピックアップのタイヤ交換が発生する場合は追加で数万円かかるケースもあります。 ダットサンピックアップ年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ダットサンピックアップの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のダットサンピックアップ年間維持費>ガソリン代:29万1,033円自動車税:1万7,600円任意保険:7万2,000円車検:8万2,830円メンテナンス費:5万円合計:51万3,463円 月額では4万2,800円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることが可能です。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 ダットサンピックアップの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には自動車税と重量税が重課税されるために費用がかさんでしまいます。また、貨物は税金の優遇がありますが毎年車検を受けなければなりません。もし、ダットサンピックアップの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。 ※2023年7月11日時点のデータです
ヴァナゴンといえば世界的人気を誇るフォルクスワーゲンのバンです。その中でもT4はFFレイアウトで多彩なシートアレンジが可能で、日本国内でも高い支持を得ました。「デザインがおしゃれで他の人と被らないバンがほしい!」と狙っている方も多いのではないでしょうか。しかしヴァナゴンT4は日本に上陸したのが1995年のクルマ。「古い外車は維持費が大変そう……」と心配の方も多いでしょう。そこでこの記事ではヴァナゴンT4にかかる維持費について解説します。 ヴァナゴンT4の特徴 ヴァナゴン(VANAGON)とはVAN+WAGONの文字を組み合わせた造語です。バンのように多くの積載量がありながら、ワゴンのように快適な乗り心地を実現しています。1994年に日本に上陸し、1997年まで販売が続きました。また、現代のクルマにはない、素っ気ないカクカクとしたクラシカルなデザインが特徴です。日本国内では特にサーファーからの支持が高く、オリジナルにカスタムして楽しむオーナーも多く存在します。 ヴァナゴンT4維持費の内訳 ヴァナゴンT4の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ヴァナゴンは2,460ccのガソリンエンジンを搭載しており、燃料は無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)指定です。カタログ燃費は10.15モードで7.6km/L。実燃費はカタログ値より1〜2kmほど低くなる場合が多いようです。 ここからは金額をシミュレーションします。 ヴァナゴンT4を通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約153L使用(*1)し燃料代は2万7,586円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合、1年間の燃料代は33万1,032円(*2)です。 *1 燃費は6.5km/Lで算出(実燃費)*2 2023年7月10日のハイオク1L当たりの平均価格180.3円で算出 自動車税 2023年7月現在、2.0L超~2.5L以下(自家用)の自動車税は4万5,000円/年です。ヴァナゴンT4は最終モデルが1997年に発売されており、車齢が13年を超えるため、自動車税は重課税されて5万1,700円かかります。 任意保険 ヴァナゴンT4の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約5万円/年でした。車両保険は付帯できません。プレミアム価格がついているクルマでも、保険会社はその価値を加味せずに保険料を算出します。そのため、一般的な保険会社では旧車に車両保険を付帯できないケースが非常に多いです。 車検 次にヴァナゴンT4の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:5万400円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:2,300円車検料:12万円合計:19万350円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ヴァナゴンの重量税は、1.5t超~2.0t以下に区分され、同区分の現行モデルの多くは3万2,800円です。しかし、初年度登録から18年以上経過したモデルは2段階の重課税により5万400円かかります。。また、古い外車は故障が多く、交換部品や整備が必要であると予想されるため、車検代が跳ね上がる可能性が高いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ヴァナゴンT4のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。ヴァナゴンT4のタイヤ交換が発生する場合は追加で数万円かかるケースもあります。 ヴァナゴンT4年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ヴァナゴンT4の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のヴァナゴンT4年間維持費>ガソリン代:33万1,032円自動車税:5万1,700円任意保険:5万円車検:9万5,175円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:57万7,907円 月額では4万8,000円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることが可能です。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 ヴァナゴンT4の維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持では、自動車税と重量税が重課税されるため費用がかさんでしまいます。さらに外車だと整備費用が国産車より高くなるため車検代が高額です。もしヴァナゴンT4の維持費が高いと思ったら、手放しを検討してみてはいかがでしょうか。 ※2023年7月10日時点のデータです 【関連車種】メーカー:フォルクスワーゲン車種:ヴァナゴン
ボンゴフレンディといえば1995年〜2006年まで約11年に渡り製造・販売されたマツダのミニバンです。車中泊できるミニバンとして高い人気を誇ります。しかしボンゴフレンディは最終型でも15年以上前のクルマ。「古いクルマは維持費が大変そう……」と心配の方も多いのではないでしょうか。この記事ではボンゴフレンディにかかる維持費について解説します。 ボンゴフレンディの特徴 ボンゴフレンディは標準でポップアップルーフである「オートフリップ」を搭載しており、広げると室内高が拡大し部屋が出現します。高速道路のSAやPA、オートキャンプ場でオートフリップを広げて車中泊する方も多いです。 初期型にはギャレーを装備した「RF-Vキャンパー」というグレードもありました。アウトドア好きのファミリー層から支持されたクルマです。 ボンゴフレンディ維持費の内訳 ボンゴフレンディの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ボンゴフレンディのモデルには、ガソリン仕様が2種類とディーゼル仕様が1種類あります。それぞれの燃費を見ていきましょう。 ガソリン 2.0L:8.4km/Lガソリン 2.5L:7.9〜8.2km/Lディーゼル 2.5L:9.0〜9.6km/L 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、実燃費はカタログ値より1〜2kmほど低くなる場合が多いようです。ガソリン車はかなりの大食いですね。救いはレギュラーガソリン対応のところです。燃費の良いディーゼルエンジン車は排ガス規制で都市部には乗り入れできません。 ここからは金額をシミュレーションします。比較的燃費の良い2.0Lガソリンエンジンでみていきましょう。 ボンゴフレンディを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約133L使用(*1)し燃料代は2万2,557円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合、1年間の燃料代は27万684円(*2)です。 *1 燃費は7.5km/Lで算出(実燃費)*2 2023年7月11日のガソリン1L当たりの平均価格169.6円で算出 自動車税 燃費に続き、自動車税も2.0Lガソリンモデルを例に価格を算出します。2022年12月現在、排気量1.5L超~2.0L以下(自家用)の自動車税は3万9,500円/年です。ボンゴフレンディは最終モデルを2006年に発売しており、車齢が13年を超えます。そのため、自動車税は重課税され4万5,400円です。(2019年9月30日以前に新車登録した場合)旧車の場合、新車の自動車税と比較すると1年で5,900円も高くなってしまいます。 任意保険 2002年式ボンゴフレンディ2.0Lガソリンモデルの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):20万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約7万円/年でした。車両保険は20万円まで補償されます。 車検 次に2002年式ボンゴフレンディ2.0Lガソリンモデルの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:5万400円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:2,300円車検料:10万円合計:17万350円※車検料は内容、整備工場などにより増減します ボンゴフレンディの重量税は、1.5t超~2.0t以下に区分され、同区分の現行モデルの多くは3万2,800円です。しかし、初年度登録から18年以上経過した個体は2段階の重課税により5万400円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要であると予想されるため、車検代は高額な可能性が高いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ボンゴフレンディについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ボンゴフレンディのタイヤ交換が発生する場合は追加で数万円かかるケースもあります。 ボンゴフレンディ年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ボンゴフレンディの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のボンゴフレンディ年間維持費>ガソリン代:27万684円自動車税:4万5,400円任意保険:7万円車検:8万5,175円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:52万1,259円 月額では4万3,400円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることが可能です。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 ボンゴフレンディの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には自動車税と重量税が重課税されるために費用がかさんでしまいます。もし、ボンゴフレンディの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。 ※2023年7月11日時点のデータです
「エイジングカー」と聞いて、どんな車なのかパッと思いつくでしょうか。言葉通りに捉えると「時間の経過した車」です。しかし、月日の流れとともに古くなった個体を指すのではなく、わざと古く見えるように塗装した車をエイジングカーと呼びます。 今回の記事では、エイジングカーの概要とその魅力、塗装方法まで紹介します。自分の車もエイジングカーにしてみたいという方はぜひ参考にしてください。 そもそも「エイジング塗装」って何? エイジングカーとは、あえて古いデザインに見せるために塗装された車です。「エイジング塗装」を施してデザインします。エイジング塗装とは、塗料を重ね塗りして塗膜をわざとはがして古めかしく仕上げる加工方法です。車以外にも、家具や建具のアレンジにもしばしば用いられます。近年のレトロブームに後押しされて、その人気は一部で高まっており、身の回りのものをエイジング塗装する方が増えているようです。 古めかしく見せる、つまり錆びついているように見せることから、エイジング塗装は錆加工ともいわれます。いかにホンモノの錆らしく加工できるかが、エイジングカーのクオリティを左右するポイントです。 エイジングカーの魅力 エイジングカーの魅力といえば、なんといってもアンティークでエモーショナルな味わい深さでしょう。「草ヒロ」と呼ばれる、ボロボロに朽ち果てて空き地や森林に放置された不動車を思い起こす方もきっと多いはずです。切なげでありながらも、決して見放せないいとおしい懐かしさを感じられます。例えるなら、セピア色に褪せた自分の子供の頃の写真を眺めているような気持ち。長い年月をかけなければ感じられないノスタルジックな風合いを醸し出せる、ある種魔法とも呼べる塗装・加工を施されているのがエイジングカーです。 エイジング塗装のやり方 実際にエイジング塗装したい場合、何が必要でどんな風に塗装加工すればよいのでしょうか。ここからは、自分でエイジングカーに仕上げる方法と、業者に発注する方法の2つを紹介します。 DIY DIYでエイジングカーに仕上げるには、水性塗料とスポンジ、刷毛が必要です。塗料は、茶色や黄土色など複数色用意しましょう。茶色一つとってもたくさん種類があり、いくつか調合して使うとリアルな錆を表現できます。中にはエイジング塗装用の塗料を発売しているメーカーも存在し、初めてチャレンジする方におすすめです。 作業する際には、実際に錆びやすい箇所を意識して濃淡をつけながら少しずつ塗っていきます。ネジなどこまかな部品周りは細かなところまでしっかりと塗装するとよりリアルに仕上がるでしょう。 業者に発注 DIYで塗装する自信がないという方は、依頼外注しましょう。板金塗装業者に依頼できます。塗装に慣れていないと、思うようにムラが出せなかったり、想像以上に塗りすぎてしまったりと失敗してしまうリスクがありますが、プロにお任せすれば安心です。しかし、業者によってはメニューに記載していない場合もあるため事前に問い合わせておきましょう。また、完成後に「イメージと違った」と思っても、やり直しは難しいです。事前にしっかりと打ち合わせておきましょう。 【まとめ】愛車を情緒あふれるエイジングカーに仕上げよう! ピカピカの新車が、歴史を重ねた古いクルマへと変身するエイジング塗装。タイムマシーンに乗って時間を遡るが如く、過去からしか得られない風合いを纏える点は唯一無二の魅力です。「他の人とはちがった味わいのあるカスタムをしたい」「レトロ感あふれる車に乗りたい」という方は、ぜひエイジングカー塗装を検討してみてはいかがでしょうか。
台風や豪雨で車が水没してしまって、どう処理したらよいのかわからずに困っていませんか。そのままにしておいて大丈夫なのか、また動かせるようになるのかと悩んでいる方は多いでしょう。そこで今回の記事では、水没車を放置するとどうなるのか、どうやって処理するのがよいのかを紹介します。愛車が思わぬトラブルに見舞われてお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。 水没した車はどうなる? 車内が水浸しになってしまうとどういったトラブルが発生するのでしょうか。車は何千、何万の部品から構成される精密な乗り物です。たとえ水が乾いたとしても、正常に動くとは限りません。まずは、水没車に起こりやすい故障・トラブルを紹介します。 カビや雑菌が繁殖する 水没してしまった車はなかなか乾かず、もし乾いたとしても多湿状態が続きます。特にシートは分厚くて中まで水が染み込みやすく、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。車内に悪臭が染み付いてしまうだけでなく、カビによって新たに部品が故障するケースも少なくありません。衛生面のみならず安全面への深刻なダメージにも発展しかねないトラブルです。 電気系統が故障する 車の床下には、さまざまな設備・装置の配線が通っています。エンジンやエアバックなどの制御装置が取り付けられている場合も多く、水没してしまうとこれらの電気系統がショートしてしまいます。最悪の場合は火災に発展するかもしれません。また、海水は淡水よりも電気が通りやすいためにさらに危険です。 パーツが腐食する 海水に浸かった場合に起こりやすいトラブルです。車のパーツは塩分に触れるとすぐに錆びてしまいます。冬に凍結防止剤が巻かれた道路を走行した後、足回りが錆びてしまったという経験をされた方もいるのではないでしょうか。この現象も凍結防止剤に含まれる塩分が原因です。 水と酸素によって鉄錆は発生しますが、乾燥すれば腐食は止まります。しかし、塩分が加わるとその保湿性によって鉄は水分を保有し続けてしまい、どんどん腐食が進んでしまいます。海水による被害を受けた場合には特に注意しましょう。 水深30cmでも要注意 「水没したと言っても車内が水浸しになったわけでもないから大丈夫だろう」と油断してはいけません。水深30cmでも十分に冠水する可能性があります。 マフラーの排気口は地面から約30cmの高さにあり、ここから水が侵入して排気できなくなるとエンストしてエンジンが止まります。そのままエンジンが壊れてしまうと、修理できない、できたとしてもかなり高額な費用がかかります。マフラーあたりまで水に浸ってしまった場合には、故障の可能性を十分に視野に入れて対処しましょう。 水没車はどうやって処理する? 水没車に起こりやすいトラブルを解説しましたが、車をどのように処理したらよいのでしょうか。修理・廃車・売却、それぞれのケース別に紹介します。 修理 修理したい場合には、ディーラーや整備工場に依頼できます。しかし、水没車は修理費用が高額になりやすいです。故障箇所にもよりますが、フロアまで浸水しているのであればエンジンルームがダメージを受けている可能性が高く、修理するのに100万円以上かかるかもしれません。また、たとえ修理できたとしても車内に悪臭が染み付いて消えないという場合もあります。シートをクリーニングすれば緩和できますが、3〜5万円ほどの費用がかかります。 どうしても愛着があって乗り続けたいのであれば一度修理の見積もりをとってみてもよいでしょう。しかし、手放しも視野に入れているのであれば費用的に考えて得策とは言い難いかもしれません。 廃車 修理できないと断られた、もしくはもう乗る予定がないのであれば廃車も一つの方法です。廃車には一時抹消登録と永久抹消登録の2つがありますが、今回想定されるのは後者でしょう。 永久抹消登録とは、車を二度と使用せず解体する際に実施する手続きです。車輌はバラバラに解体されて、使える部品は洗浄した後に再利用されます。解体費用が2〜3万円ほどかかるうえに、書類準備や手続きも基本的にはすべて自分で行わなければなりません。廃車の手続きを代行する廃車買取業者も存在しますが、車としての価値ではなく部品ごと、そしてスクラップとしての価値で査定額を算出するため、中古車市場の相場とは価格が大きく異なります。 売却 「水没車だから車として値段がつかないのでは?」と思っている方も多いでしょう。しかし、中古車の査定額は車輌そのもの価値と状態に左右されます。査定してもらったら意外にダメージが軽くて予想以上の価格がついた、というケースも想定できます。 また、内部を詳細に確認しないままに水没車を動かすのは非常に危険です。車を動かせなくても、出張査定を依頼できる業者であればスタッフが自宅まで訪問してくれます。レッカーで車を動かす手間・費用を省けるのもメリットです。 水没車に車両保険は使える? 水没車にも車両保険は使えますが、条件が設けられていることが多いです。 台風や豪雨による水没は全損でない限り補償の対象に含まれます。全損とは、修理不可能な場合と修理費用が保険金額を超えてしまう場合です。一方、地震や津波による予測できない災害による水没は補償対象外です。被害が甚大になりやすく、保険料の設定が難しいために補償してもらえません。 また、車両保険は車の時価相当額を上限に支払われます。発売されたばかりの新車は時価相当額が高いですが、初年度登録から10年以上経過している車は金額が下がってしまいます。いわゆる古いクルマに乗っている場合だと、充分な補償を受けられずにかえって損をする可能性が高いでしょう。 長く乗っているクルマが水没してしまったら「旧車王」にご相談ください! 修理・廃車・売却と選択肢を紹介しましたが、長い時間をともにした愛車だと処理に悩んでしまうでしょう。長年の相棒の未来を考えるのであれば、ぜひ「旧車王」にお譲りいただけないでしょうか? 旧車王は古いクルマに特化した買取サービスです。整備工場をもっており、自社内で車輌を修理・修復して再流通させる仕組みが整っています。20年以上の実績をもち、一般的に修理の難しいクルマも数多く手掛けてきました。 たとえば、もう修理できないと近くの整備工場にいわれたり、修復が難しいから価格がつかないと他社に断られた水没車であっても、自社内で車の価値を上げる仕組みをもつ旧車王であれば高額買取が可能です。 また、いわゆる名車や希少車も、部品ごとに査定する廃車買取業者だと車の価値は一切価格に反映してもらえません。しかし、旧車王は水没という未曾有のトラブルに遭った車輌でも、クルマそのものの魅力・価値をしっかりと見極めます。さらにはお客様が愛車にかけてきた想いも含めて価格をお出しいたします。 お客様の大事なおクルマ、ぜひ私たち旧車王にお任せください。
マークⅡといえば、トヨタを代表するハイソカーです。1984年にデビューした5代目マークⅡ(GX71)はバブル時代を駆け抜けたモデルです。当時では珍しいエンジンと高級感あふれるデザインをあわせ持ち、現在でも高い人気を誇ります。中古市場では200万円以上の個体も珍しくはありません。狙っている方も多いのではないでしょうか。しかし「旧車は維持していくのが大変そう……」と悩みますよね。この記事ではマークⅡ(GX71)にかかる維持費について解説します。 マークⅡ(GX71)の特徴 GX71は1984年に発売された5代目のマークⅡです。現代のセダンにはない直線的なデザインが施されています。中でも日本初のツインカムターボエンジンを搭載したモデルは、ハイソカーブームを牽引するほどの人気を誇りました。 内装は高級ラウンジを連想させるワインレッドが人気です。手のこんだ豪華な作りによって、今でもファンの心を魅了し続けています。 マークⅡ(GX71)維持費の内訳 1G-GTEU型 直6エンジンを搭載したマークⅡ(GX71)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 マークⅡ(GX71)の実燃費は6〜9km/Lほどといわれています。ガソリンについては、レギュラーよりもハイオクがおすすめです。 ここからは金額をシミュレーションします。 仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約133L使用(*1) し、燃料代は2万3,780円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、28万5,364円(*2) かかります。 *1 燃費は7.5km/Lで算出*2 2023年7月5日のハイオクガソリン1L当たりの平均価格178.8円で算出 自動車税 マークⅡ(GX71)の排気量は1,988ccで自動車税は3万9,500円ですが、車齢が13年以上経過しているため、4万5,400円と約15%重課税されます。(2019年9月30日以前に新車登録した場合) 任意保険 マークⅡ(GX71)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約4万1,000円/年でした。車両保険は付帯できません。前述の通り、マークⅡ(GX71)は200万円以上で取り引きされるクルマです。しかし一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮した保険料の算出ができないため、車両保険には入れません。 車検 マークⅡ(GX71)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:2,300円車検料:8万円合計:13万7,750円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1t超~1.5t以下の重量税は2万4,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、3万7,800円かかります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。マークⅡ(GX71)のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。マークⅡ(GX71)のタイヤ交換が発生する場合は数万円追加でかかるケースもあります。 マークⅡ(GX71)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、マークⅡ(GX71)の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <マークⅡ(GX71)年間維持費>ガソリン代:28万5,364円自動車税:45,400円任意保険:4万1,000円車検:6万8,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:49万639円 月額では4万800円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることが可能です。 ローンで購入した場合はさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 マークⅡ(GX71)の維持費が高いと思った時の対処法 マークⅡ(GX71)のような旧車は、自動車税と重量税が重課税されるため維持費がtoかさみます。また、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。ハイオク限定で燃費が悪いことも維持費を押し上げる要因です。マークⅡ(GX71)の維持費が高いと思ったら、手放しを検討してみてはいかがでしょうか。 ※2023年7月5日時点の情報です。
ダッジ・チャレンジャーは、アメリカのクライスラー社が展開するダッジブランドのモデルです。なかでも、チャレンジャーSEはアメ車らしいスタイリングを楽しめるポニーカーとして人気を博しています。 アメ車ならではの大柄なスタイリングに憧れを抱いている方は多いでしょう。しかし、大排気量なアメ車だからこそ、維持費に不安を感じることがあるかもしれません。そこでこの記事では、ダッジ・チャレンジャーSEにかかる維持費について解説します。 ダッジ・チャレンジャーSEの年間維持費は約44万~約59万円 ダッジ・チャレンジャーSEを所有する場合、年間維持費は約44万〜約59万円ほどかかるでしょう。内訳は以下のとおりです。 燃料代:9万8,212円〜24万5,616円自動車税:7万6,400円車検:6万7,525円(2年ごとにかかる費用の半額分)任意保険:10万円メンテナンス費用:10万円合計:44万1,737円〜58万9,141円 それぞれの項目について、1つ1つ詳しく解説していきます。 燃料代 燃料代は年間で走行する距離によって変動します。そこで、年間4,000km、7,000km、10,000kmに分けて燃料代を算出しました。 また、ダッジ・チャレンジャーSEの使用燃料はレギュラーです。今回は、レギュラーガソリン1Lあたりの価格を172円(2024年7月22日時点での全国平均価格)として計算します。燃費は「みんカラ」でのユーザーの声をもとに、7km/Lとしました。 走行距離 年間4,000km 年間の走行距離が4,000kmの場合、約571Lの燃料を使用することになり、9万8,212円の燃料代がかかります。休日でのドライブをメインにダッジ・チャレンジャーSEを使用する方が該当するでしょう。 走行距離 年間7,000km 年間の走行距離が7,000kmの場合、1000Lの燃料を使用することになり、17万2,000円の燃料代がかかります。毎日の移動で1時間弱ほどダッジ・チャレンジャーSEに乗る方が当てはまるでしょう。 走行距離 年間10,000km 年間で10,000km走行する場合は、約1,428Lの燃料を使用するため、燃料代が24万5,616円かかります。毎日往復で1時間以上ダッジ・チャレンジャーに乗る方が該当するでしょう。 自動車税種別割 ダッジ・チャレンジャーSEはV6エンジンを搭載するエントリーグレードで、3,500cc超〜4,000cc以下の区分に該当するモデルです。多くの個体が新規登録から13年を超えているため重課され、自動車税種別は7万6,400円/年かかります。 任意保険料 アメ車の場合、一般的な保険会社だと任意保険に加入できないケースが多いです。そのため、中古で購入する場合には販売店で申し込みできないか相談してみましょう。ネット型保険でもシミュレーションできないため、あくまで目安の金額ですが、10万円/年ほど見積もっておくことをおすすめします。 車検 ダッジ・チャレンジャーSEをディーラーで車検に出した場合、以下の費用がかかります。 自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:4万5,600円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検基本料:7万円合計:13万5,050円 それぞれの項目について解説します。 自賠責保険料 自賠責保険は、クルマの所有者に加入が義務付けられている保険です。2024年7月時点での保険料は24ヶ月で1万7,650円です。 自動車重量税 自動車重量税は、車輌重量によって税額が決まります。ダッジ・チャレンジャーSEは1.5t超〜2t以下の区分に該当し、新規登録から13年を超えている個体が多いため重課され、24ヶ月で4万5,600円かかります。 印紙代 印紙代とは、車検時に国に納める検査手数料です。工場によって金額が異なり、ディーラーの場合は1,800円かかります。 車検基本料 車検基本料には、検査料や代行費用など車検の基本的な手続きに関わる費用が含まれます。今回は目安として7万円としましたが、同じディーラーであっても販売店によって金額が変わることがあります。また、民間の整備工場のほうが安い傾向にあり、費用を抑えたい場合には、いくつかの販売店や工場から見積もりを取り寄せるとよいでしょう。 メンテナンス費用 一般的なメンテナンス項目は以下のとおりです。費用は年間で10万円ほど見積もっておくとよいでしょう。 ・洗車・ワイパーゴム交換・ウォッシャー液交換・エアコンフィルター交換・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・エアクリーナー交換 など 並行輸入されたアメ車のなかには、アメリカの広大な大地を何十万kmと走行した分のダメージが蓄積されている個体も多く存在します。車輌の状態次第では上記以外に箇所でもメンテナンスや修理の必要に迫られる可能性があるため留意しておきましょう。 まとめ ダッジ・チャレンジャーSEを維持するには、年間で約42万〜約58万円かかります。月々に換算すると、約3万7,000円〜約4万9,000円です。車輌の状態次第ではメンテナンス費用がさらにかさむ可能性があるため、最低限の費用だと考えておくとよいでしょう。自身の利用シーンと費用を照らし合わせて、維持できそうかどうかをぜひ検討してみてください。
ローレルといえば、1968年から2003年まで製造・販売されていた日産を代表するミドルクラスの高級車です。中でも2代目ローレル(ブタケツ)は、C110型スカイラインの姉妹車として人気があります。2023年現在でもローレル(ブタケツ)の人気は高く、狙っている方も多いのではないでしょうか。しかし「ローレル(ブタケツ)のような旧車は維持していくのが大変そう……」と悩みますよね。この記事ではローレル(ブタケツ)にかかる維持費について解説します。 ローレル(ブタケツ)の特徴 ブタケツとは、1972年~1977年に発売された2代目のローレル(C130型)です。バンパー内にコンビランプを収めた独特のデザインとウェッジシェイプの形状から「ブタケツ」という愛称で呼ばれています。姉妹車であるケンメリの人気に隠れていますが、総販売台数は34万台にまでのぼりました。 ローレル(ブタケツ)維持費の内訳 ローレル(ブタケツ)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ローレル(ブタケツ)の実燃費は5~7km/Lほどです。ガソリンについては、レギュラーよりもハイオクの給油をおすすめします。 ここからは金額をシミュレーションします。通勤で使用、月間1,000km走行した場合、ガソリンは約167L使用(*1) し、燃料代は2万9,810円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、35万7,720円(*2) になります。*1 燃費は6km/Lで算出*2 2023年07月03日のハイオクガソリン1L当たりの平均価格178.5円で算出 自動車税 排気量2Lのモデルで見ていきましょう。1.5〜2.0Lの自動車税は3万9,500円ですが、ローレル(ブタケツ)は車齢が13年以上経過しているため、4万5,400円と約15%重課税されます。 任意保険 ローレル(ブタケツ)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約6万5,000円/年でした。月額だと5,500円程度です。車両保険を付帯できないため注意が必要です。ローレル(ブタケツ)はプレミア価格で取引されるクルマですが、一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮した保険料の算出ができません。そのため、年式が古く価値のないクルマとして扱われ車両保険には入れないのです。 車検 ローレル(ブタケツ)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:2,300円車検料:5万円合計:10万7,750円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1t超~1.5t以下の重量税は2万4,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、3万7,800円かかります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ローレル(ブタケツ)のメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ローレル(ブタケツ)のタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤのため10万円以上追加でかかるケースもあります。 ローレル(ブタケツ)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ローレル(ブタケツ)の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のローレル(ブタケツ)年間維持費> ガソリン代:35万7,720円自動車税:4万5,400円任意保険:6万5,000円車検:5万3,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:57万1,995円 月額では4万7,666円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることも可能です。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 ローレル(ブタケツ)の維持費が高いと思った時の対処法 ローレル(ブタケツ)のような旧車は自動車税と重量税が重課税されるため、維持費が高額です。また、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。ハイオク限定で燃費が悪い点も維持費を押し上げる要因です。 ローレル(ブタケツ)の維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。ローレル(ブタケツ)は希少性も高いため、走行や多少ダメージがあっても高く売却できるかもしれません。
車の相続に伴う名義変更は、必要書類が多く複雑なため、手続きに不安を抱いている方もいるでしょう。ディーラーは相続に伴う名義変更を代行しており、手続きを一任できます。この記事では、相続に伴う車の名義変更をディーラーに代行してもらうことについて、必要書類や手続きの流れなどを紹介します。 相続に伴う車の名義変更はディーラーに代行してもらえる 相続を伴う車の名義変更はディーラーに代行してもらえます。必要書類に不備がないかをプロが確認したうえで手続きするため、書類の再提出が必要になる心配がありません。また、運輸支局は「平日8:45〜16:00」しか営業していないため、都合が合わない方もいるでしょう。そのような方も、ディーラーに代行を頼めば確実に名義変更できます。ただし、ディーラーでは運輸支局での手続きしか代行しておらず、必要書類は自分で揃える必要があります。また、1〜3万円程度の費用が発生します。代行費用はディーラーによって多少異なるため、依頼を検討している店舗へ問い合わせてみてください。 なお、名義変更は司法書士も代行できます。司法書士に名義変更の代行を依頼すると、必要書類の取り寄せから運輸支局での手続きを一任できますが、15,000〜5万円程度とディーラーよりも高額な費用が発生します。費用を抑えたい方は、必要書類を自分で揃えてディーラーに依頼しましょう。 ディーラーに名義変更を代行してもらう場合の必要書類 ディーラーに名義変更を代行してもらうには、必要書類を自分で揃える必要があります。どのような書類が必要なのかを確認し、不備がないよう準備しておきましょう。続いて、ディーラーに名義変更してもらう場合の必要書類を紹介します。 単独相続の場合 車を一人で相続する場合は「単独相続」の手続きをします。必要書類は以下のとおりです。 ・車検証・戸籍謄本※所有者が死亡したことや、相続人全員を確認できるもの・遺産分割協議書※相続人全員が実印・未成年の場合は特別代理人が実印を押印・新所有者の印鑑証明※発行から3ヶ月以内・新所有者の実印・車庫証明※被相続人と同居していた場合は不要・委任状 相続する車の価値が100万円以下だった場合は、遺産分割協議書ではなく「遺産分割協議成立申立書」で名義変更できます。遺産分割協議書を作成するには、相続人全員の実印が必要であり、遠方に住んでいたり都合が合わなかったりすると、多くの時間や手間がかかります。一方、遺産分割協議成立書は新所有者の実印のみで作成できるため、スムーズに名義変更できます。 ただし、遺産分割協議成立申請書で手続きするには、車が100万円以下であることを証明する「査定書」を添付する必要があるため注意してください。査定書は、ディーラーや買取業者で入手できます。 なお、軽自動車は相続に関する書類が不要なため、普通車よりも簡易的に手続きができます。必要書類は以下のとおりです。 ・車検証・戸籍謄本※所有者の死亡・新所有者が親族であることが確認できるもの・新所有者の住民票または印鑑証明書・申請依頼書 共同相続の場合 車を複数人で相続する場合は「共同相続」の手続きをします。必要書類は以下のとおりです。 ・車検証・戸籍謄本※所有者の死亡・相続人全員を確認できるもの・相続人全員の印鑑証明書※発行から3ヶ月以内・相続人全員の実印・新所有者以外の相続人の譲渡証明書・車庫証明※被相続人と同居していた場合は不要・委任状 共同相続は、車の利用方法や売却金について所有者間でトラブルが発生するケースがあるため、単独相続することをおすすめします。 相続発生後に車の名義変更をしないとどうなる? 相続した車を名義変更しなくても、罰則はありません。ただし、売却・廃車の制限や、任意保険の補償が受けられないなどのデメリットがあります。続いて、相続発生後に車を名義変更しないとどうなるかを紹介します。 売却・廃車が制限される 車の所有権を持っていないと、勝手に売ったり譲ったりする権限がないため、売却や廃車が制限されます。例えば車を売却し、相続人全員で売却金を分ける場合も、一旦名義変更が必要です。 また、後に手続きする際に、必要書類をさかのぼって揃えることが難しいケースもあります。いつかは売却や廃車を検討している方は、早めに手続きするとよいでしょう。 自動車税の納付書が届かない 相続した車の名義変更をしないと、自動車税の納付書は使用者の自宅に届きません。なぜなら納付書は、4月1日時点の所有者の住所に送付されるからです。納付書が自分の自宅に届かないと、支払いを忘れることもあるため、延滞金が付く可能性もあります。未納なままでは車検も取得できないため、相続したらすぐに名義変更するようにしましょう。 任意保険の補償を受けられない 相続後に任意保険の名義変更をしないと、補償を受けられない可能性があります。補償を受けられても、保険金が下りる前に新所有者へ名義変更する必要があり、加害者になった場合は支払いが遅れるため被害者に迷惑がかかります。 また、任意保険と同様に自賠責保険も名義変更しなければなりません。加入している保険会社に問い合わせて、任意保険や自賠責保険の手続きも行いましょう。 相続発生時の車の名義変更の流れ 続いて、相続発生時の車の名義変更の流れを紹介します。流れを事前に把握し、スムーズに手続きできるようにしておきましょう。 1.所有者の確認 まずは車検証を見て「所有者が誰なのか」を確認しましょう。車をローンで購入していると、ディーラーや信販会社が所有者になっているケースもあります。 ディーラーや信販会社が所有者になっている場合、ローンを完済後「所有権解除」しなければ名義変更はできません。ディーラーや信販会社に問い合わせて、ローンの残債を確認し、所有権解除してから名義変更しましょう。 2.所定の場所へ行く 必要書類を揃えたら、所定の場所で手続きします。普通車は「運輸支局または検査登録事務所」軽自動車の場合は「軽自動車検査協会」と、車種によって手続きする場所が異なります。 また、手続きは新所有者の住所を管轄する運輸支局で行うため、混同しないよう注意してください。例えば、相続前が大宮ナンバー(埼玉運輸支局)であっても、新所有者が品川区に住んでいる場合は品川ナンバーになるため「東京運輸支局」で手続きします。 3.窓口で必要書類に記入する 運輸支局で入手できる以下を記入し、必要書類と一緒に窓口へ提出します。 ・申請書(OCRシート1号)・手数料納付書・自動車税申告 なお、軽自動車の場合は以下を記入して、窓口へ提出しましょう。 ・軽自動車検査証記入申請書(軽第1号様式)・軽自動車税申告書 上記からもダウンロードでき、事前に記入しておくとスムーズに手続きができるため、ぜひ活用してください。 4.車検証の交付を受ける 内容に不備がなければ、その場で名義変更後の車検証が発行されます。任意保険や自賠責保険の名義変更も必要なため、保険会社への問い合わせも忘れないようにしましょう。 車の名義変更をディーラーに任せるときの注意点 道路交通法では、所有者に変更があった場合「15日以内に名義変更しなければならない」とされているため、期日に注意する必要があります。特に車検の有効期限が切れている場合は、新たに車検を通してからでなければ名義変更ができません。同時に希望ナンバーに変更する場合も、抽選に3日程度かかるため、余裕を持って代行を依頼しましょう。 また、代行費用のほかに運輸支局での手続きや、車庫証明を発行するための印紙代が必要です。50万円以上の車を相続すると、取得税(環境性能割)の納税義務も発生します。車を相続するのにいくらかかるのかを事前に計算したうえで、代行を依頼するか検討しましょう。
車が故障した際、加入している自動車保険で修理費を補償してもらえるかどうかや、いくらか支払が必要かどうかなどが気になる方は多いでしょう。結論から言うと、事故によって車が故障し、車両保険に加入していれば修理費を補償してもらえます。この記事では、故障車に保険が使えるケースや、使えないケースなどを紹介します。 故障車の修理は車両保険で対応できる 故障車の修理にかかる費用は、車両保険から出る保険金で補填できます。ただし、故障車の修理を車両保険で対応してもらうには一定の条件をクリアする必要があります。また、車両保険を使うデメリットも踏まえて、利用を検討することが大切です。 まずは、車両保険の特徴を紹介します。 車両保険の補償内容 車両保険は、自身の車の修理費を補償してもらえる保険です。事故による故障で修理が必要になった場合に利用できます。 車両保険における補償額は、契約時に設定した「車両保険金額」を上限に支払われます。車両保険金額は契約時の車の時価で決まるため、被保険者は自由に金額を設定できません。 ただし、車の時価には幅があるため、その範囲内で決めることができます。例えば120〜150万円のような幅があり、高額に設定するほどに保険料も高くなります。補償額を保険証券で再度確認してみましょう。 一般型と限定型の違い 車両保険には「一般型」と「エコノミー型」の2種類があり、補償内容と保険料が異なります。一般型は、以下のように補償範囲が広い車両保険です。 ・交通事故・自損事故・飛び石・当て逃げ・盗難・いたずら書き・自転車との接触 地震や噴火、津波以外の自然災害が原因で車が故障しても補償されるため、大雨による浸水でエンジンが故障した場合にも車両保険を利用できます。ただし、一般型は保険料が高く設定されており、月々の支払いが増えることに注意が必要です。 一方、エコノミー型は補償範囲が狭い車両保険です。ガードレールや電柱への衝突、車庫入れの失敗などによる自損事故や、相手が不明な当て逃げでは修理費を補償してもらえません。 保険料が一般型よりも安いため、月々の支払いを抑えたい場合におすすめです。 補償対象外になる場合もある 車両保険の補償範囲内でも、経年劣化やメンテナンス不足で起きた故障は、補償対象外になることもあります。車両保険は、事故や自然災害が原因で車に被害があった場合に補償される保険のため、ただの故障では修理費を補償してもらえません。例えば、熱や経年劣化でエンジンオイルが不足し、チェックランプが点灯したにもかかわらず、補充せずにエンジンが壊れた場合は補償対象外です。 なお、無免許や酒気帯び運転によって生じた事故の場合も補償対象外になるため、注意してください。 保険を使うと等級が下がる 車両保険を使うと等級が下がるため、次年度の保険料が高くなります。自動車保険は等級制度になっており、等級が低いほど支払う保険料が高くなる仕組みです。下がる等級数は、以下の事故内容によって異なります。 ・3等級ダウン 交通事故、自損事故、当て逃げ・1等級ダウン 盗難、自然災害、いたずら、飛び石 なお個人賠償特約や弁護士費用特約、人身傷害保険を使った場合は「ノーカウント事故」として扱われるため、等級は下がりません。 故障車に車両保険を使えるケース 故障車の修理を車両保険で対応してもらうには「人・物・車との事故」や「地震を除く自然災害による事故」など、一定の条件をクリアする必要があります。続いて、故障車に車両保険を使えるケースを紹介します。 人・物・車との事故 人や物、車との事故で故障した際は、車両保険で故障車の修理費を補填できます。ただし「免責」を契約時に設定していると、免責額の支払いが必要です。例えば免責金額を10万円で設定し、修理費が80万円だった場合は、70万円しか補償されません。免責の設定によって保険料を下げられますが、修理費が全額補償されないことに注意しましょう。 地震を除く自然災害による事故 地震や噴火、津波以外の自然災害による事故であれば、車両保険で故障車の修理費を補償してもらえます。例えば大雨で車が水没し、エンジンが壊れて不動になったときや、脱出時にドアガラスを割った場合の修理費を補償してもらうことが可能です。台風による飛来物で、フロントガラスが割れたりボディに傷が付いたりした場合でも車両保険を使えます。 経年劣化が原因の事故 経年劣化が原因の事故でも、故障車を車両保険で修理できます。例えば、タイヤの劣化に気づかずに高速道路を走行し、バースト(破損)によって事故が起きた場合は損傷箇所の修理費を補償してもらえます。ただし、タイヤがバーストしただけでは保険金が下りないため、混同しないよう注意してください。 レッカー費用 車が走行不能になった場合は、修理工場へのレッカー費用も自動車保険で補償されます。ほとんどの保険会社がロードサービスを自動付帯しているため、不動車を無料で修理工場まで搬送してもらうことが可能です。ただし、保険会社によって無料で搬送してくれる距離が異なります。どこまで無料で搬送してくれるのか、保険証券を確認してみましょう。 代車費用 保険契約時に「代車費用特約」を付帯していれば、故障車を修理している期間の代車費用も補償してもらえます。修理工場によっては無料代車を貸し出していますが、車検や点検の顧客が使用しているために空きがないケースがほとんどです。 代車費用特約を付帯していれば、レンタカー費用を補償してもらえるため、故障車を修理している期間の移動手段に困りません。1日の限度額は契約時に設定した、以下の3種類があります。 ・5,000円・7,000円・10,000円 なお、保険会社によっては自動付帯されているケースもあるため、保険証券を確認してみてください。 過失相殺の埋め合わせ 車両保険では、過失相殺の埋め合わせも可能です。例えば、損害額が100万円で事故の割合が「8(加害者):2(被害者)」だった場合、被害者は80万円しか補償してもらえません。車両保険を使用すれば、不足分の20万円を補填してもらえます。事故の状況によっては、被害者にも過失が出る可能性があるため、車両保険に加入しておくと修理費の全額が補償されます。 故障車に車両保険を使えないケース 経年劣化によって自然に故障したときや、車を改造している場合は、故障車に保険を使えません。続いて、故障車に車両保険が使えないケースを紹介します。 経年劣化による自然に起きた故障 経年劣化によって自然に車が故障した場合は、故障車に車両保険を使えません。ただし損保ジャパンには、故障車の修理費を補償してもらえる「故障運搬時⾞両損害特約」があります。走行不能になり、レッカーけん引された故障車に対して、車両保険金額または100万円を上限に保険金が支払われる特約です。損保ジャパンの自動車保険に加入している場合は「故障運搬時⾞両損害特約」を契約していないか、保険証券を確認してみてください。 違法改造車による事故 違法改造車には保険が適用されません。違法改造車は、安全性が確保されておらず、改造が事故の原因にもなるため補償対象外です。例え故障車に保険が使えるケースに該当していても、修理費は補償されないため注意してください。ドレスアップ程度であれば補償されますが、車検に合格しないような改造をしている場合は、保険が適用されないことを把握しておきましょう。 故障したときは売却も視野に入れよう 故障したときは、修理せずに売却することも視野に入れましょう。走行できないほどの故障車は、修理費が高額になる可能性が高く、乗り換えた方がよいケースがあります。例えばエンジンが故障していると、修理費は50〜90万円程度です。輸入車の場合は、さらに修理費が高額になるため、故障車を売却して乗り換えた方がお得になるでしょう。
高速道路上で故障したときの対応についてよくわからない人も多いでしょう。不用意な行動は身の危険や他車への事故を誘発させるため注意が必要です。今回は、高速道路上で故障したときの対応方法や使用するツール、高速道路上で故障したときの連絡先や注意点について解説します。高速道路上での万一の故障に対応できるようにチェックしておきましょう。 高速道路上で故障したときの対応方法 まず始めに、高速道路上で故障したときの対応方法について詳しく解説します。 1.ハザードランプをつける 高速道路上で故障したときは、まずハザードランプをつけましょう。後続車の追突事故を防止するため、必ず故障発生の合図として速やかに行う必要があります。 2.後続車両に注意して安全な場所に避難する ハザードランプで故障発生の合図を行いながら、後続車両に注意して安全な場所に避難しましょう。急ブレーキをかけず緩やかに速度を落とし、路肩や非常駐車帯に停車させてください。そして、発煙筒や停止表示板を併用して追突防止の合図をさらに行います。 3.非常電話で通報する 車輌と運転手、同乗者の安全を確保したら非常電話で通報しましょう。故障の場合は非常電話か道路緊急ダイヤル(#9910)に通報することで、道路管制センターが交通管理隊の出動要請と道路情報板での後続車への注意喚起を行ってくれます。 高速道路上で故障したときに使うツール 続いて、高速道路上で故障したときに使うツールについて詳しく解説します。 非常電話 非常電話は高速道路上は1km(トンネル内は200m)おきに設置されているほか、サービスエリアやパーキングエリア内にも設置されています。 使用方法①受話器を外す②道路管理センターにつながる③係員に状況を説明する※料金は無料。道路管理センターへの直通です。 発炎筒 発炎筒は車への装備が義務付けられており、使用期限の切れたものや装備していない車は車検に通りません。 使用方法①助手席もしくは運転席の足もとから発炎筒を取り出す②故障車から50mほど後方で発炎筒のキャップを外し本体を取り出す③キャップに擦り板がついているため、マッチのように擦って点火する④手に持つか道路におく※装備が義務付けられているものは発炎筒です。発煙筒は道路で使用すると視界不良を起こすため厳禁。 停止表示器材 高速道路上で駐停車する場合は、停止表示器材の設置が義務付けられています。ただし、積載義務はないため、高速道路を使用する場合は事前に準備しておきましょう。使用方法は発炎筒と同じく故障車の50mほど後方に置いて後続車に危険を知らせます。 高速道路上で故障したときの連絡先 高速道路上で故障したときの連絡先について詳しく解説します。 警察・救急 原則として、警察は事故が生じた場合、救急はケガや病人が生じた場合に通報します。事故が伴わない故障の場合は、非常電話か道路緊急ダイヤルに通報しましょう。 道路緊急ダイヤル 道路緊急ダイヤル(#9910)は道路の異常や落下物を発見したときに通報するダイヤルです。高速道路上の故障車も異常とみなされるため、安全確保のための指示などを24時間体制で行ってくれます。 ロードサービス 高速道路上での故障は、まず自分や他車の安全確保と事故の防止が最優先です。発炎筒や停止表示器材の使用、緊急電話・道路緊急ダイヤルへの通報を滞りなく済ませた後にロードサービスに連絡しましょう。高速道路では警察の指示なしに牽引やレッカー移動を行うことはできないため、故障車の対処や搬送はJAFやロードサービスへの依頼が必須です。 高速道路上で故障したときの注意点 高速道路上で故障したときの注意点について詳しく解説します。 無理に走行させない 高速道路上で故障したときは、無理な車の移動は絶対にやめましょう。動かない車の人力での移動は命を危険にさらす行為です。また、バッテリーあがりでエンジンが再始動した場合でも再発や事故の危険性が高まります。 降りるときや移動するときは細心の注意を払う 路肩や非常駐車帯に車を止めても、降りるときや歩いて移動するときは細心の注意を払いましょう。高速道路では車が高速で走っているため、歩行者の発見や対処が間に合わず死傷事故につながるケースが多発しています。
牽引免許と聞いて、大型トレーラーやキャンピングトレーラーを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。しかし、サイズや重量によっては、牽引免許が不要になります。また、故障車の牽引には、基本的に牽引免許が必要ありません。 この記事では、牽引免許がいらない場合と、故障車の牽引におけるルール及び牽引する際の注意点について解説します。 牽引免許がいらない場合とは? キャンピングカートレーラーやボートトレーラーなどを牽引する際に、必ず牽引免許が必要と考える人は多いはずです。車輌総重量750kg以下のクルマや故障車を牽引ロープで牽引する場合には、牽引免許は必要ありません。 ここでは、牽引免許がなくてもクルマを牽引できるケースを詳しく解説します。 車輌総重量750㎏以下 車輌総重量750kg以下の車輌を牽引する場合、牽引免許は不要です。 ただし、公道を走行できる車輌のサイズは全長12m以下/幅2.5m以下/高さ3.8m以下と決められています。牽引車とトレーラーを連結した状態でこのサイズを超えていた場合は、車輌総重量750kg以下であっても走行できません。 近年のアウトドアブームでボートトレーラーやキャンピングトレーラーの需要が高まっていますが、重量とサイズに気をつけて使用しましょう。 参考:道路交通法附則「第4条3項」・車両制限令「第3条」 故障車の牽引時 故障により自走できなくなったクルマを牽引する場合は、車輌総重量が規定以上であっても牽引免許なしで牽引できます。 ただし、故障車を牽引するにはさまざまな条件を守らなければなりません。具体的な内容については、「故障車を牽引する際のルール」の見出しで詳しく解説します。 故障車を牽引する際のルール 続いては、故障車の牽引におけるルールについて解説します。 故障車の場合は車輌総重量750kg以上であっても牽引できますが、牽引方法に細かいルールが設定されています。緊急時とはいえ、守らなければ道路交通法違反となるため注意が必要です。 牽引するクルマまでの長さの制限 牽引するクルマと故障車の間は5m以内の距離を保つ、というルールが設けられています。間隔が狭すぎると牽引するクルマと故障車が衝突するリスクがあり、長すぎるとカーブなどで故障車が外側に流れてしまい事故の危険性が高まるためです。 また、牽引するクルマの前端から牽引されるクルマの後端までの長さにも制限があり、バスやトラックなどの大型車輌でも25m以内に納めなければなりません。非常に稀なケースではあるものの、牽引可能な台数も2台までとされています。 故障車に乗る人も運転免許の携帯が必要 故障車に乗る人も運転免許の携帯が必要です。故障車でもハンドルやブレーキなどの操作が必要なため、無免許の人が運転することは法律で禁じられています。免許証不携帯でも処罰の対象となるため注意が必要です。 最高速度の制限 故障車を牽引するときの最高速度は時速30kmと制限されています。道路の制限速度にかかわらず、安全を確保するための制限となるため遵守しましょう。 なお、レッカー車などの大型車で牽引する場合の法定速度は40km/hです。車輌総重量2t以下のクルマを、その3倍以上の車輌総重量のクルマで牽引する場合の法定速度は40km/hまでと定められています。 クルマの牽引は普段の運転とは異なる技術が必要となるため、いつも以上に慎重な運転を心がけましょう。 高速道路で牽引はできない 高速道路での牽引はできません。高速道路上で故障が発生した場合は、すみやかに専門業者に連絡して搬送を依頼しましょう。高速道路では安全のために時速50km以上の速度で走行する必要があります。牽引時の速度では事故を誘発する危険性が高いため、個人による牽引は認められていません。 牽引ロープに目印をつける ロードサービスを利用せず、個人のクルマで牽引する場合は牽引ロープを使用しなければなりません。ロープには0.3m平方以上の白い布を目印に付ける必要があります。市販の牽引ロープには付属していないものもあるため、緊急時に対応できるよう一緒に積んでおくとよいでしょう。 なお、市販されている牽引ロープには、「伸縮タイプ」「ワイヤータイプ」「ベルトタイプ」の3種類があります。スタックしたクルマを牽引で引っ張り上げるならワイヤータイプ、牽引するだけなら伸縮タイプがおすすめです。 故障車を牽引する際の注意点 故障車を牽引する際にルールを守るのはもちろんですが、安全に運転をするためには、エンジンの確認や急ブレーキへの配慮など、いくつか注意する点があります。 ここでは、故障車を牽引する際に気をつけるべきポイントについて詳しく解説します。 エンジンが動くか確認する 故障車を牽引するときは、まずエンジンが動くか確認しましょう。エンジンがかからなくなると、パワステが効かずハンドルが重くなり、さらにブレーキもブレーキアシストが効かず操作が難しくなります。そのため、かなり高い運転技術や経験がないと牽引できません。エンジンのかからない故障車の運転に自信がない場合は迷わず業者に依頼するとよいでしょう。 下り坂での急ブレーキに注意する 故障車を牽引するときは、下り坂での急ブレーキに十分注意しましょう。牽引するクルマと故障車の双方に普段の運転とは異なる技術が必要です。急ブレーキの対応が遅れると牽引するクルマに故障車が追突したり、後続車を事故に巻き込む可能性があります。 牽引ロープは直線になるように取り付ける 牽引ロープは、牽引するクルマと故障車が直線になるように取り付けなければなりません。 たとえば、牽引するクルマの右側の牽引フックに牽引ロープを掛けたら、故障車も同様に右側に牽引ロープを引っ掛けます。もし、どちらかを左側にして斜め方向に引っ張ったとすると、牽引フックが破損したり車体が歪んだりする恐れがあります。 牽引ロープが常にピンと張るように走行する 故障車を牽引するときは、牽引ロープが常にピンと張るように走行しましょう。ロープがたるんでしまうと地面に擦れて切れる危険性があります。故障車を運転する人は、ロープがたるまないよう常にブレーキ操作などで車間距離の調整を行うことが重要です。 伸縮タイプの牽引ロープであれば、車間が詰まってもロープが縮むため、地面に擦れる心配がありません。走りはじめたときの衝撃が緩和されるというメリットもあります。 牽引時のハザードランプ 牽引時のハザードランプの点灯は、法律では義務付けられていませんが、周囲の安全を確保するために実施したほうがよいでしょう。 ハザードランプの点灯により、後続車に危険を知らせることができます。ウインカーを出すときには、「一時的にハザードランプを消して、曲がり終えたらまたハザードを点ける」と操作すれば、より安全性が高まるでしょう。 まとめ ここまで、牽引免許がいらない場合と故障車の牽引について解説してきました。 キャンピングカートレーラーの購入を検討しているが、牽引免許の取得がハードルになっているという方は少なくないはずです。しかし、車輌総重量750kg以下のキャンピングカートレーラーであれば、普通免許で牽引できます。 故障車については、ルールを守れば牽引免許がなくても牽引可能です。近年発売されたクルマであれば故障しにくく、さらにレッカーサービスも充実しているため、必要なケースはほとんどないかもしれません。 しかし、サーキット走行を趣味とされている方やヘビーデューティーなSUVでクロスカントリーを楽しむ方にとって、故障やクラッシュによる破損は他人事ではありません。万が一の際には自力で帰ることができるよう、牽引の対応について把握しておくとよいでしょう。また、雪が多い地域ではコンディションによってはスタックのリスクが高まるため、牽引での走行を想定しておく必要があります。 より安全でより安心なカーライフを送るためにも、牽引の際のルールをしっかりと理解し、いざというときのために備えておきましょう。